JPH04318361A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04318361A
JPH04318361A JP3085057A JP8505791A JPH04318361A JP H04318361 A JPH04318361 A JP H04318361A JP 3085057 A JP3085057 A JP 3085057A JP 8505791 A JP8505791 A JP 8505791A JP H04318361 A JPH04318361 A JP H04318361A
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Japan
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boat
loading boat
stopper
tape
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JP3085057A
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Akio Konishi
章雄 小西
Yoshiyuki Saito
斉藤 良之
Hideaki Yoshio
英明 吉尾
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドを内蔵する円
筒状の回転ヘッドシリンダーに磁気テープを所定の角度
巻回せしめ、上記回転ヘッドにより信号を記録再生する
回転ヘッド型磁気記録再生装置(以下VTRと呼ぶ)に
関するもので、供給リールおよび巻取リールを内蔵した
テープカセットより、磁気テープを自動的に引出し、上
記回転ヘッドシリンダーに所定の角度巻回せしめるもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRは小型,軽量,薄型化が図
られており、特にVTRのローディング機構に係る構成
は、非常に複雑なものであり、部品点数も多く、VTR
全体の大きさに大きく影響するため、ローディング機構
に関する開発は非常に重要なものとなっている。
【0003】以下、従来のVTRの構成、特にローディ
ング完了時の磁気テープ引出し部の位置決め構成につい
て図面を参照しながら説明する(特公昭57−2333
4号公報参照)。
【0004】図19はローディング完了時のVTRの構
成を示す平面図である。図において、101は供給リー
ルおよび巻取リールを内蔵したカセットで、この供給リ
ールと巻取リールの間には、磁気テープが、ガイドポス
ト105a,105bおよび106を介して架張されて
いる。
【0005】上記カセット101は、基板110上の所
定位置に載置され、カセット101内の供給リールは供
給リール台111にはまり合い、巻取リールは、巻取リ
ール台112にはまり合っている。162は消去ヘッド
、163は制御ヘッド、164はキャプスタン用等のモ
ータ、165はキャプスタン、166はアイドラである
。IおよびIIは、カセット101内の磁気テープを引
出し、傾斜して設けられている回転ヘッドシリンダー1
13の周囲に巻回させるための一対の磁気テープ引出し
部である。
【0006】136,137はローディングリングであ
り、同心円的に基板10の下面部に重ね合わされて回動
自在に配設されている。
【0007】ここで、引出し部Iの構成を説明すると、
114は引出し部ベースであり、基板110上の案内溝
119に摺動可能に構成されている。
【0008】また、120は引出し部材ベース114に
設けられた垂直引出しピンで、カセット101内より磁
気テープを引出すためのものであり、引出し完了後にお
いては、走行系路を形成する一つのガイドピンとして構
成されている。
【0009】以上が引出し部Iの構成であるが、引出し
部IIは引出し部Iと対称形であるので、説明は省略す
る。
【0010】125,125′は、前記引出し部Iおよ
びIIの引出し完了位置を規制するストッパーで、図2
0,図21に示すように、このストッパー125は、第
1のストッパー部を構成するV溝126を有した突出片
127と、第2のストッパー部を構成するU溝128を
有した突出片161が上下相対向して設けられており、
V溝126の中心線a−a′と、U溝の中心線b−b′
とを結ぶ軸線c−c′は、基板110の上面に垂直とな
るように形成されている。また、U溝128の巾Sは、
前記垂直引出しピン120の直径と略同じで鎖線で示す
ように嵌合可能になっている。ストッパー125の傾斜
カム面132は、図22に示すように前記引出し部Iが
磁気テープ4を引出しながら矢印x方向に摺動してきた
時、引出し部材ベース114に設けられた突出片118
が、ストッパー125の第3のストッパー部を構成する
凹部133に容易に入るように案内するためのものであ
る。ストッパー125′は125と全く対称形であり、
説明は省略する。
【0011】次に上記磁気テープ引出し部Iがストッパ
ー125と正確に当接する状態を図23を用いて説明す
