JPH10289900A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH10289900A
JPH10289900A JP9407697A JP9407697A JPH10289900A JP H10289900 A JPH10289900 A JP H10289900A JP 9407697 A JP9407697 A JP 9407697A JP 9407697 A JP9407697 A JP 9407697A JP H10289900 A JPH10289900 A JP H10289900A
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JP
Japan
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load lock
process chamber
gas
lock chamber
chamber
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JP9407697A
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Toshiharu Shinozuka
敏治 篠塚
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置内での半導体ウェハ表面への
ダスト付着を抑制した半導体製造装置を提供する。 【解決手段】 プロセスチャンバ11とロードロックチ
ャンバ17間のゲートバルブ8に並列に入る、プロセス
チャンバ11とロードロックチャンバ17間のバイパス
配管50と、バイパス配管50の途中に設けた流量調整
バルブ51を有する減圧CVD装置1で、バイパス配管
50を通した気体の移動を行って、上記の二つのチャン
バ間の気圧差を殆ど無い状態にした後、ゲートバルブ8
を開け、プロセスチャンバ11とロードロックチャンバ
17間で、半導体ウェハ10を載置したウェハボート3
0の移動を行う。 【効果】 半導体装置の製造歩留が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に関
し、さらに詳しくは、半導体ウェハを処理するプロセス
チャンバと、半導体ウェハのロードやアンロードを行う
ロードロックチャンバとがゲートバルブを介して接続し
た、減圧状態で半導体ウェハを処理する成膜装置および
プラズマエッチング装置等の半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化に伴い、半
導体装置の製造における各種被処理膜の加工パターン
は、益々微細化してきている。半導体装置の製造におけ
るパターン寸法がハーフミクロン以下となると、半導体
ウェハ上に付着したダスト(付着ダスト)の大きさが
0.2μm程度であっても、パターニング時の付着ダス
トに起因したパターンくずれ等が発生し、製造された半
導体装置の特性不良となる確率が大きくなり、半導体装
置の製造歩留を低下させる原因となる。この半導体ウェ
ハへの付着ダストの発生箇所の大部分は、半導体製造装
置内であり、高集積化した半導体装置の製造において
は、特にダスト発生の少ない半導体製造装置が要望され
ている。
【0003】この付着ダスト低減の要望の高い半導体製
造装置として、TEOS(Tetraethyl or
thosilicate)酸化膜、ポリシリコン膜、S
34 膜を成膜する減圧CVD(Chemical
Vapor Deposition)装置等の成膜装置
や、絶縁膜、ポリシリコン膜、金属膜等をパターニング
するプラズマエッチング装置等がある。ここでは、上述
した成膜装置やプラズマエッチング装置の一例として、
プロセスチャンバとロードロックチャンバとがゲートバ
ルブを介して接続した、Si34 膜を形成する縦型の
減圧CVD装置を、図2を参照して説明する。
【0004】まず、Si3 4 膜を形成する縦型の減圧
CVD装置1の構成は、図2に示すように、減圧CVD
法により半導体ウェハ10表面にSi3 4 膜を堆積す
る反応炉部2、反応ガスや窒素系ガスを供給するガス供
給系3(一部図示)、反応生成物ガスや未反応ガス等を
排気するプロセス排気系4、半導体ウェハ10をウェハ
ボート30に載置するロードロック部5、ロードロック
部5のロードロックチャンバにN2 ガスを導入するN2
ガス供給系6(一部図示)、ロードロック部5のロード
ロックチャンバ17を排気するロードロックチャンバ排
