JPH043195A - マトリクス型画像表示装置の駆動方法 - Google Patents

マトリクス型画像表示装置の駆動方法

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JPH043195A
JPH043195A JP10494990A JP10494990A JPH043195A JP H043195 A JPH043195 A JP H043195A JP 10494990 A JP10494990 A JP 10494990A JP 10494990 A JP10494990 A JP 10494990A JP H043195 A JPH043195 A JP H043195A
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Hiroaki Moriyama
浩明 森山
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、飛び越し走査方式による直列映像信号を、マ
トリクス型画像表示装置に表示させるための駆動方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
飛び越し走査(インタレース)方式の映像信号を画像表
示装置で表示する場合、2フイ一ルド分の映像信号で1
フレームの映像を構成するので、映像信号の周波数帯域
を狭くできる利点がある反面、フリッカと呼ばれる画面
のちらつき現象や各画素にアクセスする時間間隔が長く
なるために輝度が上げられないことなどにより、見かけ
上の垂直解像度が下がり高画質化を妨げていた。この問
題を解決する方法として、表示装置内に複数のフィール
ドメモリーを持ち、インタレース方式の映像信号をノン
イタレース信号に変換し、走査周波数を2倍に上げるこ
とにより、各フィールド期間内毎に1フレ一ム分の映像
を表示するIDTV(improved  defin
itiontelevision)が提案されている。
このIDTV方式により液晶デイスプレィなどのマトリ
クス型画像表示装置で映像を表示するための映像信号処
理回路及び液晶表示パネル、液晶表示パネル駆動回路の
ブロック図を第3図に示す。また、第3図の回路の動作
を説明するためのタイムチャートを第4図及び第5図に
示す。第4図は、各フィールドにおける各メモリーの書
き込み、読み出し状態を示すタイムチャート、第5図は
1フィールド内の各メモリー、及び走査パルスYの動作
を示すタイムチャートである。
第3図において、3a、3b、3cはインタレース方式
の1フイ一ルド分の映像信号を記憶するフィールドメモ
リーで、ICメモリーから構成する。第3図においては
3組のフィールドメモリーを備えている。1は映像信号
を高速でディジタルデータに変換するアナログ−ディジ
タル変換回路(A/Dコンバータ)、5はディジタルデ
ータを高速で映像信号に復元するディジタル−アナログ
変換回路(D/Aコンバータ)である。2a、2b、2
cはフィールドメモリー3a、3b、3cへの映像信号
の入力を切り換える選択スイッチ、4a、4b、4cは
フィールドメモリー3a。
3b、3cからの出力を切り換える選択スイッチである
。6は走査駆動回路で、線順次方式による走査パルスY
を液晶表示パネル8に印加する。液晶表示パネル8内の
各画素には、スイッチング素子として薄膜電界効果型ト
ランジスタが接続されている。7は直列映像信号の極性
を定め、その映像信号をサンプリングし並列化処理し、
さらに液晶表示パネル8に画素の明暗に対応した信号X
を印加するための映像信号駆動回路で、シフトレジスタ
ー及びサンプルホールド回路などから構成する。9はス
イッチの切り換えや、各部を制御する制御信号を発生す
る制御回路である。
第3図のブロック図において、従来の信号処理回路の動
作を第4図及第5図を用いて説明する。
第4図のフィールド1においては、第3図のフィルドメ
モリー3aの入力側のスイッチ2aを選択して、フィー
ルドメモリー3aにインタレース方式の奇数フィールド
の映像信号をA/D変換してデータを書き込む。ここで
、フィールドメモリー3bには奇数フィールドである2
フィールド前の映像信号が記憶されていて、フィールド
メモリー30には偶数フィールドである1フィールド前
の映像信号が記憶されていることに注意する。第5図に
おいて、まずフィールドメモリー3bの出力側のスイッ
チ4bをオンした後、1ライン分の映像信号を読み出し
