JPH0431847B2 - - Google Patents
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- JPH0431847B2 JPH0431847B2 JP56215489A JP21548981A JPH0431847B2 JP H0431847 B2 JPH0431847 B2 JP H0431847B2 JP 56215489 A JP56215489 A JP 56215489A JP 21548981 A JP21548981 A JP 21548981A JP H0431847 B2 JPH0431847 B2 JP H0431847B2
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- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 36
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベニヤレースに供給される原木木口
に、該原木の回転切削のための原木中心を印す原
木中心のマーキング装置に関する。
に、該原木の回転切削のための原木中心を印す原
木中心のマーキング装置に関する。
従来、ベニヤレースによる切削に先だつて、原
木中心を印す作業は全くの手作業に頼り、その作
業性の改善が提起されていた。一方、自動チヤー
ジヤーと称される装置については、種々の形式の
ものが公知であるが、この種装置にあつては原木
の芯出し後、特に原木木口に原木中心を印すこと
なく直接ベニヤレースに供給されるために、ベニ
ヤレースに装着されるまでの間、厳格な精度保持
を必要とした。そのため装置は大型コスト高とな
り、1台のベニヤレースに専属的に設置される必
要があつた。
木中心を印す作業は全くの手作業に頼り、その作
業性の改善が提起されていた。一方、自動チヤー
ジヤーと称される装置については、種々の形式の
ものが公知であるが、この種装置にあつては原木
の芯出し後、特に原木木口に原木中心を印すこと
なく直接ベニヤレースに供給されるために、ベニ
ヤレースに装着されるまでの間、厳格な精度保持
を必要とした。そのため装置は大型コスト高とな
り、1台のベニヤレースに専属的に設置される必
要があつた。
本発明は係る欠点を改善すべく成されたもの
で、その目的とするところは、正確にしてコスト
安な装置を提供し、しかも必要に応じて1台のベ
ニヤレースに専属されることなく複数台のベニヤ
レースにも対応できるように、原木木口に原木中
心を印し、もつて原木の多量ストツクをも可能に
せんとするものであり、その構成として、中空体
で構成されていて原木を両木口で支持する一対の
スピンドルチヤツクと、前記スピンドルチヤツク
を回転又は停止させるスピンドル回転機構と、支
持した原木の長手方向適位置に配置した複数の原
木形状検出器と、前記スピンドルチヤツクの回転
位置検出器と、前記スピンドルチヤツクの中空部
に具備されていて原木木口に原木中心を印すマー
カーと、該マーカーをスピンドルチヤツクの軸芯
と直交する2方向に独立して進退するマーカー横
送り機構と、マーカーをスピンドルチヤツクの軸
芯と平行に進退するマーカー縦送り機構とを備
え、更に前記スピンドルチヤツクで原木を回転さ
せた時の、前記原木形状検出器と回転位置検出器
との検出情報に基づいて原木中心の位置を演算
し、前記検出情報終了後に前記原木を停止し、前
記スピンドルチヤツクで支持した状態で、該演算
結果に基づき前記マーカー横送り機構を作動して
マーカーを移動し、前記マーカー縦送り機構を作
動して原木木口に原木中心を印す制御を行う演算
制御装置を備えた。以下、実施例に基ずき、その
詳細を述べる。
で、その目的とするところは、正確にしてコスト
安な装置を提供し、しかも必要に応じて1台のベ
ニヤレースに専属されることなく複数台のベニヤ
レースにも対応できるように、原木木口に原木中
心を印し、もつて原木の多量ストツクをも可能に
せんとするものであり、その構成として、中空体
で構成されていて原木を両木口で支持する一対の
スピンドルチヤツクと、前記スピンドルチヤツク
を回転又は停止させるスピンドル回転機構と、支
持した原木の長手方向適位置に配置した複数の原
木形状検出器と、前記スピンドルチヤツクの回転
位置検出器と、前記スピンドルチヤツクの中空部
に具備されていて原木木口に原木中心を印すマー
カーと、該マーカーをスピンドルチヤツクの軸芯
と直交する2方向に独立して進退するマーカー横
送り機構と、マーカーをスピンドルチヤツクの軸
芯と平行に進退するマーカー縦送り機構とを備