る。ローディングリング136の回転とともに移動して
きた磁気テープ引出し部Iは、ボス部116が摺動案内
溝19にちょうどはまり合っているので、この摺動案内
溝119に沿ってストッパー125に近付く。そして、
まず第1のストッパー部を形成する突出片127のV溝
126に垂直引出しピン120が当接する。このとき、
ボス部116が摺動案内溝119にはまり合っているた
め、垂直引出しピン120は左右に振れることなく正確
にV溝126の中心に当接してまず位置決めされる。次
に、さらに垂直引出しピン120を押し込もうとする力
があるが、垂直引出しピン120の上方は上記V溝12
6で規制されているため、下方のみが押された先端の突
出片118を上方へ押し上げようとする。しかし、この
突出片118はストッパー125の第3のストッパー部
を構成する凹部133の上面と当接し、水平に保たれる
。上記垂直引出しピン120の下方は第2のストッパー
部を構成する突出片161のU溝128にちょうどはま
り込んで垂直引出しピン120の下方が左右に振れるの
を規制する。
【0012】以上のように上記垂直引出しピン120は
それぞれ第1,第2および第3のストッパー部を構成す
るV溝126とU溝128と凹部133の上面とで左右
,前後,上下等全ての方向の位置が規制され、基板11
0に対し正しく垂直にすることができる。したがって再
生あるいは記録状態において磁気テープ104はこの垂
直引出しピン120にかかるとともに正しく回転ヘッド
シリンダー113に接することができるものである。 なお、上記垂直引出しピン120′の動作も上記垂直引
出しピン120と同様であり、説明を省略する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、引出し部のI,IIの位置決めに係る構
成が非常に複雑であるとともに、部品点数が非常に多く
、しかも常に安定したテープ走行系を得るために各構成
部品の加工精度は非常に高いものが要求されていたため
、ローディング機構の小型,軽量,薄型,低コスト化は
望めないものであった。
【0014】すなわち、引出し部I,IIを前後,左右
,上下等全ての方向に対して位置規制させるためには、
第1,第2および第3のストッパー部を構成するV溝1
26とU溝128と凹部133の上面のそれぞれが必要
であり、しかもかなりの加工精度が必要であった。
【0015】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、非常に簡単な構成により引出し部の位置決め機構
を実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気記録再生装置はローディングボートの
位置決めをローディングボートのV溝とストッパーを当
接させる構成により実現している。
【0017】また、駆動シャフトからの駆動力の伝達位
置を、磁気テープの引出し完了時に穴部から突出部へと
移行させる構成により実現させている。
【0018】
【作用】上記構成により、ローディングボートの位置決
めはV溝とストッパーが当接すると、V溝によりローデ
ィングボートの左右方向の位置規制が行なわれ、同時に
当接による力点の方向がシャーシ側であるため、前後,
上下の位置規制も同時に行なわれる。
【0019】また、駆動シャフトからの駆動力の伝達位
置を磁気テープの引出し完了時に穴部から突出部へ移行
させることができるため、V溝とストッパーの当接位置
を軸にしてローディングボートを押さえ付けようとする
力が働くため、ローディングボートの後端部が基準面か
ら浮くことを防止できる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1および図2は本発明の一実施例の磁気
記録再生装置におけるローディングポスト駆動装置のテ
ープローディング前およびテープローディング後の平面
図、図3および図4は同ローディングポスト駆動装置に
よるテープパスを説明する概略平面図およびテープパス
の要部を示す斜視図、図5および図6は同ローディング
ポスト駆動装置の要部を示す斜視図である。
【0022】まず、図1〜図4を用いて、ローディング
ポストの動作の概略を説明する。図3,図4において、
1はシャーシ、2はシャーシ1に装着されたテープカセ
ットであり、テープカセット2内には供給側リール3と
巻取側リール4が配設されている。テープカセット2が
シャーシ1に装着されたときに、テープカセット2の前
面部に形成された切欠部5,6,7のそれぞれに、供給
側ローディングローラポスト8とテンションポスト9と
傾斜ポスト16、および第1と第2の巻取側ローディン
グローラポスト10,11およびピンチローラ12と補
助ガイドポスト23が磁気テープ13の内側にそれぞれ
挿入される。
【0023】14,15は供給側ローディングローラポ
スト8および第1と第2の巻取側ローディングローラポ
スト10,11が搭載された供給側ボートおよび巻取側
ボートで、供給側ボート14には供給側ローディングロ
ーラポスト8の他に傾斜ポスト16が設けられており、
供給側ローディングポスト8とともに切欠部5に挿入さ
れる。
