JPS59102505A - 管フランジの孔明け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 零発１夕１は管７ランジの孔明は装置に門する。

フランジ部を有する鋳鉄管を遠心鋳造等により成形した
場合には、鋳造後とのクランプ部にボルト通し用の周方
向複数の貫通孔を加工する必要がある。従来この加工を
行なうには、貫通孔に対応する複数の案内孔を有する治
具プレートをクランプ部にクランプ止めし、案内孔をガ
イドとして管の割出しを行ない、ドリルにより１ないし
複数個ずつの孔を次々に９段してゆくのを通例としてい
る。しかし、治具プレートと管との芯合わせか困難であ
るため貫通孔の位置の精度が悪く、かつ案内孔とドリル
との位置合わせは人手によシ行なわなければならないた
め作業性か悪いという欠点を有する。

そこで本発明は、貫通孔を正確な位置に加工でき、しか
も案内孔とドリルとの位置合わせの簡単な管フランジの
孔明は装置を提供することを目的とするものである。

この目的を達成するため本発明は、管を周方向に回転可
能に水平方向に支持する支持ローラと、前記管のフラン
ジ部内面をチャックするチャック装置と、前記クランプ
部の端面に当接して前記チヤツク装置と一体回転可能で
あるとともに、フランジ部に加工すべき貫通孔の位置に
応じた周方向複数の案内孔が設けられた治具プレートと
、ｏａ記管の口径に応じて高さ位置を調節可能な孔明は
加工装置と、前記治具プレートの周方向に杭見込まれた
複数のストッパピンのひとつに所定位置で係止する係止
爪を有して、前記案内孔を前記孔明は加工装置に対応し
て周方向に位置決めさせる位置決め装置とを設けたもの
である。

したがって、チャック装置と治具プレートとを一体式と
したため、このチャック装置で管をチャックするだけで
管と治具プレートとの芯金ゎせを行なうことができて貫
通孔を正確な位置に加工することができ、しかも、スト
ッパピンから案内孔までの距離を精度良く決めておくこ
とにより、ストッパビンに係止爪を係止させるだけで孔
ｔｌｌｊけ加工装置に対する案内孔の周方向の位置合ゎ
せを簡単に行なうことかできるため、良好な作業性を得
ることができるものである。

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図において（１）は遠心鋳造等により成形された鋳
鉄製の管であり、紙面と垂直な方向忙搬送されて図示の
位置に搬入されるものである。

（２）は管（すを水平方向に支持する支持ローラであり
、管（１）の両脇を支持する一対の遊転ローラ（３）と
、同様の駆動ローラ（４）とで構成されている。管（１
）は駆動ローラ（４）用のモータ（５）により周方向に
回転可能とされ、あるいは駆動ローラ（４）を遊転させ
ることにより自在に回転可能とされている。なお、両ロ
ーラ（３）　（４）は全周方向ローラにより構成されて
おり、管（１）が長手方向にも移動可能なようになって
いる。

（６）は支持ローラ（２）に対向して設けられた機枠で
あり、スクリュージヤツキ（７）の作用によって昇降さ
れる第１の昇降枠（８）が設けられている。（９）は第
１の昇降枠（８）から水平方向に突設された軸であり、
その先端には鉛直面内で四方に拡かるチャック装置αＱ
か取り付けられている。このチャック装置叫ｔま二重ね
じ装置０］Ｊ４Ｃより構成されており、モータ…から遊
転軸（９）の内部を伝達される動力によりこの二重ねじ
装置Ｑ１が回転されることによって伸銅し、もって管（
１）のフランジ部（２）の内面をチャックするものであ
る。

チャック装置ヘリの昇降枠（８）側には、軸（９）まわ
りにこのチャック装置αＱと同心で一体回転可能である
とともに、フランジ部（ロ）の端面に当接可能な治具グ
レート（２）が取シ付けられている。一方、ａ→はねじ
捧（至）に沿って移動可能な管押し部材であり、この管
押し部材０４がフランジ部（ロ）と反対側の管（１）の
端面下部を押すことによって、フランジ部（６）をチャ
ック装置αｑに外嵌させかつ治具プレート（至）に当接
させるものである。なお、前述の遊転ローラ（３）は駆
動ローラ（４）よシも若干低く位置させており、チャッ
ク装置（１０によりフランジ部（２）の内面をチャック
した際には、駆動ローラ（４）とチャック装置叫とによ
り管（１）を水平方向に支持することになって、管（１
）は遊転ローラ（３）から浮き上ることになる。

治具プレート（６）には内歯ギヤＯＱが収り付けられて
おり、昇降枠（８）に固定されたモータσηのピニオン
０１が噛合されている。したがりて、このモータＱ？）
により、治具プレート０、チャック装［ＱＩおよび管（
１）が一体回転されるものである。

