JPH04316585A - 標識されたpaf製剤の製造方法 - Google Patents

標識されたpaf製剤の製造方法

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JPH04316585A
JPH04316585A JP768891A JP768891A JPH04316585A JP H04316585 A JPH04316585 A JP H04316585A JP 768891 A JP768891 A JP 768891A JP 768891 A JP768891 A JP 768891A JP H04316585 A JPH04316585 A JP H04316585A
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JP768891A
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Mitree M Ponpipom
ミトレー エム.ポンピポム
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    • C07D317/22Radicals substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms etherified
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[ 3H]−標識PAFは既知の試験的P
AF拮抗体である重要な化合物の抗炎症剤を検定、定量
更に評価するのに重要な手段として広く認められている
。 [ 3H]−標識PAFを用いる方法は当業界でよく知
られており、1989年6月28日に公開された欧州出
願第88202879.8号で提供された方法によって
例示され、この引例を本明細書に引用する。更にその上
、この引例は多数の有用なPAG拮抗体を開示している
。これらには2−(5−メチルスルホニル)−4−n−
プロポキシ−3−メトキシフェニル−5−(3,4,5
−トリメトキシフェニルテトラヒドロフラン及びトラン
ス−2−(5−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−
4−n−プロポキシ−3−メトキシフェニル−5−(3
,4,5−トリメトキシフェニルテトラヒドロフランを
含んでいる。[ 3H]−標識製剤は通常コリンプラス
マローゲンの1−アルケニル部分[C. A.デモポー
ロス(Demopoulos)等、J. Biol. 
Chem.第254巻、9355〜9358頁(197
9年)]又は鮫肝油から得た不飽和PAFのアルケニル
部分[T.ムラマツ等、Chem. Phys.Lip
ids. 第29巻、121〜127頁(1981年)
]の接触トリチウム化によって得られる。多くのクロマ
トグラフィーを含むこの方法は大変煩雑であり、バッチ
の純度が種々異なってしまう。
【0002】[ 3H]C16−PAFは以前にはラセ
ミ体のΔ9,10−ヘキサデセニル−PAFからホスホ
リパーゼA2 で処理し、2つのリゾ− Δ9,10−
ヘキサデセニル−PAF異性体を分離し、再アセチル化
し、Sn−異性体をトリチウム化して[9′,10′−
 3H2 ]C16−PAFを得る転換[S. D. 
ワイリック(Wyrick)等、J. Lab. Co
mpd. Radiopharm.第22巻、1169
〜1174頁(1985年)]によって製造されていた
。出発ラセミ体のΔ9,10−ヘキサデセニル−PAF
はグリセロールから10工程以上で製造されていた[J
. R. サーレス(Surles)等、J. Med
.Chem.第28巻、73〜78頁(1985年)]
【0003】我々の発明は、出発構造ブロックとしてキ
ラルなR−(−)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキ
ソラン−4−メタノール(2,3−O−イソプロピリデ
ン−L−グリセロール)を使用する点で先行技術と異な
っている。中間体もキラルであり、酵素は合成に含まれ
ていない。
【0004】以下の説明は特定の立体化学を示すために
フィッシャーの投影式を使用した。
【0005】本発明は[ 3H]C15−18 PAF
の新規な製造方法を含む。
【0006】本発明によって含まれる方法は(A)  
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)又はヘキサメ
チルホスホルアミド(HMPA)のような第1非プロト
ン性溶媒中で式J (式中R1 はC14−17 アルケニルでありXはO
−メタンスルホネート、O−P−トルエンスルホネート
、臭素又はヨウ素のような第1脱離基である)で表わさ
