JPH04317081A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04317081A
JPH04317081A JP3084069A JP8406991A JPH04317081A JP H04317081 A JPH04317081 A JP H04317081A JP 3084069 A JP3084069 A JP 3084069A JP 8406991 A JP8406991 A JP 8406991A JP H04317081 A JPH04317081 A JP H04317081A
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JP
Japan
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paper
image forming
potential
toner
upper casing
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Pending
Application number
JP3084069A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kusuda
敏明 楠田
Ikuo Makie
郁雄 牧江
Yoshihisa Tanaka
義久 田中
Yukihiro Aikawa
行浩 相川
Tomoji Ishii
智士 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3084069A priority Critical patent/JPH04317081A/ja
Publication of JPH04317081A publication Critical patent/JPH04317081A/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機や静電
式プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
型化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、感光体上に形成
された原稿像に対応する静電潜像をトナー像に顕像化し
た後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー像
を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入する
と共に、上記作像部および定着部に供給した後、装置本
体から排出する用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、
および制御回路その他の電装品等の機能部品を備えてい
る。そして、これら各機能部品は、樹脂成形品からなる
箱型のケーシング内に配置された、一対の側板やこの側
板どうしを連結するステー等からなる金属製の補強フレ
ームに対して、それぞれ取付けられている。さらに上記
用紙搬送部は、上記作像部、定着部等によって画像形成
処理された用紙を装置本体の排紙口から排出する排紙部
を備えている。この排紙部は、通常上下に対向する排出
ローラ対で構成されており、定着部が直接排紙口から露
出しないようにするためのものである。
【0004】そして排紙部と定着部との間には、用紙が
排出されるのを検出する排紙センサが配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるためには
、できるだけ部品点数を減らして小型化を図り、製造コ
ストおよび販売価格を安くすることが望ましい。ところ
が上記従来の画像形成装置においては、定着部から排出
される用紙の枚数や排出されるタイミング、およびジャ
ム状態の検出等を図るために、上記排紙センサが必須の
部品として設けられていた。しかし、このセンサは、配
置空間が嵩み、部品自身も高価で、しかも配置後の調整
(例えばマイクロスイッチでは、アクチュエータと用紙
との間隔を調整しなければならないし、フォトセンサで
は、センサ感度の調整を行なう等)に手間がかかる。 そのため装置の小型化が上記センサの分だけ制約される
という問題があった。またセンサ自身のコストに加えて
、センサの動作の調整を行なったりする分だけ製造コス
トが高くなるという問題があった。
【0006】この発明は上記諸点に鑑みてなされたもの
であり、廉価な排紙検出手段を構成して、小型化、およ
び製造コストの低減化を達成することができる画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の請求項1記載の画像形成装置としては、■
  装置本体から排出される用紙の静電気を除去する除
電ブラシと、■  除電ブラシの電位を検出するための
電位検出手段と、■  電位検出手段の検出電位に基づ
いて上記用紙を検出する排紙検出手段とを備えているこ
とを特徴とするものである。
【0008】さらにこの発明の請求項2記載の画像形成
