JPH04319183A - 立体駐車機の安全装置 - Google Patents

立体駐車機の安全装置

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JPH04319183A
JPH04319183A JP11397791A JP11397791A JPH04319183A JP H04319183 A JPH04319183 A JP H04319183A JP 11397791 A JP11397791 A JP 11397791A JP 11397791 A JP11397791 A JP 11397791A JP H04319183 A JPH04319183 A JP H04319183A
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chain
weight
parking
detector
lifting
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Masayasu Kamegawa
正靖 亀川
Yoichi Shirahata
白幡 洋一
Koichi Maejima
前嶋 好一
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Tokyu Car Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駐車用の昇降体がチェ
ーン等で吊られてなる立体駐車機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、地上式多段駐車装置、地下格
納式(ピット式)多段駐車装置などの、駐車用の昇降体
がチェーン等で吊られてなる立体駐車機が提供されてい
る(特開平2ー108766号公報、実公平2ー248
50号公報等)。
【0003】このような立体駐車機では、前記昇降体に
車両が駐車されてこれらが一体に昇降させられるので、
強度上の制約から駐車させ得る車両の重量には所定の限
界がある。ところが、実際には、車両の積載貨物の重量
が大きい場合などには、前記限界を越えるおそれがある
【0004】しかしながら、従来の立体駐車機では、こ
のような点については何ら考慮されておらず、前記所定
の限界を越えた重量の大きい車両を前記昇降体に駐車さ
せても、使用者に何ら注意が喚起されずに、通常の使用
状態と同様に前記昇降体の昇降が可能であった。このた
め、従来の立体駐車機では、その強度上の制約を越えて
しまうおそれがあり、機体が破損したり使用者に危険を
招いたりするおそれがあるとともに、耐久性を損なうお
それがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情に
鑑みてなされたもので、駐車車両の重量が所定の限界を
越えることによる機体の破損、耐久性の低下や危険の防
止を図ることができる立体駐車機の安全装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明の第一の発明は、駐車用の昇降体がチェーンで
吊られてなる立体駐車機において、前記チェーンに加わ
る荷重を検知する検知器と、該検知器の出力信号に基づ
いて前記昇降体の総合重量が所定の許容範囲内にあるか
否かを判定する重量判定手段と、該重量判定手段の出力
信号を受けて前記昇降体の総合重量が前記許容範囲を越
えるときに前記昇降体の昇降動作を阻止する昇降阻止手
段とを備えてなる構成としたものである。
【0007】また、本発明の第二の発明は、前記第一の
発明において、前記昇降阻止手段に代えて、前記重量判
定手段の出力信号を受けて前記昇降体の総合重量が前記
許容範囲を越えるときに警報を発する警報手段を備えて
なる構成としたものである。なお、前記昇降阻止手段に
加えて前記警報手段を設けても良いことは勿論である。
【0008】また、本発明の第三の発明は、駐車用の昇
降体がチェーンで吊られてなる立体駐車機において、前
記チェーンに加わる荷重を検知する検知器と、該検知器
の出力信号に基づいて前記チェーンに加わる荷重が所定
の許容範囲内にあるか否かをそれぞれ判定する荷重判定
手段と、該荷重判定手段の出力信号を受けて前記チェー
ンに加わる荷重のうちのいずれかが前記許容範囲を越え
るときに前記昇降体の昇降動作を阻止する昇降阻止手段
とを備えてなる構成としたものである。
【0009】また、本発明の第四の発明は、前記第三の
発明において、前記昇降阻止手段に代えて、前記荷重判
定手段の出力信号を受けて前記チェーンに加わる荷重の
うちのいずれかが前記許容範囲を越えるときに警報を発
する警報手段を備えてなる構成としたものである。なお
、前記昇降阻止手段に加えて前記警報手段を設けても良
いことは勿論である。
【0010】さらに、本発明の第五の発明は、駐車用の
昇降体がチェーンで吊られてなる立体駐車機において、
前記チェーンにより前記昇降体に加わる荷重を検知する
検知器と、該検知器の出力信号に基づいて前記昇降体の
総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かを判定する重
量判定手段と、該重量判定手段の出力信号を受けて前記
昇降体の総合重量が前記許容範囲を越えるときに前記昇
降体の昇降動作を阻止する昇降阻止手段とを備えてなる
構成としたものである。
【0011】さらにまた、本発明の第六の発明は、前記
第五の発明において、前記昇降阻止手段に代えて、前記
重量判定手段の出力信号を受けて前記昇降体の総合重量
が前記許容範囲を越えるときに警報を発する警報手段を
備えてなる構成としたものである。なお、前記昇降阻止
手段に加えて前記警報手段を設けても良いことは勿論で
ある。
【0012】なお、本明細書において、前記チェーンと
は、通常のチェーンの他にロープやワイヤー等も含むも
のとする。また、前記昇降体の総合重量とは、昇降体に
車両が駐車しているときにはこれら全体の重量をいう。
【0013】
【作用】本発明の第一の発明によれば、昇降体を吊って
いるチェーンに加わる荷重が検知器で検知され、該検知
器の出力信号を受けた重量判定手段によって昇降体の総
合重量が所定の許容範囲内にあるか否かが判定され、該
重量判定手段の出力信号を受けた昇降阻止手段によって
、昇降体の総合重量が前記許容範囲を越えるときに昇降
体の昇降動作が阻止される。したがって、所定の限界を
越えた重量の大きい車両を昇降体に駐車させると、昇降
体の総合重量が許容範囲を越えることとなるので、自動
的に昇降体の昇降動作が阻止される。このため、立体駐
車機の機体が破損したり耐久性が低下したり、使用者に
危険を招いたりすることがない。
【0014】また、本発明の第二の発明によれば、基本
的に前記第一の発明と同様であるが、昇降阻止手段によ
って昇降体の昇降動作が阻止される代わりに、重量判定
手段の出力信号を受けた警報手段によって昇降体の総合
重量が前記許容範囲を越えるときに警報が発せられる。 したがって、所定の限界を越えた重量の大きい車両を昇