れる化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、1,
5−ジアザビシクロ[3.4.0]ノネン−5(DBN
)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0 ]ウンデ
セン−7(DBU)及び2,3−O−イソプロピリデン
−L−グリセロール(IPG)のような強塩基と接触さ
せて式A
【化35】 で表わされる化合物を得るものとして示すことができる
【0007】この工程のためのC14−17 アルケニ
ルは−(CH2)m−CH=CH−(CH2)n−CH
3 (m及びnは正の整数であり、mとnの合計は12
〜15である)のような1個の末端又は非末端二重結合
をもつ直鎖アルケニルである。C14−17 アルケニ
ルは例えばΔ9,10又はΔ11,12 C14−17
 アルケニル更に詳しくはΔ11,12 C16アルケ
ニルであることができる。
【0008】同様に第1脱離基、XはIPGのアルコキ
シドイオンに容易に置き換えることができるいずれかの
基である。このような脱離基としてはC1−6 アルキ
ルスルホニルオキシのようなスルホニルエステル更に詳
しくはメタンスルホニルオキシ(MsO)又はC6−1
0アリールスルホニルオキシ更に詳しくはp−トルエン
スルホニルオキシ及び臭素又はヨウ素のようなハロゲン
があるがこれらに限定されない。
【0009】同様に第1非プロトン性溶媒としてはDM
F又はHMPAがあるがこれらに限定されない。
【0010】同様に強塩基としては、水酸化又は水素化
ナトリウム又はカリウムのようなアルカリ金属又はアリ
カリ土類金属水酸化物又は水素化物1,5−ジアザビシ
クロ[3.4.0]ノネン−5(DBN)又は1,8−
ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU
)があるがこれらに限定されない。
【0011】IPGに対するX(CH2)R1のモル比
は約1:1好適には0.7〜1.5:1にするべきであ
る。またIPGに対する塩基のモル比は0.8〜1.4
:1好適には1.0〜1.2:1にするべきである。
【0012】一般に反応は0.5〜8.0時間又は一晩
実質的に完結するまで進行させる。反応は0〜100℃
、好適には0〜30℃で行なうことができる。反応物は
好適には0〜10℃で加える。
【0013】反応は1〜100気圧好適には外界気圧で
行なうことができる。酸素の存在は窒素又は他の不活性
雰囲気などを使用することによって最小にすることが好
ましい。
【0014】反応工程の完了後生成物Aは次の工程で使
用する前に抽出、蒸発及び/又はカラムクロマトグラフ
ィーのような標準手法によって精製することができる。
【0015】(B)  アルコール中で式Aの化合物を
強酸と接触させて式Bの化合物を得る。
【化36】
【0016】この工程のためのアルコールとしてはメタ
ノール及びエタノールのようなC1−8アルカノールが
あるがこれらに限定されない。
【0017】同様に強酸としてはメタンスルホン酸のよ
うなC1−6 アルキルスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸のようなC6−10アリールスルホン酸並びに塩
酸硫酸又はリン酸のような鉱酸があるがこれらに限定さ
れない。
【0018】Aに対する酸のモル比は0.05〜0.2
5:1好適には0.15〜0.25:1である。
【0019】一般に反応は30分から3日まで実質的に
完結するまで進行させる。反応は0〜100℃好適には
0〜30℃で行なうことができる。
【0020】反応は1〜100気圧以下好適には外界気
圧で行なうことができる。
【0021】反応工程の完了後生成物Bは次の工程で使
用する前に蒸発、抽出及び/又はカラムクロマトグラフ
ィーのような標準手法で精製することができる。
【0022】(C)  第2非プロトン性溶媒中第2塩
基の存在下式Bの化合物を酸活性保護基と接触させて式
Cの化合物を得る。
【化37】 (式中R2 は4−メトキシトリチル、トリチル基又は
他の酸活性保護基である)
【0023】この工程のための非プロトン性溶媒として
はハロC1−6 アルキル(例えばジクロロメタン)の
ような中程度の極性有機溶媒、ジエチルエーテル、ジ−
n−ブチル及びジイソプロピルエーテル、アニソールの
ようなエーテル、テトラヒドロフラン、4−メチル−1
,3−ジオキサン、ジヒドロピラン、テトラヒドロフル
フリルメチルエーテル、フラン及び2−エトキシテトラ
ヒドロフランのような環状エーテルがあるがこれらに限
定されない。第2塩基はピリジン、トリエチルアミンの
ような中程度の強さの有機塩基であり、酸活性保護基と
しては塩化又は他のハロゲン化4−メトキシトリチル又
はトリチルのような試薬からの4−メトキシトリチル又
はトリチルがあるがこれらに限定されない。
【0024】Bに対する酸活性保護基のモル比は約0.
