JPH04323195A - 舞台機構の点吊り装置における過荷重・ゆるみ検出装置 - Google Patents

舞台機構の点吊り装置における過荷重・ゆるみ検出装置

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JPH04323195A
JPH04323195A JP8827791A JP8827791A JPH04323195A JP H04323195 A JPH04323195 A JP H04323195A JP 8827791 A JP8827791 A JP 8827791A JP 8827791 A JP8827791 A JP 8827791A JP H04323195 A JPH04323195 A JP H04323195A
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JP
Japan
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wire
detection
overload
load
looseness
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Withdrawn
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JP8827791A
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English (en)
Inventor
Masahiro Arita
正博 有田
Eiji Nishimura
栄二 西村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台機構の点吊り装置
における過荷重及びゆるみを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】劇場の舞台機構は、床機構と吊物機構と
から構成される。吊物機構としては何種類かあるが、そ
の一つとして図4に示すような点吊り装置がある。
【0003】この装置は、舞台上方に設置されたレール
1に沿って移動可能にワゴン2を懸吊支持し、ワゴン2
内の前後に設けられている滑車3,4にワイヤ5を掛け
ると共に、滑車3,4間で下方に延ばされたワイヤ5で
動滑車6を支持する一方、ワイヤ5の一端を滑車7を介
してレール1の一端側の固定部に固定し、ワイヤ5の他
端を滑車8を介して、レール1の他端側の固定部上に設
けられた巻取り装置9に導いた構成となっている。巻取
り装置9は、ワイヤ5を巻き取るドラム10と、ドラム
10を回転させるモータ11とを主要構成としてなって
いる。また、動滑車6には、バトン12あるいは大道具
、飾り物などその他の荷物を吊るための吊点フック13
が設けられている。
【0004】この装置では、巻き取り装置9によりワイ
ヤ5を巻き取りあるいは繰り出すことにより動滑車6は
上下動される。また、ワゴン2は電動によりあるいは人
が押すことによりレール1に沿って移動される。
【0005】ところで、このような点吊り装置において
は、過荷重(オーバロード)がかかると危険であるから
過荷重を検知する必要がある。また、荷物の吊り下ろし
時等にワイヤ5にゆるみが生じたときは、荷物が隣の荷
物等に引っ掛かったような状態であり危険であるから、
これも検知する必要がある。
【0006】そのため、従来は、ワイヤ5の途中にロー
ドセルを設けて過荷重を検出するようにする一方、巻き
取り装置9内において、ドラム10に対してゆるんだワ
イヤ5を電気的に検出して、ワイヤ5のゆるみを検知す
るようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、過荷重の検出にロードセルを用いていた
ことから、ロードセル自体にストレスをかけるという機
能上の問題、ロードセル自体が高価であるといった経済
上の問題があり、また、過荷重検出とゆるみ検出とを全
く別の機構により行っていたことから装置構成の複雑化
を招いているという問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明では、一端が固定され、他端が巻き取り装置に
より巻き取られるワイヤの途中において動滑車を介して
荷物を吊るようにした舞台機構の点吊り装置において、
前記ワイヤの固定される側の一端を軸方向に移動可能な
検出軸に連結し、この検出軸にワイヤにかかる荷重を支
える向きのばね力を付与し、検出軸上に過荷重検出部と
ゆるみ検出部とを設け、ワイヤにかかる荷重が過荷重と
なって前記検出軸が移動したときの前記過荷重検出部を
検出する過荷重検出手段を設け、さらにワイヤがゆるん
だときにばね力により移動した検出軸上のゆるみ検出部
を検出するゆるみ検出手段を設けて、舞台機構の点吊り
装置における過荷重・ゆるみ検出装置を構成したのであ
る。
【0009】
【作用】上記構成の過荷重・ゆるみ検出装置では、ワイ
ヤに過荷重がかかると、検出軸がばね力に抗して移動し
、検出軸上の過荷重検出部が過荷重検出手段により検知
され、過荷重状態であることが検出される。また、荷物
が何かに引っ掛かってワイヤにかかる荷重がなくなって
ワイヤがゆるむと、検出軸がばね力により移動され、検
出軸上のゆるみ検出部がゆるみ検出手段により検知され
、ワイヤのゆるみ状態が検出されるのである。
【0010】
【実施例】図2には本発明の一実施例に係る過荷重・ゆ
るみ検出装置を備えた点吊り装置の概略を示してある。 点吊り装置自体の構成は従前のものと同じである。つま
り、舞台上方に設置されたレール1に沿って移動可能に
ワゴン2が懸吊支持され、ワゴン2内の前後に設けられ
ている滑車3,4にワイヤ5が掛けられ、滑車3,4間
で下方に延ばされたワイヤ5により、吊点フック13を
有する動滑車6が支持されている。ワイヤ5の一端は、
レール1の一端側に設けられている巻き取り装置9のド
ラム10に巻き付けられ、他端は、レール1の他端側に
設けられている本発明に係る過荷重・ゆるみ検出装置1
5に連結されている。
【0011】過荷重・ゆるみ検出装置15の概略を図3
に、詳細を図1に示す。レール1の端部あるいはぶどう
棚等の固定部上にブラケット(アングル)16,17が
間隔をあけて設置され、これらに同一直線に位置するよ
うに組付けられたリニアボールベアリング18,19に
より検出軸20が軸方向に移動可能に支持されている。 検出軸20の一端にはフォークヘッド21がねじ結合さ
れており、ここに前記ワイヤ5の端部がピン22により
連結されている。
【0012】検出軸20上には過荷重検出部として第1
けり子23が固定されている。ワイヤ5側のリニアボー
