JPH04323036A - 透明材料からなる成形品の製造方法 - Google Patents

透明材料からなる成形品の製造方法

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JPH04323036A
JPH04323036A JP9223191A JP9223191A JPH04323036A JP H04323036 A JPH04323036 A JP H04323036A JP 9223191 A JP9223191 A JP 9223191A JP 9223191 A JP9223191 A JP 9223191A JP H04323036 A JPH04323036 A JP H04323036A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明材料からなる成形
品素材に文字、マーク等の識別模様を施すための透明材
料からなる成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】透明材料としては、例えばポリメチルメ
タクリル樹脂(以下「PMMA」と略称する)、ポリカ
ーボネイト(以下「PC」と略称する)、ポリスチレン
(以下「PS」と略称する)などの合成樹脂を挙げるこ
とができる。これらの合成樹脂は、インジェクション成
形、注型、押出成形などの成形方法によって、所望の形
状に形成することができる。また、無機質ガラスなども
透明材料として適用することができる。
【0003】図13は、上記PMMAを素材としてイン
ジェクション成形した素材1に、着色により装飾として
の識別文字3を裏面側(図13の紙面裏側)に形成した
ものを示している。同図において、素材1は平板上の主
体部1aと、主体部1aの全周に立設されたフランジ部
1bとを備えて略箱状に形成されている。上記樹脂成形
品は、例えば自動車の車体に取り付けられるフィニッシ
ャやオーナメントなどの成形品として用いられる。この
ような識別模様などを成形品となる樹脂素材表面に着色
などにより成形する公知例としては、例えば特開昭64
−58540号公報がある。
【0004】上記成形品の製造工程を図14至図17を
用いて説明する。
【0005】(1)インジェクション成形により素材1
を形成する。このとき、素材1に文字3に相当する部位
の裏面に、図14(a)に示すような凹部5を一体形成
する。 (2)インジェクション成形時に熱や機械的な応力によ
って発生した素材1の内部応力を、加熱したのち除冷に
より除去するアニール処理を行う。
【0006】(3)素材1の裏面側全体に凹部5を含め
てアルミニウムの蒸着層を形成してこれを第1着色層7
とする。この第1着色層7が、最終的に文字の部分とし
て残る。
【0007】(4)図15に示すように、凹部5に液状
のワニス9を正確に注入して凹部5内の第1着色層7を
封止する。
【0008】(5)加熱あるいは室温放置により液状ワ
ニス9を硬化させる。
【0009】(6)図16に示すように、素材1全体を
アルカリ液11中に浸漬させる。このとき、凹部5以外
の外部に露出しているアルミニウミの蒸着層(第1着色
層7)は、アルカリ液によって溶解し、凹部5内のアル
ミニウム蒸着層(第1着色層7)はワニス9に保護され
てアルカリ液に接しないので溶解せず、そのまま残るこ
とになる。
【0010】(7)アルカリ液などを除去するために中
和したり水により洗浄する。
【0011】(8)凹部5(ワニス9の部分)を含む素
材1の裏面全体に、第1着色層7とは異色の第2着色層
を吹付塗装などにより成形する。
【0012】(9)第2着色層13を焼き付ける。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、成形品素材
に識別模様を施すには、インジェクション成形から裏面
塗装及び焼付けまで、九つの工程があり極めて多いので
、成形品の製造作業が煩雑であるとともに、成形品完成
まで多くの時間を要していた。特に素材1全体をアルカ
リ液11中に浸漬した後に洗浄する作業は面倒であり、
改善が望まれていた。
【0014】また、溶解剤として強アルカリ液を用いれ
ば、アルミニウムの第1着色層7を時間的には早く溶解
する出来るが、素材1が強アルカリに侵されて劣化する
。また弱アルカリ液は、素材1の劣化が前者の場合に比
べてに少ないものの、アルミニウムの溶解に時間を要す
る。また、金属光沢層は、アルミニウムのようにアルカ
リ溶液等に溶けるものでなければならないので、例えば
、耐酸、耐アルカリ性を有するクロム合金などは使用す
るのに困難が伴う。従って素材1の材質が、耐酸、又は
耐アルカリ性を有するものに限定され、金属光沢層の材
質がアルカリ溶液に溶解するものに限定されるので、素
材1の材質及び金属光沢層の着色材料の選択枝が制限さ
れる。
【0015】また、アルカリ溶液、又は酸溶液がアルミ
ニウムの蒸着層(第1着色層)とワニスとの間や、アル
ミニウムの蒸着層と素材との間に浸透して、残留した場
合、その後の成形品の使用中にアルミニウムの蒸着層の
色調が変色したりする。
【0016】さらに、成形品の製造工程中に、浸漬とい