5〜2.0:1、好適には1.0〜1.5:1である。
【0025】工程(C)で使用する別の保護基及び以下
に記載される方法は、プロテクティブグループスインオ
ーガニックシンセシス、テオドラW.グリーネ、ウィリ
ーアンドサンズ pub.(1981年)に挙げられて
いる。
【0026】一般に反応は0.5〜8.0時間実質的に
完結するまで進行させる。反応時間3時間が収量の損失
から守るために有利に使用される。反応は0〜100℃
、好適には0〜30℃で行なうことができる。
【0027】反応は1〜100気圧で好適には外界気圧
で行なうことができる。酸素の存在は窒素又は他の不活
性雰囲気などを使用して最小にすることが好ましい。
【0028】反応工程の完了後生成物Cは次の工程で使
用する前に抽出蒸発及び/又はカラムクロマトグラフィ
ーのような標準手法によって精製することができる。
【0029】(D)  有機溶媒中第3塩基の存在下で
化合物Cの化合物をメトキシエトキシメチル又はメトキ
シメチルのような第2保護基と接触させて式Dの化合物
を得る。
【化38】 (式中R3 はメトキシエトキシメチル又はメトキシメ
チル又は中性に近い条件下で除去し得る他の保護基であ
る)
【0030】この工程のための有機溶媒としてはテトラ
ヒドロフラン(THF)又はジメトキシエタン又はジク
ロロメタン又はクロロホルムのようなモノ又はポリハロ
ゲン化C1−6 アルカンがあるがこれらに限定されな
い。 第3塩基としてはNaH 又はn−ブチルリチウム又は
ジイソプロピルアミンを含むモノ、ジ又はトリC1−6
 アルキルアミンのような脂肪族アミンがあるが、これ
らに限定されない。
【0031】第2保護基としては塩化又は他のハロゲン
化メトキシエトキシメチル又はメトキシメチルのような
試薬からのメトキシエトキシメチル又はメトキシメチル
のような基があるがこれらに限定されない。
【0032】Cに対する第3塩基のモル比は1.0〜4
.0:1好適には2.0〜3.0:1である。Cに対す
る第2保護基のモル比は1.0〜4.0:1好適には2
.0〜3.0:1である。
【0033】一般に反応は0.2〜8.0時間実質的に
完結するまで進行させる。反応は0〜100℃好適には
0〜30℃で行なうことができる。
【0034】反応は1〜100気圧で好適には外界気圧
で行なうことができる。酸素の存在は、窒素又は他の不
活性雰囲気などを使用して最小にすることが好ましい。
【0035】反応工程の完了後、生成物Dは次の工程で
使用する前に抽出、蒸発及びカラムクロマトグラフィー
のような標準手法によって精製することができる。
【0036】(E)  式Dの化合物を第2酸と接触さ
せて式Eの化合物を得る。
【化39】
【0037】この工程のための第2酸としては、変化量
の水(例えば5〜50%)を含む氷酢酸又はギ酸のよう
な有機酸並びに塩酸、硫酸及びリン酸のような希釈した
鉱酸があるがこれらに限定されない。しかしながら鉱酸
を使用すると反応を制御することが困難になる。
【0038】通常反応は0.5〜8.0時間実質的に完
結するまで進行させる。3時間の反応時間が収量の損失
から守るために有利に使用されている。反応は0〜10
0℃で好適には0〜30°で行なうことができる。
【0039】反応は1〜100気圧で好適には外界気圧
で行なうことができる。酸素の存在は、窒素又は他の不
活性雰囲気などを使用することによって最小にすること
が好ましい。
【0040】(F)  式Eの化合物を変換して化合物
Fの化合物を得る。
【化40】
【0041】工程(F)は、まず乾燥芳香族溶媒中で式
Eの化合物をトリエチルアミン及び2−クロロ−2−オ
キソ−1,3−ジオキサ−2−ホスホランと接触させて
式E′の化合物を得ることによって良好に行なうことが
できる。
【化41】