第１の昇降枠（８）の下方には、シリンダ装置（ＩＩＫ
より昇腫駆ｖ）される第２の昇降枠−が設けられている
。？υはバランスフエイトであり、シーブに）を介して
ワイヤ（２）により昇降枠に）に接続されている。

昇降枠に）には、フランジ部（２）に貫通孔を加工する
ための孔明は加工装置（ハ）と、治具プレート（２）を
孔明は加工装置（ハ）に対応して同方向に位置決めさせ
る位置決め装置に）と、孔明は完了検知装置（ホ）とが
取り付けられている。

治具プレート（ト）および位置決め装置（ハ）の詳細を
第２図〜第８図により説明する。治具プレート（ハ）に
おいて、フランジ部（６）に加工すべき貫通孔のピッチ
円に対応する・ピッチ円（イ）上には、周方向に複数の
ストッパビン（至）が植え込まれている。一方位置決め
装置（ハ）は、ロータリアクチュエータ（２）により治
具プレート（２）ＩＣ接近離間移動されてストッパビン
に）Ｋ係止可能な係止爪■を有している。０υは係止爪
■が固定された回動軸、ｏ′４ｔｔまロークリアクチュ
エータ四と回動軸６ｖとを結ぶカンプリング、（ト）は
軸受である。

係止爪…とストッパビンに）とが係止したときに、スト
ッパビン（２）から一定の距離に）をおいて孔明は加工
装置（ハ）の中心線（第４図参照）と一致する基準線■
を治具プレート０上に考え、この基準線■から左右に等
しい距離（至）を振り分けて、案内孔（至）か９段され
ている。すなわち、案内孔（至）はストッパビン（ハ）
ごとに２個ずつ設けられ、距離に）の２倍に等しいピン
チで、円周上に偶数個設けられているものである。した
がって、係止爪■とストッパビンに）とが係止したとき
には、案内孔（７）は必らず孔明は加工装置（ハ）の中
心線から一定の距ａ（至）に位置することになる。

なお、第１図の仮想線に示すように加工すべき管（１）
の口径が変化した場合には、これ忙つれて貫通孔のピッ
チ内径も変化するため、第２図に示すように各種管径に
対応したピッチ円に）を複数用意し、それぞれについて
ストッパビンに）と案内孔に）とを設けておく。こうす
れば、すべてのストッパビン（ハ）が基準１Ｎ（ロ）か
ら一定距ｙｔ■をおいて位置することになる。なお、（
至）ｔま治具プレート（至）に埋め込まれた焼入済ブシ
ュであシ、このブシュ（至）に案内孔■を形成して、後
述のドリルの刃に対する耐摩耗性の向上を図っている。

なお、各口径別にピッチ円（ロ）線上に適当な溝を加工
し、この溝に色遠いのカラーペイントを塗や、色別によ
り口径判別を容易にしている。

ピッチ円（財）周上の１個所には孔明は完了確認孔（至
）が貫通されており、前述の孔明は完了検知装置に）の
検知ロッド■が嵌入可能なようにされている。

（６）は検知ロッド（６）を孔に）に向けて水平方向に
出退させるシリンダ装置である。

孔明は加工装置（財）を第４図〜第５図により詳細に説
明する。昇降枠（イ）にはシリング装置１ａを内蔵した
支持台（財）が設けられており、かつこの支持台■上に
ｔよ、シリンダ装置に）により管（１）の７ランジ部＠
に向けて移動される移動台■か設けられている。移動台
■上には、動力装置（ハ）と、２木のドリルに）を並列
に有するドリル間隔調節装置＠のとが取り付けられてい
る。すなわち、動力装置−において、モータ（財）から
の動力は従前軸θりに伝達された後ギヤケース輪内のギ
ヤ装置で２軸に分散され、回転軸６υの出力として取り
出される。一方ドリル間隔調節装置θカにおいて、＠は
２木のドリルθＱを各別に片持支持する軸受ブロックで
あって、右ねじと左ねじとか１本の軸上に形成されたね
じ俸Ｑにそれぞれ螺合しており、ハンドル０の操作によ
ってベッドに）上を互いに接近離間移動可能なようにさ
れている。したがって、２木のドリル３ゆは本装置（ハ
）の中心線−から常に等距離←ηをおいて位置した状態
で間隔が調節されることになる。ドリルθＱの回転軸（
至）と回転軸ｆＩ］）とはユニバーサルジヨイント６Ｉ
で結ばれている。

孔明は作業を説明する。まず第１図における紙面と垂直
な方向に管（１）を搬送して支持ローラ（２）Ｋ渡し、
これを水平方向に支持する。一方、スクリュージヤツキ
（７）により昇降枠（ト）を上下させ、管（１）の口径
に応じてチャック装置αＱの高さ位置を予め調節してお
く。この状態のもとで管押し部材Ｑ４）により管（１）
を押し、７ランジ部（６）をチャック装置０１に外嵌さ
せるとともに治具プレート（至）に当接させる。