降体に駐車させると、使用者に注意が喚起されることと
なり、自動的には昇降体の昇降動作が阻止されないもの
の、使用者が昇降体を昇降させることがなくなる。この
ため、前記第一の発明と同様に、立体駐車機の機体が破
損したり耐久性が低下したり、使用者に危険を招いたり
することがない。
【0015】また、本発明の第三の発明によれば、昇降
体を吊っているチェーンに加わる荷重が検知器で検知さ
れ、該検知器の出力信号を受けた荷重判定手段によって
前記チェーンに加わる荷重が所定の許容範囲内にあるか
否かがそれぞれ判定され、該荷重判定手段の出力信号を
受けた昇降阻止手段によって、前記チェーンに加わる荷
重のうちいずれかが前記許容範囲を越えるときに昇降体
の昇降動作が阻止される。したがって、所定の限界を越
えた重量の大きい車両を昇降体に駐車させると、前記チ
ェーンに加わる荷重のうちいずれかが許容範囲を越える
こととなるので、自動的に昇降体の昇降動作が阻止され
る。このため、立体駐車機の機体が破損したり耐久性が
低下したり、使用者に危険を招いたりすることがない。 なお、車両の重量がその限界を越えていなくても、昇降
体に車両を大幅に片寄って駐車させた場合には、その重
量バランスが悪いことから、そのまま昇降体を昇降させ
てしまうと一部のチェーンや機体の一部のみに過大な荷
重が加わってしまうが、本発明の第三の発明によれば、
このような場合にも自動的に昇降体の昇降動作が阻止さ
れるものである。
【0016】また、本発明の第四の発明によれば、基本
的に前記第三の発明と同様であるが、昇降阻止手段によ
って昇降体の昇降動作が阻止される代わりに、荷重判定
手段の出力信号を受けた警報手段によって、前記チェー
ンに加わる荷重のうちいずれかが前記許容範囲を越える
ときに警報が発せられる。したがって、所定の限界を越
えた重量の大きい車両を昇降体に駐車させたり車両を大
幅に片寄って駐車させたりすると、使用者に注意が喚起
されることとなり、自動的には昇降体の昇降動作が阻止
されないものの、使用者が昇降体を昇降させることがな
くなる。このため、前記第三の発明と同様に、立体駐車
機の機体が破損したり耐久性が低下したり、使用者に危
険を招いたりすることがない。
【0017】さらに、本発明の第五の発明によれば、基
本的に前記第一の発明と同様であり、単に、検知器がチ
ェーンに加わる荷重を検知する(第一の発明)かチェー
ンにより昇降体に加わる荷重を検知する(第五の発明)
かが異なるとともに、重量判定手段が何の出力信号に基
づいて判定するかが異なるだけである。
【0018】さらにまた、本発明の第六の発明によれば
、基本的に前記第二の発明と同様であり、単に、検知器
がチェーンに加わる荷重を検知する(第二の発明)かチ
ェーンにより昇降体に加わる荷重を検知する(第六の発
明)かが異なるとともに、重量判定手段が何の出力信号
に基づいて判定するかが異なるだけである。
【0019】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
【0020】(第一の実施例)まず、図1乃至図4に示
す第一の実施例について説明する。
【0021】この第一の実施例は、本発明を立体駐車機
たる地上式二段駐車装置Xに適用した例を示している。
【0022】該地上式二段駐車装置Xは、図1に示すよ
うに、設置面1を一段とし、該設置面1に適当間隔をあ
けて起立させた支柱2,3,4,5間に昇降用チェーン
6,7及びバランスチェーン8,9で駐車用の昇降体た
る駐車パレット10が吊られ、該駐車パレット10が設
置面1から上昇及び設置面1に下降するように構成され
ている。
【0023】具体的には、支柱2,3の上端間に駆動軸
11が軸支され、該駆動軸11の一端に駆動スプロケッ
ト12が設けられ、該駆動スプロケット12と支柱2部
に支持した昇降用のモータ13の駆動軸との間に駆動チ
ェーン14が懸架されている。そして、駆動軸11の両
端部に巻上げスプロケット15,16が設けられ、該巻
上げスプロケット15,16に懸架した前記昇降用チェ
ーン6,7の下端が前記駐車パレット10に止着されて
いる。また、前記バランスチェーン8は、その一端が支
柱4の上端に止着され、駐車パレット10に設けたガイ
ドスプロケット19,17に懸架して他端が支柱2の基
部に止着されている。さらに、前記バランスチェーン9
は、その一端が支柱5の上端に止着され、駐車パレット
10に設けたガイドスプロケット20,18に懸架して
他端が支柱3の基部に止着されている。
【0024】さらに、図1には示していないが、図4に
示すように、前記地上式二段駐車装置Xは、操作器21
0、前記駐車パレット10の上限位置及び下限位置を検
出するマイクロスイッチ等の位置検出器220、前記操
作器210及び前記位置検出器220の信号を受けて前
記モータ13を駆動制御する駆動制御装置230を備え
ており、使用者が操作器210を操作することによって
、モータ13が制御されて駐車パレット10が所定の上
限位置又は下限位置で自動的に停止するようになってい
る。なお、設置面1に車両を入出庫する場合には、駐車
パレット10が上限位置に停止させられ、駐車パレット
10に車両を入出庫する場合には、一旦設置面1から車
両を出庫させた後に、駐車パレット10が下限位置(略
々設置面1の位置)に停止させられるものである。
【0025】そして、第一の実施例の場合、本発明に係
る安全装置は、図4に示すように、前記昇降用チェーン
6,7に加わる荷重をそれぞれ検知する検知器22,2
3と、該検知器22,23の出力信号A,Bに基づいて
前記昇降体たる駐車パレット10の総合重量が所定の許
容範囲内にあるか否かを判定する重量判定手段35と、
該重量判定手段35の出力信号を受けて駐車パレット1
0の総合重量が所定の許容範囲を越えるときに駐車パレ
ット10の昇降動作を阻止する昇降阻止手段36と、前
記重量判定手段35の出力信号を受けて駐車パレット1
0の総合重量が所定の許容範囲を越えるときに警報を発
する警報手段37とを備えている。
【0026】前記検知器22として、株式会社オリエン
テック製のピン型ロードセル(機種名  SPN−8−
T03  B)が用いられている。該ピン型ロードセル
は、管状の軸体の内面に四個又は八個の歪みゲージ素子
を接着したもので、前記軸体の剪断歪みを前記歪みゲー
ジ素子で電気信号に変換することによって前記軸体に加
わる荷重を検知するものである。そして、このピン型ロ
ードセルたる検知器22は、図1乃至図3に示すように
、前記昇降用チェーン6の下端の駐車パレット10に対
する止着部に設けられ、検知器22によって昇降用チェ
ーン6に加わる荷重が検知されるようになっている。す
なわち、ピン型ロードセルたる検知器22の前記軸体が
ブラケット380,390で駐車パレット10に対して
支持され、昇降用チェーン6の下端に設けた取付金具6
aが前記軸体に対して回動自在に取り付けられている。 なお、前記検知器23として同様に前記ピン型ロードセ