装置としては、請求項1記載の画像形成装置において、
上記除電ブラシを接地する接地経路を含み、電位検出手
段は、接地経路中に挿入された所定値の抵抗と、抵抗と
並列接続された定電圧出力手段とを備えている。
【0009】
【作用】請求項1および2記載の画像形成装置によれば
、装置本体から排出される用紙の静電気は、除電ブラシ
に吸引されて除去される。よって除電ブラシの電位が一
旦高くなる。電位検出手段は、上記除電ブラシの電位を
検出する。この結果上記排紙検出手段は、除電ブラシの
電位変化に基づいて、排紙の有無を検出できる。換言す
れば、除電ブラシにセンサとしての機能をもたせること
ができる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3は、この発明の一実施例を示す画像形成装
置としての複写機の斜視図であり、図4は、その内部構
成を示す概略断面図であり、図5は、上記複写機の分解
概略断面図である。
【0011】図3ないし図5を参照して、上記複写機は
、透明なガラス板からなる原稿台1を、図4および図5
において左右方向に移動させることにより、当該原稿台
1に載置された原稿を照明走査するいわゆるテーブル移
動型のものであり、上記原稿台1の上方には、載置され
た原稿を押えるための原稿押え11が、回動開閉可能に
設けられている。上記複写機は、装置本体2の内部に、
原稿台1によって移動される原稿を照明走査するための
光学系3、感光体ドラム42に形成された静電潜像を現
像装置41により顕像化した後、用紙Pに転写する作像
部4、途中部に用紙Pに転写されたトナー像を定着する
定着部6を配置し、上記用紙Pを給紙口26から装置本
体2の内部に導入した後、作像部4を通して排紙口21
から排出する用紙搬送部5、これら原稿台1、作像部4
および用紙搬送部5を駆動するための駆動系7(図10
参照)、並びにこれらの駆動を制御する制御回路やCP
U等を含む電装品8(図10参照)等の機能部品を備え
ており、上記排紙口21には、本発明の骨子である除電
ブラシEが固定されている。
【0012】図1を参照して、除電ブラシEは、上記排
紙口21の間口方向略全長にわたって延びるフレーム部
E1を備えている。フレーム部E1は、金属などの導電
体で構成された板材を2つ折りにして構成されており、
多数の導電体からなる毛E2の端部を挟み込んだ状態で
かしめられている。上記毛E2は、排紙口21から排出
される用紙Pに接し、用紙Pの静電気を吸引するための
部材である。上記フレーム部E1には、毛E2が吸引し
た静電気を放電するための接続線L1の一端が電気的に
接続しており、接続線L1の他端側は、所定値の抵抗V
S1を介してグランドレベルと電気的に接続されている
。さらに上記接続線L1には、アノード側が接地されて
いる定電圧ダイオードVS2が上記抵抗VS1と並列に
接続されており、これら抵抗VS1および定電圧ダイオ
ードVS2が、除電ブラシEの電圧検出手段VSを構成
している。定電圧ダイオードVS2のカソード側は、増
幅器Aを介して電装品8のCPU8aに電気的に接続し
ており、上記電圧検出手段VSの出力信号が上記CPU
8aに入力されるように構成されている。上記定電圧ダ
イオードVS2は、図2のグラフに示すように、CPU
8aに入力される出力信号としての電圧を一定電圧にす
るためのもので、しきい値(例えば3V)以上の電圧が
接続線L1に印加されても、その電圧をグランドレベル
に逃がすためのものである。
【0013】図4、図5を参照して、上記光学系3は、
原稿を照明するための蛍光ランプ31と、原稿からの反
射光を上記感光体ドラム42に導くレンズ32等を、ケ
ース33の内部に配置しているものである。作像部4と
しては、感光体ドラム42の周囲に、帯電チャージャ4
3、現像装置41、転写チャージャ44、およびクリー
ナ45をこの順に配置したものであり、上記帯電チャー
ジャ43によって均一に帯電した感光体ドラム42の外
周面に、原稿像を結像させて静電潜像を形成した後、当
該静電潜像を現像装置41によってトナー像に顕像化し
、転写チャージャ44によってトナー像を用紙Pに転写
し、残留トナーをクリーナ45によって回収するように
した従来公知の構成である。この作像部4の構成要素と
しての現像装置41、感光体ドラム42、転写チャージ
ャ44、およびクリーナ45は、それぞれ作像フレーム
46(図6参照)に対して組付けられてユニット化され
ている。また、帯電チャージャ43は、上記光学系3の
ケース33によって保持されている。上記作像フレーム
46は、樹脂成形品からなるものであり、この作像フレ
ーム46には、クリーナ45によって回収されたトナー
を収容しておくトナー回収容器47が一体に成形されて
いる。このトナー回収容器47は、平面形状が矩形のト
レー状のものであり、用紙搬送部5の搬送方向下流側の
上方に設けられている。このトナー回収容器47には、
水平な底部47bに連続させて傾斜状の側面部47cが
形成され、この側面部47cの上端部に連続させて、排
紙口21方向へ延びる鍔部47aが形成されている。
【0014】上記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。上記現像ハウジング41aの下面
