JPH04319365A - 可撓管の湾曲装置 - Google Patents

可撓管の湾曲装置

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JPH04319365A
JPH04319365A JP3088830A JP8883091A JPH04319365A JP H04319365 A JPH04319365 A JP H04319365A JP 3088830 A JP3088830 A JP 3088830A JP 8883091 A JP8883091 A JP 8883091A JP H04319365 A JPH04319365 A JP H04319365A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばカテ−テル、内
視鏡、レ−ザプロ−ブ等のように生体腔内等に挿入され
て使用される可撓管の湾曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば医療用のカテ−テルや内視鏡等の
挿入具には挿入部の先端部を湾曲操作する湾曲装置が配
設されたものが多い。この種の湾曲装置として体腔内に
挿入される挿入部の先端に湾曲操作用のアングルワイヤ
の一端を固定するとともに、このアングルワイヤの他端
を手元側操作部に設けられた例えば操作ノブ等の操作機
構のプ−リ等に連結し、この操作ノブの操作にともない
アングルワイヤを牽引操作することにより、挿入部の先
端部側を湾曲操作させる構成のものが知られている。
【0003】また、例えば特開昭59−97115号公
報には内視鏡等の挿入具における挿入部の先端部に形状
記憶合金からなり、伸長状態を記憶して圧縮形成された
コイル状の伸縮性駆動部材を設けるとともに、この伸縮
性駆動部材の伸縮動作にともない内視鏡等の挿入具にお
ける挿入部の先端部を湾曲させる湾曲機構が示されてい
る。
【0004】さらに、実開平1−95901 号公報に
は内視鏡等の挿入具における挿入部の先端部に形状記憶
合金からなり、挿入部の軸線方向に延設させた一対のワ
イヤを設け、一方のワイヤに超弾性を付与し、他方のワ
イヤに逆J字状等の湾曲形状を熱処理等によって記憶さ
せるとともに、これらのワイヤを熱遮断用密着コイルば
ねで被覆させた構成の湾曲機構が示されている。
【0005】この場合、常温時には超弾性ワイヤの超弾
性力および熱遮断用密着コイルばねの弾性力によって形
状記憶ワイヤが直線形状に変形された状態で保持され、
挿入部の先端部が直線形状で保持されるとともに、両ワ
イヤを通電加熱することにより、形状記憶ワイヤが予め
記憶されている湾曲形状に自動的に変形し、挿入部の先
端部が形状記憶ワイヤの変形方向に湾曲操作される構成
になっている。
【0006】ところで、アングルワイヤの牽引操作にと
もない挿入部の先端部側を湾曲操作させる構成の湾曲装
置では例えば血管内視鏡のように挿入部の外径寸法が小
さい細径な場合にアングルワイヤの牽引動作をガイドす
る湾曲管等が設けられていないことが多い。そのため、
例えば挿入具の挿入部が体腔内に挿入され、この挿入部
が体腔形状に合わせて屈曲された状態ではアングルワイ
ヤが蛇行してしまうので、正確な湾曲操作が困難になる
おそれがあった。
【0007】また、特開昭59−97115号公報や実
開平1−95901 号公報のように形状記憶合金を利
用した湾曲機構の場合には伸縮性駆動部材や形状記憶ワ
イヤと手元側に設けられた例えば操作スイッチ、電源等
の手元側構成機器との間がリ−ド線を介して接続されて
いるので、挿入部が体腔形状等に合わせて屈曲された状
態でもアングルワイヤによる湾曲機構のように湾曲操作
が困難になることを防止することができる。
【0008】しかしながら、特開昭59−97115号
公報の湾曲機構の場合にはコイル状の伸縮性駆動部材を
使用しているので、湾曲機構全体が大径化し、構成も複
雑化する問題があった。
【0009】さらに、実開平1−95901 号公報の
