JPH0432592Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432592Y2 JPH0432592Y2 JP10630987U JP10630987U JPH0432592Y2 JP H0432592 Y2 JPH0432592 Y2 JP H0432592Y2 JP 10630987 U JP10630987 U JP 10630987U JP 10630987 U JP10630987 U JP 10630987U JP H0432592 Y2 JPH0432592 Y2 JP H0432592Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection valve
- fuel injection
- nozzle
- fuel
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 47
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 27
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 27
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 17
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は燃料噴射弁の燃料供給路接続部気密検
査装置に関する。
査装置に関する。
〈従来の技術〉
この種の気密検査装置としては、例えば第2図
に示すようなものがある。
に示すようなものがある。
このものは、側面に燃料入口を有するタイプの
燃料噴射弁を検査するもので、燃料噴射弁1を実
際に取付けるインテークマニホルド壁部と同じに
形成したクランプ装置2の取付孔2Aに、実際の
使用時に燃料が充満する燃料噴射弁1周囲の空間
部3を気密に包み込むようにOリング4を介して
燃料噴射弁1を貫通固定する。そして、前記空間
部3を介して燃料噴射弁1の側面の燃料入口(図
示せず)に連通された空気供給路5から検査用気
体である所定圧力(例えば6Kg/cm2)の空気を所
定時間(例えば10秒間)供給した後、加圧空気の
供給を停止して一定時間(例えば5秒間)経過後
の前記空間部3の圧力状態を計測して、燃料噴射
弁1の燃料通路の気密状態を検査するようになつ
ている。
燃料噴射弁を検査するもので、燃料噴射弁1を実
際に取付けるインテークマニホルド壁部と同じに
形成したクランプ装置2の取付孔2Aに、実際の
使用時に燃料が充満する燃料噴射弁1周囲の空間
部3を気密に包み込むようにOリング4を介して
燃料噴射弁1を貫通固定する。そして、前記空間
部3を介して燃料噴射弁1の側面の燃料入口(図
示せず)に連通された空気供給路5から検査用気
体である所定圧力(例えば6Kg/cm2)の空気を所
定時間(例えば10秒間)供給した後、加圧空気の
供給を停止して一定時間(例えば5秒間)経過後
の前記空間部3の圧力状態を計測して、燃料噴射
弁1の燃料通路の気密状態を検査するようになつ
ている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、従来装置にあつては、供給され
た加圧空気は燃料入口より燃料噴射弁1内の燃料
通路を通つて先端の噴口部1A内にも入り込むた
め、この噴口部1Aの弁体6と弁座7との間から
加圧空気の微少な漏れがあり測定精度の点で問題
があつた。
た加圧空気は燃料入口より燃料噴射弁1内の燃料
通路を通つて先端の噴口部1A内にも入り込むた
め、この噴口部1Aの弁体6と弁座7との間から
加圧空気の微少な漏れがあり測定精度の点で問題
があつた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
燃料噴射弁の噴口部からの空気漏れを防止するこ
とにより、信頼性の高い気密検出装置を提供する
ことを目的とする。
燃料噴射弁の噴口部からの空気漏れを防止するこ
とにより、信頼性の高い気密検出装置を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
このため本考案は、燃料噴射弁を固定支持する
クランプ手段と、燃料噴射弁の燃料入口側から検
査用加圧気体を供給する検査用気体供給手段と、
燃料噴射弁先端の噴口部周囲を密閉包囲すると共
に前記検査用気体と略同圧の加圧気体を前記噴口
部周囲に供給する噴口部シール手段とを備えて構
成した。
クランプ手段と、燃料噴射弁の燃料入口側から検
査用加圧気体を供給する検査用気体供給手段と、
燃料噴射弁先端の噴口部周囲を密閉包囲すると共
に前記検査用気体と略同圧の加圧気体を前記噴口
部周囲に供給する噴口部シール手段とを備えて構
成した。
〈作用〉
