JPH04326378A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04326378A
JPH04326378A JP9775691A JP9775691A JPH04326378A JP H04326378 A JPH04326378 A JP H04326378A JP 9775691 A JP9775691 A JP 9775691A JP 9775691 A JP9775691 A JP 9775691A JP H04326378 A JPH04326378 A JP H04326378A
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JP
Japan
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image forming
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light source
charger
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Pending
Application number
JP9775691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Tanaka
義久 田中
Toshiaki Kusuda
敏明 楠田
Ikuo Makie
郁雄 牧江
Yukihiro Aikawa
行浩 相川
Tomoji Ishii
智士 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電式複写機や静電式
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
型化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、原稿を照明する
光源、光源により照明された原稿からの反射光を、あら
かじめ帯電させた感光体上に導くことで、当該感光体を
露光する光学系、この露光によって感光体の表面に形成
された原稿像に対応する静電潜像を、トナー像に顕像化
した後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー
像を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入す
るとともに、上記作像部へ供給した後、装置本体から排
出する用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、および制
御回路その他の電装品等の機能部品を備えている。そし
て、これら各機能部品は、樹脂成形品からなる箱型のケ
ーシング内に配置された、一対の側板やこの側板どうし
を連結するステー等からなる金属製の補強フレームに対
して、それぞれ取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるためには
、できるだけ小型軽量化を図るとともに、製造コストお
よび販売価格を安くすることが望ましい。しかし、従来
の小型の画像形成装置は、単に、通常の大きさの画像形
成装置と同じ部品を小さくしただけであるので、部品点
数が多く、さらなる小型軽量化を達成することが困難で
ある上、精度良く組み立てるのが難しく、製造コストが
高くつくという問題があった。
【0005】特に、感光体とその周辺の機器の寸法精度
は、画像の特性に影響を与えるため、厳密な組み立てが
必要で、小型の画像形成装置を製造する際の大きな障害
となっていた。本発明は以上の事情に鑑みてなされたも
のであって、特に感光体周辺の部品点数を削減し、簡単
に組み立てることが可能で、小型軽量化、および製造コ
ストの低減化を達成することができる画像形成装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の画像形成装置は、■感光体の表面近傍に張
設された放電ワイヤ、および、この放電ワイヤを囲繞す
るカバーからなり、放電ワイヤに高電圧を印加して放電
させることで、感光体の表面を帯電させる帯電チャージ
ャと、■原稿を照明する光源と、■光源により照明され
た原稿からの反射光を、帯電した感光体に導くことで、
当該感光体を露光する光学部材とを備え、上記帯電チャ
ージャが、光源の直下に近接配置されているとともに、
この帯電チャージャのカバーの、光源に対向する面が、
光源からの光を原稿方向に反射する反射板を兼ねている
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成からなる、本発明の画像形成装置によ
れば、光源からの光を原稿方向に反射する反射板を省略
できるので、この反射板を別部品として組み込む場合に
比べて部品点数を削減できるとともに、簡単に組み立て
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明を、実施例を示す添付図面に
よって詳細に説明する。図5は本発明の一実施例を示す
画像形成装置としての複写機の斜視図であり、図6はそ