【0042】この工程では、トルエン、ベンゼン又はキ
シレンのような適当な芳香族溶媒を反応に使用すること
ができる。これもまた酸素の存在は窒素又は他の不活性
雰囲気などを使用して最小にすることが好ましい。反応
は室温で進行させることができるが便宜上反応温度は重
要なものではない。同様に反応時間は重要ではないが約
2時間の反応時間が収量の損失から守るために有利に使
用される。
【0043】次いで工程(F)は第3非プロトン性極性
溶媒中で式E′の化合物をアセトニトリル中トリメチル
アミンと接触させて式Fの化合物を得ることによって終
わる。
【0044】この第2工程では、アセトニトリル又はジ
オキソランのような第3非プロトン性極性溶媒を反応に
使用することができる。反応は一晩約65℃で進行させ
ることができるが便宜上温度、圧力あるいは時間はいず
れも重要なものではない。しかしながら温度は反応の完
結を十分得るものでなければならない。
【0045】工程(F)を行なう別の方法は当業者に既
知である。2方法は、後の図式Iの説明の中で示されて
いる。
【0046】(G)  ハロゲン化有機溶媒中で式Fの
化合物を ZnBr2又は TiCl4と接触させて式
Gの化合物を得る。
【化42】
【0047】Fに対する ZnBr2又は TiCl4
の比は0.05〜1.0:1好適には0.1〜0.5:
1である。
【0048】一般に反応は、0.5〜8.0時間、一晩
実質的に完結するまで進行させる。反応は0〜100℃
で好適には0〜30℃で行なうことができる。
【0049】反応は1〜100気圧で、好適には外界気
圧で行なうことができる。
【0050】(H)  ハロゲン化有機溶媒中塩基の存
在下で式Gの化合物を酢酸無水物と接触させて式Hの化
合物を得る。
【化43】
【0051】この工程のための第4塩基としては4−(
N,N−ジメチルアミノ)ピリジン又はピリジンがある
がこれらに限定されない。
【0052】一般に反応は0.5〜8.0時間一晩実質
的に完結するまで進行させる。反応は0〜100℃で好
適には0〜30℃で行なうことができる。
【0053】反応は1〜100気圧で、好適には外界気
圧で行なうことができる。
【0054】(I)  式Hの化合物のアルケニル基の
不飽和にトリチウム化して式Iの化合物を得る。
【化44】
【0055】この工程はコリンプラスマローゲンの1−
アルケニル部分を接触トリチウム化するなどのよく知ら
れた方法によって達成することができる[C.A. デ
モポーロス等、J. Biol. Chem.第254
巻、9355〜9358頁(1979年)]。
【0056】この工程の一般的な説明を図式1に示す。 図式に示される参照番号は実施例の項に示される番号に
対応する。
【化45】
【化46】
【化47】
【0057】第1工程では、シス−11−ヘキサデセン
−1−オールを塩化メタンスルホニル又は塩化p−トル
エンスルホニルのような試薬と反応させてシス−11−
ヘキサデセン−1−O−メシレート又は1−O−トシレ
ートに変換する。その後、化合物Jを2,3−O−イソ
プロピリデン−L−グリセロール又は他の適当に保護さ
れたグリセロールと反応させて化合物Aを生成させ、脱
保護した後、化合物Bを得ることができる。化合物Bを
塩化4−メトキシトリチル又は塩化トリチルと反応させ
て化合物Cを得る。化合物Cを塩化メトキシエトキシメ
チル又は塩化メトキシメチルと反応させて化合物Dを得
、次に氷酢酸又は他の適当な弱い酸を加えて脱保護する
ことができる。次いでこのアルコールEはホスホコリン
Fを得るように2−クロロ−2−オキソ−1,3−ジオ
キサ−2−ホスホラン次にトリエチルアミンと反応させ
るか又は他の常法例えば A.  二塩化2−(ブロモエトキシ)ホスホンと反応
させ次に臭素をトリメチルアミンで置換する又はB. 