上記の構成によれば、噴口部の外側と内側とが
略同一の圧力状態に保持されるため、燃料噴射弁
内の加圧気体が噴口部から漏れるのを防止するこ
とができるようになり、噴口部からの漏れ量の影
響を取除くことができ測定精度が向上する。
略同一の圧力状態に保持されるため、燃料噴射弁
内の加圧気体が噴口部から漏れるのを防止するこ
とができるようになり、噴口部からの漏れ量の影
響を取除くことができ測定精度が向上する。
〈実施例〉
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、第2図の従来例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
る。尚、第2図の従来例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
第1図において、燃料噴射弁1を貫通固定する
クランプ装置2の構造は従来と同じであり、その
空気供給路5に検査用加圧空気を供給し空間部3
の気密状態を測定する検査用気体供給手段として
のエアリークテスタ11も従来と同じである。
クランプ装置2の構造は従来と同じであり、その
空気供給路5に検査用加圧空気を供給し空間部3
の気密状態を測定する検査用気体供給手段として
のエアリークテスタ11も従来と同じである。
これら装置に加え、本実施例のものは、燃料噴
射弁1の噴口部1A周囲を密閉包囲する噴口部シ
ール装置12を備えている。
射弁1の噴口部1A周囲を密閉包囲する噴口部シ
ール装置12を備えている。
該噴口部シール装置12は、中央凹部内にOリ
ング13を有し該Oリング13を噴口部1A端面
に圧接して噴口部1A周囲を密閉包囲して固定さ
れるクランプ部14と、該クランプ部14の噴口
と対面する壁面に開口する加圧空気供給路15
と、Oリング13、噴口部1A端面及びクランプ
部14内壁で囲まれる密閉空間部16に加圧空気
供給路15を介してエアリークテスタ11から検
査用加圧空気と略同圧(6Kg/cm2)の加圧空気を
供給する加圧空気供給装置17とを備えて構成さ
れている。
ング13を有し該Oリング13を噴口部1A端面
に圧接して噴口部1A周囲を密閉包囲して固定さ
れるクランプ部14と、該クランプ部14の噴口
と対面する壁面に開口する加圧空気供給路15
と、Oリング13、噴口部1A端面及びクランプ
部14内壁で囲まれる密閉空間部16に加圧空気
供給路15を介してエアリークテスタ11から検
査用加圧空気と略同圧(6Kg/cm2)の加圧空気を
供給する加圧空気供給装置17とを備えて構成さ
れている。
次に作用を説明する。
燃料噴射弁1をクランプ装置2に貫通固定す
る。次に、燃料噴射弁1の噴口部1Aに噴口部シ
ール装置12のクランプ部14を固定して噴口部
1A周囲を密閉する。
る。次に、燃料噴射弁1の噴口部1Aに噴口部シ
ール装置12のクランプ部14を固定して噴口部
1A周囲を密閉する。
この状態で、エアリークテスタ11により空気
供給路5を介して燃料噴射弁1とクランプ装置2
との間の空間部3への検査用加圧空気の供給を例
えば10秒間行う。かかる供給時間内に加圧空間供
給装置17により加圧空気供給路15を介して密
閉空間部16に加圧空気を供給し、噴口部1Aの
噴口外側(密閉空間部16)を検査用空気圧と同
じ気圧にする。そして、一定時間(5秒間)経過
後の空間部3の圧力状態を計測する。そして、圧
力低下が許容範囲内か否かに良・否の判定を行
う。
供給路5を介して燃料噴射弁1とクランプ装置2
との間の空間部3への検査用加圧空気の供給を例
えば10秒間行う。かかる供給時間内に加圧空間供
給装置17により加圧空気供給路15を介して密
閉空間部16に加圧空気を供給し、噴口部1Aの
噴口外側(密閉空間部16)を検査用空気圧と同
じ気圧にする。そして、一定時間(5秒間)経過
後の空間部3の圧力状態を計測する。そして、圧
力低下が許容範囲内か否かに良・否の判定を行
う。
かかる構成によれば、検査用加圧空気が噴口部
1Aの弁体6と弁座7と間から外側に抜け出よう
とするが、噴口部1A外側に検査用加圧空気の圧
力と略同等の圧力が作用しているので、抜け出る
ことができない。従つて、検査用空気の噴口部1
Aからの微少漏れがなくなり、空間部3の圧力低
下要因が燃料噴射弁1とクランプ装置2との間の
Oリング4によるシール状態及び燃料噴射弁1内
部の燃料通路だけとなり検査精度が大巾に向上す
る。また、従来一般に行われている水中での気密
検査に比べて乾燥状態で気密検査が行なえる利点
がある。
1Aの弁体6と弁座7と間から外側に抜け出よう
とするが、噴口部1A外側に検査用加圧空気の圧
力と略同等の圧力が作用しているので、抜け出る
ことができない。従つて、検査用空気の噴口部1
Aからの微少漏れがなくなり、空間部3の圧力低
下要因が燃料噴射弁1とクランプ装置2との間の
Oリング4によるシール状態及び燃料噴射弁1内