の内部構成を示す概略断面図である。上記複写機は、透
明なガラス板からなる原稿台1を、図6において左右方
向に移動させることにより、当該原稿台1に載置された
原稿を照明走査するいわゆるテーブル移動型のものであ
り、上記原稿台1の上方には、載置された原稿を押える
ための原稿押え11が、回動開閉可能に設けられている
。上記複写機は、装置本体2の内部に、原稿台1によっ
て移動される原稿を照明走査するための光学系3、感光
体ドラム42に形成された静電潜像を現像装置41によ
り顕像化した後、用紙に転写する作像部4、途中部に用
紙に転写されたトナー像を定着する定着部6を配置し、
上記用紙を給紙口26から装置本体2の内部に導入した
後、作像部4を通して排紙口21から排出する用紙搬送
部5、これら原稿台1、作像部4および用紙搬送部5を
駆動するための駆動系7(図12参照)、並びにこれら
の駆動を制御する制御回路等を含む電装品8(図12参
照)等の機能部品を備えている。
【0009】光学系3は、図1に示すように、原稿Dを
照明するための光源としての、直管状の蛍光ランプ31
と、この蛍光ランプ31により照明された原稿Dの像を
感光体ドラム42の表面に結像させる光学部材32と、
露光前の感光体ドラム42を蛍光ランプ31から遮光す
べく、当該蛍光ランプ31および光学部材32を収容し
たケース33とを備えている。
【0010】光学部材32としては、例えば、日本板ガ
ラス社製の商品名セルフォックレンズアレイが好適に使
用される。このセルフォックレンズアレイは、屈折率が
光軸に対して半径方向に変化している円柱状の光学要素
(日本板ガラス社製の商品名セルフォックレンズと同じ
もの)e,e…を、図3に示すように、その光軸を平行
にして、原稿Dの幅に相当するだけ複数個配列したもの
である。各光学要素eは、その長さが、当該光学要素e
内を蛇行する光の、蛇行の周期の3/4周期と1周期の
間の長さに設定されており、図中一点鎖線で示すように
、主平面位置が光学要素eの両側に位置している。そし
て、一方の主平面位置に物体を置くと、他方の主平面位
置に等倍正立実像が結像するものである。
【0011】したがって、上記セルフォックレンズアレ
イを利用すれば、レンズやプリズム、ミラー等の、その
他の光学部材を必要とせずに、原稿Dの像を感光体ドラ
ム42の表面に結像させることができ、画像形成装置の
部品点数を、さらに削減することができる。また、上記
セルフォックレンズアレイによれば、共役長(物体面と
像面との間の距離)を小さくできるので、さらに装置を
小型化することもできる。
【0012】ケース33は、全体が、絶縁性の合成樹脂
材料により成形されたもので、図1に示すように、上部
ケーシング24の、スリット24cが形成された部分の
下面に上端部が当接された状態で、当該上部ケーシング
24に、ビス止めにより取り付けられている。また、こ
のケース33の下面には、後述する帯電チャージャ43
のカバー430の、反射板を兼ねる切起部430aが当
接されるスリット33aが形成されている。
【0013】作像部4は、感光体ドラム42の周囲に、
帯電チャージャ43、現像装置41、転写チャージャ4
4、およびクリーナ45をこの順に配置したものであり
、帯電チャージャ43によって均一に帯電した感光体ド
ラム42の外周面に、光学系3の光学部材32によって
原稿像を結像させて静電潜像を形成した後、当該静電潜
像を現像装置41によってトナー像に顕像化し、転写チ
ャージャ44によってトナー像を用紙に転写し、残留ト
ナーをクリーナ45によって回収するようにした従来公
知の構成である。
【0014】作像部4の構成要素としての帯電チャージ
ャ43は、感光体ドラム42の表面近傍に張設された放
電ワイヤ431と、この放電ワイヤ431の、感光体ド
ラム42側以外の3方を囲繞するカバー430とを備え
ている。カバー430は、図1および図2に示すように
、全体が金属板等の導電性材料で形成された、断面略コ
字状の枠体からなり、その、背面板430bの一部が切
り起こされて、前述したケース33の底面の、スリット
33aの部分に当接する切起部430aになっている。 また、この切起部430aの、スリット33aに臨む上
面は、研磨仕上げ等の処理によって、光を反射する反射
面430cになっており、それによって、この切起部4
30aは、図1に一点鎖線で示すように、蛍光ランプ3
1からの光を原稿方向に反射する反射板を兼ねている。 したがって、上記構成によれば、蛍光ランプ31からの
光を原稿の方向へ反射する反射板を別部品として組み込
む場合に比べて、部品点数を削減できる。また、上記切
起部430aは、スリット33aと同じ大きさか、また
はそれより大きく形成されており、蛍光ランプ31から
の光が、スリット33aを通ってケース33外へ漏れる
のを防止している。さらに、上記カバー430は、全体
が金属板等の導電性材料で形成されており、アースされ
ることで、放電ワイヤ431を、外部と電気的にシール
ドするためにも使用される。
【0015】放電ワイヤ431は、上記カバー430の
両端部に取り付けられた絶縁部材(図示せず)間に張設
されており、それによって、放電ワイヤ431とカバー
430とが一体化されている。そして、カバー430を
、切起部430aをケース33のスリット33aの部分
