JPH04316319A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH04316319A JPH04316319A JP11094891A JP11094891A JPH04316319A JP H04316319 A JPH04316319 A JP H04316319A JP 11094891 A JP11094891 A JP 11094891A JP 11094891 A JP11094891 A JP 11094891A JP H04316319 A JPH04316319 A JP H04316319A
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば従来の横型の減圧下におけ
る化学的気相成長法(以下LP−CVD法と略す)によ
る薄膜形成を行なう半導体製造装置を示したものである
。また、図7は図6に示した半導体製造装置において、
使用ガスを反応室内に導入する際の使用ガスの流量を時
間経過とともに図示したものa、及びその際の反応室内
の圧力を時間経過とともに図示したものbである。 さらに、図8は各流量制御器の信号やりとりを図示した
ものであり、図9は窒素における設定値と実流量の関係
を示したものである。図において、1はヒーター、2は
反応室、3はウエーハボート、4は半導体ウエーハ、5
は排気用配管、6は真空ポンプ、7は排気系開閉弁、8
は圧力計、9は不活性ガス導入用配管、10は反応ガス
導入用配管、11は不活性ガス流量制御器、12は反応
ガス流量制御器、13は不活性ガス用開閉弁、14は反
応ガス用開閉弁、15は不活性ガス用減圧弁、16は反
応ガス用減圧弁、17は不活性ガス導入口、18は反応
ガス導入口、19は反応生成物である。
る化学的気相成長法(以下LP−CVD法と略す)によ
る薄膜形成を行なう半導体製造装置を示したものである
。また、図7は図6に示した半導体製造装置において、
使用ガスを反応室内に導入する際の使用ガスの流量を時
間経過とともに図示したものa、及びその際の反応室内
の圧力を時間経過とともに図示したものbである。 さらに、図8は各流量制御器の信号やりとりを図示した
ものであり、図9は窒素における設定値と実流量の関係
を示したものである。図において、1はヒーター、2は
反応室、3はウエーハボート、4は半導体ウエーハ、5
は排気用配管、6は真空ポンプ、7は排気系開閉弁、8
は圧力計、9は不活性ガス導入用配管、10は反応ガス
導入用配管、11は不活性ガス流量制御器、12は反応
ガス流量制御器、13は不活性ガス用開閉弁、14は反
応ガス用開閉弁、15は不活性ガス用減圧弁、16は反
応ガス用減圧弁、17は不活性ガス導入口、18は反応
ガス導入口、19は反応生成物である。
【0003】次に動作について説明する。ヒーター1で
温められた反応室2内に、ウエーハボート3に並んだ半
導体ウエーハ4を設置し、反応室2内の気密を保つ。次
いで排気系開閉弁7を開け、真空ポンプ6により排気用
配管5を通じて反応室2内を0.005Torr付近ま
で減圧(以下、便宜上0.005Torrを真空と称す
)する。このとき、不活性ガスおよび反応ガス用開閉弁
13および14は閉じている。次に、真空ポンプ6によ
る排気を行ないながら反応ガス導入口18より反応ガス
を導入する。これに伴なって反応ガス用減圧弁16によ
る反応ガスの供給圧力の調圧と、反応ガス流量制御器1
2による反応ガス流量の調整を行ない、反応ガス用開閉
弁14を開く。ところで、反応ガス流量制御器12によ
る流量制御は、通常、その取扱説明書には、0.5〜3
.0kgf/cm2のガス供給圧力で正しく動作すると
されている。そこで、例えば反応ガス用減圧弁16を2
.0kgf/cm2に調圧する。2.0kgf/cm2
で反応ガス流量制御器12により制御された流量の反応
ガスを反応ガス導入用配管10を通して反応室2内に導
入する。このときのガス流量および反応室内圧力を時間
経過とともに図示したものを図7に示す。反応ガス流量
制御器12は、その構造上、ガス流し始めの一瞬に設定
流量をはるかに越えて流れるオーバーシュート現象を生
じる。このオーバーシュート現象は約2秒程度継続した
後、所望の流量に安定する。一方、反応室2内の圧力は
圧力計8により読みとれるが、流量同様約2秒程度上下