気系7およびSi3 4 膜の堆積終了後にプロセスチャ
ンバ11とロードロックチャンバ17とを隔離し、ウェ
ハボート30がロードロックチャンバ17よりプロセス
チャンバ11への移動時に開くゲートバルブ8により概
略構成されている。
【0005】反応炉部2は、プロセスチャンバ11と、
プロセスチャンバ11部を加熱する加熱ヒータ(図示省
略)と、プロセスチャンバ11の下部に反応ガスや窒素
系ガスを供給するガス供給系3のガス供給配管12と、
プロセスチャンバ11の上部より反応生成物ガスや未反
応ガス等を排気するプロセス排気系4の排気管13等で
概略構成されている。
【0006】ガス供給系3は、詳細図示は省略したが、
減圧CVDの反応ガスやN2 ガスを供給するガス供給
部、流量調整部およびガス供給部より反応炉部2のプロ
セスチャンバ11に反応ガスやN2 ガスを導くガス供給
配管12により概略構成されている。プロセス排気系4
は、排気管13と、この排気管13の途中に取り付けら
れた大気圧ゲージ14とバルブ15およびメカニカルブ
ースタポンプとドライポンプを組み合わせた排気ポンプ
16等で概略構成されている。
【0007】ロードロック部5は、ロードロックチャン
バ17と、ロードロックチャンバ17にN2 ガスを導入
するN2 ガス配管18と、ロードロックチャンバ17を
排気するロードロックチャンバ排気系7の排気管19で
概略構成されている。N2 ガス供給系6は、詳細図示は
省略したが、N2 ガスを供給するガス供給部、流量調整
部およびガス供給部よりロードロック部5のロードロッ
クチャンバ17にN2 ガスをを導くN2 ガス配管18に
より概略構成されている。ロードロックチャンバ排気系
7は、排気管19と、この排気管19の途中に取り付け
られた大気圧ゲージ20とバルブ21およびプロセス排
気系4と共用する排気ポンプ16等で概略構成されてい
る。
【0008】ゲートバルブ8は、大気圧ゲージ14から
の信号と大気圧ゲージ20からの信号を受け、プロセス
チャンバ11内とロードロックチャンバ17内とが共に
ほぼ大気圧である期間のみ開閉作動をする機構となって
いる。
【0009】半導体ウェハ10を載置するウェハボート
30は、ロードロック部5のロードロックチャンバ17
と反応炉部2のプロセスチャンバ11との間をウェハボ
ート駆動部(図示省略)により移動し、移動後ロードロ
ックチャンバ17内やプロセスチャンバ11内の所定の
位置に固定される。
【0010】次に、上述した減圧CVD装置1の動作を
説明する。まず、ロードロック部5のロードロックチャ
ンバ17の扉を開けて、ロードロックチャンバ17内に
あるウェハボート30に半導体ウェハ10を載置する。
その後ロードロックチャンバ17の扉(図示省略)を閉
め、N2 ガス供給系6よりN2 ガスをロードロックチャ
ンバ排気系7により排気し、ロードロックチャンバ17
内をほぼ大気圧程度に保ちながら、ロードロックチャン
バ17内の空気をN2 ガスで置換する。
【0011】次に、N2 ガスの供給を停止し、ロードロ
ックチャンバ排気系7のバルブ21を閉め、ウェハボー
ト30をプロセスチャンバ11へ移動させる移動指示を
出す。この移動指示を出した時点で、プロセスチャンバ
11内とロードロックチャンバ17内とが共にほぼ大気
圧であり、大気圧ゲージ14からの信号と大気圧ゲージ
20からの信号を受けてたゲートバルブ8は作動する状
態となっているため、ゲートバルブ8が開き、続いてウ
ェハボート30の駆動部が動作し、ウェハボート30を
プロセスチャンバ11内に移動し、プロセスチャンバ1
1底部とウェハボート30のベースキャップ30aと
が、プロセスチャンバ11底部のシールリング、例えば
Oリングを介して密着した状態で停止する。
【0012】次に、プロセス排気系4のバルブ15を開
けて、プロセス排気系4によりプロセスチャンバ11内
が所定の真空度以上となるまで排気する。その後、ガス
供給系3により、Si3 4 膜を形成するための反応ガ
スであるSiH2 Cl2 ガスとNH3 ガスとの混合ガス
をプロセスチャンバ11内に導入し、半導体ウェハ10
表面にSi3 4 膜を堆積する。所定膜厚のSi3 4
膜を堆積した後、反応ガスの供給を停止し、プロセスチ
ャンバ11内の真空度が所定の真空度になるまで排気を
続ける。
【0013】次に、プロセス排気系4のバルブ15を閉
じ、ガス供給系3によりN2 ガスをプロセスチャンバ1
1内に導入し、プロセスチャンバ11内を大気圧とした
後、N2 ガスの供給を停止する。次に、ウェハボート3
0のロードロックチャンバ17への移動指示を出す。こ
の移動指示により、ウェハボート30はプロセスチャン
