JPH04319029A - パンチプレス機 - Google Patents

パンチプレス機

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JPH04319029A
JPH04319029A JP8520391A JP8520391A JPH04319029A JP H04319029 A JPH04319029 A JP H04319029A JP 8520391 A JP8520391 A JP 8520391A JP 8520391 A JP8520391 A JP 8520391A JP H04319029 A JPH04319029 A JP H04319029A
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Tokushi Ninomiya
二宮 徳嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパンチプレス機、例えば
タレットパンチプレス機の金型ハイト情報管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス、例えばタレットパンチプ
レスでは、タレット上に多数の金型装着ステーションを
設け、任意のステーションに任意の金型(パンチ及びダ
イ)を装着した上で、タレットを回転させ任意の金型装
着ステーションをラム(ストライカ)直下に割出して、
割出し金型にて所定のパンチ加工を行う。
【0003】この種パンチ加工に用いられる金型は、使
用回数に応じ摩耗する。従って各金型は摩耗の量に応じ
て適時研磨されなければならないところである。研磨の
時期は極厚板で約4百回、薄板で5万回程度が標準であ
る。研磨の量は1回の研磨にて0.2〜0.4mm程度
の量とされる。
【0004】従来、金型が摩耗すると研磨し、研磨の量
に応じて金型ハイトの量を補償するため、ねじ調整する
か、パンチシムまたはダイシムを介させるようにしてい
た。ねじ調整は比較的小径のパンチに対して行われるも
ので、パンチヘッドとパンチボティとの間の距離を両者
の間に介在されたねじを回転させることにより調整する
というものである。また、パンチシムによるハイト調整
は、比較的大径のパンチに対して行われるので、パンチ
ボディを構成するパンチチップとパンチドライバとの間
にパンチシムと呼ばれる0.4〜2.4mmの薄板を介
在させ、パンチハイトを0.4mm単位で調整するとい
うものである。ダイシムは、ダイホルダとダイとの間に
介在される薄板で、一般に0.4〜2.4までの6種が
準備されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き金型ハイト調整方式においては、パンチプレス機本
体とは関係なく、研磨によるハイト変化を金型側のみで
調整しようというものであったため、調整処理が大変で
時間がかかり、また、シムによる調整では、0.4mm
単位の調整しかできないという問題点があった。
【0006】因みに、パンチはアッセンブリ(パンチア
ッシィ)としてばねを介して金型がハイトと共に組み立
てられているため、シム介在のためには必ずアッシィ分
解を必要とし、相当手間のかかる作業となる。
【0007】一方、近年のパンチプレスでは、低振動、
低騒音を目的として、従来のクランクプレスからラム駆
動装置を自由に調整可能のシリンダ駆動方式が主流とな
りつつあり、この種シリンダ駆動方式のパンチプレス機
では、NC装置によってラムストローク量を調整可能に
なっている。
【0008】従って、従来のシム等による金型ハイト調
整を適宜の手段を介してシリンダ駆動量の調整に置き換
え可能なら、従来の金型ハイト調整の一部が省略可能と
なるというものである。
【0009】そこで、本発明は、従来のねじまたシムに
よる金型ハイト調整の一部または全てを省略可能のパン
チプレス機の金型ハイト情報管理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのパンチプレス
機の金型ハイト情報管理システムを構成した。
【0011】