【0024】17,18は図1,図2に示されるように
ローディング動作の際に供給側ボート14および巻取側
ボート15をそれぞれ案内する円弧状の供給側ローディ
ングガイドおよび巻取側ローディングガイドで、回転ヘ
ッドシリンダー19の周囲に沿って配設されており、図
5に示されるように、供給側ローディンガイド17はロ
ーディング完了位置ほど高くなるように構成され、巻取
側ローディングガイド18はローディング完了位置ほど
低くなるように構成されている。
【0025】また、回転ヘッドシリンダー19はシャー
シ1に対してほぼ垂直に設置され、供給側ローディング
ローラポスト8は、供給側ボート14が供給側ローディ
ングガイド17に沿って移動したときに、供給側リール
3から引出し磁気テープ13を回転ヘッドシリンダー1
9に、図4に示すように左側へ斜め上方に向って巻き付
け、巻取側ローディングローラポスト10は、巻取側ボ
ート15が巻取側ローディングガイド18に沿って移動
したときに、巻取側リール4から引出した磁気テープ1
3を回転ヘッドシリンダー19に右側へ斜め下方に向っ
て巻き付ける。
【0026】このとき、供給側ローディングローラポス
ト8は供給側ローディングガイド17の漸次高くなるス
ロープのためにローディング完了位置ではやや後方に傾
く姿勢となり、第1と第2の巻取側ローディングローラ
ポスト10,11は巻取側ローディングガイド18の漸
次低くなるスロープのためやや前方に傾く姿勢となる。
【0027】したがって、図4に示すように、供給側ロ
ーディングローラポスト8によって回転ヘッドシリンダ
ー19に供給された磁気テープ13は回転ヘッドシリン
ダー19の上部から斜め下方に向って導かれ、回転ヘッ
ドシリンダー19の出口側では下部から第1の巻取側ロ
ーディングローラポスト10によって斜め上方に向く緩
やかなテープパスに反転して引き出され、第2の巻取側
ローディングローラポスト11によって僅かに前に傾斜
する姿勢を維持されつつ、緩やかな斜向パスによって斜
め上方に導かれる。
【0028】20はテープカセット2の装着位置の外側
でシャーシ1に設けられたキャプスタンであり、上下端
を軸受21で支承され、かつローディング完了位置にお
ける巻取側ローディングポスト10,11の傾きとほぼ
同等の傾きになるようにシャーシ1に傾斜して取付けら
れている。
【0029】そして、この傾斜したキャプスタン20は
巻取側ローディングローラポスト11から斜向パスで斜
め上方に導かれてきた前傾姿勢の磁気テープ13に全面
的に接触し、ローディング動作完了時にテープカセット
2の切欠部7の位置から移動してくる、ピンチローラ1
2とで磁気テープ13を挟持して駆動する。このとき、
ピンチローラ12はキャプスタン20に全面で圧接する
ようにキャプスタン20と同等の傾斜になるように構成
されている。
【0030】22はローディング完了位置の第2の巻取
側ローディングローラポスト11とキャプスタン20の
間でキャプスタン20近傍位置に設けられたオーディオ
・コントロールヘッドであり、第2の巻取側ローディン
グローラポスト11からキャプスタン20に斜向パスで
斜め上方に向って導かれる前傾姿勢の磁気テープ13に
対する接触を良くするために、キャプスタン20と同等
の傾斜になるようにシャーシ1に設けられている。
【0031】23はピンチローラ12と連動して移動す
る補助ガイドポストであり、ローディング開始前にはテ
ープカセット2の切欠部7に挿入され、ローディング完
了時にはピンチローラ12とともに移動して、キャプス
タン20とピンチローラ12により走行される磁気テー
プ13を固定傾斜ポスト24の方に案内する。第2の巻
取側ローディングローラポスト11からキャプスタン2
0,補助ガイドポスト23を通して同じ前傾姿勢で送ら
れてきた磁気テープ13は、テープカセット2の手前で
シャーシ1に傾斜して固定された固定傾斜ポスト24に
より斜向パスから水平走行パスに転換するときのテープ
ねじれが修正され、テープカセット2の巻取側リール4
に巻き取られる。25はキャプスタン20を駆動するキ
ャプスタンモータで、シャーシ1に傾斜して取り付けら
れており、この構成によりキャプスタン20をテープカ
セット2の装着位置の底部に設ける必要がなくなり、シ
ャーシ1の厚みを抑えることができ、薄型化を容易に図
ることができる。
【0032】次に本発明の一実施例の磁気記録再生装置
におけるローディングポスト駆動装置について説明する
【0033】図1において、ローディングモータ30の
駆動力は2重歯車の31a,31b、2重歯車の32a
,32b、2重歯車の33a,33bを介してカム歯車
34に伝達される。カム歯車34は、図7(a),(b
),(c)に示されるように、上半分には一部に欠歯部
35aが設けられるとともに、歯車33bと噛合するこ
とによりローディングモータ30の駆動力が伝達される
第1の間欠歯車部35が形成され、また下半分には一部
に欠歯部36cが設けられるとともに巻取側リング歯車
39を介してローディングローラポスト10,11への
駆動力の伝達に使用される第2の間欠歯車部36が形成
されている。