くR)、読み出された映像信号はD 、/ A変換され
た後、映像信号駆動回路7に送られ、サンプルホールド
される。次にフィールドメモリー3bの出力側のスイッ
チ4bをオフし、フィールドメモリー3Cの出力側のス
イッチ4Cを選択して1ライン分の映像信号を読み出す
(R)。このとき、映像信号駆動回路7でサンプルホー
ルドされた1ライン分の映像信号を液晶表示パネル8に
信号Xとして、並列に入力し、液晶表示パネル8に1行
目の走査線に走査パルスY1を入力すると、1行目の映
像が表示できる。
読み出し速度を書き込み時の2倍にして、フィールドメ
モリー3b、3cから1ライン毎に交互に読み出して映
像信号駆動回路7に送ってサンプルホールドして液晶表
示パネル8に並列に入力し、走査パルスY、、Y2・・
・と順次表示パネルに入力することにより、フィールド
1期間内に1フレーム(2フィールド)の映像が復元で
きる。
さらに、フィールド2においては、フィールドメモリー
3bの入力側のスイッチ2bを選択して、フィールドメ
モリー3bにインタレース方式の奇数フィールドの映像
信号をA/D変換してデータを書き込む、フィールドメ
モリー3a、3cから1ライン毎に交互に読み出してD
/A変換して、フィールド1と同様に映像信号駆動回路
7に送ってサンプルホールドして表示パネルに並列に入
力し、走査パルスYl、Y2・・・と順次液晶表示パネ
ル8に入力することにより、フィールド2期間内に1フ
レームの映像が復元できる。
フィールド3以降においても、1つのフィールドメモリ
ーに映像信号を書き込んでいる時には、他の2つのフィ
ールドメモリーから2ないし1フィールド前の映像信号
を1ライン毎に交互に、書き込み時の2倍の速度で読み
出して映像信号駆動回路7に送り、映像信号処理回路7
から並列映像信号Xを液晶表示パネル8に入力し、走査
駆動回路6からは走査パルスYIY2・・・と順次液晶
表示パネル8に入力することにより映像が表示できる。
映像信号の状態に注意すると、フィールドメモリーに入
力される映像信号はインタレース方式であるが、映像信
号駆動回路に入力される映像信は速度が2倍のノンイン
タレース信号(倍速ノンインターレース映像信号)であ
る。
薄膜電界効果型トランジスタをスイッチング素子として
用いた液晶表示パネル8では、フリッカが発生しやすく
なるので、その防止のために、走査線】ライン毎に映像
信号極性を反転するIH反転駆動が採用される(参考文
献 Eurodjsplay  87  Procee
ding。
pp、63−66>。したがって映像信号駆動回路8で
は、映像信号の1ライン毎に極性を反転する回路を内蔵
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
これまで述べてきたようにIDTV方式により映像を表
示すると、フリッカなどの問題点は解決され高画質化が
可能となる。しかし、従来のIDTV方式では第5図に
示したように、フィールドメモリーから映像信号を読み
出す際には、出力選択スイッチを読み出した映像信号の
1ライン毎に切り換える必要があり、制御回路が複雑に
なっていた。また、フリッカを抑制するために、映像信
号駆動向路7において、映像信号の1ライン毎に極性を
反転して液晶表示パネルに入力すると、映像信号の極性
切り換え周波数が速くなるので、特に大型パネルでは、
パネル内の配線抵抗、配線容量の影響て信号に伝播遅延
が発生し、高画質化を妨げていた。
本発明は、映像信号のフィールドメモリーからの読み出
し方法を簡単にして、また映像信号駆動回路において映
像信号の高速極性切り換えを行うことなくフリッカの抑
制が可能なマトリクス型画像表示装置用映像信号処理回
路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
飛び越し走査方式による直列映像信号を3組のフィール
ドメモリーに順次書き込み、このフィールドメモリーか
ら前記映像信号を書き込み時の2倍の速度で順次読み出
して、マトリクス型表示パネル駆動回路に入力する画像
表示装置駆動方法において、 (a)前記直列映像信号の第1フィールドにおいて、前
記直列映像信号を第1の前記フィールドメモリーに書き
込むと同時に、前記第1フィールドの前半には、第2の
前記フィールドメモリーから2フィールド前に書き込ん
だ前記映像信号を順次読み出し、前記第1フィールドの
後半には、第3の前記フィールドメモリーから1フィー
ルド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、マ