湾曲機構の場合には形状記憶ワイヤに逆J字状等の湾曲
形状を熱処理等によって記憶させ、この形状記憶ワイヤ
の通電加熱には形状記憶ワイヤが予め記憶されている湾
曲形状に変形する動作にともない、挿入部の先端部を形
状記憶ワイヤの変形方向に湾曲操作させる構成になって
いるので、先端部を湾曲操作させるためには形状記憶ワ
イヤに比較的大きな操作力が必要になり、この形状記憶
ワイヤの操作力が小さい場合には挿入部の先端部を所定
形状に正確に湾曲操作することができない問題があった
【0010】そこで、前述のような問題を解消するため
に、例えば特願平1−225607号に示すように、可
撓性のある多孔チューブに温度変化に応じて収縮・伸長
する線状の形状記憶合金からなる湾曲操作ワイヤをチュ
ーブの軸方向に沿って装着し、前記湾曲操作ワイヤに通
電用リード線を接続し、このリード線の他端に通電量制
御部を接続した湾曲操作装置が開発された。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特願平1−
225607号に示す湾曲操作装置は、形状記憶合金か
らなる湾曲操作ワイヤを配設した長さ分の多孔チューブ
が湾曲していた。このことから湾曲する部分のチューブ
軸方向の長さを短くしようとすれば、湾曲操作ワイヤの
全長も短くなり、湾曲操作ワイヤの通電加熱時の収縮量
が少なくなることから、チューブの湾曲量が少なくなっ
てしまう。
【0012】また、チューブの湾曲量を増やすために湾
曲操作ワイヤの全長を長くとり、通電加熱時の収縮量を
大きくしようとすると、湾曲する部分のチューブ軸方向
の長さも長くなってしまう。
【0013】このように短い湾曲部で少ない湾曲量のも
の、あるいは長い湾曲部で大きな湾曲量のもの、いずれ
の場合では比較的管腔径が小さく、かつ曲りくねってい
る体腔内への挿入においての操作性が悪く、場合によっ
ては挿入操作が不可能となることもある。
【0014】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、短い湾曲部長で大き
な湾曲量を得ることで管腔径が小さく、かつ曲りくねっ
ている体腔内への挿入が容易にできる可撓管の湾曲装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、可撓管の軸方向に温度変化に応じて長さ
が収縮・伸長する線状の形状記憶合金からなる湾曲操作
ワイヤを配設するとともに、この湾曲操作ワイヤが配設
されている部分の前記可撓管の一部を他の部分より硬度
を高くしたことを特徴とする。
【0016】
【作用】湾曲操作ワイヤに例えば通電して加熱すると、
湾曲操作ワイヤが収縮して可撓管が湾曲するが、この湾
曲操作ワイヤが配設されている部分の可撓管の一部に他
の部分より硬度の高い部分が設けられているため、硬度
の高い部分から外れた部分の可撓管に大きな湾曲量が得
られる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0018】図1〜図3は第1の実施例を示すもので、
図1および図2は可撓管としての医療用カテ−テル1の
先端部を示し、図3はカテーテル1の全体を示す。この
カテ−テル1は、挿通口体2を有する基端部3と、先端
湾曲部4を有する挿入部5とから構成されている。
【0019】カテーテル1の基端部3には分岐部6が設
けられ、この分岐部6を介して前記挿入部5に接続され
るリード線7が設けられている。このリード線7はコン
トローラボックス8に接続され、このコントローラボッ
クス8は操作信号を入力するためのジョイスティック9
が接続されている。
【0020】カテーテル1の挿入部5はシリコン等の柔
軟な樹脂材料からなる多孔チューブ10によって形成さ
れている。すなわち、カテーテル1には大径の偏心孔か
らなるチャンネル11が設けられており、このチャンネ
ル11を設けることによって形成される肉厚部12には
チャンネル11と平行に2本のワイヤ挿通孔12,12
が設けられている。
【0021】前記先端湾曲部4に位置するワイヤ挿通孔
