JPH07259361A - スポーツドーム - Google Patents
スポーツドームInfo
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- JPH07259361A JPH07259361A JP6048568A JP4856894A JPH07259361A JP H07259361 A JPH07259361 A JP H07259361A JP 6048568 A JP6048568 A JP 6048568A JP 4856894 A JP4856894 A JP 4856894A JP H07259361 A JPH07259361 A JP H07259361A
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- JP
- Japan
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- dome
- membrane
- sunlight
- sports
- roof
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドーム屋根でスポーツヤードと観覧席とを一
体的に完全に覆うスポーツドームにおいて、ドーム膜を
開閉自在とする場合に、グラウンド全面への採光が充分
確保でき、天然芝によるスポーツターフの造成を可能と
する。 【構成】 ドーム本体4を平面円形の半球状に形成し、
ドーム屋根を太陽光入射側と太陽光が入射しない側とに
2分割し、太陽光入射側のドーム屋根を形成するドーム
膜5を移動自在に形成し、太陽光が入射しない側のドー
ム屋根を固定して設けたドーム膜6で形成し、太陽光入
射側の移動自在なドーム膜5を太陽光が入射しない側の
ドーム膜6の上に重合するよう開閉自在に設けた。
体的に完全に覆うスポーツドームにおいて、ドーム膜を
開閉自在とする場合に、グラウンド全面への採光が充分
確保でき、天然芝によるスポーツターフの造成を可能と
する。 【構成】 ドーム本体4を平面円形の半球状に形成し、
ドーム屋根を太陽光入射側と太陽光が入射しない側とに
2分割し、太陽光入射側のドーム屋根を形成するドーム
膜5を移動自在に形成し、太陽光が入射しない側のドー
ム屋根を固定して設けたドーム膜6で形成し、太陽光入
射側の移動自在なドーム膜5を太陽光が入射しない側の
ドーム膜6の上に重合するよう開閉自在に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッカー場などのスポ
ーツヤードを覆うスポーツドームに関するものである。
ーツヤードを覆うスポーツドームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】雨天などの時でもプレーできるよう、サ
ッカー場や野球場などのスポーツヤードを囲むドームが
あるが、かかるスポーツドームは、ドーム屋根でスポー
ツヤードと観覧席とを一体的に完全に覆っている。そし
て、このドーム屋根は、例えばドーム膜で形成し、この
ドーム膜を開閉することでグラウンドの芝育成に必要な
日照を確保し、スポーツターフ化を図っている。
ッカー場や野球場などのスポーツヤードを囲むドームが
あるが、かかるスポーツドームは、ドーム屋根でスポー
ツヤードと観覧席とを一体的に完全に覆っている。そし
て、このドーム屋根は、例えばドーム膜で形成し、この
ドーム膜を開閉することでグラウンドの芝育成に必要な
日照を確保し、スポーツターフ化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天然芝生育を永続的に
維持するには40%以上の透光率と日射エネルギーが必
要とされるが、現在開発されている膜素材は透光率が1
0%以下であるため、天然芝生育に必要な透光率と日射
エネルギーを確保できず、特に踏圧ストレスによる損傷
に耐えうるだけの健全性、高品質性を備える天然芝によ
るスポーツターフを得ることは困難である。
維持するには40%以上の透光率と日射エネルギーが必
要とされるが、現在開発されている膜素材は透光率が1
0%以下であるため、天然芝生育に必要な透光率と日射
エネルギーを確保できず、特に踏圧ストレスによる損傷
に耐えうるだけの健全性、高品質性を備える天然芝によ
るスポーツターフを得ることは困難である。
【0004】また、ドーム膜を開閉してもグラウンド全
面に充分に採光することは困難で、天然芝によるスポー
ツターフを造成することは難しい。
面に充分に採光することは困難で、天然芝によるスポー