トリクス型表示パネル駆動回路に入力し、(b)前記直
列映像信号の第2フィールドにおいて、前記直列映像信
号を前記第2のフィールドメモリーに書き込むと同時に
、前記第2フィールドの前半には、前記第1のフィール
ドメモリーから1フィールド前に書き込んだ前記映像信
号を順次読み出して、前記第2フィールドの後半には、
前記第3のフィールドメモリーから2フィールド前に書
き込んだ前記映像信号を順次読み出して、マトリスク型
表示パネル駆動回路に入力し、(C)前記直列映像信号
の第3フィールドにおいて、前記直列映像信号を前記第
3のフィールドメモリーに書き込むと同時に、前記第3
フィールドの前半には、前記第1のフィールドメモリー
から2フィールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読
み出して、前記第3フィールドの後半には、前記第2の
フィールドメモリーから1フィールド前に書き込んだ前
記映像信号を順次読み出して、マトリスク型表示パネル
駆動回路に入力し、(d)前記直列映像信号の第4フィ
ールドにおいて、前記直列映像信号を前記第1のフィー
ルドメモリーに書き込むと同時に、前記第4フィールド
の前半には、前記第3のフィールドメモリーから1フィ
ールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、
前記第4フィールドの後半には、前記第2のフィールド
メモリーから2フィールド前に書き込んだ前記映像信号
を順次読み出して、マトリクス型表示パネル駆動回路に
入力し、(e)前記直列映像信号の第5フィールドにお
いて、前記直列映像信号を前記第2のフィールドメモリ
ーに書き込むと同時に、前記第5フィールドの前半には
、前記第3のフィールドメモリーから2フィールド前に
書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、前記第4フ
ィールドの後半には、前記第1のフィールドメモリーか
ら1フィールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み
出して、マトリスク型表示パネル駆動回路に入力し、(
f)前記直列映像信号の第6フィールドにおいて、前記
直列映像信号を前記第3のフィールドメモーリ−に書き
込むと同時に、前記第6フィールドの前半には、前記第
2のフィールドメモリーから1フィールド前に書き込ん
だ前記映像信号を順次読み出して、前記第4フィールド
の後半には、前記第1のフィールドメモリーから2フィ
ールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、
マトリスク型表示パネル駆動回路に入力する、 前記(a>から(f)の動作を繰り返すことを特徴とし
ている。
〔作用〕
第1図は、本発明によるマトリクス型画像表示装置の駆
動方法である。本発明によれば、映像信号の1つのフィ
ールドメモリーからの読み出しは、書き込み時の2倍の
速度で1フィールドメモリー分ライン毎に連続して行う
ので、フィールドメモリーの出力選択スイッチの切り換
えは元の映像信号の1/2フイ一ルド期間毎の低速度で
よい。また、表示パネルでの映像の表示は、元の映像信
号と比較して2倍のインタレース駆動表示となるので、
映像信号の極性は1フイ一ルド分の表示毎に反転しても
、フリッカは発生しない。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるマトリクス型画像表示装置の駆
動方法について、各フィールドにおける各メモリーの書
き込み、読み出し状態を説明するタイムチャートである
。第2図は1フィールド内の各メモリー、及び走査パル
スYの動作を詳細に示すタイムチャートである。第3図
は、マトリックス型液晶表示パネルで映像を表示するた
めの映像信号処理回路及び液晶表示パネル、液晶表示パ
ネル駆動回路のブロック図である。
第1図及び第2図において、フィールドメモリーの動作
は、Wの期間では映像信号を書き込んでいることを示し
、Rの期間ではフィールドメモリーから映像信号を読み
出していることを示す。
第3図において、3a、3b、3cはインターレース方
式の1フイ一ルド分の映像信号を記憶するフィールドメ
モリーで、ICメモリーから構成する。第3図において
は3組のフィールドメモリーを備えている。1は映像信
号を高速でディジタルデータに変換するアナログ−ディ
