JPH0432411A

JPH0432411A - 動力伝達装置

Info

Publication number: JPH0432411A
Application number: JP13684890A
Authority: JP
Inventors: Yoshiro Hayashi; 芳郎林; Michiaki Oonuma; 大沼　倫晃
Original assignee: Hoxan Corp; Hoxan Co Ltd
Current assignee: Hoxan Corp; Hoxan Co Ltd
Priority date: 1990-05-25
Filing date: 1990-05-25
Publication date: 1992-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えばベルトコンベア等に用いて好適な動力
伝達装置に関する。

（従来の技術）従来、例えばアスパラガス用選別機等において、被選別
物品を、供給コンベアから本体パケットコンベアに一個
宛一定ピッチで移送載置する場合、供給コンベアを本体
パケットコンベアと同期して回転するよう構成されるが
、上記供給コンベアがベルトコンベアである場合は、プ
ーリー、ベルト間におけるスリップ等の原因により、当
該供給コンベアが本体パケットコンベアと同期しなくな
くなることがあり、このようなことが生じないようにす
るため、第５図の如く、コンベアベルトａの裏側にタイ
ミングベルトｂを設ける等の手段がとられている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来の方法によるときは、被選別物
品を供給コンベアＣから本体パケットコンベアｄ上へ正
確に移送載置させ得るように、供給コンベアＣの先端に
シャープエッヂＣ°を形成することとなるが、この際上
記のタイミングベルトｂは厚さもあり、かつ硬いため、
当該コンベアベル）ａの曲率半径を一定値以上に小さく
することが不可能となり、従って望ましいシャープエッ
ヂを作り出すことが困難となって、どうしても、供給コ
ンベアＣと本体パケットコンベアｄの落差（段差）が大
きくなってしまい、この結果可成の高さから落動するこ
ととなる被選別物品が転勤変位して、本体バケットコン
ベアｄ上に整列できないこととなる。

本発明は、上記従来の技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、ベルトコンベアの場合にあ
っては、極めて小さなシャープエッヂを容易に作り出す
ことができるようにするだけでなく、他の駆動機構に対
する同期をも完全にとることのできるようにした動力伝
達装置を提供しようとするのが、その目的である。

（課題を解決するための手段）本考案は、上記の目的を達成するため、駆動チェーンに
は、その長手方向へ所定の間隔をおいて固設したプレー
トを介して、駆動ピンが所望複数個だけ昇降動自在にし
て、かつ陵下方向へ発条力を付与した状態にて取付けら
れると共に、前記駆動チェーンの緊張側と所定の間隔を
おいて平行状にして、かつ移動自在に配設したベルト等
の被駆動体に、複数個の上記駆動ピン用である孔を、当
該各駆動ピンと同一間隔にて当該駆動ピンと係脱可能な
るよう対設し、前記駆動チェーンには、その緊張側にお
ける所望複数個の駆動ピンを、前記被駆動体の孔と係脱
可能に前記発条力に抗して押し上げ可能なるよう当該駆
動ピンを摺動自在に案内する案内部材が沿設されてるこ
とを特徴とする動力伝達装置を提供しようとするもので
ある。

（作　　　用）駆動チェーンは駆動スプロケット等により一方向へ駆動
回転されると、この駆動チェーンにプレートを介して昇
降動自在に取付けられている各駆動ピンは、発条力によ
り下降方向、つまり駆動、従動前スプロケットの軸側へ
付勢されていることにより、当該駆動チェーンにより、
その緊張側へ駆動が回転されていくと、案内部材の一端
に駆動ピンの下端が当接し、さらに駆動ピンが回転され
ていくと、当該発条力の形状により当該駆動ピンは発条
力に抗して押し上げられ、所定の高さまで押し」二げら
れることで当該駆動ピンの先端部が被駆動体の孔に係嵌
する。

このようにして、駆動ピンが順次案内部材に乗り上げら
れて行くことで、それら先端部が被駆動体の孔に係嵌さ
れ、かかる状態にて駆動ピンは駆動チェーンによって一
方向へ回転されるので、所望複数個の当該駆動ピンによ
って被駆動体は駆動チェーンと同一方向へ同一速度で駆
動される。

駆動ピンが案内部劇の終端までくると、その形状により
発条の復元力により、下降しながら一定方向へ回転移動
していくこととなり、当該駆動ピンは被駆動体の孔から
外れ、この状態にて駆動チェーンにより回転され、再び
案内部材まで回動して傾斜上昇する傾斜案内面に来るこ
とで、押し上げられ、再度被駆動体の孔に係嵌し、当該
被駆動体を送り動作にて駆動することとなる。

