JPH04316061A - ファン回転異常検出装置 - Google Patents

ファン回転異常検出装置

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JPH04316061A
JPH04316061A JP3108237A JP10823791A JPH04316061A JP H04316061 A JPH04316061 A JP H04316061A JP 3108237 A JP3108237 A JP 3108237A JP 10823791 A JP10823791 A JP 10823791A JP H04316061 A JPH04316061 A JP H04316061A
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JP
Japan
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fan
heater
temperature
time
energization
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Withdrawn
Application number
JP3108237A
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English (en)
Inventor
Yukihide Ushio
牛 尾 行 秀
Akio Noguchi
野 口 秋 生
Yoji Serizawa
芹 澤 洋 司
Shinpei Matsuo
松 尾 信 平
Makoto Takeuchi
竹 内  誠
Masaji Uchiyama
内 山 正 次
Kazuro Yamada
山 田 和 朗
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Canon Inc
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばレーザビーム
プリンタ等の記録装置の冷却用ファンのファン回転制御
において、特にファン回転の異常を検出するファン回転
異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ(以降LB
Pと略す。)等の記録装置では、既に公知である電子写
真方式である為、出力画像の記録媒体の定着手段にハロ
ゲンヒータ等の熱源を利用している。しかし、この定着
手段がある故に装置内の昇温が記録装置を制御する電気
回路などに影響を与え、誤動作や寿命時間など装置性能
を左右させ得ることもあった。
【0003】したがって、この種の装置には、装置内の
冷却用にファンを用いて、装置内の昇温を抑制するよう
に構成されている。
【0004】更に、装置内の冷却用ファンが寿命や何ら
かの異常によって回転動作が停止した状態をも検出し、
ファンの交換が出来るように構成されていた。
【0005】そのファン回転異常検出装置は、ファン回
転サーボ系回路に回転有無を検出するような、例えば、
タック信号検出器回路を付加させ検出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ファン回転の有無が分かれば良いだけであっ
たとしても、タック信号検出器回路を付加させなければ
ファン回転の異常検出をできないために、ファンのコス
トがファン回転異常検出装置分上昇し、装置として考え
ると配線、組立個数等も含めてかなりのコストウエイト
になってしまうと言うような欠点があった。
【0007】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、簡
単な構成で、コストをかけずにファン回転の異常を検出
し得るファン回転異常検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、定着ヒ
ータに通電されている時間を検出するヒータ通電時間検
出手段と、定着ヒータに電力が通電されない時間を検出
するヒータ通電遮断時間検出手段と、前記ヒータ通電時
間検出手段で検出された通電時間とヒータ通電遮断時間
検出手段で検出された通電遮断時間とを比較する通電時
間比較手段と、該ファン回転制御手段によってファンの
回転数を切り換えた時の通電時間比較手段からの検出結
果に基づいてファンの回転停止および回転制御異常を検
出するファンロック検出手段と、を具備して成ることを
特徴とする。
【0009】また、通電比較手段からの出力と所定値と
の第2の比較手段を設けることにより、定着ヒータの寿
命を検出する。
【0010】
【作用】而して、ファンが停止している場合にはファン
が正常の場合に比べて装置内が高温となるために、定着
ヒータの温調制御において通電を遮断する時間がファン
が正常に回転している場合よりも短くなる。この音調時
間の変化を、通電時間比較手段により検出し、ファンロ