ジタル変換回路(A/Dコンバータ)、5はディジタル
データを高速で映像信号に復元するディジタル−アナロ
グ変換回路(D/Aコンバータ)である、2a。
2b、2cはフィールドメモリー3a、3b。
3Cへの映像信号の入力を切り換える選択スイッチ、4
a、4b、4cはフィールドメモリー3a、3b、3c
からの出力を切り換える選択スイッチである。6は走査
駆動回路で、飛び越し走査方式による走査パルスYを液
晶表示パネル8に印加する。液晶表示パネル8内の各画
素には、スイッチング素子として薄fM電界効果型トラ
ンジスタが接続されている。7は直列映像信号の極性を
定め、その映像信号をサンプリングし並列化処理し、さ
らに液晶表示パネル8に画素の明暗に対応した信号Xを
印加するための映像信号駆動回路で、映像信号の極性反
転回路、シフトレジスター及びサンプルホールド回路な
どから構成する。9はスイッチの切り換えや、各部を制
御する制御信号を発生する制御回路である。
本発明による駆動方法を、第1図及び第2図のタイムチ
ャート及び第3図のブロック図を用いて説明する。第1
図のフィールド1においては、第1図のフィールドメモ
リー3aの入力側のスイッチ2aが選択されて、フィー
ルドメモリー3aにインタレース方式の奇数フィールド
の映像信号がA/D変換されて、映像信号が書き込まれ
る。ここで、フィールドメモリー3bには奇数フィール
ドである2フィールド前の映像信号が記憶されていて、
フィールドメモリー3Cには偶数フィールドである1フ
ィールド前の映像信号が記憶されていることに注意する
。第2図において、まずフィールドメモリー3bの出力
側のスイッチ4bをオンした後、書き込み時の2倍の速
度で1ライン分の映像信号を読み出しくR)、読み出さ
れた映像信号はD/A変換された後、映像信号駆動回路
7に送られ、サンプルホールドされる。次に、同じくフ
ィールドメモリー3bから1ライン分の映像信号を同様
に読み出す。このとき、映像信号駆動回路7でサンプル
ホールドされた映像信号を液晶表示パネル8に信号Xと
して、並列に入力し、液晶表示パネル8の1行目の走査
線に走査パルスY】を入力すると、1行目の映像が表示
できる。
さらに続けて、同じくフィールドメモリー3bから次の
ラインの映像信号を同様に読み出す。同時に1ライン前
に映像信号駆動回路7サンプルボールドされた信号を液
晶表示パネル8に入力するが、この信号は飛び越し走査
されていることに注意すると、走査パルスはY3として
入力する。このように、フィールドメモリー3bから連
続して映像信号を読み出して、映像信号駆動回路7から
液晶表示パネル8に入力し、走査駆動回路6からは飛び
越し走査パルスを入力することにより、元の映像信号の
1/2のフィールド期間で1フィールドの映像を表示で
きる。なおフィールドメモリー3bから映像信号を読み
出す前半の1/2のフィールド期間の間、映像信号駆動
回路7から液晶表示パネル8に入力する映像信号の極性
は反転しないで一定とする。フィールドメモリー3bか
ら1フイ一ルド分の映像信号を読み出した後、フィール
ドメモリー3bの出力側のスイッチ4bをオフし、フィ
ールドメモリー3Cの出力側のスイッチ4cを選択する
。フィールドメモリー3bからの読み出しと同様に書き
込み時の2倍の速度で映像信号を読み出して、映像信号
駆動回路7から液晶表示パネル8に入力する。フィール
ドメモリー30には、1フィールド前の偶数フィールド
の映像信号が書き込まれていることに注意すると、走査
駆動回路6からは、Y2.Y4・・・の飛び越し走査パ
ルスが液晶表示パネル8に入力される。なおフィールド
メモリー30から映像信号を読み出す後半の1/2のフ
ィールド期間の間でも、映像信号駆動回路7から液晶表
示パネル8に入力す映像信号の極性は反転しないで一定
とする。フィールドメモリー3Cからの映像信号を、フ
ィールド1の後半に表示することにより、フィールドメ
モリー3bからの映像と合わせて、元の映像信号の1フ
イ一ルド期間内に1フレ一ム分の映像を表示できる。
第1図の、フィールド2においては、フィールドメモリ
ー3bに映像信号を書き込みなから、フィールド期間の
前半ではフィールドメモリー3aから映像信号を読み出
して、映像信号駆動回路7を通して液晶表示パネル8に
入力する。走査駆動回路6からは、Y、、Y、の飛び越
し走査パルスを出して、液晶表示パネル8に入力するこ
とにより、フィールドメモリー3aからの映像を表示で
きる。フィールド2の後半では、フィールドメモリー3
