JPH0431747Y2 - - Google Patents

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JPH0431747Y2
JPH0431747Y2 JP32688U JP32688U JPH0431747Y2 JP H0431747 Y2 JPH0431747 Y2 JP H0431747Y2 JP 32688 U JP32688 U JP 32688U JP 32688 U JP32688 U JP 32688U JP H0431747 Y2 JPH0431747 Y2 JP H0431747Y2
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plates
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JP32688U
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は密閉形端子ブロツクに試験機器を接続
するために創作された通信回線試験機器の接続治
具に関する。
本考案が使用される密閉形端子ブロツクとは、
通称四対端子ブロツクと称されるもので、第5図
に示す如くブロツク本体Tは側面コ字形に折曲し
た端子10が一対宛二組取付けられ、該端子10
は上下両折曲片の折曲端の中央よりスリツトSが
施され、該各端子は通信回線に接続される引出し
線L1が接続され、更に二個宛二組の端子10を
それぞれカバーするために、長方形の箱形のケー
ス11が用意され、該ケース11の長方形の底部
中心に緊締ネジ12が遊嵌され、緊締ネジ12は
ブロツク本体Tに螺合装着され、ネジ頭部にはナ
ツトNを固着し、ナツトの回転方向に応じてケー
ス11の開口側より端子10をカバーする方向に
移動してブロツク本体Tに圧接するか、又はケー
ス11に端子10を露出する方向に移送する構造
にしてあり、更にケース11の表面にして端子1
0のスリツトSに対応する位置に挿入孔Hが一対
宛穿設され、該各挿入孔Hには分岐線L2の先端
被覆層を剥離した裸線を挿入し、端子10の上下
のスリツトSに貫通する。
この場合、スリツトSの裸線に対する挾圧抵抗
により分岐線L2は引抜き方向に容易に引抜かれ
ない逆止の作用を呈する。
該、分岐線L2を引抜く場合には緊締ネジ12
のナツトNをケース11が端子10を露出する方
向に回転すると分岐線L2はケース11の挿入孔
Hに挿入されてあるので、端子10の上下のスリ
ツトSの切込口側より引抜かれ、分岐線L2はス
リツトの抵抗に無関係に簡単に引抜かれる構成と
なつている。
ロ 従来の技術 従来の端子ブロツクは端子が露出形であつたた
めに本考案の如き接続治具は不必要であつた。
ハ 考案が解決しようとする課題 しかし、従来の露出形端子ブロツクに代わり密
閉形端子ブロツクが使用されるようになつたため
に、各端子に試験用機器を接続する作業が至難と
なり、通信網の試験作業の能率が低下する課題が
生じた。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は上記の如き密閉形端子ブロツクの課題
を解決するために次の手段を採用したものであ
る。
すなわち、二枚のクリツプ板A,Bの向合せ側
に夫々設立した一対宛の支柱A1,B1の各軸孔
A2と軸ピンB2を嵌合組み合わせて軸部とし、
両クリツプ板A,B間には側面U字形の板ばねC
を介在固着して常時両クリツプ板の一端を圧接す
る形式のクリツプKの、上記一方のクリツプ板A
の一対の支柱A1の両側にして板面には夫々導電
板Dを敷設固着し、該導電板Dの一端を端子D1
に成形し、導電板の他端にはピアノ線の如き素材
よりなるコンタクトEの環部E1を固定軸Fによ
り回動自在に軸止めしてコンタクトを板外に張出
し、コンタクトEの他端は直角に折曲して接点E
2とし、他方のクリツプ板Bの端面にはコンタク
トEの張出方向と同方向に円筒状のホルダーGを
突設したものである。
ホ 実施例 絶縁性素材、例えばプラスチツクの如き可塑材
により四角形の二枚のクリツプ板A,Bが成形用
意される。
該各クリツプ板A,Bの向合う面には支柱A
1,B1が一対宛設立され、支柱A1の間隔は他
方の支柱B1の間隔より広く成形する。
該支柱A1には軸孔A2が、又他方の支柱B1
には軸ピンB2が夫々成形され、軸孔A2に軸ピ
ンB2を嵌合組合せ、両クリツプ板A,Bのシー
ソー運動用支点となる軸部とする。
更に側面U字形の板ばねCが用意され、該板ば
ねCの両端中央部分には係止孔C1が穿設され、
該板ばねCは両クリツプ板A,Bの支軸間に挿入
位置して介在し、板ばねCの両係止孔C1に対応
する両クリツプ板A,Bの板面には突起A3,B
3が成形時一体に突設され、板ばねCの係止孔C
1を該突起A3,B3に嵌合係止し、常時両クリ
ツプ板A,Bの一方を圧接する如く板ばねのばね
圧により付勢する形式のクリツプKが用意され、
上記クリツプKを構成する一方のクリツプ板Aの
内側板面にして支柱A1の両側に導電板Dが夫々
平行に敷設され中途をリベツトにより固着され
る。
該導電板Dのクリツプ開口側を端子D1に成形
し、他方にはピアノ線よりなるコンタクトEの基
部を環部E1に成形し、該環部E1をハトメ形式
の固定軸Fにより導電板上に回転自在に軸止め
し、該コンタクトEはクリツプ板Aより張出され
て中途を夫々内側に対称的に若干折曲し、これが
先端は直角に折曲して接点E2に構成する。
上記一対のコンタクトEの接点E2の間隔を端
子ブロツクTの分岐線挿入孔Hに等しく取り、そ
れ以上コンタクトEが開いたりしないようにコン
タクト板Aの板面にしてコンタクトEの移動する
範囲を規制するために一対のストツパーA4,A
5が二組成形時に一体成形される。
この内側のストツパーA5はコンタクトEを閉
じる場合、コンタクトEが若干力を入れた場合、
乗り越えられるように外側のストツパA4より丸
みを付けてある。
又、他方のクリツプ板Bの端面にしてコンタク
