JPH02229340A - 開閉式ドーム屋根 - Google Patents

開閉式ドーム屋根

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JPH02229340A
JPH02229340A JP4642989A JP4642989A JPH02229340A JP H02229340 A JPH02229340 A JP H02229340A JP 4642989 A JP4642989 A JP 4642989A JP 4642989 A JP4642989 A JP 4642989A JP H02229340 A JPH02229340 A JP H02229340A
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roof
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track
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JP4642989A
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Kosuke Tomita
富田 幸助
Yoshiaki Tsuda
津田 佳昭
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Hazama Ando Corp
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Hazama Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、競技場等の建築構造物において、屋根部分の
開閉を可能にした開閉式ドーム屋根に関するものである
. く従来の技術〉 現在、技術誌等で発表されている開閉式のドーム屋根構
造には,ドーム屋根を複数に分割して両サイド又は一方
向に移動させる構造、または競技場の外周の一箇所を扇
形のかなめの位置とし,この位置を支点として、ドーム
屋根が両サイドに開閉を行う構造などがある. これらのうちの一つとして、例えば特開昭61−274
029の発明があり、これにはドーム屋根を径方向に略
同一幅に分割し、同一球心の曲率半径の異なる球面状に
屈曲した複数の可能屋根で構成し,その両端を外壁周縁
に架設されたガイド部材に支持され,該ガイド上を平行
に移動する開閉式ドーム屋根が開示されている. 別に,特開昭61−257560の公報には、ドーム屋
根を略同一形状の2個に分割し、該ドーム屋根の両サイ
ドに立設したガイドに沿って移動できる開閉可能な屋根
付競技場が開示されている.さらに,特開昭61−22
5476の公報には,相互に平行配置される移動可能な
複数のアーチ梁と、隣接するアーチ梁間には,開放時に
は該アーチ梁の端縁に捲回または折曲されていて,閉塞
時には該アーチ梁に沿って展開され、内部に加圧空気を
注入して張設される二重空気膜とからなる開閉可能な空
気膜屋根が開示されている.〈発明が解決しようとする
課題〉 しかしながら、上記従来のドーム屋根を分割して水平に
移動させる開閉方式では、移動した屋根を収納するため
のガイドレール等競技場の直上に余分な収納スペースが
必要となり、またデザイン上も必ずしも優れたものとは
云えなかった。そこで,該収納スペースを狭くする方法
として,ドーム屋根の分割数を増してコンパクトに収納
することも考えられるが、これについては上記扇形等に
見られるようにデザイン上優れてはいるが、分割数を増
大させると,ドーム屋根の開閉機構が複雑となり、構築
物全体の安定性が悪くなるばかりでなく,メンテナンス
にも負担がかかるなどの問題点があった. また,従来のドーム屋根の開閉機構では開放率lOO%
の完全開放時にも,ドーム屋根を支える骨組などが残存
してしまい、オープンスタジアムと同じ開放感が得られ
なかった. 本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり,
その目的は,比較的単純な機構で,高い構造安定性を有
し,経済性にも優れた開閉式ドーム屋根を提供すること
にある.本発明の他の目的は,簡素な開閉構造で操作性
,安定性及びデザイン性に優れた開閉式ドーム屋根を提
供せんとする.く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その
要旨は、競技場等の建築構造物の円形ドーム屋根を湾曲
したリボン状の主屋根と副屋根とに分割して、該主屋根
を前記建築構造物の上部外周の一端から他端に亘って架
設し、さらに前記主屋根の外周部の内側に軌道を設け,
前記建築構造物に設けた軌道とにより全体として円形軌
道を形成すると共に,この軌道上を回動するように前記
副屋根の外周に旋回走行手段を設けて成る開閉式ドーム
屋根にある. また前記主屋根には,旋回移動により重合した副屋根と
共に,建築構造物の上部には前記円形軌道に対して接線
方向に相対する平行な2本の直線軌道と,この軌道方向
に移動できる車輪などの走行手段を設けることもできる
. く作用〉 前記主屋根の外周内側に設けた軌道と、該軌道外の建築
構造物の外周上部の軌道を連結することにより円形軌道
を形成し、この円形軌道上に沿って前記副屋根の外周に
設けた車輪などの旋回走行手段により回動できる.この