ルが用いられ、該検知器23は、図1に示すように、前
記昇降用チェーン7の下端の駐車パレット10に対する
止着部に設けられ、検知器23によって昇降用チェーン
7に加わる荷重が検知されるようになっている。
【0027】なお、第一の実施例の場合には、後述のよ
うに駐車パレット10の総合重量の重心の偏心度が所定
の許容範囲内にあるか否かも判定できるように、前記バ
ランスチェーン8,9に加わる荷重をそれぞれ検知する
検知器24,25が設けられている。該検知器24,2
5としても同様に前記ピン型ロードセルが用いられ、検
知器24は前記バランスチェーン8の他端の支柱2基部
に対する止着部に設けられ、検知器24によってバラン
スチェーン8に加わる荷重が検知されるようになってい
る。また、検知器25は前記バランスチェーン9の他端
の支柱3基部に対する止着部に設けられ、検知器25に
よってバランスチェーン9に加わる荷重が検知されるよ
うになっている。もっとも、本発明では、前記地上式二
段駐車装置Xに適用する場合には、前記検知器24,2
5を設けておかなくても良い。
【0028】また、第一の実施例の場合、前記重量判定
手段35は、図4に示すように、前記検知器22,23
の出力信号A,Bを増幅する増幅器26,27と、該増
幅器26,27の出力信号をA/D変換するA/D変換
器30,31と、該A/D変換器30,31の出力信号
が入力されるマイクロコンピュータ34とから構成され
ている。
【0029】そして、第一の実施例の場合には前記各昇
降用チェーン6,7に加わる荷重を合計したものが駐車
パレット10の総合重量に相当することから、前記マイ
クロコンピュータ34は、  A+B≦α  であるか
否か(駐車パレット10の総合重量が所定の許容範囲内
にあるか否かに相当)を判定し、  A+B≦αでない
ときに、昇降阻止手段36及び警報手段37に信号を出
力してこれらを作動させるようになっている。なお、前
記式において、A,Bは検知器22,23の出力信号A
,Bに対応する値を示し、以下の式においても同様であ
る。 また、前記式において、αは前記許容範囲を定める定数
で強度上の制約を考慮して決定されるものである。マイ
クロコンピュータ34の前記判定を実行するフローチャ
ートについては明らかであるので、その説明は省略する
【0030】さらに、前記昇降阻止手段36は、第一の
実施例の場合、リレー38で構成されており、図面には
詳細に示していないが、その接点が前記駆動制御装置2
3の回路中の適当箇所に挿入され、前記マイクロコンピ
ュータ34の信号によりリレー38が作動したときに、
前記操作器210の操作等にかかわらずにモータ13の
駆動が阻止され、前記駐車パレット10の昇降動作が阻
止されるようになっている。もっとも、前記昇降阻止手
段36としては、リレーに限定されるものではなく、各
種のインターロック回路等を用いることができる。
【0031】さらにまた、前記警報手段37は、前記マ
イクロコンピュータ34の信号により作動して警報を発
するようになっており、サイレン、ブザー、ランプ等を
用いることができる。
【0032】なお、本発明では、前記昇降阻止手段36
及び前記警報手段37のうちのいずれか一方のみを設け
ておけば良い。
【0033】なお、第一の実施例の場合には、図4に示
すように、さらに、前記検知器24,25の出力信号C
,Dを増幅する増幅器28,29と、該増幅器28,2
9の出力信号をA/D変換するA/D変換器32,33
とが設けられ、該A/D変換器32,33の出力信号も
前記マイクロコンピュータ34に入力されている。
【0034】そして、前記マイクロコンピュータ34は
、第一の実施例の場合には、前記駐車パレット10の総
合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にあるか否か
も判定するようになっている。
【0035】すなわち、第一の実施例の場合には駐車パ
レット10の総合重量の重心が駐車パレット10の左右
方向Vに偏心していなければ、前記各昇降用チェーン6
,7に加わる荷重を合計したものの1/2と前記各バラ
ンスチェーン8,9に加わる荷重を合計したものとが一
致するはずであることから、左右方向Vの偏心度につい
て判定するべく、前記マイクロコンピュータ34は、|
{(A+B)/2}−(C+D)|≦β    である
か否か(駐車パレット10の総合重量の重心の左右方向
Vの偏心度が所定の許容範囲内にあるか否かに相当)を
判定し、|{(A+B)/2}−(C+D)|≦β  
  でないときにも、昇降阻止手段36及び警報手段3
7に信号を出力してこれらを作動させるようになってい
る。なお、前記式において、βは前記許容範囲を定める
定数で強度上の制約を考慮して決定されるものである。
【0036】もっとも、本発明では、前記駐車パレット
10の総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にあ
るか否かの判定については、行わなくても良い。
【0037】なお、前記重量判定手段35の構成は、図
4に示す構成に限定されるものではなく、例えば、マイ
クロコンピュータ34を用いずにゲート回路等を用いて
構成できることは勿論である。
【0038】前記構成の第一の実施例に係る安全装置に
よれば、駐車用の昇降体たる駐車パレット10を吊って
いる昇降用チェーン6,7に加わる荷重が検知器22,
23で検知され、該検知器22,23の出力信号A,B
を受けた重量判定手段35によって駐車パレット10の
総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かが判定され、
該重量判定手段35の出力信号を受けた昇降阻止手段3
6及び警報手段37によって、駐車パレット10の総合
重量が前記許容範囲を越えるときに、駐車パレット10
の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せられる。し
たがって、所定の限界を越えた重量の大きい車両を駐車
パレット10に駐車させると、駐車パレットの総合重量
が許容範囲を越えることとなるので、自動的に駐車パレ
ット10の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せら
れる。このため、立体駐車機の機体が破損したり耐久性
が低下したり、使用者に危険を招いたりすることがない
【0039】なお、昇降阻止手段36を設けずに警報手
段37のみを設けた場合には、自動的には駐車パレット
10の昇降動作が阻止されないものの、使用者に注意が
喚起されることとなり、使用者が駐車パレット10を昇
降させることがなくなり、同様に、立体駐車機の機体が
破損したり耐久性が低下したり、使用者に危険を招いた
りすることがないものである。
【0040】さらに、第一の実施例によれば、駐車パレ
ット10の総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内
にないときにも、昇降阻止手段36及び警報手段37に