【作用】本発明のパンチプレス機の金型ハイト情報管理
システムでは、金型研磨により変化する金型ハイトを記
憶する金型ハイト情報記憶部を設け、前記パンチプレス
機が金型動作位置または金型動作量を調整可能の金型動
作調整手段を備えている場合には、該金型動作調整手段
を駆動するNC装置に対し、今回使用の金型につき前記
金型ハイト記憶部の記憶内容に基いて前記金型動作手段
の調整量を設定し、金型研磨による金型ハイトの変化に
応じ、金型動作が適正となるよう各金型動作手段を調整
動作させる。
【0012】従って、金型動作手段の有るパンチまたは
ダイに関しては、金型ハイト変化によるねじ調整やシム
調整をする必要がなく、これら手動調整に要する手間を
省略することができる。
【0013】また、金型ハイト情報記憶部には、金型研
磨に関する情報、例えば研磨後のパンチ回数を記憶させ
ること等ができるので、パンチ回数に応じて研磨時期を
知るなど、金型ハイト情報記憶部を多目的に利用できる
【0014】
【実施例】図1はパンチプレス機の一例として示すタレ
ットパンチプレス機の正面図である。
【0015】図において、タレットパンチプレス機1は
、いわゆるブリッジ形状のフレーム2を有して成り、こ
のフレーム2の中心部で上方にはシリンダ装置で油圧昇
降駆動されるラム3を備えて成る。ラム3は、その下端
の金型当接部(ストライカ)を図において左右に位置変
更可能な態様とされている。これは、下方に位置するパ
ンチのトラック位置の変化に対応するためである。ラム
3は前記シリンダ装置の作動により、高精度の油圧サー
ボ弁を介して所望の速度、所望のストロークで昇降動作
され、その下方に位置するパンチ頭部を打圧する。
【0016】前記フレーム2の内側で一側部には、上下
一対で同期回転されるタレット4,5が水平面内で回転
自在に支承されている。一般に、上タレット4はパンチ
装着用のもの、下タレット5はダイ装着用のものである
。両タレット4,5の平面には、図2に示すように、3
トラック、5サイズ、56ステーションの金型装着ステ
ーションが設けられている。各金型装着ステーションS
(ij)には5種のサイズのうち一定サイズの複数金型
につき、任意の金型を装着可能となっている。i(1〜
3)はトラック番号、j(1〜56)はステーション番
号を示す。
【0017】再度図1において、前記フレーム2の内側
で他側部には、前記タレット4,5と対向してワークク
ランプ装置6が設けられている。このワーククランプ装
置6は図において左右方向(Y方向)に移動するキャレ
ッジベース7に支持されて、該キャレッジベース7に対
して前記Y方向と直交する前後方向(X方向)に移動自
在である。ワーククランプ装置6は前後に一対配置され
、その先端ジョーでワークWの一端を固定して、ワーク
Wの他端を両タレット4,5間に挿通し、ワークWの任
意の平面位置を前記ラム3のストライカ直下に位置させ
ることができる。このとき、タレット4,5が回転され
、所定のステーション(金型)がストライカ直下に割出
される。ワークWの移動パターンは、パンチ終了後に移
動開始し、加速、定速、減速させ、停止と共にパンチン
グさせるというものである。
【0018】以上の構成のタレットパンチプレス機では
、図2に示す金型装着ステーションS(ij)に任意の
金型が装着され、NCプログラムが実行されると、NC
プログラム上で指定された金型(実際にはステーション
)で所定のパンチ加工をすべく、タレット4,5が回転
され、ストライカ直下に割出された金型にてワークWの
任意の位置に所定のパンチングが行われる。このとき、
ラム3の降下速度はNC装置によって調整され、低振動
、低騒音の打ち抜き加工ができるものである。
【0019】図3及び図4は、前記タレット4,5に装
着される金型を示す断面図である。図3は比較的小径の
1(1/4)インチサイズの例、図4は比較的大径の4
(1/2)インチサイズの例である。
【0020】図3において、パンチ8はパンチボディ9
をガイド10に収めたパンチアッシィとされてコンパク
トに形成されている。パンチボディ9はその中間部を境
として上部側が細径に下部側が大径に形成され、上部側