回動は、建築構造物の外周上部から回動しない主屑根部
材の内側まで旋回して重合状態とし、ドーム屋根を一部
開放状態にまで変化できる. さらに前記主屋根に走行手段を設けたので、旋回移動に
より主屋根の内側に重合した副屋根と共に該円形軌道に
対して接線方向に移動し、これによってドーム屋根を完
全な開放状態にすることができる.なお,ドーム屋根の
閉塞については前記開放と逆の操作をする. 〈実施例〉 以下、本発明に係る開閉式ドーム屋根の実施例を添付図
面に基づいて説明する. 第1図は,略円形の競技場2に設置した開閉式ドーム屋
根1の開閉状態を示す平面図であり、摺り鉢形状を有す
る競技場2は、周囲を観客が収容されるスタンド3で囲
まれており、その中央部には競技用グランド4が設けら
れている.ドーム屋根1は湾曲したリボン型の2部材に
分割され,そのうちの一つは回動しない主屋根5と.競
技場2の外周である外壁上縁に沿って回動する副屋根6
とで構成され、競技場2の上空全面を各屋根の両側部を
重合した状態で被っている.スタンド3の外壁上縁には
、副屋根6を回動する軌道としてのレール7がスタンド
3の外周部よりも一段高く敷設されており、このレール
7は主屋根5の外周内側に設けた軌道としてのレール8
と連結し、全体として円形軌道を形成する。
一方、主屋根5の外周には、旋回移動により内側に重合
した副屋根6と共に、主屋根5を水平方向に移動するた
め,前記円形軌道に対して相対する位置に接線方向に軌
道としてのレール9を平行状態で敷設している. 次に,以上の構成より成る開閉式ドーム屋根の開閉機構
について説明する。
第1図及び第2図において、副屋根6の外周部に設けた
旋回走行装置(図示せず)に連結した車輪10が、前記
円形軌道上に敷設したレール7上を走行して,副屋根6
は、該円形軌道上を矢印の方向に回転移動する(第1図
(a))。90度回転を行うと副屋根6は、主屋根5の
外周内側に敷設したレール8に移動し、結果的に主屋根
5の内側に収納された形になる(第1図(b))。次に
,副屋根6を収納した主屋根5は、主屋根5の両側に設
けた水平走行装置(図示せず)に連結した車輪11によ
って敷設したレール9上を走行し、水平に移動すると、
競技場2の上空は完全開放状態になる(第1図(C))
。また,前記した各状態を逆の順番で行うことで,l技
場2の上空を再びドーム屋根1で完全に被うことができ
る.さらにまた、前記副屋根6は,旋回走行装置に連結
した車輪10の回転を反転させることも可能であり、ド
ーム屋根1を開放及び閉塞する際には,副屋根6の回動
方向を任意に選択できる. なお、各屋根はその外周部に等間隔を置いて走行装置を
複数個配設し、さらに外周部外側に設けたガイドローラ
ー12がガイドレール2o上を走行するため、重直方向
、水平方向共に安定した走行状態が保たれる.また、主
屋根5と副屋根6とは、球心を同一にして,曲率半径に
若干の差を持たせているため、回転した際にも相互に接
触することはない. 本発明に係る他の実施例として、ドーム屋根19を3分
割した場合を第3図、第4図に示す.副屋根13.14
の旋回方法及び主屋根15の水平移動方法は前記実施例
と同様であるが、この場合、スタンド3の外壁上縁に、
副屋根13.14が回動する軌道としてのレール16,
17を曲率半径を違えてそれぞれ敷設し、さらに主屋根
15の外周内側にレール16.17に連結するレール2
1,22を設けて、全体として2本の円形軌道を同一平
面上に同心的に敷設している. 次に、ドーム屋根19の開閉機構について説明する.ま
ず、副屋根14を矢印の方向に回転させ,副屋根13の
下部に移動させる(第3図(a)).次に副屋根13と
14とを一緒に矢印の方向に回転させると(第3図(b
)).副屋根13.14は、主屋根15の外周内側に敷
設した2本のレールにそれぞれ移行し結果的に主屋根1
5の両側に収納された形になる(第3図(c)).さら
に,副屋根13.14を収納した主屋根15は、主屋根
15の両側に設けた水平走行装置(図示せず)によって
、レール18上を走行し、水平に移動すると競技場2の
上空は完全開放状態となる(第3図(d)).また、前
記した各開放方法を逆の順番で行えば再びドーム屋根1
9を閉塞できるが、開放時と同様にこのときも副屋根の
回動方向を任意に選択できる. なお、副屋根13.14の回動方向を第3図(a)に示
す矢印の方向に限定した場合には、第5図に示すドーム
屋根の重合方法も採ることができる.この場合、第3図
(a)の状態の副屋根13,14の直下にのみ、それぞ
れの回動用レールを敷設する.副屋根14直下のスタン
ド3上に敷設したレールは、副屋根13の外周内側に敷
設したレール23に同じ高さで水平に連結し、また,レ
ール23と高さを変えて副屋根13直下のスタンド3上
に敷設したレールは,主屋根15の外周内側に敷設した
レール24と同じ高さで水平に連結している. この開閉機構について説明する.第3図において副屋根
14は、図中矢印の方向に回転すると副屋根13の外周
内側のレールに移行し,副屋根13の内側に収納される
(第3図(b)).次に副屋根14を収納した副屋根1
3は、図中矢印の方向に回転し、主屋根15の外周内側
のレールに移行して主屋根15の内側に収納される(第
3図(c)).さらに,副屋根13.14を収納した主
屋根15は、水平走行装i!(図示せず)によってレー
ル18上を走行し,水平に移動する(第3図(d)).