よって、駐車パレット10の昇降動作が阻止されるとと
もに警報が発せられる。したがって、車両の重量が限界
を越えていなくても、駐車パレット10に車両を大幅に
片寄って駐車させた場合には、自動的に駐車パレット1
0の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せられる。 このため、車両が駐車パレット10に大幅に片寄って駐
車させられたことによるチェーンや機体の破損、耐久性
の低下や危険の防止を図ることができ、一層望ましい。
【0041】(第二の実施例)次に、前記第一の実施例
を変形した本発明の第二の実施例について説明する。
【0042】この第二の実施例については図示していな
いが、第二の実施例では、前記第一の実施例において、
図4中のマイクロコンピュータ34が、  A+B≦α
  か否かを判定する代わりに、  A≦γ,B≦δ,
C≦ε,D≦ζ  が全て成り立つか否か(前記チェー
ン6,7,8,9に加わる荷重がそれぞれ所定の許容範
囲内にあるか否かに相当)を判定し、  A≦γ,B≦
δ,C≦ε,D≦ζ  のうちのいずれかが成り立たな
いときに、昇降阻止手段36及び警報手段37に信号を
出力してこれらを作動させるようにされる。なお、前記
式において、γ,δ,ε,ζは前記各許容範囲を定める
定数で強度上の制約を考慮して決定されるものである。
【0043】したがって、第二の実施例の場合には、図
4における増幅器26,27,28,29、A/D変換
器30,31,32,33及びマイクロコンピュータ3
4が、前記検知器22,23,24,25の出力信号A
,B,C,Dに基づいて、前記チェーン6,7,8,9
に加わる荷重が所定の許容範囲内にあるか否かそれぞれ
判定する荷重判定手段に相当することとなる。
【0044】前記構成の第二の実施例に係る安全装置に
よれば、前記検知器22,23,24,25の出力信号
A,B,C,Dを受けた前記荷重判定手段によって、前
記チェーン6,7,8,9に加わる荷重が所定の許容範
囲内にあるか否かがそれぞれ判定され、該荷重判定手段
の出力信号を受けた昇降阻止手段36及び警報手段37
によって、チェーン6,7,8,9に加わる荷重のうち
のいずれかが前記許容範囲を越えるときに、駐車パレッ
ト10の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せられ
る。したがって、所定の限界を越えた重量の大きい車両
を駐車パレット10に駐車させると、前記チェーン6,
7,8,9に加わる荷重のうちのいずれかが許容範囲を
越えることとなるので、自動的に駐車パレット10の昇
降動作が阻止されるとともに警報が発せられる。このた
め、立体駐車機の機体が破損したり耐久性が低下したり
、使用者に危険を招いたりすることがない。
【0045】また、車両の重量がその限界を越えていな
くても、駐車パレット10に車両を大幅に片寄って駐車
させた場合には、その重量バランスが悪いことから、そ
のまま駐車パレット10を昇降させてしまうと一部のチ
ェーンや機体の一部のみに過大な荷重が加わってしまう
が、第二の実施例に係る安全装置によれば、このような
場合にも自動的に駐車パレット10の昇降動作が阻止さ
れるとともに警報が発せられるものである。したがって
、第二の実施例の場合には、第一の実施例と異なり、マ
イクロコンピュータ34が、|{(A+B)/2}−(
C+D)|≦β    であるか否かを判定するように
しておく必要はない。
【0046】(第三の実施例)次に、図5及び図6に示
す本発明の第三の実施例について説明する。
【0047】この第三の実施例は、本発明を立体駐車機
たる地下格納式二段駐車装置Yに適用した例を示してい
る。
【0048】該地下格納式二段駐車装置Yは、図5に示
すように、地表面等を掘削してなる地上格納部50内に
、駐車用の昇降体51がチェーン52,53,54,5
5で吊られ、昇降体51が地下格納部50から上昇及び
地下格納部50内に下降するように構成されている。
【0049】具体的には、前記昇降体51は、上段駐車
パレット56、下段駐車パレット57及びこれらの間を
それぞれ連結する支柱75,76,77,78で構成さ
れている。そして、前記チェーン52,53,54,5
5の先端が下段駐車パレット57の略々四隅部に止着さ
れている。また、地下格納部50における昇降体51の
昇降の邪魔にならない位置に駆動軸58が設けられ、そ
の両端近くに、ガイドスプロケット59,60,61,
62に懸架した前記チェーン52,53,54,55が
噛み合う巻上げスプロケット63,64,65,66が
設けられ、さらに、駆動軸58適位置に設けられた駆動
スプロケット67と昇降用のモータ68の駆動スプロケ
ット69との間にチェーン70が懸架されており、前記
チェーン52,53,54,55が均等に巻上げ自在に
なっている。なお、図5中、710は巻き掛けスプロケ
ットである。
【0050】さらに、図5には示していないが、図6に
示すように、前記地上式二段駐車装置Xと同様に、操作
器80、前記昇降体51の上限位置(下段駐車パレット
57が地表面と略々同一高さとなる位置)及び下限位置
(上段駐車パレット56が地表面と略々同一高さとなる
位置)を検出するマイクロスイッチ等の位置検出器81
、前記操作器80及び前記位置検出器81の信号を受け
て前記モータ68を駆動制御する駆動制御装置82を備
えており、使用者が前記操作器80を操作することによ
って、モータ68が制御されて昇降体51が上限位置又
は下限位置で自動的に停止するようになっている。
【0051】そして、第三の実施例の場合、本発明に係
る安全装置は、図6に示すように、前記チェーン52,
53,54,55に加わる荷重をそれぞれ検知する検知
器71,72,73,74と、該検知器71,72,7
3,74の出力信号E,F,G,Hに基づいて前記昇降
体51の総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かを判
定する重量判定手段83と、該重量判定手段83の出力
信号を受けて昇降体51の総合重量が所定の許容範囲を
越えるときに昇降体51の昇降動作を阻止する昇降阻止
手段84と、前記重量判定手段83の出力信号を受けて
昇降体51の総合重量が所定の許容範囲を越えるときに
警報を発する警報手段85とを備えている。
【0052】前記検知器71,72,73,74として
も前記検知器22等と同様に前記ピン型ロードセル用い
られ、検知器71,72,73,74は、図5に示すよ
うに、前記チェーン52,53,54,55の先端の前
記下段駐車パレット57に対する止着部にそれぞれ設け
られ、検知器71,72,73,74によって前記チェ
ーン52,53,54,55に加わる荷重がそれぞれ検
知されるようになっている。
【0053】また、第三の実施例の場合、前記重量判定
手段83は、図6に示すように、前記図4に示す重量判
定手段35と同様に、前記検知器71,72,73,7
4の出力信号E,F,G,Hを増幅する増幅器86,8