部の燃料通路だけとなり検査精度が大巾に向上す
る。また、従来一般に行われている水中での気密
検査に比べて乾燥状態で気密検査が行なえる利点
がある。
尚、本実施例では、側面に燃料入口を有する燃
料噴射弁の検査を例にとつたが、上端の燃料入口
に燃料供給路を直接接続するタイプの燃料噴射弁
も同様な気密検査を行なえることは言うまでもな
く、この場合は、空気供給路5を燃料入口に直接
接続して検査用加圧空気を供給すればよい。
料噴射弁の検査を例にとつたが、上端の燃料入口
に燃料供給路を直接接続するタイプの燃料噴射弁
も同様な気密検査を行なえることは言うまでもな
く、この場合は、空気供給路5を燃料入口に直接
接続して検査用加圧空気を供給すればよい。
〈考案の効果〉
以上述べたように本考案によれば、検査時に燃
料噴射弁の噴口部外側を検査用空気圧と略同圧に
保持して噴口部からの検査用加圧空気の漏れを防
止する構成としたので、空気圧の低下要因が検査
箇所である燃料入口と燃料供給路との接続部及び
燃料噴射弁内の燃料通路のシール状態だけとする
ことができ検査精度を向上できる。
料噴射弁の噴口部外側を検査用空気圧と略同圧に
保持して噴口部からの検査用加圧空気の漏れを防
止する構成としたので、空気圧の低下要因が検査
箇所である燃料入口と燃料供給路との接続部及び
燃料噴射弁内の燃料通路のシール状態だけとする
ことができ検査精度を向上できる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は従来例を示す構成図である。 2……クランプ装置、2A燃料噴射弁取付孔、
5……検査用空気供給路、11……エアリークテ
スタ、12……噴口部シール装置、13……Oリ
ング、14……クランプ部、15……加圧空気供
給路、16……密閉空間部、17……加圧空気供
給装置。
図は従来例を示す構成図である。 2……クランプ装置、2A燃料噴射弁取付孔、
5……検査用空気供給路、11……エアリークテ
スタ、12……噴口部シール装置、13……Oリ
ング、14……クランプ部、15……加圧空気供
給路、16……密閉空間部、17……加圧空気供
給装置。
Claims (1)
- 燃料噴射弁を固定支持するクラブ手段と、燃料
噴射弁の燃料入口側から検査用加圧気体を供給す
る検査用気体供給手段と、燃料噴射弁先端の噴口
部周囲を密閉包囲すると共に前記検査用気体と略
同圧の加圧気体を前記噴口部周囲に供給する噴口
部シール手段とを備えて構成したことを特徴とす
る燃料噴射弁の燃料供給路接続部気密検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10630987U JPH0432592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10630987U JPH0432592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6415935U JPS6415935U (ja) | 1989-01-26 |
JPH0432592Y2 true JPH0432592Y2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=31339698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10630987U Expired JPH0432592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432592Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005273705A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Aisin Seiki Co Ltd | バルブテスタ |
JP5014108B2 (ja) * | 2007-12-25 | 2012-08-29 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 管継ぎ手に備えられる弁の検査具 |
KR102536045B1 (ko) * | 2021-01-29 | 2023-05-23 | 문성현 | 작동구멍 내의 다중홀 동시 검사장치 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP10630987U patent/JPH0432592Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6415935U (ja) | 1989-01-26 |
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