JPH04324804A - 空気圧送引き込み用光ケーブル - Google Patents

空気圧送引き込み用光ケーブル

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Publication number
JPH04324804A
JPH04324804A JP3121831A JP12183191A JPH04324804A JP H04324804 A JPH04324804 A JP H04324804A JP 3121831 A JP3121831 A JP 3121831A JP 12183191 A JP12183191 A JP 12183191A JP H04324804 A JPH04324804 A JP H04324804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical cable
pipe
sheath
spiral
projection lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3121831A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakada
中田 年雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP3121831A priority Critical patent/JPH04324804A/ja
Publication of JPH04324804A publication Critical patent/JPH04324804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ内に空気圧送に
より引き込まれる比較的小径の光ケーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば電力ケーブルに光ケーブルを複合
させる場合には、図5に示すよに電力ケーブルコア11
を撚り合わせる際に、その肩部に空のパイプ13を撚り
合わせておき、後にこのパイプ13内に光ケーブルを引
き込むことが行われている。
【0003】上記のようなパイプ内に光ケーブルを引き
込む方法としては、空気圧送による方法が簡便である。 この方法は図6に示すように、光ケーブル15の先端に
受風部材17を取り付け、これをパイプ13内に挿入し
た状態で、その後方からパイプ13内に空気を圧送して
、風圧により光ケーブル15を引き込んでいくものであ
る。
【0004】この方法を実施するには、図7のような装
置が用いられる。この装置は、密閉容器19内に光ケー
ブル15を巻いたボビン21を収納し、密閉容器19の
入口にホース23を介してコンプレッサー(またはボン
ベ)25を接続し、密閉容器19の出口にパイプ13を
接続して、コンプレッサー25から圧縮空気を送り込む
のである。
【0005】ところでパイプ内に引き込まれる光ケーブ
ルは、図8に示すように1本または複数本の光ファイバ
心線27よりなる光ファイバ心線ユニットの外周にシー
ス29を施した比較的小径のもの(外径1〜10mm程
度) であるが、図9に示すようにパイプ13内を流通
する空気による揚力を大きくするため、従来は、シース
29に発泡ポリエチレンを使用して、外径/重量の比を
大きくし、これによって空気圧送による通線が容易に行
えるようにしていた。
【0006】
【課題】しかしながら、上記した従来の光ケーブルは円
形断面であるため、外径を多少大きくしても空気圧送に
よる揚力がそれほど大きくならず、またパイプ内径との
関係で外径を大きくするのにも限度があった。さらにパ
イプには曲がりがある場合が普通であるから、パイプ内
面とシースとの摩擦抵抗も大きい。このようなことから
従来の光ケーブルでは空気圧送により引き込める長さに
限界があり、引き込み可能長をある程度以上長くできな
いという問題があった。
【0007】
【課題の解決手段】空気圧送により引き込みが容易に行
える光ケーブルとして、本出願人は以前に図10〜図1
2に示すような空気圧送引き込み用光ケーブル31を提
案した(特願平1−281714号) 。この光ケーブ
ル31は、シース29の外周面に周方向にほぼ等しい間
隔をおいて長手方向に直線状に延びる3条以上の突条3
3を、シース29がパイプ13の内面に接触しなくなる
程度の高さに形成したものである。
【0008】この光ケーブル31は、図12に示すよう
に突条33がパイプ13の内面と接触する。これにより
光ケーブル31はパイプ13に引き込む際の摩擦抵抗が
従来の光ケーブル15の1/2程度に小さくなる。また
突条33に風圧が作用すること、およびシース29とパ
イプ内面との間に隙間Gができ、その隙間Gにも空気が
流れること等から、光ケーブルがパイプ内面から浮き上
がり易くなる。しかしながらこの光ケーブル31でも、
従来の光ケーブル15に比べ、パイプ内への引き込み可
能長を1.5 〜2倍程度にしか長くすることができな
かった。
【0009】そこで本発明は、上記の課題を解決すべく
、さらに改良された光ケーブルを提供するもので、その
構成は、光ファイバ心線ユニットの外周にシースを施し
てなる、パイプ内に空気圧送により引き込まれる光ケー
ブルにおいて、上記シースの外周面に周方向にほぼ等し
い間隔をおいて、長手方向にスパイラル状に延びる複数
条好ましくは3条以上の突条を形成したことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】パイプ内を流れる空気は、全体としてはパイプ
長手方向に流れるが、局部的には乱流状態であるから、
上記のような長手方向にスパイラル状に延びる突条を形
成すると、そのスパイラル突条にも風圧が作用して光ケ
ーブルの揚力が大きくなる。またパイプ内面とは引き込
み方向に延びるスパイラル突条で接触するため、パイプ
内面との摩擦抵抗も小さくなる。したがって空気圧送に
よる光ケーブルの引き込みが容易になり、引き込み可能
長を長くすることができることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1〜図3は、本発明に係る空気圧送引き
込み用光ケーブルの一実施例を示す。この光ケーブル3
5は複数本の光ファイバ心線27を集合してなる光ファ
イバ心線ユニットの外周に、シース29を施してなるも
のであるが、シース29の外周面にほぼ等しい間隔をお