（実　施　例）以下、ベルトコンベアを対象に実施した本発明の一実施
例について図面を参照して以下説示する。

第１図においては、　１は本発明の動力伝達装置を示し
、　２は、被駆動体としてのベルトを示している。

当該動力伝達装置は次のように構成されている。

第１図、第３図、第４図に示したように、左右方向へ長
く形成されているフレーム３の両端部にあって架設した
支軸４，５には、夫々駆動スプロケット６と従動スプロ
ケット７とが、ベアリング８を介して第３図の矢印Ａ方
向へ回転自在にして、かつ適当な軸間距離を有して軸承
されている。

上記駆動スプロケット６は、その支軸４の延出端部に固
定される図示しないスプロケットと、これまた図示しな
いモーター等による駆動源の軸に固定されるスプロケッ
トとにチェーンが巻き掛けされることにより、図示の矢
印Ａ方向へ駆動される。

上記駆動スプロケット６と従動スプロケット７にはロー
ラーチェーン等による駆動チェーン８が巻き掛けられて
おり、該駆動チェーン８の長手方向に所定の間隔をおい
て、所望複数個の略帯形状としたプレー）１０・・・・
・・が当該駆動チェーン９の長手方向と直角配置にて固
設されている。

上記各プレート１０・・・・・・は、第４図に明示の通
り駆動チェーン８の各ローラー９ａ・・・・・・と各連
結輪９ｂを枢着するピン９Ｃ・・・・・・により、上記
連結輪９ｂの両外側にあって枢着されている略逆り字形
状の連結金具１１．１１に、止めネジ１２．１２により
固定することで駆動チェーン９に固設されている。

又、前記フレーム３には、その上部及び下部の中央部に
あって、駆動チェーン９の横振れを防止するための案内
部材１３が、止めネジ１４・・・・・・にて固設しであ
ると共に、該案内部材１３の左右両性側部には、上記各
プレート１０・・・・・・の両端部１０ａ。

！、Ｏａを第４図に明示の如く係合することで、当該各
プレート１０・・・・・・の横動と上動とを防止して所
定の移動軌跡が得られるようにするための案内板１５．
１５が、止めネジ１６・・・・・・により所定間隔にて
並設されている。

上記各プレート１０・・・・・・には、その一端近くに
貫通した取付孔１０ｂに挿通された駆動ピン１７が、昇
降動自在にして、かつ下降方向に対して発条力が付与さ
れた状態にて取付けられている。

すなわち、上記駆動ピン１７・・・・・・は、略円柱形
状にして、上端に先細りのピン部１７ａが下部にフラン
ジ１７ｂが夫々形成されていて、これが上記プレート１
０の取付孔１０ｂに上方から挿通され、さらにプレート
１０から下方へ突出した下端近傍にはバネ受蓋摺動輪１
７ｃが嵌着され、該バネ受蓋摺動輪１７ｃ　と上記プレ
ート１０との間にあって、圧縮バネ１８が外装され、そ
の発条力により当該駆動ピン１７は第３図、第４図にお
いて下向きに弾発付勢されている。

また、上記各駆動ピン１７・・・・・・は、その下端が
略半球形状１７ｄに突設され、後述する如く案内部材１
９の突出案内面１９ａを円滑に摺動可能としである。

さらに、第３図に示されている通り、上記フレーム３に
あって、上記駆動チェーンＳの緊張側、すなわち図示例
では上部側には、当該駆動チェーン９の長手方向におけ
る中央部に位置して、案内部材１９が駆動チェーン９の
長手方向に沿って螺子２０により固設され、当該案内部
材１８には、水平な突出案内面１９ａと、該突出案内面
１１１ａの両端部に連設されて、対称的に傾斜下降して
いる傾斜案内面１９ｂ、１９ｃとが形勢されている。

すなわち、上記案内部材１９は、前記各駆動ピン１７・
・・・・・の移動軌跡下に配ｒ１１ｓれていて、駆動チ
ェーン９が第３図の矢印Ａ方向へ駆動回転されることに
より、各駆動ピン１７・・・・・・も同一方向へ移動さ
れる際、それら駆動ピン１７・・・・・・の下端が一端
側の傾斜案内面１９ｂに当接することにより、当該駆動
ピン１７・・・・・・がバネ力に抗して押し上げられな
がら、突出案内面１９ａに乗り上がり、これにより駆動
ピン１７・・・・・・は所定の位置（高さ）まで押し上
げられ、これにより、その先端のピン部１７ａが後述す
るように被駆動体２の孔２！に係嵌し、この状態で駆動
ピン１７・・・・・・が所定の方向へ回転移動されてい
くことで、被駆動体２が所望方向へ駆動されることとな
る。

