JPH04321575A - 表面塗装仕上げａｌｃパネルの製造方法 - Google Patents
表面塗装仕上げａｌｃパネルの製造方法Info
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- JPH04321575A JPH04321575A JP8894891A JP8894891A JPH04321575A JP H04321575 A JPH04321575 A JP H04321575A JP 8894891 A JP8894891 A JP 8894891A JP 8894891 A JP8894891 A JP 8894891A JP H04321575 A JPH04321575 A JP H04321575A
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- panel
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- alc panel
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は表面に塗装を施した高温
高圧オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート（以
下ＡＬＣという）の製造方法に関するものである。
高圧オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート（以
下ＡＬＣという）の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＡＬＣを建築用の外壁パネルとして用い
る場合には、防水性や耐久性を付与するために、施工現
場においてパネルの表面に塗装によって塗膜を形成する
手段が一般的にとられている。
る場合には、防水性や耐久性を付与するために、施工現
場においてパネルの表面に塗装によって塗膜を形成する
手段が一般的にとられている。
【０００３】最近、ＡＬＣパネルでも他の建材と同様に
、塗膜の品質向上と施工の合理化を図るために、工場に
おける塗装工程による塗膜の形成が一部で実施されてい
る。
、塗膜の品質向上と施工の合理化を図るために、工場に
おける塗装工程による塗膜の形成が一部で実施されてい
る。
【０００４】例えば、文献１（特開平２−２０７５９）
ではＡＬＣパネルの表面から側面にまで塗装を行い、通
常の加熱炉に入れて５０〜１００℃で加熱硬化させてい
る。
ではＡＬＣパネルの表面から側面にまで塗装を行い、通
常の加熱炉に入れて５０〜１００℃で加熱硬化させてい
る。
【０００５】また、文献２（特開平２−４９８４２）で
は含水率が約４０重量％のパネルを用い、その上に塗料
を塗布し、通常の乾燥室に導いて乾燥を行い、乾燥後の
含水率は平均で約１５％であった。
は含水率が約４０重量％のパネルを用い、その上に塗料
を塗布し、通常の乾燥室に導いて乾燥を行い、乾燥後の
含水率は平均で約１５％であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温風循環式乾燥機等の加熱炉を用いての乾燥では、パネ
ルの含水率が急激に低下するため、パネルやその補修を
施した部分に反りや熱分力による微細な亀裂が発生する
という問題があった。また、温風の循環により、ＡＬＣ
パネルに付着しているＡＬＣ粉が舞い上がり、塗膜面に
付着するという問題があった。
温風循環式乾燥機等の加熱炉を用いての乾燥では、パネ
ルの含水率が急激に低下するため、パネルやその補修を
施した部分に反りや熱分力による微細な亀裂が発生する
という問題があった。また、温風の循環により、ＡＬＣ
パネルに付着しているＡＬＣ粉が舞い上がり、塗膜面に
付着するという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らはＡ
ＬＣ版の表面に塗装を行った後、強制的に乾燥しても、
パネルやその補修部分に亀裂が発生せず、塗膜表面にＡ
ＬＣ粉の付着しない乾燥方法を研究した結果、輻射式乾
燥機を用いることによって、上記の目的を達成し得るこ
とを見い出し、本発明に到った。
ＬＣ版の表面に塗装を行った後、強制的に乾燥しても、
パネルやその補修部分に亀裂が発生せず、塗膜表面にＡ
ＬＣ粉の付着しない乾燥方法を研究した結果、輻射式乾
燥機を用いることによって、上記の目的を達成し得るこ
とを見い出し、本発明に到った。
【０００８】以下、本発明を詳細に説明する。
【０００９】本発明の特徴はＡＬＣパネルの塗装乾燥工
程において輻射式乾燥機を用いたことにある。より好ま
