JPH04322833A - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

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Publication number
JPH04322833A
JPH04322833A JP9430891A JP9430891A JPH04322833A JP H04322833 A JPH04322833 A JP H04322833A JP 9430891 A JP9430891 A JP 9430891A JP 9430891 A JP9430891 A JP 9430891A JP H04322833 A JPH04322833 A JP H04322833A
Authority
JP
Japan
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valve
sheet material
belt conveyor
sheet stock
valve body
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Application number
JP9430891A
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English (en)
Inventor
Kenzo Takeda
謙三 武田
Mitsuteru Nakamura
中村 満輝
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04322833A publication Critical patent/JPH04322833A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層状態にある複数枚
のうち最上面のシート材を持上げ可能な持上げ手段と、
該持上げ手段からシート材を受取って水平な搬送方向に
沿って搬送すべく前記複数枚のシート材の上方固定位置
に配設されるベルトコンベアとを備えるシート材搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート材を吸盤で吸着して上昇せ
しめることにより上方の磁石付きベルトコンベアに再吸
着させて搬送するようにしたもの(たとえば特開昭60
−97146号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、磁石で吸着可能な材料から成るシート材のみ
が搬送可能であり、アルミニウム合金等の非磁性体から
成るシート材の搬送が不可能であった。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、如何なる材料から成るシート材をも効率的に
搬送し得るようにしたシート材搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴によれば、ベルトコンベアは、
搬送方向に向けて走行する往行部と該往行部の上方で搬
送方向とは逆方向に向けて走行する復行部とが無端状に
連結されて成る無端ベルトが駆動プーリおよび従動プー
リに巻掛けられて成り、該無端ベルトには、その長手方
向に間隔をあけた複数位置の外面側に吸盤がそれぞれ固
定されるとともに、それらの吸盤およびシート材間にそ
れぞれ形成される減圧室の大気との連通・遮断を切換可
能な開閉弁が各吸盤に対応して設けられる。
【0006】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、前記各開閉弁は、減圧室に通
じて無端ベルトに設けられる弁孔と、往行部に在るとき
には上方に臨む弁座を介して弁孔に連なるべく無端ベル
トに設けられる弁室と、自重による弁座への着座を可能
として弁室内に収容される弁体とをそれぞれ備え、前記
往行部の搬送方向に沿う前方側所定位置に対応して、前
記弁体を弁座から強制的に離反せしめる強制開放手段が
配設される。
【0007】本発明の第3の特徴によれば、上記第2の
特徴の構成に加えて、前記各弁体には、該弁体の弁座へ
の着座状態で無端ベルトの内面から内方側に突出すると
ともに先端に係止部が設けられた弁軸がそれぞれ連設さ
れ、前記強制開放手段は、弁軸を持上げて弁体を弁座か
ら離反させるべく係止部を案内する形状に形成されるカ
ムである。
【0008】さらに本発明の第4の特徴によれば、上記
第3の特徴の構成に加えて、前記ベルトコンベアは、積
層状態にある複数枚のシート材の上方位置と、シート材
を1枚ずつ処理するための次工程処理装置の上方位置と
の間にわたって配設され、次工程処理装置に対応する位
置には、シート材を吸着している複数の吸盤に対応する
各開閉弁の係止部を同時に案内可能な案内位置と、前記
係止部の搬送方向に沿う自由な移動を許容すべく案内位
置から外方に退避した退避位置との間で移動可能な強制