7,88,89と、該増幅器86,87,88,89の
出力信号をA/D変換するA/D変換器90,91,9
2,93と、該A/D変換器90,91,92,93の
出力信号が入力されるマイクロコンピュータ94とから
構成されている。
【0054】そして、第三の実施例の場合には前記各チ
ェーン52,53,54,55に加わる荷重を合計した
ものが昇降体51の総合重量に相当することから、前記
マイクロコンピュータ94は、  E+F+G+H≦η
  であるか否か(昇降体51の総合重量が所定の許容
範囲内にあるか否かに相当)を判定し、E+F+G+H
≦η  でないときに、昇降阻止手段84及び警報手段
85に信号を出力してこれらを作動させるようになって
いる。 なお、前記式において、ηは前記許容範囲を定める定数
で強度上の制約を考慮して決定されるものである。
【0055】さらに、前記昇降阻止手段84も、第一の
実施例の場合と同様に、リレー95で構成されており、
図面には詳細に示していないが、その接点が前記駆動制
御装置82の回路中の適当箇所に挿入され、前記マイク
ロコンピュータ94の信号によりリレー95が作動した
ときに、前記操作器80の操作等にかかわらずにモータ
68の駆動が阻止され、前記昇降体51の昇降動作が阻
止されるようになっている。
【0056】さらにまた、前記警報手段85も、第一の
実施例の場合と同様に、前記マイクロコンピュータ94
の信号により作動して警報を発するようになっており、
サイレン、ブザー、ランプ等を用いることができる。
【0057】なお、前記昇降阻止手段84及び前記警報
手段85のうちのいずれか一方のみを設けておいても良
い。
【0058】なお、第三の実施例の場合には、前記マイ
クロコンピュータ34は、前記昇降体51の総合重量の
重心の偏心度が所定の許容範囲内にあるか否かも判定す
るようになっている。
【0059】すなわち、第三の実施例の場合には昇降体
51の総合重量の重心が昇降体51の左右方向Vに偏心
していなければ、前記各チェーン52,53に加わる荷
重を合計したものと前記チェーン52,53,54,5
5に加わる荷重を合計したものの1/2とが一致するは
ずであることから、左右方向Vの偏心度について判定す
るべく、前記マイクロコンピュータ34は、|(E+F
)−{(E+F+G+H)/2}|≦θ    である
か否か(昇降体51の総合重量の重心の左右方向Vの偏
心度が所定の許容範囲内にあるか否かに相当)を判定し
、    |(E+F)−{(E+F+G+H)/2}
|≦θでないときにも、昇降阻止手段84及び警報手段
85に信号を出力してこれらを作動させるようになって
いる。 なお、|(E+F)−{(E+F+G+H)/2}|≦
θ    であるか否かを判定する代わりに、例えば、
|(G+H)−{(E+F+G+H)/2}|≦κ  
であるか否かを判定しても良いし、|{(E+F)−(
G+H)}/(E+F+G+H)|≦λ    である
か否かを判定しても良いし、    (E+F)≦μ 
 かつ  (G+H)≦ν    であるか否かを判定
しても良い。なお、前記式において、θ,κ,λ,μ,
νは前記許容範囲を定める定数で強度上の制約を考慮し
て決定されるものである。
【0060】また、第三の実施例の場合には昇降体51
の総合重量の重心が昇降体51の前後方向Wに偏心して
いなければ、前記各チェーン52,54に加わる荷重を
合計したものと前記チェーン52,53,54,55に
加わる荷重を合計したものの1/2とが一致するはずで
あることから、前後方向Wの偏心度について判定するべ
く、前記マイクロコンピュータ34は、|(E+G)−
{(E+F+G+H)/2}|≦ξ    であるか否
か(昇降体51の総合重量の重心の前後方向Wの偏心度
が所定の許容範囲内にあるか否かに相当)を判定し、 
   |(E+G)−{(E+F+G+H)/2}|≦
ξでないときにも、昇降阻止手段84及び警報手段85
に信号を出力してこれらを作動させるようになっている
。なお、|(E+G)−{(E+F+G+H)/2}|
≦ξ    であるか否かを判定する代わりに、例えば
、|(F+H)−{(E+F+G+H)/2}|≦π 
   であるか否かを判定しても良いし、|{(E+G
)−(F+H)}/(E+F+G+H)|≦ρ    
であるか否かを判定しても良いし、    (E+G)
≦σ  かつ(F+H)≦τ    であるか否かを判
定しても良い。なお、前記式において、ξ,π,ρ,σ
,τは前記許容範囲を定める定数で強度上の制約を考慮
して決定されるものである。
【0061】もっとも、本発明では、前記昇降体51の
総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にあるか否
かの判定については、行わなくても良い。
【0062】なお、前記重量判定手段83の構成も、図
6に示す構成に限定されるものではなく、例えば、マイ
クロコンピュータ94を用いずにゲート回路等を用いて
構成できることは勿論である。
【0063】前記構成の第三の実施例に係る安全装置に
よれば、駐車用の昇降体51を吊っているチェーン52
,53,54,55に加わる荷重が検知器71,72,
73,74で検知され、該検知器71,72,73,7
4の出力信号E,F,G,Hを受けた重量判定手段83
によって昇降体51の総合重量が所定の許容範囲内にあ
るか否かが判定され、該重量判定手段83の出力信号を
受けた昇降阻止手段84及び警報手段85によって、昇
降体51の総合重量が前記許容範囲を越えるときに、昇
降体51の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せら
れる。したがって、所定の限界を越えた重量の大きい車
両を昇降体51に駐車させると、昇降体51の総合重量
が許容範囲を越えることとなるので、自動的に昇降体5
1の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せられる。 このため、立体駐車機の機体が破損したり耐久性が低下
したり、使用者に危険を招いたりすることがない。
【0064】なお、昇降阻止手段84を設けずに警報手
段85のみを設けた場合には、自動的には昇降体51の
昇降動作が阻止されないものの、使用者に注意が喚起さ
れることとなり、使用者が昇降体51を昇降させること
がなくなり、同様に、立体駐車機の機体が破損したり耐
久性が低下したり、使用者に危険を招いたりすることが
ないものである。
【0065】さらに、第三の実施例によれば、昇降体5
1の総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にない
ときにも、昇降阻止手段84及び警報手段85によって
、昇降体51の昇降動作が阻止されるとともに警報が発
せられる。したがって、車両の重量が限界を越えていな
くても、昇降体51に車両を大幅に片寄って駐車させた
場合には、自動的に昇降体51の昇降動作が阻止される
とともに警報が発せられる。このため、車両が昇降体5