の細径部には、内径がこれより大径のリテーナカラー1
1が挿通され、このリテーナカラー11と前記パンチヘ
ッドに螺合されたストッパ12との間に比較的強力なス
トリッピングスプリング14が介在されている。ストッ
パ13はパンチヘッド12に対し適宜テーパ面を形成し
て密着接合され、パンチヘッド12がパンチボディ9に
対して回転するのを阻止するようになっている。前記パ
ンチボディ9の下部には前記ガイド10が嵌合されて上
下に摺動可能とされ、ガイド10の上端は、前記リテー
ナカラー11の下端と適宜固定用ねじを用いて固定され
ている。ガイド10にはパンチボディ9に設けたパンチ
キー15とタレット側のガイドキー16を上下に案内す
るキー溝17が設けられている。
【0021】一方、前記パンチ8を収納する上タレット
4には、ガイド10を装着可能の孔部を有し、また、ガ
イド10を平面上で所定角度に装着させるために前記ガ
イドキー16が設けられている。さらに、前記リテーナ
カラー11のフランジ部をばね支持するためのリフタ装
置が設けられている。このリフタ装置は、上タレット4
内で垂直支持されたショルダースクリュー18を、リフ
トリング19を介してリフタースプリング20でばね支
持するものであり、リフトリング19の上端で前記リテ
ーナカラー11を支持するようになっている。リフタス
プリング20の強度は、当然に前記ストリッピングスプ
リング14より弱くされる。
【0022】上記のパンチ構造において、上タレット4
にパンチ8が装着され、パンチヘッド12を前記ラム3
で加圧すると、まずラム3の加圧によってリフトリング
19が沈み、ガイド10の下端がワークWに接触する。 そして、さらにパンチヘッド12を加工すると、ストリ
ッピングスプリング14が撓み、パンチボディ9の刃部
がガイド下面より突出し、その下方に位置するダイ21
との間でワークWを切断加工する。
【0023】ダイ21は、下タレット5にダイホルダ2
2を介して装着されるようになっている。ダイスペンサ
ー23は、ダイホルダ22上でダイ21を固定するため
のものである。符号SPHはタレット位置決めのための
ショットピン嵌合孔である。
【0024】この種パンチ8の研磨及び従来のハイト調
整は次のように行われる。まず、リテーナカラー11に
固定されているガイド10をパンチボディ9から外し、
図5に示す状態とし、刃部を0.2mm程度研磨する。 次に、研磨により変化した金型ハイトHP(図5参照)
を補償するために、パンチヘッド12に設けた2本のね
じ穴を介して2本のボルトを立て、その先端でストッパ
13を突き、ストッパ13をパンチヘッド12に対しア
ンロック状態とする。そこで、パンチボディ9に対しパ
ンチヘッド12を回転させ、パンチ刃部と、パンチヘッ
ド12の間の距離で定まるパンチハイトHPを調整する
。ハイト調整後、パンチヘッド12に立てた2本のボル
トを緩めてストッパ13でロックする。一方、ダイ21
の研磨では、研磨の量に応じてダイとダイホルダ22と
の間に0.4mm単位のダイシムを挾み込む。これらが
、小径金型に対する従来例のハイト調整方式である。
【0025】次に、図4において、比較的大径のパンチ
24は、パンチボディがバンチドライバ25とパンチチ
ップ26とに分けられており、ガイド27の下端にスト
リッパプレート28がビス29で固定されている。ボル
ト30はパンチチップ26をパンチドライバ25に固定
するためのものである。符号31はパンチシムを示す。 32は注油孔を示す。
【0026】この種大径のパンチの研磨では、まずビス
29を外してストリッパプレート28を外し、次にボル
ト30を緩めて図6に示すようにパンチチップ26をパ
ンチドライバ25から外し、シャープナで研磨後に研磨
量を補償するためのパンチシム31を介在させて再度組
み立てる。これが比較的大径のパンチに対する従来より
のハイト調整方式である。
【0027】図7及び図8は、研磨後の金型ハイト測定
手段を示す説明図である。
【0028】図7はディジタルノギスに関するもので、
本例では、ノギス本体33に測定値をディジタル出力で
きる電気変換部34を備え、測定情報を記憶させるため
のICカード35を装着可能になっている。本例のディ
