JPH04321378A - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents
ダイナミックフォーカス回路Info
- Publication number
- JPH04321378A JPH04321378A JP8889791A JP8889791A JPH04321378A JP H04321378 A JPH04321378 A JP H04321378A JP 8889791 A JP8889791 A JP 8889791A JP 8889791 A JP8889791 A JP 8889791A JP H04321378 A JPH04321378 A JP H04321378A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- horizontal
- circuit
- waveform
- parabolic waveform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管にダイナミッ
クフォーカス電圧を供給するためのダイナミックフォー
カス回路に関するものである。
クフォーカス電圧を供給するためのダイナミックフォー
カス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のダイナミックフォーカス回
路のブロック図を示す。従来のダイナミックフォーカス
回路は水平同期信号によって水平パラボラ波形を作成す
る水平パラボラ波形発生回路1、垂直同期信号によって
垂直パラボラ波形を作成する垂直パラボラ波形発生回路
2、前記水平パラボラ波形及び垂直パラボラ波形を加算
して増幅する増幅器3、陰極線管4から構成されている
。
路のブロック図を示す。従来のダイナミックフォーカス
回路は水平同期信号によって水平パラボラ波形を作成す
る水平パラボラ波形発生回路1、垂直同期信号によって
垂直パラボラ波形を作成する垂直パラボラ波形発生回路
2、前記水平パラボラ波形及び垂直パラボラ波形を加算
して増幅する増幅器3、陰極線管4から構成されている
。
【0003】水平パラボラ波形発生回路1及び垂直パラ
ボラ波形発生回路2は、水平同期信号及び垂直同期信号
の立上がりタイミングに同期してパラボラ波形電圧を作
成し、その出力が増幅回路3で垂直パラボラ波形に水平
パラボラ波形が重畳され、さらに電圧増幅される。この
電圧増幅されたパラボラ波形が陰極線管4のフォーカス
電極G4に供給されて陰極線管4の画面全体でフォーカ
スを得られるようにしている。
ボラ波形発生回路2は、水平同期信号及び垂直同期信号
の立上がりタイミングに同期してパラボラ波形電圧を作
成し、その出力が増幅回路3で垂直パラボラ波形に水平
パラボラ波形が重畳され、さらに電圧増幅される。この
電圧増幅されたパラボラ波形が陰極線管4のフォーカス
電極G4に供給されて陰極線管4の画面全体でフォーカ
スを得られるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のダイナ
ミックフォーカス回路では、水平及び垂直パラボラ波形
発生回路1、2さらに増幅器3のトランジスタ等の動作
遅延によって、パラボラ波形の位相が、表示期間に対し
て遅れる傾向があった。遅れ時間は数百nsecから数
μsecのオーダーであり、垂直パラボラ波形の位相ず
れは、画面のフォーカス特性にそれほど影響はないが、
水平パラボラ波形の位相ずれは、フォーカス劣化につな
がり、水平周波数が高い程フォーカス特性の劣化が目立
った。
ミックフォーカス回路では、水平及び垂直パラボラ波形
発生回路1、2さらに増幅器3のトランジスタ等の動作
遅延によって、パラボラ波形の位相が、表示期間に対し
て遅れる傾向があった。遅れ時間は数百nsecから数
μsecのオーダーであり、垂直パラボラ波形の位相ず
れは、画面のフォーカス特性にそれほど影響はないが、
水平パラボラ波形の位相ずれは、フォーカス劣化につな
がり、水平周波数が高い程フォーカス特性の劣化が目立
った。
【0005】図4に示すように、水平パラボラ波形の位
相が表示期間に対してΔt時間だけ遅延するために偏向
区間の中心位置(陰極線管の管面の中心位置)から見る
と非対称となるため最適なフォーカス特性が得られなか
った。そこで通常単一偏向周波数のみを取り扱う場合に
は、図5に示すように水平パラボラ波形発生回路1の前
段に位相調整回路5を設けてパラボラ波形の遅延分だけ
水平偏向タイミングより進んだ位相の擬似同期信号を作
成し、水平パラボラ波形発生回路1に出力していた。
相が表示期間に対してΔt時間だけ遅延するために偏向
区間の中心位置(陰極線管の管面の中心位置)から見る
と非対称となるため最適なフォーカス特性が得られなか
った。そこで通常単一偏向周波数のみを取り扱う場合に
は、図5に示すように水平パラボラ波形発生回路1の前
段に位相調整回路5を設けてパラボラ波形の遅延分だけ
水平偏向タイミングより進んだ位相の擬似同期信号を作
成し、水平パラボラ波形発生回路1に出力していた。
【0006】単一偏向周波数の場合は、上記のように位
相調整回路5をあらかじめ調整しておけば最適なフォー
カス特性が得られていたが、複数の偏向周波数に対して
は位相調整をその都度行う必要があり、マルチスキャン
タイプのディスプレイ装置には不都合であるという課題
があった。そのためマルチスキャンディスプレイ装置に
おいては、図6に示すように、水平FBPと、水平共振