した後、一定の圧力に安定する。このとき、反応室2内
では、オーバーシュート現象の為、その約2秒間に反応
ガスによる化学反応が進みすぎ、反応生成物19を生じ
る。生じた反応生成物19は反応室2の下部にたまる。 所望時間、反応ガスを反応室2内に導入し、半導体ウエ
ーハ4上に薄膜形成を行なった後、反応ガス用開閉弁1
4を閉じ、真空ポンプ6により、反応室2及び反応ガス
導入用配管10内を強制排気する。次いで、排気系開閉
弁7を閉じた後、不活性ガス流量制御器11により制御
された流量の不活性ガスを不活性ガス導入用配管9を通
して反応室2内に導入し、反応室2内を大気圧まで復帰
させる。このとき、反応室2内に反応ガスを導入した場
合と同じく、不活性ガス導入口17より不活性ガスを導
入するにあたり、不活性ガス用減圧弁15による不活性
ガスの供給圧力の調圧を行ない、不活性ガス用開閉弁1
3を開く。ところで、不活性ガス流量制御器11による
流量制御は、通常、その取扱説明書には0.5〜3.0
kgf/cm2のガス供給圧力で正しく動作するとされ
ている。また、前述のオーバーシュート現象はガス供給
圧力を下げればオーバーシュート量が小さくなることは
よく知られている。そこで、例えば不活性ガス用減圧弁
15を0.5kgf/cm2に調圧する。このとき、大
気圧まで復帰させる際には、反応室2内下部にたまった
反応生成物19を巻き上がらせないように、例えば真空
から30Torrまでは不活性ガス流量制御器11によ
り1000cc/分、30Torrから100Torr
までは10000cc/分、100Torrから大気圧
までは50000cc/分を反応室2内に不活性ガス導
入用配管9を通して導入する。一方、不活性ガス流量制
御器11は0.5kgf/cm2に調圧された不活性ガ
スを導入すると、例えば窒素の場合、その設定値にかか
わらず、図9のように、最大約30000cc/分の流
量しか得られない。 そこで、50000cc/分を導入する際には、不活性
ガス用減圧弁15を再度2.0kgf/cm2に調圧し
直し用いる。このように、こまめな流量設定により、時
間の効率よく大気圧まで復帰させた後、反応室2の気密
を破り、ウエーハボート3に並んだ半導体ウエーハ4を
取り出すことにより処理を終える。
温められた反応室2内に、ウエーハボート3に並んだ半
導体ウエーハ4を設置し、反応室2内の気密を保つ。次
いで排気系開閉弁7を開け、真空ポンプ6により排気用
配管5を通じて反応室2内を0.005Torr付近ま
で減圧(以下、便宜上0.005Torrを真空と称す
)する。このとき、不活性ガスおよび反応ガス用開閉弁
13および14は閉じている。次に、真空ポンプ6によ
る排気を行ないながら反応ガス導入口18より反応ガス
を導入する。これに伴なって反応ガス用減圧弁16によ
る反応ガスの供給圧力の調圧と、反応ガス流量制御器1
2による反応ガス流量の調整を行ない、反応ガス用開閉
弁14を開く。ところで、反応ガス流量制御器12によ
る流量制御は、通常、その取扱説明書には、0.5〜3
.0kgf/cm2のガス供給圧力で正しく動作すると
されている。そこで、例えば反応ガス用減圧弁16を2
.0kgf/cm2に調圧する。2.0kgf/cm2
で反応ガス流量制御器12により制御された流量の反応
ガスを反応ガス導入用配管10を通して反応室2内に導
入する。このときのガス流量および反応室内圧力を時間
経過とともに図示したものを図7に示す。反応ガス流量
制御器12は、その構造上、ガス流し始めの一瞬に設定
流量をはるかに越えて流れるオーバーシュート現象を生
じる。このオーバーシュート現象は約2秒程度継続した
後、所望の流量に安定する。一方、反応室2内の圧力は
圧力計8により読みとれるが、流量同様約2秒程度上下
した後、一定の圧力に安定する。このとき、反応室2内
では、オーバーシュート現象の為、その約2秒間に反応
ガスによる化学反応が進みすぎ、反応生成物19を生じ
る。生じた反応生成物19は反応室2の下部にたまる。 所望時間、反応ガスを反応室2内に導入し、半導体ウエ
ーハ4上に薄膜形成を行なった後、反応ガス用開閉弁1
4を閉じ、真空ポンプ6により、反応室2及び反応ガス
導入用配管10内を強制排気する。次いで、排気系開閉
弁7を閉じた後、不活性ガス流量制御器11により制御
された流量の不活性ガスを不活性ガス導入用配管9を通
して反応室2内に導入し、反応室2内を大気圧まで復帰