ジタルノギス33はICカード35を装着可能となって
いるので、測定値をICカード35に収録し、収録デー
タを収めたICカードを任意の場所、例えばタレットパ
ンチプレス機のNC装置や、これを制御するホストコン
ピュータの所へ持って行き、NC装置やホストコンピュ
ータに設けたICカードユニットに装着することにより
、測定データを所望のコンピュータ装置へ提供すること
ができる。
【0029】図8は、通電検出方式による測定方式を示
す説明図である。昇降可能の回転砥石36の下方には、
平面移動するテーブルBSが設けられている。このテー
ブルBS上に被研削物として例えばダイ21を固定する
ことによりその上面を研磨することができる。研磨後の
ダイ21は、昇降駆動される上下移動手段37の下方に
設けた導体37と接触され、接触時の上下動作手段37
の位置関係からダイ21とハイトが検出される。このた
め、導体38は、ばねを介して上下移動手段37に支持
されている。また、上下移動手段37の昇降位置はエン
コーダ39と接続される位置検出器40で検出されてい
る。さらに導体39と上下移動手段37との間は導通状
態とされ、上下移動手段37とテーブルBS間の通電状
態を検出する通電検出器41が設けられている。上下移
動手段37を下降させると導体38がダイ21と接触し
、通電検出器41が通電状態を検出するので、このとき
の移動量検出器40の読みと、同様に導体38をテーブ
ルBSに接触させたときの読みの差からダイ21のハイ
トが検出される。検出データは図7のものと同様に、N
C装置やホストコンピュータに提供される。
【0030】図9は、タレットパンチプレスに適用され
る金型ハイト情報管理システム42の一例を示すブロッ
ク図である。このシステム42は、前記タレットパンチ
プレス機1を数値制御するNC装置43内に形成されて
いる。NC装置43の主要部であるNC部44と接続さ
れるインテリジェント・データ・ターミナル45は、図
示しないホストコンピュータとデータ通信を行うターミ
ナルである。
【0031】前記NC部44は、前記タレットパンチプ
レス機1の各アクチュエータ類を駆動制御するために、
ステーション割出し部46と、ラム駆動部47と、ワー
ククランプ装置駆動部48と接続されている。ステーシ
ョン割出し部46は、NCプログラムの金型コード(T
コード)に応じ、前記タレット4,5上でのステーショ
ン番号を認識し、所定の金型をラム3直下に位置させる
ようタレット4,5を回転させるものである。ワークク
ランプ装置駆動部48は、ワークWの所定の位置にパン
チ加工すべく、ワーククランプ装置6を移動させるため
の各軸(XY)をサーボ位置決め制御するものである。 ラム駆動部47は、位置決めされたワークの所定位置に
パンチ加工するために、ラム3でパンチ頭部を打圧すべ
く、ラム3の移動パターンを定め、定めたパターンでラ
ム3を下降及び上昇制御するためのものである。ラム3
は図示しないシリンダ装置によって駆動され、このシリ
ンダ装置は図示しない油圧回路によって油圧駆動され、
この油圧回路にはラム3を高速高精度に制御するための
油圧サーボ弁が備えられている。
【0032】また、本例のNC装置43には、前記ステ
ーション割出し部46に金型ハイト情報検索部49が接
続され、これには金型ハイト情報記憶部50と、装着金
型リスト記憶部51と、前記ラム駆動部47とも接続さ
れるラム駆動量調整設定部52とが接続されている。装
着金型リスト記憶部51には、金型識別情報入力部53
が接続されている。
【0033】前記金型識別情報入力部53は、パンチ8
またはダイ21に付属された金型識別情報、例えばバー
コードから金型識別コードを金型交換時に読み取るもの
である。装着金型リスト51は、金型交換時の金型識別
情報に合わせて金型装着ステーション名に金型識別名を
対応させた装着金型リストを作成し記憶するものである
【0034】金型ハイト情報記憶部50は、前記ICカ
ード35またはキーボードの手入力等によりパンチ8ま
たはダイ21の金型ハイトHP,HDを記憶するもので
ある。金型ハイト情報記憶部50の記憶内容を図11に