【0034】なお、第1の間欠歯車部35には欠歯部3
5aを有しているが、これはローディングにともなって
テンションポスト9を移動させるためのテンションレギ
ュレータアーム90の一部を第1の間欠歯車部35に設
けられたカム壁37c当接させるために設けられたもの
であり、別の手段によりテンションレギュレータアーム
90を制御できれば、第1の間欠歯車部35を全周歯車
としても何ら差しつかえない。
【0035】次に、上面部にはピンチローラ12のキャ
プスタン20への圧接離間を制御するのに使用されるカ
ム部37が形成されており、これらが一体でカム歯車3
4を形成しているので、その厚みを薄くすることができ
る。
【0036】まず、カム歯車34の第2の間欠歯車部3
6によりローディングローラポスト8,10,11が駆
動される機構について、図9の歯車群の平面図を参照し
て説明する。38は供給側ローディングローラポスト8
を駆動するための供給側リング歯車、39は巻取側ロー
ディングポスト10,11を駆動するための巻取側リン
グ歯車であり、回転ヘッドシリンダー19の下方でその
中心位置が互い偏心した位置に設けられている。巻取側
リング歯車39の外周の所定範囲に形成された歯部40
は、カム歯車34の第2の間欠歯車部36に噛合するよ
うに構成されており、また歯車40の中間部およびロー
ディング時回転方向の矢印(イ)方向に見て後端部には
、ローディング動作の始動を確実にするために第2の間
欠歯車36の歯端部36a,36bと係合離脱する位置
に第1および第2の欠歯部40a,40bがそれぞれ設
けられている。
【0037】また、供給側リング歯車38の外周の所定
範囲に形成された歯部41は、これに噛合する中間歯車
42、この中間歯車42に噛合する2重歯車よりなる振
子歯車43の一方の歯車43a、さらに振子歯車43の
他方の歯車43bを介して供給側リング歯車40に連動
連結されている。これら中間歯車42,振子歯車43は
シャーシ1に設けられた軸44に揺動自在に取付けられ
た揺動板45に枢着され、揺動板45は他端に形成され
た長孔46がシャーシ1に植立された軸47に勘合する
ことによりその揺動範囲が規制されている。
【0038】また、図11にもその断面図を示すように
、振子歯車43bは、これと一体になったプレート43
cを有している。49はチャージアームで、揺動板45
に植立された軸48に回動自在に支持されており、その
外周部には、ねじりコイルばね50が配設されている。 ねじりコイルばね50の一端はチャージアーム49に係
止され、他端は、揺動板45の折曲げ部45aに係止さ
れている。この結果、チャージアーム49は、図9の矢
印A方向に、回動付勢されている。
【0039】51はリンクで、一端はピン51bにより
、プレート43cに対して回動自在に連結されている。 また他端は、ピン51bにより、チャージアーム49に
対して回動自在に連結されている。
【0040】このような構成により、図9においては、
振子歯車43は、リンク51を介して、矢印B方向に回
動付勢されることになる。なお、振子歯車43の一回転
に対してチャージアーム49は、軸48を中心に往復揺
動運動をすることは言うまでもない。
【0041】供給側リング歯車38は歯車41のローデ
ィング時回転方向の矢印(ロ)方向に見て前端部に固定
アーム52が延長され、その先端部に供給側駆動シャフ
ト53が立設されており、巻取側リング歯車39は歯部
40のローディング時回転方向の矢印(イ)方向に見て
前端部に固定アーム54が延長され、その端部に巻取側
駆動シャフト55が立設されている。この供給側駆動シ
ャフト53には、図5からわかるように、供給側ボート
14が昇降自在に取付けられており、供給側ボート14
の後端部には供給側ローディングガイド17の外周に設
けられた段部17aと係合する挟持部57が設けられて
おり、さらに挟持部57には段部17aと嵌合する爪5
7aが設けられている。これにより供給側ボート14は
供給側ローディングガイド17に沿って案内される。
【0042】同様に、巻取側駆動シャフト55には、図
5,図6に示されるように、巻取側ボート15が昇降自
在に取付けられており、巻取側ボート15の後端部には
巻取側ローディングガイド18の外周に設けられた段部
18aと係合する挟持部59が設けられており、さらに
挟持部59には段部18aと嵌合する爪部59aが設け
られている。これにより巻取側ボート15は巻取側ロー
ディングガイド18に沿って案内される。
【0043】ここで、供給側駆動シャフト53と巻取側
駆動シャフト55は、供給側リング歯車38と巻取側リ
ング歯車39がそれぞれローディング時に(ロ)方向と
(イ)方向に回転したときに、円弧状の供給側ローディ
ングガイド17と巻取側ローディングガイド18の外周
に沿って移動するように設計されており、これにより、
供給側ボート14および巻取側ボート15は、ローディ
ング中、それぞれ供給側ローディングガイド17および
巻取側ローディングガイド18の外周から離脱すること
なく、安定して案内され、しかも、供給側ボート14は
ローディング完了位置ほど高くなるように漸次上昇せし
められ、巻取側ボート15はローディング完了位置ほど
