JPH10301441A - 定着ヒータ制御装置 - Google Patents

定着ヒータ制御装置

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JPH10301441A
JPH10301441A JP9113753A JP11375397A JPH10301441A JP H10301441 A JPH10301441 A JP H10301441A JP 9113753 A JP9113753 A JP 9113753A JP 11375397 A JP11375397 A JP 11375397A JP H10301441 A JPH10301441 A JP H10301441A
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heater
turned
heaters
fixing
lighting
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Yoshiyuki Tanimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータ点灯回数を平均化しヒータ寿命を伸ば
し、消費電力を押さえ、フリッカの発生を防止した定着
ヒータ制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の定着ヒータ10が設けられて、それ
ぞれの定着ヒータの点灯回数を記憶する手段5を有し、
ヒータ点灯時または消灯時にその点灯回数に基づいて平
均化するように制御し、異常を検知した場合に定着ヒー
タ制御装置を停止し、表示装置9に異常を表示するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複写機、FAX、
プリンタ等の定着ヒータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の定着ヒータとしては大電力の1
本のハロゲンヒータが用いられていることが多く、この
ような従来のヒータにおいては点灯時に大きな突入電流
が流れることによって起こる電圧低下により、同じ電源
ラインに接続されている照明装置(蛍光灯等)にちらつ
きを発生させる、いわゆるフリッカ現象や、CPUを用
いた電子回路にリセットを発生させてしまうというよう
な問題があった。
【0003】これらの対策として例えば実開平1−50
633号公報に開示されたようなものがあり、これは図
4に示すようなものであって、ヒータを分割しそれぞれ
のヒータ1とトライアックまたはSCR等の制御器3と
を直列に接続し、制御器3に接続した信号分配器7と設
定手段により電流波形毎に順次流れる電流を分散し、突
入電流によるフリッカを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにヒータを
分割して、電力を分散し点灯する方法は、小電力のヒー
タで制御するために、点灯回数がかえって多くなり、ハ
ロゲンヒータ等は点灯時間より点灯回数においてその寿
命が決まるため、煩雑な点灯は出来ず、また従来よりサ
ーミスタで検知し温度の上昇率から判断していては、点
灯後の検知まで時間がかかるため、フリッカへの対応が
できないことや、コピー中、ヒータ点灯時の温度上昇率
が低い時など、検知性能に問題を有していた。またコピ
ーの状態(転写紙サイズ、コピー間隔等)により必要定
着ワット数が異なるため、画一的にヒータを(複数の場
合、連続的に)点灯及び消灯すると、必要以上のワット
数での制御となり、温度のオーバーシュートが大きくな
り、無駄に電力を消費し、定着ローラの寿命を短くする
という問題をも有していた。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のヒータ制御装置のもつ問題を解消して、それぞれの
ヒータの点灯回数を平均化し、ヒータ寿命を伸ばし、消
費電力を押さえ、フリッカの発生を防止することのでき
る、定着ヒータ制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために請求項1に記載の発明は複数の定
着ヒータが設けられて、それぞれの定着ヒータの点灯回
数を記憶する手段を有し、ヒータ点灯時に、その点灯回
数を平均にするように制御することを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は請求項1に記載の
発明において、ヒータは点灯回数の多いヒータから順に
点灯して行き、消灯時は逆の順で消灯するが、消灯後一
定時間内に規定温度から外れた場合、再度その消灯した
ヒータを点灯するように制御することを特徴とした。
【0008】請求項3に記載の発明は請求項1に記載の
発明において、すべての点灯信号のAND信号がCPU
によって検知可能な手段を有し、CPUよりすべての点
灯信号を出力していないのに、前記のAND信号を検知
した時にはヒータを消灯して、複写動作を停止し、表示
装置に異常を表示することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態のブロ
ック図である。この実施形態において1は定着ヒータ制
御装置を示し、制御回路2、点灯回路3、定着ユニット
4で構成されている。制御回路2はCPU5とANDゲ
ート7とを有し、CPU5は入力端子をサーミスタ8と
ANDゲート7に接続し、出力端子をANDゲート7並
びに表示装置9に接続している。またANDゲート7は
入力端子をCPU5と接続し、出力端子をCPU5の入
力端子に接続している。点灯回路3のSSR6は入力端
子をANDゲート7の入力端子と接続し、一方の出力端
子を定着ヒータ10に接続し、他方の出力端子を電源回路
11に接続している。定着ユニットの定着ヒータ10は定着
ローラ12に内蔵され、一方の端子をSSR6に接続し他
方の端子を電源回路11に接続している。
【0010】制御回路2に内蔵のCPU5は、定着ロー