ツターフを造成することは難しい。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ドーム屋根でスポーツヤードと観覧席とを一体的に
完全に覆うスポーツドームにおいて、ドーム膜を開閉自
在とする場合に、グラウンド全面への採光が充分確保で
き、天然芝によるスポーツターフの造成が可能なスポー
ツドームを提供することにある。
し、ドーム屋根でスポーツヤードと観覧席とを一体的に
完全に覆うスポーツドームにおいて、ドーム膜を開閉自
在とする場合に、グラウンド全面への採光が充分確保で
き、天然芝によるスポーツターフの造成が可能なスポー
ツドームを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、ドーム本体を平面円形または楕円形
の半球状に形成し、ドーム屋根を太陽光入射側と太陽光
が入射しない側とに2分割し、太陽光入射側のドーム屋
根を形成するドーム膜を移動自在に形成し、太陽光が入
射しない側のドーム屋根を固定して設けたドーム膜で形
成し、太陽光入射側の移動自在なドーム膜を太陽光が入
射しない側のドーム膜の上に重合するよう開閉自在に設
けたことを要旨とするものである。
するため、第1に、ドーム本体を平面円形または楕円形
の半球状に形成し、ドーム屋根を太陽光入射側と太陽光
が入射しない側とに2分割し、太陽光入射側のドーム屋
根を形成するドーム膜を移動自在に形成し、太陽光が入
射しない側のドーム屋根を固定して設けたドーム膜で形
成し、太陽光入射側の移動自在なドーム膜を太陽光が入
射しない側のドーム膜の上に重合するよう開閉自在に設
けたことを要旨とするものである。
【0007】第2に、移動自在なドーム膜は、縦方向の
複数の分割体で下端が地上に達する長さに構成し、各分
割体が左右に移動して固定したドーム膜上に重なって収
納されることを要旨とするものである。
複数の分割体で下端が地上に達する長さに構成し、各分
割体が左右に移動して固定したドーム膜上に重なって収
納されることを要旨とするものである。
【0008】第3に、移動自在なドーム膜にスケルトン
を設け、該スケルトンに対応させてガイドレールをドー
ム屋根に配設し、スケルトンに設けたローラをガイドレ
ールに沿って移動自在に臨ませることを要旨とするもの
である。
を設け、該スケルトンに対応させてガイドレールをドー
ム屋根に配設し、スケルトンに設けたローラをガイドレ
ールに沿って移動自在に臨ませることを要旨とするもの
である。
【0009】第4に、固定したドーム膜の下部に入口を
設け、移動自在なドーム膜の下部に該入口の個所に対応
する切欠き部を形成したことを要旨とするものである。
設け、移動自在なドーム膜の下部に該入口の個所に対応
する切欠き部を形成したことを要旨とするものである。
【0010】第5に、ドーム本体内に設けるスポーツヤ
ードを囲む観覧席のうち少なくとも太陽光入射側のもの
の下方に地下収納部を形成し、該観覧席を地下収納部に
収納できるよう昇降自在に配設したことを要旨とするも
のである。
ードを囲む観覧席のうち少なくとも太陽光入射側のもの
の下方に地下収納部を形成し、該観覧席を地下収納部に
収納できるよう昇降自在に配設したことを要旨とするも
のである。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、ドーム屋根を
太陽光入射側と太陽光が入射しない側とに2分割するこ
とで、両ドーム屋根が対象形状となり、よって、太陽光
入射側のドーム屋根を形成するドーム膜を移動して、太
陽光が入射しない側のドーム膜の上に重ねて収納するこ
とにより、ドーム内に太陽光を入射させるための開口が
形成できる。これにより、グラウンド全面に大きな採光
量を確保でき、グラウンドにスポーツターフを天然芝で
形成しても、充分な日射量が得られ天然芝ターフの育成
が可能となる。
太陽光入射側と太陽光が入射しない側とに2分割するこ
とで、両ドーム屋根が対象形状となり、よって、太陽光
入射側のドーム屋根を形成するドーム膜を移動して、太
陽光が入射しない側のドーム膜の上に重ねて収納するこ
とにより、ドーム内に太陽光を入射させるための開口が
形成できる。これにより、グラウンド全面に大きな採光
量を確保でき、グラウンドにスポーツターフを天然芝で
形成しても、充分な日射量が得られ天然芝ターフの育成
が可能となる。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、移動自在なドーム膜は、縦方向の複数の分割
体で形成したから、開放時には左右に分けて移動するこ