え、更に前記スピンドルチヤツクで原木を回転さ
せた時の、前記原木形状検出器と回転位置検出器
との検出情報に基づいて原木中心の位置を演算
し、前記検出情報終了後に前記原木を停止し、前
記スピンドルチヤツクで支持した状態で、該演算
結果に基づき前記マーカー横送り機構を作動して
マーカーを移動し、前記マーカー縦送り機構を作
動して原木木口に原木中心を印す制御を行う演算
制御装置を備えた。以下、実施例に基ずき、その
詳細を述べる。
第1図に図示したものは、その好しい実施例装
置を例示したものである。図では原木1の反対側
木口に対して設置する図示同様の装置は略してい
る。図中、2はスピンドルチヤツクを指し、ベニ
ヤレースのスピンドルチヤツクと同様に、対を成
すスピンドルチヤツクの間は実質的に一方又は両
方のスピンドルチヤツクの進退により開閉し、原
木支持の着脱が可能である。また原木1を必要に
応じて回転するために、スピンドルチヤツク2を
回転又は停止させるスピンドルチヤツク回転駆動
機構を具備している。該駆動機構(図示せず)は
原木1の外周面に作用する他、直接的に一方又は
両方のスピンドルチヤツク2に作用する構成とす
る。また、叙述の如き一対のスピンドルチヤツク
は図示した如く、円筒状あるいはその他任意の中
空体で構成する。
置を例示したものである。図では原木1の反対側
木口に対して設置する図示同様の装置は略してい
る。図中、2はスピンドルチヤツクを指し、ベニ
ヤレースのスピンドルチヤツクと同様に、対を成
すスピンドルチヤツクの間は実質的に一方又は両
方のスピンドルチヤツクの進退により開閉し、原
木支持の着脱が可能である。また原木1を必要に
応じて回転するために、スピンドルチヤツク2を
回転又は停止させるスピンドルチヤツク回転駆動
機構を具備している。該駆動機構(図示せず)は
原木1の外周面に作用する他、直接的に一方又は
両方のスピンドルチヤツク2に作用する構成とす
る。また、叙述の如き一対のスピンドルチヤツク
は図示した如く、円筒状あるいはその他任意の中
空体で構成する。
そして、支持した原木1の長手方向適位置には
複数の原木形状検出器6a〜6cが配置される。
これら検出器は、各々が独立して矢印方向に変位
し、各設置位置において原木1の回転中心から原
木外周面までの原木半径を実質的に検出(計測)
する。勿論、当該検出器は実寸法と対応する検出
信号を発信するものであれば足り、例えば各種長
さ計測機器の採用が至便である。その他、揺動ア
ームによる検出、あるいは光スキヤンニング装
置、イメージセンサー等、任意の計測機器を応用
することもできる。尚、機器の選定によつては、
見かけ上単一の検出器ではあるが、複数個所に於
ける原木形状の検出が実施できることもあるが、
本願においてはそのような場合、該検出器は複数
の原木形状検出器であるとみなす。
複数の原木形状検出器6a〜6cが配置される。
これら検出器は、各々が独立して矢印方向に変位
し、各設置位置において原木1の回転中心から原
木外周面までの原木半径を実質的に検出(計測)
する。勿論、当該検出器は実寸法と対応する検出
信号を発信するものであれば足り、例えば各種長
さ計測機器の採用が至便である。その他、揺動ア
ームによる検出、あるいは光スキヤンニング装
置、イメージセンサー等、任意の計測機器を応用
することもできる。尚、機器の選定によつては、
見かけ上単一の検出器ではあるが、複数個所に於
ける原木形状の検出が実施できることもあるが、
本願においてはそのような場合、該検出器は複数
の原木形状検出器であるとみなす。
一方、スピンドルチヤツク2にはスピンドルチ
ヤツクの回転位置検出器7が備えられる。該検出
器7は任意複数設置される前記原木形状検出器の
検出信号に対応させるべく原木の実質的な回転角
度を検出し(計測)、該検出信号を発信する。勿
論、回転角度に対応する検出信号を発信する検出
機器であれば採用するに足りる。
ヤツクの回転位置検出器7が備えられる。該検出
器7は任意複数設置される前記原木形状検出器の
検出信号に対応させるべく原木の実質的な回転角
度を検出し(計測)、該検出信号を発信する。勿
論、回転角度に対応する検出信号を発信する検出
機器であれば採用するに足りる。
しかして、上記2種の検出器は、図示した例の
如く、演算制御装置5に接続され、該装置は夫々
の検出信号を対応しつつ入力して、第2図の如き
原木形状の検出情報を得る。即ち、第1図図示の
状態より原木1を回転し、回転位置検出器7と各
原木形状検出器6a〜6cとから逐次回転角度と
原木半径との検出信号を対応させつつ入力するの
である。この際、原木形状検出器からの入力は通
常所定の回転角度毎に行われ、1度おきならば
