JPH04318510A - 変倍ファインダー - Google Patents
変倍ファインダーInfo
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- JPH04318510A JPH04318510A JP11413191A JP11413191A JPH04318510A JP H04318510 A JPH04318510 A JP H04318510A JP 11413191 A JP11413191 A JP 11413191A JP 11413191 A JP11413191 A JP 11413191A JP H04318510 A JPH04318510 A JP H04318510A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 8
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 description 6
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 5
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変倍ファインダーに関す
るものであり、更に詳しくはレンズシャッターカメラ等
のカメラに用いる変倍ファインダーに関するものである
。
るものであり、更に詳しくはレンズシャッターカメラ等
のカメラに用いる変倍ファインダーに関するものである
。
【0002】
【従来の技術】低コスト化及びコンパクト化を目的とす
る変倍ファインダーとしては、例えば特開昭62−70
17号,特開平2−191908号等で提案されたもの
が知られている。
る変倍ファインダーとしては、例えば特開昭62−70
17号,特開平2−191908号等で提案されたもの
が知られている。
【0003】特開昭62−7017号の変倍ファインダ
ーでは、対物レンズが負・正の2群構成となっており、
第1レンズ群を固定し第2レンズ群のみを光軸方向に移
動させることによってファインダー倍率を変化させてい
る。
ーでは、対物レンズが負・正の2群構成となっており、
第1レンズ群を固定し第2レンズ群のみを光軸方向に移
動させることによってファインダー倍率を変化させてい
る。
【0004】特開平2−191908号の変倍ファイン
ダーでは、対物レンズが正・負・正の3群構成となって
おり、第1レンズ群と第3レンズ群とを固定し、第2レ
ンズ群のみを光軸方向に移動させることによってファイ
ンダー倍率を変化させている。
ダーでは、対物レンズが正・負・正の3群構成となって
おり、第1レンズ群と第3レンズ群とを固定し、第2レ
ンズ群のみを光軸方向に移動させることによってファイ
ンダー倍率を変化させている。
【0005】つまり、これらの変倍ファインダーにおい
ては、1つのレンズ群のみの移動でファインダー倍率を
変化させているので、2つのレンズ群を移動させてファ
インダー倍率を変化させる通常の変倍ファインダーと比
べ、ズーミング機構の構成が簡単になる。その結果、変
倍ファインダーの低コスト化及びコンパクト化を達成す
ることができる。
ては、1つのレンズ群のみの移動でファインダー倍率を
変化させているので、2つのレンズ群を移動させてファ
インダー倍率を変化させる通常の変倍ファインダーと比
べ、ズーミング機構の構成が簡単になる。その結果、変
倍ファインダーの低コスト化及びコンパクト化を達成す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の変倍ファインダーにおいては、変倍を1つのレンズ群
で行なう構成となっているため、変倍に伴う像面の移動
量がどうしても多くなってしまう。従って、このような
変倍ファインダーで高変倍比化を達成しようとすると、
視度の変動量が多くなり、ファインダー像が非常に見に
くいものとなってしまう。
の変倍ファインダーにおいては、変倍を1つのレンズ群
で行なう構成となっているため、変倍に伴う像面の移動
量がどうしても多くなってしまう。従って、このような
変倍ファインダーで高変倍比化を達成しようとすると、
視度の変動量が多くなり、ファインダー像が非常に見に
くいものとなってしまう。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を解決
し、変倍に伴う像面の移動量(つまり視度の変動量)が
少なく、高変倍比化が容易なコンパクトで低コストな変
倍ファインダーを提供することを目的とする。
し、変倍に伴う像面の移動量(つまり視度の変動量)が
少なく、高変倍比化が容易なコンパクトで低コストな変
倍ファインダーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の変倍ファインダーでは、物体側より順に、正
の屈折力を有する第1レンズ群,負の屈折力を有する第
2レンズ群及び正の屈折力を有する第3レンズ群より成
り、全体として正の屈折力を有する対物レンズと,正の
屈折力を有するコンデンサレンズと,正の屈折力を有す
る接眼レンズとから成り、前記第2レンズ群を固定し、
前記第1レンズ群及び第3レンズ群を一体として光軸方
向に移動させることによりファインダー倍率を変化させ
ることを特徴としている。
、本発明の変倍ファインダーでは、物体側より順に、正
の屈折力を有する第1レンズ群,負の屈折力を有する第