しくは、遠赤外線放射式乾燥機（以下遠赤外線乾燥機と
いう）である。
程において輻射式乾燥機を用いたことにある。より好ま
しくは、遠赤外線放射式乾燥機（以下遠赤外線乾燥機と
いう）である。
【００１０】本発明ではＡＬＣパネルに各種塗料や下地
処理剤を吹き付け、または塗布を行った後、輻射式乾燥
機で塗装面より加熱を行うが、この乾燥中にＡＬＣパネ
ルの含水率を大きく低下させないことが重要である。本
発明の輻射式乾燥機でパネル表面温度を６０〜９０℃に
保ち、塗膜の乾燥硬化に必要な２０〜７０分間の乾燥を
行った時のパネルの含水率低下は１０％以内である。 （含水率はケット式表面含水率計を用いて測定した。）
また、本発明の輻射式乾燥機を用いて、ＡＬＣパネルの
表面に塗着した塗料を乾燥硬化させることにより、ＡＬ
Ｃパネルやその補修部分に亀裂が発生しないばかりでな
く、塗膜表面にもＡＬＣ粉などの付着がない良好な、表
面塗装仕上げＡＬＣパネルが得られる。
処理剤を吹き付け、または塗布を行った後、輻射式乾燥
機で塗装面より加熱を行うが、この乾燥中にＡＬＣパネ
ルの含水率を大きく低下させないことが重要である。本
発明の輻射式乾燥機でパネル表面温度を６０〜９０℃に
保ち、塗膜の乾燥硬化に必要な２０〜７０分間の乾燥を
行った時のパネルの含水率低下は１０％以内である。 （含水率はケット式表面含水率計を用いて測定した。）
また、本発明の輻射式乾燥機を用いて、ＡＬＣパネルの
表面に塗着した塗料を乾燥硬化させることにより、ＡＬ
Ｃパネルやその補修部分に亀裂が発生しないばかりでな
く、塗膜表面にもＡＬＣ粉などの付着がない良好な、表
面塗装仕上げＡＬＣパネルが得られる。
【００１１】温風循環式乾燥機（以下温風乾燥機という
）を用いてＡＬＣパネルの塗装乾燥を行うと、パネルの
表面だけでなく裏面からも加熱され、さらに熱風がパネ
ルの表面を循環することにより、パネル含水率の低下が
著しい。ＡＬＣパネルそのものも含水率の急激な低下に
より反ったり、亀裂が発生するが、特にＡＬＣパネルに
は必ずある補修部分は、乾燥による収縮挙動がＡＬＣパ
ネルと異なるため、亀裂が発生しやすい。
）を用いてＡＬＣパネルの塗装乾燥を行うと、パネルの
表面だけでなく裏面からも加熱され、さらに熱風がパネ
ルの表面を循環することにより、パネル含水率の低下が
著しい。ＡＬＣパネルそのものも含水率の急激な低下に
より反ったり、亀裂が発生するが、特にＡＬＣパネルに
は必ずある補修部分は、乾燥による収縮挙動がＡＬＣパ
ネルと異なるため、亀裂が発生しやすい。
【００１２】
【実施例１】旭化成建材（株）製の大型ＡＬＣパネル１
８００×４５００×１２５ｍｍを用い、塗装工程は図１
に示すフローチャートに従って行った。下地処理はアク
リル系塗料である鈴鹿塗料（株）製の「サフグラン」を
用いて行い、塗布量は０．５〜０．９ｋｇ／ｍ２ とし
、塗料硬化後にサンドペーパー＃１００または＃１２０
を使い研磨仕上げを行った。下塗りはエポキシ系塗料の
鈴鹿塗料（株）製「グランシーラー」を用い、塗布量は
０．２０〜０．３０ｋｇ／ｍ２ とした。中塗り、上塗
りは、共にフッ素ウレタン系塗料の鈴鹿塗料（株）製「
ラフトンフッソ６０００上塗りエナメル」を用い、塗布
量は０．２０〜０．２５ｋｇ／ｍ２とした。
８００×４５００×１２５ｍｍを用い、塗装工程は図１
に示すフローチャートに従って行った。下地処理はアク
リル系塗料である鈴鹿塗料（株）製の「サフグラン」を
用いて行い、塗布量は０．５〜０．９ｋｇ／ｍ２ とし
、塗料硬化後にサンドペーパー＃１００または＃１２０
を使い研磨仕上げを行った。下塗りはエポキシ系塗料の
鈴鹿塗料（株）製「グランシーラー」を用い、塗布量は
０．２０〜０．３０ｋｇ／ｍ２ とした。中塗り、上塗
りは、共にフッ素ウレタン系塗料の鈴鹿塗料（株）製「
ラフトンフッソ６０００上塗りエナメル」を用い、塗布
量は０．２０〜０．２５ｋｇ／ｍ２とした。
【００１３】乾燥■、乾燥■、乾燥■の各乾燥は、ヒー
ターの表面温度を１５０℃に設定した（株）ノリタケカ
ンパニーリミテッド社製スチーム式遠赤外線乾燥機を使
い、被加熱物とヒーターの距離は１０ｃｍとし、１８分
ずつ行った。この乾燥の際のパネルの表面温度は６０〜
８０℃であった。
ターの表面温度を１５０℃に設定した（株）ノリタケカ
ンパニーリミテッド社製スチーム式遠赤外線乾燥機を使
い、被加熱物とヒーターの距離は１０ｃｍとし、１８分
ずつ行った。この乾燥の際のパネルの表面温度は６０〜
８０℃であった。
【００１４】このような乾燥を施した時の、表面温度の
最高値、パネルの反り、補修部分の亀裂の発生状況、裏
面の乾燥前後の含水率・亀裂の発生状況、塗膜の表面状
態を表１に示す。
