JPH04324039A - 空気調和機におけるエアーフィルタ - Google Patents

空気調和機におけるエアーフィルタ

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Publication number
JPH04324039A
JPH04324039A JP3092060A JP9206091A JPH04324039A JP H04324039 A JPH04324039 A JP H04324039A JP 3092060 A JP3092060 A JP 3092060A JP 9206091 A JP9206091 A JP 9206091A JP H04324039 A JPH04324039 A JP H04324039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air filter
air
filter
arch
flange part
Prior art date
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Pending
Application number
JP3092060A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Maekawa
前川 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3092060A priority Critical patent/JPH04324039A/ja
Publication of JPH04324039A publication Critical patent/JPH04324039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和装置の室内
機である空気調和機のエアーフィルタの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機のエアーフィルタは、
例えば実開昭58−78413号公報に開示されている
ような構成となっている。即ち、プラスチック製の枠体
に漉材を張設した構成で、空気調和機の取付部に垂直方
向に抜き差し可能に保持されている。エアーフィルタに
はスライド方向の曲率が付けられていて、取付部に設け
られたガイドレールに弾性的な反発力をもって装着され
る。また、実開昭56−148552号公報には、空気
調和機の底側に設けられた取付部にほぼ水平方向に抜き
差し可能に保持されるエアーフィルタが開示されている
【0003】上記構成の従来の空気調和機におけるエア
ーフィルタは、プラスチック製の枠体が取付部のガイド
レールに弾性的な反発力をもって装着されるので安定が
あり、振動で異音を発生したり、隙間ができたりしない
利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来の空気調和機におけるエアーフィルタで、ほぼ水平位
に装着するものについては、自重やプラスチックの経時
的変化で支えのない中央がたわみ、プラスチックの枠体
の内部組織の安定化とともに変形した状態で固定化して
しまい、取付部にたわみによる隙間ができエアーフィル
タを通過しない空気流ができてしまうといった解決すべ
き課題を含んでいる。
【0005】この発明は、係る従来の課題を解決するた
めになされたもので、経時変化や自重による不安定要素
を除去した、機能的安定性が長期にわたり維持される製
造の容易なエアーフィルタを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機におけるエアーフィルタは、一体成形によるプラスチ
ック製の枠体に漉材を張設した構成で、長手方向の中央
が頂部となるアーチ状の反りを設けたエアーフィルタで
あって、その枠体における長手方向のものを取付状態で
上側になる上フランジ部と下側になる下フランジ部とに
よるアングル型にするとともに、上フランジ部を下フラ
ンジ部より薄肉に設定したものである。
【0007】
【作用】この発明における空気調和機におけるエアーフ
ィルタにおいては、反りを設定しない成形型による成形
機から出し、冷却させると上フランジ部と下フランジ部
とで冷却時間の差ができ、厚肉の下フランジ部の冷却が
後行し収縮が後にまで起こるので上フランジ部より寸法
が短くなり、長手方向の中央が頂部となるアーチ状の反
りが自然に形成されることになり、たわみ方向の力に対
して安定なエアーフィルタとなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す空気調和機の
全体を示す斜視図、図2はそのエアーフィルタを単独に
示す正面図、図3は同じくエアーフィルタの平面図、図
4と図5はそれぞれ枠体成形に関する説明図、図6はエ
アーフィルタと取付部の関係を示す説明図である。この
空気調和機は、暖房に機能するガス熱源の強制給排気式
の燃焼器(図示しない)と、冷房に機能する熱交換器(
図示しない)とをボックス型の本体1内に組込んだもの
で、冷房用の熱交換器の作動流体通路は室外機(図示し
ない)とパイピングにより連絡され、冷媒の供給を受け
る。本体1の正面には暖気吹出口2が、又本体1の上面
中央には冷風吹出口3がそれぞれ設けられ、本体1の底
部には室内空気の取入口が設けられている。取入口から
吸込まれた室内空気は、暖房時には燃焼器の燃焼による
熱を受熱して暖気として暖気吹出口2から室内へ吹き出
され、冷房時には冷房用の熱交換器により冷却されて冷
風吹出口3から室内へ吹き出されるようになっている。 冷風吹出口3は本体1の上面における前側に長方形状に
開口していて、ベーン4が装着されている。ベーン4は
不要時には冷風吹出口3を閉止する蓋であり、冷房運転
時には冷風吹出口3を開放し、また所定の範囲内でスウ
ィングシ冷風の吹き出し方向に変化を付ける機能部品で
ある。本体1の底部に開口した取入口には、この取入口
を覆う形態に塵埃を除去し空気を漉過するエアーフィル
タ5が水平方向への抜き差し可能に装着されている。本
体1のエアーフィルタ5に対する取付部6は両端にエア
ーフィルタ5の両端を受け支え、エアーフィルタ5の抜
き差しの案内を果たす保持部材をもつ前向きの矩形開口
部として構成され、エアーフィルタ5は正面側からこの
矩形開口部に押し込むことにより装着される。エアーフ
ィルタ5の構成は、図2、図3により示すように、プラ
スチックの一体成形体である枠体7にメッシュ状の漉材
8を張設したものである。枠体7は前後の長辺外枠と左
右の短辺外枠との中に適当な仕切枠を設けたプラスチッ
ク製の一体成形物で、長辺外枠は図4に示すようなアン
グル型断面になっている。即ち、前後の各長辺外枠は取
付状態で上側になる上フランジ部9と下側になる下フラ