2レンズ群及び正の屈折力を有する第3レンズ群より成
り、全体として正の屈折力を有する対物レンズと,正の
屈折力を有するコンデンサレンズと,正の屈折力を有す
る接眼レンズとから成り、前記第2レンズ群を固定し、
前記第1レンズ群及び第3レンズ群を一体として光軸方
向に移動させることによりファインダー倍率を変化させ
ることを特徴としている。
【0009】図9(W),(M)及び(T)は、本発明
の変倍ファインダーを構成する対物レンズ(LO)のワ
イド端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T
)におけるレンズ構成及びこの対物レンズ(LO)によ
って形成される像面(I)の配置を概略的に示している
。尚、(LC)はコンデンサレンズである。
の変倍ファインダーを構成する対物レンズ(LO)のワ
イド端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T
)におけるレンズ構成及びこの対物レンズ(LO)によ
って形成される像面(I)の配置を概略的に示している
。尚、(LC)はコンデンサレンズである。
【0010】この対物レンズ(LO)は、物体側から順
に正の第1レンズ群(L1),負の第2レンズ群(L2
)及び正の第3レンズ群(L3)から成っている。同図
に示すように、対物レンズ(LO)がワイド端(W)か
らテレ端(T)へとズーミングを行なうと、対物レンズ
(LO)の像面(I)は一旦物体側に移動した後、中間
焦点距離状態(M)付近でもとの位置(ワイド端(W)
の位置)に戻り、その後瞳側に移動し、テレ端(T)で
再びもとの位置(ワイド端(W)の位置)に戻る。 このズーミングは第1レンズ群(L2)と第3レンズ群
(L3)とがリンクし、同時に同じ距離だけ移動するこ
とによって行なわれる。
に正の第1レンズ群(L1),負の第2レンズ群(L2
)及び正の第3レンズ群(L3)から成っている。同図
に示すように、対物レンズ(LO)がワイド端(W)か
らテレ端(T)へとズーミングを行なうと、対物レンズ
(LO)の像面(I)は一旦物体側に移動した後、中間
焦点距離状態(M)付近でもとの位置(ワイド端(W)
の位置)に戻り、その後瞳側に移動し、テレ端(T)で
再びもとの位置(ワイド端(W)の位置)に戻る。 このズーミングは第1レンズ群(L2)と第3レンズ群
(L3)とがリンクし、同時に同じ距離だけ移動するこ
とによって行なわれる。
【0011】像面(I)が移動する量は、同図中のΔで
表わされる。ここで、像面(I)の移動量(Δ)は次の
式(1)で表される。 Δ=(LBw+e2w)−(LBm+e2m)
=[{(1−e1w・φ1−e2w・φ1
−e2w・φ2+e1w・e2w・φ1・φ2)/φw
}+e2w]−[{(1−e1m・φ1−e2m・φ1
−e2m・φ2+e1m・e2m・φ1・φ2)/φm
}+e2m] ……(1)
表わされる。ここで、像面(I)の移動量(Δ)は次の
式(1)で表される。 Δ=(LBw+e2w)−(LBm+e2m)
=[{(1−e1w・φ1−e2w・φ1
−e2w・φ2+e1w・e2w・φ1・φ2)/φw
}+e2w]−[{(1−e1m・φ1−e2m・φ1
−e2m・φ2+e1m・e2m・φ1・φ2)/φm
}+e2m] ……(1)
【0012】但し、
φ1:第1レンズ群(L1)の屈折力
φ2:第2レンズ群(L2)の屈折力
φ3:第3レンズ群(L3)の屈折力
φw:ワイド端(W)での対物レンズ(LO)の屈折力
φm:中間焦点距離状態(M)での対物レンズ(LO)
の屈折力e1w:ワイド端(W)での第1レンズ群(L
1)と第2レンズ群(L2)との主点間隔 e1m:中間焦点距離状態(M)での第1レンズ群(L
1)と第2レンズ群(L2)との主点間隔 e2w:ワイド端(W)での第2レンズ群(L2)と第
3レンズ群(L3)との主点間隔 e2m:中間焦点距離状態(M)での第2レンズ群(L
2)と第3レンズ群(L3)との主点間隔 LBw:ワイド端(W)での第3レンズ群(L3)の主
点位置と像面(I)との間隔 LBm:中間焦点距離状態(M)での第3レンズ群(L
3)の主点位置と像面(I)との間隔 である。
φm:中間焦点距離状態(M)での対物レンズ(LO)
の屈折力e1w:ワイド端(W)での第1レンズ群(L
1)と第2レンズ群(L2)との主点間隔 e1m:中間焦点距離状態(M)での第1レンズ群(L
1)と第2レンズ群(L2)との主点間隔 e2w:ワイド端(W)での第2レンズ群(L2)と第
3レンズ群(L3)との主点間隔 e2m:中間焦点距離状態(M)での第2レンズ群(L
2)と第3レンズ群(L3)との主点間隔 LBw:ワイド端(W)での第3レンズ群(L3)の主
点位置と像面(I)との間隔 LBm:中間焦点距離状態(M)での第3レンズ群(L
3)の主点位置と像面(I)との間隔 である。
【0013】対物レンズの焦点距離(fO)と像面の移
動量(Δ)との関係(変倍比:2倍)をグラフで表わす
と、図10に示すようになる。
動量(Δ)との関係(変倍比:2倍)をグラフで表わす
と、図10に示すようになる。
【0014】ここで、対物レンズ(LO)を本発明の対
物レンズに対応する正・負・正の3群構成とし、第2レ
ンズ群(L2)を固定し、第1レンズ群(L1)と第3
レンズ群(L3)とを一体に(リンクして)光軸方向に
移動させて変倍を行ったときのfOとΔとの関係をPI
で表わす。
物レンズに対応する正・負・正の3群構成とし、第2レ