させる。このとき、反応室2内に反応ガスを導入した場
合と同じく、不活性ガス導入口17より不活性ガスを導
入するにあたり、不活性ガス用減圧弁15による不活性
ガスの供給圧力の調圧を行ない、不活性ガス用開閉弁1
3を開く。ところで、不活性ガス流量制御器11による
流量制御は、通常、その取扱説明書には0.5〜3.0
kgf/cm2のガス供給圧力で正しく動作するとされ
ている。また、前述のオーバーシュート現象はガス供給
圧力を下げればオーバーシュート量が小さくなることは
よく知られている。そこで、例えば不活性ガス用減圧弁
15を0.5kgf/cm2に調圧する。このとき、大
気圧まで復帰させる際には、反応室2内下部にたまった
反応生成物19を巻き上がらせないように、例えば真空
から30Torrまでは不活性ガス流量制御器11によ
り1000cc/分、30Torrから100Torr
までは10000cc/分、100Torrから大気圧
までは50000cc/分を反応室2内に不活性ガス導
入用配管9を通して導入する。一方、不活性ガス流量制
御器11は0.5kgf/cm2に調圧された不活性ガ
スを導入すると、例えば窒素の場合、その設定値にかか
わらず、図9のように、最大約30000cc/分の流
量しか得られない。 そこで、50000cc/分を導入する際には、不活性
ガス用減圧弁15を再度2.0kgf/cm2に調圧し
直し用いる。このように、こまめな流量設定により、時
間の効率よく大気圧まで復帰させた後、反応室2の気密
を破り、ウエーハボート3に並んだ半導体ウエーハ4を
取り出すことにより処理を終える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
不活性ガスおよび反応ガス流量制御器11および12と
不活性ガス用および反応ガス用減圧弁15および16の
組合せによりガスの実流量が決定されている。ところが
、不活性ガスおよび反応ガス流量制御器11および12
にまつわるオーバーシュート現象の流量のオーバーシュ
ート量を小さくする為に、不活性ガス用および反応ガス
用減圧弁15および16を最低動作圧力に調圧すると、
特に大流量の場合、所望流量が得られないという問題が
あった。また同時に、所望流量を得る為に動作圧力を高
く調圧すればするほど流量のオーバーシュート量が大き
くなり、反応室2内の反応生成物19の発生および巻き
上がりをうながし、半導体ウエーハ4上に付着、最終的
な製品歩留りを著しく低下させるという問題点があった
。
不活性ガスおよび反応ガス流量制御器11および12と
不活性ガス用および反応ガス用減圧弁15および16の
組合せによりガスの実流量が決定されている。ところが
、不活性ガスおよび反応ガス流量制御器11および12
にまつわるオーバーシュート現象の流量のオーバーシュ
ート量を小さくする為に、不活性ガス用および反応ガス
用減圧弁15および16を最低動作圧力に調圧すると、
特に大流量の場合、所望流量が得られないという問題が
あった。また同時に、所望流量を得る為に動作圧力を高
く調圧すればするほど流量のオーバーシュート量が大き
くなり、反応室2内の反応生成物19の発生および巻き
上がりをうながし、半導体ウエーハ4上に付着、最終的
な製品歩留りを著しく低下させるという問題点があった
。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、必要最小限のガス供給圧力
により、その使用ガスによるオーバーシュート現象のオ
ーバーシュート量を最小限に最適化する半導体製造装置
を提供することを目的としている。
ためになされたものであり、必要最小限のガス供給圧力
により、その使用ガスによるオーバーシュート現象のオ
ーバーシュート量を最小限に最適化する半導体製造装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体製
造装置は、減圧弁とガス流量制御器を一体化し、かつ、
外部コントローラーからの使用圧力および所望流量の入
力信号により、入力信号に応じたガス圧力とガス流量を
同時に制御することを可能としたものである。
造装置は、減圧弁とガス流量制御器を一体化し、かつ、
外部コントローラーからの使用圧力および所望流量の入
力信号により、入力信号に応じたガス圧力とガス流量を
同時に制御することを可能としたものである。