開放手段が配設される。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0010】図1ないし図8は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はシート材搬送装置の縦断側面図であ
って図2の1−1線断面図、図2は図1の2−2線断面
図、図3は図2の3部拡大図、図4は図3の4−4線断
面図、図5は開閉弁開弁状態での図3に対応する要部断
面図、図6は図5の6−6線断面図、図7はシート材搬
送開始時の図1に対応する縦断側面図、図8はシート材
の一部分離時の図1に対応する縦断側面図である。
【0011】先ず図1および図2において、たとえばア
ルミニウム合金により0.7〜1.2mm程度の厚さの
矩形状に成形された複数枚のシート材10が昇降台11
上に積層状態で載置されており、該昇降台11上のシー
ト材10が、本発明に従うシート材搬送装置12により
最上面から1枚ずつ順次吸着されて、次工程のたとえば
洗浄装置13に搬送される。
【0012】床面には固定の支持枠14が立設されてお
り、昇降台11は該支持枠14内の床面上に配設される
。而して支持枠14には、昇降台11上に載っている複
数枚のうち最上面のシート材10をその下方のシート材
10から確実に分離するためのブラシ15が固定的に配
設されており、昇降台11は、その上に載っている複数
枚のシート材10の最上面が前記ブラシ15に対応する
位置となるべく、シート材10が1枚搬送される毎に微
小量ずつ上昇可能に構成される。
【0013】シート材搬送装置12は、昇降台11上で
積層状態にある複数枚のうち最上面のシート材10を吸
着して持上げ得る持上げ手段17と、該持上げ手段17
からシート材10を受取った後に水平な搬送方向16に
沿って洗浄装置13側に搬送すべく前記複数枚のシート
材10の上方固定位置に配設される4つのベルトコンベ
ア18とを備える。
【0014】持上げ手段17は、上下方向に延びる複数
の昇降シリンダ19と、それらの昇降シリンダ19によ
りそれぞれ昇降駆動される複数の第1吸盤20とを備え
るものであり、各昇降シリンダ19は、ピストンロッド
19aを下方位置とした姿勢で支持枠14の上端に固定
された支持板21によりそれぞれ固定的に支持される。 しかも第1吸盤20は、各ピストンロッド19aの先端
にそれぞれ固定されるものである。
【0015】一方、4つのベルトコンベア18は、搬送
方向16に沿って4個ずつ1列に並んだ昇降シリンダ1
9を相互間にそれぞれ位置させるようにして搬送方向1
6とは直交する水平方向に間隔をあけて支持枠14に支
持されるものであり、搬送方向16に向けて走行する往
行部22G と該往行部22G の上方で搬送方向16
とは逆方向に向けて走行する復行部22R とが無端状
に連結されて成る無端ベルト22が、搬送方向16に沿
う前端側の駆動プーリ23と搬送方向16に沿う後端側
の従動プーリ24とに巻掛けられて成るものであり、各
駆動プーリ23は、支持枠14から一対ずつ垂下された
支持腕25の下端で回転自在に支承され、各従動プーリ
24は支持枠14から一対ずつ垂下された支持腕26の
下端でそれぞれ回転自在に支承される。
【0016】而して持上げ手段17における各昇降シリ
ンダ19は、その縮小作動時には各第1吸盤20を各無
端ベルト22における往行部22G および復行部22
R 間に位置させるようにして支持板21にそれぞれ支
持されており、各昇降シリンダ19は、その伸長作動時
に、昇降台11上に在るシート板10の最上面に第1吸
盤20をそれぞれ押付けて吸着させることが可能である
【0017】また各駆動プーリ23は、共通の回転軸2
7に同軸に連結されるものであり、4つのベルトコンベ
ア18のうち最も外側のベルトコンベア18における駆
動プーリ23を支持する支持腕25には、回転軸27に
連結されるモータ28が固定的に支持される。
【0018】図3および図4を併せて参照して、無端ベ
ルト22は、ゴム等の可撓性材料から成るベルト主体2
2aの内面に可撓性材料によりシート状に形成された内
張り部材22bが貼着されて成る。而して該無端ベルト
22には、その長手方向に間隔をあけた複数位置の外面
側に第2吸盤30がそれぞれ固定されるとともに、第2
吸盤30がシート材10に吸着したときに第2吸盤30
およびシート材10間に形成される減圧室31の大気と
の連通・遮断を切換可能な開閉弁32が各第2吸盤30
に対応して設けられる。
【0019】前記開閉弁31は、減圧室31に通じて無
端ベルト22に設けられる弁孔33と、テーパ状の弁座
34を介して弁孔33に同軸に連なるようにして無端ベ
ルト22のベルト主体22aおよび内張り部材22b間
に形成される弁室35と、弁座34への自重による着座
を可能として弁室35内に収容される弁体36とをそれ
ぞれ備える。弁座34は、往行部22G に在るときに
は上方に臨むようにしてテーパ状に形成されるものであ
り、弁体36は、往行部22G に在るときにはその自
重により弁座34に着座して弁孔33を塞ぐ下方の閉鎖
位置と、弁座34から離反して弁孔33を開放する上方
位置との間で移動可能にして弁室35内に収納されてお