ンジ部10とによるアングル型で、しかも上フランジ部
9が下フランジ部10より薄肉に設定され、枠体7にお
ける前後の長辺外枠には成形初期において長手方向中央
を峰とする緩やかな反り11が付いている。これにより
エアーフィルタ5は当初からアーチ形状になっている。 反り11は軽微なもので、頂部は7mm前後の高さ寸法
であり、反りの設定してない通常の成形金型により形成
される。エアーフィルタ5は本体1の取付部6に前方か
ら差し込むことにより装着されるが、装着状態では取付
部6により僅かに反り11が押えられた状態になってい
て、取付部6の上縁に反り状態で弾性的に圧接している
【0009】上記構成の空気調和機において、ベーン4
は暖房運転時や空気調和機の停止時には冷風吹出口3の
蓋としてこれを閉止し、埃等の侵入を防いでいる。冷房
運転においては回動して冷風吹出口3を開放し、また揺
動機構により所定の範囲をスウィングして冷気の吹き出
し方向に変化を付けることになる。室内空気はエアーフ
ィルタ5を通して吹込まれ、暖気又は冷気として再び室
内へ吹出される。エアーフィルタ5は、ほぼ水平位に装
着され、一般には自重やプラスチックの経時的変化で支
えのない中央がたわみがちになり、プラスチックの内部
組織の安定化とともに変形した状態で固定化する傾向に
あるが、この実施例では、上反りのアーチ型をしている
ので自重は両端部で受けられ撓みの原因にならない。経
時要因や自重その他のエアーフィルタ5を撓ませる要因
が作用したとしても、当初から反り状態で装着されてい
るエアーフィルタ5は水平位に近づく方向になるだけで
、取付部6との間に隙間ができるような不都合な形態に
はならない。従って、フィルタとしての機能的安定性が
長期にわたり維持できることになる。特に、枠体7の形
状と肉厚関係の設定により、成形機から出し、冷却工程
を経るだけで自然に所定の反り11が得られる特徴を備
えている。即ち、図4と図5は異なる断面形状の枠体7
について成形機から出して8分経過した時の温度分布を
コンピュータ解析により求めた説明図で、この実施例の
枠体7は図4に対応している。これらの図による比較か
らも分かるとおり、成形機から出し、冷却させると上フ
ランジ部9と下フランジ部10とで冷却時間の差ができ
、厚肉の下フランジ部10の冷却が後行し収縮が後にま
で起こるので上フランジ部9より寸法が短くなり、長手
方向の中央が頂部となるアーチ状の反りが枠体7に自然
に形成されることになる。なお、図5は対比のために提
示した肉厚の等しいアングル断面のものを示している。
【0010】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によれば反りを設定しない成形型による
成形機から出し、冷却させるだけの簡単な操作で上フラ
ンジ部と下フランジ部との冷却時間の差により、長手方
向の中央が頂部となるアーチ状の反りが形成され、たわ
み方向の力に対して安定なエアーフィルタとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による空気調和機の全体を示す斜視図
である。
【図2】図1による空気調和機のエアーフィルタの正面
図である。
【図3】同じくエアーフィルタの平面図である。
【図4】この発明による枠体の成形直後の温度分布を示
す説明図である。
【図5】対比のために提示した枠体の成形直後の温度分
布を示す説明図である。
【図6】この発明のエアーフィルタと取付部の関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
1  本体 5  エアーフィルタ 6  取付部 7  枠体 8  漉材 9  上フランジ部 10  下フランジ部 11  反り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一体成形によるプラスチック製の枠体
    に漉材を張設した構成で、長手方向の中央が頂部となる
    アーチ状の反りを設けたエアーフィルタであって、上記
    枠体における長手方向のものを取付状態で上側になる上
    フランジ部と下側になる下フランジ部とによるアングル
    型にし、かつ上フランジ部を下フランジ部より薄肉に設
    定したことを特徴とする空気調和機におけるエアーフィ
    ルタ。
JP3092060A 1991-04-23 1991-04-23 空気調和機におけるエアーフィルタ Pending JPH04324039A (ja)

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JP3092060A JPH04324039A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 空気調和機におけるエアーフィルタ

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JP3092060A JPH04324039A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 空気調和機におけるエアーフィルタ

Publications (1)

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JPH04324039A true JPH04324039A (ja) 1992-11-13

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ID=14043946

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3092060A Pending JPH04324039A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 空気調和機におけるエアーフィルタ

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JP (1) JPH04324039A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141577A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 リンナイ株式会社 強制給気式燃焼装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018141577A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 リンナイ株式会社 強制給気式燃焼装置

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