JPH0432187Y2 - - Google Patents

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JPH0432187Y2
JPH0432187Y2 JP1986134750U JP13475086U JPH0432187Y2 JP H0432187 Y2 JPH0432187 Y2 JP H0432187Y2 JP 1986134750 U JP1986134750 U JP 1986134750U JP 13475086 U JP13475086 U JP 13475086U JP H0432187 Y2 JPH0432187 Y2 JP H0432187Y2
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screw tightening
attached
tightening machine
tightening
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌のボデイと種類の異なるエンジ
ンの組付において、エンジンの種類の異なること
により生ずるスタツドボルトの位置変化に対応す
ることのできるエンジン組付用自動締付装置に関
する。
(従来の技術) 自動車の組付ラインにはボルト・ナツト等のね
じ締付け工程が数多くある。例えば、自動車のボ
デイにエンジンを組付ける工程もその一つであ
る。従来、この種の組付においては、ハンガで吊
下げた自動車のボデイのほぼ真下にエンジンを定
置したリフタ装置を配置し、作業者がリフタ装置
を操作して、エンジンを上昇させながら該エンジ
ンのブラケツトを自動車のボデイの所定位置に取
り付けられたゴムブツシユ入りのインシユレータ
のスタツドボルトに嵌合させた後、該ボルトにナ
ツトをはめ合せてインパクトレンチ等を用いて締
付けていた。しかし、その作業は自動化されてい
なかつた。
一方、これに対して、自動車のボデイに複数個
のねじを締付ける方法で、自動車の位置ずれに関
係なく、自動でねじを締付けるようにしたねじ締
付方法が提案されている。例えば、特開昭60−
34234号公報、特開昭60−34235号公報。
ここに示されている特開昭60−34234号公報の
ねじ締付装置は第6図第7図に示すようなもの
で、レール80上を走行する台車81にモータ8
2と、操作ボツクス83と、さらに先端に締付用
工具84を設けたロボツト本体85を取付けたも
ので、該締付用工具84で、ハンガ86に吊下さ
れた自動車のボデイ87のねじを締付けるように
したものである。
そして、最初の締付けを手動で、ロボツト85
の締付用工具84をセツトして締付け、残りの設
定された締付位置では該ロボツト85の締付用工
具84により自動で締付を行うことを特徴とし、
そして自動車のボデイ87の位置ずれに関係な
く、ボデイの最初のポイントを原点として自動で
残りの締付けを行うようにしたものである。
また、特開昭60−34235号公報に示されている
ねじ締付装置は第8図第9図に示すようなもの
で、レール90上を走行する台車91にモータ9
2と、操作ボツクス93と、ボルト供給機94
と、さらに先端に締付用工具95を設けたロボツ
ト本体96と、2本の位置検側バー97を取付け
たもので、該締付用工具95でハンガ98に吊下
された自動車のボデイ99のねじを締付けるよう
にしたものである。
そして、予め自動車のボデイの所定個所に設け
た2個の穴に2本の位置検側バー97を挿入し、
該2本の位置検側バー97を基準にしてロボツト
の締付用工具95にて締付を行うことを特徴とし
車輌のボデイの位置ずれに関係なくボデイの最初
のポイントを原点として、自動で残りの締付を行
うようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなねじ締付装置は、締
付用工具と被締付部との最初の位置決めを手動で
行わなければならず煩雑であつた。また、水平方
向への移動に関しても、台車とロボツトの複合の
動きだけで行なわなければならず、正確で、細か
い動きができなかつた。
さらに、ロボツトねじ締付部の駆動手段も、1
台のシリンダで行なつているため、大雑把な動き
だけしかできず、装置全体に関しても精密な動き