12,12には湾曲操作ワイヤ13がそれぞれ挿入され
ている。湾曲操作ワイヤ13は、長手方向の略中間部か
ら折り返され、その両端側がワイヤ挿通孔12,12に
挿入され、折り返し部13aは先端湾曲部4の先端面に
固定されている。
【0022】前記ワイヤ挿通孔12,12に挿入された
湾曲操作ワイヤ13の端部は先端湾曲部4の基端側に延
長している。また、前記挿入部5のワイヤ挿通孔12,
12に挿入された前記リ−ド線7は先端湾曲部4の基端
側まで延長しており、このリード線7の先端部と湾曲操
作ワイヤ13の端部とはリング状のかしめ部材からなる
接続部材14,14によって接続されている。
【0023】したがって、カテーテル1の先端湾曲部4
にその軸方向に配設された湾曲操作ワイヤ13はリード
線7を介して前記コントローラボックス8に電気的に接
続されている。
【0024】また、カテーテル1の先端部には偏心孔1
1と対応する開口部15を有するキャップ16が装着さ
れ、湾曲操作ワイヤ13の折り返し部13aを外部から
密封状態に覆っている。
【0025】さらに、湾曲操作ワイヤ13を配設した先
端湾曲部4の一部には多孔チューブ10より硬度の高い
熱収縮チューブ17が被覆されている。すなわち、先端
湾曲部4の長手方向の略中間部より基端側が熱収縮チュ
ーブ17で被覆されており、先端側は多孔チューブ10
が露出した状態にある。
【0026】前記湾曲操作ワイヤ13は、線状の形状記
憶合金によって形成されている。すなわち、例えば体温
である37℃もしくはそれ以下の比較的低温下から体温
以上の比較的高温に加熱する過程において一定の量だけ
軸方向の長さが短く収縮し、また高温側から体温以下の
低温側に冷却すると元の長さまで戻るように伸長する二
方向性の記憶処理が施されている。
【0027】このことから前述のように湾曲操作ワイヤ
13を多孔チューブ10に、その多孔チューブ10の中
心軸に対して偏心させて組み込んでいる場合、その湾曲
する角度は挿通された湾曲操作ワイヤ13の長さによっ
て決まる収縮量に依存して決定されるが、短い長さの湾
曲部分に、その湾曲部分の長さと同じ長さ部分だけ湾曲
操作ワイヤ13を配設すると、湾曲操作ワイヤ13の加
熱による収縮量は比較的少ないため、先端湾曲部4の湾
曲する角度も小さく、そのため体腔内等への挿入性が向
上しない恐れがある。
【0028】また、湾曲操作ワイヤ13の長さを長くと
り湾曲する部分の長さも長くすれば、長い湾曲操作ワイ
ヤ13の収縮によって先端湾曲部4の湾曲する角度も大
きくはなるが、細い体腔内等での操作ができず、その結
果、挿入性の向上がなされない。
【0029】そして、先に述べたような実施例の構成で
は湾曲する多孔チューブ10の軸方向の長さは熱収縮チ
ューブ17により規制されているため、比較的短い長さ
となっているが、湾曲操作ワイヤ13は湾曲する部分の
長さより長く配設されているため加熱により収縮する量
も大きく、その収縮によって湾曲操作ワイヤ13は多孔
チューブ10内を進退することで先端湾曲部4での多孔
チューブ10に相対する移動が大きく、そのため先端湾
曲部4の湾曲する角度は大きくなる。そのため、体腔内
等の細い管腔内での湾曲操作が確実に行え操作性の向上
がなされる。
【0030】したがって、カテーテル1の挿入部5を内
視鏡(図示しない)の挿通チャンネルを通じて体腔内へ
挿入し、例えば胆管等への挿入のように曲りくねったり
、あるいは途中で枝分かれしている場合に手元側に設け
られるジョイスティック9を操作することにより、カテ
ーテル1の先端湾曲部4を湾曲操作させ、管腔の曲がり
に合わせて挿入したり、枝分かれしているところを選択
的に目標部位まで進ませる。
【0031】また、カテーテル1のチャンネル11内に
生検鉗子(図示しない)等の処置具を挿通させ、管腔内
の病変部を把持させる際に、カテーテル1の先端湾曲部
4を湾曲操作させ、生検鉗子の先端把持部を確実に病変
部に持っていかせることで処置を容易にかつ素早く行う
ことができる。
【0032】図4および図5は第2の実施例を示すもの