バ11内よりロードロックチャンバ17内に移動し、ロ
ードロックチャンバ17内の所定の位置で停止する。そ
の後ゲートバルブ8が閉じる。次に、ロードロックチャ
ンバ17の扉を開けて、ウェハボート30よりSi3
4 膜の堆積した半導体ウェハ10を取り出す。
【0014】上述した減圧CVD装置1においては、ロ
ードロックチャンバ17からプロセスチャンバ11にウ
ェハボート30を移動させる際にゲートバルブ8を開く
と、ロードロックチャンバ17とプロセスチャンバ11
との間に僅かな気圧差、例えば、大気圧の1%程度の気
圧差があると、ロードロックチャンバ17とプロセスチ
ャンバ11間に大きな気体流が発生する。この大きな気
体流の発生によって、プロセスチャンバ11内壁等に付
着していたCVD時に発生した反応生成物等によるダス
トが舞い上がり、半導体ウェハ10表面に付着するとい
う現象がおこる。半導体ウェハ10表面へのダスト付着
がCVD以前に起こると、この付着したダスト付近のS
3 4 膜の膜質が異常になり、作製される半導体装置
の特性不良を起こす虞がある。また、半導体ウェハ10
表面へのダスト付着がCVD以後に起こると、その後の
工程、例えばフォトリソグラフィ工程におけるパターン
くずれ等の原因となり、この事も、作製される半導体装
置の特性不良を起こす虞がある。
【0015】上述の如く、この減圧CVD装置1は、ロ
ードロックチャンバ17とプロセスチャンバ11との間
でウェハボート30を移動させる際に、半導体ウェハ1
0にダストが付着し、このダスト起因で半導体装置の製
造歩留を低下させるという問題が起こる虞がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した半
導体製造装置における問題点を解決することをその目的
とする。即ち本発明の課題は、半導体製造装置内での半
導体ウェハ表面へのダスト付着を抑制した半導体製造装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
は、上述の課題を解決するために提案するものであり、
プロセスチャンバ、ロードロックチャンバおよびプロセ
スチャンバとロードロックチャンバ間にゲートバルブを
有する半導体製造装置において、ゲートバルブに並列に
入る、プロセスチャンバとロードロックチャンバ間のバ
イパス配管と、バイパス配管の途中に設けたバルブとを
有することを特徴とするものである。
【0018】本発明によれば、上述した装置構成を採用
することにより、半導体ウェハを載置したウェハボート
をロードロックチャンバよりプロセスチャンバに移動さ
せる際のゲートバルブが開く前、およびプロセスチャン
バよりロードロックチャンバへウェハボートが移動させ
る前に、上記のバイパス配管を通して二つのチャンバ間
の気体移動を行わせ、二つのチャンバ間の気圧差が殆ど
無い状態とするため、二つのチャンバ間の気圧差による
気体の流れが殆どなく、気体の流れによるプロセスチャ
ンバ内壁等に付着したダストの舞い上がりが殆ど無くな
り、半導体ウェハ表面へのダスト付着を抑制することが
できる。従って、ダスト起因の半導体装置の特性不良が
軽減でき、半導体装置の製造歩留が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施の形態
例につき、添付図面を参照して説明する。なお従来技術
の説明で参照した図2中の構成部分と同様の構成部分に
は、同一の参照符号を付すものとする。
【0020】本実施の形態例は、プロセスチャンバとロ
ードロックチャンバとがゲートバルブを介して接続し
た、Si3 4 膜を形成する縦型の減圧CVD装置に本
発明を適用した例であり、これを図1を参照して説明す
る。本実施の形態例のSi3 4 膜を形成する縦型の減
圧CVD装置1の基本構成は、図1に示すように、従来
例の減圧CVD装置1とほぼ同様なので、同様な部分の
説明は省略し、特徴部分の説明を詳述する。本実施の形
態例の減圧CVD装置1は、図1に示す如く、ゲートバ
ルブ8に並列に入る、プロセスチャンバ11とロードロ
ックチャンバ17間のバイパス配管50と、バイパス配
管50の途中に設けたバルブ、例えば流量調整バルブ5
1とが設けられている。
【0021】次に、本実施の形態例の減圧CVD装置1
の動作を説明する。まず、従来例と同様にして、半導体
ウェハ10を載置したウェハボート30のあるロードロ
ックチャンバ17内をN2 ガスで置換した後、N2 ガス
供給系6からのN2 ガス供給を停止し、ロードロックチ
ャンバ排気系7のバルブ21を閉じた状態にする。その