ここで、上記突出案内面１９ａの寸法、すなわち駆動チ
ェーン９の長手方向における長さ文は、第３図に示す如
く被駆動体２を矢印Ｂ方向へ駆動するのに必要、かつ充
分な数の駆動ピン１７・・・・・・が、常に押し上げら
れるように設定しておくこととなる。

一方、ト、記被駆動体２としてのベルトには、第２図（
イ）（ロ）に明示した如く、その横巾方向の略中央部に
上記駆動ピン１７のピン部１７ａを係脱自在に係嵌可能
とした所望複数個の孔２１・・・・・・が、長手方向へ
、上記各駆動ピン１７．１７のピッチＰと整合させたピ
ッチＰ°にて形成されている。

また、上記６孔２１は、駆動ピン１７との係脱が繰返し
行なわれていることで犬きくなったり、位置ずれ等が生
じないよう鳩目２１ａが打ち込んでめると共に、番孔２
１・・・・・・に対応して、ベルトの表面横巾方向には
、スポンジ等による三角横枝２２・・・・が接蒼剤にて
固設させである。

上記のベルトは、第１図に例示したように、上記駆動チ
ェーン９の緊張側と所定の間隔、即ち、その孔２１・・
・・・・に駆動ピン１７・・・・・・が押し上げられた
状態にて係嵌可能となる間隔をおいて平行に配設される
もので、図示例では第１図の如く大径のプーリー２３と
小径のプーリー２４と中間プーリー２５とに、当該ベル
ト２を巻き掛けることで、先端にシャープエッヂ２６が
形成されるようベルトコンベア２７が構成されている。

また、図示例では第１図のように上記ベルトの駆動チェ
ーン９における緊張側と対向する部分の内側にあって、
孔２１に駆動ピン１７・・・・・・が係嵌される際、当
該ベルトが内側へたるみを生じることがないよう、ベル
ト押え２８が配設されている。

８１図、第４図において２９・・・・−・は、ベルトを
安定して走行させるためのベルトガイド、第１図におい
て、３０は本体パケットコンベアを示す。

なお、本実施例は、上記駆動ピン１７及び孔２１を、駆
動チェーン９及びベルトに一列だけ形成した場合である
が、被駆動体２の横巾等に応じて二列、三列設けるよう
にしてもよい。

（発明の効果）本発明は、以上説明したように構成されているので、ベ
ルト等の被駆動体にあって、その長手方向に一定間隔に
穿設されている孔に、駆動チェーンの長手方向に所定間
隔に設けた駆動ピンが係嵌され、該駆動ピンによって駆
動されるものであるため、当該被駆動体とプーリーとの
間のスリップ等によって生じる駆動ロスを解消すること
ができることとなり、これにより本体パケットコンベア
等による他の被駆動体との同期を、常に正確に保持する
ことができると共に、被駆動体がベルトコンベアである
場合、当該ベルトコンベアにシャープエッヂを容易に作
り出すことができる、このためアスパラガス等を一被駆
動体から他の被駆動体に移送する際、その落差が小さく
なり、アスパラガス等の整列状態を維持することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る動力伝達装置の一実施例を示す略
示側面図、第２図（イ）（ロ）は被駆動体としてのベル
トを示す夫々裏面図と側面図、第３図は同実施例の一部
の拡大側面図、第４図は第３図におけるＩＶ−ＪＴ線矢
視横断面図、第５図は従来のタイミングベルトを装着し
たベルトコンベアの一部を示す側面図である。２・・・・・・被駆動体９・・・・・・駆動チェーン１０・・・・・・プレート１７・・・・・・駆動ピン１８・・・・・・案内部材２１・・・・・・孔第４弱代理人　弁理士　斎　藤　義　雄

Claims

【特許請求の範囲】

駆動チェーンには、その長手方向へ所定の間隔をおいて
固設したプレートを介して、駆動ピンが所望複数個だけ
昇降動自在にして、かつ降下方向へ発条力を付与した状
態にて取付けられると共に、前記駆動チェーンの緊張側
と所定の間隔をおいて平行状にして、かつ移動自在に配
設したベルト等の被駆動体に、複数個の上記駆動ピン用
である孔を、当該各駆動ピンと同一間隔にて当該駆動ピ
ンと係脱可能なるよう対設し、前記駆動チェーンには、
その緊張側における所望複数個の駆動ピンを、前記被駆
動体の孔と係脱可能に前記発条力に抗して押し上げ可能
なるよう当該駆動ピンを摺動自在に案内する案内部材が
沿設されてることを特徴とする動力伝達装置。