とで太陽光の入射しない側の開閉しないドーム膜上に重
なって収納され、収納場所を別途確保する必要がなく、
開閉が容易にできる。また、開閉自在なドーム膜は、下
端が地上に達する長さに構成したから、開放時には地上
まで開口が形成され、多くの日射量を得られる。
に加えて、移動自在なドーム膜は、縦方向の複数の分割
体で形成したから、開放時には左右に分けて移動するこ
とで太陽光の入射しない側の開閉しないドーム膜上に重
なって収納され、収納場所を別途確保する必要がなく、
開閉が容易にできる。また、開閉自在なドーム膜は、下
端が地上に達する長さに構成したから、開放時には地上
まで開口が形成され、多くの日射量を得られる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、ドーム膜の移動はスケルトンに設けたローラ
をガイドレールに沿ってスライドさせるだけでよいか
ら、開閉が容易である。
に加えて、ドーム膜の移動はスケルトンに設けたローラ
をガイドレールに沿ってスライドさせるだけでよいか
ら、開閉が容易である。
【0014】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、移動自在なドーム膜を固定したドーム膜の上
に重ねたとき、移動自在なドーム膜には切欠き部を設け
てあるから、固定したドーム膜に設けた入口が移動自在
なドーム膜で塞がれることはない。
に加えて、移動自在なドーム膜を固定したドーム膜の上
に重ねたとき、移動自在なドーム膜には切欠き部を設け
てあるから、固定したドーム膜に設けた入口が移動自在
なドーム膜で塞がれることはない。
【0015】請求項5記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、ドーム膜の開放時には、太陽光入射側の観覧
席を地下収納部に下降させてここに収納することで、日
射入光の障害となる観覧席を除去できるから、グラウン
ド全面に完全に太陽光を取り込める。
に加えて、ドーム膜の開放時には、太陽光入射側の観覧
席を地下収納部に下降させてここに収納することで、日
射入光の障害となる観覧席を除去できるから、グラウン
ド全面に完全に太陽光を取り込める。
【0016】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のスポーツドームの実施例を示
すドーム膜を閉じた状態の側面図、図2は同上ドーム膜
を開放した状態の側面図で、本発明はサッカー場や野球
場に実施するもので、図5に示すようにプレイヤードで
あるグラウンド1を真円形に形成し、ここに天然芝によ
るスポーツターフ2を形成し、グラウンド1を囲んで観
覧席3を配設する。
説明する。図1は本発明のスポーツドームの実施例を示
すドーム膜を閉じた状態の側面図、図2は同上ドーム膜
を開放した状態の側面図で、本発明はサッカー場や野球
場に実施するもので、図5に示すようにプレイヤードで
あるグラウンド1を真円形に形成し、ここに天然芝によ
るスポーツターフ2を形成し、グラウンド1を囲んで観
覧席3を配設する。
【0017】かかるグラウンド1と観覧席3とを一体的
に覆うドーム本体4も平面形状を円形の半球状に形成
し、ドーム屋根を太陽光入射側(地球の北半球では南
側)と太陽光が入射しない側(地球の北半球では北側)
とに対象形状に2分割し、太陽光入射側のドーム屋根を
形成するドーム膜5を屋根骨格に移動自在に設け、太陽
光が入射しない側のドーム屋根を形成するドーム膜6を
屋根骨格に固定して設ける。
に覆うドーム本体4も平面形状を円形の半球状に形成
し、ドーム屋根を太陽光入射側(地球の北半球では南
側)と太陽光が入射しない側(地球の北半球では北側)
とに対象形状に2分割し、太陽光入射側のドーム屋根を
形成するドーム膜5を屋根骨格に移動自在に設け、太陽
光が入射しない側のドーム屋根を形成するドーム膜6を
屋根骨格に固定して設ける。
【0018】そして、移動自在なドーム膜5は、縦方向
の複数(図示の例では2つ)の分割体で下端が地上に達
する長さに構成し、各分割体が左右に移動した開放時に
は、固定したドーム膜6上に重なって収納されるように
組み合わせる。
の複数(図示の例では2つ)の分割体で下端が地上に達
する長さに構成し、各分割体が左右に移動した開放時に
は、固定したドーム膜6上に重なって収納されるように
組み合わせる。
【0019】ドーム膜5には、図6に示すように縦横方
向に適宜間隔でスケルトン7を設け、一方、ドーム屋根
の部分に該スケルトン7に対応させてガイドレール9を
設け、スケルトン7に設けたローラ10をガイドレール9
に沿って移動自在に臨ませる。この場合、ローラ10は電