が難かしかつた。
本考案は最初の位置決を自動的に行い、かつ細
かい動きと精密は動きを短時間に行うようにした
エンジン組付用自動締付装置を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題を解決するための手段とし
て、上下方向に移動する第5ベースに略L字形に
形成された第4ベースをX方向に移動可能に設
け、略L字形第4ベースの垂直面にY方向に移動
する第3ベースを設け、該第3ベースにX方向に
移動する二つの第2ベースを設け、該第2ベース
のそれぞれに上下方向に移動可能にコンプライア
ンス機能を有するねじ締付機を装着し、前記第2
ベースをX方向に駆動する手段と前記第3ベース
をY方向に駆動する手段をNC制御することを特
徴とするものである。
(作用) 本考案はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、上下方向に移動する第5ベ
ースに略L字形に形成された第4ベースをX方向
に移動可能に設け、更にこのL字形第4ベースの
垂直面にY方向に移動する第3ベースを設け、更
にこの第3ベースにX方向に移動する二つの第2
ベースを設け、更にこの第2ベースのそれぞれに
上下方向に移動可能にコンプライアンス機能を有
するねじ締付機を装着したので、第5ベースを上
下させて第4ベース、第3ベース、第2ベースお
よびねじ締付機のすべてを第5ベースにより上下
させて装置全体のワークに対する高さ方向の位置
決めをし、更に第4ベースをX方向に移動して第
3ベース、第2ベースおよびねじ締付機のすべて
をX方向に移動するとともに、第3ベースをY方
向に移動させて第2ベースおよびねじ締付機をY
方向に移動し、第2ベースおよびねじ締付機をワ
ークに対して高さ方向およびXY方向に概略位置
決めする。これにより、第2ベースおよびねじ締
付機の移動距離が短くなり、実際のねじ締め付け
の動作時間も短縮することが可能になる。そし
て、第3ベースにX方向に移動する二つの第2ベ
ースを設け、この第2ベースのそれぞれに上下方
向に移動可能にコンプライアンス機能を有するね
じ締付機を装着し、第3ベースをY方向に移動す
るようにしているので、第2ベースと第3ベース
とをXY方向に短い距離を移動して位置合わせの
微調整をすることにより正確に位置合わせをし、
更に微小の位置ずれに対してはコンプライアンス
機能によりねじ締付機を更に正確に位置合わせす
ることが可能になる。そして、第2ベースをX方
向に駆動する手段と前記第3ベースをY方向に駆
動する手段と前記第3ベースをY方向に駆動する
手段をNC制御するようにしているので、上記ね
じ締付機の位置合わせを基準にしてねじの締め付
けが自動的に行われる。また、第2ベースのそれ
ぞれに上下方向に移動可能にコンプライアンス機
能を有するねじ締付機を装着した二組のねじ締付
機をそなえているので、この二組のねじ締付機を
交互に使用してその作業を効率良く行うことが可
能になる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図〜第5図にもと
づいて説明する。100,100はコンプライア
ンス機能を有する一対の締付機である。各締付機
100は主にソケツト1とコンプライアンス機能
デバイス3と、フレーム4と、回転軸5と、フレ
ーム6,7と、ナツトランナ9と、そしてベース
11とから構成されている。
ソケツト1は先端にナツトが入る六角孔が設け
られ、軸受を内蔵した中空ブラケツト2に挿入、
支持されRCC(Remote Center Compliance)デ
バイス3を介して、第1のフレーム4に固定され
ている。そしてソケツト1の下端は回転軸5とブ
ラケツト2の中空部で自在継手(図示せず)を介
して連結している。回転軸5はRCCデバイス3
の中央部にある中空孔を通り、第1のフレーム
4、第2のフレーム6、第3フレーム7に内蔵し
た軸受によつて支持されている。回転軸5の中間
部には歯車8が取付けられており、第2フレーム
6に結合されたナツトランナ9の出力軸に取付け
られた歯車10と噛合し、ナツトランナ9によつ
て回転軸5が回転される。そして第1のフレーム
4、第2フレーム6、第3のフレーム7は鉛直な