1に大幅に片寄って駐車させられたことによるチェーン
や機体の破損、耐久性の低下や危険の防止を図ることが
でき、一層望ましい。
【0066】(第四の実施例)次に、前記第三の実施例
を変形した本発明の第四の実施例について説明する。
【0067】この第四の実施例については図示していな
いが、第四の実施例では、前記第三の実施例において、
図6中のマイクロコンピュータ94が、E+F+G+H
≦η  か否かを判定する代わりに、  E≦r,F≦
s,G≦t,H≦u  が全て成り立つか否か(前記チ
ェーン52,53,54,55に加わる荷重がそれぞれ
所定の許容範囲内にあるか否かに相当)を判定し、E≦
r,F≦s,G≦t,H≦u  のうちのいずれかが成
り立たないときに、昇降阻止手段84及び警報手段85
に信号を出力してこれらを作動させるようにされる。な
お、前記式において、r,s,t,uは前記各許容範囲
を定める定数で強度上の制約を考慮して決定されるもの
である。
【0068】したがって、第二の実施例の場合には、図
4における重量判定手段83が、前記検知器71,72
,73,74の出力信号E,F,G,Hに基づいて、前
記チェーン52,53,54,55に加わる荷重が所定
の許容範囲内にあるか否かそれぞれ判定する荷重判定手
段に相当することとなる。
【0069】前記構成の第四の実施例に係る安全装置に
よれば、前記検知器71,72,73,74の出力信号
E,F,G,Hを受けた前記荷重判定手段によって、前
記チェーン52,53,54,55に加わる荷重が所定
の許容範囲内にあるか否かがそれぞれ判定され、該荷重
判定手段の出力信号を受けた昇降阻止手段84及び警報
手段85によって、チェーン52,53,54,55に
加わる荷重のうちのいずれかが前記許容範囲を越えると
きに、昇降体51の昇降動作が阻止されるとともに警報
が発せられる。したがって、所定の限界を越えた重量の
大きい車両を昇降体51に駐車させると、前記チェーン
52,53,54,55に加わる荷重のうちのいずれか
が許容範囲を越えることとなるので、自動的に昇降体5
1の昇降動作が阻止されるとともに警報が発せられる。 このため、立体駐車機の機体が破損したり耐久性が低下
したり、使用者に危険を招いたりすることがない。
【0070】また、車両の重量がその限界を越えていな
くても、昇降体51に車両を大幅に片寄って駐車させた
場合には、その重量バランスが悪いことから、そのまま
昇降体51を昇降させてしまうと一部のチェーンや機体
の一部のみに過大な荷重が加わってしまうが、第四の実
施例に係る安全装置によれば、このような場合にも自動
的に昇降体51の昇降動作が阻止されるとともに警報が
発せられるものである。したがって、第四の実施例の場
合には、第三の実施例と異なり、マイクロコンピュータ
34が、  |(E+F)−{(E+F+G+H)/2
}|≦θ    であるか否か等を判定するようにして
おく必要はない。
【0071】(第五の実施例)次に、前記図7及び図8
に示す本発明の第五の実施例について説明する。
【0072】この第五の実施例は、本発明を立体駐車機
たる地下格納式三段駐車装置Zに適用した例を示してい
る。
【0073】該地下格納式三段駐車装置Zは、図7に示
すように、地表面等を掘削してなる地下格納部100内
に、駐車用の昇降体101が昇降用チェーン102,1
03及びバランスチェーン104,105で吊られ、昇
降体101が地下格納部100から上昇及び地下格納部
100内に下降するように構成されている。
【0074】具体的には、前記昇降体101は、上段駐
車パレット106、中段駐車パレット107、下段駐車
パレット108及びこれらの間をそれぞれ連結する支柱
109で構成されている。そして、前記昇降体101の
前方部及び後方部の下面の両側に吊上げ用スプロケット
110,111,112,113が設けられ、吊上げ用
スプロケット110,112に前記昇降用チェーン10
2が懸架されるとともに、吊上げ用スプロケット111
,113に前記昇降用チェーン103が懸架されている
。前記昇降用チェーン102,103のそれぞれ一端が
102a,103aが地下格納部100の地上付近位置
に軸支したガイドスプロケット114,115をそれぞ
れ経由して地下格納部100の地上位置付近に止着され
、他端102b,103b側が巻上げ自在とされている
。すなわち、地下格納部100における昇降体101の
昇降の邪魔にならない位置に駆動軸116が軸支され、
該駆動軸に前記昇降用チェーン102,103の他端1
02b,103b側を巻き上げる巻上げスプロケット1
17,118が設けられ、駆動軸116に別に設けた駆
動スプロケット119と昇降用のモータ120の駆動ス
プロケット121との間にチェーン122が懸架されて
おり、モータ120の正逆回転により昇降体101が昇
降するようになっている。また、前記バランスチェーン
104は、昇降体101の下面に設けたガイドスプロケ
ット123,125に懸架されて、その両端が地下格納
部100における地上付近位置及び下方にそれぞれ止着
され、前記バランスチェーン105は、昇降体101の
下面に設けたガイドスプロケット124,126に懸架
されて、その両端が地下格納部100における地上付近
位置及び下方にそれぞれ止着されており、昇降体のバラ
ンスが保たれるようになっている。
【0075】さらに、図7には示していないが、図8に
示すように、前記地下格納式二段駐車装置Yと同様に、
操作器130、前記昇降体101の上限位置(下段駐車
パレット108が地表面と略々同一高さとなる位置)、
中段位置(中段駐車パレット107が地表面と略々同一
高さとなる位置)及び下限位置(上段駐車パレット10
6が地表面と略々同一高さとなる位置)を検出するマイ
クロスイッチ等の位置検出器131、前記操作器130
及び前記位置検出器131の信号を受けて前記モータ1
20を駆動制御する駆動制御装置132を備えており、
使用者が前記操作器130を操作することによって、モ
ータ120が制御されて昇降体101が上限位置、中段
位置又は下限位置で自動的に停止するようになっている
【0076】そして、第五の実施例の場合、本発明に係
る安全装置は、図8に示すように、前記昇降用チェーン
102,103により前記昇降体101加わる荷重をそ
れぞれ検知する検知器133,134,135,136
と、該検知器133,134,135,136の出力信
号J,K,L,Mに基づいて前記昇降体101の総合重
量が所定の許容範囲内にあるか否かを判定する重量判定
手段137と、該重量判定手段137の出力信号を受け
て昇降体101の総合重量が所定の許容範囲を越えると
きに昇降体101の昇降動作を阻止する昇降阻止手段1
38と、前記重量判定手段137の出力信号を受けて昇
降体101の総合重量が所定の許容範囲を越えるときに
警報を発する警報手段139とを備えている。
【0077】前記検知器133,134,135,13
6としても前記検知器22等と同様に前記ピン型ロード
セル用いられ、検知器133,134,135,136