各々360個の原木半径の検出信号が入力される。
また、設置した複数の原木形状検出器からの検出
信号を各回転角毎に必らずしも並列的に同時入力
する必要はなく、場合によつては、所定の回転角
度毎に1つの原木形状検出器からの検出信号を入
力し、順次入力する検出信号を予め決められた順
にシフトしながら択一的に入力し、それを反復す
るようにして検出情報を入力することもある。
如く、演算制御装置5に接続され、該装置は夫々
の検出信号を対応しつつ入力して、第2図の如き
原木形状の検出情報を得る。即ち、第1図図示の
状態より原木1を回転し、回転位置検出器7と各
原木形状検出器6a〜6cとから逐次回転角度と
原木半径との検出信号を対応させつつ入力するの
である。この際、原木形状検出器からの入力は通
常所定の回転角度毎に行われ、1度おきならば
各々360個の原木半径の検出信号が入力される。
また、設置した複数の原木形状検出器からの検出
信号を各回転角毎に必らずしも並列的に同時入力
する必要はなく、場合によつては、所定の回転角
度毎に1つの原木形状検出器からの検出信号を入
力し、順次入力する検出信号を予め決められた順
にシフトしながら択一的に入力し、それを反復す
るようにして検出情報を入力することもある。
このようにして入力された検出情報は、演算制
御装置5により、必要ならば補間法等の計算手法
で、より細い角度毎に対応する原木半径が付加さ
れたり、あるいは各種の座標変換処理が成され
て、原木中心を求めるべく演算が行われる。即
ち、図示した実施例の場合、原木1の異る3断面
の形状が入力され、該3断面形状の相対的な関係
位置、あるいはスピンドルチヤツク2の軸芯に対
する3断面形状の関係位置などが所謂コンピユー
ターにより総合的に演算処理され、高歩止り、高
リーリング率が得られる原木中心が求められるの
である。例えば第3図の如く、予めV型チヤージ
ヤー等その他公知の芯出し機構10により概ねの
芯出しを行つてから、第1図の如くスピンドルチ
ヤツク2で支持した場合にあつても、原木1の一
方の木口に於いて、スピンドルチヤツク2の軸芯
Oに対して、水平変位置a、垂直に変位置bだけ
変位した位置に原木中心O′の存在が求められる。
勿論、図示は略したが、もう一方の木口に於いて
も、同様にして原木中心が求められる。
御装置5により、必要ならば補間法等の計算手法
で、より細い角度毎に対応する原木半径が付加さ
れたり、あるいは各種の座標変換処理が成され
て、原木中心を求めるべく演算が行われる。即
ち、図示した実施例の場合、原木1の異る3断面
の形状が入力され、該3断面形状の相対的な関係
位置、あるいはスピンドルチヤツク2の軸芯に対
する3断面形状の関係位置などが所謂コンピユー
ターにより総合的に演算処理され、高歩止り、高
リーリング率が得られる原木中心が求められるの
である。例えば第3図の如く、予めV型チヤージ
ヤー等その他公知の芯出し機構10により概ねの
芯出しを行つてから、第1図の如くスピンドルチ
ヤツク2で支持した場合にあつても、原木1の一
方の木口に於いて、スピンドルチヤツク2の軸芯
Oに対して、水平変位置a、垂直に変位置bだけ
変位した位置に原木中心O′の存在が求められる。
勿論、図示は略したが、もう一方の木口に於いて
も、同様にして原木中心が求められる。
一方、前記スピンドルチヤツク2の中空部に
は、原木木口に原木中心を印すマーカー3が具備
される。更に該マーカー3をスピンドルチヤツク
2の軸芯と平行に進退するためのエアシリンダー
等を具備するマーカー縦送り機構9、並びにスピ
ンドルチヤツク2の軸芯と直交する2方向に各々
独立して進退するためのマーカー横送り機構8
a,8bが備えられる。そして前記演算制御装置
5は前記マーカー横送り機構8a,8bを演算結
果、例えば前記変位置a,bに基ずき各々作動
し、マーカー3を原木中心O′に対応する位置に
移動する。次いで、マーカー縦送り機構9を作動
し、マーカー3をスピンドルチヤツク2で支持し
た原木1の木口に向つて進め、原木中心O′を印
し、必要に応じて所定の位置に復帰させる。尚、
もう一方の木口に臨んで設けたマーカー3を含む
叙述の部材についても同様にして機能させるもの
である。
は、原木木口に原木中心を印すマーカー3が具備
される。更に該マーカー3をスピンドルチヤツク
2の軸芯と平行に進退するためのエアシリンダー
等を具備するマーカー縦送り機構9、並びにスピ
ンドルチヤツク2の軸芯と直交する2方向に各々
独立して進退するためのマーカー横送り機構8
a,8bが備えられる。そして前記演算制御装置
5は前記マーカー横送り機構8a,8bを演算結
果、例えば前記変位置a,bに基ずき各々作動
