JPH04326611A - 可変利得回路 - Google Patents

可変利得回路

Info

Publication number
JPH04326611A
JPH04326611A JP9649991A JP9649991A JPH04326611A JP H04326611 A JPH04326611 A JP H04326611A JP 9649991 A JP9649991 A JP 9649991A JP 9649991 A JP9649991 A JP 9649991A JP H04326611 A JPH04326611 A JP H04326611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
input
gain
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9649991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2845638B2 (ja
Inventor
Terukazu Ishibashi
石橋 輝一
Kazuo Tokuda
和夫 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP9649991A priority Critical patent/JP2845638B2/ja
Publication of JPH04326611A publication Critical patent/JPH04326611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2845638B2 publication Critical patent/JP2845638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変利得回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変利得回路は、図3に示される
ように、電圧源14に対応して、増幅器15、抵抗16
〜18、スイッチ19および20を備えており、増幅器
15の出力電圧は、抵抗16、17および18等を介し
て、増幅器15の逆相入力側に帰還される形で構成され
ている。
【0003】図3の従来の可変利得回路において、スイ
ッチ19がONで、スイッチ20がOFFの場合におけ
る電圧利得GV1は、次式にて与えられる。
【0004】 GV1=1+R16/R17            
          (1)また、スイッチ19がOF
Fで、スイッチ20がONの場合における電圧利得GV
2は、 GV2=1+R16/R18            
          (2)となる。更に、スイッチ1
9および20が共にONの場合における電圧利得GV3
は、次式により与えられる。
【0005】 GV3=1+R16・(1/R17+1/R18)  
    (3)従って、所望の可変利得値を得る場合に
は、上記の(1) 〜(3) 式を参照して、抵抗16
、17および18の抵抗値を適当に選択して設定すれば
よい。例えば、これらの三つの利得GV1、GV2およ
びGV3を、それぞれ3倍、6倍および8倍の利得に設
定する可変利得回路を実現する場合には、抵抗16の抵
抗値R16を10kΩに設定する場合、抵抗17および
18の抵抗値R17およびR18を、それぞれ5kΩお
よび2kΩに設定すればよい。
【0006】一方、使用する増幅器15のGB積を10
MHzとすると、それぞれの可変利得設定時における遮
断周波数fH は、図3に示されるように、3.3MH
z、1.67MHzおよび1.25MHzとなる。また
、増幅器15の入力直流オフセット電圧を5mVとする
と、それぞれの可変利得設定時における出力直流オフセ
ット電圧は、それぞれ15mV、30mVおよび40m
Vとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の可変利
得回路においては、抵抗16、17および18を含む帰
還抵抗値を切替えることにより利得を可変としているた
め、それぞれの可変利得ごとに、遮断周波数特性も変化
することになるため、例えば、ビデオ信号等の広帯域信
号を増幅する場合には使用することができないという欠
点がある。
【0008】また、出力オフセット電圧も、それぞれの
可変利得ごとに変動するため、次段回路に直結する回路
構成をとる場合、当該次段回路に対する信号の動作点が
変動してしまうという欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の可変利得回路は
、コレクタが負荷抵抗を介して所定の電源電圧源に接続
されるとともに所定の出力端子に接続され、ベースが所
定の基準電圧源に接続されるとともに、N(2以上の整
数)個の2入力1出力の切替回路の一方の入力端bに共
通接続されて、エミッタが所定の定電流源を介して接地
電位に接続されるトラジスタと、コレクタがそれぞれ前
記電源電圧源に接続され、ベースが前記N個の2入力1
出力の切替回路の内の対応する切替回路の出力端に対し
てそれぞれ個別に接続されて、エミッタがそれぞれ個別
の抵抗を介して、前記第1のトランジスタのエミッタに
接続されるとともに、それぞれ個別の定電流源を介して
接地電位に接続されるN個のトランジスタと、を備え、
前記N個の切替回路の他方の入力端aが、共に所定の入
力端子に接続されることを特徴としている。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1に示されるように、本実施例は、入力端子51
および出力端子52に対応して、トランジスタ1〜3と
、定電流源4〜6と、切替回路7および8と、電源電圧
源9と、基準電圧源10と、抵抗11および12と、負
荷抵抗13とを備えて構成されており、切替回路7およ
び8を介して、3種類の可変利得を選択することのでき
る可変利得回路を形成している。
【0012】図1において、切替回路7がa接点側に接
続され、切替回路8がb接点側に接続されている状態に
おいては、トランジスタ1および2を含む差動増幅回路
が形成されるため、入力端子51の入力電圧に対応する
出力端子52の出力電圧の電圧利得GV1は、次式にて
与えられる。
【0013】 GV1=RL /R11              
      (4)ここに、RL は負荷抵抗13の抵
抗値、R11は抵抗11の抵抗値である。
【0014】次に、切替回路7がb接点側に接続され、
切替回路8がa接点側に接続されている状態においては
、トランジスタ2および3を含む差動増幅回路が形成さ
れるため、入力端子51の入力電圧に対する出力端子5
2の出力電圧の電圧利得GV2は、次式により表わされ
る。
【0015】 GV2=RL /R12              
      (5)上式において、R12は抵抗12の
抵抗値である。
【0016】また、切替回路7および8が、共にa接点
側に接続されている状態においては、可変利得は、トラ
ンジスタ2および3による差動増幅回路による利得GV
1と、トランジスタ2および3による差動増幅回路の利
得G2 の和となるので、入力電圧に対する出力電圧の
利得は、次式にて与えられる。
【0017】 GV3=RL ・(1/R11+1/R12)  (6
)従って、所望の利得を得ようとする場合には、上記の
(4) 〜(6)式を参照して抵抗値RL 、R11お
よびR12の値を設定すればよい。例えば、可変利得G
V1、GV2およびGV3を、それぞれ3倍、6倍およ
び9倍とする場合に、負荷抵抗13を10kΩに設定す
るものとすると、R11=3.3kΩ、R12=1.6
7kΩに設定すればよい。なお、切替回路7および8を