低くなるように漸次下降せしめられながら移動する。
【0044】ここで、供給側ボート14および巻取側ボ
ート15のローディング完了位置における位置決め機構
について図面を参照しながら説明する。図15は供給側
ボート14の位置決め機構を説明するための図であり、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(
d)は要部断面図である。なお、説明を簡単にするため
に、各部品の構成を簡素化している。
【0045】図において、86はシャーシ1に植設され
たストッパーであり、ピン86aの上部には円錐状の押
圧部86bが設けられている。また、14aは、供給側
ボートの前端部に設けられたV溝であり、傾斜部を有し
ている。さらに、供給側ボート14の前端部および後端
部には基準面が設けられており、ローディング完了位置
近傍に設けられたシャーシ1の基準面と当接することに
より、高精度の位置決めが可能となる。
【0046】図5および図15に示すように、供給側リ
ング歯車38の回動に伴って、供給側ローディングガイ
ド17に沿って案内された供給側ボート14は、ローデ
ィング完了位置でストッパー86とV溝14aとが当接
し、供給側ボート14の位置決めが行なわれる。
【0047】すなわち、ローディング完了位置では、後
述する揺動板45の働きにより、常に供給側駆動シャフ
ト53を介して駆動力がP方向に加わっており、そのた
めストッパー86とV溝14aとが当接すると、V溝1
4aにより、供給側ボート14の左右方向の位置規制が
行なわれる。また同時に供給側ボート14に対してF方
向の力が加わるため、供給側ボート14の前後,上下の
位置規制も同時に行なわれる。
【0048】なお、本実施例では、ストッパー86とV
溝14aとの当接は線接触であったが、これに限定され
るものではなく、面接触でも、点接触でも同等の効果が
得られる。また、ストッパー86の押圧部86aおよび
V溝の構成もこれに限定されるものではない。
【0049】たとえば、図16(a)に示すように、押
圧部86bを円錐状に形成し、V溝14aに傾斜部を設
けないようにすることにより、点接触させてもよい。ま
た図16(b)に示すように、押圧部86bを円筒状に
形成し、V溝14aに傾斜部を設けることにより点接触
させてもよい。また、図16(c)に示すように、押圧
部86bを球にし、V溝14aに傾斜部を設けないよう
にすることにより、点接触させてもよい。さらに図16
(d)に示すように押圧部86bを本実施例のように円
錐状に形成するのではなく当接する付近を部分的に円錐
状に形成してもよい。
【0050】また、本実施例では供給側の位置決め機構
について説明したが、巻取側の位置決め機構についても
同様であるので説明を省略する。
【0051】次に、本実施例の位置決め機構をより高精
度で確実なものにするための構成について図面を参照し
ながら説明する。図17は本実施例の巻取側ボート15
において位置決め時に発生することが予想される現象を
説明するための一部断面側面図である。なお、1aはシ
ャーシ1側の基準面であり、15bは巻取側ボート15
の基準面である。また15cは巻取側駆動シャフト55
を挿入するための略円筒状に形成された挿入孔である。
【0052】図において、巻取側駆動シャフト55の移
動に伴って、巻取側ボート15はローディング完了位置
に移動し(図17(a)→(b))、ローディング完了
位置では後述する揺動板45の働きにより常に巻取側駆
動シャフト55を介して駆動力がP方向に加わっている
。これにより、ストッパー87とV溝15aが当接し、
巻取側ボート15の位置決めが行われる。
【0053】ここで、巻取側ボート15は巻取側駆動シ
ャフト55に対して図から明らかなように相対的に傾い
ており、そのため、巻取側駆動シャフト55は挿入孔1
5cの底部(ストッパー87とV溝15aの当接点より
も上方部)にP方向の駆動力を加えることになり、スト
ッパー87とV溝15aの当接点を軸として巻取側ボー
ト15全体をQ方向に回転させようとする力が働き、こ
れにより巻取側ボート15の後端部が基準面から浮いて
しまうという問題が発生する可能性があった。
【0054】これを防止する手段としては、F方向に付
勢力が加わるように板バネ等をシャーシ1に配設する構
成も考えられるが、そのためのスペースや、組立工数等
が増えるなど、装置の簡素化を図る上で妨げとなり、必
ずしも最適なものではなかった。
【0055】そこで、本実施例では図18に示すように
、巻取側ボート15の挿入孔15cの前方下端部に突出
部15dを設けるとともに、固定アーム54と当接する
ところに巻取側ボート傾斜部15fを設け、また巻取側
駆動シャフト55が植設された固定アーム54の一端部
に傾斜部54aを設けている。なお、本実施例において
は挿入孔15cは略円筒状のものであるが、穴の形状,
深さはこれに限定されるものではなく、たとえばボート
厚の穴でも何ら差し支えない。
【0056】これにより、巻取側駆動シャフト55が巻
取側リング歯車39の回動に伴って駆動すると、ローデ
ィング完了位置までは上述のように巻取側駆動シャフト