また,前記した各開放方法を逆の順番で行えばドーム屋
根19を閉塞できる. 本実施例では,分割したドーム屋根の移動方法として、
各走行装置に連結した車輪によって,レール上を走行し
移動する方法を採ったが、この方法に限定されるもので
はなく,圧縮空気、油圧,磁気浮上等を利用して走行手
段としても何ら支障はない. また、主屋根の水平移動の方向は,第1図、第3図に示
した方向に限定するものではなく,目的に合わせて図中
の上方又は下方のどちらにも移動できるが、移動範囲を
片側に限定した場合は,レール9,18を短縮できる. さらにまた、本発明に係る開閉式ドーム屋根の一連の開
閉機構は開閉動作時にドーム屋根全体の安定性を計る上
でも精密なコンピューター制御によって行うことが望ま
しい. く効果〉 本発明では,円形軌道によって主屋根と副屋根を重合し
、ドーム屋根を開放することができる.また,主屋根と
副屋根によってドーム屋根を大きく分割して、回転させ
水平移動を行う単純な開閉機構を採用しているため,開
閉時間が短縮でき、しかもメンテナンスが容易であるた
め,経済性及びデザイン性にも優れるなど多くの効果が
期待できる. また,本発明に係る開閉式ドーム屋根は閉塞状態から完
全開放まで使用目的に応じて任意の開放状態にすること
ができる.
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(Q)は略円形の競技場2に設
置した開閉式ドーム屋根1を2つに分割した場合の開閉
状態を示す平面図,第2図は主屋根5に副屋根6を収納
した状態を示す概略断面図、第3図(a),(b),(
cL(d)はドーム屋根を3分割にした場合の開閉状態
を示す平面図,第4図,第5図はドーム屋根を3分割に
した場合の開閉機構を示す概略断゛面図である. 1・・開閉式ドーム屋根、5,15・・主屋根,6,1
3.14・・副屋根.7,8,9,18,21,22,
23,24 − − 17−/L/、10,11−・車
輪. 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)競技場等の建築構造物の円形ドーム屋根において、 該ドーム屋根が湾曲したリボン状の主屋根と副屋根とに
    より分割したもので全面を被う組み合せからなり、 前記主屋根を前記建築構造物の上部外周の一端から他端
    に亘って架設し、、かつ前記主屋根の外周内側に設けた
    軌道と、該軌道外の前記建築構造物に設けた軌道とによ
    り全体として円形軌道を形成すると共に、この軌道上を
    回動するように前記副屋根の外周に旋回走行手段を設け
    たことを特徴とする開閉式ドーム屋根。 2)前記主屋根には、旋回移動により重合した副屋根と
    共に、建築構造物の上部には前記円形軌道に対して接線
    方向に相対する平行な2本の直線軌道と、この軌道を移
    動する走行手段を設けてなる請求項1記載の開閉式ドー
    ム屋根。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02256747A (ja) * 1989-03-30 1990-10-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 開閉式屋根

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194228A (ja) * 1989-01-24 1990-07-31 Kajima Corp 屋根開閉式ドーム

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