、共にb接点側に接続される場合には、可変利得として
0に設定することも可能である。
【0018】他方において、図1の実施例における周波
数特性としては、トランジスタ2におけるベース接地回
路の出力端における周波数特性が支配的であり、通常ト
ランジスタ2のコレクタ・ベース間の容量(CX とす
る)と負荷抵抗13(RL )により決定され、遮断周
波数fH は1/2πCX RL として得られる。こ
こで、容量CX は、通常0.1〜0.5pF程度の値
なので、負荷抵抗13として、RL =10kΩに設定
される場合には、遮断周波数が30MHz〜50MHz
程度となる周波数特性が得られる。従って、可変利得と
して、GV1、GV2およびGV3の電圧利得が設定さ
れても、トランジスタ2のコレクタ・ベース間の容量値
CX と負荷抵抗RL は、共に一定値として介在して
いるため、これに伴なう遮断周波数も一定値となる。
【0019】また、出力端子52における直流オフセッ
ト電圧は、トランジスタ1および2のベース間における
入力直流オフセット電圧ΔV1 に対してGV1倍され
た電圧と、トランジスタ2および3のベース間における
入力直流オフセット電圧ΔV2 に対してGV2倍され
た電圧との和として与えられる。従って、切替回路によ
る抵抗値の設定変更により電圧利得が可変されても、出
力端子52における出力オフセット電圧値は、常時一定
値となる。
【0020】なお、上記の実施例においては、切替回路
が接続されているエミッタフォロア回路を二つ備えるこ
とにより、上述のように3種類の可変利得が設定されて
いるが、一般的には、本発明の適用により、切替回路が
接続されるエミッタフォロア回路をN(2以上の整数)
個備えることにより、(2N −1)種類の可変利得を
設定することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力電
圧と所定の基準電圧の何れか一方を選択出力する切替回
路が接続されるエミッタフォロア回路を複数個設けて、
各エミッタフォロア回路の出力電圧を抵抗を介して、一
つのベース接地回路に共通入力することにより、電圧利
得を可変としても、出力電圧の周波数特性ならびに出力
直流オフセット電圧が変動することなく、一定に保持さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】従来例における周波数特性例を示す図である。
【符号の説明】
1〜3    トランジスタ 4〜6    定電流源 7、8    切替回路 9    電源電圧源 10    基準電圧源 11、12、16〜18    抵抗 13    負荷抵抗 14    電圧源 15    増幅器 19、20    スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コレクタが負荷抵抗を介して所定の電
    源電圧源に接続されるとともに所定の出力端子に接続さ
    れ、ベースが所定の基準電圧源に接続されるとともに、
    N(2以上の整数)個の2入力1出力の切替回路の一方
    の入力端bに共通接続されて、エミッタが所定の定電流
    源を介して接地電位に接続されるトラジスタと、コレク
    タがそれぞれ前記電源電圧源に接続され、ベースが前記
    N個の2入力1出力の切替回路の内の対応する切替回路
    の出力端に対してそれぞれ個別に接続されて、エミッタ
    がそれぞれ個別の抵抗を介して、前記第1のトランジス
    タのエミッタに接続されるとともに、それぞれ個別の定
    電流源を介して接地電位に接続されるN個のトランジス
    タと、を備え、前記N個の切替回路の他方の入力端aが
    、共に所定の入力端子に接続されることを特徴とする可
    変利得回路。
JP9649991A 1991-04-26 1991-04-26 可変利得回路 Expired - Fee Related JP2845638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9649991A JP2845638B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 可変利得回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9649991A JP2845638B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 可変利得回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04326611A true JPH04326611A (ja) 1992-11-16
JP2845638B2 JP2845638B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=14166794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9649991A Expired - Fee Related JP2845638B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 可変利得回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2845638B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2845638B2 (ja) 1999-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05218770A (ja) プログラム可能な増幅装置
US5936468A (en) Operational amplifier having two differential amplifiers
JPH03125509A (ja) スイッチ付き増幅回路
US4695806A (en) Precision remotely-switched attenuator
JP3664010B2 (ja) アナログ・スイッチ回路
JPH0447488B2 (ja)
JPH0766643A (ja) 電圧−電流変換器
JP2001344559A (ja) アナログ乗算回路および可変利得増幅回路
GB2295289A (en) Wideband constant impedance amplifiers
US3783400A (en) Differential current amplifier
JPH04326611A (ja) 可変利得回路
JP3283137B2 (ja) 可変利得増幅回路
JP3225527B2 (ja) 遅延回路
JPS6144409B2 (ja)
CA1081331A (en) Current mirror circuit and apparatus for using same
JPS624038B2 (ja)
JP3851889B2 (ja) 可変電流分割回路
JPS631768B2 (ja)
JP3455063B2 (ja) 可変利得増幅器
JPH0519323B2 (ja)
JPS60236509A (ja) 差動可変増幅回路
JPS58145206A (ja) 差動増幅器
JPH0630425B2 (ja) 広帯域可変利得増幅回路
JPH0526814Y2 (ja)
JPH06291572A (ja) 可変利得増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980929

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees