JPH0432550A - アーク放電検知方法及びこの方法を用いた表面処理装置 - Google Patents

アーク放電検知方法及びこの方法を用いた表面処理装置

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JPH0432550A
JPH0432550A JP13727890A JP13727890A JPH0432550A JP H0432550 A JPH0432550 A JP H0432550A JP 13727890 A JP13727890 A JP 13727890A JP 13727890 A JP13727890 A JP 13727890A JP H0432550 A JPH0432550 A JP H0432550A
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JP
Japan
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current
arc discharge
discharge
voltage
signal
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JP13727890A
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Toshiyuki Sakami
俊之 酒見
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野] 本発明は、グロー放電を利用してイオン窒化処理等を行
うための表面処理装置において発生するアーク放電の検
知方法及び検知装置に関する。
[従来の技術] 従来、イオン窒化等、電流密度の大きなグロー放電を用
いた表面処理を行う場合、放電ムラを防ぐ為に異状グロ
ー放電と呼ばれる領域で放電を行う。しかし、この領域
は印加電圧が嵩<、何等かの原因でアーク放電に移行し
た場合、被処理物表面の一ケ所に全放電電流が集中する
こととなり、被処理物表面に損傷を与える。
従って、これを防くには、いかに早くアーク放電を検知
し、これを遮断するかが重要であるが、工業的に使用さ
れる電源ではアーク放電に際し電源を停止させるまでの
時間遅れが問題となる。
そこで従来は、高速遮断回路(アーク遮断回路)を持ち
、放電電流ないしは放電電圧を監視する方法か知られて
いる。
アーク放電の検知方法としては、例えば、特公昭58−
56034に開示されている。
この方法では、グロー放電からアーク放電に移行する際
、放電電流が設定電流値(しきい値)を超えるのを検知
してアーク放電の発生を検知するようにしている。
[発明か解決しようとする課題] しかしながら、この方法では、被処理材料の形状や大き
さ、個数その他の処理条件によって放電電流か異なるの
で、処理条件が異なる毎に設定電流も変えなければなら
ない。
一方、上記方法とは別に、放電電流の微分をとる回路を
設けて放電電流の急激な変化を検知することにより、ア
ーク放電の発生を検知する方法も知られている。しかし
ながら、この方法では、グロー放電か点火する際、ある
いはグロー放電の最中でも、大幅ではないもののアーク
放電とは無関係の急激な電流変化か起こることかあるた
め、ある範囲内の電流変化に対しては不感応とする回路
を構成する必要がある。
そこで、本発明の技術的課題は、回路構成か簡単で、た
れても容易に操作できるアーク放電検知方法及びこの方
法を用いた表面処理装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、グロー放電を利用して被処理物の表面
を処理する際に発生するアーク放電を検知するアーク放
電検知方法において、前記グロー放電から前記アーク放
電への移行を、前記被処理物に供給される電圧及び電流
の相関関係を監視することにより、検知することを特徴
とするアーク放電検知方法が得られる。
また、グロー放電を利用して被処理物の表面を処理する
装置において、前記被処理物に供給される電圧及び電流
の相関関係と、アーク放電を検知し放電電流を遮断する
手段とを有することを4′!徴とする表面処理装置か得
られる。
[実施例] 以下、本発明に係るアーク放電検知方法を用いた表面処
理装置の一実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、表面処理装置は、処理容器5内におい
て被処理物1の表面を処理するもので、アーク放電検知
装置2、電源3、及びアーク遮断回路4を有している。
処理容器5には排気系、ガス供給系(いずれも図示省略
)か設けられ、所定の雰囲気ガス内でグロー放電による
処理が行われている。
第2図を参照して、本発明においてはグロー放電からア
ーク放電への移行を検知するために、被処理物1に供給
される電圧(−V)及び被処理物1流れる電流(1)の
参目関関係を表す特性曲線を利用する。
アーク放電検知装置2は、電圧(−■)及び電流(1)