ンズ群(L2)を固定し、第1レンズ群(L1)と第3
レンズ群(L3)とを一体に(リンクして)光軸方向に
移動させて変倍を行ったときのfOとΔとの関係をPI
で表わす。
【0015】対物レンズ(LO)を特開昭62−701
7号の対物レンズの構成に対応する負・正の2群構成と
し、第1レンズ群(L1)を固定し、第2レンズ群(L
2)を光軸方向に移動させて変倍を行ったときのfOと
Δとの関係をPA1で表わす。
7号の対物レンズの構成に対応する負・正の2群構成と
し、第1レンズ群(L1)を固定し、第2レンズ群(L
2)を光軸方向に移動させて変倍を行ったときのfOと
Δとの関係をPA1で表わす。
【0016】対物レンズ(LO)を特開平2−1919
08号の対物レンズの構成に対応する正・負・正の3群
構成とし、第1レンズ群(L1)及び第3レンズ群(L
3)を固定し、第2レンズ群(L2)を光軸方向に移動
させて変倍を行ったときのfOとΔとの関係をPA2で
表わす。
08号の対物レンズの構成に対応する正・負・正の3群
構成とし、第1レンズ群(L1)及び第3レンズ群(L
3)を固定し、第2レンズ群(L2)を光軸方向に移動
させて変倍を行ったときのfOとΔとの関係をPA2で
表わす。
【0017】図10でPIとPA1及びPA2とを比較
すると、PIの方がPA1及びPA2よりも像面(I)
の移動量(Δ)は少なく、変倍比を大きくとることが可
能となり、ファインダーの性能向上に有効であることが
わかる。
すると、PIの方がPA1及びPA2よりも像面(I)
の移動量(Δ)は少なく、変倍比を大きくとることが可
能となり、ファインダーの性能向上に有効であることが
わかる。
【0018】尚、図10中のPIで表されるfOとΔと
の関係は、像面(I)の移動量を最小にするために以下
の式(2),(3)及び(4)から得られたφ1,φ2
及びφ3に基き、式(1)によって得られたものである
。PA1及びPA2もそれらの対物レンズの構成におい
て、像面の移動量が最小になるように設定されたものに
対応している。
の関係は、像面(I)の移動量を最小にするために以下
の式(2),(3)及び(4)から得られたφ1,φ2
及びφ3に基き、式(1)によって得られたものである
。PA1及びPA2もそれらの対物レンズの構成におい
て、像面の移動量が最小になるように設定されたものに
対応している。
【0019】
φw=φ1+φ2+φ3−e1w・φ1・φ2
−e1w・φ1・φ3−e2w・φ1・φ3−e2w・
φ2・φ3+e1w・e2w・φ1・φ2・φ3 …
…(2) φt=φ1+φ2+φ3−e1t・φ
1・φ2−e1t・φ1・φ3−e2t・φ1・φ3−
e2t・φ2・φ3+e1t・e2t・φ1・φ2・φ
3 ……(3) e2w+LBw=e2t+L
Bt ……(4) 但し、 φt:テレ端(T)での対物レンズ(LO)の屈折力e
1t:テレ端(T)での第1レンズ群(L1)と第2レ
ンズ群(L2)との主点間隔 e2t:テレ端(T)での第2レンズ群(L2)と第3
レンズ群(L3)との主点間隔 LBt:テレ端(T)での第3レンズ群(L3)の主点
位置と像面(I)との間隔 である。
−e1w・φ1・φ3−e2w・φ1・φ3−e2w・
φ2・φ3+e1w・e2w・φ1・φ2・φ3 …
…(2) φt=φ1+φ2+φ3−e1t・φ
1・φ2−e1t・φ1・φ3−e2t・φ1・φ3−
e2t・φ2・φ3+e1t・e2t・φ1・φ2・φ
3 ……(3) e2w+LBw=e2t+L
Bt ……(4) 但し、 φt:テレ端(T)での対物レンズ(LO)の屈折力e
1t:テレ端(T)での第1レンズ群(L1)と第2レ
ンズ群(L2)との主点間隔 e2t:テレ端(T)での第2レンズ群(L2)と第3
レンズ群(L3)との主点間隔 LBt:テレ端(T)での第3レンズ群(L3)の主点
位置と像面(I)との間隔 である。
【0020】また、ファインダーを構成するうえで、対
物レンズを正・負・正の3群構成とし、第1レンズ群(
L1)と第3レンズ群(L3)とをリンクさせ、ワイド
端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)で
像面(I)を一致させた場合、対物レンズの長さ(第1
レンズ群(L1)と第3レンズ群(L3)との主点間隔
、以下「e」で表す)及びレンズバック(第3レンズ群
(L3)の主点位置と像面(I)との間隔、以下「LB
」で表す)を考慮すれば、e=10〜20mm程度が適
当である。
物レンズを正・負・正の3群構成とし、第1レンズ群(
L1)と第3レンズ群(L3)とをリンクさせ、ワイド
端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)で
像面(I)を一致させた場合、対物レンズの長さ(第1
レンズ群(L1)と第3レンズ群(L3)との主点間隔
、以下「e」で表す)及びレンズバック(第3レンズ群
(L3)の主点位置と像面(I)との間隔、以下「LB
」で表す)を考慮すれば、e=10〜20mm程度が適
当である。
【0021】これは、このeの範囲の下限をこえるとレ
ンズ構成が困難になり、このeの範囲の上限をこえると
ファインダーとしては全長が長くなりすぎてしまうとい
う問題が生じてくるためである。
ンズ構成が困難になり、このeの範囲の上限をこえると
ファインダーとしては全長が長くなりすぎてしまうとい
う問題が生じてくるためである。
【0022】次に、対物レンズ(LO)の焦点距離(f