Cから映像信号を読み出して、映像信号駆動回路7を通
して液晶表示パネル8に入力する。
なお液晶表示パネル8に入力される映像信号の極性は、
フィールド1の場合に対して反転される。
走査駆動回路6からは、Y2.Y4の飛び越し走査パル
スを出して、液晶表示パネル8に入力することにより、
フィールドメモリー30からの映像を表示できる。
フィールド3以降でも、1つのフィールドメモリーに元
の映像信号を書き込んでいる期間の前半に奇数フィール
ドの映像信号を他のフィールドメモリーから読み出して
、後半に偶数フィールドの映像信号をさらに他のフィー
ルドメモリーから読み出して、元の映像信号の2倍の速
度のインクレース映像信号(倍速インタレース映像信号
)として、映像信号駆動回路7を通して液晶表示パネル
8に入力し、走査駆動回路6から飛び越し走査パルスY
、、Y3・・・及びY2.Y4・・・を発生させること
を繰り返すことにより、映像信号を表示できる。
本発明によれば、フィールドメモリーからの出力選択ス
イッチの切り換えは1フィールドメモリー分の映像信号
を読み出す毎でよいので、切り換え周波数が下がり、制
御回路の動作が簡単になる。
本発明によれば、1つのフィールドメモリーに書き込ま
れた映像信号のデータは、2回読み出され、映像信号駆
動回路を通して表示パネルに入力される。その際、1回
目と2回目とでは、映像信号駆動回路で映像信号の極性
を反転させている。
この駆動方法によれば、ある1つのフィールドの映像信
号の極性に対して次のフィールドの映像信号の極性は、
位相が90度シフトすることになる。したがって、液晶
表示パネルに表示される映像は、元の映像表示の2倍の
速度で飛び越し表示されるので、フリッカ成分は、位相
が90度シフトした2フイ一ルド分の映像表示により、
視覚的に打ち消されることになる。また、映像信号の極
性の反転は2フイ一ルド分の映像信号を表示する毎に行
えばよいので、極性反転周波数を下げることができて、
特に大型パネルにおいても、パネル内の配線抵抗、配線
容量による伝播遅延の影響を受けなくなる。
上述の実施例では、第3図の走査駆動回路6でY、、Y
3・・・及びY2.Y4・・・の飛び越し走査バルスを
発生させていたが、奇数番目の走査パルスY、、Y3・
・・を発生する走査駆動回路と、偶数番目の走査パルス
Y、、Y4・・・を発生する走査駆動回路とに分けて表
示パネルの両側に配置して、2うの走査駆動回路を交互
に動作させれば、1つの走査駆動回路は飛び越し走査回
路ではなく、簡単なシフトレジスターで構成できる。
本発明による画像表示装置の駆動方法は、液晶、エレク
トロミネッセント、プラズマ、蛍光表示管など全てのマ
トリックス型画像表示装置を駆動する場合に応用可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明のマトリクス型画像表示
装置の駆動方法によれば、出力選択スイッチの切り換え
は、1フィールドメモリー分の映像信号を読み出す毎で
よいので、制御回路の動作が簡単になる。また、表示パ
ネルに入力する映像信号の極性を1フイ一ルド期間毎に
反転させてもフリッカを抑制できるので5大型パネルで
も高画質化が実現できて、実用上有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるマトリクス型画像表示装置の駆
動方法について、各フィールドにおける各メモリーの書
き込み、読み出し状態を説明するタイムチャート、第2
図は1フィールド内の各メモリー、及び走査パルスYの
動作を詳細に示すタイムチャート、第3図は、マトリッ
クス型液晶表示パネルで映像を表示するための映像信号
処理回路及び液晶表示パネル、液晶表示パネル駆動回路
のブロック図、第4図は、従来の駆動方法による各フィ
ールドにおける各メモリーの書き込み、読み出し状態を
示すタイムチャート、第5図は従来の駆動方法による1
フィールド内の各メモリー及び走査パルスYの動作を示
すタイムチャートである。 図において、1・・・A/Dコンバータ、2a。 2b、2cm・・入力選択スイッチ、3a、3b。 3C・・・フィールドメモリー、4a、4b、4c・・
・出力選択スイッチ、5・・・D/Aコンバータ、6・
・走査駆動回路、7・・・映像信号駆動回路、8・・・
液晶表示パネル、9・・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 飛び越し走査方式による直列映像信号を3組のフィール
    ドメモリーに順次書き込み、このフィールドメモリーか