り、内張り部材22bには、弁室35を大気に開放させ
る小径の連通孔37が弁室35と段差をなして穿設され
る。而して連通孔37および弁室35間の段差部は弁体
36の外部への離脱を阻止する機能をも果たす。
【0020】弁体36には、連通孔37を緩やかに貫通
して各ベルトコンベア18の内方側に突出する弁軸38
が一体に連設されており、各弁軸38の先端には半径方
向外方に張出した半球状の係止部39がそれぞれ一体的
に設けられる。
【0021】図5および図6を併せて参照して、各ベル
トコンベア18における往行部22G の搬送方向16
に沿う前方側で駆動プーリ23寄りの部分には、前記各
開閉弁32が対応する位置まで移動して来たときに強制
的に開弁するための強制開放手段としてのカム40が一
対ずつ固定的に配設される。これらのカム40は、開閉
弁32における弁軸38の先端係止部39の両側下面に
摺接すべく往行部22G の上面に摺接して配置される
ものであり、一対の支持腕25間にわたって設けられた
支持部材41から垂下される一対の支持部材42にそれ
ぞれ固定的に取付けられる。両カム40には、搬送方向
16に沿う前上がりの第1傾斜面40aと、該傾斜面4
0aに連なる保持面40bと、搬送方向16に沿う前下
がりの第2傾斜面40cとが設けられており、保持面4
0bは半球状である係止部39の下面に摺接すべく傾斜
面に形成される。而して往行部22G において、無端
ベルト22が搬送方向16に向けて走行することにより
、各開閉弁32における弁軸38の先端の係止部39は
、両カム40の第1傾斜面40aに摺接して次第に上方
に持上げられ、保持面40bに摺接している状態では持
上げ状態が保持され、さらに第2傾斜面40cに摺接す
ることにより係止部39が降下していくことになる。し
たがって各開閉弁32は、弁体36がその自重により弁
座34に着座した状態でカム40の位置に達したときに
は係止部39がカム40に乗り上げることにより、弁軸
38すなわち弁体36が弁座34から離反する上方に持
上げられて強制的に開弁せしめられ、カム40を通過す
ることにより弁体36はその自重により再び弁座34に
着座することになる。
【0022】また各ベルトコンベア18における駆動プ
ーリ23および従動プーリ24には、各開閉弁32にお
ける弁軸38と該弁軸38の先端の係止部39とを通過
させるための環状溝43,44がそれぞれ設けられる。
【0023】さらに、各カム40よりも搬送方向16に
沿う前方で第2吸盤30からのシート材10の分離を円
滑に行なうべく往行部22G の下面にある第2吸盤3
0とシート材10との吸着面に入り込む剥離刃45が洗
浄装置13に固定的に配設される。
【0024】次にこの実施例の作用について説明すると
、昇降台11上に積層状態で載置されている複数枚のう
ち最上面のシート材10を洗浄装置13に搬送するにあ
たっては、持上げ手段17の各昇降シリンダ19を図1
の縮小状態から図7の鎖線で示すように伸長作動せしめ
、第1吸盤20をシート材10の上面に押付けることに
より、シート材10を第1吸盤20に吸着させる。次い
で、各昇降シリンダ19を縮小作動せしめ、図7の実線
で示す位置まで第1吸盤20を上昇させると、シート材
10の上面は、各ベルトコンベア18の往行部22G 
において対応する第2吸盤30にそれぞれ密着される。 この際、各開閉弁32における弁体36は自重により弁
座34に着座した状態にあるが、シート材10に押付け
られて第2吸盤30が撓むことにより減圧室31内が加
圧されるのに応じて弁体36が浮き上がり、減圧室31
から空気が大気中に逃がされる。而して、大気から前記
減圧室31への空気の流入は開閉弁32により阻止され
るので、シート材10の押付け状態が解除されたときに
は減圧室31が減圧状態となっており、複数の第2吸盤
30によりシート材10が吸着保持されることになり、
持上げ手段17から各ベルトコンベア18にシート材1
0が受け渡されることになる。
【0025】各ベルトコンベア18の往行部22G に
おいて無端ベルト22が搬送方向16に沿う前方に向け
て走行すると、複数の第2吸盤30で吸着保持された状
態にあるシート材10も搬送方向16に沿う前方に向け
て搬送されることになるが、各ベルトコンベア181 
〜184 に設けられている開閉弁32が、カム40に
対応する位置まで来たときには、開閉弁32の係止部3
9がカム40により案内されて弁体36が弁座34から
離反することにより開閉弁32が強制的に開弁せしめら
れ、減圧室31が大気に開放されて第2吸盤30による
シート材10の吸着状態が解除される。したがって、シ
ート材10は各開閉弁32の係止部39がカム40に乗
り上げた位置で第2吸盤30との吸着状態を順次解除さ
れることになり、各ベルトコンベア18から洗浄装置1
3にシート材10が1枚ずつ円滑にもたらされることに
なる。
【0026】このようにして材料の如何にかかわらずシ
ート材10を効率的に搬送することが可能となる。しか
も特開昭60−97146号公報で開示されている従来
技術に比べると、持上げ手段17をそのままとしてベル
トコンベア18を交換するのみで如何なる材料のシート