ルベアリング18に端面を当てかつ検出軸20に摺動自
在に装置されたばね受24と前記第1けり子23との間
にはばね25が介設されている。このばね25は、第1
けり子23を介して検出軸20に、ワイヤ5にかかる荷
重を支える向きのばね力を付与する。検出軸20には段
が付けられ、この段付部に端面を当てて検出軸20には
摺動自在に第2けり子26が嵌合されている。この第2
けり子26と第1けり子23との間にはばね27が介設
されている。
【0013】図1,3に示す状態は動滑車6に荷物を吊
っていない状態であり、ブラケット16,17の上端間
に渡された取付板28上には、この状態を基準として、
過荷重検出手段としての過荷重検出リミットスイッチ2
9とゆるみ検出手段としてのゆるみ検出リミットスイッ
チ30とが設けられている。過荷重検出リミットスイッ
チ29は、第1けり子23に対しワイヤ連結側に位置し
、ゆるみ検出リミットスイッチ30は第2けり子26に
対し検出軸20の自由端側に位置している。リミットス
イッチ29,30はコネクタ31を介して、取付板28
上に設けられた端子ボックス32に接続されている。
【0014】次に、上記実施例装置による過荷重検出及
びワイヤのゆるみ検出について説明する。前述のように
動滑車6の吊点フック13に荷物がかけられていない状
態では、図1(A)に示したように、検出軸20は、検
出軸20に係る動滑車6等の重量とばね25のばね力と
がバランスした状態にある。動滑車6の吊点フック13
にかかる荷物が規定値以下の重量である場合には、検出
軸20はばね25を縮める方向に移動はするが、第1け
り子23が過荷重検出リミットスイッチ29に当たるこ
とはない。
【0015】吊点フック13に過荷重がかかると、検出
軸20がばね25を圧縮して大きく移動し、第1けり子
23が過荷重検出リミットスイッチ29をたたく。これ
により、過荷重がかかっていることが検出され、例えば
、巻き取り装置9のモータ11が停止され、ワイヤ5が
ロックされ、荷物の保護が図られる。この後、荷物の重
量の調整、吊り装置の増設などにより対処される。
【0016】一方、規定値以下の重量の荷物を吊り下ろ
しているときに、荷物が隣りの荷物など何かに引っ掛か
ってワイヤ5に荷重がかからない状態になると、ワイヤ
5に動滑車6等の自重がかかっていたとき以上に検出軸
20はばね25のばね力により自由端方向に移動され、
第2けり子26がゆるみ検出リミットスイッチ31をた
たくことになる。これにより、ワイヤ5のゆるみ状態が
検出され、やはり巻き取り装置9のモータ11の停止に
よりワイヤ5がロックされる。この状態が検出されると
、作業者により荷物の引っ掛かりなどが直され、以後、
巻き取り装置9が再始動される。なお、第1けり子23
と第2けり子26との間のばね27は検出軸20が押し
戻されるとき緩衝的役目を果たす。
【0017】この装置では、ばね25のばね定数を変え
ることにより、検出対象となる過荷重の大きさを変える
ことができる。なお、ばね25としては、複数のばねを
組み合わせて用いることもでき、また、引張りばねの採
用も可能である。
【0018】検出手段としては、リミットスイッチ29
,30に限らず、近接スイッチ、光電スイッチなどその
他のスイッチ類、センサ類の採用も可能である。検出部
としてもスイッチ類の種類、形式等に応じ、けり子23
,26以外の形状,構造のものが採用される。
【0019】さらに、上記実施例は、本発明を移動式の
点吊り装置に適用したものであるが、固定式のものにも
同様に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る舞台機構の点吊り装置にお
ける過荷重・ゆるみ検出装置によれば、一つの装置によ
り過荷重とワイヤのゆるみの両方の検出ができ、装置全
体の構造の簡素化が図れると共に、価格的にも有利とな
る。また、ロードセルを用いないことから、ロードセル
の採用に伴う問題の解消が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は一実施例に係る過荷重・ゆるみ検出装
置の断面図であり、(B)はその側面図である。
【図2】一実施例に係る過荷重・ゆるみ検出装置を備え
た舞台機構の点吊り装置の概略図である。
【図3】図1に示した一実施例装置の概略図である。
【図4】点吊り装置の斜視図である。
【符号の説明】
1  レール 2  ワゴン 5  ワイヤ 6  動滑車 13  吊点フック 15  過荷重・ゆるみ検出装置 20  検出軸 23  第1けり子 25  ばね 26  第2けり子 29  過荷重検出リミットスイッチ 30  ゆるみ検出リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一端が固定され、他端が巻き取り装置
    により巻き取られるワイヤの途中において動滑車を介し
    て荷物を吊るようにした舞台機構の点吊り装置において
    、前記ワイヤの固定される側の一端を軸方向に移動可能
    な検出軸に連結し、この検出軸にワイヤにかかる荷重を
    支える向きのばね力を付与し、検出軸上に過荷重検出部
    とゆるみ検出部とを設け、ワイヤにかかる荷重が過荷重
    となって前記検出軸が移動したときの前記過荷重検出部
    を検出する過荷重検出手段を設け、さらにワイヤがゆる
    んだときにばね力により移動した検出軸上のゆるみ検出
    部を検出するゆるみ検出手段を設けたことを特徴とする
    舞台機構の点吊り装置における過荷重・ゆるみ検出装置
JP8827791A 1991-04-19 1991-04-19 舞台機構の点吊り装置における過荷重・ゆるみ検出装置 Withdrawn JPH04323195A (ja)

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JP8827791A JPH04323195A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 舞台機構の点吊り装置における過荷重・ゆるみ検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285846A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Hitachi Ltd 原子炉内機器の昇降装置
JP2008229073A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Kayaba System Machinery Kk 点吊り装置

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