には、多数のリブ状の上ガイド41bが、互いに平行に
突設されており、この上ガイド41bによって、搬送さ
れる用紙Pの上面側をガイドするようにしている。上記
上ガイド41bは、現像ハウジング41aと一体に成形
されており、従って、別途上ガイドを形成する場合に比
べて、部品点数および組立工数を削減でき、製造コスト
を安くすることができる。
【0015】上記用紙搬送部5は、給紙トレイ22にセ
ットされた用紙Pを挟み込んで装置本体2の内部に導入
する搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬
送された用紙Pの先端を突き当てて、当該用紙Pを一時
的に待機させるレジストストッパ52と、前記定着部6
とを備えている。上記搬送ローラ対51のうちの上ロー
ラ51aは、現像装置41の現像ハウジング41a突設
された上ガイド41bによって回転自在に支持されてい
る。即ち、上記上ガイド41bによって、上ローラ51
aの支持部材を兼用している。また、定着部6は、用紙
Pを挾み込んで搬送しながら用紙Pに転写されたトナー
像を定着するものである。定着部6は、内蔵ヒータにて
加熱される熱ローラ61と、この熱ローラ61に圧接さ
れて従動される圧ローラ62とからなる定着ローラ対を
備えている。上記熱ローラ61は、詳しくは後述する駆
動系7(図10参照)に駆動されることによって用紙P
を排紙口21へ搬送する排紙部を兼ねるものである。ま
た上記圧ローラ62は、図示しないばねによって上方へ
付勢された状態で、上下および左右方向へ遊動可能に設
けられており、その支軸62aを熱ローラ61を支持す
るステー63の溝部63aに導入することによって、当
該熱ローラ61に対する相対位置が決められている。さ
らに、上記レジストストッパ52は、支点52aを中心
に回動自在に設けられていると共に、通常は図示しない
コイルばねによって、図4および図5において時計回り
方向に回動付勢されて、用紙Pの搬送経路に進出してお
り、この進出状態で用紙Pの先端部を突き当てて、当該
用紙Pを待機させる。そして、原稿台1が所定位置に移
動した時点で、例えば原稿台1によって作動されるリン
ク機構を介して上記レジストストッパ52を反時計回り
に回動させて用紙搬送路から退避させることにより、待
機させた用紙Pを作像部4へ供給する。
【0016】上記装置本体2のケーシングは、互いに分
離可能にビス止めされた上部ケーシング24と下部ケー
シング25とにより構成されており、上記した機能部品
としての光学系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7
、および電装品8が、それぞれ上部ケーシング24と下
部ケーシング25とによって保持されている。図4、図
5、図8、および図10も参照してさらに詳述すると、
上記光学系3のケース33は、上部ケーシング24に対
してビス止めされており、これによって光学系3全体が
上部ケーシング24に保持されている。また、作像部4
の作像フレーム46は、上部ケーシング24に対してビ
ス止めされており、これによって作像部4のうちの現像
装置41、感光体ドラム42、転写チャージャ44およ
びクリーナ45が、当該上部ケーシング24に保持され
ている。また、作像部4のうちの残る帯電チャージャ4
3は、上記光学系3のケース33を介して間接的に上部
ケーシング24に保持されている。さらに、用紙搬送部
5の搬送ローラ対51のうちの上ローラ51aは、現像
ハウジング41aを介して間接的に上部ケーシング24
に保持されている。一方図12にも示すように、下部ロ
ーラ51bおよびレジストストッパ52は、下部ケーシ
ング25に一体成形された後述する下ガイド25aに保
持されている。そして定着部6の熱ローラ61は、ステ
ー63を介して上部ケーシング24に保持されており、
圧ローラ62は、下部ケーシング25に保持されている
【0017】図4、図5、図7、および図8を参照して
、上記下部ケーシング25は、樹脂成形品からなるもの
であり、その内底部には、搬送される用紙Pの下面側を
ガイドする多数のリブ状の下ガイド25aが一体成形さ
れている。また、下部ケーシング25の底部には、開口
部25bが設けられており、この開口部25bには、支
点25cを中心に回動可能な支持部材25dが導入され
ている。この支持部材25dは、樹脂成形品からなるも
のであり、上面側には、搬送される用紙Pの下面をガイ
ドするリブ状の下ガイド25eが一体成形にて多数並設
されている。この支持部材25dを、支点25cを中心
に図4、図5において時計回りに回動させることにより
、下部ケーシング25の底部を開放することができ、こ
れによって、用紙搬送経路の一部を開放してジャム処理
等を容易に行なえるようにしている。さらに、上記下部
ケーシング25には、開口部25bの周縁部に沿って、
リブ状の起立片25fが形成されており、この起立片2
5fと上記下ガイド25a等により当該下部ケーシング
25をモノコック構造として、所望の剛性を確保してい
る。なお、上記下部ケーシング25の両側部には、給紙
