JPH0432059A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH0432059A
JPH0432059A JP2138740A JP13874090A JPH0432059A JP H0432059 A JPH0432059 A JP H0432059A JP 2138740 A JP2138740 A JP 2138740A JP 13874090 A JP13874090 A JP 13874090A JP H0432059 A JPH0432059 A JP H0432059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
running
tape
magnetic
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2138740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2660449B2 (ja
Inventor
Yukihiko Ishinari
石成 幸彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2138740A priority Critical patent/JP2660449B2/ja
Publication of JPH0432059A publication Critical patent/JPH0432059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2660449B2 publication Critical patent/JP2660449B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録再生装置に関し、特に、改良された磁
気テープ自動停止機能を備えた磁気記録再生装置に関す
る。
[従来の技術] 磁気テープを記録媒体として用いる磁気記録再生装置は
、一般に、磁気テープが終端まで巻取られると自動的に
磁気テープの走行を停止させる機能を有する。この機能
は、磁気テープが端まで巻取られた後も引張られ磁気テ
ープが切れることを防ぐために備えられる。
現在の磁気記録再生装置には、磁気テープの終端部分を
光学的に検出して磁気テープの走行を停止させるものが
ある。第4図はそのような磁気記録再生装置の一例であ
るビデオテープレコーダの部分概略ブロック図である。
第4図には、磁気テープを走行させるためのテープ走行
系が示される。
以下、第4図を参照しながら、従来のビデオテープレコ
ーダの磁気テープ自動停止動作について説明する。
録画時および再生時においてビデオテープレコーダに挿
入されるカセット110は、供給側り−ル1および巻取
側リール2ならびにこれらのリールに巻付けられた磁気
テープ3を含む。カセット110がビデオテープレコー
ダに挿入され録画または再生が行われると、磁気テープ
3はカセット110から引出されローラ106にかけら
れる。
そして、磁気テープ3をピンチローラ102とはさむよ
うに配置されるキャプスタン104が、キャプスタンモ
ータ106によって駆動されて回転する。これによって
、磁気テープ3は回転ドラム110に所定の角度で巻付
けられ、ローラ106に沿って走行する。回転ドラム1
10の周縁部には磁気テープ3からビデオ信号を読取る
ためのビデオヘッド(図示せず)が取付けられる。磁気
テープ3が走行し、かつ、回転ドラム110が回転する
ことによって、ビデオヘッドが磁気テープ3からビデオ
信号を読取る。
録画および再生時には磁気テープ3がこのようにローラ
106に沿って走行させられる(ローディング状態)。
ただし、再生をともなわずに早送りおよび巻戻しが行わ
れる場合には、磁気テープ3は破線7で示されるように
ローラ106から外されて走行する(アンローディング
状態)。
さて、この磁気テープ3が供給側リール1または巻取側
リール2に端まで巻取られたことを検出するために、発
光ダイオード(以下、LEDと称す)4ならびにエンド
センサ5およびスタートセンサ6が設けられる。エンド
センサ5は、カセット100の供給側リール1側の磁気
テープ取出口付近に、取出された磁気テープ3の表面に
面して配置される。同様に、スタートセンサ6は、カセ
ット100の巻取側リール側の磁気テープ取出口付近に
、取出された磁気テープ3の表面に面するように配置さ
れる。LED4は、発した光が磁気テープ3のエンドセ
ンサ5およびスタートセンサ6に面する部分に照射され
るような位置に配置される。センサ5および6はいずれ
も、受光トランジスタ等の光電変換素子を含む。
一般の磁気テープは、透明なベースフィルム上に褐色や
黒色の磁性層が形成された構造を有する。
しかし、磁気テープの両端部は、この磁性層が形成され
ず透明であり、光を透過させる。この透明部分をリーダ
部分と呼ぶ。従来のビデオテープレコーダでは、このリ
ーダ部分を利用して、磁気テープの走行が自動的に停止
される。