う異色の工程が入り、しかもこの工程で長時間を要する
ので、工程の開始から完成までの一貫性が保てず、中間
品が工程中で滞留する。このため製品を完成するまでの
製造時間が掛かる。
【0017】そこで本発明は、製造作業を容易にすると
共に、素材及び着色材料の選択枝が広くなる透明材料か
らなる成形品の製造方法を提供することが目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、稜線で囲まれる装飾部に流動
可能な液状の封止材を稜線に達するまで入れ、封止材が
入れられた成形品本体の裏面に所定の色を呈する第1着
色層を少なくとも稜線を含めて形成した後に、封止材と
稜線で囲まれた部分の第1着色層を除去し、稜線で囲ま
れて封止材が除去された部分に第1着色層の色とは異色
の色を呈する第2着色層を少なくとも稜線を含めて形成
することを特徴としている。
【0019】請求項2記載の発明では、請求項1の2着
色層を真空金属化処理で金属薄膜を形成する。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
項いずれか記載の前記封止剤が、充填時には液体状で、
充填後に硬化させることを特徴としている。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、装飾部に流動可能な
液体状の封止剤を入れた後に、この封止剤を硬化させる
。そして、封止剤が入れられた裏面側に第1着色層を形
成する。次に硬化した封止剤を第1着色層と共に装飾部
から除去した後に、少なくとも装飾部に第2着色層を形
成する。これにより、表面側から見ると装飾部には第2
着色層が残り、非装飾部は第1着色層が残る。
【0022】従って、製造工程が少なくなり、かつ製造
作業が容易になる。また、第2着色層を真空金属化処理
による金属薄膜とするときアルカリ液等により溶解が不
要になるので、成形品の材料の選択枝が広くなる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の第2着色層を、真空金属化処理により金属薄膜を形
成する。
【0024】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の封止剤が、装飾部に充填される時には
液体状で、充填した後に硬化させる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図15を
基づいて説明する。本実施例は、図2に示す透明材料か
らなる成形品に文字(図2において「H」、「F」)1
4等の識別模様を形成するための製造方法について説明
する。なお本実施例において「透明」は、無色透明に限
定されるものではなく、「有色透明」、「半透明」など
光を透過するものを含む。
【0026】以下、図1に示す本実施例の製造方法の工
程図に基づいて各工程を順に説明する。
【0027】(1)インジェクション成形により、透明
なメタクリル樹脂からなる成形品本体15を製造する(
図2及び図3)。このとき成形品本体15の識別模様で
ある文字あるいはマークに相当する部位の裏面に成形品
本体15の成形と同時に凹部17を形成する。
【0028】(2)インジェクション成形時に熱や機械
的な応力でできた成形品本体15の内部応力を加熱した
後に除冷で除去するアニール処理を行う。
【0029】(3)図4に示すように、凹部17と他の
部分とを区画する稜線17aで囲まれた部分に、吐出ノ
ズル19から流動可能な液状の封止剤21を入れる。こ
の封止剤21としては、注入時には自己流動可能な粘性
を有し熱、光等のエネルギーを付与すると硬化するもの
が好ましく、例えばポリウレタン樹脂、PVCゾル(プ
ラスチゾル)、UV硬化樹脂等を用いることが出来る。 またこの封止剤21は、成形品本体15と離れる方向の
外力を付与することにより、成形品本体15から容易に
剥離することが出来るような接着力に調合しておく。こ
の調合は成形品本体15の材質によって変化する。
【0030】なお、液状封止剤としては、物品の表面に
施された加飾部を保護し、かつこの加飾部に光学的偏光
を与える目的で広く行われているオーバーレイ法(又は
俗称「ポッティング法」とも言われる)で使用される公
知の液状物を挙げることが出来る。
【0031】代表例として具体的には、加熱硬化形とし
て、流動性ポリウレタン樹脂、ゾル状塩化ビニル樹脂が
あり、UV硬化形として、ポリエステル  ポリアクリ
レート樹脂(ラジカル重合系)、エポキシ樹脂(カチオ
ン重号系)などを主体とした液状樹脂を使用することが
好ましい。
【0032】また、液体状の封止剤21を、吐出ノズル
19から吐出すると、封止剤21は自己流動して凹部1
7内に流れて広がり、側壁をおおって稜線17aまで達
する。好ましくはさらに封止剤21を吐出すると、封止
剤21の高さは稜線17aの高さを多少越えるが、その
表面張力(界面張力)によりある一定の範囲までは稜線
17aを横切って流れ出すことはなく、その表面は凸状
を保って、正の(凸の)メニスカスを形成する。限界の
封止剤21の吐出量は、計算値及び実験値で求められる
