JPH04323446A - 開閉式屋根 - Google Patents
開閉式屋根Info
- Publication number
- JPH04323446A JPH04323446A JP2113591A JP2113591A JPH04323446A JP H04323446 A JPH04323446 A JP H04323446A JP 2113591 A JP2113591 A JP 2113591A JP 2113591 A JP2113591 A JP 2113591A JP H04323446 A JPH04323446 A JP H04323446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- movable
- opening
- center
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N Fluorine Chemical compound FF PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000386 athletic effect Effects 0.000 description 1
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、運動競技場、音楽堂、
大規模展示会場等で屋根が開閉することにより、天候に
左右されない空間を確保するのに適した開閉式屋根に関
する。
大規模展示会場等で屋根が開閉することにより、天候に
左右されない空間を確保するのに適した開閉式屋根に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の開閉式屋根は、独立した分割屋根
がそれぞれ自立して回転移動、平行移動するものや、剛
性の高い基板上に回転ヒンジをもつ扇形の分割屋根が回
転移動するものが提案されている。開閉式屋根の公知例
としては、特開昭６３−４００３２号公報、特開昭６３
−１８４６７２号公報等がある。
がそれぞれ自立して回転移動、平行移動するものや、剛
性の高い基板上に回転ヒンジをもつ扇形の分割屋根が回
転移動するものが提案されている。開閉式屋根の公知例
としては、特開昭６３−４００３２号公報、特開昭６３
−１８４６７２号公報等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉式屋根では
、回転移動のみによるものでは、大きな開口率を得るの
が難しく、回転移動と平行移動とを組み合わせたもので
は、動作が複雑なため、開閉に時間がかかり、そのため
、不平衡力の処理が難しいという問題があった。又、扇
形に回転移動をするものは、移動屋根のスパン長がほぼ
建物を覆うほど大きくなるため、力学的に負担が大きく
なる。
、回転移動のみによるものでは、大きな開口率を得るの
が難しく、回転移動と平行移動とを組み合わせたもので
は、動作が複雑なため、開閉に時間がかかり、そのため
、不平衡力の処理が難しいという問題があった。又、扇
形に回転移動をするものは、移動屋根のスパン長がほぼ
建物を覆うほど大きくなるため、力学的に負担が大きく
なる。
【０００４】本発明の目的は、上記問題点に鑑みなされ
たもので、単純な開閉方式を採用し、且つ大きな開口率
と開閉時間の短縮、さらには移動屋根のスパン長の短い
開閉式屋根を提供することである。
たもので、単純な開閉方式を採用し、且つ大きな開口率
と開閉時間の短縮、さらには移動屋根のスパン長の短い
開閉式屋根を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、屋根の中心より偏心した側に設けた固定
屋根と、この偏心した位置を回動の中心として、屋根の
経線方向に２ないし４個に分割された移動屋根と、この
移動屋根の裾部を移動可能に支持する軌道を備えた基盤
と、よりなるものである。
めに本発明は、屋根の中心より偏心した側に設けた固定
屋根と、この偏心した位置を回動の中心として、屋根の
経線方向に２ないし４個に分割された移動屋根と、この
移動屋根の裾部を移動可能に支持する軌道を備えた基盤
と、よりなるものである。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、移動屋根の回動の中心が屋
根全体の中心より偏心しているので、移動屋根を全開し
たときの開口率が、屋根全体の中心に回動の中心を位置
させたときより大きくなる。しかも、頂部を中心として
裾部を軌道上で移動させるだけなので、移動機構が単純
で、移動時間も短くなる。
根全体の中心より偏心しているので、移動屋根を全開し
たときの開口率が、屋根全体の中心に回動の中心を位置
させたときより大きくなる。しかも、頂部を中心として
裾部を軌道上で移動させるだけなので、移動機構が単純
で、移動時間も短くなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図１は運動競技場（スタジアム）に本実施例
の開閉式屋根を備えた例の斜視図である。４枚の移動屋
根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄが裾部を基盤４に支持され、
図はこれらの移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄが全開し
た状態で固定屋根６の上に２枚ずつ重ねられて納められ
た状態を示している。移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄ
の頂部は固定屋根６に設けられたヒンジ８に嵌合し支持
されている。そして、このヒンジ８は後述するように屋
根全体の中心から偏心して設けられている。
説明する。図１は運動競技場（スタジアム）に本実施例
の開閉式屋根を備えた例の斜視図である。４枚の移動屋
根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄが裾部を基盤４に支持され、
図はこれらの移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄが全開し
た状態で固定屋根６の上に２枚ずつ重ねられて納められ
た状態を示している。移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄ
の頂部は固定屋根６に設けられたヒンジ８に嵌合し支持
されている。そして、このヒンジ８は後述するように屋
根全体の中心から偏心して設けられている。
【０００８】図２は、４枚の移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ
，２Ｄがヒンジ８を中心にして基盤４上を回動し、全閉
の状態の斜視図である。図では移動屋根が４枚に分割し
てあるが、移動屋根２Ａ，２Ｂを１枚に、移動屋根２Ｃ
，２Ｄを１枚にして、２枚に分割してもよいし、３枚に
分割することもできる。
，２Ｄがヒンジ８を中心にして基盤４上を回動し、全閉
の状態の斜視図である。図では移動屋根が４枚に分割し
てあるが、移動屋根２Ａ，２Ｂを１枚に、移動屋根２Ｃ
，２Ｄを１枚にして、２枚に分割してもよいし、３枚に
分割することもできる。
【０００９】図３は、移動屋根の基盤上の支持部を示す
説明図である。移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの裾部
には、それぞれ、２台以上の台車１０を設け、さらに、
それぞれの台車１０は鉛直荷重を支える車輪１２と、水
平荷重を支える車輪１４とが一対以上取付けられている
。一方、基盤４の上部には円弧状にわたって軌道部１６
が基盤４と一体的に形成され、軌道部１６にはレール１
８，２０が施設されている。このレール１８，２０上を
