JP3106764B2 - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents

ダイナミックフォーカス回路

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JP3106764B2
JP3106764B2 JP05054542A JP5454293A JP3106764B2 JP 3106764 B2 JP3106764 B2 JP 3106764B2 JP 05054542 A JP05054542 A JP 05054542A JP 5454293 A JP5454293 A JP 5454293A JP 3106764 B2 JP3106764 B2 JP 3106764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管にダイナミッ
クフォーカス電圧を供給するためのダイナミックフォー
カス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイナミックフォーカス回路は、
偏向パルスに同期したパラボラ波電圧を集束用電極に印
加することによりフォーカス画像の改善が行われてい
る。
【0003】以下、従来のダイナミックフォーカス回路
について説明する。図4は従来のダイナミックフォーカ
ス回路のブロック回路構成を示すものである。図4にお
いて、4は加算回路、5増幅回路である。6は陰極線
管、7は集束用電極である。
【0004】以上のように構成されたダイナミックフォ
ーカス回路について、以下その動作について説明する。
いま、偏向パルスに同期したパラボラ波電圧は増幅回路
5により増幅され、陰極線管6の集束用電極7へ印加
し、フォーカス画像の改善が行われる。しかし、このと
き偏向パルスに同期したパラボラ波電圧は、増幅回路5
により、実際の偏向パルスに対して位相遅れを生じるた
め、陰極線管6の集束用電極7に印加した電圧はフォー
カス画像の改善において、最適波形でない。そこで、偏
向パルスに同期した振幅一定ののこぎり波電圧を加算回
路4によりパラボラ波電圧に加算して、位相遅れの改善
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この偏向パル
スに同期したのこぎり波電圧において実際に位相遅れを
改善させるために必要な振幅は任意の周波数に応じて変
化し一定でない。従って、任意の周波数に応じて、のこ
ぎり波電圧の振幅を可変させる必要が生じる。このた
め、任意の周波数において周波数を変更する度に可変抵
抗器等により偏向パルスに同期したのこぎり波電圧の振
幅を調整し直さねばならない欠点を有していた。また、
この調整のできない装置においては任意の複数の周波数
に対して対応できず、周波数の変化によって位相遅れや
位相進みを生じ最適波形にならない欠点を有していた。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、位相遅れの改善
に必要なのこぎり波の振幅を、周波数の変化に応じて可
変し、任意の複数の周波数に対して適切に位相遅れを改
善し、調整を不要にして最適波形を得るダイナミックフ
ォーカス回路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のダイナミックフォーカス回路は、周波数−電
圧(F−V)変換器により変換した電圧を二乗回路によ
り二乗し、偏向パルスに同期した振幅一定ののこぎり波
電圧とアナログ乗算器により乗算して、偏向パルスに同
期したパラボラ波電圧と加算して増幅し、陰極線管の集
束用電極に印加したものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、任意の複数の
周波数に対応して偏向パルスに同期したのこぎり波電圧
の振幅を可変し、周波数に応じた位相遅れの改善を行い
常に最適波形のダイナミックフォーカス電圧が得られ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を画面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図1において、1は周波数−電圧(F−
V)変換回路、2は二乗回路、3はアナログ乗算器であ
る。4は加算回路で、5は増幅回路である。6は陰極線
管、7は集束用電極である。
【0011】以上のように構成された本発明回路につい
て、図1を用いてその動作を説明する。まず、任意の周
波数fを入力するとF−V変換回路1によりVFとして
出力される。この出力VFを二乗回路2により二乗特性
にして、偏向パルスに同期した振幅一定ののこぎり波電
圧VSとアナログ乗算器3により乗算し、出力VAを得
る。この出力VAを偏向パルスに同期したパラボラ波電
圧VPと加算して出力電圧VKを生成し、増幅回路5によ
って出力電圧AVKに増幅する。この出力電圧AV Kを陰
極線管6の集束用電極7に印加するダイナミックフォー
カス電圧を得る。
【0012】このとき、アナログ乗算器3により、振幅
一定ののこぎり波電圧VSが周波数に追従して振幅が可
変する電圧VAになり、これにより任意の複数の周波数
に対して出力電圧が自動的に最適に調整される。
【0013】二乗回路2において、任意の周波数に対応
した電圧VFを二乗しているのは、位相遅れを改善すべ
き電圧がパラボラ波電圧VPであるため、改善するため
には必要な振幅が周波数の変化に対して二乗特性をもつ
ためである。
【0014】このときの出力電圧波形の関係図を図2、
図3に示す。図2は周波数の高い場合(例えば、周波数
が65kHzの場合)、図3は周波数の低い場合(例え
ば、周波数15.75kHzの場合)である。
【0015】この図2、図3より明らかなように、位相
遅れの改善に必要なのこぎり波電圧は周波数によって可
変であり、この振幅を制御することで任意の複数の周波
数において常に位相遅れのないダイナミックフォーカス
電圧として最適な電圧波形を得られる。
【0016】以上のように本実施例によれば、F−V変
換回路1、二乗回路2、アナログ乗算器3及び加算回路
4を設けることにより、任意の複数の周波数に対応した
位相遅れの改善を自動的に行い、常に最適なダイナミッ
クフォーカス電圧を得ることができる。
【0017】なお、実施例において、周波数に対応した
電圧VFを二乗回路2により二乗したが、位相遅れの改
善に必要な振幅の変化が直線的であれば、二乗回路2を
省くことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、偏向パルスに同
期した振幅一定ののこぎり波電圧を任意の複数の周波数
に追従して振幅可変させる回路を設けることにより、任
意の複数の周波数に対して常に最適なダイナミックフォ
ーカス電圧を得ることができる優れたダイナミックフォ
ーカス回路を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるダイナミックフォー
カス回路のブロック図
【図2】本発明の一実施例における周波数が高い場合の
各部の波形及びそれらの関係を示す波形図
【図3】本発明の一実施例における周波数が低い場合の
各部の波形及びそれらの関係を示す波形図
【図4】従来のダイナミックフォーカス回路のブロック
【符号の説明】
1 F−V変換器 2 二乗回路 3 アナログ乗算器 4 加算回路 5 増幅回路 6 陰極線管 7 集束用電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を電圧に変換する周波数−電圧変
    換器と、この出力を入力とする二乗回路と、二乗回路の
    出力と周波数に同期した振幅一定ののこぎり波電圧を入
    力とするアナログ乗算器と、アナログ乗算器の出力と周
    波数に同期したパラボラ波電圧を入力とする加算回路
    と、加算回路の出力を入力とする増幅回路とを備えたこ
    とを特徴とするダイナミックフォーカス回路。
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