【0007】
【作用】この発明における半導体製造装置は、減圧弁と
ガス流量制御器を一体化し、かつ、外部入力信号に応じ
たガス圧力とガス流量を同時に制御することを可能とし
たので、オーバーシュート現象における流量のオーバー
シュート量を最小限に抑えつつ、大流量設定時にはその
流量が得られるように自動的に圧力変更を行なうため、
異物の発生および巻き上がりによる付着を抑え、かつ、
所望流量を確実に得ることが出来る。
ガス流量制御器を一体化し、かつ、外部入力信号に応じ
たガス圧力とガス流量を同時に制御することを可能とし
たので、オーバーシュート現象における流量のオーバー
シュート量を最小限に抑えつつ、大流量設定時にはその
流量が得られるように自動的に圧力変更を行なうため、
異物の発生および巻き上がりによる付着を抑え、かつ、
所望流量を確実に得ることが出来る。
【0008】
実施例1、図1はこの発明の一実施例を示す断面図、図
2は図1の半導体製造装置を使用した横型LP−CVD
装置を示す図、図3は図1の半導体製造装置において使
用ガスを反応室2内に導入する際の使用ガスの流量を、
また、その際の反応室2内の圧力をそれぞれ時間経過と
ともに示している。さらに図4は図1の半導体製造装置
における外部入力信号に対する信号のやりとりを図示し
たものであり、図5は窒素における設定値と実流量の関
係を示したものである。図において、1はヒーター、2
は反応室、3はウエーハボート、4は半導体ウエーハ、
5は排気用配管、6は真空ポンプ、7は排気系開閉弁、
8は圧力計、9は不活性ガス導入用配管、10は反応ガ
ス導入用配管、13は不活性ガス用開閉弁、14は反応
ガス用開閉弁、17は不活性ガス導入口、18は反応ガ
ス導入口、19は反応生成物、20は不活性ガス用減圧
弁内蔵型一体式流量制御器、21は反応ガス用減圧弁内
蔵型一体式流量制御器を示している。
2は図1の半導体製造装置を使用した横型LP−CVD
装置を示す図、図3は図1の半導体製造装置において使
用ガスを反応室2内に導入する際の使用ガスの流量を、
また、その際の反応室2内の圧力をそれぞれ時間経過と
ともに示している。さらに図4は図1の半導体製造装置
における外部入力信号に対する信号のやりとりを図示し
たものであり、図5は窒素における設定値と実流量の関
係を示したものである。図において、1はヒーター、2
は反応室、3はウエーハボート、4は半導体ウエーハ、
5は排気用配管、6は真空ポンプ、7は排気系開閉弁、
8は圧力計、9は不活性ガス導入用配管、10は反応ガ
ス導入用配管、13は不活性ガス用開閉弁、14は反応
ガス用開閉弁、17は不活性ガス導入口、18は反応ガ
ス導入口、19は反応生成物、20は不活性ガス用減圧
弁内蔵型一体式流量制御器、21は反応ガス用減圧弁内
蔵型一体式流量制御器を示している。
【0009】次に動作について説明する。ヒーター1で
温められた反応室2内に、ウエーハボート3に並んだ半
導体ウエーハ4を設置し、反応室2内の気密を保つ。次
いで、排気系開閉弁7を開け、真空ポンプ6により排気
用配管5を通じて反応室2内を真空にする。このとき、
不活性ガスおよび反応ガス用開閉弁13および14は閉
じている。次に、真空ポンプ6による俳気を行ないなが
ら、反応ガス導入口18より反応ガスを導入する。これ
に伴なって反応ガス用減圧弁内蔵型一体式流量制御器2
1によるガス使用最低圧力と所望ガス流量を入力かつ制
御させながら、反応ガス用開閉弁14を開く。反応ガス
は反応ガス用減圧弁内蔵型一体式流量制御器21により
圧力、流量ともに最適化されている為、反応ガス導入用
配管10を通して反応室2内に導入されてもオーバーシ
ュート現象はない。あるいは、仮に生じてもごくわずか
である為、反応ガスによる化学反応の進みすぎは起こら
ない。所望時間、反応ガスを反応室2内に導入し、半導
体ウエーハ4上に薄膜形成を行なった後、反応ガス用開
閉弁14を閉じ、真空ポンプ6により、反応室2内及び
反応ガス導入用配管10内を強制排気する。次いで、排
気系開閉弁7を閉じた後、不活性ガスを不活性ガス用減
圧弁内蔵型一体式流量制御器20によりガス使用最低圧
力と所望ガス流量を入力かつ制御させながら不活性ガス
導入用配管9を通して反応室2内に導入し、反応室2内
を大気圧まで復帰させる。このとき、反応室2内に反応
ガスを導入した場合と同じく、不活性ガス導入口17よ