ック検出手段によってファンの異常を検出する。
【0011】
【実施例】以降、本発明について説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例を示す構成回路図
であり、図2,図3は、本発明の第1の実施例での制御
部の制御例を示すフローチャートである。又、図4は、
本発明の第1の実施例でのヒータ制御に対する動作を示
すタイミングチャートである。
【0013】図1に於いて、1は、所定の温度に制御す
べき定着ヒータである。2は、法的規格上必要となる温
度ヒューズであり、LBPの場合サーモスイッチを用い
ている。この温度ヒューズは、1のヒータの近傍に設置
されていて、予め設定された温度に達するとヒータへの
通電を遮断するものである。しかし、2のサーモスイッ
チによるヒータ1への通電の遮断は、最終的な安全機構
であり、本発明の動作に於いては関係ないため、説明を
省く事にする。
【0014】3は、ヒータ1の温度を検出するサーミス
タであり、ヒータ1の近傍に設置されている。4は、本
発明のヒータ温調安全装置のためのヒータ通電遮断手段
であるリレーであり、ヒータ1に対して直列に接続され
ている。
【0015】また、5は、ヒータ1への通電を直接スイ
ッチングするトライアックであり、6はトライアック5
で生じるスイッチングノイズを除去するスパークキラー
である。7は、DC制御信号を入力とし、トライアック
5のスイッチングをコントロールするゼロクロススイッ
チ機能のホトトライアックカプラである。8は、ホトト
ライアックカプラ7のドライブ手段であり、9はリレー
4のドライブ手段である。
【0016】10は、本装置の中央制御装置であるDC
コントローラ、11はサーミスタ3の温度に対する抵抗
値変化を電圧レベルに変換する電圧変換回路で基本的に
は抵抗ブリッジ構成に成っている。12は、DCコント
ローラ10での制御を実施するCPUである。
【0017】一方、13はCPU12によって、ファン
に供給する電圧を切り換えファン回転速度を制御するフ
ァン供給電圧切り換え回路である。尚、ファン供給電圧
切り換え回路は、たとえば、停止電圧(0V)、低速回
転電圧(12V)、中速回転電圧(18V)、高速回転
電圧(24V)、等ファン14へ供給する電圧を切り換
える事が可能であれば良く、特に本発明に対して特徴と
するところではなく、限定されたものでないので詳細に
ついて説明を省く。
【0018】14は、本装置内昇温を抑制する為の冷却
用ファン(以降、ファンと略す)でヒータ1の昇温した
熱気を装置外に掃き出している。従って、ファン14の
回転速度により、熱気の掃き出し量が異なるはずであり
、それに伴いヒータ温調制御タイミングは変化してくる
のである。
【0019】以降、図1を用いてヒータ1の温度制御す
るための構成について簡単に説明する。
【0020】電源を投入すると、CPU12は所定の初
期化を終了させた後サーミスタ3での出力を検出する。 尚、この温度検出方法は本発明とするところとは特に関
係なく、サーミスタ3からの温度検出データに応じて電
圧に変換出来れば良いのである。
【0021】本実施例においては、サーミスタ3を他の
固定抵抗と組合せた抵抗ブリッジで構成し、CPU12
のアナログ電圧・ディジタルデータ値変換するA/D入
力ポートに接続し、ソフト的にヒータ温度を読み取って
いる。そして、温度検出後、異常温度範囲と判断すると
リレー4をOFFし、所定の条件によりヒータエラーと
して処理される。一方、正常温度範囲内と判断するとリ
レー4をONし、所望の値になるようヒータの温度制御
を開始する。
【0022】通常、電源投入されるとサーミスタ3から
の検出値は室温程度に成っている。この場合、先ずはヒ
ータ1をONするためにCPU12のポートを操作する
。つまり、CPU12のポート出力をHIレベルにする
ことでトランジスタ8をONさせ、ホトトライアックカ
プラ7のLEDをONさせる。そのことでホトトライア
ックカプラ7によって、トライアック5が導通状態(ゼ
ロクロススイッチング)となり、ヒータ1にAC電圧が
加わりヒータをONさせることになる。同様に、ヒータ
1をOFFさせる時には、CPU12のポート出力をL
OWレベルにすれば良い。
【0023】以降、本発明の制御について、図1を基に
図2,図3のフローチャートを用いて説明する。
【0024】図2に示すフローチャートは、本記録装置
の定着ヒータ温調を制御するプログラムの一部で有り、
本実施例を示す制御部である。このプログラムは、メイ
ンルーチンにて定着温調サブルーチンをCALLした後
、定着温調サブルーチン中でENTERされた部分のル
ーチンである。尚、本発明は、説明を容易にするために
ファン回転異常検出部のみのプログラムについて説明を
する。従って、定着ヒータ温調の詳細については容易に
理解できる程度にする。
【0025】さらに、本プログラム形式は、各シーケン
スルーチンを並列処理可能なモニタープログラムによる