口26および排紙口21を形成するための切欠25gが
形成されている。
【0018】図4、図5、図9、および図10を参照し
て、上部ケーシング24は、樹脂による一体成形品から
なるものであり、一側面には、給紙口26を形成するた
めの切欠24aが形成されており、他側面内面には、上
記除電ブラシEのフレーム部E1がビス止めされている
。そして両側面と交差する一側面には、前記トナーカー
トリッジ41cを挿抜するための開口部24bが形成さ
れている。また、上面には、原稿を照明走査するための
スリット24cが形成されていると共に、原稿台1の一
端部を移動自在に支持するスライダS(図11参照)を
取付けるための凹溝24i、および原稿台1の他端部を
支承するための凸条24jがそれぞれ形成されている。 さらに、上部ケーシング24の内部には、トナーカート
リッジ41cの導入をガイドする一対の帯板状のガイド
部24dが垂下形成されている。このガイド部24dは
、上部ケーシング24の成形と同時に一体成形されたも
のであり、上記トナーカートリッジ41cのほぼ全長に
沿って形成されている(図10参照)。また、トナー回
収容器47に対応する箇所には、当該トナー回収容器4
7の上部開口を覆う蓋部24eが形成されている。 この蓋部24eは、上部ケーシング24の天上面と、こ
の天上面から下方へ延びる枠状の垂下片24fとにより
構成されているものであり、上記垂下片24fをトナー
回収容器47の上部の開口縁に密接させて、当該トナー
回収容器47を閉塞し、これによってトナー回収容器4
7に回収されたトナーが飛散するのを防止している。な
お、トナー回収容器47の四隅には、リム47dが形成
されており、このリム47dを貫通するビス47e(図
4、図5参照)によって、上部ケーシング24の蓋部2
4eとトナー回収容器47とが、互いに密着するように
連結されている。このように、上部ケーシング24に蓋
部24eを一体成形しているので、トナー回収容器47
に別途蓋を形成する必要がなく、その分部品点数を少な
くすることができると共に、組立工数を削減することが
できる。また、上部ケーシング24の開口部を通してト
ナーカートリッジ41cを挿抜することができるので、
その交換作業を、装置本体2の内部を開放することなく
容易に行なうことができる。しかも、トナーカートリッ
ジ41cの挿抜を案内するガイド部24dを、上部ケー
シング24に一体成形しているので、当該ガイドを別途
形成する必要がなく、その分部品点数および組立工数を
少なくすることができ、コストを低減に役立つことにな
る。そして、上記上部ケーシング24は、上記ガイド部
24dおよび垂下片24f等によってモノコック構造に
構成されており、これによって所望の剛性を確保してい
る。
【0019】また、上記上部ケーシング24は、下部ケ
ーシング25に対して、それぞれの少なくとも四隅に形
成された連結部24k、25hにおいてビス止めされて
、一体化されている。このように、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して、少なくとも四隅におい
てビス止めしているので、各ケーシング24、25に反
りが生じている場合でも、これを矯正して両者を正確に
位置決めすることができる。即ち、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して回動開閉可能に枢支して
、いわゆるクラムシェルタイプとした場合には、上下の
ケーシング24、25に反りがあると、両者の正確な位
置決めが困難であると共に、枢支部に局部的な応力が生
じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め方式とするこ
とにより、このような問題を回避することができる。
【0020】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための上記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙P
を受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対
して回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞ
れ起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿
わせておくことができる。さらに、上記上部ケーシング
24と下部ケーシング25との突き合わせ部は、図12
に示すように、あいじゃくり状に組み合わせておくのが
好ましい。これは、光が両者の突き合わせ部から装置本
体2内に侵入するのを防止して、当該侵入光によって感
光体ドラム42が劣化されるのを有効に防止できるから
である。なお、上記給紙トレイ22には、用紙Pの幅を
ガイドするためのカーソルを、当該用紙幅に応じてスラ
イド調整自在に設けておいてもよい。
【0021】駆動系7は、図10に示すように、上部ケ
ーシング24の内側に形成された駆動系配置部24hに
固定されている。この駆動系7は、感光体ドラム42の