は、図7に示すように、前記吊上げ用スプロケット11
0,111,112,113の軸部としてそれぞれ設け
られ、検知器133,134,135,136によって
前記昇降用チェーン102,103により昇降体101
に加わる荷重がそれぞれ検知されるようになっている。
【0078】また、第五の実施例の場合、前記重量判定
手段137は、図8に示すように、前記図6に示す重量
判定手段83と同様に、前記検知器133,134,1
35,136の出力信号J,K,L,Mを増幅する増幅
器140,141,142,143と、該増幅器140
,141,142,143の出力信号をA/D変換する
A/D変換器144,145,146,147と、該A
/D変換器144,145,146,147の出力信号
が入力されるマイクロコンピュータ148とから構成さ
れている。
【0079】そして、第五の実施例の場合には前記各吊
上げ用スプロケット110,111,112,113に
加わる荷重を合計したものが昇降体101の総合重量に
相当することから、前記マイクロコンピュータ148は
、  J+K+L+M≦d  であるか否か(昇降体1
01の総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かに相当
)を判定し、  J+K+L+M≦d  でないときに
、昇降阻止手段138及び警報手段149に信号を出力
してこれらを作動させるようになっている。なお、前記
式において、dは前記許容範囲を定める定数で強度上の
制約を考慮して決定されるものである。
【0080】さらに、前記昇降阻止手段138も、第一
の実施例の場合と同様に、リレー149で構成されてお
り、図面には詳細に示していないが、その接点が前記駆
動制御装置132の回路中の適当箇所に挿入され、前記
マイクロコンピュータ148の信号によりリレー149
が作動したときに、前記操作器130の操作等にかかわ
らずにモータ120の駆動が阻止され、前記昇降体10
1の昇降動作が阻止されるようになっている。
【0081】さらにまた、前記警報手段139も、第一
の実施例の場合と同様に、前記マイクロコンピュータ1
48の信号により作動して警報を発するようになってお
り、サイレン、ブザー、ランプ等を用いることができる
【0082】なお、前記昇降阻止手段138及び前記警
報手段139のうちのいずれか一方のみを設けておいて
も良い。
【0083】なお、第五の実施例の場合には、前記マイ
クロコンピュータ148は、前記昇降体101の総合重
量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にあるか否かも判
定するようになっている。
【0084】すなわち、第五の実施例の場合には昇降体
101の総合重量の重心が昇降体101の左右方向Vに
偏心していなければ、前記各吊上げ用スプロケット13
3,134に加わる荷重を合計したものと前記吊上げ用
スプロケット133,134,135,136に加わる
荷重を合計したものの1/2とが一致するはずであるこ
とから、左右方向Vの偏心度について判定するべく、前
記マイクロコンピュータ148は、    |(J+K
)−{(J+K+L+M)/2}|≦eであるか否か(
昇降体101の総合重量の重心の左右方向Vの偏心度が
所定の許容範囲内にあるか否かに相当)を判定し、|(
J+K)−{(J+K+L+M)/2}|≦e    
でないときにも、昇降阻止手段84及び警報手段85に
信号を出力してこれらを作動させるようになっている。 なお、    |(J+K)−{(J+K+L+M)/
2}|≦e    であるか否かを判定する代わりに、
例えば、|(L+M)−{(J+K+L+M)/2}|
≦f    であるか否かを判定しても良いし、|{(
J+K)−(L+M)}/(J+K+L+M)|≦g 
   であるか否かを判定しても良いし、    (J
+K)≦h  かつ  (L+M)≦j    である
か否かを判定しても良い。なお、前記式において、e,
f,g,h,jは前記許容範囲を定める定数で強度上の
制約を考慮して決定されるものである。
【0085】また、第五の実施例の場合には昇降体10
1の総合重量の重心が昇降体101の前後方向Wに偏心
していなければ、前記各吊上げ用スプロケット110,
112に加わる荷重を合計したものと前記チェーン11
0,111,112,113に加わる荷重を合計したも
のの1/2とが一致するはずであることから、前後方向
Wの偏心度について判定するべく、前記マイクロコンピ
ュータ34は、|(J+L)−{(J+K+L+M)/
2}|≦k    であるか否か(昇降体101の総合
重量の重心の前後方向Wの偏心度が所定の許容範囲内に
あるか否かに相当)を判定し、    |(J+L)−
{(J+K+L+M)/2}|≦kでないときにも、昇
降阻止手段138及び警報手段139に信号を出力して
これらを作動させるようになっている。なお、|(J+
L)−{(J+K+L+M)/2}|≦k    であ
るか否かを判定する代わりに、例えば、|(K+M)−
{(J+K+L+M)/2}|≦m    であるか否
かを判定しても良いし、|{(J+L)−(K+M)}
/(J+K+L+M)|≦n    であるか否かを判
定しても良いし、    (J+L)≦p  かつ  
(K+M)≦q    であるか否かを判定しても良い
。なお、前記式において、k,m,n,p,qは前記許
容範囲を定める定数で強度上の制約を考慮して決定され
るものである。
【0086】もっとも、本発明では、前記昇降体101
の総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にあるか
否かの判定については、行わなくても良い。
【0087】なお、前記重量判定手段137の構成も、
図6に示す構成に限定されるものではなく、例えば、マ
イクロコンピュータ148を用いずにゲート回路等を用
いて構成できることは勿論である。
【0088】前記構成の第五の実施例に係る安全装置に
よれば、昇降用チェーン102,103により昇降体1
01に加わる荷重が検知器133,134,135,1
36で検知され、該検知器133,134,135,1
36の出力信号J,K,L,Mを受けた重量判定手段1
37によって昇降体101の総合重量が所定の許容範囲
内にあるか否かが判定され、該重量判定手段137の出
力信号を受けた昇降阻止手段138及び警報手段139
によって、昇降体101の総合重量が前記許容範囲を越
えるときに、昇降体101の昇降動作が阻止されるとと
もに警報が発せられる。したがって、所定の限界を越え
た重量の大きい車両を昇降体101に駐車させると、昇
降体101の総合重量が許容範囲を越えることとなるの
で、自動的に昇降体101の昇降動作が阻止されるとと
もに警報が発せられる。このため、立体駐車機の機体が
破損したり耐久性が低下したり、使用者に危険を招いた
りすることがない。
【0089】なお、昇降阻止手段138を設けずに警報
