JPH04316799A - 蒸気トレ―ス管 - Google Patents

蒸気トレ―ス管

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Publication number
JPH04316799A
JPH04316799A JP11087891A JP11087891A JPH04316799A JP H04316799 A JPH04316799 A JP H04316799A JP 11087891 A JP11087891 A JP 11087891A JP 11087891 A JP11087891 A JP 11087891A JP H04316799 A JPH04316799 A JP H04316799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
heating
tube
pipe
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11087891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyasu Fujiwara
良康 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流動物を収容する収容管
を、流動物が固化しないように適度に加熱するための蒸
気トレ―ス管に関する。石油プラント等における重油管
や食品工場におけるチョコレ―ト・飴等低温になると固
化する流動物の収容管においては、低温固化を防止する
ために、収容管の外部より適度に加熱あるいは保温をし
なければならない。
【0002】
【従来技術】従来の収容管の加熱方法として、例えば図
4に示す温水での二重管トレ―スによるものが用いられ
ていた。これは、流動物の収容管1の外周に二重管2を
取り付け、この二重管2内に循環ポンプ3から温水を供
給して収容管1を外周から加熱することにより、流動物
の低温固化を防止するものである。収容管1を長尺化す
る場合は、複数の収容管をフランジ3で締結し、フラン
ジ3部において二重管2のバイパス路5を設けていた。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来の収容管の
加熱方法では、流動物の低温固化を完全に防止できない
問題があった。第1の原因は、温水を用いた加熱である
ために、温水の顕熱のみによる加熱となり、温水の熱容
量は比較的小さいために加熱ムラを生じ、部分的に流動
物が低温固化を生じてしまうのである。
【0004】第2の原因は、フランジ部において二重管
のバイパス路を設けているために、フランジ部に温水の
熱が充分に伝達されず、そこで流動物の低温固化を生じ
るためである。
【0005】温水加熱に換えて蒸気を供給することによ
る蒸気加熱とすることもできるが、蒸気は大気圧下にお
いてほぼ100℃であり、従って100℃以下で加熱す
ることができない。
【0006】従って本発明の技術的課題は、100℃以
下の温度でも熱容量の大きな蒸気で加熱することができ
、且つフランジ部においても固化しないだけの熱量が供
給できる蒸気トレ―ス管を得ることである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明の蒸気トレ―ス管の
構成は次の通りである。被加熱物を収容する収容管の少
なくとも一部を二重管に形成し、該二重管に加熱用の蒸
気を供給する蒸気供給口を設け、該蒸気供給口と対向す
る位置に二重管内の流体を吸引するための吸引手段を接
続したものである。
【0008】
【作用】二重管内の流体、即ち空気や蒸気やドレンを吸
引手段で吸引することにより、二重管内は大気圧以下の
減圧状態となる。減圧状態となった二重管内に低圧の蒸
気を供給することにより、蒸気圧力は大気圧以下となっ
て100℃以下となり収容管を加熱する。蒸気の保有す
る熱量は、温水と比較すると格段に大きく、従って流動
物に加熱ムラを生じることがない。
【0009】またフランジ部においても、蒸気の保有す
る大きな熱量で加熱することにより、充分な熱が収容管
から伝達し、低温固化を生じることがない。
【0010】収容管を加熱した蒸気はドレンとなって吸
引手段に吸引される。
【0011】
【実施例】図示の実施例を詳細に説明する。図1におい
て、収容管10と二重管11と蒸気供給口12と吸引手
段13とで蒸気トレ―ス管を構成する。
【0012】二重管11は、本実施例においては収容管
10の全周に形成する。収容管10のフランジ部15に
おいては、溝部16を設けて二重管11の端部を固着す
る。フランジ部15には二重管11内を貫通する複数の
貫通孔17,18を設ける。フランジ部15はガスケッ
ト19を介してボルト20で締結する。二重管11の上
部に蒸気供給口12を形成する。蒸気供給口12には加
熱用の蒸気を供給するための蒸気供給管21を圧力調整
弁22を介して接続する。二重管11の下部にスチ―ム
トラップ23と弁25を介して吸引手段13を接続する
【0013】吸引手段13はエゼクタ32とポンプ30
を組合せた組合せポンプから成り、ポンプ30がタンク
31に吸込側を接続され吐出側をエゼクタ32のノズル
33に接続し、エゼクタ32のディフュ―ザ34がタン
ク31の上部空間に接続された構成のものであり、エゼ
クタ32と二重管11の内部とを接続する。この吸引手
段13は、ポンプ30の作動によりタンク31内の水を
エゼクタ32に供給して吸引作用させ、タンク31に戻
すようになっている。またタンク31に冷却水供給管2
6を接続する。冷却水供給管26は、タンク31内の水
温を制御するように設けたものである。弁70を設け、
タンク内の水温を検出する温度センサ―41からの信号
により開閉して、冷却水の供給を制御する。
【0014】吸引手段13の一部に弁71を取付け、タ
ンク31内の水位センサ―42a,42bからの信号に
より、タンク31内の水位を所定範囲に保つようにする
。弁72は、吸引手段13の組合せポンプ内を循環する
循環水の一部を二重管11内あるいは他の場所に供給す
る場合に使用するためのものでる。
【0015】圧力調整弁22及び弁25,70,71,
72と各センサ―41,42a,42b等を図示してい
ないコントロ―ル部と接続して集中制御できるようにす
ることもできる。