後、流量調整バルブ51を開く。この流量調整バルブ5
1を開くと、ほぼ大気圧であるプロセスチャンバ11内
と、やはりほぼ大気圧であるロードロックチャンバ17
内との気圧差により、気圧の高い方のチャンバ、例えば
プロセスチャンバ11より気圧の低い方のチャンバ、例
えばロードロックチャンバ17へと、気体、例えばN2
ガスがバイパス配管50を通って少しずつ移動する。こ
の状態で所定時間経過すると、プロセスチャンバ11と
ロードロックチャンバ17間の気圧差が殆ど無い状態と
なる。この気圧差が殆ど無い状態となった時点で、流量
調整バルブ51を閉じる。
【0022】次に、ウェハボート30をプロセスチャン
バ11へ移動させる移動指示を出す。この移動指示を出
した時点では、プロセスチャンバ11内とロードロック
チャンバ17内とが共にほぼ大気圧であるため、大気圧
ゲージ14からの信号と大気圧ゲージ20からの信号を
受けてたゲートバルブ8は作動する状態となっている。
従って、上述した移動指示で、ゲートバルブ8が開き、
その後ウェハボート30は、駆動部(図示省略)により
ロードロックチャンバ17よりプロセスチャンバ11へ
と移動し、プロセスチャンバ11底部とウェハボート3
0のベースキャップ30aとが、プロセスチャンバ11
底部のシールリング、例えばOリングを介して密着した
状態で停止する。
【0023】上述した如き動作を行うと、ウェハボート
30をプロセスチャンバ11からロードロックチャンバ
17へ移動させる際の、ゲートバルブ8を開けた時点
で、プロセスチャンバ11内とロードロックチャンバ1
7内の気圧差が殆どないため、これらチャンバ間の気
体、例えばN2 ガスの移動は殆ど無い。従って、従来例
のようなゲートバルブ8を開いた時の気体の流れに伴
う、プロセスチャンバ11内壁等に付着していた、CV
D時に発生した反応生成物等によるダストの舞い上がり
が殆ど無く、従って半導体ウェハ10表面へのダスト付
着が殆ど無い。また、プロセスチャンバ11内とロード
ロックチャンバ17内の気圧差を無くすための、バイパ
ス配管50による気体の移動は流量調整バルブ51によ
る僅かづつの移動なので、プロセスチャンバ11内壁等
に付着していたCVD時に発生した反応生成物等による
ダストの舞い上がりが殆ど無く、従ってウェハボート3
0がプロセスチャンバ11に移動した時点で、プロセス
チャンバ11内の気体中に含まれた舞い上がりダストに
よる半導体ウェハ10表面へのダスト付着は殆どない。
【0024】次に、従来例と同様にして、プロセスチャ
ンバ11内のウェハボート30に載置された半導体ウェ
ハ10表面にSi3 4 膜を堆積する。所定の膜厚のS
3 4 膜を堆積した後、ガス供給系3からの反応ガス
供給を停止し、プロセスチャンバ11内の真空度が所定
の真空度となった時点で、プロセス排気系4のバルブ1
5を閉める。その後、ガス供給系3よりN2 ガスをプロ
セスチャンバ11内に導入し、プロセスチャンバ11内
をほぼ大気圧にする。
【0025】次に、流量調整バルブ51を開く。この流
量調整バルブ51を開くと、ほぼ大気圧であるプロセス
チャンバ11内と、やはりほぼ大気圧であるロードロッ
クチャンバ17内との気圧差により、気圧の高い方のチ
ャンバ、例えばプロセスチャンバ11より気圧の低い方
のチャンバ、例えばロードロックチャンバ17へと、気
体、例えばN2 ガスがバイパス配管50を通って少しず
つ移動する。この状態で所定時間経過すると、プロセス
チャンバ11とロードロックチャンバ17間の気圧差が
殆ど無い状態となる。この気圧差が殆ど無い状態となっ
た時点で、流量調整バルブ51を閉じる。
【0026】次に、ウェハボート30をロードロックチ
ャンバ17へ移動させる移動指示を出す。この移動指示
により、ウェハボート30はプロセスチャンバ11内よ
りロードロックチャンバ17内に移動し、ロードロック
チャンバ17内の所定の位置で停止する。その後ゲート
バルブ8が閉じる。その後、ロードロックチャンバ17
の扉を開けて、ウェハボート30よりSi3 4 膜を堆
積した半導体ウェハ10を取り出す。
【0027】上述したSi3 4 膜のCVD後のウェハ
ボート30のプロセスチャンバ11内よりロードロック
チャンバ17内への移動においても、CVD前のウェハ
ボート30のロードロックチャンバ17内よりプロセス
チャンバ11内への移動の際のゲートバルブ8を開く時
と同様に、プロセスチャンバ11内とロードロックチャ
ンバ17内の気圧差が殆どないので、この二つのチャン
バ間にN2 ガスの流れは殆どない。従って、従来例のよ
うなウェハボート30のプロセスチャンバ11内よりロ