最高値、パネルの反り、補修部分の亀裂の発生状況、裏
面の乾燥前後の含水率・亀裂の発生状況、塗膜の表面状
態を表１に示す。
【００１５】含水率はケット社製コンクリート・モルタ
ル・ＡＬＣ用水分計（ココＨＩ−５００）を用いて測定
した。亀裂の発生状況は、実体顕微鏡を用いて視察した
。パネルの反り、塗膜の表面状態は６０ｃｍ離れたとこ
ろから目視により判断した。
ル・ＡＬＣ用水分計（ココＨＩ−５００）を用いて測定
した。亀裂の発生状況は、実体顕微鏡を用いて視察した
。パネルの反り、塗膜の表面状態は６０ｃｍ離れたとこ
ろから目視により判断した。
【００１６】
【比較例１】実施例１と同じパネルと塗料を用い、同じ
工程で温風乾燥機を用いて、塗装処理を行った。温風乾
燥機の雰囲気温度は９０℃に設定した。その結果を表１
に示す。
工程で温風乾燥機を用いて、塗装処理を行った。温風乾
燥機の雰囲気温度は９０℃に設定した。その結果を表１
に示す。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【発明の効果】本発明に係わる製造方法を行うことによ
って、パネルやその補修部に反りや亀裂が発生せず、塗
膜表面にもＡＬＣ粉の付着していない、表面塗装仕上げ
ＡＬＣパネルの高温乾燥を安定した状態で有効に行うこ
とができ、これによって工場におけるＡＬＣ表面仕上げ
の作業効率を著しく高めることができる。
って、パネルやその補修部に反りや亀裂が発生せず、塗
膜表面にもＡＬＣ粉の付着していない、表面塗装仕上げ
ＡＬＣパネルの高温乾燥を安定した状態で有効に行うこ
とができ、これによって工場におけるＡＬＣ表面仕上げ
の作業効率を著しく高めることができる。
【図１】実施例の塗装工程のフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項１】 ＡＬＣパネルの表面に塗装をした後に
、輻射式乾燥機を用いて乾燥を行うことを特徴とする表
面塗装仕上げＡＬＣパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8894891A JPH04321575A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 表面塗装仕上げａｌｃパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8894891A JPH04321575A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 表面塗装仕上げａｌｃパネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321575A true JPH04321575A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13957096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8894891A Pending JPH04321575A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 表面塗装仕上げａｌｃパネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04321575A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020526470A (ja) * | 2017-06-30 | 2020-08-31 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 多層空気／水バリア膜アセンブリを有する外装セメント質パネル、ならびにその製造システムおよび方法 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP8894891A patent/JPH04321575A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020526470A (ja) * | 2017-06-30 | 2020-08-31 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 多層空気／水バリア膜アセンブリを有する外装セメント質パネル、ならびにその製造システムおよび方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010918 |