磁気テープ3が走行されている期間中、LED4は常時
発光する。LED4から発せられた光は磁気テープ3の
センサ5および6に面さない面に照射される。
早送り(再生)時2通常再生時及び録画時などには、供
給側リール1および巻取側リール2が図における矢印の
方向に回転し、この結果磁気テープ3は供給側リール1
から巻取側リール2に巻取られる。
磁気テープ3のうち、磁性層が形成されている部分が供
給側リール1から送出されているときには、磁気テープ
3のエンドセンサ5に面する部分は常に光を透過させな
い。このため、LED4から発せられた光はエンドセン
サ5に照射されない。
しかし、磁気テープ3の終端であるリーダ部分が供給側
リール1から送出されてエンドセンサ5に面する位置ま
で走行すると、LED4から発せられた光はこのリーダ
部分を透過してエンドセンサ5に照射される。エンドセ
ンサ5はこの光を電気信号に変換して、この変換した電
気信号を制御部108に与える。
制御部108は、エンドセンサ5から電気信号を受けた
ことに応答して、キャプスタンモータ106を停止させ
る。この結果、キャプスタン104の回転が停止され、
磁気テープ3の走行が停止される。
従って、通常再生時および通常録画時には、各々、磁気
テープ3の記録内容がすべて読取られた時点及び磁気テ
ープ3の終端までビデオ信号が記録された時点で、エン
ドセンサ5に磁気テープ3の終端のり−ダ部分が検出さ
れて、磁気テープ3の走行が停止される。また、制御部
108が、エンドセンサ5によって磁気テープ3の終端
が検出されたことに応答して、キャプスタン104の回
転方向を逆転させ磁気テープ3を巻取側リール1から供
給側リール1に巻取られるように、キャプスタンモータ
106の回転方向を逆転させる場合もある。つまり、こ
の場合には、磁気テープ3に対するビデオ信号の記録ま
たは件がすべて終了した時点で、自動的に磁気テープ3
が供給側リール1に巻戻される。
同様に、逆再生時や巻戻し時などには、供給側リール1
および巻取側リール2が図における矢印とは逆の方向に
回転する。これによって磁気テープ3は巻取側リール2
から送出され供給側リール1に巻取られる。磁気テープ
3のうち表面に磁性層を有する部分が巻取側リール2か
ら送出されているときには、磁気テープ3のスタートセ
ンサ6に面する部分は常に光を透過させない。したがっ
て、LED4から発せられた光はスタートセンサ6に照
射されないため、スタートセンサ6から電気信号は出力
されない。しかし、磁気テープ3が供給側リール1にほ
ぼ巻取られ、磁気テープ3の始端のリーダ部分が巻取側
リール2から送出されてスタートセンサ6に面する位置
まで走行すると、LED4から発せられた光はこのリー
ダ部分を透過してスタートセンサ6に照射される。スタ
ートセンサ6は、この光を電気信号に変換して変換した
電気信号を制御部108に与える。
制御部108は、スタートセンサ6から電気信号を受け
たことに応答して、キャプスタンモータ106を停止さ
せる。
このように、逆再生時や巻戻し時には、スタートセンサ
6が磁気テープ3の始端のリーダ部分を検出したことに
応答して磁気テープ3の走行が自動的に停止される。
[発明が解決しようとする課H 磁気テープの端部を光学的に検出して磁気テープの巻終
わり時に磁気テープの走行を停止させたり巻戻しを開始
させたりする従来のビデオテープレコーダでは、磁気テ
ープの光を透過させる部分が光電変換素子によって検出
される。
本来、磁気テープの光を透過させる部分はり一ダ部分の
みである。しかし、何らかの原因で磁気テープの磁性層
に傷が付き、磁気テープに、磁性層が剥離したり削取ら
れたりして透明なベースフィルムが露出している部分が
ある場合がある。
このような場合に、この露出部分が第4図におけるエン
ドセンサ5またはスタートセンサ6に面する位置まで走
行すると、LED4から発せられた光がこの露出部分を
通過してエンドセンサ5またはスタートセンサ6に照射
される。すると、エンドセンサ5またはスタートセンサ
6はLED4の光をリーダ部分を介して受けたときと同
様に動作して、制御部108に電気信号を出力する。
しかしながら、制御部108はエンドセンサ5およびス
タートセンサ6の検出結果が正しいか否かを判別する機
能を有さない。この結果、リーダ部分ではない露出部分
がエンドセンサ5またはスタートセンサ6によって誤っ
て検出されても制御部108は磁気テープ3の巻取が終
了したと判断し磁気テープ3の走行を停止させたり、磁
気テープ3の巻戻を開始したりする。
このように、従来のビデオテープレコーダでは、磁気テ
ープに傷等があると、磁気テープの巻終わりを検出する
ための光電変換素子がリーダ部分以外の部分を検出して
磁気テープが実際には巻終わっていないにもかかわらず
磁気テープの走行が停止されたり逆方向への走行が開始
されたりする可能性がある。録画時にこのような現象が
生じると、この“停止″以後にビデオテープレコーダに
与えられたビデオ信号は記録されない。また、このよう
な現象が再生時に生じると、この“停止”を生じさせた
露出部分以降の磁気テープの記録内容は再生されなくな
る。
