JPH0442774Y2 - - Google Patents

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JPH0442774Y2
JPH0442774Y2 JP1986158328U JP15832886U JPH0442774Y2 JP H0442774 Y2 JPH0442774 Y2 JP H0442774Y2 JP 1986158328 U JP1986158328 U JP 1986158328U JP 15832886 U JP15832886 U JP 15832886U JP H0442774 Y2 JPH0442774 Y2 JP H0442774Y2
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plate
horizontal
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suction
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JP1986158328U
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サクシヨンロールのサクシヨンホー
ル内面の亀裂検出装置に関する。
〔従来の技術〕
抄紙機用サクシヨンロールの胴部(ロールシエ
ル)には多湿紙の水分を搾出するための多数のサ
クシヨンホール(孔径:約3〜4mm)が一定の配
列パターンを以て穿設されている。そのホールピ
ツチは約6〜8mmであり、ロール1本当たりの総
孔数は数十萬個に及ぶ。
そのサクシヨンホールの内面には、腐食疲労等
による亀裂が発生し易い。亀裂の発生・進展は、
ロール折損事故の原因となるので、ホール内の亀
裂の有無・進展状況を適確に把握しなければなら
ない。
サクシヨンホール内面の亀裂検出作業は、第4
図のように、亀裂検出プローブ81を支持棒82
の先端に取付けたセンサ80を使用し、支持棒8
2を介してその先端の亀裂検出プローブ81を、
サクシヨンホールHの一方の開口部から挿入し、
他端開口部まで走査することにより行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
亀裂検出センサ80を孔径の小さいサクシヨン
ホールHの1つひとつに挿入してホール内を走査
する作業は極めて煩わしい作業である。しかも、
そのホール個数はロール1本当たり数十萬個の多
数に及ぶのであるから、これを入手作業により行
うことは極めて非能率である。
本考案は、上記に鑑み、多数のサクシヨンホー
ルの1つひとつに同時に亀裂検出センサを挿入す
ることにより一度に多数のサクシヨンホールの亀
裂の有無を検出することができ、かつその検出作
業を抄紙工場内の任意の場所で行うことができる
コンパクトで構造簡素な検出装置を提供する。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案のサクシヨンホール内の亀裂検出装置
は、水平主軸11を備えたスタンド12が立設さ
れている移動台車10と、 前記水平主軸11に、その軸心を回転中心とし
て回転可能に係着されている回転ステージ20
と、 前記回転ステージ20に連結された、前記回転
ステージ20の回転軸心に直交するスライド面を
有する水平スライド板32と上下スライド板33
とを有するスライドステージ30と、 前記スライドステージ30に連結された支持盤
40と、 前記支持盤40に固定されたモータ50に連結
されて前記回転ステージ20の回転軸心に平行な
水平方向に延在する水平スクリユーシヤフト51
と、 前記水平スクリユーシヤフト51に直交する板
面を有し、かつ前記水平スクリユーシヤフト51
に螺合しているスライドブロツク61を備えたセ
ンサ固定板60と、 被検体であるサクシヨンロールのサクシヨンホ
ールの配列パターンと略一致する配列パターンを
以て、前記水平スクリユーシヤフト51と平行に
前記センサ固定板60の板面に取着されている1
組の亀裂検出センサ80群と、 前記センサ固定板60の板面に平行に向かい合
つて前記支持盤40の前部に取付けられており、
かつ前記1組の亀裂検出センサ80群の配列パタ
ーンに略一致する配列パターンを以て亀裂検出セ
ンサ案内孔71群が穿設されているセンサ案内板
70とを主構成部材として構成されている。
本考案装置について、その実施例を示す第1図
〜第3図を参照して説明する。第1図は正面図、
第2図は平面図、第3図は第1図のA−A断面図
である。
移動台車10は、その上面にスタンド12が垂
設され、スタンド12の適当な高さの位置に水平
主軸11が固設されている。13は移動用キヤス
タ、14は手押しハンドル、15はスタンド補強
部材である。
他方、支持盤40は、その後端側の垂直立壁部
41にスライドステージ30と回転ステージ20
とが設けられ、回転ステージ20を介して前記水