り不活性ガスを導入し、不活性ガス用開閉弁13を開く
。このとき、大気圧まで復帰させる際には、反応室2内
下部にたまった反応生成物19を巻き上がらせないよう
に、こまめな流量設定により、時間の効率よく大気圧ま
で復帰させるが、大流量の設定の場合も不活性ガス用減
圧弁内蔵型一体式流量制御器20により圧力が最適化さ
れるので、所望流量が得られる。大気圧まで復帰させた
後、反応室2内の気密を破り、ウエーハボート3に並ん
だ半導体ウエーハ4を取り出すことにより処理を終える
。
温められた反応室2内に、ウエーハボート3に並んだ半
導体ウエーハ4を設置し、反応室2内の気密を保つ。次
いで、排気系開閉弁7を開け、真空ポンプ6により排気
用配管5を通じて反応室2内を真空にする。このとき、
不活性ガスおよび反応ガス用開閉弁13および14は閉
じている。次に、真空ポンプ6による俳気を行ないなが
ら、反応ガス導入口18より反応ガスを導入する。これ
に伴なって反応ガス用減圧弁内蔵型一体式流量制御器2
1によるガス使用最低圧力と所望ガス流量を入力かつ制
御させながら、反応ガス用開閉弁14を開く。反応ガス
は反応ガス用減圧弁内蔵型一体式流量制御器21により
圧力、流量ともに最適化されている為、反応ガス導入用
配管10を通して反応室2内に導入されてもオーバーシ
ュート現象はない。あるいは、仮に生じてもごくわずか
である為、反応ガスによる化学反応の進みすぎは起こら
ない。所望時間、反応ガスを反応室2内に導入し、半導
体ウエーハ4上に薄膜形成を行なった後、反応ガス用開
閉弁14を閉じ、真空ポンプ6により、反応室2内及び
反応ガス導入用配管10内を強制排気する。次いで、排
気系開閉弁7を閉じた後、不活性ガスを不活性ガス用減
圧弁内蔵型一体式流量制御器20によりガス使用最低圧
力と所望ガス流量を入力かつ制御させながら不活性ガス
導入用配管9を通して反応室2内に導入し、反応室2内
を大気圧まで復帰させる。このとき、反応室2内に反応
ガスを導入した場合と同じく、不活性ガス導入口17よ
り不活性ガスを導入し、不活性ガス用開閉弁13を開く
。このとき、大気圧まで復帰させる際には、反応室2内
下部にたまった反応生成物19を巻き上がらせないよう
に、こまめな流量設定により、時間の効率よく大気圧ま
で復帰させるが、大流量の設定の場合も不活性ガス用減
圧弁内蔵型一体式流量制御器20により圧力が最適化さ
れるので、所望流量が得られる。大気圧まで復帰させた
後、反応室2内の気密を破り、ウエーハボート3に並ん
だ半導体ウエーハ4を取り出すことにより処理を終える
。
【0010】実施例 2.上記実施例1では、減圧弁
部と流量制御部の制御方法が、流量優先方式の圧力決定
を基本としているが、その方式に限定されず、圧力優先
方式の流量決定を行なってもよい。
部と流量制御部の制御方法が、流量優先方式の圧力決定
を基本としているが、その方式に限定されず、圧力優先
方式の流量決定を行なってもよい。
【0011】実施例 3.上記実施例1および2では
、減圧弁部と流量制御部の制御方法が、流量優先方式の
圧力決定および圧力優先方式の流量決定であるが、この
2種類に限るものでなく、流量および圧力可変式の両変
数決定を行なってもよい。
、減圧弁部と流量制御部の制御方法が、流量優先方式の
圧力決定および圧力優先方式の流量決定であるが、この
2種類に限るものでなく、流量および圧力可変式の両変
数決定を行なってもよい。
【0012】実施例 4.上記実施例1では、減圧弁
部の構造を特に指定しなかったが、5kgf/cm2以
下の圧力に減圧できる構造であればよい。
部の構造を特に指定しなかったが、5kgf/cm2以
下の圧力に減圧できる構造であればよい。
【0013】実施例 5.上記実施例1では、流量制
御部の構造を特に指定しなかったが、設定流量に対して
±8%F.S.(定格最大流量の±8%)より良好な精
度を持って制御可能な構造であればよい。
御部の構造を特に指定しなかったが、設定流量に対して
±8%F.S.(定格最大流量の±8%)より良好な精
度を持って制御可能な構造であればよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、減圧
弁と流量制御器を一体式とし、かつ、外部入力信号に応
じたガス圧力とガス流量を同時に制御することを可能と
したので、オーバーシュート現象における流量のオーバ