に当接させた状態で、当該ケース33に固定することで
、帯電チャージャ43の全体が、ケース33に固定され
ている。したがって、ケース33を所定の位置に取り付
ければ、カバー430、および、このカバー430に張
設された放電ワイヤ431が所定の位置に配置されるの
で、放電ワイヤ431の取り付け精度を維持しつつ、組
み立ておよび位置合わせの手間を省くことができる。
【0016】作像部4の他の構成要素としての現像装置
41、感光体ドラム42、転写チャージャ44、および
クリーナ45は、それぞれ作像フレーム46(図7参照
)に対して組付けられてユニット化されており、帯電チ
ャージャ43は、前述したように、光学系3のケース3
3に取り付けられている。作像フレーム46は、樹脂成
形品からなるものであり、この作像フレーム46には、
クリーナ45によって回収されたトナーを収容しておく
トナー回収容器47が一体に成形されている。このトナ
ー回収容器47は、平面形状が矩形のトレー状のもので
あり、用紙搬送部5の搬送方向下流側の上方に設けられ
ている。このトナー回収容器47には、水平な底部47
bに連続させて傾斜状の側面部47cが形成され、この
側面部47cの上端部に連続させて、排紙口21方向へ
延びる鍔部47aが形成されており、これらの下面側が
、定着部6を通過した用紙の上面側をガイドする上ガイ
ドとして構成されている。なお、上記鍔部47aは、上
記排紙口21の内部に導入された状態で、当該排紙口2
1の上縁部に密着されており、用紙が当該上縁部に引っ
掛からないように配慮されている。このように、トナー
回収容器47の下面側を上ガイドとして利用しているの
で、別途上ガイドを配置する必要がなく、その分、部品
点数および組立て工数を削減でき、製造コストを安くす
ることができる。
【0017】現像装置41は、樹脂製の現像ハウジング
41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカートリッ
ジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供給さ
れたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給する
トナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41aの内
部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41eと、
感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ41f
とを備えている。上記現像ハウジング41aの下面には
、多数のリブ状の上ガイド41bが、互いに平行に突設
されており、この上ガイド41bによって、搬送される
用紙の上面側をガイドするようにしている。上記上ガイ
ド41bは、現像ハウジング41aと一体に成形されて
おり、したがって、別途上ガイドを形成する場合に比べ
て、部品点数および組立て工数を削減でき、製造コスト
を安くすることができる。
【0018】用紙搬送部5は、給紙トレイ22にセット
された用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入する搬
送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送され
た用紙の先端を突き当てて、当該用紙を一時的に待機さ
せるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備えて
いる。上記搬送ローラ対51のうちの上ローラ51aは
、現像装置41の現像ハウジング41aに突設された上
ガイド41bによって回転自在に支持されている。即ち
、上記上ガイド41bによって、上ローラ51aの支持
部材を兼用している。また、定着部6は、用紙を挾み込
んで搬送しながら用紙に転写されたトナー像を定着する
ものであり、内蔵ヒータにて加熱された熱ローラ61と
、この熱ローラ61に圧接されて従動される圧ローラ6
2とを備えている。上記圧ローラ62は、図示しないば
ねによって上方へ付勢された状態で、上下および左右方
向へ遊動可能に設けられており、その支軸62aを熱ロ
ーラ61を支持するステー63の溝部63aに導入する
ことによって、当該熱ローラ61に対する相対位置が決
められている。さらに、上記レジストストッパ52は、
支点52aを中心に回動自在に設けられていると共に、
通常は図示しないコイルばねによって、図6において時
計回り方向に回動付勢されて、用紙の搬送経路に進出し
ており、この進出状態で用紙の先端部を突き当てて、当
該用紙を待機させる。そして、原稿台1が所定位置に移
動した時点で、例えば原稿台1によって作動されるリン
ク機構を介して上記レジストストッパ52を反時計回り
に回動させて用紙搬送路から退避させることにより、待
機させた用紙を作像部4へ供給する。
【0019】装置本体2のケーシングは、互いに分離可
能にビス止めされた上部ケーシング24と下部ケーシン
グ25とにより構成されている。上記した機能部品とし
ての光学系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7、お