それゆえに本発明の目的は、上記のような問題点を解決
し、磁気テープの表面の状態にかかわらず、磁気テープ
の巻終わり時における、磁気テープの走行状態を正確に
制御することができる磁気記録再生装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 上記のような目的を達成するために本発明に係る磁気記
録再生装置は、透明部分を有する磁気テープを走行させ
る手段と、この走行手段によって走行されている磁気テ
ープの透明部分を光学的に検出する検出手段と、走行手
段によって走行された磁気テープの量に対応する物理量
を所定の演算によって算出する算出手段と、この算出手
段によって算出された物理量と検出手段の検出出力とに
基づいて走行手段を制御する制御手段とを備える。
[作用コ 本発明に係る磁気記録再生装置は、上記のように、磁気
テープの透明部分を検出する手段に加えて磁気テープの
走行量を算出する手段を備える。
そして、この算出手段によって算出された物理量と、透
明部分検出手段の検出出力との両方に基づいて走行手段
が制御される。したがって、透明部分を検出する検出手
段の検出出力および算出手段によって算出されたテープ
走行量に対応する物理量という2つの情報に応じて磁気
テープの走行状態が制御され得る。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例のビデオテープレコーダに
おける磁気テープ走行系の構成を示す概略ブロック図で
ある。第2図および第3図は各々、本実施例のテープ走
行系におけるマイコン8の動作を示すフローチャート図
および機能ブロック図である。以下、第1図ないし第3
図を参照しながら、本実施例のテープ走行系の構成およ
び動作について詳細に説明する。
第1図を参照して、このテープ走行系は、第4図に示さ
れる従来のビデオテープレコーダのそれと異なり、エン
ドセンサ5およびスタートセンサ6とともに、供給側リ
ール1に巻かれている磁気テープ3の長さを検出する残
量計算部11と、残量計算部11によって検出された磁
気テープ3の長さとセンサ5および6の検知出力とを入
力とするマイコン(マイクロコンピュータ)8とを含む
残量計算部11は、供給側リール1および巻取側リール
2の回転周期Tを計測し、この計測値Tと供給側リール
1のハブ径Rと磁気テープ3の厚みdとに所定の演算を
施す周知の計算法によって、供給側リール1に巻かれて
いる磁気テープ3の長さを検出する。この検出結果が巻
取側リール2にまだ巻取られていない磁気テープ3の長
さ(以下、これをテープ残量と称す)としてマイコン8
の入力端子12に与えられる。前記周知の計算法によれ
ば、テープ残量り、は磁気テープ3の走行速度をVで表
わすと、例えば次式で表わされる。
エンドセンサ5およびスタートセンサ6は各々、エミッ
タを設置されるNPN型受光トランジスタQ1およびQ
2によって構成される。エンドセンサ5およびスタート
センサ6の検知出力は各々、検知出力変換部15を介し
てマイコン8の入力端子9および10に入力される。
検知出力変換部15は、マイコン8の入力端子9にコレ
クタを接続されるPNP型トランジスタQ3と、トラン
ジスタQ3のベースとトランジスタQ1のコレクタとの
間に設けられる抵抗R1と、抵抗R2とを含む。トラン
ジスタQ3のエミッタには一定の基準電圧子Bが与えら
れる。抵抗R2はトランジスタQ1のコレクタに接続さ
れて、基準電圧子Bを駆動電圧としてトランジスタQ1
に供給する。検知出力変換部15は、さらに、マイコン
8の入力端子10に接続されるコレクタと基準電圧子B
を受けるエミッタとを有するPNP型トランジスタQ4
と、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4の
ベースとの間に設けられる抵抗R3と、抵抗R4とを含
む。抵抗R4はトランジスタQ2のコレクタに接続され
て、基準電圧子Bを駆動電圧としてトランジスタQ2に
供給する。
磁気テープ3の走行時に、磁気テープ3の透明な部分が
エンドセンサ5に面する位置まで走行すると、エンドセ
ンサ5にLED4から発せられた光がエンドセンサ5に
照射される。これによって、トランジスタQ1がON状
態となり、検知出力変換部15において、トランジスタ
Q3のベース電圧がトランジスタQ1のエミッタ電位(
すなわち、接地電位)によって降下する。トランジスタ
Q1がOFF状態であるときには、トランジスタQ3の
ベース電圧は基準電圧子Bによって高いレベルに引上げ
られている。このため、トランジスタQ1がOFF状態
であるときには、トランジスタQ3もOFF状態である
ので、マイコン8の入力端子9に信号は印加されない。
しかし、トランジスタQ1がON状態となると、トラン
ジスタQ3のベース電圧が降下するのでトランジスタQ
3はON状態となる。これによって、基準電圧子Bがト
ランジスタQ3を介して入力端子9に印加される。
同様に、磁気テープ30走行時に、磁気テープ3の透明
な部分がスタートセンサ6に面する位置まで走行すると
、スタートセンサ6にLED4から発せられた光が照射