)が、f=8〜16,f=12〜24mmのときに、e
=10,e=20mmで第1レンズ群(L1)と第2レ
ンズ群(L2)との主点間隔が3mmの位置から第1レ
ンズ群(L1)及び第3レンズ群(L3)をリンクさせ
て、ワイド端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ
端(T)で像面(I)を一致させたときのパワー(屈折
力)配分及び各レンズ群の焦点距離を示す。
)が、f=8〜16,f=12〜24mmのときに、e
=10,e=20mmで第1レンズ群(L1)と第2レ
ンズ群(L2)との主点間隔が3mmの位置から第1レ
ンズ群(L1)及び第3レンズ群(L3)をリンクさせ
て、ワイド端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ
端(T)で像面(I)を一致させたときのパワー(屈折
力)配分及び各レンズ群の焦点距離を示す。
【0023】但し、
f1:前記対物レンズを構成している第1レンズ群(L
1)の焦点距離 f2:前記対物レンズを構成している第2レンズ群(L
2)の焦点距離 f3:前記対物レンズを構成している第3レンズ群(L
3)の焦点距離 である。
1)の焦点距離 f2:前記対物レンズを構成している第2レンズ群(L
2)の焦点距離 f3:前記対物レンズを構成している第3レンズ群(L
3)の焦点距離 である。
【0024】[f=8〜16mm]
e=10mmのとき、
φ1= 0.07295 f1=13.708φ2=
−0.27399 f2=−3.65φ3= 0.1
5044 f3=6.647e=20mmのとき、 φ1= 0.06103 f1=16.385φ2=
−0.2402 f2=−4.163φ3= 0.
08352 f3=11.973である。
−0.27399 f2=−3.65φ3= 0.1
5044 f3=6.647e=20mmのとき、 φ1= 0.06103 f1=16.385φ2=
−0.2402 f2=−4.163φ3= 0.
08352 f3=11.973である。
【0025】[f=12〜24mm]
e=10mmのとき、
φ1= 0.05220 f1=19.157φ2=
−0.17551 f2=−5.698φ3= 0.
11832 f3=8.452e=20mmのとき、 φ1= 0.04425 f1=22.599φ2=
−0.15629 f2=−6.398φ3= 0.
07218 f3=13.854である。
−0.17551 f2=−5.698φ3= 0.
11832 f3=8.452e=20mmのとき、 φ1= 0.04425 f1=22.599φ2=
−0.15629 f2=−6.398φ3= 0.
07218 f3=13.854である。
【0026】ここで、各々の|f1/f2|は、[f=
8〜16mm] e=10mmのとき、|f1/f2|=3.756e=
20mmのとき、|f1/f2|=3.936である。 [f=12〜24mm] e=10mmのとき、|f1/f2|=3.362e=
20mmのとき、|f1/f2|=3.532である。
8〜16mm] e=10mmのとき、|f1/f2|=3.756e=
20mmのとき、|f1/f2|=3.936である。 [f=12〜24mm] e=10mmのとき、|f1/f2|=3.362e=
20mmのとき、|f1/f2|=3.532である。
【0027】従って、上記結果から次の条件式(5)を
満足するような構成にするのが好ましい。 3<|f1/f2|<4.5 ……(5)
満足するような構成にするのが好ましい。 3<|f1/f2|<4.5 ……(5)
【0028
】条件式(5)の下限をこえるとeが短くなり、実際の
レンズ配置が難しくなる。条件式(5)の上限をこえる
とeが長くなり、ファインダーとしては不適切になる。 例えばコンパクト化を図れなくなる。従って、条件式(
5)の範囲内であれば、eが適切な値となるため、ファ
インダーとして構成する場合の適当な全長が得られ、レ
ンズ構成が容易で、しかも性能の良好な高変倍ファイン
ダーが得られる。
】条件式(5)の下限をこえるとeが短くなり、実際の
レンズ配置が難しくなる。条件式(5)の上限をこえる
とeが長くなり、ファインダーとしては不適切になる。 例えばコンパクト化を図れなくなる。従って、条件式(
5)の範囲内であれば、eが適切な値となるため、ファ
インダーとして構成する場合の適当な全長が得られ、レ
ンズ構成が容易で、しかも性能の良好な高変倍ファイン
ダーが得られる。
【0029】また、前述の特開平2−191908号の
変倍ファインダーも本発明と同様に対物レンズが正・負
・正の3群構成となっているが、変倍に際し第2レンズ
群のみを光軸方向に移動させているため、高変倍比を達
成するには第2レンズ群に大きな移動量を与えなければ
ならない。
変倍ファインダーも本発明と同様に対物レンズが正・負
・正の3群構成となっているが、変倍に際し第2レンズ
群のみを光軸方向に移動させているため、高変倍比を達
成するには第2レンズ群に大きな移動量を与えなければ
ならない。
【0030】これに対し、本発明では第2レンズ群(L
2)を固定し、第1レンズ群(L1)及び第3レンズ群
(L3)をリンクさせて変倍のための移動を行う構成と
なっているので、変倍に伴うこれらのレンズ群の移動量
がそれ程大きくなくても高変倍比を達成することができ
る。
2)を固定し、第1レンズ群(L1)及び第3レンズ群