第1のベース11に固定されている。
第1の各ベース11にはレール12が取り付け
られ、このレール12は第1のベースと平行に設
けられた平面から見てL型をした第2のベース1
3に取付けられたリニアベアリング14には摺動
自在に係合している。第2のベース13にはブラ
ケツト15を介してシリンダ16が夫々取付けら
れ、シリンダ16のロツド16aは第2のフレー
ム6に取付けられ、シリンダ16によつて第2の
ベース13に対して、第1のベース11が夫々上
下動できるようになつている。
シリンダ16がねじ締付機の昇降手段である。
第2の各ベース13にはリニアベアリング14
の取付面の反対面に沿つて直交する面にリニアベ
アリング17が取付けられ、第3のベース18に
取付けられたレール19に係合している。そし
て、第3のベース18の上方・左右端には、一対
の軸受を内蔵したブラケツト20,20aに支持
されたボールネジ21,21が取付けられ、各ボ
ールネジ21は第3のベース18にブラケツト2
2aを介して取付けられたサーボモータ22の出
力軸に軸継手23を介して連結されており、ボー
ルネジ21は第2のベース13にブラケツト13
aを介して取付けられたボールネジ21のナツト
24が、サーボモータ22の作動によつて第3の
ベース18に対し、第2のベース13が第1図に
示すX方向に作動するように構成されている。
第3ベース18のサーボモータ22側の面にリ
ニアベアリング25が取付けられ、第4のベース
26に取付けられたレール27に係合している。
そして、第4のベース26の底部に軸受を内蔵し
たブラケツト28,29に支持されたボールネジ
30が設けられ、ボールネジ30は第4のベース
26にブラケツト31を介して取付けられたサー
ボモータ32の出力軸に軸継手33を介して連結
されている。また、ボールネジ30は、第3ベー
ス18に取付けられたナツト34にはめ込まれて
おり、サーボモータ32の作動によつて、第3の
ベース18は、第4のベース26に対し、第1図
に示すY方向に作動する様に構成されている。な
お、Y方向の作動は、2軸のソケツト1を同時に
作動するものである。サーボモータ22,22と
32が水平方向の位置決め手段となる。また、サ
ーボモータ22,22及び32は、3方向のNC
コントローラ(図示せず)によつて制御され、ま
た締付装置Sはテイーチングによつて作動範囲の
任意の位置に作動し位置決めできるようになつて
いる。
第4のベース26は、下面にリニアベアリング
35が取付けられており、第5のベース36に取
付けられたレール37に摺動自在に係合してい
る。そして、第5のベース36にブラケツト38
を介して取付けられたシリンダ39のロツド39
aが第4のベース26に取り付けられ、シリンダ
39の作動によつて第4のベース26が作動でき
るようになつている。
第5のベース36は、下面にガイドロツド40
が取付けられ、支持台41に取付けられたガイド
ロツド受40′に挿入されているとともに、支持
台41に取付けられたシリンダ42のロツド4
2′が結合され、シリンダ42の作動によつて本
体フレーム41に対して第5のベース36が上下
動できるようになつている。
次に車輌のボデイ50に関して説明すると、5
1は自動車のボデイであり、図示しないハンガ等
によつて吊下されている。ボデイ51のフロント
側のエンジン取付部には、メンバ52にブラケツ
ト53が接合され、ブラケツト53に先端がテー
パ状をしたスタツドボルト2本54が取り付けら
れた、ゴムブツシユを有したインシユレータ55
がボルト、ナツト56によつて結合されている。
そして、スタツドボルト54にはめ込まれるブラ
ケツト58を有するエンジン57がエンジンリフ
タ59によつてリフトアツプされる。
以上の様に構成された本実施例の動作について
説明する。締付機100はサーボモータ22,2
2,32によつて、あらかじめ定めた原位置に待
期(サーボロツク状態)する。この状態では第1
のベース11はシリンダ16によつて下降端にあ
り、第4のベース26はシリンダ39によつて、
左側の作動端にあり、第5のベース36はシリン
ダ42によつて下降端にある。支持台41がボデ
イ51とあらかじめ定めた相対位置にある時、エ
ンジンリフタ59によつてエンジン57を上昇さ