ラ12近傍に配置してあるサーミスタ8からの温度情報を
読み取り、ある規定の温度より定着ローラ12の表面温度
が下がったことを検知すると、ヒータの点灯信号を出力
する。点灯信号はすべてANDゲート7にも接続されて
おり、全出力がオンした時にはCPU5に全点灯を示す
信号が出力される。またCPU5は点灯回数を記憶する
手段と比較する手段とを有している
【0011】ANDゲート7はCPU5から出力され
た、全点灯信号を入力した場合にのみCPU5に出力信
号を出力する。
【0012】CPU5より出力された点灯信号は定着ヒ
ータ点灯回路3のヒータ点灯制御素子に出力される。ヒ
ータ点灯制御素子としてゼロクロス内蔵のSSR(ソリ
ッドステートリレー)6を用いており、点灯時交流のゼ
ロクロス点より通電されるため突入電流が軽減される。
定着ヒータ10は3本接続されており、それぞれに点灯回
路が接続されている。これらの各ヒータのワット数は定
着必要ワット数を3等分した値になっている。
【0013】図2のフローチャートに基づいて動作を説
明すれば、通常の待機時ではヒータの緩やかな温度低下
や、またはコピーの開始とともに転写紙によって急激に
熱を奪われるための温度低下などで、定着ローラ12の表
面温度が規定の温度よりも下がると(ステップ1)、C
PU5は点灯回数を記憶しているため、現在の定着ヒー
タ10の点灯回数を比較し、点灯回数の多い方から順に順
序づけを行う(ステップ2)。この場合A,B,Cの順
で点灯回数が多いとするとCPU5は先ずAを点灯し
(ステップ3)、一定時間後に再度温度を検知する(ス
テップ4)。この時まだ規定温度を下回っている場合は
次にBを点灯し(ステップ5)、同様にして一定時間後
まだ規定温度を下回っている場合は(ステップ6)、C
まで点灯する(ステップ7)。全点灯するとANDゲー
ト7より再確認のための信号がCPU5に出力され、C
PU5は全点灯を検知できる。
【0014】また図3のタイムチャートでa,b,cは
CPU5から各ヒータへの点灯信号で、図3は正常に動
作している場合を示したものである。CPU5は出力信
号の状態を記憶しているため、全ての点灯信号、a,
b,cが出力された時にANDゲート7からのdの信号
をCPU5が検知し、全点灯であることを再確認し、こ
れ以外の時(ヒータのA,B,Cの1つでもオフの時)
にdの信号を検知した時はCPU5は誤動作信号と判断
し、複写動作を停止し、操作部の表示装置9にSC(サ
ービスマンコール)を表示する。
【0015】消灯するときは、一度にオフする事をせ
ず、順にワット数を下げる様にする事で、オフ時の電圧
変動を最小限にする働きをする。またその時のコピーの
状態(転写紙サイズ、コピー間隔等)により必要定着ワ
ット数が異なるため、(A:常時点灯、B:オン/オフ
により規定温度範囲を保つ、又はA,B:常時点灯、
C:オン/オフにより規定温度範囲を保つ等)のような
制御を行うことによって、安定した温度変動の少ない
(必要以上のワット数での制御では温度のオーバーシュ
ートが大きくなる)制御が可能となる。
【0016】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明は、複数のヒータの点灯回数が均一にな
るため、特定のヒータの寿命を縮める事がなくなり、相
対的に定着装置としての寿命が伸びるという効果があ
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、安定した温度変
動の少ない制御が可能となるという効果がある。
【0018】請求項3に記載の発明はフリッカの発生を
防止することが出来るとともに、予想外の全点灯の信号
を瞬時に検知し機械を停止させる事で、その他の不具合
の発生を未然に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の作動状態を示すフローチャート図で
ある。
【図3】この発明のタイムチャート図である。
【図4】この発明と同種の従来のヒータ制御装置の回路
図である。
【符号の説明】
1 定着ヒータ制御装置 5 CPU 7 ANDゲート 9 表示装置 10 定着ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の定着ヒータが設けられて、それぞ
    れの定着ヒータの点灯回数を記憶する手段を有し、ヒー
    タ点灯時に、その点灯回数を平均にするように制御する
    ことを特徴とした定着ヒータ制御装置。
  2. 【請求項2】 ヒータは点灯回数の多いヒータから順に
    点灯して行き、消灯時は逆の順で消灯するが、消灯後一
    定時間内に規定温度から外れた場合、再度その消灯した
    ヒータを点灯するように制御することを特徴とする請求
    項1に記載の定着ヒータ制御装置。
  3. 【請求項3】 すべての点灯信号のAND信号がCPU
    によって検知可能な手段を有し、CPUよりすべての点
    灯信号を出力していないのに、前記のAND信号を検知
    した時には、ヒータを消灯して、複写動作を停止し、表
    示装置に異常を表示することを特徴とする請求項1に記
    載の定着ヒータ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1811345A1 (en) * 2006-01-24 2007-07-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Power control for a heating roller in an image forming apparatus
JP2016040595A (ja) * 2014-08-11 2016-03-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

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