方式を採用しているため、各シーケンスルーチンでのプ
ログラムは、ENTER/ESCPを区切りに順々に他
のプログラムをスキャンしている。この並列処理可能な
モニタープログラムは、ごく一般的なもので、本発明に
対して特に限定されたものではない。本実施例に於いて
は、ENTERは、メモリテーブルより指定されたメモ
リの内容に記憶されたアドレスよりプログラムを開始す
る(指定されたアドレスからのCALL文)。ESCP
は、次にENTERされた時にプログラムを開始したい
アドレスを指定のメモリテーブルに格納してENTER
された所に戻る(RETURN文)と定義している。
【0026】図2において、定着ヒータ温度が所定の温
度に達すると図中FSR−CNTROLで示す所に移り
、定着ヒータ温度を一定の設定値温度(実施例では、1
80℃である。)を保持しようと制御し始める。
【0027】20では、ヒータ1をONすべきかOFF
すべきかを判断する。仮に、ヒータ1をOFFすべき時
は、21に移りタイマーAをスタートする。そして、2
2,23,24によって、ヒータ温度が設定温度の最低
温度(実施例では、178℃である。)まで低下するま
でヒータをOFFする。
【0028】そして、ヒータ温度が設定温度の最低温度
になると25に移り、タイマーAをストップしてヒータ
のOFF時間を記憶する。26に移り、ヒータOFF制
御を常にフェールセーフで止める為、再度ヒータをOF
Fにして27に移る。27では、ヒータのOFF/ON
が1サイクル実施されたか否かFLAG−Aをチェック
する。現説明過程では、OFF/ONが1サイクル実施
されていない為、28でESCPされ、20に戻る。
【0029】次に、20では、ヒータ1をONすべき状
態であるため29に移り、タイマーBをスタートする。 そして、30,31,32によって、ヒータ温度が設定
温度の最高温度(実施例では、182℃である。)まで
上昇するまでヒータ1をONする。そして、ヒータ1の
温度が設定温度の最高温度になると33に移り、タイマ
ーBをストップしてヒータ1のON時間を記憶する。
【0030】34に移り、ヒータをOFFにして35に
移る。35では、ヒータのOFF/ONが1サイクル実
施された事を指示するためにFLAG−Aセットする。 そして、再び28でESCPされ、20に戻る。異常動
作を繰り返す事で、ヒータのON/OFFの各々時間が
1サイクル毎に記憶された状態で36から37に移り、
本発明の意図するファン回転異常検出部分をCALLす
る。
【0031】FAN−CNTLに移ると、図3に示すよ
うに40,41,42でファンカウンタ(ファン状態を
示すカウンタ)値をチェックする。そして、43,44
,45,46でタイマーAでの値をタイマーBの値で除
算し、各ファンカウンタ値毎にデータ0、データ1、デ
ータ2、データ3というメモリに記憶させる。
【0032】その後、47,48,49でファンカウン
タをカウントアップして、50,51,52及び53,
54,55,56でファン動作を次の状態にセットする
。具体的にファンカウンタ=0の時について述べる。 FAN−CNTLに移って来る時の状態は、47でファ
ンカウンタ値は“4”に成り、48,49,50により
53に移り、ファンを停止してリターンする。そして再
び、40にて、43に移りデータ0値を演算し、47に
移り、以上常動作を繰り返す。その事で、各ファン動作
に於けるヒータON/OFF比率の演算が記憶される。
【0033】そして、各ファン動作に於けるデータ値が
一通り終了すると(本実施例では、ファンカウンタ値が
0〜3)57に移り、ファン故障を検出すべく比較演算
をする。尚、本実施例の演算はほんの一例であって、そ
の演算内容については特に限定されたものではない。
【0034】57では、データ0とデータ1との和とデ
ータ2とデータ3との和との値を比較する。そしてもし
、データ0とデータ1との和がデータ2とデータ3との
和より大きければ、58に移りファン故障をセットする
。通常は、逆であるため59に移り、データ3の値を所
定値と比較する。
【0035】その結果、所定値以上であると60で定着
ヒータ寿命として、交換要求をセットする。通常は、所
定値以内であるため47に移り引続きチェックを進める
。ここで、57でのチェック基準と59でのチェック基
準についての詳細説明を図4を用いて述べていくことに
する。
【0036】図4は、各ファン動作に於けるヒータON
/OFF比率を示したもので、仮にヒータON/OFF
デューティが同一の場合の時のものである。ヒータON
/OFFサイクルについて、各ファン動作に於ける周期
が異なる場合については、第2の実施例で述べる事にす
る。定着ヒータ付近にあるファンは、その回転数で雰囲
気温度の状態を異なえるため、図に示す如くファン回転
数が低い程ON比率は少なくて済む。従って、ヒータO
FF時間をヒータON時間で乗算すればファン回転数が
低い程値は大きく成るはずである。
【0037】しかし、ファンが故障していれば、定着ヒ