55は挿入孔15cの底端部にP方向の駆動力が加わっ
て巻取側ボート15を巻取側ローディングガイド18に
沿って案内されるが、ローディング完了位置が近づくに
つれ、巻取側ボート15は巻取側駆動シャフト55の下
方へ降下していくため、巻取側ボート15の突出部15
dと固定アーム54の傾斜部54aが当接することにな
る。
【0057】このとき、傾斜部54aは巻取側ボート傾
斜部15fの傾斜に沿って乗り上げていくことになり、
巻取側ボート15の位置決め時には巻取側駆動シャフト
55のP′方向の駆動力は突出部15dの下方部(スト
ッパー87とV溝15aの当接点よりも下方部)に加わ
ることになり、ストッパー87とV溝15aの当接点を
軸として、巻取側ボート15全体をR方向に回転させよ
うとする力が働き、これにより巻取側ボート15の後部
の基準面15bとシャーシ1の基準面が確実に当接し、
高精度の位置決めが可能となる。
【0058】このように本実施例では巻取側駆動シャフ
ト55のP方向の駆動力を位置決め時に挿入孔15cの
底部から突出部15dの下方部に移行することができ、
これにより巻取側ボート15全体をシャーシ1側に押圧
する力が発生し、確実な位置決めが可能となる。
【0059】次にカム歯車34のカム部37によりピン
チローラ12がキャプスタン20に圧接する機構につい
て説明する。図12,図13において、カム歯車34の
カム部37は円周方向のカム溝37aとローディング完
了後にピンチローラ12をキャプスタン20の側に押圧
動作させるための中心に向って折曲された折曲カム溝3
7bとで構成されている。60はカム歯車34のカム部
37に連動して動作するピンチロッドであり、一端に長
さ方向に形成された長孔61とカム部37に形成された
カム溝37a,37bに係合するカムフォロア62を有
し、長孔61はカム歯車34の軸63に嵌合している。 ピンチロッド60の他端はシャーシ1に植立された軸6
4に枢支された第1のピンチチャージアーム65の一端
にピン66を介して連結され、第1のピンチチャージア
ーム65の他端にはピン67を介して中間が枢支された
第2のピンチチャージアーム68が設けられ、第1のピ
ンチチャージアーム65の一端と第2のピンチチャージ
アーム68の一端の間にばね69が介装されている。第
2のピンチチャージアーム68の他端に設けられたピン
70はピン71を介してシャーシ1に回動自在に設けら
れたピンチアーム72の一端の長孔73に嵌合し、ピン
チローラ12はピンチアーム72の他端にキャプスタン
20と同じ傾斜をもって設けられている。
【0060】図14に示すように、アーム74はシャー
シ1に植立された軸75に一端が枢支され、他端にキャ
プスタン20と同じ傾斜をもって設けられた補助ガイド
ポスト23が植設されている。
【0061】また、アーム74は、リンク76を介して
ピンチアーム72に連結されている。
【0062】次に上記機構によるさらに詳しいローディ
ング動作を説明する。図9および図10はローディング
動作過程における歯車群の状態を示す説面図である。図
1および図9はローディング動作開始前の状態を示す。 このとき、供給側ボート14と巻取側ボート15は供給
側ローディングガイド17と巻取側ローディングガイド
18の始端部のアンロードポジションに位置し、図3に
示すように、テンションポスト9,供給側ローディング
ローラポスト8,傾斜ポスト16はテープカセット2の
切欠部5内に挿入され、第1および第2の巻取側ローデ
ィングローラポスト10,11は切欠部6内に挿入され
、さらに、ピンチロッド60はカムフォロア62により
矢印(ハ)方向に押し出されていることにより、第1お
よび第2のピンチチャージアーム65,68、ピンチア
ーム72を介してピンチロール12はキャプスタン20
に対して最も後退し、かつこれに連動して動作するアー
ム74により傾斜ガイドポスト23もピンチローラ12
と同様後退し、図3に示すように、これらピンチローラ
12と傾斜ローラポスト23はともにテープカセット2
の切欠部7内に挿入される。
【0063】ローディング動作開始とともに、図9にお
いて、カム歯車34は時計方向に回転し、第2の間欠歯
車部36はその歯端部36aが巻取側リング歯車39の
第1の欠歯部40aに入り込むことで確実に歯部40と
噛合し、その後の第2の間欠歯車部36の回転により巻
取側リング歯車39は矢印(イ)方向に回転し、これに
連動する振子歯車43,中間歯車42を介して供給側リ
ング歯車38は矢印(ロ)方向に回転する。したがって
、供給側リング歯車38の固定アーム52に設けられた
駆動シャフト53により供給側ボート14はローディン
グ方向に駆動されるが、このとき、駆動シャフト53は
供給側リング歯車38により円弧連動をし、供給側ボー
ト14の挟持部57は供給側ローディングガイド17の
始端部の直線部分に沿って直線運動をすることから、供
給側ボート14は移動とともに漸次ガイド側に近づき、
挟持部57が供給側ローディングガイド17の円弧部分
に移行した時点で、図8に示すように、供給側ボート1
4の前端部56は供給側ローディングガイド17の外周
に沿って移動し、以後の供給側ボート14の移動は駆動