動で移動するよう構成する。
向に適宜間隔でスケルトン7を設け、一方、ドーム屋根
の部分に該スケルトン7に対応させてガイドレール9を
設け、スケルトン7に設けたローラ10をガイドレール9
に沿って移動自在に臨ませる。この場合、ローラ10は電
動で移動するよう構成する。
【0020】太陽光の入射しない側の北側の開閉しない
ドーム膜6は、下部に入口8のための開口を設け、開閉
自在な南側のドーム膜5には、該ドーム膜5がドーム膜
6に重合した状態で、前記入口8に対応する位置に切欠
き部13を形成する。
ドーム膜6は、下部に入口8のための開口を設け、開閉
自在な南側のドーム膜5には、該ドーム膜5がドーム膜
6に重合した状態で、前記入口8に対応する位置に切欠
き部13を形成する。
【0021】以上のようにして、ドーム本体4の南側に
開閉自在なドーム膜5が設けられ、北側に開閉しないド
ーム膜6が設けられて、南面採光型で対象型のドームが
構成される。
開閉自在なドーム膜5が設けられ、北側に開閉しないド
ーム膜6が設けられて、南面採光型で対象型のドームが
構成される。
【0022】さらに図7に示すように、観覧席3のう
ち、少なくとも太陽光入射側である南側のものの下方に
地下収納部11を形成し、ここに例えば滑車などを利用す
る昇降装置12を設置し、該観覧席3を地下収納部11に収
納できるよう昇降装置12により昇降自在とする。
ち、少なくとも太陽光入射側である南側のものの下方に
地下収納部11を形成し、ここに例えば滑車などを利用す
る昇降装置12を設置し、該観覧席3を地下収納部11に収
納できるよう昇降装置12により昇降自在とする。
【0023】次に使用法および動作について説明する。
雨天時やグラウンド1への日射を必要としないときは、
図1のように移動自在なドーム膜5でドーム本体4の南
面を閉塞し、南面側の観覧席3は上昇位置に配設する。
雨天時やグラウンド1への日射を必要としないときは、
図1のように移動自在なドーム膜5でドーム本体4の南
面を閉塞し、南面側の観覧席3は上昇位置に配設する。
【0024】グラウンド1の天然芝によるスポーツター
フ2に太陽光を照射するには、図2〜図4のように南面
のドーム膜5に設けたスケルトン7をローラ10を介して
ガードレール9に沿って開閉しない北側のドーム膜6の
方向に移動し、ドーム膜6の上に重合して収納する。こ
のとき、ドーム膜5は縦方向に複数に分割してあるか
ら、南側の中央から左右2つに分けて両側に移動するこ
とで、容易に開放でき、また、ドーム膜5はドーム膜6
と対象形状に形成してあるから、ドーム膜6の上に重合
状態で収納される。
フ2に太陽光を照射するには、図2〜図4のように南面
のドーム膜5に設けたスケルトン7をローラ10を介して
ガードレール9に沿って開閉しない北側のドーム膜6の
方向に移動し、ドーム膜6の上に重合して収納する。こ
のとき、ドーム膜5は縦方向に複数に分割してあるか
ら、南側の中央から左右2つに分けて両側に移動するこ
とで、容易に開放でき、また、ドーム膜5はドーム膜6
と対象形状に形成してあるから、ドーム膜6の上に重合
状態で収納される。
【0025】この収納状態で、移動したドーム膜5には
切欠き部13を設けてあるから、開閉しないドーム膜6に
形成してある入口8を塞ぐことはない。
切欠き部13を設けてあるから、開閉しないドーム膜6に
形成してある入口8を塞ぐことはない。
【0026】さらに、図7のように南面側の観覧席3を
昇降装置12により下方の地下地下収納部11に下降させて
ここに収納する。これにより、グラウンド1の南面側か
ら観覧席3が除かれる。
昇降装置12により下方の地下地下収納部11に下降させて
ここに収納する。これにより、グラウンド1の南面側か
ら観覧席3が除かれる。
【0027】そして、ドーム膜5は、その下端が地上に
達する長さに形成してあるから、観覧席3とドーム膜5
とが除かれた後のドーム南面には大きな開口が形成され
て、太陽光は観覧席3にも遮られることなく、グラウン
ド1の天然芝によるスポーツターフ2を照射する。
達する長さに形成してあるから、観覧席3とドーム膜5
とが除かれた後のドーム南面には大きな開口が形成され
て、太陽光は観覧席3にも遮られることなく、グラウン
ド1の天然芝によるスポーツターフ2を照射する。
【0028】このようにして、太陽光の直達光がグラウ
ンド1の隅部にまで達し、グラウンド1全面に大きな採
光量を確保でき、スポーツターフ2を天然芝で形成して
も、充分な日射量が得られ天然芝ターフの育成が可能と
なる。
ンド1の隅部にまで達し、グラウンド1全面に大きな採