 オキシ塩化リン次いでコリントシレート次に水と反応
させる。 2−保護基を脱保護した後、不飽和リゾ−PAFを酢酸
無水物と反応させると化合物Hを得る。不飽和アルケニ
ル基をトリチウム化すると化合物Iを得る。C.A.デ
モポーロス等、J. Biol. Chem.第254
巻、9355〜9358頁(1979年)参照。
【0058】次の実施例は[ 3H]C16−PAF及
びその中間体の製造を具体的に説明するものであるが、
このままをここに添えられている特許請求の範囲に示さ
れる本発明を限定するものとして見なすべきではない。
【0059】当業者に理解されるように出発物質X(C
H2)R1は対応するアルコール(CH2OH) R1
から容易に製造される。
【0060】これらのアルコール又はその対応する酸の
多くは市販品から入手し得る。十分理解されている通り
酸はTHF中水素化アルミニウムリチウムを用いるとい
った標準還元によりアルコールに変換することができる
【0061】またアルコールは有効な5〜8−デシン酸
をレンドラー触媒と反応させることにより得られる。デ
ィクショナリーオブオーガニックコンパウンズ5版(1
982年)及び4版補遺(1986年)参照。これには
このようなアルコールと酸が十分記載されている。
【0062】最後に当業者に理解されるように必要とさ
れるアルコールはいずれもホルムアルデヒドにグリニヤ
ール付加することにより求められるより少ない炭素を有
する対応するハロゲン化物から簡単であるが手間のかか
る方法によって製造することができる。
【0063】
【実施例1】 1−0−メチルスルホニル−シス−11−ヘキサデセン
(1) 塩化メタンスルホニル(2.42ml、31.2ミリモ
ル)を乾燥ジクロロメタン(10ml)及びピリジン(
10ml)中シス−11−ヘキサデセン−1−オール(
5g、20.8ミリモル)の溶液に窒素下0〜5℃で滴
下した。この混合液を窒素下室温で5時間撹拌し、ジク
ロロメタンと水に分配した。有機層を分離し2NHCl
、水性NaHCO3及び水性NaClで順次洗浄し、乾
燥、蒸発させて化合物1をシロップとして得た。この物
質を精製せずに次の実験で直接使用した。
【0064】
【実施例2】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2,3−O
−イソプロピリデン−L−グリセロール(2)    
                         
                     DMF(
5ml)中1−O−メチルスルホニル−シス−11−ヘ
キサデセン(約20.8ミリモル、前の実験より)の溶
液をDMF(20ml)中2,3−O−イソプロピリデ
ン−L−グリセロール(3.0g、22.7ミリモル;
[α]D −13.7°)と NaH(1.08g、2
7ミリモル;鉱油中60%分散液)に窒素下0〜5℃で
加えた。 この反応混合液を窒素下室温で一晩撹拌し、メタノール
(2ml)を加えて過剰の NaHを急冷した。ヘキサ
ンと冷水を加え水層をヘキサンで3回再抽出した。ヘキ
サン抽出液を合わせ、水洗、乾燥、蒸発させて化合物2
を褐色のシロップとして得た。粗生成物を溶離液として
ヘキサン−酢酸エチル(95:5、V/V)を用いてフ
ラッシュクロマトグラフィーにより精製した。所望の生
成物を含む画分を合わせ油状物質に蒸発させた[α]D
 −7.7°(c2.23、CHCl3 );MS,m
/z509[M+ +1+マトリックス(154)]。
【0065】
【実施例3】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−L−グリセ
ロール(3) p−トルエンスルホン酸1水和物(0.45g、2.3
7ミリモル)をメタノール(50ml)中1−O−シス
−11−ヘキサデセニル−2,3−O−イソプロピリデ
ン−L−グリセロール(4.5g、12.7ミリモル)
の溶液に加えた。この混合液を撹拌し窒素下室温で30
時間保持した。この溶液を真空中で油状物質に蒸発させ
ジクロロメタンと水に分配した。有機層を分離し、水性
NaHCO3と水で洗浄し、乾燥、蒸発乾固した。粗生
成物を溶離液としてヘキサン酢酸エチル(3:1次に2
:1、V/V)を用いてフラッシュカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。化合物3を油状物質として分離
した(3.68g、92%):[α]D +2.1°(
c1.89、CHCl3 );MS,m/z469[M
+ +1+マトリックス(154)]。
【0066】
【実施例4】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−3−O−(
4−メトキシトリチル)−L−グリセロール(4)  
                         
                   塩化−4−メ
トキシトリチル(4.28g,13.86ミリモル)を
ジクロロメタン(15ml)とピリジン(15ml)中
1−O−シス−11−ヘキサデセニル−L−グリセロー
ル(3.63g,11.54ミリモル)の溶液に少しず
つ加えた。この混合液を窒素下室温で3時間撹拌し、ジ
クロロメタンで希釈した。この溶液を2NHCl、水性
NaHCO3及び水で洗浄し、乾燥、蒸発乾固した。T
LCは少量のジ−(4−メトキシトリチル)誘導体並び
に所望のモノ−(4−メトキシトリチル)化合物の生成
を示した。化合物4を溶離液としてヘキサン酢酸エチル
−Et3N(95:5:0.1%、V/V)を用いてフ
ラッシュ−カラムクロマトグラフィーにより分離した。 この物質を精製せずに次の実験で直接使用した。
【0067】
【実施例5】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2−O−[
(メトキシエトキシ)メチル]−3−O−(4−メトキ
トリチル)−L−グリセロール(5)    塩化メト
キシエトキシメチル(2.8ml、24.5ミリモル)
をジイソプロピルエチルアミン(4.30ml、24.