される。これによって、トランジスタQ2がON状態と
なって、検知出力変換部15において、トランジスタQ
4のベース電圧が接地電位によって降下する。トランジ
スタQ2がOFF状態であるときには、トランジスタQ
4はコレクタ電圧を基準電圧子Bによって高レベルに引
上げられている。このため、トランジスタQ2がOFF
状態にあるときにはトランジスタQ4もOFF状態にあ
る。したがって、マイコン8の入力端子10に信号は印
加されない。しかし、トランジスタQ2がON状態とな
ると、トランジスタQ4がON状態となるので基準電圧
子BがトランジスタQ4を介して入力端子10に印加さ
れる。
二のように、エンドセンサ5にLED4の光が照射され
たときにのみマイコン8の入力端子9に高電圧が印加さ
れ、スタートセンサ6にLED4の光が照射されたとき
にのみマイコン8の入力端子10に高電圧が印加される
。したがって、マイコン8は入力端子9および10の電
位レベルを判別することによって、エンドセンサ5また
はスタートセンサ6にLED4の光が照射されたが否が
を判別することができる。一方、マイコン8の入力端子
12には、残量計算部11がらテープ残量を示す情報が
入力される。マイコン8は、これらの入力端子9.10
.および12に与えられる情報に基づいて、以下のよう
な判別動作および磁気テープ3の走行に対する制御動作
を行なう。
第2図を参照して、磁気テープ3の走行が開始されると
、マイコン8はまず処理ステップs1において、入力端
子9および1oに印加される電位のレベルに基づいてエ
ンドセンサ5またはスタートセンサ6のいずれかにLE
D4の光が照射されたか否かを判別する。この結果、エ
ンドセンサ5またはスタートセンサ6のいずれかに光入
力があると判別されると、マイコン8は、処理ステップ
S2において、入力端子12に与えられるテープ残量情
報に基づいて、磁気テープ3が供給側り−ル1または巻
取側リール2のいずれかにすべて巻取られたか否かを判
別する。つまり、処理ステップS2において、エンドセ
ンサ5への光入力が本当に磁気テープ3の端のり−ダ部
分がエンドセンサ5に面する位置まで走行されたことに
よるものか否か、および、スタートセンサ6への光入力
が本当に磁気テープ3の始端のり−ダ部分がスタートセ
ンサ6に面する位置まで走行されたことによるものか否
かが判別される。この判別結果が“YES“であれば、
マイコン18は、磁気テープ3が供給側リール1および
巻取側リール2のいずれかに完全に巻取られたと判断す
る。そして、マイコン18は、処理ステップS3におい
て、磁気テープ3の走行を停止させるべく、或いは、逆
転させるべく、キャプスタンモータ(図示せず)の回転
を停止又は逆転させるための制御信号を第1図における
出力端子13から出力する。同時に、マイコン8は、磁
気テープ3の巻終わりに伴う諸動作、例えば、カセット
100の取出し等を行なうべく、関連の機械部を制御す
る信号を出力する。
第1図における機械制御部14が、これらの制御信号に
応答して、関連の機械部の動作を制御して上記のような
諸動作を実現する。
しかし、処理ステップS2における判別結果が“No”
であれば、マイコン8は、磁気テープ3が供給側リール
1および巻取側リール2のうちのいずれにも完全に巻取
られておらずエンドセンサ5またはスタートセンサ6へ
の光入力はリーダ部分が検出されたことを示すものでは
ないと判断する。そして、マイコン8は、処理ステップ
S1から再度判別動作を繰返す。
なお、処理ステップS1において、エンドセンサ5およ
びスタートセンサ6のいずれにも光入力がないと判断さ
れた場合にも、マイコン8は処理ステップS1の判別動
作を再度行なう。このように、マイコン8の判別動作は
磁気テープ3の走行時において、磁気テープ3が供給側
リール1および巻取側リール2のうちのいずれかに完全
に巻取られたと判断されるまで繰返される。したがって
、磁気テープ3が供給側リール1または巻取側り一ル2
に完全に巻取られたと判断されない限りマイコン8から
第1図における機械制御部14に、磁気テープ3の走行
を停止させる制御信号は出力されない。
処理ステップS2における判別動作は、実際には以下の
ように行われる。
実際には、マイコン8には入力端子9.10および12
から入力される情報だけでなく、このテープ走行系に関
連する他の種々の情報も入力される。その1つに例えば
、標準走行モード、3倍速モード等の、磁気テープ3の
走行速度がある。第3図を参照して、マイコン8におい
て、この走行速度情報はマイコン8のテープ走行位置検
出部81において、入力端子12に与えられるテープ残
量値情報と付加されて磁気テープの走行時間が求められ
る。
テープ走行時間は磁気テープを巻取っている方のリール
に巻かれている磁気テープの長さに比例する。したがっ
て、求められたテープ走行時間と入力端子12に与えら
れたテープ残量値とから、磁気テープ3の終端および始
端のリーダ部分が供給側リール1および巻取側リール2
に巻かれているか、供給側リール1および巻取側リール
2に巻かれていない位置ににあるかを知ることができる