−ｅに７ランジ部（６）の端面には製造メーカマーク等
が特出されているため、駆動ローラ（４）のモータ（５
）あるいはモータＱηを駆動して管（１）または治具プ
レートａ葎を回転させ、上記マーク等と確認孔（２）と
を周方向忙位置合わせする。

次にモータ…によりチャック装置ａＱを作動させ、７ラ
ンジ部（６）の内面をチャックする。すると、チャック
装置αＱと治具プレートα１とが同心忙構成されている
ことから、治具プレートＱ３の案内孔（至）と７ランジ
部（６）とが同心にセントされることになり、貫通孔の
孔明は位置が正確に決められることになる。また駆動ロ
ーラ（４）よυも遊転ローラ（３）を低く設けているこ
とから、管（１）は遊転ローラ（３）から浮き上がって
駆動ローラ（４）とチャック装置ＯＱだけによって支持
されるため、管胴部が楕円歪等を有していても、これＫ
よる７ランジ（ｆｌりｒ３４の振れを防止できることに
なる。

チャック操作が完了したならシリング装置Ｑｌにより昇
降枠（イ）を上下し、案内孔（至）位置にドリルθｅの
高さを合わせるとともに、ストッパビンに）と係止爪（
至）とが係止可能なようにする。また、ドリル間隔調節
装置（ロ）のハンドル（財）を操作することによって、
案内孔に）のピッチに合わせて２木のドリルに）の間隔
を調節しておく。

治具プレー）　Ｑ３の孔明は完了確認孔（至）のすぐ隣
りのストッパビンに）と係止爪に）とを係止させ、孔す
１け加工装置（ハ）の移動台−を治具プレートａ葎に向
けて移動させ、ドリルに）を案内孔に）に通して７ラン
ジ部（２）に貫通孔を加工する。このとき、前述のよう
に、案内孔に）は必らず孔明は加工装置（ハ）の中心線
輪から一定の距離（至）に位置することになり、かつ両
ドリルＯＱもまた中心線輪から一定の距離ｃ＞７）に位
置することになるため、加工前のハンドル６型繰作によ
って両用ａ（ト）６ηを等しくすることにより、案内孔
（７）とドリル１ｅとの位置合わせは簡単かつ確実に行
なわれるものである。

次に位置決め装置に）のロークリアクチュエータ（２）
により係止爪（７）とストッパビンに）との係止を解き
、モータａ力により確認孔に）が係止爪…から遠ざかる
方向に治具プレート０を回転させ、上記ストッパビン（
ホ）の隣りのストッパビン（ハ）に係止爪に）を係止さ
せ、次の貫通孔を加工する。このようにして順に周方向
に貫通孔を加工して行く。

最後の貫通孔の加工が終了したときには、確・認孔（イ
）は孔明は完了検知装置に）の検知ロッド■に対向する
ことになり、この検知ロンド＠１が確認孔（２）に嵌入
することになって、孔明けが完了したことが検知される
。

その後チャック装置００を緩めて管（１）を遊転ローラ
（３）上に降ろし、再び第１図の紙面と垂直な方向に搬
送し、加工後の管を搬出するととも忙加工前の新たな管
を搬入して上記操作を繰り返す。

以上述べたように本発明によると、チャック装置と治具
グレートとを一体式としたため、このチャック装置で管
をチャックするだけで管と治具プレートとの芯合わせて
行なうことかできて貫通孔を正確な位置に加工すること
ができ、しかも、ストッパビンから案内孔までの距離を
精度良く決めておくことにより、ストッパビンに係止爪
を係止させるだけで孔明は加工装置に対する案内孔の周
方向の位置合わせを簡単に行なうことができるため、良
好な作業性を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は治具プレ
ートおよび位置決め装置を詳細に示す図、第８図は第２
図の一部切欠側面図、第４図は孔明は加工装置の詳細を
示す平面図、第５図はその正面図である。 （１）は管、（２）は支持ローラ、αＱはチャック装置
、０；０は７ランジ部、（至）は治具プレート、鱒は孔
明は加工装置、（ハ）ｔよ位置決め装置、（ホ）はスト
ッパビン、（７）は係止爪、に）は案内孔。 ・１°効１臥　縣本義弘 ３６一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、管を周方向に回転可能に水平方向に支持する支持ロ
   ーラと、前記管のクランプ部内面をチャックするチャッ
   ク装置と、前記クランプ部の端面に当接して前記チャッ
   ク装置と一体回転可能であるとともに、クランプ部に加
   工すべき貫通孔の位置に応じた周方向複数の案内孔が設
   けられた治具プレートと、前記管の口径に応じて高さ位
   置を調節可能な孔明は加工装置と、前記治具プレートの
   周方向に植え込まれた複数のストッパピンのひとつに所
   定位置で係止する係止爪を有して、前記案内孔を前記孔
   明は加工装置に対応して周方向に位置決めさせる位置決
   め装置とを設けたことを特徴とする管７ランジの孔明は
   装置。