シャフト53と挟持部57の支持で安定的に行われ、供
給側ローディングローラポスト8による磁気テープ13
の引出しと回転ヘッドシリンダー19への巻付けは安定
して確実に行われる。なお、巻取側ボート15の場合も
供給側ボート14と同様であるので説明は省略する。
【0064】次に、供給側および巻取側ボート14,1
5が図5のストッパー86,87に当接するローディン
グ動作完了直前で、図10に示すように、カム歯車34
の第2の間欠歯車部36はその歯端部36bが巻取側リ
ング歯車39の第2の欠歯部40bから離脱することに
より歯部40と噛合しない状態になる。
【0065】このとき、矢印A方向に回動付勢されたチ
ャージアーム49は、リンク51を介して、振子歯車4
3を矢印C方向に回転させようとする。この力により、
巻取側リング歯車41は矢印(イ)方向に回転を強制さ
れ、その結果、巻取側駆動シャフト55を介して、巻取
側ボート15はストッパー87に押圧位置決めされる。 また、振子歯車43の矢印C方向の回転付勢力は中間歯
車42を矢印D方向に回転させようとするので、この力
により、供給側リング歯車38は、矢印(ロ)方向に回
転を強制され、その結果供給側駆動シャフト53を介し
て、供給側ボート14はストッパー86に押圧位置決め
される。
【0066】以上のようにして、ローディング動作は完
了するが、供給側ボート14のストッパー86への押圧
のタイミングと巻取側ボート15のストッパー87への
押圧のタイミングが若干ずれたとしても、揺動板45が
、軸44を中心にいずれかの方向にわずかに振れること
により、調整が図られ、供給側ボート14,巻取側ボー
ト15の双方ともそれぞれストッパー86,87へ確実
に押圧される。
【0067】ローディング動作完了後、さらにカム歯車
34が時計方向に回転すると、図2および図12,図1
3に示すように、ピンチロッド60に設けられたカムフ
ォロア62がカム部37の折曲カム溝37bに入り込み
、ピンチロッド60を矢印(ニ)方向に引き込み、第1
のピンチチャージアーム65を軸64を中心に時計方向
に回動させて第2のピンチチャージアーム68を矢印(
ト)方向に押し出し、ばね69の力をかりてピン70に
よりピンチアーム72をピン71を中心に反時計方向に
回動させ、ピンチローラ12をキャプスタン20に圧接
する。
【0068】同時に、図14に示すようにリンク76を
押してアーム74を軸75を中心に時計方向に回動させ
、アーム74の一端に設けられた補助ガイドポスト23
をキャプスタン20と傾斜ポスト24の間に引き込む。 これにより、巻取側ローディングローラポスト11から
キャプスタン20に至る緩やかな磁気テープ13の斜向
パスを維持する。
【0069】次にアンローディング動作では、図10に
おいて、カム歯車34は反時計方向に回転し、ピンチロ
ーラ12の圧接動作を解除し、カム歯車34の第2の間
欠歯車部36はその歯端部36bが巻取側リング歯車3
9の第2の欠歯部40bに入り込むことで確実に歯部4
0と噛合し、巻取側リング歯車39をアンローディング
時回転方向の矢印(ホ)方向に回転させ、さらに振子歯
車43,中間歯車42を介して供給側リング歯車38を
アンローディング時回転方向の矢印(ヘ)方向に回転さ
せる。そして、供給側ローディングローラポスト8と巻
取側ローディングローラポスト10,11がそれぞれテ
ープカセット2の切欠部5,6に収容される図9の時点
で、カム歯車34の第2の間欠歯車部36はその歯端部
36aが供給側リング歯車39の第1の欠歯部40aに
位置して、歯部40からの離脱が可能となる。
【0070】この時、チャージアーム49は、ねじりコ
イルばね50により、矢印A方向に回動付勢されており
、この力は、リンク51を介して振子歯車43を、矢印
B方向に回転させようとする。
【0071】したがって、巻取側リング歯車39は、矢
印(ホ)方向に回転を強制され、シャーシ1に固定され
たストッパー91に押圧位置決めされる。また、振子歯
車43の矢印B方向の回転力は、中間歯車42を矢印E
方向に回転付勢するので、この結果供給側リング歯車3
8は、矢印(ヘ)方向に回転を強制されシャーシ1に固
定されたストッパー92に押圧位置決めされる。
【0072】カム歯車34が、図9の状態からさらに反
時計方向に約30゜回転して、カセットテープ2はエジ
ェクトされる(具体構成図示せず)が、この時にも、供
給側リング歯車38および巻取側リング歯車39の双方
とも図9の状態からは回転せずに、それぞれストッパー
91,92に押圧位置決めされた状態を維持することは
言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば非常に簡単な構成でしかも高精度のローディン
グボートの位置決めを行うことができ、安定したテープ
走行系を実現できるとともに、ローディング機構の小型
,軽量,薄型化を大幅に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
ローディング機構を示す平面図
【図2】同ローディング機構を示す平面図
【図3】同実