ードロックチャンバ17内への移動の際に、気体の流れ
に伴うプロセスチャンバ11内壁等に付着していた、C
VD時に発生した反応生成物等によるダストの舞い上が
りが殆ど無く、従って半導体ウェハ10表面へのダスト
付着が殆ど無い。また、プロセスチャンバ11内とロー
ドロックチャンバ17内の気圧差を無くすための、バイ
パス配管50による気体の移動は流量調整バルブ51に
よる僅かづつの移動なので、プロセスチャンバ11内壁
等に付着していた、CVD時に発生した反応生成物等に
よるダストの舞い上がりが殆ど無く、従って半導体ウェ
ハ10表面へのダスト付着は殆どない。
【0028】以上、本発明を実施の形態例により説明し
たが、本発明はこの実施の形態例に何ら限定されるもの
ではない。例えば、本発明の実施の形態例では、半導体
製造装置としてプロセスチャンバとロードロックチャン
バを有した、Si3 4 膜を成膜する減圧CVD装置と
したが、プロセスチャンバとロードロックチャンバを有
した、TEOS酸化膜、ポリシリコン膜等を成膜する減
圧CVD装置等の成膜装置や、プロセスチャンバとロー
ドロックチャンバを有した、絶縁膜、ポリシリコン膜、
金属膜等をパターニングするプラズマエッチング装置に
本発明を適応してもよい。また、本発明の実施の形態例
では、バイパス配管の途中に設置するバルブを流量調整
バルブとしたが、流量調整バルブの代わりに、開閉動作
のみのバルブを用い、バイパス配管を細くして気体の移
動量を少なくしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体製造装置は、ゲートバルブに並列に入る、プロ
セスチャンバとロードロックチャンバ間のバイパス配管
と、バイパス配管の途中に設けたバルブにより、プロセ
スチャンバ内の気圧とロードロックチャンバ内気圧間の
気圧差が殆ど無い状態にして、ウェハボートのプロセス
チャンバとロードロックチャンバ間を移動させるため、
半導体製造装置内での半導体ウェハ表面に付着するダス
トを抑制することができる。従って、この半導体製造装
置を用いて作製される半導体装置の製造歩留が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態例のSi3 4
を形成する減圧CVD装置の概略図である。
【図2】従来例のSi3 4 膜を形成する減圧CVD装
置の概略図である。
【符号の説明】
1…減圧CVD装置、2…反応炉部、3…ガス供給系、
4…プロセス排気系、5…ロードロック部、6…N2
ス供給系、7…ロードロックチャンバ排気系、8…ゲー
トバルブ、10…半導体ウェハ、11…プロセスチャン
バ、12…ガス供給配管、13,19…排気管、14,
20…大気圧ゲージ、15,21…バルブ、16…排気
ポンプ、17…ロードロックチャンバ、18…N2 ガス
配管、30…ウェハボート、30a…ボートキャップ、
50…バイパス配管、51…流量調整バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスチャンバ、ロードロックチャン
    バおよび前記プロセスチャンバと前記ロードロックチャ
    ンバ間にゲートバルブを有する半導体製造装置におい
    て、 前記ゲートバルブに並列に入る、前記プロセスチャンバ
    と前記ロードロックチャンバ間のバイパス配管と、前記
    バイパス配管の途中に設けたバルブとを有することを特
    徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブは、流量調整バルブであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の半導体製造装置。
JP9407697A 1997-04-11 1997-04-11 半導体製造装置 Pending JPH10289900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043935A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Kiyoshi Nagaba 太陽光の集光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043935A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Kiyoshi Nagaba 太陽光の集光装置

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