ータ付近にあるファンによって、雰囲気温度の状態は変
化しないので、各ファン動作に於けるヒータON/OF
F比率も変わらなくなってしまうため、演算結果ファン
故障の検出が出来るのである。
【0038】また、各ファン動作に於けるヒータON/
OFF比率が変化しているにも拘らず、ヒータON/O
FF比率が極端に悪化している場合、すなわち予め各環
境でのヒータON/OFF比率が分かっているので、そ
の値より悪化した時は、定着ヒータの昇温率が悪化した
と判断出来、寿命と考えられるのである。
【0039】尚、各ファン動作に於けるヒータON/O
FF比率変化については、その装置構造などにより温度
勾配が異なる為、本実施例のように各ファン動作一回ご
との測定を実施してヒータのON/OFF比率を比較し
なくても良く、例えば、一つのファン動作をある所定時
間実施し、その平均比率を算出し、各ファン動作におけ
るデータとして演算比較しても良いことは言うまでも無
い。 [他の実施例]次に、第2の実施例について、図5のフ
ローチャート及び図6を用いて説明する。尚、本第2の
実施例は、第1の実施例中に述べたヒータON/OFF
サイクルが各ファン動作に於いて周期が異なる場合であ
る。
【0040】この第2の実施例は、図5で示すFAN−
CNTLがCALLされる迄は第1の実施例と同様なの
で、説明を省く事にする。
【0041】FAN−CNTLに移ると40,41,4
2でファンカウンタ(ファン状態を示すカウンタ)値を
チェックする。そして、43,44,45,46でタイ
マーAでの値をタイマーBの値で除算し、各ファンカウ
ンタ値毎にデータ00、データ10、データ20、デー
タ30というメモリに記憶させる。更に、61,62,
63,64でタイマーAの値とタイマーBの値の和を取
り、各ファンカウンタ値毎にデータ01、データ11、
データ21、データ31というメモリに記憶する。その
後、47,48,49でファンカウンタをカウントアッ
プして50,51,52及び53,54,55,56で
ファン動作を次の状態にセットする。以降は、第1の実
施例同様であるので説明を省く。
【0042】そして、以上動作を繰り返し各ファン動作
に於けるヒータON/OFF比率の演算、および1サイ
クル分のヒータON/OFF周期時間が記憶される。そ
して、各ファン動作におけるデータ値が一通り終了する
と(本実施例では、ファンカウンタ値が0〜3)64に
移り、ファン故障を検出すべく比較演算をする。尚、本
実施例の演算はほんの一例であって、その演算内容につ
いては特に限定されたものではない。
【0043】この64でのデータ比較は、以下に述べる
ことを実行する。尚、本実施例の場合は、図6に示すよ
うに、ヒータON/OFF比率と1サイクル分のヒータ
ON/OFF周期時間が異なってしまう時である。従っ
て、本実施例での判断基準は、ヒータON/OFF比率
が各ファン動作において、第1の実施例で述べる状態で
かつ1サイクル分のヒータON/OFF周期時間が各フ
ァン動作において異なる事である。
【0044】尚、図6中では各ファン動作が高速になる
にしたがって延びる例を述べているが、装置構成によっ
ては、各ファン動作が高速になるにしたがって縮む場合
もある。つまり、ヒータON/OFF比率と1サイクル
分のヒータON/OFF周期時間が各ファン動作に応じ
変化すれば、ファンの回転数によってヒータ周囲の雰囲
気温度変化が生じてる事が明らかである為、ファンが正
常に回転している事を検出出来るのである。そして、こ
の64でのデータ比較結果によって、OKかNGかを判
断して第1の実施例同様58か59のどちらかに移って
いく。
【0045】最後に第3の実施例について図7を用いて
説明する。
【0046】第3の実施例に於いては、記録装置が印字
中か否かによってファン回転異常を検出するものである
。通常の記録装置は、印字中は定着ヒータの温度が所望
温度になっていないと定着不良に成ってしまうが、スタ
ンバイ中は定着ヒータの温度が多少変動してもなんら問
題には成らない。実際の記録装置では、プリントスタン
バイ中の定着温度の設定値は160℃近辺であるが、記
録装置によってはバラツクので説明上、印字中もプリン
トスタンバイ中も同一温度としておく。
【0047】図7に於いて、100で記録装置が印字中
であるかプリントスタンバイ中であるかを判断し、ファ
ン回転異常検出の実施をする。もし、印字中であれば、
101に移りファン回転異常検出はしないでプリントス
タンバイ中になるまで待つ事に成る。仮にプリントスタ
ンバイ中であれば、102に移り、一旦ヒータ温調制御
を止める。そして、103に移り、ファン及びヒータを
OFFし、第1のケースとして104,105,106
,107で例えば10℃低下するまでの時間をタイマー
Aに記憶させる。
【0048】次に、108に移りファンをONし、ヒー
タをOFFした状態で第2のケースとして109,11
0,111,112で例えば更に、10℃低下するまで
の時間をタイマーBに記憶させる。その後、113でタ