示す。図示のように、この記憶部50には、各パンチ8
及びダイ21に対し、識別名に対応してハイト、研磨歴
、パンチ数が記憶される。パンチ数は研磨毎にクリアさ
れる。ラム駆動量調整設定部52は、現在使用金型につ
いての金型ハイトに応じ、パンチストロークを調整する
ものである。
【0035】上記NC装置43の構成により、金型ハイ
ト情報検索部49は、割出しステーションに装着されて
いる現在使用パンチにつての金型ハイトHPを検索し、
これをラム駆動量調整設定部52に提供することにより
、金型ハイトHPに応じてストローク制御することがで
きる。具体的にはパンチハイトHPが基準のものより0
.5mm短い場合には、ストロークを0.5mmだけ長
くすることができる。これより、金型ハイトHPが変化
しても金型突き出し位置は絶対座標で同一となる。しか
も、シリンダ装置によるストローク制御では、ラム3は
パンチ8に対し、常にパンチ8から離れた上方からパン
チ8に接触し、さらに下方に押し出すのではなく、同一
パンチで加工を続ける場合には、ラム3をパンチ8に接
触したままで所定の上下動作を繰り返すものであるので
、ストローク長がハイト変化量だけ変化するものではな
く、加工タクトを長くするものでもない。
【0036】図10は、図9に示すシステム42におけ
る金型ハイト管理方式を示すフローチャートである。順
次示すと、ステップ1001でNC装置43へ金型ハイ
ト測定値を入力し、ステップ1002で金型に対してリ
ストアップし、ステップ1003で装着金型リストを生
成し、ステップ1004以下の加工では、ステップ10
05でNC部44の作動に合わせた作動金型についての
金型ハイトを検索し、ステップ1006でラム駆動量を
調整設定し、ステップ1007で加工する。
【0037】上記実施例では、パンチハイトの調整のみ
自動で行い、ダイハイトの調整については従来通りダイ
シムを用いることとしたが、これはシリンダ駆動方式の
タレットパンチプレス機1に本発明を適用することとし
たためであり、タレットパンチプレス機にダイ21の高
さを調整する機能を設ける場合にはダイハイトの調整を
自動的に行うようにしても良い。また、パンチハイトの
調整を行うことができないクランクプレス等にあっても
、パンチハイトHP、ダイハイトHDを金型ハイト情報
記憶部50で管理できるので、この情報を一般的な金型
管理や研磨時期の検出等に利用できる。また、上記実施
例では、金型ハイト情報の検索時期を各パンチ作業毎と
したが、NCプログラムやスケジュールプログラムの入
力毎に行ない、ラム駆動量の調整量をリストアップして
おき、各パンチ作業に対してこのリストを検索させるよ
うにしても良い。
【0038】図12に示す実施例は、図9のものに対し
、IDT45に接続されるホストコンピュータ54に全
金型ハイト情報記憶部50を接続し、ホストコンピュー
タ54にてラム駆動量調整量を算出し、これをIDT4
5を介してNC装置55のラム駆動量調整リスト記憶部
56に転送するようにしたものである。そのために、N
C装置55には、前記金型ハイト情報検索部49に代え
て調整量検索部57が設けられている。ホストコンピュ
ータ54には、一般的な自動プログラミング装置や、他
のタレットパンチプレス機を制御するNC装置等他機器
58が接続される。
【0039】図12に示す構成により、ホストコンピュ
ータ54は自動プログラミング装置で作成されたNCプ
ログラムに合わせて金型ハイトの変化に対する各金型に
ついての調整量を設定でき、各タレットパンチプレス機
を制御するNC装置のラム駆動量調整リスト記憶部56
に転送でき、ライン全体をホストコンピュータにより管
理でき、全金型についての金型ハイトの情報を各NC装
置に持たせなくても良くすることができる。また、図1
1に示すような情報をホストコンピュータ54に利用さ
せることできるので、金型研磨時期を加工の予定に合わ
せて適切に指示できるなど情報を多面的に活用できる。
【0040】図13は図12のシステムにおける金型ハ
イト管理方式を示すフローチャートである。ステップ1
301でホストコンピュータ54に対し金型ハイト測定
値を入力し、ステップ1302で入力されたハイト測定