ほか、現像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ロ
ーラ41eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上
ローラ51a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動
を行なうものであり、これら被駆動部はそれぞれギア機
構72を介してモーター71により駆動される。また、
これらの駆動を制御する回路基板等を有する電装品8も
、上部ケーシング24に対して取付けられている。この
ように駆動系7および電装品8を上部ケーシング24側
に集約して配置することにより、当該駆動系7に対する
配線や電装品相互間の配線を容易かつ能率的に行なうこ
とができる。即ち、これら駆動系7と電装品8のそれぞ
れが、上部ケーシング24側と下部ケーシング25側と
に分配されて配置されている場合には、両ケーシング2
4、25間において渡り配線を行う必要があると共に、
配線作業を集中して行なうことができないので、当該作
業に手間がかかるのに対して、これらを上部ケーシング
24側に集約して配置すれば、両ケーシング24、25
間の渡り配線が不要であると共に、配線作業を一方のケ
ーシング側において集中的に行なうことができるので、
当該作業を容易かつ能率的に行なうことができる。
【0022】次に本実施例の動作を説明する。図4を参
照して、複写動作が開始されると、駆動系7(図10参
照)に駆動されることによって原稿台1が図の左右に移
動する。この移動に同期して所定のタイミングで光学系
3の蛍光ランプ31が原稿dを照明する。さらに、原稿
dからの反射光はレンズ32を通過して感光体ドラム4
2に導かれ、原稿dの走査露光が行なわれる。そして、
感光体ドラム42に形成された原稿像に対応する静電潜
像は、現像装置41によってトナー像に顕像化される。 一方、上記走査露光、および現像処理に同期して、給紙
トレイ22の上に配置された用紙Pは、所定のタイミン
グで搬送ローラ対51によって圧送された後、感光体ド
ラム42と圧接し、顕像化された原稿像が、転写チャー
ジャ44によって転写され、定着部6の熱ローラ61、
および圧ローラ62を経て排紙口21から排紙トレイ2
3に排出される。
【0023】以上の動作中、用紙Pには、搬送ローラ対
51、感光体ドラム42、および定着部6等との摩擦に
よって静電気が帯電するが、この静電気は、用紙Pが排
紙口21を通過する際、除電ブラシEの毛E2によって
吸引され、接地方向へ流れる。従って排出後の用紙Pが
静電気により反り返ったり、その前後に排出された他の
用紙に密着したりすることはない。ここで、除電ブラシ
Eの接地経路を構成する接続線L1は、抵抗VS1を介
してグランドレベルに接続されているので、除電ブラシ
Eから接地側へ静電気が流れるとき、上記抵抗VS1の
作用により接続線L1に電位が発生する。この電位は、
用紙Pに帯電している静電気がもとになっているから、
図2に示すように、用紙Pの先端が接続した時t1の直
後に過渡的に高くなった後、漸減し、用紙Pの後端が通
過して除電ブラシEから離れた時t2に0になる。上記
経時的に大きく変化する電圧をそのまま信号として使う
のは好ましくないので、定電圧ダイオードVS2により
定電圧化を図っている。そして得られた定電圧は、増幅
器Aで適宜増幅されてCPU8aに入力される。
【0024】その結果、CPU8aは、用紙Pの通過中
にのみ電圧を検出し、用紙Pの先端が通過した時t1と
、後端が通過した時t2とを検出することができるので
、上記除電ブラシEが、排紙検出手段としての作用を奏
する。そのため高価な排紙検出用センサを設ける必要が
なくなり、部品点数を減らして低コスト化を図ることが
できる。また排紙検出用センサを取り付ける必要がなく
なる結果、センサの設置スペース分だけ装置を小型化す
ることも可能になる。また、電位検出手段を、廉価な抵
抗VS1や定電圧ダイオードVS2で構成しているので
、極めて低いコストで実施することができるという利点
がある。
【0025】さらに、上記実施例によれば、機能部品を
取り付けるための補強フレームを廃止したので、その分
、部品点数が少なくなり、小型軽量化を達成することが
できると共に、製造コストを安くすることができる。 また、補強フレームを組み付けるための工数も不要とな
り、一層製造コストを安くすることができる。さらに、
従来の補強フレーム付きの複写機では、そのケーシング
と補強フレームとの結合部において、両者の材質的、強
度的な違いにより、割れや塑性変形等の破損が生じる虞
があったが、本実施例では、その虞がない。
【0026】そして、従来の補強フレーム付きの複写機
において単に補強フレームを廃止した場合には、装置本
体の剛性の低下に起因して、機能部品への外力の影響が
懸念されるが、本実施例では、各機能部品を、モノコッ
ク構造にて剛性を確保したケーシング24、25によっ
て保持しているので、装置本体2に作用した外力による
機能部品への影響を抑制することかできる。特に、作像
部4等の重要な機能部品については、その形態を大きく
変えることなく、ケーシング24、25に取り付けてい