材にも対応可能となる。
【0027】図9および図10は本発明の他の実施例を
示すものであり、搬送方向16とは直角な水平方向に間
隔をあけて配設される複数のベルトコンベア18′は、
昇降台11の上方位置と次工程処理装置としてのプレス
機への送り込み装置46の上方位置との間にわたって設
けられており、シート材10を吸着している複数の吸盤
30に対応する各開閉弁32の係止部39を同時に案内
可能な案内位置(図9の鎖線で示す位置)と、各係止部
39の搬送方向16に沿う自由な移動を許容すべく該案
内位置から上方に退避した退避位置(図9の実線で示す
位置)との間で移動可能な強制開放手段としての複数の
カム40′が各ベルトコンベア18′に対応してそれぞ
れ配設される。すなわちガイドロッド52を介して支持
枠14′に昇降可能に支承された連結部材47に各カム
40′が共通に連結されており、上下に延びる軸線を有
して支持枠14′に支持されて該連結板47に連結され
たシリンダ48を伸縮作動せしめることにより、各カム
40′が前記案内位置と退避位置との間で移動せしめら
れる。而してシート材10が送り込み装置46の上方位
置にもたらされたときに該シート材10を吸着している
複数の第2吸盤30に対応する開閉弁32における係止
部39の前方位置(案内位置)に各カム40′が同時に
位置するようにシリンダ46の伸縮作動を制御すること
により、各開閉弁32を同時に開弁し、複数の第2吸盤
30によるシート材10の吸着保持を同時に解除してシ
ート材10を送り込み装置46に円滑にもたらすことが
できる。
【0028】また持上げ手段17′として、図9で示す
ように、支持枠14′に複数のガイドロッド49を介し
て昇降可能に支承された昇降板50に複数の第1吸盤2
0をそれぞれ連結し、上下に延びる軸線を有して支持枠
14′に支持された単一のシリンダ51を昇降板50に
連結するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ベルトコンベアは、搬送方向に向けて走行する往行
部と該往行部の上方で搬送方向とは逆方向に向けて走行
する復行部とが無端状に連結されて成る無端ベルトが駆
動プーリおよび従動プーリに巻掛けられて成り、該無端
ベルトには、その長手方向に間隔をあけた複数位置の外
面側に吸盤がそれぞれ固定されるとともに、それらの吸
盤およびシート材間にそれぞれ形成される減圧室の大気
との連通・遮断を切換可能な開閉弁が各吸盤に対応して
設けられるので、如何なる材質から成るシート材をも吸
着して搬送可能であり、各開閉弁を開弁制御することに
より吸盤からのシート材の離脱を可能としてシート材を
次工程に円滑に搬送することができる。
【0030】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、前記各開閉弁は、減圧室に通
じて無端ベルトに設けられる弁孔と、往行部に在るとき
には上方に臨む弁座を介して弁孔に連なるべく無端ベル
トに設けられる弁室と、自重による弁座への着座を可能
として弁室内に収容される弁体とをそれぞれ備え、前記
往行部の搬送方向に沿う前方側所定位置に対応して、前
記弁体を弁座から強制的に離反せしめる強制開放手段が
配設されるので、複雑な制御回路を不要として、シート
材を一定位置で自動的に各吸盤から離脱させることが可
能となる。
【0031】本発明の第3の特徴によれば、上記第2の
特徴の構成に加えて、前記各弁体には、該弁体の弁座へ
の着座状態で無端ベルトの内面から内方側に突出すると
ともに先端に係止部が設けられた弁軸がそれぞれ連設さ
れ、前記強制開放手段は、弁軸を持上げて弁体を弁座か
ら離反させるべく係止部を案内する形状に形成されるカ
ムであるので、上記第2の特徴の効果を簡単な構成で得
ることができる。
【0032】さらに本発明の第4の特徴によれば、上記
第3の特徴の構成に加えて、前記ベルトコンベアは、積
層状態にある複数枚のシート材の上方位置と、シート材
を1枚ずつ処理するための次工程処理装置の上方位置と
の間にわたって配設され、次工程処理装置に対応する位
置には、シート材を吸着している複数の吸盤に対応する
各開閉弁の係止部を同時に案内可能な案内位置と、前記
係止部の搬送方向に沿う自由な移動を許容すべく案内位
置から外方に退避した退避位置との間で移動可能な強制
開放手段が配設されるので、次工程処理装置へのシート
材の受け渡しがより円滑となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシート材搬送装置の縦断側
面図であって図2の1−1線断面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の3部拡大図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】開閉弁開弁状態での図3に対応する要部断面図
である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】シート材搬送開始時の図1に対応する縦断側面
図である。