せ、ブラケツト58が、スタツドボルト54には
め込まれた状態で停止すると、まず、第5のベー
ス36がシリンダ42によつて上昇させられ、そ
の上昇端で第4のベース26がシリンダ39によ
つて前進(第2図の向かつて右方向)し、前進端
まで進んで、第2図の状態となる。すると、あら
かじめ各エンジン種類に対応して、選択したモー
ドにより、前記NCコントローラに各締付機10
0毎の作動位置をテイーチングしておいたデータ
に基づき、まず一方の締付機100(第2図の手
前側or第1図の下側)が、サーボモータ22,3
2の作動によつて移動し、そのソケツト1の軸芯
がスタツドボルト54の一方(第2図の手前側or
第5図の向かつて右側)の軸芯と一致する位置と
し、そこで、締付機100に対応したシリンダ1
6を作動するとともに、ナツトランナ9を回転さ
せ、ソケツト1上のナツトを一方のスタツドボル
ト54に嵌合させて締め付ける。
この時、ソケツト1の軸芯とスタツドボルト5
4の軸芯にずれがある場合、スタツドボルト54
の先端にナツトのねじ孔の線が接すると、RCC
デバイスの作用により、ソケツト1の軸芯がスタ
ツドボルト54の軸芯と一致する方向に移動し、
ナツトが、スタツドボルト54に嵌合し締め付け
ることができる。
締め付けが完了すると、ナツトランナー9が停
止して、シリンダ16の作動により、締付機10
0が下降し、下降端に戻る。
次に他方の締付機100がサーボモータ22,
32の作動によつて移動し、このソケツト1の軸
芯が他方のスタツドボルト54の軸芯とほぼ一致
する位置となる。なお、この時前記一方の締付機
は初期位置近傍まで戻る。そして、前記一方のソ
ケツト1と同様の作動によつて、ナツトが他方の
スタツドボルト54に締め付けられる。締め付け
が完了すると、他方の締付機100はシリンダ1
6によつて下降し下降端に戻る。そこで2つの締
付機100は当初の作動前の原位置にサーボモー
タ22,22,32の作動によつて戻り、第1図
に示した状態になる。
次に、シリンダ39の作動により、第4のベー
ス26が第1図において左側に移動し、その移動
端でシリンダ42の作動により、第5のベース3
6が下降し、下降端に行きそこでナツトをソケツ
ト1に作業者または図示しない自動供給装置によ
つて供給すると、自動締付けの1サイクルが終了
する。
次に本実施例の作用について説明する。すなわ
ち、上下方向に移動する第5ベース36に略L字
形に形成された第4ベース26をX方向に移動可
能に設け、更にこのL字形第4ベース26の垂直
面にY方向に移動する第3ベース18を設け、更
にこの第3ベース18にX方向に移動する二つの
第2ベース13を設け、更にこの第2ベース13
のそれぞれに上下方向に移動可能にコンプライア
ンス機能を有するねじ締付機100を装着したの
で、第5ベース36を上下させて第4ベース2
6、第3ベース18、第2ベース13およびねじ
締付機100のすべてを第5ベース36により上
下させて装置全体のワークに対する高さ方向の位
置決めをし、更に第4ベース26をX方向に移動
して第3ベース18、第2ベース13およびねじ
締付機100のすべてをX方向に移動するととも
に、第3ベース18をY方向に移動させて第2ベ
ース13およびねじ締付機100をY方向に移動
し、第2ベース13およびねじ締付機100をワ
ークに対して高さ方向およびXY方向に概略位置
決めする。これにより、第2ベース13およびね
じ締付機100の移動距離が短くなり、実際のね
じ締め付けの動作時間を短縮することが可能にな
る。そして、第3ベース18にX方向に移動する
二つの第2ベース13を設け、この第2ベース1
3のそれぞれに上下方向に移動可能にコンプライ
アンス機能を有するねじ締付機100を装着し、
第3ベース18をY方向に移動するようにしてい
るので、第2ベース13と第3ベース18とを
XY方向に短い距離を移動して位置合わせの微調
整をすることにより正確に位置合わせをし、更に
微小の位置ずれに対してはコンプライアンス機能
によりねじ締付機100を更に正確に位置合わせ
することが可能になる。そして、第2ベース13
をX方向に駆動する手段と前記第3ベース18を
Y方向に駆動する手段をNC制御するようにして
いるので、上記ねじ締付機100の位置合わせを