るので、当該機能部品自体が有する本来の剛性も十分に
発揮させることかできる結果、過大な外力に対しても強
固に耐え得ることができる。従って、複写機の内部構造
等を熟知せず乱雑な取扱いをしがちな一般ユーザによっ
て、かなり乱雑に取り扱われたとしても、優れた耐久性
を発揮することができる。以上のように、小型軽量化、
製造コストの低減化、および乱雑な取扱いに対する十分
な耐久性を達成することができるので、家庭用および個
人用として普及させるのに適した複写機を実現すること
ができる。
【0027】なお、この発明は、上記モノコック構造を
採用した複写機に限定されないことは云うまでもない。 さらに上記テーブル移動形の複写機のほか、搬送ローラ
によって原稿を移動させるタイプの複写機についても勿
論適用して実施することができる。また、複写機に限ら
ず静電式のプリンタ等にも適用して実施してもよく、そ
の他本件特許請求の範囲内で種々の設計変更を行なえる
ことは云うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1およ
び請求項2記載の画像形成装置によれば、除電ブラシが
、排紙検出センサとしての作用を奏するので、高価な排
紙検出用センサを設ける必要がなくなり、部品点数を減
らして低コスト化を図ることができる。また排紙検出用
センサを取り付ける必要がなくなる結果、センサの設置
スペース分だけ装置を小型化することも可能になる。
【0029】さらにこの発明の請求項2記載の画像形成
装置によれば、電位検出手段を、廉価な抵抗、定電圧ダ
イオードで構成できるので、極めて低いコストで実施す
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の概略を示す回路図である。
【図2】図1の作用を説明するグラフである。
【図3】この発明の画像形成装置としての複写機の斜視
図である。
【図4】上記複写機の内部構成を示す概略断面図である
【図5】上記複写機の内部構成を示す分解概略断面図で
ある。
【図6】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す平
面図である。
【図7】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図8】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を示
す平面図である。
【図9】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図10】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す底面図である。
【図11】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断
面図である。
【図12】上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合
わせ状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2    装置本体 E    除電ブラシ L1  接続線(接地経路の構成要素)VS    電
位検出手段 VS1  抵抗(電位検出手段の構成要素)VS2  
定電圧ダイオード(電位検出手段の構成要素)P   
 用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】■  装置本体から排出される用紙の静電
    気を除去する除電ブラシと、■  除電ブラシの電位を
    検出するための電位検出手段と、■  電位検出手段の
    検出電位に基づいて上記用紙を検出する排紙検出手段と
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記除電ブラシを接地する接地経路を含み
    、電位検出手段は、接地経路中に挿入された所定値の抵
    抗と、抵抗と並列接続された定電圧出力手段とを備えて
    いる請求項1記載の画像形成装置。
JP3084069A 1991-04-16 1991-04-16 画像形成装置 Pending JPH04317081A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6647242B2 (en) * 2001-12-13 2003-11-11 Illinois Tool Works Inc. Flexible conductive plastic static control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6647242B2 (en) * 2001-12-13 2003-11-11 Illinois Tool Works Inc. Flexible conductive plastic static control device

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