5ミリモル)を含むジクロロメタン(25ml)中1−
O−(シス−11−ヘキサデセニル)−3−O−(4−
メトキシトリチル)−L−グリセロール(7.19g、
前の実験より)の溶液に滴下した。この溶液を窒素下室
温で一晩撹拌した。これをジクロロメタンで希釈し、水
洗、乾燥、蒸発乾固して化合物5を得た。粗生成物をシ
リカゲルのフラッシュカラムに装填し、ヘキサン−酢酸
エチル(90:10、V/V)で溶離した。標記化合物
を含む画分を合わせ、蒸発乾固した:MS,m/z27
3(4−メトキシトリチル+ )。
【0068】
【実施例6】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2−O−[
(メトキシエトキシ)メチル]−L−グリセロール(6
)                        
                90%氷酢酸(50
ml)中1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2
−O−[(メトキシエトキシ)メチル]−3−O−(4
−メトキシトリチル)−L−グリセロール(5.0g、
7.41ミリモル)を窒素下室温で3時間保持し、蒸発
乾固した。得られた油状物質をジクロロメタンに溶解し
、この溶液を水性NaHCO3及び水で洗浄し乾燥、濃
縮乾固した。残留物をシリカゲルのフラッシュカラムに
装填し、ヘキサン−酢酸エチル(85:15次に80:
20、V/V)で溶離した。所望の画分を合わせ蒸発さ
せて化合物6を得た(2.47g、83%):[α]D
 −28.5°(c1.79、CHCl3 );MS,
m/z557[M+ +1+マトリックス(154)]
、481(M+ +CH3OCH2CH2O )。
【0069】
【実施例7及び8】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2−O−[
メトキシエトキシメチル]−Sn−グリセロ−3−ホス
ホコロリン(8)                 
         2−クロロ−2−オキソ−1,3−
ジオキサ−2−ホスホラン(0.72ml、5.2ミリ
モル)を乾燥トルエン(8ml)中1−O−(シス−1
1−ヘキサデセニル)−2−O−[(メトキシエトキシ
)メチル]−L−グリセロール(2.1g、5.2ミリ
モル)とトリエチルアミン(0.75ml、5.2ミリ
モル)に窒素下0〜5℃で加えた。この反応混合液を室
温に温め窒素下で更に2時間撹拌した。塩化トリエチル
アンモニウムを濾別しトルエンで洗浄した。合わせた濾
液を蒸発させて環状リン酸トリエステル7を得た。化合
物7を乾燥アセトニトリル(15ml)に溶解し、トリ
メチルアミン(1.63ml)を加えた。この混合液を
加圧ビンで65℃に一晩加熱した。この溶液を蒸発乾固
し、残留物をシリカゲルのフラッシュカラムに装填し、
CHCl3 −MeOH−30% NH4OH(1:9
:1、V/V)で溶離した。流動ンブルーに陰性)を合
わせ蒸発させ、溶離液としてヘキサン−酢酸エチル(4
:1、V/V)を用いてフラッシュ−カラムクロマトグ
ラフィーで再精製した。これにより出発物質1−O−(
シス−11−ヘキサデセニル)−2−O−[(メトキシ
エトキシ)メチル]−L−グリセロール(312mg)
を逆に得た。所望の生成物(モリブデンブルーに陰性)
を含む最初のカラムからの流動性の小さい画分を合わせ
蒸発乾固して化合物8を得た[α]D +9.2°(c
1.64、CHCl3 );MS,m/z722[M+
 +1+マトリックス(154)]、m/z184[H
OPO(OH)OCH2CH2N+NMe3]。
【0070】
【実施例9】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−Sn−グリ
セロ−3−ホスホコリン(9)           
                         
                         
   無水臭化亜鉛(1.43g、6.36ミリモル)
をジクロロメタン(10ml)中1−O−(シス−11
−ヘキサデセニル)−2−O−[(メトキシエトキシ)
メチル]−Sn−グリセロ−3−ホスホコリン(0.7
2g、1.27ミリモル)の溶液に加え、この混合液を
窒素下室温で一晩撹拌した。クロロホルム−メタノール
−水(1:0.9:1、V/V、30ml)を加え有機
層を分離した。水層をクロロホルム−メタノール(1:
0.9、V/V、20ml)で再抽出した。有機抽出液
を合わせ、乾燥、蒸発乾固した。粗生成物(0.61g
)をシリカゲルのフラッシュ−カラムに装填しCHCl
3 −MeOH−30% NH4OH(1:9:1、V
/V)で溶離した。これにより出発物質(86mg)と