よび電装品8が、それぞれ上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25とによって保持されている。図4、図12
および図13も参照してさらに詳述すると、上記光学系
3のケース33は、前述したように、上部ケーシング2
4に対してビス止めされており、これによって光学系3
全体が上部ケーシング24に保持されている。また、作
像部4の作像フレーム46は、上部ケーシング24に対
してビス止めされており、これによって作像部4のうち
の現像装置41、感光体ドラム42、転写チャージャ4
4およびクリーナ45が、当該上部ケーシング24に保
持されている。さらに、用紙搬送部5の搬送ローラ対5
1のうちの上ローラ51aは、現像ハウジング41aを
介して間接的に上部ケーシング24に保持されており、
下部ローラ51bおよびレジストストッパ52は、下部
ケーシング25に一体成形された後述する下ガイド25
aに保持されており、定着部6の熱ローラ61は、ステ
ー63を介して上部ケーシング24に保持されており、
圧ローラ62は、下部ケーシング25に保持されている
【0020】上記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなるものであり、図8および図13にも示すように、
その内底部には、搬送される用紙の下面側をガイドする
多数のリブ状の下ガイド25aが一体成形されている。 また、下部ケーシング25の底部には、開口部25bが
設けられており、この開口部25bには、支点25cを
中心に回動可能な支持部材25dが導入されている。こ
の支持部材25dは、樹脂成形品からなるものであり、
上面側には、搬送される用紙の下面をガイドするリブ状
の下ガイド25eが一体成形にて多数並設されている。 この支持部材25dを、支点25cを中心に図6におい
て時計回りに回動させることにより、下部ケーシング2
5の底部を開放することができ、これによって、用紙搬
送経路の一部を開放してジャム処理等を容易に行なえる
ようにしている。さらに、上記下部ケーシング25には
、開口部25bの周縁部に沿って、リブ状の起立片25
fが形成されており、この起立片25fと上記下ガイド
25a等により当該下部ケーシング25をモノコック構
造として、所望の剛性を確保している。なお、上記下部
ケーシング25の両側部には、給紙口26および排紙口
21を形成するための切欠25gが形成されている。
【0021】上部ケーシング24は、樹脂による一体成
形品からなるものであり、図9にも示すように、両側面
に給紙口26および排紙口21を形成するための切欠2
4aが形成されており、この両側面と交差する一側面に
は、前記トナーカートリッジ41cを挿抜するための開
口部24bが形成されている。また、上面には、原稿を
照明走査するためのスリット24cが形成されていると
共に、原稿台1の一端部を移動自在に支持するスライダ
S(図10参照)を取付けるための凹溝24i、および
原稿台1の他端部を支承するための凸条24jがそれぞ
れ形成されている。さらに、上部ケーシング24の内部
には、トナーカートリッジ41cの導入をガイドする一
対の帯板状のガイド部24dが垂下形成されている。こ
のガイド部24dは、上部ケーシング24の成形と同時
に一体成形されたものであり、上記トナーカートリッジ
41cのほぼ全長に沿って形成されている(図12参照
)。また、トナー回収容器47に対応する箇所には、当
該トナー回収容器47の上部開口を覆う蓋部24eが形
成されている。この蓋部24eは、上部ケーシング24
の天井面と、この天井面から下方へ延びる枠状の垂下片
24fとにより構成されているものであり、上記垂下片
24fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密接させ
て、当該トナー回収容器47を閉塞し、これによってト
ナー回収容器47に回収されたトナーが飛散するのを防
止している。なお、トナー回収容器47と上部ケーシン
グ24の蓋部24eとは、ビス47eによって互いに密
着するように連結されている。このように、上部ケーシ
ング24に蓋部24eを一体成形しているので、トナー
回収容器47に別途蓋を形成する必要がなく、その分部
品点数を少なくすることができると共に、組立て工数を
削減することができる。また、上部ケーシング24の開
口部を通してトナーカートリッジ41cを挿抜すること
ができるので、その交換作業を、装置本体2の内部を開
放することなく容易に行なうことができる。しかも、ト
ナーカートリッジ41cの挿抜を案内するガイド部24
dを、上部ケーシング24に一体成形しているので、当
該ガイドを別途形成する必要がなく、その分部品点数お
よび組立て工数を少なくすることができ、コストを低減
に役立つことになる。そして、上記上部ケーシング24
は、上記ガイド部24dおよび垂下片24f等によって
モノコック構造に構成されており、これによって所望の
剛性を確保している。
【0022】また、上記上部ケーシング24は、下部ケ
ーシング25に対して、それぞれの少なくとも四隅に形
成された連結部24k,25hにおいてビス止めされて