光量を確保でき、スポーツターフ2を天然芝で形成して
も、充分な日射量が得られ天然芝ターフの育成が可能と
なる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明のスポーツドー
ムは、太陽光入射側のドーム屋根を形成するドーム膜を
移動して、太陽光が入射しない側のドーム膜の上に重ね
て収納することにより、ドーム内に太陽光を入射させる
ための開口が形成できるから、グラウンド全面に大きな
採光量を確保でき、グラウンドにスポーツターフを天然
芝で形成しても、充分な日射量が得られ天然芝ターフの
育成が可能となる。
ムは、太陽光入射側のドーム屋根を形成するドーム膜を
移動して、太陽光が入射しない側のドーム膜の上に重ね
て収納することにより、ドーム内に太陽光を入射させる
ための開口が形成できるから、グラウンド全面に大きな
採光量を確保でき、グラウンドにスポーツターフを天然
芝で形成しても、充分な日射量が得られ天然芝ターフの
育成が可能となる。
【0030】また、移動自在なドーム膜は、縦方向の複
数の分割体で形成したから、開放時には左右に分けて移
動することで太陽光の入射しない側の開閉しないドーム
膜上に重なって収納され、収納場所を別途確保する必要
がなく、開閉が容易にできる。また、開閉自在なドーム
膜は、下端が地上に達する長さに構成したから、開放時
には地上まで開口が形成され、多くの日射量を得られ
る。
数の分割体で形成したから、開放時には左右に分けて移
動することで太陽光の入射しない側の開閉しないドーム
膜上に重なって収納され、収納場所を別途確保する必要
がなく、開閉が容易にできる。また、開閉自在なドーム
膜は、下端が地上に達する長さに構成したから、開放時
には地上まで開口が形成され、多くの日射量を得られ
る。
【0031】さらに、ドーム膜の移動はスケルトンに設
けたローラをガイドレールに沿ってスライドさせるだけ
でよいから、開閉が容易である。
けたローラをガイドレールに沿ってスライドさせるだけ
でよいから、開閉が容易である。
【0032】また、移動自在なドーム膜を固定したドー
ム膜の上に重ねたとき、移動自在なドーム膜には切欠き
部を設けてあるから、固定したドーム膜に設けた入口が
移動自在なドーム膜で塞がれることはなく、使用に際し
支障を来すことがない。
ム膜の上に重ねたとき、移動自在なドーム膜には切欠き
部を設けてあるから、固定したドーム膜に設けた入口が
移動自在なドーム膜で塞がれることはなく、使用に際し
支障を来すことがない。
【0033】そして、ドーム膜の開放時には、太陽光入
射側の観覧席を地下収納部に下降させてここに収納する
ことで、日射入光の障害となる観覧席を除去できるか
ら、グラウンド全面への日射量を最大に確保できる。
射側の観覧席を地下収納部に下降させてここに収納する
ことで、日射入光の障害となる観覧席を除去できるか
ら、グラウンド全面への日射量を最大に確保できる。
【図1】本発明のスポーツドームの実施例を示すドーム
膜を閉じた状態の側面図である。
膜を閉じた状態の側面図である。
【図2】本発明のスポーツドームの実施例を示すドーム
膜を開放した状態の側面図である。
膜を開放した状態の側面図である。
【図3】本発明のスポーツドームの実施例を示すドーム
膜を閉じた状態の正面図である。
膜を閉じた状態の正面図である。
【図4】本発明のスポーツドームの実施例を示すドーム
膜を閉じた状態の背面図である。
膜を閉じた状態の背面図である。
【図5】本発明のスポーツドームの実施例を示すグラウ
ンドと観覧席の平面図である。
ンドと観覧席の平面図である。
【図6】本発明のスポーツドームの実施例を示す移動自
在なドーム膜の要部の縦断正面図である。
在なドーム膜の要部の縦断正面図である。
【図7】本発明のスポーツドームの実施例を示す太陽光
入射側の観覧席の部分の縦断側面図である。
入射側の観覧席の部分の縦断側面図である。
1…グラウンド 2…スポーツターフ 3…観覧席 4…ドーム本体 5,6…ドーム膜 7…スケルトン 8…入口 9…ガイドレール 10…ローラ 11…地下収納部 12…昇降装置 13…切欠き部
Claims (5)
- 【請求項1】 ドーム本体を平面円形の半球状に形成
し、ドーム屋根を太陽光入射側と太陽光が入射しない側
とに2分割し、太陽光入射側のドーム屋根を形成するド
ーム膜を移動自在に形成し、太陽光が入射しない側のド
ーム屋根を固定して設けたドーム膜で形成し、太陽光入
射側の移動自在なドーム膜を太陽光が入射しない側のド
ーム膜の上に重合するよう開閉自在に設けたことを特徴
とするスポーツドーム。 - 【請求項2】 移動自在なドーム膜は、縦方向の複数の