の相関関係を監視するための手段として、比較器7、電
圧信号調整器8、及び電流信号調整器9を備えている。
電圧信号調整器8では、電源からのモニター用電圧出力
信号(−V)のマイナス符号をプラス符号に変換してか
ら、比較器7の入力レベルの範囲にまでレベルシフトし
、電圧信号vSとしてから比較器7の一方の入力端子に
入力する。
同様に、電流信号調整器9ては、電源のモニター用電流
信号(1)を比較器7の入力レベルの範囲にまでレベル
シフトし、電流信号Isとして比較器7の他方の入力端
子に入力する。以上のようにして、電圧(−■)の変化
と電流の変化とを同一レンジ内に納めるようにしている
比較器7では、入力された電圧信号V、と、電流信号I
sとの大小を比較して、比較信号を出力する。即ち、第
2図において、電圧信号Vs及び電流信号■5の交差す
る点Bを監視して、アーク放電を遮断するための遮断指
令信号Sを前記比較信号として出力する。
尚、この遮断指令信号Sは通常はハイレヘルてり、アー
ク放電により電流信号I5が電圧信号VSを越えた場合
にのみロウレベルとなる。
アーク遮断回路4は、GTO等のスイッチング素子等と
この駆動用の回路から成り立っており、前記の遮断指令
信号Sを受けて、スイッチング素子により放電電流の遮
断を行う。
表面処理装置を運転するには、まず電圧3の印加電圧を
徐々に大きくして、グロー放電を発生させる。この時、
アーク放電検知装置2の比較器7ては、 電圧信号■5〉電流信号I5 になっている。
クロー放電か発生し始めると、被処理物1に電流か流れ
るようになる。
運転中に何等かの原因でアーク放電か発生し始めると、
電圧(−■)は急激に低下し始め、一方、電流C1>は
急激に上昇し始める。
アーク放電検知装置2ては、比較器7において、電圧信
号Vsく電流信号I。
となると、遮断指令信号Sか、ロウレベル信号となる。
この信号を受けてアーク遮断回路4か動作し、電源3か
らの遮断電流を遮断する。
このように、被処理物1に供給する電圧(−■)及び電
流(1)の相関関係を監視しているため、アーク放電の
発生を確実に検知でき、被処理物1に損傷を与える前に
速やかに放電電流を遮断して処理を中断することかでき
る。中断した処理は一定時間後に電源供給を再開して再
びグロー放電による処理を再開すれば良い。これは、ア
ーク放電検知装置2に、タイマー回路を付加して、ロウ
レベルの遮断指令信号Sを出力した後、一定時間後に遮
断指令信号Sをハイレベルにするように構成すれば良い
以上の説明で明らかなように、本発明では、アク放電の
発生を供給電圧(−■)と電流(1)との相関関係、即
ち、交点を監視して検出するので、電流の大小の影響を
受けないという利点を有する。言い換えれば、処理条件
によって供給電流か変わっても電圧と電流の交点を監視
すればよいので、従来の電流の変化を検出してアーク電
流を検出する方法において、供給電流か変化された場合
に必要となるしきい値の設定変更操作は不要である。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、被処理物に供給
電圧及びその被処理物に流れる電流の相関関係を監視し
ているため、回路が簡単で、たれても容易に操作して、
確実に検知できるアーク放電検知装置か得られる。しか
も、処理条件によって供給電流か変更されても他の設定
値変更のための操作を必要としない。
第1図
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアーク放電検知装置を存する表面
処理装置の一実施例を示す図、第2図は本発明のアーク
放電検知方法の一実施例に係る電圧と電流との相関関係
を表す特性図である。 1・・被処理物、2・・・アーク放電検知装置、3電源
、4・・・アーク遮断回路、5・・・処理容器、7比較
器、8・電圧信号調整器、9・・電流信号調整器。 ■ 第2図 ’j、、、タ+ (7”E3)デト;士;;社田憲保 
゛ぶノft17 アーク発生

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グロー放電を利用して被処理物の表面を処理する
    際に発生するアーク放電を検知するアーク放電検知方法
    において、前記グロー放電から前記アーク放電への移行
    を、前記被処理物に供給される電圧及び電流の相関関係
    を監視することにより、検知することを特徴とするアー
    ク放電検知方法。
  2. (2)グロー放電を利用して被処理物の表面を処理する
    装置において、前記被処理物に供給される電圧及び電流
    の相関関係を監視する監視手段と、アーク放電を検知し
    放電電流を遮断する手段とを有することを特徴とするア
    ーク放電検知装置。
JP13727890A 1990-05-29 1990-05-29 アーク放電検知方法及びこの方法を用いた表面処理装置 Pending JPH0432550A (ja)

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