、一体化されている。このように、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して、少なくとも四隅におい
てビス止めしているので、各ケーシング24,25に反
りが生じている場合でも、これを矯正して両者を正確に
位置決めすることができる。即ち、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して回動開閉可能に枢支して
、いわゆるクラムシェルタイプとした場合には、上下の
ケーシング24,25に反りがあると、両者の正確な位
置決めが困難であると共に、枢支部に局部的な応力が生
じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め方式とするこ
とにより、このような問題を回避することができる。
【0023】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための上記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙を
受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対し
て回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞれ
起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿わ
せておくことができる。さらに、上記上部ケーシング2
4と下部ケーシング25との突き合わせ部は、図11に
示すように、あいじゃくり状に組み合わせておくのが好
ましい。これは、光が両者の突き合わせ部から装置本体
2内に侵入するのを防止して、当該侵入光によって感光
体ドラム42が劣化されるのを有効に防止できるからで
ある。なお、上記給紙トレイ22には、用紙の幅をガイ
ドするためのカーソルを、当該用紙幅に応じてスライド
調整自在に設けておいてもよい。
【0024】駆動系7は、図12に示すように、上部ケ
ーシング24の内側に形成された駆動系配置部24hに
固定されている。この駆動系7は、感光体ドラム42の
ほか、現像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ロ
ーラ41eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上
ローラ51a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動
を行なうものであり、これら被駆動部はそれぞれギア機
構72を介してモーター71により駆動される。また、
これらの駆動を制御する回路基板等を有する電装品8も
、上部ケーシング24に対して取付けられている。この
ように駆動系7および電装品8を上部ケーシング24側
に集約して配置することにより、当該駆動系7に対する
配線や電装品相互間の配線を容易かつ能率的に行なうこ
とができる。即ち、これら駆動系7と電装品8のそれぞ
れが、上部ケーシング24側と下部ケーシング25側と
に分配されて配置されている場合には、両ケーシング2
4,25間において渡り配線を行う必要があると共に、
配線作業を集中して行なうことができないので、当該作
業に手間がかかるのに対して、これらを上部ケーシング
24側に集約して配置すれば、両ケーシング24,25
間の渡り配線が不要であると共に、配線作業を一方のケ
ーシング側において集中的に行なうことができるので、
当該作業を容易かつ能率的に行なうことができる。
【0025】このように、この実施例によれば、帯電チ
ャージャ43のカバー430の、蛍光ランプ31に対向
する切起部430aが、蛍光ランプ31からの光を原稿
方向に反射する反射板を兼ねているので、この反射板を
別部品として組み込む場合に比べて部品点数を削減でき
るとともに、簡単に組み立てることが可能となる。また
、上記実施例によれば、機能部品を取り付けるための補
強フレームを廃止したので、その分、部品点数が少なく
なり、小型軽量化を達成することができると共に、製造
コストを安くすることができる。また、補強フレームを
組み付けるための工数も不要となり、一層製造コストを
安くすることができる。さらに、従来の補強フレーム付
きの複写機では、そのケーシングと補強フレームとの結
合部において、両者の材質的、強度的な違いにより、割
れや塑性変形等の破損が生じる虞があったが、本実施例
では、その虞がない。
【0026】そして、従来の補強フレーム付きの複写機
において単に補強フレームを廃止した場合には、装置本
体の剛性の低下に起因して、機能部品への外力の影響が
懸念されるが、本実施例では、各機能部品を、モノコッ
ク構造にて剛性を確保したケーシング24,25によっ
て保持しているので、装置本体2に作用した外力による
機能部品への影響を抑制することかできる。特に、作像
部4等の重要な機能部品については、その形態を大きく
変えることなく、ケーシング24,25に取り付けてい
るので、当該機能部品自体が有する本来の剛性も十分に
発揮させることかできる結果、過大な外力に対しても強
固に耐え得ることができる。したがって、複写機の内部
構造等を熟知せず乱雑な取扱いをしがちな一般ユーザに