ーシュート量を最小限に抑えつつ、大流量設定時にはそ
の流量が得られるように自動的に圧力変更を行なうため
、異物の発生および巻き上がりによる付着を抑え、かつ
、所望流量を確実に得られるという効果がある。
弁と流量制御器を一体式とし、かつ、外部入力信号に応
じたガス圧力とガス流量を同時に制御することを可能と
したので、オーバーシュート現象における流量のオーバ
ーシュート量を最小限に抑えつつ、大流量設定時にはそ
の流量が得られるように自動的に圧力変更を行なうため
、異物の発生および巻き上がりによる付着を抑え、かつ
、所望流量を確実に得られるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の半導体製造装置を使用した横型LP−C
VD装置を示す図である。
VD装置を示す図である。
【図3】図1の半導体製造装置において使用ガスを反応
室内に導入した際の使用ガス流量あるいは反応室内の圧
力を時間経過とともに図示したものである。
室内に導入した際の使用ガス流量あるいは反応室内の圧
力を時間経過とともに図示したものである。
【図4】図1の半導体製造装置における外部入力信号に
対する信号のやりとりを図示したものである。
対する信号のやりとりを図示したものである。
【図5】窒素における設定値と実流量の関係を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来の横型LP−CVD装置を示す図である。
【図7】図6に示した横型LP−CVD装置において使
用ガスを反応室内に導入した際の使用ガス流量あるいは
反応室内の圧力を時間経過とともに図示したものである
。
用ガスを反応室内に導入した際の使用ガス流量あるいは
反応室内の圧力を時間経過とともに図示したものである
。
【図8】従来の流量制御器等における外部入力信号に対
する信号のやりとりを図示したものである。
する信号のやりとりを図示したものである。
【図9】図6に示した横型LP−CVD装置において、
不活性ガスに窒素を用い、0.5kgf/cm2に調圧
し用いた場合の使用ガス流量あるいは反応室内の圧力を
時間経過とともに示し、かつ、設定値と実流量の関係を
示したものである。
不活性ガスに窒素を用い、0.5kgf/cm2に調圧
し用いた場合の使用ガス流量あるいは反応室内の圧力を
時間経過とともに示し、かつ、設定値と実流量の関係を
示したものである。
1 ヒーター
2 反応室
3 ウエーハボート
4 半導体ウエーハ
5 排気用配管
6 真空ポンプ
7 排気系開閉弁
8 圧力計
9 不活性ガス導入用配管
10 反応ガス導入用配管
13 不活性ガス用開閉弁
14 反応ガス用開閉弁
17 不活性ガス導入口
18 反応ガス導入口
Claims (1)
- 【請求項1】 減圧弁とガス流量制御器を一体化し、
かつ、外部コントローラーからの使用圧力および所望流
量の入力信号により、入力信号に応じたガス圧力とガス
流量を同時に制御することを可能とした半導体製造装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094891A JPH04316319A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094891A JPH04316319A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316319A true JPH04316319A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=14548606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11094891A Pending JPH04316319A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316319A (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP11094891A patent/JPH04316319A/ja active Pending
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