    ら前記映像信号を書き込み時の2倍の速度で順次読み出
    して、マトリクス型表示パネル駆動回路に入力する画像
    表示装置駆動方法において、 (a)前記直列映像信号の第1フィールドにおいて、前
    記直列映像信号を第1の前記フィールドメモリーに書き
    込むと同時に、前記第1フィールドの前半には、第2の
    前記フィールドメモリーから2フィールド前に書き込ん
    だ前記映像信号を順次読み出し、前記第1フィールドの
    後半には、第3の前記フィールドメモリーから1フィー
    ルド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、マ
    トリクス型表示パネル駆動回路に入力し、 (b)前記直列映像信号の第2フィールドにおいて、前
    記直列映像信号を前記第2のフィールドメモリーに書き
    込むと同時に、前記第2フィールドの前半には、前記第
    1のフィールドメモリーから1フィールド前に書き込ん
    だ前記映像信号を順次読み出して、前記第2フィールド
    の後半には、前記第3のフィールドメモリーから2フィ
    ールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、
    マトリスク型表示パネル駆動回路に入力し、(c)前記
    直列映像信号の第3フィールドにおいて、前記直列映像
    信号を前記第3のフィールドメモリーに書き込むと同時
    に、前記第3フィールドの前半には、前記第1のフィー
    ルドメモリーから2フィールド前に書き込んだ前記映像
    信号を順次読み出して、前記第3フィールドの後半には
    、前記第2のフィールドメモリーから1フィールド前に
    書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、マトリスク
    型表示パネル駆動回路に入力し、(d)前記直列映像信
    号の第4フィールドにおいて、前記直列映像信号を前記
    第1のフィールドメモリーに書き込むと同時に、前記第
    4フィールドの前半には、前記第3のフィールドメモリ
    ーから1フィールド前に書き込んだ前記映像信号を順次
    読み出して、前記第4フィールドの後半には、前記第2
    のフィールドメモリーから2フィールド前に書き込んだ
    前記映像信号を順次読み出して、マトリクス型表示パネ
    ル駆動回路に入力し、(e)前記直列映像信号の第5フ
    ィールドにおいて、前記直列映像信号を前記第2のフィ
    ールドメモリーに書き込むと同時に、前記第5フィール
    ドの前半には、前記第3のフィールドメモリーから2フ
    ィールド前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して
    、前記第4フィールドの後半には、前記第1のフィール
    ドメモリーから1フィールド前に書き込んだ前記映像信
    号を順次読み出して、マトリスク型表示パネル駆動回路
    に入力し、(f)前記直列映像信号の第6フィールドに
    おいて、前記直列映像信号を前記第3のフィールドメモ
    ーリーに書き込むと同時に、前記第6フィールドの前半
    には、前記第2のフィールドメモリーから1フィールド
    前に書き込んだ前記映像信号を順次読み出して、前記第
    4フィールドの後半には、前記第1のフィールドメモリ
    ーから2フィールド前に書き込んだ前記映像信号を順次
    読み出して、マトリスク型表示パネル駆動回路に入力す
    る、 前記(a)から(f)の動作を繰り返すことを特徴とす
    るマトリクス型表示装置の駆動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349782A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Kosmek Ltd 急速継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349782A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Kosmek Ltd 急速継手

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