それぞれ車輪１２，１４が移動することにより、移動屋
根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄがそれぞれ回動し、開閉する
ものである。
説明図である。移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの裾部
には、それぞれ、２台以上の台車１０を設け、さらに、
それぞれの台車１０は鉛直荷重を支える車輪１２と、水
平荷重を支える車輪１４とが一対以上取付けられている
。一方、基盤４の上部には円弧状にわたって軌道部１６
が基盤４と一体的に形成され、軌道部１６にはレール１
８，２０が施設されている。このレール１８，２０上を
それぞれ車輪１２，１４が移動することにより、移動屋
根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄがそれぞれ回動し、開閉する
ものである。
【００１０】移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄは、構造
材として鉄骨を主体とし、経線方向に配置した主トラス
２２を緯線方向に配置した副トラスで連結し、母屋材等
の下地材にフッ素樹脂加工の膜や金属薄膜を張った曲率
をもった屋根板で構成している。
材として鉄骨を主体とし、経線方向に配置した主トラス
２２を緯線方向に配置した副トラスで連結し、母屋材等
の下地材にフッ素樹脂加工の膜や金属薄膜を張った曲率
をもった屋根板で構成している。
【００１１】図４、図５はスタジアムの上面図であるが
、図４は移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの全閉状態、
図５は全開状態を示している。これらの図に示すように
、移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの回動の中心である
ヒンジ８は、屋根全体の中心２４から水平距離Ｙだけ偏
心して位置させている。このようにすることによって、
移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄを全開にすると、大き
な開口が得られるのである。
、図４は移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの全閉状態、
図５は全開状態を示している。これらの図に示すように
、移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄの回動の中心である
ヒンジ８は、屋根全体の中心２４から水平距離Ｙだけ偏
心して位置させている。このようにすることによって、
移動屋根２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄを全開にすると、大き
な開口が得られるのである。
【００１２】
【発明の効果】上述のとおり本発明によれば、回転移動
のみの単純な開閉機構のため、駆動部分の制御の容易さ
と開閉時間の短縮を実現することができ、固定屋根上に
ヒンジを設けることにより、移動屋根の力学的な負担を
軽減することができる。そして、回転中心の偏心量によ
って建物に要求される開口率を満たすことができる。こ
のようにして得られた大きな開口は、屋根の無い場合と
同じような開放感を人々に与えることができる。
のみの単純な開閉機構のため、駆動部分の制御の容易さ
と開閉時間の短縮を実現することができ、固定屋根上に
ヒンジを設けることにより、移動屋根の力学的な負担を
軽減することができる。そして、回転中心の偏心量によ
って建物に要求される開口率を満たすことができる。こ
のようにして得られた大きな開口は、屋根の無い場合と
同じような開放感を人々に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の一実施例の全開状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図２は、本実施例の全閉状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】図３は、本実施例の基盤上における支持部を示
す説明図である。
す説明図である。
【図４】図４、本実施例の全閉状態を示す上面図である
。
。
【図５】図５、本実施例の全開状態を示す上面図である
。
。
２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄ 移動屋根
４ 基盤
６ 固定屋根
８ ヒンジ
１０ 台車
１２，１４ 車輪
１６ 軌道部
１８，２０ レール
２２ 主トラス
２４ 屋根中心
Claims (2)
- 【請求項１】 屋根の中心より偏心した側に設けた固
定屋根と、この偏心した位置を回動の中心として、屋根
の経線方向に２ないし４個に分割された移動屋根と、こ
の移動屋根の裾部を移動可能に支持する軌道を備えた基
盤と、よりなる開閉式屋根。 - 【請求項２】 前記固定屋根の頂部に回動軸を設け、
該回動軸に前記移動屋根の頂部を嵌合したものである請
求項１記載の開閉式屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2113591A JPH04323446A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 開閉式屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2113591A JPH04323446A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 開閉式屋根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323446A true JPH04323446A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=12046455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2113591A Pending JPH04323446A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 開閉式屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323446A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07259361A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Kajima Corp | スポーツドーム |
| ES2136510A1 (es) * | 1996-08-20 | 1999-11-16 | Waagner Biro Ag | Cubierta practicable para grandes recintos de planta circular. |
| US6082054A (en) * | 1998-08-27 | 2000-07-04 | Silberman; Cyril J. | Retractable stadium roofs and transport mechanism therefor |
| US6415556B1 (en) | 2000-07-03 | 2002-07-09 | Uni-Systems, Inc. | Transport mechanism for large structures such as retractable stadium rooves |