で、カテーテル1の先端湾曲部4における長手方向の略
中間部より先端側を熱収縮チューブ17で被覆したもの
であり、基端側は多孔チューブ10が露出した状態にあ
る。このように構成することによって、湾曲する部分を
短くし、なおかつ湾曲部分より長い湾曲操作ワイヤ13
により湾曲する角度を大きくするようにしてもよい。
【0033】図6および図7は第3の実施例を示すもの
で、第1の実施例と同様に、カテーテル1の挿入部5は
シリコン等の柔軟な樹脂材料からなる多孔チューブ10
によって形成されており、この多孔チューブ10には形
状記憶合金からなる湾曲操作ワイヤ13が挿通されてい
る。
【0034】前記多孔チューブ10の外周には多孔チュ
ーブ10より硬度が高い金属線密巻コイルからなるコイ
ルシース18が軸方向に進退自在に嵌合されている。こ
のコイルシース18はカテーテル1の手元側で多孔チュ
ーブ10に対して進退できるようになっており、通常は
コイルシース18の先端は多孔チューブ10に設けられ
る湾曲操作ワイヤ13が配設される部分に位置している
【0035】このように構成されたカテーテル1を体腔
内に挿入する際、図7(a)に示すように、比較的細い
管腔19内で湾曲させる際には、コイルシース18を前
進させて挿入部5の先端湾曲部4を短くする。
【0036】また、同図(b)に示すように、比較的太
い管腔20内での湾曲操作させるときはコイルシース1
8を後退させて先端湾曲部4を長くする。これによって
、異なる管腔径での分岐部の通過や管壁の処置等がスム
ーズに行うことができる。
【0037】また、同図(c)に示すように、狭窄して
いる管腔21や管径が細く、かつ管壁が非常に柔らかい
ため柔軟な挿入部5では押し込みによる挿入が困難な場
合は、挿入部5の先端湾曲部4の先端までコイルシース
18を前進させることにより、コイルシース18の先端
で管腔21を押し拡げながら挿入できる。
【0038】第8図は第4の実施例を示すもので、第3
の実施例と同様に、カテーテル1の挿入部5はシリコン
等の柔軟な樹脂材料からなる多孔チューブ10によって
形成されており、この多孔チューブ10には形状記憶合
金からなる湾曲操作ワイヤ13が挿通されている。さら
に、前記多孔チューブ10の外周には多孔チューブ10
より硬度が高い金属メッシュからなるコイルシース22
が軸方向に進退自在に嵌合されている。この実施例のカ
テーテル1の使用方法は第3の実施例と同じであるため
説明を省略する。
【0039】図9および図10は第5の実施例を示す。 カテーテル1の挿入部5はシリコン等の柔軟な樹脂材料
からなる多孔チューブ10によって形成されている。す
なわち、カテーテル1の軸心には大径のチャンネル23
が設けられており、このチャンネル23の中心軸を対称
にそれぞれ2本のワイヤ挿通孔24,24が設けられて
いる。
【0040】前記先端湾曲部4に位置するワイヤ挿通孔
24,24には形状記憶合金からなる湾曲操作ワイヤ1
3,13がそれぞれ挿入されている。湾曲操作ワイヤ1
3は、長手方向の略中間部から折り返され、その両端側
がワイヤ挿通孔24,24に挿入され、折り返し部13
aは先端湾曲部4の先端面に固定されている。そして、
湾曲操作ワイヤ13,13を独立に通電加熱することで
挿入部5を2方向に湾曲できるようになっている。
【0041】前記湾曲操作ワイヤ13,13が配設され
ている部分の先端湾曲部4の外周には多孔チューブ10
より硬度の高い、例えばポリエチレンからなるポリエチ
レンチューブ25が嵌合されている。
【0042】このポリエチレンチューブ25には前記湾
曲操作ワイヤ13,13の収縮による先端湾曲部4の2
方向の湾曲を局部的に行うように少なくとも2か所に切
欠部26,26が設けられている。
【0043】したがって、通常時は図10(a)に示す
ように、挿入部5の先端湾曲部4は真っ直ぐであるが、
挿入部5の先端湾曲部4に配設された湾曲操作ワイヤ1
3,13の内、一方を通電加熱すると、同図(b)(c
)に示すように、通電加熱された湾曲操作ワイヤ13側