ので、稜線の高さ位置を越えるものの限界値を越えない
範囲で定め、吐出ノズル1aの先端が文字、マーク等の
形に沿うよう成形品本体15と相対移動させながら自動
吐出装置をコントロールすることにより所定量を吐出で
きる。
【0033】また封止剤21の充填状態は、CCDカメ
ラ23等により、成形品本体15を透過して封止剤の形
状や範囲を検出し、画像処理して標準パターンと比較さ
せ所定の位置に充填されているか否かを判断し、所定の
位置の充填されていないものは、除くようにするのが好
ましい。なお、この場合封止剤21は着色したものであ
ると形状を検出しやすいので好ましい。(図5)次に封
止剤21が自然硬化形のもである場合を除いて、加熱し
たり光を照射して封止剤を硬化させる。
【0034】(4)次に、図6に示すように封止剤21
を充填した裏面に稜線17a部分を含めて第1着色層2
5を形成する。この第1着色層25は、通常の着色塗装
の場合にはスプレーコーティング、フローコーティング
などで適宜の色で形成され、真空金属化処理の場合は、
蒸着、スパッタリング、イオンプレーティングなどで行
われ、金属としてはアルミニウム、クロム、クロム合金
などを使用すると白色系金属色の着色層が得られる。ま
チタニウム合金を使用すると黄金色系金属色の着色層が
得られる。ここで形成される第1着色層の厚さは、通常
の着色塗装の場合には10μ〜80μ真空金属化処理の
場合は数百オングストロームの単位である。
【0035】なお、上記第1着色層25を通常の塗装で
形成した場合には、第1着色層25を形成した後に、焼
付が行われる。
【0036】(5)図7に示すように封止剤21を工具
等を用いて成形品本体15の凹部17から除去する。工
具としては、釣針状の引っ掛けを先端に有する工具で、
その先端を封止剤21の中に差し込み、工具を引っ張る
ことにより、封止剤21を剥離する。なおこの封止剤2
1の剥離方法は、真空吸引、加振動などでも良い。この
とき、封止剤21の上に形成された第1着色層25は、
稜線17aに沿って容易に破断し、成形品本体15の裏
面に形成され強固に固着した第1着色層は剥がれること
がない。
【0037】また、稜線17a部に内側に向けて第1着
色層25の微細な突片が残るときは、柔らかいブラシ付
きの吸引掃除機等で吸引除去しておくことが好ましい。
【0038】(6)図8に示すように、第2着色層27
を少なくとも凹部17の稜線17aを含めて着色層を形
成する。この時成形品本体15の裏面に形成された第1
着色層25は、成形品の凹部17以外の面に対し部分的
な表面処理用のマスクとなって、第2着色層27は凹部
17のみで成形品本体15の裏面に直接的に形成される
。その他の部分では第1着色層25のうえに形成される
。なお第2着色層27は第1着色層25の場合とその色
が異るのみで形成方法は同様の方法が使用し得る。
【0039】以上のような製造工程を経て完成した製品
をその表面側から見ると、透明な成形品本体15を通し
て、文字などの識別部分となる凹部15の部分が第2着
色層27の色により装飾部分となり、それ以外の部分で
ある第1着色層の色とは異色の第2着色層の色として識
別でき、図2に示すような識別模様を有する成形品が得
られる。
【0040】なお、図9に示すように、第2着色層27
の上から保護コーティング層29を形成しても良い。す
なわち、第2着色層が、真空金属化処理された金属薄膜
層の場合には、耐蝕性などを向上する目的で、塗装など
で保護コーティング層29を形成する。また、金属薄膜
を通して光が透過し得ることが要求されるときは、その
厚さを略200オングストローム以下とすると共に、保
護コーティング層を透明にするか又は通常の塗装の塗膜
よりも(通常30μ〜70μ)かなり薄い塗膜により形
成することにより、内部にランプを配置して夜間のイル
ミネーション効果を出したりもできる。
【0041】上記成形品の製造工程においては、従来の
ように金属薄膜を溶解するためにアルカリ液に浸漬した
りする面倒な作業が不要になり、全体として製造工程が
短縮され、成形品の製造を容易かつ短時間に行うことが
出来る。
【0042】またアルカリ液による溶解作業が不要にな
るので、成形品本体15がアルカリ液により影響を受け
るおそれがなく、成形品本体の材質、着色層の材質の選
択枝が広くなる。
【0043】なお、透明な成形品本体としては、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、あるいは無機質ガ
ラスを用いても良い。
【0044】また、図1に示す工程以外に、アニール処
理工程の前に脱脂工程を入れたり、第1着色層を形成す
る前に封止剤21が確実に凹部17内に充填されたか否
かを判断する工程を入れたり、第1着色層のベーキング
(焼付)工程を入れたり、保護コーティング層を形成す
る工程を入れても良い。
【0045】次に他の実施例について図10乃至図12
を用いて説明する。これらの実施例は、装飾部として上
記実施例では、凹部17を形成した例であったが、図1
0では、鋭角的な稜線31aが形成された突起31で囲
まれる部分が装飾部である。この場合にも、稜線31a
で囲まれる部分に封止剤21を入れて、第1着色層を形