(L3)をリンクさせて変倍のための移動を行う構成と
なっているので、変倍に伴うこれらのレンズ群の移動量
がそれ程大きくなくても高変倍比を達成することができ
る。
【0031】また、このようにリンクさせた場合、外観
上は2ブロック移動しているが、機構上は1ブロックの
移動と同じである。従って、第1レンズ群(L1)と第
3レンズ群(L3)とをリンクさせて変倍させる場合、
機構上1ブロックの移動で済み、しかも移動量を少なく
することが可能になる。
上は2ブロック移動しているが、機構上は1ブロックの
移動と同じである。従って、第1レンズ群(L1)と第
3レンズ群(L3)とをリンクさせて変倍させる場合、
機構上1ブロックの移動で済み、しかも移動量を少なく
することが可能になる。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る変倍ファインダーの実施
例を示す。但し、各実施例において、ri(i=1,2
,3,...)は物体側から数えてi番目の面の曲率半
径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数え
てi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,2,3,
...),νi(i=1,2,3,...)は物体側か
ら数えてi番目のレンズのd線に対する屈折率,アッベ
数を示す。 尚、後述する図1及び図2中に表されている視野枠(F
R)については、以下のレンズデータ中では省略する。 また、2ωは画角を示す。
例を示す。但し、各実施例において、ri(i=1,2
,3,...)は物体側から数えてi番目の面の曲率半
径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数え
てi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,2,3,
...),νi(i=1,2,3,...)は物体側か
ら数えてi番目のレンズのd線に対する屈折率,アッベ
数を示す。 尚、後述する図1及び図2中に表されている視野枠(F
R)については、以下のレンズデータ中では省略する。 また、2ωは画角を示す。
【0033】各実施例における前記条件式(5)中の|
f1/f2|,f1及びf2を併せて示す。尚、各実施
例中、曲率半径に*印を付した面は非球面で構成された
面であることを示し、非球面の面形状を表わす次式(6
)で定義するものとする。式(6)で表わされる非球面
の面形状は、光軸を回転対称軸としている。
f1/f2|,f1及びf2を併せて示す。尚、各実施
例中、曲率半径に*印を付した面は非球面で構成された
面であることを示し、非球面の面形状を表わす次式(6
)で定義するものとする。式(6)で表わされる非球面
の面形状は、光軸を回転対称軸としている。
【0034】F(X,Y,Z)=X−f(Y,Z)=0
……(6)但し、 f(Y,Z)=C0・Φ2/[1+√(1−ε
・C02・Φ2)]+A・Φ2+B・Φ4+C・Φ6+
D・Φ8+E・Φ10 ここで、Φ2=Y2+Z2 X,Y,Z:非球面頂点を原点とし、X軸は光軸に沿っ
て瞳側に向かって正の向きを持つ座標軸であり、Y軸,
Z軸は光軸に垂直な平面内で、互いに直交する座標軸で
のX,Y,Zの座標値 C0:非球面頂点における曲率 ε:2次曲面パラメーター A,B,C,D,E:非球面係数 である。
……(6)但し、 f(Y,Z)=C0・Φ2/[1+√(1−ε
・C02・Φ2)]+A・Φ2+B・Φ4+C・Φ6+
D・Φ8+E・Φ10 ここで、Φ2=Y2+Z2 X,Y,Z:非球面頂点を原点とし、X軸は光軸に沿っ
て瞳側に向かって正の向きを持つ座標軸であり、Y軸,
Z軸は光軸に垂直な平面内で、互いに直交する座標軸で
のX,Y,Zの座標値 C0:非球面頂点における曲率 ε:2次曲面パラメーター A,B,C,D,E:非球面係数 である。
【0035】<実施例1>
2ω=51.6°〜27.2°
[曲率半径] [軸上面間隔]
[屈折率] [アッベ数]r1
12.523 d1 3
.200 N1 1.49473
ν1 57.49r2* −17.303 d2 0
.613〜2.194〜3.613r3 −15.
683 d3 1
.000 N2 1.58752
ν2 30.36r4 4.017 d4 2
.000r5* 29.783 d5 2
.000 N3 1.58752
ν3 30.36r6* 10.000 d6 8
.525〜6.944〜5.525r7 15.
465 d7 4
.200 N4 1.49473
ν4 57.49r8* −6.498 d8 1
9.877〜21.458〜22.877r9
21.380 d9 3
0.000 N5 1.58752
ν5 30.36r10 ∞ d10
0.370r11 18.090 d11
2.500 N6 1.49473
ν6 57.49r12* −21.91
8
[屈折率] [アッベ数]r1
12.523 d1 3
.200 N1 1.49473
ν1 57.49r2* −17.303 d2 0
.613〜2.194〜3.613r3 −15.
683 d3 1
.000 N2 1.58752
ν2 30.36r4 4.017 d4 2
.000r5* 29.783 d5 2
.000 N3 1.58752
ν3 30.36r6* 10.000 d6 8
.525〜6.944〜5.525r7 15.