平主軸11に、その軸心を回転中心としての適宜
の角度(例えば、±10°)だけ正逆回転可能なよう
に支承されている。
スライドステージ30は、回転ステージ20の
端面に、その回転中心軸に直交する向きに固設さ
れた基板31と、該基板31の板面に重ねられた
水平スライド板32および上下スライド板33と
からなり、上下スライド板33の外面に前記支持
盤40の立壁部41が固設されている。水平スラ
イド板32は、基板31と向かい合う面に水平方
向の案内用突起条321が設けられ、基板31の
板面にはその案内用突起条321が嵌め合わされ
る案内溝311が形設されている。水平スライド
板32は基板31の案内溝311に沿つて基板3
1に対し水平方向に適当な距離(主軸11を中心
として左右両方向に、例えば50mm)だけスライド
する。また、上下スライド板33は、水平スライ
ド板32と向かい合う面に上下方向の案内用突起
条331が形成されており、その案内用突起条3
31は水平スライド板32に形成されている水平
案内溝322に嵌め合わされている。上下スライ
ド板33はその案内溝322に案内されて水平ス
ライド板32に対し上下方向に適当な距離(主軸
11を中心として上下両方向に、例えば50mm)だ
けスライドする。なお、図示はしないが、水平ス
ライド板32の基板31に対する水平方向のスラ
イド距離の調節を容易にするために、基板31と
水平スライド板32とのスライド面間には、その
スライド方向にラツクが設けられており、また水
平スライド板32と上下スライド板33との板面
間には、水平スライド板32に対する上下スライ
ド板33のスライド距離の調節を容易にするため
に上下方向のラツクが設けられている。
支持盤40には、水平スクリユーシヤフト51
が前記主軸11と平行に載置され、その後端はモ
ータ50に連結され、先端は支持盤40前部の立
縁部42に軸受を介して固定されている。
センサ固定板60はその下部にスライドブロツ
ク61が取付けられており、そのスライドブロツ
ク61はこれを貫通する前記水平スクリユーシヤ
フト51に螺合されている。そのスライドブロツ
ク61の底面には前記水平スクリユーシヤフト5
1に平行な案内溝611が形成されており(第3
図)、その案内溝611には、支持盤40上面の
前記水平スクリユーシヤフト51に平行に形成さ
れた突起条43に嵌め合わされている。
センサ固定板60の板面は前記水平スクリユー
シヤフト51に直交し、その板面には、1組の亀
裂検出センサ80が、その後端部を係着部として
被検体のサクシヨンロールRのサクシヨンホール
Hの配列パターンに略一致するパターンを以て前
記水平スクリユーシヤフト51に平行に取付けら
れている。
支持盤40の前端の立縁部42には、センサ案
内板70が、前記センサ固定板60の板面に対し
て平行に向かい合うように立設されている。その
センサ案内板70の板面には、センサ固定板60
に取付けられた1組の亀裂検出センサ80のそれ
ぞれを、前記水平スクリユーシヤフト51に対し
て平行な姿態を保たせながら、被検体のサクシヨ
ンロールRのサクシヨンホールHの1つひとつの
孔内に誘導するための案内孔71が、サクシヨン
ホールHの配列パターンに略一致する配列パター
ンを以て穿設されている。
上記装置において、モータ50の回転(正転ま
たは逆転)による水平スクリユーシヤフト51の
正転または逆回転により、センサ固定板60はセ
ンサ案内板70に向かつて前進し、または後退移
動する。そのセンサ固定板60の後退移動によ
り、1組の亀裂検出センサ80群は、前方に進出
し、または後方に退去する。なお、モータ50は
例えば二段変速モータであり、各亀裂検出センサ
80の先端の検出プローブ81が被検体サクシヨ
ンロールRの表面に接近する位置に到るまでは、
高速(例えば、10mm/秒)で移動し、サクシヨン
ホールHの開口面からその孔内を走査する過程で
は、低速度(例えば、2〜3mm/秒)で移動する
ように、速度調節が行われる。また、図示はしな
いが移動台車10の適所に、モータ50の駆動制
御のためのスイツチボツクスが設置されている。
上記亀裂検出装置によりサクシヨンホール内の
亀裂検出を行うには、上記亀裂検出装置を、被検
体サクシヨンロール置き場に設置されたサクシヨ
ンロールの側に移動させて、図示のようにサクシ
ヨンロールRの胴部周面に向かい合わせたうえ、
センサ固定板60の1組の亀裂検出センサ80群
の先端をサクシヨンホールHに対して位置合わせ
する。その位置合わせは、回転ステージ20のハ
ンドル21による支持盤40の回動調節と、スラ
イドステージ30の水平スライド板32および上
下スライド板33をスライドさせることによる支
持盤40の水平方向および上下方向のスライド調
節により容易に行うことができる。この位置合わ
せ操作により、1組の亀裂検出センサ80の1つ
ひとつはサクシヨンホールHの1つひとつに対し
て向かい合う。ついで、モータ50を駆動してセ