よって、かなり乱雑に取り扱われたとしても、優れた耐
久性を発揮することができる。以上のように、小型軽量
化、製造コストの低減化、および乱雑な取扱いに対する
十分な耐久性を達成することができるので、家庭用およ
び個人用として普及させるのに適した複写機を実現する
ことができる。
【0027】なお、上記実施例では、カバー430の背
面板430bから切り起こされた切起部430aが反射
板を兼ねていたが、この切起部430aを設けず、背面
板430b自体や、カバー430のその他の部分が反射
板を兼ねるようになっていても良い。また、上記実施例
では、カバー430が金属等の導電性材料で形成されて
いたが、カバー430は、絶縁性の合成樹脂材料等で形
成されても良い。この場合には、光源に対向する面に、
メッキ等によって、反射面となる金属膜を形成すること
が望ましい。また、放電ワイヤ431を外部とシールド
するためには、カバー431の内壁面に、シールドとし
ての接地電極を埋め込んだり、断面略コ字状の金属板を
、上記ケース430内に嵌合すれば良い。
【0028】光学部材32としては、前述したように、
セルフォックレンズアレイが好適に使用されるが、通常
のレンズ、プリズム等を組み合わせて、上記セルフォッ
クレンズアレイと同様の機能を有する光学部材を構成し
ても良い。本発明は、上記テーブル移動形の複写機のほ
か、搬送ローラによって原稿を移動させるタイプの複写
機についても勿論適用して実施することができる。また
、複写機に限らず静電式プリンタ等にも適用して実施す
ることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成装置に
よれば、帯電チャージャのカバーの、光源に対向する面
が、光源からの光を原稿方向に反射する反射板を兼ねて
いるので、この反射板を別部品として組み込む場合に比
べて部品点数を削減できるとともに、簡単に組み立てる
ことが可能となる。したがって、本発明の構成によれば
、小型軽量化、および製造コストの低減化を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例としての、複
写機の要部を示す概略断面図である。
【図2】上記複写機に使用される、帯電チャージャのカ
バーを示す斜視図である。
【図3】上記複写機に使用される光学部材の一例を示す
斜視図である。
【図4】上記複写機の分解断面図である。
【図5】上記複写機の斜視図である。
【図6】上記複写機の内部構成を示す概略断面図である
【図7】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す平
面図である。
【図8】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図9】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図10】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断
面図である。
【図11】上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合
わせ状態を示す拡大断面図である。
【図12】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す底面図である。
【図13】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
31    蛍光ランプ(光源) 32    光学部材 42    感光体ドラム 43    帯電チャージャ 430  カバー 431  放電ワイヤ 430c  反射面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】■  感光体の表面近傍に張設された放電
    ワイヤ、および、この放電ワイヤを囲繞するカバーから
    なり、放電ワイヤに高電圧を印加して放電させることで
    、感光体の表面を帯電させる帯電チャージャと、■  
    原稿を照明する光源と、■  光源により照明された原
    稿からの反射光を、帯電した感光体に導くことで、当該
    感光体を露光する光学部材と、を備えた画像形成装置に
    おいて、上記帯電チャージャが、光源の直下に近接配置
    されているとともに、この帯電チャージャのカバーの、
    光源に対向する面が、光源からの光を原稿方向に反射す
    る反射板を兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
JP9775691A 1991-04-26 1991-04-26 画像形成装置 Pending JPH04326378A (ja)

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JP9775691A JPH04326378A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 画像形成装置

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