手段139のみを設けた場合には、自動的には昇降体1
01の昇降動作が阻止されないものの、使用者に注意が
喚起されることとなり、使用者が昇降体101を昇降さ
せることがなくなり、同様に、立体駐車機の機体が破損
したり耐久性が低下したり、使用者に危険を招いたりす
ることがないものである。
【0090】さらに、第五の実施例によれば、昇降体1
01の総合重量の重心の偏心度が所定の許容範囲内にな
いときにも、昇降阻止手段138及び警報手段139に
よって、昇降体101の昇降動作が阻止されるとともに
警報が発せられる。したがって、車両の重量が限界を越
えていなくても、昇降体101に車両を大幅に片寄って
駐車させた場合には、自動的に昇降体101の昇降動作
が阻止されるとともに警報が発せられる。このため、車
両が昇降体101に大幅に片寄って駐車させられたこと
によるチェーンや機体の破損、耐久性の低下や危険の防
止を図ることができ、一層望ましい。
【0091】以上、図面に示す本発明の各実施例につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、また、昇降体の吊り方式の異なる各種の立体駐車機
に適用できるものである。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、駐車車両の重量が所定
の限界を越えることによる立体駐車機の機体の破損、耐
久性の低下や危険の防止を図ることができる効果が得ら
れる。また、これに加えて、本発明の第三の発明及び第
四の発明によれば、車両が昇降体に大幅に片寄って駐車
させられたことによるチェーンや機体の破損、耐久性の
低下や危険の防止を図ることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地上式二段駐車装置の概略斜視図である。
【図2】図1におけるII−II矢視拡大図である。
【図3】図1におけるIII−III矢視拡大図である
【図4】本発明の一実施例に係る安全装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】地下格納式二段駐車装置の概略斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る安全装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】地下格納式三段駐車装置の概略斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例に係る安全装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
X                      地上
式二段駐車装置(立体駐車機) Y                      地下
格納式二段駐車装置(立体駐車機) Z                      地下
格納式三段駐車装置(立体駐車機) 10,51,101      昇降体22〜25,7
1〜74,133〜136        検知器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンに加わる荷重を
    検知する検知器と、該検知器の出力信号に基づいて前記
    昇降体の総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かを判
    定する重量判定手段と、該重量判定手段の出力信号を受
    けて前記昇降体の総合重量が前記許容範囲を越えるとき
    に前記昇降体の昇降動作を阻止する昇降阻止手段とを備
    えてなることを特徴とする立体駐車機の安全装置。
  2. 【請求項2】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンに加わる荷重を
    検知する検知器と、該検知器の出力信号に基づいて前記
    昇降体の総合重量が所定の許容範囲内にあるか否かを判
    定する重量判定手段と、該重量判定手段の出力信号を受
    けて前記昇降体の総合重量が前記許容範囲を越えるとき
    に警報を発する警報手段とを備えてなることを特徴とす
    る立体駐車機の安全装置。
  3. 【請求項3】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンに加わる荷重を
    検知する検知器と、該検知器の出力信号に基づいて前記
    チェーンに加わる荷重が所定の許容範囲内にあるか否か
    をそれぞれ判定する荷重判定手段と、該荷重判定手段の
    出力信号を受けて前記チェーンに加わる荷重のうちのい
    ずれかが前記許容範囲を越えるときに前記昇降体の昇降
    動作を阻止する昇降阻止手段とを備えてなることを特徴
    とする立体駐車機の安全装置。
  4. 【請求項4】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンに加わる荷重を
    検知する検知器と、該検知器の出力信号に基づいて前記
    チェーンに加わる荷重が所定の許容範囲内にあるか否か
    をそれぞれ判定する荷重判定手段と、該荷重判定手段の
    出力信号を受けて前記チェーンに加わる荷重のうちのい
    ずれかが前記許容範囲を越えるときに警報を発する警報
    手段とを備えてなることを特徴とする立体駐車機の安全
    装置。
  5. 【請求項5】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンにより前記昇降
    体に加わる荷重を検知する検知器と、該検知器の出力信
    号に基づいて前記昇降体の総合重量が所定の許容範囲内
    にあるか否かを判定する重量判定手段と、該重量判定手
    段の出力信号を受けて前記昇降体の総合重量が前記許容
    範囲を越えるときに前記昇降体の昇降動作を阻止する昇
    降阻止手段とを備えてなることを特徴とする立体駐車機
    の安全装置。
  6. 【請求項6】  駐車用の昇降体がチェーンで吊られて
    なる立体駐車機において、前記チェーンにより前記昇降
    体に加わる荷重を検知する検知器と、該検知器の出力信
    号に基づいて前記昇降体の総合重量が所定の許容範囲内
    にあるか否かを判定する重量判定手段と、該重量判定手
    段の出力信号を受けて前記昇降体の総合重量が前記許容
    範囲を越えるときに警報を発する警報手段とを備えてな
    ることを特徴とする立体駐車機の安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111042598A (zh) * 2020-01-09 2020-04-21 烟台工程职业技术学院(烟台市技师学院) 一种家用机械式停车设备

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