465 d7 4
.200 N4 1.49473
ν4 57.49r8* −6.498 d8 1
9.877〜21.458〜22.877r9
21.380 d9 3
0.000 N5 1.58752
ν5 30.36r10 ∞ d10
0.370r11 18.090 d11
2.500 N6 1.49473
ν6 57.49r12* −21.91
8
【0036】
|f1/f2|=3.87, f1=15.255,
f2=−3.944
f2=−3.944
【0037】[非球面係数及び
2次曲面パラメータ]r2 ε=1.000 B=0.122×10−3 C=0.552×10−5 D=−0.782×10−7 E=0.303×10−10 r5 ε=1.000 B=0.104×10−2 C=−0.135×10−4 D=−0.335×10−8 E=−0.543×10−12 r6 ε=1.000 B=−0.102×10−3 C=0.658×10−7 D=−0.527×10−11 E=−0.484×10−12 r8 ε=1.185 B=0.601×10−3 C=−0.181×10−5 D=0.625×10−6 r12 ε=−20.997 B=−0.893×10−5 C=0.924×10−5 D=−0.547×10−6 E=0.513×10−9
2次曲面パラメータ]r2 ε=1.000 B=0.122×10−3 C=0.552×10−5 D=−0.782×10−7 E=0.303×10−10 r5 ε=1.000 B=0.104×10−2 C=−0.135×10−4 D=−0.335×10−8 E=−0.543×10−12 r6 ε=1.000 B=−0.102×10−3 C=0.658×10−7 D=−0.527×10−11 E=−0.484×10−12 r8 ε=1.185 B=0.601×10−3 C=−0.181×10−5 D=0.625×10−6 r12 ε=−20.997 B=−0.893×10−5 C=0.924×10−5 D=−0.547×10−6 E=0.513×10−9
【0038】<実施例2>
2ω=51.6°〜27.2°
[曲率半径] [軸上面間隔]
[屈折率] [アッベ数]r1
15.294 d1 4
.000 N1 1.49473
ν1 57.49r2* −11.129 d2 0
.827〜2.071〜3.227r3 −15.
683 d3 1
.000 N2 1.58752
ν2 30.36r4 5.000 d4 1
.500r5* −5.054 d5 1
.000 N3 1.58752
ν3 30.36r6* −28.196 d6 2
.895〜1.651〜0.495r7 −55.
926 d7 2
.800 N4 1.49473
ν4 57.49r8* −4.851 d8 0
.800r9 10.000 d9 3
.000 N5 1.49473
ν5 57.49r10 −35.868 d10
11.869〜13.113〜14.269r11
21.380 d11
30.000 N6 1.58752
ν6 30.36r12 ∞ d12
0.370r13 18.090 d13
2.500 N7 1.49473
ν7 57.49r14* −21.91
8
[屈折率] [アッベ数]r1
15.294 d1 4
.000 N1 1.49473
ν1 57.49r2* −11.129 d2 0
.827〜2.071〜3.227r3 −15.
683 d3 1
.000 N2 1.58752
ν2 30.36r4 5.000 d4 1
.500r5* −5.054 d5 1
.000 N3 1.58752
ν3 30.36r6* −28.196 d6 2
.895〜1.651〜0.495r7 −55.
926 d7 2
.800 N4 1.49473
ν4 57.49r8* −4.851 d8 0
.800r9 10.000 d9 3
.000 N5 1.49473
ν5 57.49r10 −35.868 d10
11.869〜13.113〜14.269r11
21.380 d11
30.000 N6 1.58752
ν6 30.36r12 ∞ d12
0.370r13 18.090 d13
2.500 N7 1.49473
ν7 57.49r14* −21.91
8
【0039】
|f1/f2|=3.76, f1=13.708,
f2=−3.650
f2=−3.650
【0040】[非球面係数及び
2次曲面パラメータ]r2 ε=−5.402 r5 ε=1.000 B=0.965×10−3 C=−0.138×10−4 D=−0.348×10−9 E=−0.545×10−12 r6 ε=1.000 B=−0.102×10−3 C=0.658×10−7 D=−0.527×10−11 E=−0.484×10−12 r8 ε=1.185 B=0.601×10−3 C=−0.181×10−5 D=0.625×10−6 r14 ε=−20.997 B=−0.163×10−3 C=0.188×10−4 D=−0.582×10−6 E=0.513×10−9
2次曲面パラメータ]r2 ε=−5.402 r5 ε=1.000 B=0.965×10−3 C=−0.138×10−4 D=−0.348×10−9 E=−0.545×10−12 r6 ε=1.000 B=−0.102×10−3 C=0.658×10−7 D=−0.527×10−11 E=−0.484×10−12 r8 ε=1.185 B=0.601×10−3 C=−0.181×10−5 D=0.625×10−6 r14 ε=−20.997 B=−0.163×10−3 C=0.188×10−4 D=−0.582×10−6 E=0.513×10−9
【0041】図1及び図2は、前記実施例1及び2に対
応するレンズ構成を示す図であり、ワイド端(W),中
間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)の各々について
示している。各実施例において、ズーミング時に移動す
るレンズは、対物レンズ(LO)中の第1レンズ群(L
1)及び第3レンズ(L3)であり、各図中、ワイド端
(W)から中間焦点距離状態(M)にかけての移動及び
中間焦点距離状態(M)からテレ端(T)にかけての移
動をそれぞれ矢印(m1)及び(m2)で示している。
応するレンズ構成を示す図であり、ワイド端(W),中
間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)の各々について
示している。各実施例において、ズーミング時に移動す