回路をドライブする水平トライブ信号の位相関係がほぼ
一定となる事を利用して、水平ドライブ信号の後縁で負
極性の遅延パルスを作り、このパルスの立上がりで水平
パラボラ波形を発生させて、FBPと水平パラボラ波形
の位相が最適となるように遅延パルスのパルス幅を可変
している。
相調整回路5をあらかじめ調整しておけば最適なフォー
カス特性が得られていたが、複数の偏向周波数に対して
は位相調整をその都度行う必要があり、マルチスキャン
タイプのディスプレイ装置には不都合であるという課題
があった。そのためマルチスキャンディスプレイ装置に
おいては、図6に示すように、水平FBPと、水平共振
回路をドライブする水平トライブ信号の位相関係がほぼ
一定となる事を利用して、水平ドライブ信号の後縁で負
極性の遅延パルスを作り、このパルスの立上がりで水平
パラボラ波形を発生させて、FBPと水平パラボラ波形
の位相が最適となるように遅延パルスのパルス幅を可変
している。
【0007】しかしこの方法によると、水平ドライブ信
号のデューティのばらつきや、水平出力トランジスタの
特性差により、各水平周波数モードによってFBPと水
平パラボラ波形の位相がずれる場合があり、フォーカス
特性が劣化するという課題があった。本発明の目的は、
複数の偏向周波数に対し、適正なフォーカス特性を実現
できるダイナミックフォーカス回路を得ることである。
号のデューティのばらつきや、水平出力トランジスタの
特性差により、各水平周波数モードによってFBPと水
平パラボラ波形の位相がずれる場合があり、フォーカス
特性が劣化するという課題があった。本発明の目的は、
複数の偏向周波数に対し、適正なフォーカス特性を実現
できるダイナミックフォーカス回路を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は従来のダイナミックフォーカス回路にF
BPの波形整形回路6、位相比較器7、ローパスフィル
タ8、VCO9、遅延回路10(図1参照)からなる位
相ロックループを有する構成とした。
めに、本発明は従来のダイナミックフォーカス回路にF
BPの波形整形回路6、位相比較器7、ローパスフィル
タ8、VCO9、遅延回路10(図1参照)からなる位
相ロックループを有する構成とした。
【0009】
【作用】上記のように構成されたダイナミックフォーカ
ス回路においては、複数の偏向周波数に対して、水平F
BPとVCO出力を遅延させた比較信号の位相を一致さ
せることにより、水平FBPに対して水平パラボラ発生
回路1や増幅回路3でのトランジスタ等の動作遅延が発
生する事を予め考慮し、一定時間前に水平パラボラ波形
を発生する事により、最終段の陰極線管4のフォーカス
電極G4にて水平FBPと水平パラボラ波形の位相が最
適となり、常に最良のフォーカス特性を得る事ができる
。
ス回路においては、複数の偏向周波数に対して、水平F
BPとVCO出力を遅延させた比較信号の位相を一致さ
せることにより、水平FBPに対して水平パラボラ発生
回路1や増幅回路3でのトランジスタ等の動作遅延が発
生する事を予め考慮し、一定時間前に水平パラボラ波形
を発生する事により、最終段の陰極線管4のフォーカス
電極G4にて水平FBPと水平パラボラ波形の位相が最
適となり、常に最良のフォーカス特性を得る事ができる
。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、水平FBPは波形整形回路6を通
過し、小信号振幅の矩形パルス信号となる。この矩形パ
ルス信号と、VCO9からの発振出力と遅延回路10で
遅延させた比較信号とを位相比較器7で比較して位相誤
差電圧を得て、これをローパスフィルタ8を介してVC
O9に供給する。これによって位相ロックループを形成
し、水平FBPと比較信号との位相は一致する。以後は
図2に基づいて説明する。図2は図1における各部の波
形を示したものである。図2において、水平FBPの整
形パルスと比較信号の位相は一致するため、VCO出力
信号は比較信号よりも遅延時間Tdだけ位相が前にある
。またVCO出力信号の前縁で水平パラボラ波形がスタ
ートするため、FBP整形パルスに対しても、時間Td
だけ、水平パラボラ波形の方が位相が前にある事になる
。すなわち、水平FBPに対して常に水平パラボラ波形
が時間Tdだけ位相が前にある事により、増幅された最
終的な波形のトランジスタの動作遅延時間分を補償する
事を可能にしたものである。遅延時間Tdは可変できる
ため、最終段での水平FBPと増幅された水平パラボラ
波形の位相を最適にする事ができる。
する。図1において、水平FBPは波形整形回路6を通
過し、小信号振幅の矩形パルス信号となる。この矩形パ
ルス信号と、VCO9からの発振出力と遅延回路10で
遅延させた比較信号とを位相比較器7で比較して位相誤
差電圧を得て、これをローパスフィルタ8を介してVC
O9に供給する。これによって位相ロックループを形成
し、水平FBPと比較信号との位相は一致する。以後は
図2に基づいて説明する。図2は図1における各部の波
形を示したものである。図2において、水平FBPの整
形パルスと比較信号の位相は一致するため、VCO出力
信号は比較信号よりも遅延時間Tdだけ位相が前にある
。またVCO出力信号の前縁で水平パラボラ波形がスタ
ートするため、FBP整形パルスに対しても、時間Td
だけ、水平パラボラ波形の方が位相が前にある事になる
。すなわち、水平FBPに対して常に水平パラボラ波形