【0016】収容管10を加熱する場合、吸引手段13
内に循環水を循環させ、エゼクタ32部に真空を生ぜし
める。エゼクタ32で生じる真空度はノズル32を通過
する循環水の温度により調節することができる。即ち、
エゼクタ32で生じる真空は循環水の温度に応じた飽和
圧力となるために、タンク31内の温度をコントロ―ル
することにより調節することができる。エゼクタ32に
生じた真空により、二重管11内も真空状態となる。こ
の場合弁25は開弁状態とする。二重管11内が所定の
真空になった時点で圧力調整弁22を開弁して蒸気を供
給する。二重管11内は真空故に蒸気は100℃以下と
なり、収容管10を加熱する。収容管10を大きな熱量
をもった蒸気で加熱することができることにより、収容
管10の全体にわたって、フランジ部15も含めて、加
熱ムラを防止することができる。加熱により生じたドレ
ンは、スチ―ムトラップ23あるいは弁25を経てエゼ
クタ32に吸引されタンク31に至る。ドレンによって
タンク31内の水位が上限水位に達すると、水位センサ
―42aが検知し、弁71が開き、余剰水を系外に排出
する。
【0017】図2及び図3はフランジ部15の他の加熱
実施例を示すもので、図1においてはフランジ部15を
貫通する例を示したが、フランジ部15全体を外周から
加熱する例である。図2においては、二重管11をボル
ト20で固定すると共に、二重管11を連通する複数の
連通路50,51を設けたものである。図3においては
、左右の二重管を嵌め合わせて締結具56で固定したも
のである。
【0018】本実施例においては100℃以下の蒸気で
加熱する例を示したが、もちろん100℃以上の蒸気で
加熱することもできる。即ち、エゼクタ32での真空度
を高めずに、圧力調整弁22から比較的高圧の蒸気を供
給することにより100℃以上で加熱することもできる
【0019】また本実施例においては、蒸気で加熱する
例のみを示したが、吸引手段13内の弁72を介して、
タンク31内の水を二重管11内に供給することもでき
、収容管10内を通過する流動物によっては温水加熱あ
るいは冷却水による冷却を蒸気加熱と組合せて用いるこ
ともできる。
【0020】また本実施例においては、吸引手段13と
してエゼクタ32とポンプ30を組合せたものを示した
が、その他の水封式ポンプ等既存の真空ポンプを用いる
こともできる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、加熱温度が100℃以
下であっても、保有する熱量の大きな減圧蒸気でもって
加熱することができ、収容管全体にわたり低温固化を完
全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気トレ―ス管の実施例の構成図であ
る。
【図2】図1におけるフランジ部の他の実施例の要部断
面図である。
【図3】図1におけるフランジ部の他の実施例の要部断
面図である。
【図4】従来のトレ―ス管を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10  収容管 11  二重管 12  蒸気供給口 13  吸引手段 15  フランジ部 17,18  貫通孔 21  蒸気供給管 26  冷却水供給管 32  エゼクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被加熱物を収容する収容管の外周の少
    なくとも一部を二重管に形成し、該二重管に加熱用の蒸
    気を供給する蒸気供給口を設け、該蒸気供給口と対向す
    る位置に二重管内の流体を吸引するための吸引手段を接
    続した蒸気トレ―ス管。
JP11087891A 1991-04-15 1991-04-15 蒸気トレ―ス管 Pending JPH04316799A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11087891A JPH04316799A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 蒸気トレ―ス管

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JP11087891A JPH04316799A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 蒸気トレ―ス管

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JPH04316799A true JPH04316799A (ja) 1992-11-09

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ID=14546989

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JP11087891A Pending JPH04316799A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 蒸気トレ―ス管

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544166A (ja) * 2005-06-08 2008-12-04 シングル・ブイ・ムーリングス・インコーポレイテッド 極低温対応型移送ホース
CN104019360A (zh) * 2013-03-01 2014-09-03 中国石油天然气股份有限公司 一种自控式高效节能伴热系统
CN113028291A (zh) * 2021-03-02 2021-06-25 洛阳瑞泽石化工程有限公司 一种导热油夹套管系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008544166A (ja) * 2005-06-08 2008-12-04 シングル・ブイ・ムーリングス・インコーポレイテッド 極低温対応型移送ホース
CN104019360A (zh) * 2013-03-01 2014-09-03 中国石油天然气股份有限公司 一种自控式高效节能伴热系统
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