ンサ固定板60を前進させると、1組の亀裂検出
センサ80は、それぞれ、その向かい合うサクシ
ヨンホールH内に挿入される。各亀裂検出センサ
80の先端の検出プローブ81をサクシヨンホー
ルHの裏面側まで到達させてサクシヨンホールH
内の亀裂の有無を検出したのち、センサ固定板6
0を後退させることにより亀裂検出センサ80群
をサクシヨンホールHから引き抜く。この1回の
亀裂検出操作により、1組の亀裂検出センサ80
の本数(図では、6×9=54本)と同数のサクシ
ヨンホールの亀裂検出が行われる。ついで、亀裂
検出装置をサクシヨンロールの軸方向に移動させ
て、その隣の領域のサクシヨンホールH群の亀裂
検出を行う。また、サクシヨンロールRを図示の
ようにローラ100上に担持させておき、1組の
亀裂検出センサ80群に向かい合う領域のサクシ
ヨンホールH群の亀裂検出を終える都度、サクシ
ヨンロールRをローラ100上で回転させて次の
領域のサクシヨンホールH群を亀裂検出センサ8
0群に向かい合わせて上記亀裂検出操作を繰り返
すことにより、サクシヨンロールRの全周面のサ
クシヨンホールHに対する亀裂検出操作を達成す
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、複数の亀裂検出センサを、そ
れと同数のサクシヨンホールの1つひとつに一度
に挿入し、能率良くサクシヨンロールの亀裂検出
を行うことができる。しかも、本考案装置は、極
めてコンパクトで簡素な構造であるから、抄紙工
場内の任意の場所で亀裂検出作業を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す正面図、第
2図は平面図、第3図は第1図のA−A断面図、
第4図は従来の検出作業説明図である。 10……移動台車、11……主軸、12……ス
タンド、20……回転ステージ、30……スライ
ドステージ、31……基板、32……水平スライ
ド板、33……上下スライド板、40……支持
盤、50……モータ、51……水平スクリユーシ
ヤフト、60……センサ固定板、70……センサ
案内板、71……センサ案内孔、80……亀裂検
出センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平主軸11を備えたスタンド12が立設され
    ている移動台車10と、 前記水平主軸11に、その軸心を中心に回転可
    能に係着されている回転ステージ20と、 前記回転ステージ20に取付けられ、前記回転
    ステージ20の回転軸心に直交するスライド面を
    有する水平スライド板32と上下スライド板33
    とを有するスライドステージ30と、 前記スライドステージ30に連結された支持盤
    40と、 前記支持盤40に固定されたモータ50に連結
    されて前記回転ステージ20の回転軸心に平行に
    水平方向に延在する水平スクリユーシヤフト51
    と、 前記水平スクリユーシヤフト51に直交する板
    面を有し、かつ前記水平スクリユーシヤフト51
    に螺合するスライドブロツク61を備えたセンサ
    固定板60と、 被検体であるサクシヨンロールのサクシヨンホ
    ールの配列パターンと略一致する配列パターンを
    以て、前記水平スクリユーシヤフト51と平行に
    前記センサ固定板60の板面に取着されている1
    組の亀裂検出センサ80群と、 前記センサ固定板60の板面に平行に向かい合
    つて前記支持盤40の前部に取付けられ、かつ前
    記1組の亀裂検出センサ80群の配列パターンに
    略一致する配列パターンを以てセンサ案内孔71
    群が穿設されているセンサ案内板70とを主構成
    部材としてなるサクシヨンロールのサクシヨンホ
    ール亀裂検出装置。
JP1986158328U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH0442774Y2 (ja)

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JP1986158328U JPH0442774Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6363762U JPS6363762U (ja) 1988-04-27
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JPS60158328U (ja) * 1984-03-30 1985-10-22 アルプス電気株式会社 アンテナ同調回路

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JPS6363762U (ja) 1988-04-27

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