るレンズは、対物レンズ(LO)中の第1レンズ群(L
1)及び第3レンズ(L3)であり、各図中、ワイド端
(W)から中間焦点距離状態(M)にかけての移動及び
中間焦点距離状態(M)からテレ端(T)にかけての移
動をそれぞれ矢印(m1)及び(m2)で示している。
【0042】実施例1は、物体側より順に、両凸の正の
単レンズより成る第1レンズ群(L1),両凹の負レン
ズ及び瞳側に凹の負メニスカスレンズより成る第2レン
ズ群(L2)並びに両凸の正の単レンズより成る第3レ
ンズ群(L3)から構成された対物レンズ(LO)と,
視野枠(FR)と,物体側に凸の平凸レンズより成り反
転光学系を兼ねるコンデンサレンズ(LC)と,両凸の
正レンズより成る接眼レンズ(LE)とから構成されて
いる。
単レンズより成る第1レンズ群(L1),両凹の負レン
ズ及び瞳側に凹の負メニスカスレンズより成る第2レン
ズ群(L2)並びに両凸の正の単レンズより成る第3レ
ンズ群(L3)から構成された対物レンズ(LO)と,
視野枠(FR)と,物体側に凸の平凸レンズより成り反
転光学系を兼ねるコンデンサレンズ(LC)と,両凸の
正レンズより成る接眼レンズ(LE)とから構成されて
いる。
【0043】尚、第1レンズ群(L1)を構成する両凸
の正の単レンズの瞳側の面,第2レンズ群(L2)を構
成する瞳側に凹の負メニスカスレンズの両面,第3レン
ズ群(L3)を構成する両凸の正の単レンズの瞳側の面
と接眼レンズ(LE)の瞳側の面は非球面である。
の正の単レンズの瞳側の面,第2レンズ群(L2)を構
成する瞳側に凹の負メニスカスレンズの両面,第3レン
ズ群(L3)を構成する両凸の正の単レンズの瞳側の面
と接眼レンズ(LE)の瞳側の面は非球面である。
【0044】実施例2は、物体側より順に、両凸の正の
単レンズより成る第1レンズ群(L1),両凹の負レン
ズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズより成る第2レ
ンズ群(L2)並びに瞳側に凸の正のメニスカスレンズ
及び両凸の正レンズより成る第3レンズ群(L3)から
構成された対物レンズ(LO)と,視野枠(FR)と,
物体側に凸の平凸レンズより成り反転光学系を兼ねるコ
ンデンサレンズ(LC)と,両凸の正レンズより成る接
眼レンズ(LE)とから構成されている。
単レンズより成る第1レンズ群(L1),両凹の負レン
ズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズより成る第2レ
ンズ群(L2)並びに瞳側に凸の正のメニスカスレンズ
及び両凸の正レンズより成る第3レンズ群(L3)から
構成された対物レンズ(LO)と,視野枠(FR)と,
物体側に凸の平凸レンズより成り反転光学系を兼ねるコ
ンデンサレンズ(LC)と,両凸の正レンズより成る接
眼レンズ(LE)とから構成されている。
【0045】尚、第1レンズ群(L1)を構成する両凸
の正の単レンズの瞳側の面,第2レンズ群(L2)を構
成する物体側に凹の負メニスカスレンズの両面,第3レ
ンズ群(L3)を構成する瞳側に凸の正のメニスカスレ
ンズの瞳側の面と接眼レンズ(LE)の瞳側の面は非球
面である。
の正の単レンズの瞳側の面,第2レンズ群(L2)を構
成する物体側に凹の負メニスカスレンズの両面,第3レ
ンズ群(L3)を構成する瞳側に凸の正のメニスカスレ
ンズの瞳側の面と接眼レンズ(LE)の瞳側の面は非球
面である。
【0046】また、図3,図4及び図5並びに図6,図
7及び図8は、実施例1及び実施例2に対応するワイド
端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)で
のd線に対する収差を示す収差図である。また、破線(
DM)と実線(DS)はメリディオナル面とサジタル面
での非点収差をそれぞれ表わしている。
7及び図8は、実施例1及び実施例2に対応するワイド
端(W),中間焦点距離状態(M)及びテレ端(T)で
のd線に対する収差を示す収差図である。また、破線(
DM)と実線(DS)はメリディオナル面とサジタル面
での非点収差をそれぞれ表わしている。
【0047】
【発明の効果】以上説明した通り本発明の変倍ファイン
ダーによれば、物体側より順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群,負の屈折力を有する第2レンズ群及び正の
屈折力を有する第3レンズ群より成り、全体として正の
屈折力を有する対物レンズと,正の屈折力を有するコン
デンサレンズと,正の屈折力を有する接眼レンズとから
成り、前記第2レンズ群を固定し、前記第1レンズ群及
び第3レンズ群を一体として光軸方向に移動させること
によりファインダー倍率を変化させる構成としているの
で、対物レンズのワイド端,中間焦点距離状態及びテレ
端における像面位置が一致し、従来の変倍ファインダー
に比べてファインダー倍率の変化に伴う像面の移動量を
少なくすることが可能になる。その結果、ファインダー
倍率の変化に伴う視度の変動量が少なくなり、ファイン
ダー像が見にくくなることなく高変倍比のファインダー
を実現することができる。
ダーによれば、物体側より順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群,負の屈折力を有する第2レンズ群及び正の
屈折力を有する第3レンズ群より成り、全体として正の
屈折力を有する対物レンズと,正の屈折力を有するコン
デンサレンズと,正の屈折力を有する接眼レンズとから
成り、前記第2レンズ群を固定し、前記第1レンズ群及
び第3レンズ群を一体として光軸方向に移動させること
によりファインダー倍率を変化させる構成としているの
で、対物レンズのワイド端,中間焦点距離状態及びテレ
端における像面位置が一致し、従来の変倍ファインダー
に比べてファインダー倍率の変化に伴う像面の移動量を
少なくすることが可能になる。その結果、ファインダー
倍率の変化に伴う視度の変動量が少なくなり、ファイン
ダー像が見にくくなることなく高変倍比のファインダー
を実現することができる。
【0048】また、第1レンズ群と第2レンズ群とを一
体として移動させることにより、変倍を行う構成となっ
ているので、ズーミング機構の構成を簡単にすることが
可能となる。その結果、変倍ファインダーの低コスト化
及びコンパクト化も同時に達成される。
体として移動させることにより、変倍を行う構成となっ
ているので、ズーミング機構の構成を簡単にすることが
可能となる。その結果、変倍ファインダーの低コスト化