し、マーカー3を原木中心O′に対応する位置に
移動する。次いで、マーカー縦送り機構9を作動
し、マーカー3をスピンドルチヤツク2で支持し
た原木1の木口に向つて進め、原木中心O′を印
し、必要に応じて所定の位置に復帰させる。尚、
もう一方の木口に臨んで設けたマーカー3を含む
叙述の部材についても同様にして機能させるもの
である。
ところで、マーカー3についてであるが、該部
材は原木の木口に原木中心を印すものであれば足
り、簡素なものとしては、チヨーク、マーキング
インクペン(俗称マジツクインク)等の筆記具を
有する部材が用いられる。その他、第4図乃至第
7図の如くマークピン11を原木1の木口に挿入
するもの、更には第8図の如く孔12をあけるド
リルを有するもの等、所望の印に応じて任意に構
成するものである。特に前記第4図乃至第6図の
如きマークピン11を挿入するものにあつては、
該マーカーによるマーキングの効用は本願出願人
の出願による特開昭57−18207号公報(発明の名
称:ベニヤレースに於ける原木の切削方法)の図
面ならびに明細書に記載されている通り、極めて
有用なものである。また、第7図におけるマーク
ピンは金属製とするならば、その後の工程で原木
中心を金属検出器により再検出するのに至便であ
る。また、第8図の孔12は、本願出願人の出願
による特開昭58−63403号公報(発明の名称:ベ
ニヤレースにおける原木の支持方法)、特開昭58
−51104号公報(発明の名称:ベニヤレースにお
ける原木の切削方法)、特開昭58−38110号公報
(発明の名称:ベニヤレース用原木支持軸)、特開
昭58−25905号公報(発明の名称:ベニヤレース
用原木支持軸)、特開昭58−18210号公報(発明の
名称:ベニヤレース用原木支持軸)、特開昭58−
16807号公報(発明の名称:ベニヤレースにおけ
る駆動力の供給方法)などの図面ならびに明細書
に記載された技術に対して効果的に貢献すること
になる。
材は原木の木口に原木中心を印すものであれば足
り、簡素なものとしては、チヨーク、マーキング
インクペン(俗称マジツクインク)等の筆記具を
有する部材が用いられる。その他、第4図乃至第
7図の如くマークピン11を原木1の木口に挿入
するもの、更には第8図の如く孔12をあけるド
リルを有するもの等、所望の印に応じて任意に構
成するものである。特に前記第4図乃至第6図の
如きマークピン11を挿入するものにあつては、
該マーカーによるマーキングの効用は本願出願人
の出願による特開昭57−18207号公報(発明の名
称:ベニヤレースに於ける原木の切削方法)の図
面ならびに明細書に記載されている通り、極めて
有用なものである。また、第7図におけるマーク
ピンは金属製とするならば、その後の工程で原木
中心を金属検出器により再検出するのに至便であ
る。また、第8図の孔12は、本願出願人の出願
による特開昭58−63403号公報(発明の名称:ベ
ニヤレースにおける原木の支持方法)、特開昭58
−51104号公報(発明の名称:ベニヤレースにお
ける原木の切削方法)、特開昭58−38110号公報
(発明の名称:ベニヤレース用原木支持軸)、特開
昭58−25905号公報(発明の名称:ベニヤレース
用原木支持軸)、特開昭58−18210号公報(発明の
名称:ベニヤレース用原木支持軸)、特開昭58−
16807号公報(発明の名称:ベニヤレースにおけ
る駆動力の供給方法)などの図面ならびに明細書
に記載された技術に対して効果的に貢献すること
になる。
また、マーカー3の横送り機構8a,8bにつ
いてであるが、該機構の夫々に、送り量を検出
し、演算制御装置5にフイードバツクをかけるフ
イードバツク機構を付設することも可能であり、
それにより高精度下で該機構を作動することが容
易になる。加えて、2つの独立した横送り機構8
a,8b相互に送り方向の関係は、直交座標形式
に関係ずけられるだけでなく、斜文座標形式、あ
るいは極座標形式にも構成することができ、それ
は演算制御装置5の演算結果あるいは出力形式に
応じて選択する。また、演算制御装置5の出力を
前記2種の送り機構に接続せずに、出力として2
つの原木木口における原木中心の座標をデイスプ
レイ装置に表示し、該表示に基ずき前記送り機構
を手動操作するように構成してもよい。そうすれ
ば、より簡素でコスト安の装置となる。
いてであるが、該機構の夫々に、送り量を検出
し、演算制御装置5にフイードバツクをかけるフ
イードバツク機構を付設することも可能であり、
それにより高精度下で該機構を作動することが容
易になる。加えて、2つの独立した横送り機構8
a,8b相互に送り方向の関係は、直交座標形式