化合物9(0.35g、使用した出発物質に対して65
%)[α]D −6.9°(c1.61、CHCl3 
);MS,m/z634[M+ +1+マトリックス(
154)]、m/z184[HOPO(OH)OCH2
CH2N+NMe3]を得た。
【0071】
【実施例10】 1−O−(シス−11−ヘキサデセニル)−2−O−ア
セチル−Sn−グリセロ−3−ホスホコリン(10) 
                         
                  酢酸無水物(9
ml)をジクロロメタン(5ml)中1−O−(シス−
11−ヘキサデセニル)−Sn−グリセロ−3−ホスホ
コリン(370mg、0.77ミリモル)、4−(N,
N−ジメチルアミノ)ピリジン(94mg、0.77ミ
リモル)とピリジン(0.9ml)の懸濁液に0〜5℃
で加えた。この混合液を窒素下室温で一晩撹拌しこの溶
液を真空中で蒸発させた。過剰の酢酸無水物をメタノー
ルと数回共に蒸留した。残留物をシリカゲルのフラッシ
ュカラムに装填し、CHCl3 −MeOH−H2O 
(65:35:6、V/V)で溶離した。標記化合物を
泡状物質として分離した[α]D −1.5°(c1.
37、CHCl3 )、MS,m/z676[M+ +
1+マトリックス(154)]、m/z184[HOP
O(OH)OCH2CH2N+NMe3]。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)ジクロロメタン有機溶媒中、第
    四塩基の存在下で式G 【化1】 (式中R1 はC14−17 アルケニルである)で表
    わされる化合物を酢酸無水物と接触させて式H 【化2】 で表わされる化合物を得、(B)式Hの化合物のアルケ
    ニル基の不飽和にトリチウムを入れ式I【化3】 で表わされる化合物を得る工程を包含している式【化4
    】 (式中m及びnは正の整数でありm+nの合計は12〜
    15である)で表わされる[ 3H]−標識PAFの製
    造方法。
  2. 【請求項2】  (A)第1非プロトン性溶媒中で式J
    (式中R1 はC14−17 アルケニルである。X第
    一脱離基である。)で表わされる化合物を強塩基及び2
    ,3−O−イソプロピリデン−L−グリセロールと接触
    させて式A 【化5】 で表わされる化合物を得、(B)C1−8 アルカノー
    ル中で式Aの化合物を強酸と接触させて式B【化6】 で表わされる化合物を得、(C)第2非プロトン性溶媒
    中第2塩基の存在下で式Bの化合物を塩化4−メトキシ
    トリチル又は塩化トリチルと接触させて式C【化7】 (式中R2 は酸活性保護基である)で表わされる化合
    物を得、(D)有機溶媒中第3塩基の存在下で式Cの化
    合物を塩化メトキシエトキシメチル又は塩化メトキシメ
    チルと接触させて式D 【化8】 (式中R3 はpH6〜9で活性な保護基である)で表
    わされる化合物を得、(E)式Dの化合物を第2酸と接
    触させて式E 【化9】 で表わされる化合物を得、(F)式Eの化合物を変換し
    て式F 【化10】 で表わされる化合物を得、(G)ハロゲン化有機溶媒中
    で式Fの化合物をZnBr2 又はTiCl4 と接触
    させて式G【化11】 で表わされる化合物を得、(H)ハロゲン化有機溶媒中
    第4塩基の存在下で式Gの化合物を酢酸無水物と接触さ
    せて式H 【化12】 で表わされる化合物を得、(I)式Hの化合物のアルケ
    ニル基の不飽和にトリチウムを入れて式【化13】 で表わされる化合物を得る工程を包含している請求項1
    記載の式 【化14】 (式中m及びnは正の整数でありm+nの合計は12〜
    15である)で表わされる[ 3H]−標識PAFの製
    造方法。
  3. 【請求項3】  mが10でありnが3である請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】  工程(A)の脱離基がメタンスルホニ
    ルオキシ又はp−トルエンスルホニルオキシであり、第
    1非プロトン性溶媒がジメチルホルムアミドであり、強
    塩基が金属水素化物である請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】  工程(C)の酸活性保護基が4−メト
    キシトリチルであり、第2非プロトン性溶媒がジクロロ
    メタンである請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】  工程(G)のハロゲン化有機溶媒がジ
    クロロメタンであり、mが10であり、nが3である請