及びコンパクト化も同時に達成される。
【0049】対物レンズのテレ端からワイド端にかけて
の視度変化が少なくなるため、ファインダー像が見やす
く安定するという効果もある。
の視度変化が少なくなるため、ファインダー像が見やす
く安定するという効果もある。
【0050】更に、前記条件式(5)を満足する構成と
すれば、変倍に伴う像面移動量が少なくなり、光学性能
が向上するという効果もある。
すれば、変倍に伴う像面移動量が少なくなり、光学性能
が向上するという効果もある。
【図1】対物レンズのワイド端(W),中間焦点距離状
態(M)及びテレ端(T)の各状態における本発明の実
施例1に対応するレンズ構成を示す図。
態(M)及びテレ端(T)の各状態における本発明の実
施例1に対応するレンズ構成を示す図。
【図2】対物レンズのワイド端(W),中間焦点距離状
態(M)及びテレ端(T)の各状態における本発明の実
施例2に対応するレンズ構成を示す図。
態(M)及びテレ端(T)の各状態における本発明の実
施例2に対応するレンズ構成を示す図。
【図3】対物レンズのワイド端(W)での実施例1の収
差図。
差図。
【図4】対物レンズの中間焦点距離状態(M)での実施
例1の収差図。
例1の収差図。
【図5】対物レンズのテレ端(T)での実施例1の収差
図。
図。
【図6】対物レンズのワイド端(W)での実施例2の収
差図。
差図。
【図7】対物レンズの中間焦点距離状態(M)での実施
例2の収差図。
例2の収差図。
【図8】対物レンズのテレ端(T)での実施例2の収差
図。
図。
【図9】本発明の変倍ファインダーを構成する対物レン
ズのレンズ構成と像面位置とをワイド端(W),中間焦
点距離状態(M)及びテレ端(T)の各々について概略
的に示す図。
ズのレンズ構成と像面位置とをワイド端(W),中間焦
点距離状態(M)及びテレ端(T)の各々について概略
的に示す図。
【図10】本発明及び従来例における対物レンズの焦点
距離と対物レンズによって形成される像の移動量との関
係を示すグラフ。
距離と対物レンズによって形成される像の移動量との関
係を示すグラフ。
(L1) …第1レンズ群
(L2) …第2レンズ群
(L3) …第3レンズ群
(LO) …対物レンズ
(LC) …コンデンサレンズ
(LE) …接眼レンズ
(FR) …視野枠
(I) …像面
Claims (2)
- 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を有する第1
レンズ群,負の屈折力を有する第2レンズ群及び正の屈
折力を有する第3レンズ群より成り、全体として正の屈
折力を有する対物レンズと,正の屈折力を有するコンデ
ンサレンズと,正の屈折力を有する接眼レンズとから成
り、前記第2レンズ群を固定し、前記第1レンズ群及び
第3レンズ群を一体として光軸方向に移動させることに
よりファインダー倍率を変化させることを特徴とする変
倍ファインダー。 - 【請求項2】更に次の条件を満足することを特徴とする
請求項1に記載の変倍ファインダー; 3<|f1/f2|<4.5 但し、 f1:前記第1レンズ群の焦点距離 f2:前記第2レンズ群の焦点距離 である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11413191A JPH04318510A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 変倍ファインダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11413191A JPH04318510A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 変倍ファインダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318510A true JPH04318510A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=14629915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11413191A Pending JPH04318510A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 変倍ファインダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226123B1 (en) * | 1998-01-06 | 2001-05-01 | Asahi Kogyo Kabusiki Kaisha | Optical system for observing equipment having image-vibration compensation system |
US7912368B2 (en) | 2008-10-29 | 2011-03-22 | Panasonic Corporation | Eyepiece lens system, finder optical system, and electronic viewfinder of imaging apparatus and imaging apparatus |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP11413191A patent/JPH04318510A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226123B1 (en) * | 1998-01-06 | 2001-05-01 | Asahi Kogyo Kabusiki Kaisha | Optical system for observing equipment having image-vibration compensation system |
US7912368B2 (en) | 2008-10-29 | 2011-03-22 | Panasonic Corporation | Eyepiece lens system, finder optical system, and electronic viewfinder of imaging apparatus and imaging apparatus |
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