に関係ずけられるだけでなく、斜文座標形式、あ
るいは極座標形式にも構成することができ、それ
は演算制御装置5の演算結果あるいは出力形式に
応じて選択する。また、演算制御装置5の出力を
前記2種の送り機構に接続せずに、出力として2
つの原木木口における原木中心の座標をデイスプ
レイ装置に表示し、該表示に基ずき前記送り機構
を手動操作するように構成してもよい。そうすれ
ば、より簡素でコスト安の装置となる。
更にまた、マーカー3に係る送り機構は、マー
カー3とともにスピンドルチヤツク2に実質的に
一体化して設置することもできるが、好しくは、
回転するスピンドルチヤツク2とは独立して備え
る。
カー3とともにスピンドルチヤツク2に実質的に
一体化して設置することもできるが、好しくは、
回転するスピンドルチヤツク2とは独立して備え
る。
次に、スピンドルチヤツクが円柱体で構成され
ているならば、原木中心付近を避けて、いわゆる
偏心してチヤツキングしないと、原木木口に原木
中心を印すことができない。
ているならば、原木中心付近を避けて、いわゆる
偏心してチヤツキングしないと、原木木口に原木
中心を印すことができない。
ところが、原木を偏心してチヤツキングする
と、前記原木を回転させるのに大きな力が必要と
なり、且つ原木の形状を検出する検出器の検出範
囲の大きなものも必要となるのである。
と、前記原木を回転させるのに大きな力が必要と
なり、且つ原木の形状を検出する検出器の検出範
囲の大きなものも必要となるのである。
さらに、大きな力はスピンドルチヤツクと原木
に加わるので、スピンドルチヤツクは頑強にせね
ばならないし、又原木が破壊されたりもするので
ある。仮に、チヤツキングされている部分の一部
が破壊されたとしても、原木の形状を検出する検
出器の検出情報が狂い、精度の良い原木中心を求
めることができなくなるのである。
に加わるので、スピンドルチヤツクは頑強にせね
ばならないし、又原木が破壊されたりもするので
ある。仮に、チヤツキングされている部分の一部
が破壊されたとしても、原木の形状を検出する検
出器の検出情報が狂い、精度の良い原木中心を求
めることができなくなるのである。
しかし、本願に係る装置では、スピンドルチヤ
ツクが中空体で構成されているので、原木中心付
近をチヤツキングしても、原木木口に原木中心を
印すことができ、原木を回転させるのに大きな力
を必要としないし、且つ検出器の検出範囲の大き
なものも必要としないのである。
ツクが中空体で構成されているので、原木中心付
近をチヤツキングしても、原木木口に原木中心を
印すことができ、原木を回転させるのに大きな力
を必要としないし、且つ検出器の検出範囲の大き
なものも必要としないのである。
その結果、前述の問題を生じることなく、コス
トの安い装置で、精度良く原木の中心を求め、該
原木の木口に原木中心を印すことができるのであ
る。よつて、ベニヤレースへの装着前、特に管理
することなく多量の原木ストツクも可能となり、
ベニヤレースへの装着においても、手動、自動に
係わらず、その作業内容は極めて確実なものに改
善される。
トの安い装置で、精度良く原木の中心を求め、該
原木の木口に原木中心を印すことができるのであ
る。よつて、ベニヤレースへの装着前、特に管理
することなく多量の原木ストツクも可能となり、
ベニヤレースへの装着においても、手動、自動に
係わらず、その作業内容は極めて確実なものに改
善される。
第1図は本発明の実施例装置についての斜視
図、第2図は検出情報例を示した説明図、第3図
は原木木口の平面図、第4図乃至第8図は原木木
口付近の部分断面図である。図中、1…原木、2
…スピンドルチヤツク、3…マーカー、5…演算
制御装置、6a,6c…原木形状検出器、7…回
転位置検出器、8a並びに8b…マーカー横送り
機構、9…マーカー縦送り機構、11…マークピ
ン、O…スピンドルチヤツクの軸芯、O′…原木
中心…である。
図、第2図は検出情報例を示した説明図、第3図
は原木木口の平面図、第4図乃至第8図は原木木
口付近の部分断面図である。図中、1…原木、2
…スピンドルチヤツク、3…マーカー、5…演算
制御装置、6a,6c…原木形状検出器、7…回
転位置検出器、8a並びに8b…マーカー横送り
機構、9…マーカー縦送り機構、11…マークピ
ン、O…スピンドルチヤツクの軸芯、O′…原木
中心…である。
Claims (1)
- 1 中空体で構成されていて原木を両木口で支持
する一対のスピンドルチヤツクと、前記スピンド
ルチヤツクを回転又は停止させるスピンドル回転
機構と、支持した原木の長手方向適位置に配置し
た複数の原木形状検出器と、前記スピンドルチヤ
ツクの回転位置検出器と、前記スピンドルチヤツ