施例におけるテープパスを説明するための平面図
【図4】同テープパスを説明するための斜視図
【図5】
同実施例のローディング機構を示す斜視図
【図6】同ロ
ーディング機構の要部を示す斜視図
【図7】同実施例に
おけるカム歯車の構成を示す図
【図8】同実施例のロー
ディング機構の要部を示す平面図
【図9】同実施例のローディング動作を説明するための
平面図
【図10】同ローディング動作を説明するための平面図
【図11】同実施例における揺動板の構成を示す断面図
【図12】同実施例におけるピンチローラの圧着動作を
説明するための平面図
【図13】同ピンチローラの圧着動作を説明するための
平面図
【図14】同ピンチローラの圧着動作を説明するための
要部平面図
【図15】同実施例におけるローディングボートの位置
決め動作を説明するための図
【図16】他のローディングボートの位置決め機構を説
明するための要部斜視図
【図17】ローディングボートの位置決め機構を説明す
るための側面図
【図18】ローディングボートの位置決め機構を説明す
るための側面図
【図19】従来のローディング機構を示す平面図
【図2
0】同従来例の位置決め機構を説明するための図
【図2
1】同従来例の要部断面図
【図22】同従来例の要部断面図
【図23】同従来例の要部断面図
【符号の説明】
13  磁気テープ 14  供給側ボート 15  巻取側ボート 17  供給側ローディングガイド 18  巻取側ローディングガイド 19  回転ヘッドシリンダー 34  カム歯車 38  供給側リング歯車 39  巻取側リング歯車 53  供給側駆動シャフト 55  巻取側駆動シャフト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを内蔵する回転ヘッドシリンダ
    ーに磁気テープをテープカセットより引出して前記回転
    ヘッドシリンダーに所定の角度巻回させる磁気記録再生
    装置であって、前記磁気テープを前記テープカセットよ
    り引き出すローディングボートと、前記磁気テープの引
    出し完了位置まで前記ローディングボートを前記回転ヘ
    ッドシリンダーの周囲に沿って案内させるためのローデ
    ィングガイドと、前記ローディングボートを駆動するた
    めの駆動手段と、前記ローディングボートの前端部に設
    けられたV溝と、前記引出し完了位置で前記ローディン
    グボートのV溝と当接することにより前記ローディング
    ボートの位置決めを行うストッパーとを備え、前記駆動
    手段は前記ローディングボートのV溝と前記ストッパー
    との当接後も前記ローディングボートを前記磁気テープ
    の引出し方向へ駆動させる付勢力を与えることを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】ローディングボートのV溝とストッパーと
    の当接は、点接触または線接触または面接触であること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】ローディングボートのV溝とストッパーと
    の当接による力点の方向は、シャーシ側であることを特
    徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】ローディングボートの中央部近傍に設けら
    れた穴部に駆動源からの駆動力を伝達する駆動シャフト
    を挿入することにより、前記ローディングボートをロー
    ディングガイドに沿って案内する請求項1記載の磁気記
    録再生装置であって、前記ローディングボートの穴部の
    底部前方に突出部を設け、磁気テープの引出し完了時に
    、前記駆動シャフトからの駆動力の伝達位置が穴部から
    突出部へと移行することを特徴とする磁気記録再生装置
  5. 【請求項5】ローディングボートの穴部の底部前方に設
    けられた突出部の先端の前記穴部側に第1の傾斜部を設
    け、駆動シャフトを支持している支持部材の前記第1の
    傾斜部と対向する位置に第2の傾斜部を設けることを特
    徴とする請求項4記載の磁気記録再生装置。
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DE69224553T DE69224553T2 (de) 1991-04-17 1992-04-15 Magnetisches Aufzeichnungs/Wiedergabegerät
EP92303397A EP0514011B1 (en) 1991-04-17 1992-04-15 Magnetic recording/playback apparatus
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236771A (ja) * 1985-08-10 1987-02-17 Sanyo Electric Co Ltd テ−プ案内体の固定保持装置

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