値を全金型ハイト情報記憶部50に記憶し、ステップ1
303でホストコンピュータ54または他機器等からの
呼出しを判別し、ステップ1304で呼出し機器に対し
所要の金型についての所要の情報を転送することができ
る。
【0041】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様で
実施し得るものである。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのパンチレス機の金型ハイト情報管理装置で
あるので、金型動作手段の有るパンチまたはダイに関し
ては、金型ハイト化によるねじ調整やシム調整をする必
要がなく、これら手動に要する手間を省略することがで
きる。また、金型ハイト情報記憶部には、金型研磨に関
する情報、例えば研磨後のパンチ回数を記憶させること
ができるので、パンチ回数に応じて研磨時期を知るなど
、金型ハイト情報記憶部を多目的に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いられるタレットパンチプレ
ス機の外形を示す正面図。
【図2】上記タレットパンチプレス機のタレットの金型
装着ステーション配置を示す平面説明図。
【図3】比較的小径のパンチ及びダイのタレットへの取
付構造を示す断面図。
【図4】比較的大径のパンチ構造を示す断面図。
【図5】図3に示すパンチのガイドを外した状態を示す
断面説明図。
【図6】図4に示すパンチチップの取外し状態を示す断
面説明図。
【図7】ICカード付ディジタルノギスの側面図。
【図8】金型ハイト測定方式を示す説明図。
【図9】本発明の一実施例に係るパンチプレス機の金型
ハイト情報管理システムの構成を示すブロック図。
【図10】図9に示すシステムの金型管理方式を示すフ
ローチャート。
【図11】金型ハイト情報記憶部の記憶内容を示す説明
図。
【図12】本発明の他の実施例に係るパンチプレス機の
金型ハイト情報管理システムの構成を示すブロック図。
【図13】図12のシステムの金型ハイト管理方式を示
すフローチャート。
【符号の説明】
42  タレットパンチプレス機の金型ハイト情報管理
システム 44,55  NC装置 44  NC部 45  インテリジェント・データ・ターミナル46 
 ステーション割出し部 47  ラム駆動部 49  金型ハイト情報検索部 50  金型ハイト情報記憶部 51  装着金型リスト記憶部 52  ラム駆動量調整設定部 54  ホストコンピュータ 56  ラム駆動量調整リスト記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金型研磨により金型ハイトが異なる金
    型を用いてパンチ加工を行うパンチプレス機の金型ハイ
    ト情報管理システムにおいて、金型研磨後の金型ハイト
    を記憶する金型ハイト情報記憶部を設け、前記パンチプ
    レス機が金型動作位置または金型動作量を調整可能の金
    型動作調整手段を備えている場合には、該金型動作調整
    手段を駆動するNC装置に対し、現在使用の金型につき
    前記金型ハイト記憶部の記憶内容に基いて前記金型動作
    手段の調整量を設定する金型動作調整設定部を設け、金
    型研磨による金型ハイトの変化に応じ、金型動作が適正
    となるよう各金型動作手段を調整動作させることを特徴
    とするパンチプレス機の金型ハイト情報管理システム。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記金型ハイト情
    報記憶部に、前記パンチプレス機にNCプログラムやス
    ケジュールプログラムを転送するホストコンピュータ側
    に配置されることを特徴とするパンチプレス機の金型ハ
    イト情報管理システム。
JP03085203A 1991-04-17 1991-04-17 パンチプレス機 Expired - Lifetime JP3081659B2 (ja)

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