分割体で下端が地上に達する長さに構成し、各分割体が
左右に移動して固定したドーム膜上に重なって収納され
る請求項1記載のスポーツドーム。 - 【請求項3】 移動自在なドーム膜にスケルトンを設
け、該スケルトンに対応させてガイドレールをドーム屋
根に配設し、スケルトンに設けたローラをガイドレール
に沿って移動自在に臨ませる請求項1乃至請求項2記載
のスポーツドーム。 - 【請求項4】 固定したドーム膜の下部に入口を設け、
移動自在なドーム膜の下部に該入口の個所に対応する切
欠き部を形成した請求項1乃至請求項3記載のスポーツ
ドーム。 - 【請求項5】 ドーム本体内に設けるスポーツヤードを
囲む観覧席のうち少なくとも太陽光入射側のものの下方
に地下収納部を形成し、該観覧席を地下収納部に収納で
きるよう昇降自在に配設した請求項1乃至請求項4記載
のスポーツドーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048568A JP2905850B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | スポーツドーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048568A JP2905850B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | スポーツドーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259361A true JPH07259361A (ja) | 1995-10-09 |
JP2905850B2 JP2905850B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12807008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6048568A Expired - Lifetime JP2905850B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | スポーツドーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905850B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209650A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社竹中工務店 | 競技場 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02308036A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-21 | Hitachi Zosen Corp | 開閉式ドーム型屋根の開閉装置 |
JPH04323446A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-11-12 | Zenitakagumi:Kk | 開閉式屋根 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048568A patent/JP2905850B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02308036A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-21 | Hitachi Zosen Corp | 開閉式ドーム型屋根の開閉装置 |
JPH04323446A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-11-12 | Zenitakagumi:Kk | 開閉式屋根 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209650A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社竹中工務店 | 競技場 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2905850B2 (ja) | 1999-06-14 |
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