テープ走行位置検出部81は、磁気テープ3の終端およ
び始端のリーダ部分がエンドセンサ5またはスタートセ
ンサ6に面する位置まで走行したか否かを、テープ残量
値とテープ走行時間とに周知の演算を行なうことによっ
て判別する。この判別結果に応じて、総合判別部80が
動作する。
総合判別部80は、入力端子9および10に与えられる
高電位を検出して、エンドセンサ5およびスタートセン
サ6への光入力の有無を常時監視する。そして、エンド
センサ5への光入力があると、総合判別部80は、テー
プ走行位置検出部81における判別結果が磁気テープ3
の終端のり一ダ部分がエンドセンサ5に面する位置に走
行したことを示すものであることを確認する。このよう
にして磁気テープ3の巻終わり部分がエンドセンサ5の
位置に達していることが確認された場合にのみ、総合判
別部80は磁気テープ3の走行を停止(或いは逆転)さ
せることを決定する。同様に、スタートセンサ6への光
入力があると、総合判別部80はテープ走行位置判別部
81における判別結果が磁気テープ3の始端のり−ダ部
分がスタートセンサ6に面する位置まで走行されたこと
を示すものであることを確認する。このようにして磁気
テープ3の巻始め部分がスタートセンサ6の位置まで走
行したことが確認された場合にのみ、総合判別部80は
磁気テープ3の走行を停止させることを決定する。この
総合判別部80の決定に応答して、命令部82が動作す
る。
命令部82は、第2図に示される処理ステップS3の処
理を行なう。すなわち、エンドセンサ5への光入力に応
答して総合判別部80が磁気テープ3の走行停止を決定
すると、命令部82は磁気テープ3が第1図において巻
取側リール2にすべて巻取られたと判断する(図中、■
の場合)C同様に、スタートセンサ6への光入力に応答
して総合判別部80が磁気テープ3の走行停止を決定す
ると、命令部82は磁気テープ3が第1図における供給
側リール1にすべて巻取られたと判断する(図中■の場
合)。そして、命令部82は、磁気テープ3の走行を制
御する信号を出力する。この制御信号は、たとえば前述
したようなキャプスタンモータを停止させる(磁気テー
プ3の走行を停止させる)信号やキャプスタンモータの
回転方向を逆転させる(磁気テープ3の走行方向を逆転
させる)信号等である。しかし、総合判別部8oが磁気
テープ3の走行停止を決定しなければ、命令部82はこ
のような制御信号をいっさい出力しない。
このように、本実施例では、エンドセンサおよびスター
トセンサへの光入力の有無が検出された後、別途検出さ
れたテープ残量値に基づいて、センサへの光入力が本当
に磁気テープがすべて巻取られたことを示すことが確認
されてから、磁気テープの走行が停止されたり磁気テー
プ走行方向が逆転されたりする。したがって、磁気テー
プにベースフィルムが露出しているような傷部分等があ
りリーグ部分以外の部分によってエンドセンサまたはス
タートセンサから検知出力が得られた場合でも、マイコ
ン8がこれらのセンサへの光入力を不適正と判断する。
この結果、磁気テープの走行状態はそのまま維持される
ので、従来のように磁気テープがすべて巻取られていな
いにもかかわらず磁気テープの走行が停止されたり逆転
されたりするという現象は生じない。
尚、上記実施例では本発明がビデオ信号の記録・再生を
行なう装置に適用された場合について説明されたが、本
発明は任意の信号の記録・再生を行なう装置に適用可能
である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、磁気テープの走行が、
磁気テープの透過光を受ける透明部分検出手段の検出出
力およびテープ残量算出手段によって算出されたテープ
残量の両方に基づいて制御される。この結果、この透明
部分検出手段が磁気テープのリーダ部分以外の部分を検
出した場合、たとえば、磁気テープ表面の磁性層に傷が
ありベースフィルムが露出しているような場合にも、磁
気テープの走行が正しく制御される。したがって、本発
明は、磁気記録再生装置の誤動作を抑制して、装置の信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のビデオテープレコーダのテ
ープ走行系の概略ブロック図、第2図および第3図は各
々、第1図に示されるマイコンの動作を説明するための
フローチャート図および機能ブロック図、第4図は従来
のビデオテープレコーダのテープ走行系の概略ブロック
図である。 図において、1は供給側リール、2は巻取側リール、3
は磁気テープ、5はエンドセンサ、6はスタートセンサ
、8はマイコン、9.10および12はマイコンの入力
端子、11は残量計算部、13はマイコンの出力端子、
14は機械制御部、15は検知出力変換部である。 なお、図中、同一符号は同一または相当分を示す。 匙1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透明部分を有する磁気テープを走行させる手段と、 前記走行手段によって走行されている磁気テープの透明
    部分を光学的に検出する手段と、 前記走行手段によって走行された前記磁気テープの走行