基準にしてねじの締め付けが自動的に行われる。
また、第2ベース13のそれぞれに上下方向に移
動可能にコンプライアンス機能を有するねじ締付
機100を装着した二組のねじ締付機100をそ
なえているので、この二組のねじ締付機100を
交互に使用してその作業を効率良く行うことが可
能になる。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、上下方向に
移動する第5ベースに第4ベースをX方向に移動
可能に設け、更にこのL字形第4ベースにY方向
に移動する第3ベースを設け、更にこの第3ベー
スにX方向に移動する二つの第2ベースを設け、
更にこの第2ベースのそれぞれに上下方向に移動
可能にコンプライアンス機能を有するねじ締付機
を装着したので、第5ベースを上下させることに
より第4ベース、第3ベース、第2ベースおよび
ねじ締付機のすべてを上下させて装置全体のワー
クに対する高さ方向の位置決めをし、更に第4ベ
ースをX方向に移動して第3ベース、第2ベース
およびねじ締付機のすべてをX方向に移動すると
ともに、第3ベースをY方向に移動させて第2ベ
ースおよびねじ締付機をY方向に移動し、第2ベ
ースおよびねじ締付機をワークに対して高さ方向
およびXY方向に概略位置決めすることができ
る。
これにより、第2ベースおよびねじ締付機の移
動距離が短くなり、例え狭いところでも細かい動
きをすることができ、実際のねじ締め付けの動作
時間を短縮することができる。
そして、第3ベースにX方向に移動する二つの
第2ベースを設け、この第2ベースのそれぞれに
上下方向に移動方向にコンプライアンス機能を有
するねじ締付機を装着し、第3ベースをY方向に
移動するようにしているので、第2ベースと第3
ベースとをXY方向に短い距離を移動して位置合
わせの微調整をすることにより正確に位置合わせ
をすることができ、更に微小の位置ずれに対して
はコンプライアンス機能によりねじ締付機を更に
正確に位置合わせしてねじ締付機の精密な動きを
することができる。
そして、第2ベースをX方向に駆動する手段と
前記第3ベースをY方向に駆動する手段をNC制
御するようにしているので、例え車種が変わつて
も上記ねじ締付機の位置合わせを基準にしてNC
制御することによりねじの締め付けを自動的に行
うことができる。また、第2ベースのそれぞれに
上下方向に移動可能にコンプライアンス機能を有
するねじ締付機を装着した二組のねじ締付機をそ
なえているので、この二組のねじ締付機を交互に
使用してその作業を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジン組付用自動締付
装置の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の
A−A線に沿う断面図、第3図は、第1図のC−
C線に沿う断面図、第4図は第1図のD−D線に
沿う断面図、第5図は第2図のB−B線に沿う断
面図、第6図は従来例を示す側面図、第7図は第
6図の従来例の使用態様を示す側面図、第8図は
従来例を示す側面図、第9図は第8図の従来例の
使用態様を示す側面図である。 100……ねじ締付機、200……昇降機構、
300……水平方向位置決め機構、400……搬
路の駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に移動する第5ベースに略L字形に形
    成された第4ベースをX方向に移動可能に設け、
    該L字形第4ベースの垂直面にY方向に移動する
    第3ベースを設け、該第3ベースにX方向に移動
    する二つの第2ベースを設け、該第2ベースのそ
    れぞれに上下方向に移動可能にコンプライアンス
    機能を有するねじ締付機を装着し、前記第2ベー
    スをX方向に駆動する手段と前記第3ベースをY
    方向に駆動する手段をNC制御することを特徴と
    するエンジン組付用締付装置。
JP1986134750U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0432187Y2 (ja)

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