| US6698141B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-03-02 | Uni-Systems, Llc | Convertible stadium and method of operating |
| US6718696B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-04-13 | Uni-Systems, Llc | Movable wall for stadium |
| US6789360B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-09-14 | Uni-Systems, Llc | Retractable roof system for stadium |
| US7594360B2 (en) | 2005-03-09 | 2009-09-29 | Uni-Systems, Llc | Lateral release mechanism for movable roof panels |
| US8186107B2 (en) | 2005-03-09 | 2012-05-29 | Uni-Systems, Llc | Cable drive and control system for movable stadium roof panels |
| CN106193303A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-12-07 | 上海大学 | 一种半球形结构建筑墙壁装置 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2113591A patent/JPH04323446A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07259361A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Kajima Corp | スポーツドーム |
| ES2136510A1 (es) * | 1996-08-20 | 1999-11-16 | Waagner Biro Ag | Cubierta practicable para grandes recintos de planta circular. |
| US6082054A (en) * | 1998-08-27 | 2000-07-04 | Silberman; Cyril J. | Retractable stadium roofs and transport mechanism therefor |
| US6367206B1 (en) | 1998-08-27 | 2002-04-09 | Uni-Systems, Inc. | Retractable stadium roofs and transport mechanism therefor |
| US6415556B1 (en) | 2000-07-03 | 2002-07-09 | Uni-Systems, Inc. | Transport mechanism for large structures such as retractable stadium rooves |
| US6698141B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-03-02 | Uni-Systems, Llc | Convertible stadium and method of operating |
| US6718696B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-04-13 | Uni-Systems, Llc | Movable wall for stadium |
| US6789360B2 (en) | 2001-01-23 | 2004-09-14 | Uni-Systems, Llc | Retractable roof system for stadium |
| US7594360B2 (en) | 2005-03-09 | 2009-09-29 | Uni-Systems, Llc | Lateral release mechanism for movable roof panels |
| US8186107B2 (en) | 2005-03-09 | 2012-05-29 | Uni-Systems, Llc | Cable drive and control system for movable stadium roof panels |
| CN106193303A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-12-07 | 上海大学 | 一种半球形结构建筑墙壁装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH04323446A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JPH04339945A (ja) | 開閉式屋根構造 | |
| US5063730A (en) | Openable roof apparatus | |
| US6415556B1 (en) | Transport mechanism for large structures such as retractable stadium rooves | |
| JPH03115632A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JP2549558B2 (ja) | 電動ステージ装置 | |
| JPH02269237A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JP2520009B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
| JP2581259B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
| JP2843435B2 (ja) | 開閉式ドーム屋根 | |
| CA2013360C (en) | Openable roof apparatus | |
| JP2843405B2 (ja) | 開閉式ドーム屋根 | |
| JPH0349248Y2 (ja) | ||
| JPH04363450A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JPH0390763A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JPH02256750A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JP2738856B2 (ja) | 開閉式ドーム屋根 | |
| JPH0672469B2 (ja) | 伸縮自在屋根構造物 | |
| JPH0376949A (ja) | 扇形状開閉式屋根 | |
| JPH0647925Y2 (ja) | 高欄折り込み機構 | |
| JP2504155B2 (ja) | 大スパン構造物における屋根軸支架構体 | |
| JPH02256748A (ja) | 開閉式屋根 | |
| JPH07139202A (ja) | ドーム状構造物 | |
| JPH02229340A (ja) | 開閉式ドーム屋根 | |
| JPH0814165B2 (ja) | 開閉式屋根 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000502 |