    量に対応する物理量を所定の演算によって算出する手段
    と、 前記算出手段によって算出された物理量と、前記検出手
    段の検出出力とに基づいて、前記走行手段を制御する手
    段とを備えた、磁気記録再生装置。
JP2138740A 1990-05-29 1990-05-29 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JP2660449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2138740A JP2660449B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2138740A JP2660449B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0432059A true JPH0432059A (ja) 1992-02-04
JP2660449B2 JP2660449B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=15229069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2138740A Expired - Lifetime JP2660449B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2660449B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102034U (ja) * 1986-12-23 1988-07-02
JPH0159923U (ja) * 1987-10-07 1989-04-14
JPH0268330U (ja) * 1988-11-14 1990-05-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153615A (ja) * 1983-02-23 1984-09-01 Nissan Motor Co Ltd 接着ウインドウ構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102034U (ja) * 1986-12-23 1988-07-02
JPH0159923U (ja) * 1987-10-07 1989-04-14
JPH0268330U (ja) * 1988-11-14 1990-05-23

Also Published As

Publication number Publication date
JP2660449B2 (ja) 1997-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58220259A (ja) テ−プ端検出装置
JP2660449B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6035752B2 (ja) 情報再生装置
US6101309A (en) Method for detecting leading and trailing ends of video tape
JP2870809B2 (ja) テープ移送装置
JP3746850B2 (ja) 不連続走行時の磁気テープの位置感知方法
JP3273566B2 (ja) 記録再生装置
JPH0418086Y2 (ja)
JP2854892B2 (ja) テープ巻取制御装置
JPH0772956B2 (ja) テープ再生モード判別装置
US4901170A (en) Rotary head type digital signal reproducing method
US5555141A (en) Apparatus for electrically detecting starting/ending portions of a tape
US4209119A (en) Tape drive control apparatus
KR100207327B1 (ko) 비디오 테이프 레코더의 고속주행상태 제어방법
JP2532420B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6166252A (ja) 磁気記録再生装置
JP2864645B2 (ja) テープレコーダ
JP2538000B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0248982Y2 (ja)
JPH07210933A (ja) テープカセットの巻径判別機構
JPS6028050A (ja) 磁気記録再生装置
JPS60234282A (ja) 記録媒体の頭出し機構
JPS6051181B2 (ja) 磁気テ−プの番地検索方法
JPS60117438A (ja) 磁気録画装置
JPH0877649A (ja) 磁気テープの端部位置検知装置