イマーAとタイマーBのデータ値を比較する。その結果
、ファン回転の有無によって所望の温度を低下させる時
間は異なるはずであり、かつ、ファンをONした時の方
が速いはずである。そのため、113でタイマーAとタ
イマーBのデータ値を比較すればファン回転異常検出が
出来るのである。もし、ファン異常と判断すれば、11
4に移りファン故障をセットする。通常は115に移り
ヒータ温調制御を再開する。そして、116,117で
再び設定温度に達するまで待ち、戻るのである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、定着ヒータに電力
が通電されている時間を検出するヒータ通電時間検出手
段と、定着ヒータに電流が通電されない時間を検出する
ヒータ通電遮断時間検出手段と、ヒータ通電時間検出手
段で検出された時間とヒータ通電遮断時間検出手段で検
出された時間とを比較する通電時間比較手段と、ファン
回転制御手段によってファンの回転数を切り換えた時の
通電時間比較手段からの検出結果に基づいてファンの回
転停止および回転制御異常を検出するファンロック検出
手段と、を設ける事により、従来のようにコストをかけ
ずファン回転の異常検出が出来るという効果がある。
【0050】また、通電時間比較手段からの出力と所定
値との第2の比較手段を有し、この第2の比較手段の結
果によって、定着ヒータの寿命を検出する事も出来ると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒータの温調制御を実施する構成回路図である
【図2】本発明の第1の実施例の制御例の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例の制御例の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】第1の実施例でのファン動作とヒータ制御動作
の関係を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の制御例の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】第2の実施例でのファン動作とヒータ制御動作
の関係を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例の制御例の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1  ヒータ 3  サーミスタ 4  ヒータ温調安全装置のためのリレー5  トライ
アック 7  ホトトライアックカプラ 10  DCコントローラ 11  電圧変換回路 12  CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  定着ヒータを備えた記録装置内を冷却
    するファンと、該ファンの回転数を切り換えて所望の回
    転数に制御するファン回転制御手段と、を備えたファン
    回転異常検出装置において、上記定着ヒータに通電され
    ている時間を検出するヒータ通電時間検出手段と、前記
    定着ヒータに通電されない時間を検出するヒータ通電遮
    断時間検出手段と、前記ヒータ通電時間検出手段で検出
    された通電時間と前記ヒータ通電遮断時間検出手段で検
    出された通電遮断時間とを比較する通電時間比較手段と
    、前記ファン回転制御手段によってファンの回転数を切
    り換えたときの通電時間比較手段からの検出結果に基づ
    いてファンの回転停止、回転制御異常を検出するファン
    ロック検出手段と、を具備して成ることを特徴とするフ
    ァン回転異常検出装置。
  2. 【請求項2】  通電時間比較手段からの出力と所定値
    との第2の比較手段を有し、該第2の比較手段によって
    、定着ヒータの寿命を検出することを特徴とする請求項
    1に記載のファン回転異常検出装置。
JP3108237A 1991-04-15 1991-04-15 ファン回転異常検出装置 Withdrawn JPH04316061A (ja)

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JP (1) JPH04316061A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324361B1 (en) * 1999-10-21 2001-11-27 Fujitsu Limited Cooling unit and method of cooling an electrophotographic apparatus
JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置

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