いて、長手方向にスパイラル状に延びる4条の突条37
を形成した点に特徴を有するものである。突条37はシ
ース29がパイプ内面に接触しなくなる程度の高さに形
成する。
【0012】シース29の外径が3mm程度の場合、ス
パイラル状の突条37の高さは 0.5〜1.0mm程
度、幅は 0.5〜1.5 mm程度である。スパイラ
ル状の突条37はシース29の押出成形の際にそれと一
体に形成することができる。シース29および突条37
の材質は、ポリエチレンまたはポリ塩化ビニル等で発泡
体、非発泡体のいずれでもよい。
【0013】本発明に係る空気圧送引き込み光ケーブル
35は、スパイラル状の突条35により、浮き上がり易
くなると同時に光ケーブル35の長手方向に推進力が発
生し、光ケーブル35のパイプ13への引き込みがより
容易となる。
【0014】図4は本発明に係る空気圧送引き込み用光
ケーブル35と、従来の光ケーブル15および直線状突
条を有する光ケーブル31の風洞実験結果を示したもの
である。本発明に係る光ケーブル35の揚力係数は、従
来の光ケーブル15の約6倍程度、直線状突条を有する
光ケーブル31の約2倍程度になることが分かる。これ
らのことから、本発明の光ケーブルは従来の光ケーブル
に比べ、パイプ内への引き込み可能長を3〜4倍程度に
長くすることができ、複合ケーブルの長尺化を図ること
ができる。
【0015】なお、実施例ではスパイラル状の突条を4
条有する空気圧送引き込み用光ケーブルを示したが、ス
パイラル状の突条は最低2条好ましくは3条以上あれば
、空気圧送によりパイプ内に引き込まれる光ケーブルに
、所望の揚力および推進力を発生させることができる。 また、上記実施例では突条のスパイラル方向を一方向と
したが、適当長さ毎にスパイラル方向を反転させる構造
としてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る空気圧
送引き込み用光ケーブルは、シースの外周にスパイラル
状に複数条の突条を形成してあるので、空気圧送により
パイプ内に引き込むときに、風圧による揚力が大きくな
り、かつパイプ内面とはスパイラル状の突条で接触する
ようになるので、パイプ内面との摩擦抵抗が小さくなる
。このためパイプ内への引き込み可能長を従来より大幅
に長くできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係る空気圧送引き込み用光ケーブ
ルの一実施例を示す正面図である。
【図2】  図1のA−A線における断面図である。
【図3】  図1に示した光ケーブルをパイプ内に引き
込んだ状態を示す断面図である。
【図4】  本発明に係る空気圧送引き込み用光ケーブ
ルと従来の光ケーブルおよび直線状突条を有する光ケー
ブルの風洞実験結果を示すグラフである。
【図5】  光ケーブル引き込み用パイプを複合した電
力ケーブルの断面図である。
【図6】  空気圧送によるパイプ内への光ケーブル引
き込み方法を示す説明図である。
【図7】  空気圧送によるパイプ内への光ケーブル引
き込みに用いる装置の説明図である。
【図8】  従来の光ケーブルの断面図である。
【図9】  従来の光ケーブルをパイプ内に引き込んだ
状態を示す断面図である。
【図10】  直線状突条を有する空気圧送引き込み用
光ケーブルの正面図である。
【図11】  図10のB−B線における断面図である
【図12】  図10に示した光ケーブルをパイプ内に
引き込んだ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
13:パイプ      27:光ファイバ心線   
   29:シース35:空気圧送引き込み用光ケーブ
ル        37:スパイラル状の突条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ファイバ心線ユニットの外周にシー
    スを施してなる、パイプ内に空気圧送により引き込まれ
    る光ケーブルにおいて、上記シースの外周面に周方向に
    ほぼ等しい間隔をおいて、長手方向にスパイラル状に延
    びる複数条の突条を形成したことを特徴とする空気圧送
    引き込み用光ケーブル。
JP3121831A 1991-04-25 1991-04-25 空気圧送引き込み用光ケーブル Pending JPH04324804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3121831A JPH04324804A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 空気圧送引き込み用光ケーブル

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JP3121831A JPH04324804A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 空気圧送引き込み用光ケーブル

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JPH04324804A true JPH04324804A (ja) 1992-11-13

Family

ID=14821010

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JP3121831A Pending JPH04324804A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 空気圧送引き込み用光ケーブル

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JP (1) JPH04324804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3796060B1 (en) 2018-10-11 2022-12-28 Fujikura Ltd. Optical fiber cable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3796060B1 (en) 2018-10-11 2022-12-28 Fujikura Ltd. Optical fiber cable

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