が時間Tdだけ位相が前にある事により、増幅された最
終的な波形のトランジスタの動作遅延時間分を補償する
事を可能にしたものである。遅延時間Tdは可変できる
ため、最終段での水平FBPと増幅された水平パラボラ
波形の位相を最適にする事ができる。
【0011】遅延時間Tdは、ダイナミックフォーカス
回路の性能に応じて決めてやれば良く、複数の水平偏向
周波数に対して、位相ロックループをかける事ができる
ので、一つの水平偏向周波数で遅延時間Tdを設定して
やれば良く、偏向周波数が変わってもTdを変える必要
はない。
回路の性能に応じて決めてやれば良く、複数の水平偏向
周波数に対して、位相ロックループをかける事ができる
ので、一つの水平偏向周波数で遅延時間Tdを設定して
やれば良く、偏向周波数が変わってもTdを変える必要
はない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の偏向周波
数に対して、ダイナミックフォーカス電圧の水平パラボ
ラ電圧波形と、水平FBPとの位相が最適となり、すな
わち、水平パラボラ電圧波形と表示期間の位相が最適と
なるように自動調整されるので、マルチスキャンタイプ
のディスプレイ装置に常に最適なフォーカス特性を与え
る事ができる。
数に対して、ダイナミックフォーカス電圧の水平パラボ
ラ電圧波形と、水平FBPとの位相が最適となり、すな
わち、水平パラボラ電圧波形と表示期間の位相が最適と
なるように自動調整されるので、マルチスキャンタイプ
のディスプレイ装置に常に最適なフォーカス特性を与え
る事ができる。
【図1】本発明のダイナミックフォーカス回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1のブロック図における各部の電圧波形図で
ある。
ある。
【図3】従来のダイナミックフォーカス回路のブロック
図である。
図である。
【図4】従来のパラボラ波形対映像タイミング図である
。
。
【図5】従来のダイナミックフォーカス回路のブロック
図である。
図である。
【図6】従来のマルチスキャン対応のパラボラ波形対水
平FBP位相補償方法のタイミング図である。
平FBP位相補償方法のタイミング図である。
1、2 パラボラ波形発生回路
3 増幅器
4 陰極線管
5 位相調整回路
6 波形整形回路
7 位相比較器
8 ローパスフィルタ
9 VCO
10 遅延回路
Claims (1)
- 【請求項1】 水平FBPを波形整形したパルス信号
と、遅延回路からのパルス信号を位相比較器にて比較し
、前記位相比較器で検出された位相誤差電圧を入力とす
るローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力に
応じて周波数制御するVCOと、前記VCOの出力パル
スで起動する水平パラボラ波形発生回路と、前記遅延回
路を有する水平パラボラ波形位相シフト回路とを有し、
複数の偏向周波数に対して前記水平パラボラ波形の位相
を前記偏向タイミングに自動的に位相整合させる事を特
徴とするダイナミックフォーカス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8889791A JPH04321378A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | ダイナミックフォーカス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8889791A JPH04321378A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | ダイナミックフォーカス回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321378A true JPH04321378A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13955758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8889791A Pending JPH04321378A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | ダイナミックフォーカス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04321378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100480595B1 (ko) * | 2002-03-04 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 다이나믹 포커스 신호의 지연 제어 회로 및 방법 |
-
1991
- 1991-04-20 JP JP8889791A patent/JPH04321378A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100480595B1 (ko) * | 2002-03-04 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 다이나믹 포커스 신호의 지연 제어 회로 및 방법 |
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