に設けられたポリエチレンチューブ25の切欠部26部
分から先端湾曲部4が湾曲する。
【0044】また、挿入部5の先端湾曲部4に配設され
た湾曲操作ワイヤ13,13の両方を通電加熱すると、
同図(d)に示すように、ポリエチレンチューブ25の
各切欠部26,26部分から両方向に先端湾曲部4が湾
曲する。
【0045】このように湾曲操作ワイヤ13,13を配
設した部分の先端湾曲部4が湾曲するのではなく、所定
の部分が局部的に湾曲することで細い管腔内、例えば血
管内や胆管内において先端湾曲部4を所望の方向に湾曲
させ挿入性または観察処置の能率向上が果たせる。
【0046】図11および図12は多孔チューブ10に
2本のチャンネル27,27を設けたカテーテル1を示
すもので、前記チャンネル27,27は隣接する部分で
連通する連通部28が設けられている。したがって、一
方のチャンネル27に生検鉗子29を挿通し、他方のチ
ャンネル27にシリンジ30によって冷却水を流通する
ことができる。
【0047】このように構成することによって多孔チュ
ーブ10に配設された形状記憶合金からなる湾曲操作ワ
イヤ13に通電加熱した場合、多孔チューブ10が加熱
されて温度が上昇するが、チャンネル27に冷却水を流
すことによって多孔チューブ10が冷却されて過加熱を
防止できる。しかも、2本のチャンネル27,27は隣
接する部分で連通する連通部28が設けられているため
、冷却水の送水流量も多くなるとともに、多孔チューブ
10の断面積が小さくなり、多孔チューブ10の冷却効
果を高めることができる。
【0048】前記多孔チューブ10に設けられるチャン
ネル27の形状は、図12に限定されず、図13に示す
ように、三つ葉形状、だるま形状、花弁形状など種々考
えられ、いずれも多孔チューブ10の断面積が小さくな
り、多孔チューブ10の冷却効果を高めることができる
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、温度変化に応じて長さが収縮・伸長する線状の形状記
憶合金からなる湾曲操作ワイヤを可撓管に配設するとと
もに、この湾曲操作ワイヤが配設されている部分の可撓
管の一部を他の部分より硬度を高くしたことを特徴とす
る。
【0050】したがって、短い湾曲部長で大きな湾曲量
を得ることで管腔径が小さく、かつ曲りくねっている体
腔内への挿入が容易にでき、この結果、術者の負担を軽
減できるとともに患者の苦痛を軽減できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係わるカテーテルの
先端側を示す斜視図。
【図2】同実施例のカテーテルの先端側を示す側面図。
【図3】同実施例の湾曲装置の全体を示す斜視図。
【図4】この発明の第2の実施例に係わるカテーテルの
先端側を示す斜視図。
【図5】同実施例のカテーテルの先端側を示す側面図。
【図6】この発明の第3の実施例に係わるカテーテルの
先端側を示す斜視図。
【図7】同実施例の使用状態の縦断側面図。
【図8】この発明の第4の実施例に係わるカテーテルの
先端側を示す斜視図。
【図9】この発明の第5の実施例に係わるカテーテルの
先端側を示す斜視図。
【図10】同実施例の使用状態の側面図。
【図11】2本のチャンネルを有するカテーテルの斜視
図。
【図12】同カテーテルの断面図。
【図13】カテーテルの異なるチャンネル形状を示す正
面図。
【符号の説明】
1…カテーテル、4…先端湾曲部、13…湾曲操作ワイ
ヤ、17…熱収縮チューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可撓管の軸方向に温度変化に応じて長
    さが収縮・伸長する線状の形状記憶合金からなる湾曲操
    作ワイヤを配設するとともに、この湾曲操作ワイヤが配
    設されている部分の前記可撓管の一部を他の部分より硬
    度を高くしたことを特徴とする可撓管の湾曲装置。
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