【図8】シート材の一部分離時の図1に対応する縦断側
面図である。
【図9】本発明の他の実施例の図1に対応する縦断側面
図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【符号の説明】
10・・・シート材 12・・・シート材搬送装置 16・・・搬送方向 17,17′・・・持上げ手段 18,18′・・・ベルトコンベア 22・・・無端ベルト 22G ・・・往行部 22R ・・・復行部 30・・・吸盤 31・・・減圧室 32・・・開閉弁 33・・・弁孔 34・・・弁座 35・・・弁室 36・・・弁体 38・・・弁軸 39・・・係止部 40,40′・・・強制開放手段としてのカム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  積層状態にある複数枚のうち最上面の
    シート材(10)を持上げ可能な持上げ手段(17,1
    7′)と、該持上げ手段(17,17′)からシート材
    (10)を受取って水平な搬送方向(16)に沿って搬
    送すべく前記複数枚のシート材(10)の上方固定位置
    に配設されるベルトコンベア(18,18′)とを備え
    るシート材搬送装置において、ベルトコンベア(18,
    18′)は、搬送方向(16)に向けて走行する往行部
    (22G )と該往行部(22G )の上方で搬送方向
    (16)とは逆方向に向けて走行する復行部(22R 
    )とが無端状に連結されて成る無端ベルト(22)が駆
    動プーリ(23)および従動プーリ(24)に巻掛けら
    れて成り、該無端ベルト(22)には、その長手方向に
    間隔をあけた複数位置の外面側に吸盤(30)がそれぞ
    れ固定されるとともに、それらの吸盤(30)およびシ
    ート材(10)間にそれぞれ形成される減圧室(31)
    の大気との連通・遮断を切換可能な開閉弁(32)が各
    吸盤(30)に対応して設けられることを特徴とするシ
    ート材搬送装置。
  2. 【請求項2】  前記各開閉弁(32)は、減圧室(3
    1)に通じて無端ベルト(22)に設けられる弁孔(3
    3)と、往行部(22G )に在るときには上方に臨む
    弁座(34)を介して弁孔(33)に連なるべく無端ベ
    ルト(22)に設けられる弁室(35)と、自重による
    弁座(34)への着座を可能として弁室(35)内に収
    容される弁体(36)とをそれぞれ備え、前記往行部(
    22G )の搬送方向(16)に沿う前方側所定位置に
    対応して、前記弁体(36)を弁座(34)から強制的
    に離反せしめる強制開放手段(40,40′)が配設さ
    れることを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置
  3. 【請求項3】  前記各弁体(36)には、該弁体(3
    6)の弁座(34)への着座状態で無端ベルト(22)
    の内面から内方側に突出するとともに先端に係止部(3
    9)が設けられた弁軸(38)がそれぞれ連設され、前
    記強制開放手段(40,40′)は、弁軸(38)を持
    上げて弁体(36)を弁座(34)から離反させるべく
    係止部(39)を案内する形状に形成されるカムである
    ことを特徴とする請求項2記載のシート材搬送装置。
  4. 【請求項4】  前記ベルトコンベア(18′)は、積
    層状態にある複数枚のシート材(10)の上方位置と、
    シート材(10)を1枚ずつ処理するための次工程処理
    装置(46)の上方位置との間にわたって配設され、次
    工程処理装置(46)に対応する位置には、シート材(
    10)を吸着している複数の吸盤(30)に対応する各
    開閉弁(32)の係止部(39)を同時に案内可能な案
    内位置と、前記係止部(39)の搬送方向(16)に沿
    う自由な移動を許容すべく案内位置から外方に退避した
    退避位置との間で移動可能な強制開放手段(40′)が
    配設されることを特徴とする請求項3記載のシート材搬
    送装置。
JP9430891A 1991-04-24 1991-04-24 シート材搬送装置 Pending JPH04322833A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006015406A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kia Motors Corp プレスラインの素材移送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006015406A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kia Motors Corp プレスラインの素材移送装置
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