トEの張出方向には円筒状のホルダーGを突設す
る。
該ホルダーGの内径は、端子ブロツクTのケー
ス11の緊締ネジ12の頭部のナツトNが遊嵌さ
れる大きさに構成する。
以上のように本実施例の接続治具はなるもので
ある。
ヘ 作用 本考案の実施例は上記の如く構成されるもので
あり、これが作用は次の通りである。
先ず、治具の導電板Dの各端子D1に試験用機
器の導線を接続してからクリツプ板A,Bを指に
より板ばねのばね力に抗して開いている側を閉じ
ることによりクリツプKは軸部を支点としてコン
タクトE及びホルダーGを張出してある他方が開
くために、この状態を保つて端子ブロツクTのケ
ース11の端面に現われている緊締ネジ12のナ
ツトNに先ずホルダーGを保持し、他方コンタク
トEの接点をケース11の表面挿入孔Hに当てが
い、押圧している両クリツプ板A,Bを手放すこ
とによりコンタクトEの接点E2は挿入孔Hより
ケース内に圧入され、挿入孔直下の端子10に圧
接し、試験機器と通信回線は端子ブロツクTを介
して接続されるものである。(第6図参照) 上記使用に際し、コンタクト接点がブロツクT
の端子に接触する場合、クリツプのホルダーGは
ケースのナツトNに遊嵌され、クリツプKは全体
を自由な角度に変角可能な自由軸となつているた
めに、コンタクトEがピアノ線により構成され、
全体に弾性を有しているためにコンタクトの接点
が端子に接する場合、上記自由端とクリツプのば
ね圧及びコンタクトの弾性と相まつて電気特性を
損なうことなく確実に接触するものである。
又、全体がクリツプ形式に構成されてあるから
従来、作業上困難であつた試験機器の接続をワン
タツチで実施できるものである。
又、携帯に際してもコンタクトの基部を回動自
在に固定軸により軸止してあるから、不使用時に
はコンタクト接点を交叉するように閉じることも
可能である。(第4図参照) ト 考案の効果 本考案は上記の如く構成されるために次の優れ
た効果を呈するものである。
第一に、全体をクリツプ形式に構成してあるか
ら、ホルダーを端子ブロツクのナツトに遊嵌し、
コンタクトの接点を分岐線挿入孔よりケース内に
挿入するだけでクリツプのばね圧によりコンタク
トが端子に圧接するのでワンタツチで試験機器の
通信回線、又は分岐線に接続でき、作業能率の向
上を図ることができる。
第二に、コンタクトの先端は交叉するように閉
じることが可能であるから、携帯に際しコンタク
トが他端に引つ掛かり、破損するようなおそれを
防止できる。
第三に、ホルダーと、これに嵌合されるナツト
は自由軸になるために、クリツプ本体の圧力とコ
ンタクトが弾力を有することと相まつてコンタク
トが端子に圧接する場合、電気特性を損なうよう
なおそれを防止し、確実な接続が可能である。
第四に、全体の構造が簡単で部品点数も少ない
ので安価に、そして量産に適するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の分解斜視図、第2図は組立後の
全体の平面図、第3図は同上側面図、第4図はコ
ンタクトが閉鎖している状態の平面図、第5図は
端子ブロツクのケースを開いた状態の斜視図、第
6図はコンタクトと端子の接触を示す部分の一部
切欠拡大側面図である。 尚、図中符号、A,B……クリツプ板、A1,
B1……支軸、A2……軸孔、B2……軸ピン、
C……板ばね、C1……係止孔、A3,B3……
突起、A4,A5……ストツパー、D……導電
板、D1……端子、E……コンタクト、E1……
環部、E2……接点、F……固定軸、G……ホル
ダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二枚のクリツプ板A,Bの向合せ側に夫々設立
    した一対宛の支柱A1,B1の各軸孔A2と軸ピ
    ンB2を嵌合組み合わせて軸部とし、両クリツプ
    板A,B間には側面U字形の板ばねCを介在固着
    して常時両クリツプ板の一端を圧接する形式のク
    リツプKの、上記一方のクリツプ板Aの一対の支
    柱A1の両側にして板面には夫々導電板Dを敷設
    固着し、該導電板Dの一端を端子D1に成形し、
    導電板の他端にはピアノ線の如き素材よりなるコ
    ンタクトEの環部E1を固定軸Fにより回動自在
    に軸止めしてコンタクトを板外に張出し、コンタ
    クトEの他端は直角に折曲して接点E2とし、他
    方のクリツプ板Bの端面にはコンタクトEの張出
    方向と同方向に円筒状のホルダーGを突設してな
    ることを特徴とする通信回線用試験機器の接続治
    具。
JP32688U 1988-01-07 1988-01-07 Expired JPH0431747Y2 (ja)

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JP32688U JPH0431747Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

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JP32688U JPH0431747Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

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JPH01106081U JPH01106081U (ja) 1989-07-17
JPH0431747Y2 true JPH0431747Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=31199252

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JPH01106081U (ja) 1989-07-17

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