    求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  (A)ジメチルホルムアミドである第
    1非プロトン性溶媒中で式J (式中R1 はC14−17 アルケニルでありXはメ
    タンスルホニルオキシである脱離基である)で表わされ
    る化合物を強塩基及び2,3−O−イソプロピリデン−
    L−グリセロールと接触させて式A 【化15】 で表わされる化合物を得、(B)メタノール中で式Aの
    化合物を強酸と接触させて式B 【化16】 で表わされる化合物を得、(C)ジクロロメタンである
    第2非プロトン性溶媒中第2塩基の存在下で式Bの化合
    物を塩化4−メトキシトリチルと接触させて式C【化1
    7】 (式中R2 は4−メトキシトリチル基である)で表わ
    される化合物を得、(D)ハロゲン化有機溶媒中第3塩
    基の存在下で式Cの化合物を塩化メトキシエトキシメチ
    ルと接触させて式D 【化18】 (式中R3 はメトキシエトキシメチルである)で表わ
    される化合物を得、(E)式Dの化合物を酢酸と接触さ
    せて式E 【化19】 で表わされる化合物を得、(F)式Eの化合物を変換し
    て式F 【化20】 で表わされる化合物を得、(G)ジクロロメタン溶媒中
    で式Fの化合物をZnBr2 と接触させて式G【化2
    1】 で表わされる化合物を得、(H)ジクロロメタン有機溶
    媒中、第4塩基の存在下で式Gの化合物を酢酸無水物と
    接触させて式H 【化22】 で表わされる化合物を得、(I)式Hの化合物のアルケ
    ニル基の不飽和にトリチウムを入れて式I【化23】 で表わされる化合物を得る工程を包含している請求項1
    記載の式 【化24】 (式中m及びnは正の整数であり、m+nの合計は12
    〜15である)で表わされる[ 3H]−標識PAFの
    製造方法。
  8. 【請求項8】  (a) 【化25】 である式Aの化合物 (b) 【化26】 (式中R1 はC14−17 アルケニルである)であ
    る式Bの化合物 (c) 【化27】 (式中R1 はC14−17 アルケニルでありR2 
    は4−メトキシトリチル又はトリチルである)である式
    Cの化合物からなる群から選択される化合物。
  9. 【請求項9】  (a) 【化28】 (式中R1 はC14−17 アルケニルであり、R2
     は4−メトキシトリチル又はトリチルであり、R3 
    はメトキシエトキシメチル又はメトキシメチルである)
    である式Dの化合物 (b) 【化29】 (式中R1 はC14−17 アルケニルであり、R2
     はメトキシエトキシメチル又はメトキシメチルである
    )である式Eの化合物 (c) 【化30】 (式中R1 はC14−17 アルケニルであり、R3
     はメトキシエトキシメチル又はメトキシメチルである
    )である式E′の化合物 (d) 【化31】 (式中R1 はC14−17 アルケニルであり、R3
     はメトキシエトキシメチル又はメトキシメチルである
    )である式Fの化合物 (e) 【化32】 (式中R1 はC14−17 アルケニルである)であ
    る式Gの化合物からなる群から選択される化合物。
  10. 【請求項10】 【化33】 (式中R1 はC14−17 アルケニルである。但し
    式Hの化合物はΔ9,10−[3H]C16 −PAF
     、Δ9,10−[3H]C18 −PAF 又はΔ1
    ,2 −[3H]C16−PAF 以外である)である
    式Hの化合物。
  11. 【請求項11】 【化34】 (式中m及びnは正の整数であり、n+mの合計は12
    〜15である。但し式Iの化合物はΔ9,10−[3H
    ]C16 −PAF 、Δ9,10−[3H]C18 
    −PAF 又はΔ1,2 −[3H]C16 −PAF
     以外である)である式Iの化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023027021A1 (ja) * 2021-08-23 2023-03-02 株式会社レオロジー機能食品研究所 新規プラズマローゲン誘導体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023027021A1 (ja) * 2021-08-23 2023-03-02 株式会社レオロジー機能食品研究所 新規プラズマローゲン誘導体

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