クの中空部に具備されていて原木木口に原木中心
を印すマーカーと、該マーカーをスピンドルチヤ
ツクの軸芯と直交する2方向に独立して進退する
マーカー横送り機構と、マーカーをスピンドルチ
ヤツクの軸芯と平行に進退するマーカー縦送り機
構とを備え、更に前記スピンドルチヤツクで原木
を回転させた時の、前記原木形状検出器と回転位
置検出器との検出情報に基づいて原木中心の位置
を演算し、前記検出情報終了後に前記原木を停止
し、前記スピンドルチヤツクで支持した状態で、
該演算結果に基づき前記マーカー横送り機構を作
動してマーカーを移動し、前記マーカー縦送り機
構を作動して原木木口に原木中心を印す制御を行
う演算制御装置を備えて構成したことを特徴とす
る原木中心のマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21548981A JPS58110203A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 原木中心のマ−キング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21548981A JPS58110203A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 原木中心のマ−キング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110203A JPS58110203A (ja) | 1983-06-30 |
JPH0431847B2 true JPH0431847B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=16673226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21548981A Granted JPS58110203A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 原木中心のマ−キング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110203A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60220702A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | 株式会社中国機械製作所 | センタ−リングスキヤナ− |
DE60104341T2 (de) | 2000-02-23 | 2005-07-21 | Meinan Machinery Works, Inc., Ohbushi | Vorrichtung zum Erkennen von Markierungen auf gegenüberliegenden Enden eines Holzklotzes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51100389A (en) * | 1975-03-01 | 1976-09-04 | Taihei Seisakusho Kk | Genbokuno jidoshindashisochi |
JPS5618362A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-21 | Wagner Electric Corp | Lamp |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP21548981A patent/JPS58110203A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51100389A (en) * | 1975-03-01 | 1976-09-04 | Taihei Seisakusho Kk | Genbokuno jidoshindashisochi |
JPS5618362A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-21 | Wagner Electric Corp | Lamp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58110203A (ja) | 1983-06-30 |
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