成した後に、この封止剤21を除去して、第2着色層を
形成することにより、文字部14が第2着色層となり、
文字部以外の部分が第1着色層の色となる。図11に示
す装飾部は先端部が平坦な壁33で囲まれる部分で形成
されている。この場合にも、外側の稜線33a又は内側
の稜線33aで囲まれる部分に封止剤21を充填し上記
方法で、第1着色層と第2着色層を形成して、文字部1
4を第2着色層で、文字部以外の部分を第1の着色層と
する。
【0046】図12に示す例は、三角形の溝35で形成
される内部が装飾部であり、溝35の外側又は内側の稜
線35a間に封止剤21を入れて上記方法で第1着色層
と第2着色層を形成して、文字部14を第2着色層で、
文字部14以外を第1着色層とする。
【0047】上記の実施例では、いずれも、封止剤の高
さが稜線の高さを越える高さになるまで封止剤を吐出す
る例について説明したが、要は、封止剤が稜線に達して
かつ稜線に接してとどまっていればよく封止剤の高さが
稜線の高さと同じでもよく、また、負の(凹)のメニス
カスを呈する封止剤では封止剤の高さが稜線の高さより
も低くなるものでも良い。
【0048】また、封止剤は稜線に囲まれる部分全体に
入れる例を示したが、本質的には稜線に沿って存在して
いればよい。
【0049】なお、本発明において「装飾部」、「非装
飾部」なる用語は、意匠的観点ではなく、「装飾部」を
特定の部分、「非装飾部」を他の部分という意味で用い
ている。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る透明材
料からなる成形品の製造方法によれば、製造作業が容易
にると共に成形品本体の材料及び着色層の材料の選択枝
が広くなるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程を示す工程図で
ある。
【図2】透明な樹脂成形材料を使用した成形品本体を示
す斜視図である。
【図3】図2の III−III 線に沿って切断した
断面図である。
【図4】凹部内に封止剤を入れる状態を示す説明図であ
る。
【図5】凹部に封止剤が入れられた状態を示す説明図で
ある。
【図6】第1着色層を形成した状態を示す説明図である
【図7】封止剤を除去した状態を示す説明図である。
【図8】第2着色層を形成した状態を示す説明図である
【図9】保護コーティング層を形成した状態を示す説明
図である。
【図10】成形品本体の他の例を示す説明図である。
【図11】成形品本体の他の例を示す説明図である。
【図12】成形品本体の他の例を示す説明図である。
【図13】従来の成形品本体を示す斜視図である。
【図14】図13のXIVーXIV線に沿って切断した
断面図である。
【図15】ワニスを注入する状態を示す説明図である。
【図16】成形品本体をアルカリ液に浸漬した状態を示
す説明図である。
【図17】従来の製造工程を示す工程図である。
【符号の説明】
15  成形品本体 17  凹部 21  封止剤 25  第1着色層 27  第2着色層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  稜線で区画された装飾部と非装飾部と
    が裏面に形成された透明材料からなる成形品の製造方法
    であって、前記稜線で囲まれる装飾部に流動可能な液状
    の封止剤を稜線に達するまで入れ、前記封止材が入れら
    れた成形品本体の裏面に所定の色を呈する第1着色層を
    少なくとも前記稜線を含めて形成した後に、前記封止材
    と稜線で囲まれた部分の第1着色層を除去し、稜線で囲
    まれて封止材が除去された部分に第1着色層の色とは異
    色の色を呈する第2着色層を少なくとも前記稜線を含め
    て形成することを特徴とする透明材料からなる成形品の
    製造方法。
  2. 【請求項2】  第2着色層を真空金属化処理で金属薄
    膜を形成する請求項1記載の透明材料からなる成形品の
    製造方法。
  3. 【請求項3】  前記封止剤が、入れる時には液体状で
    、入れた後に硬化させることを特徴とする請求項1又は
    2項いずれかに記載の透明材料からなる成形品の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011772A1 (en) * 1993-10-28 1995-05-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive article having a colored substrate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011772A1 (en) * 1993-10-28 1995-05-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive article having a colored substrate

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