JPH04315515A - 材料クランプ装置 - Google Patents

材料クランプ装置

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JPH04315515A
JPH04315515A JP8018091A JP8018091A JPH04315515A JP H04315515 A JPH04315515 A JP H04315515A JP 8018091 A JP8018091 A JP 8018091A JP 8018091 A JP8018091 A JP 8018091A JP H04315515 A JPH04315515 A JP H04315515A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
clamping
vise
deformation
vice
Prior art date
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Pending
Application number
JP8018091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tokiwa
徹 常盤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプを切断する際
に切断抵抗に抗してパイプを変形させないようにクラン
プする材料クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としてパイプを変形
させない手段としてバイス部にVブロックを取り付けて
多点でパイプをクランプしたり、総形バイスでパイプを
クランプする方法が知られている。
【0003】また、パイプを変形させない他の方法とし
てはバイス減圧弁を付設してクランプシリンダに行く圧
油を減圧する方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、バイス部にVブロックあるいは総形バイスでパ
イプをクランプする方法は、径に合わせてブロックを交
換したり、センター合わせしたりする必要があり、種々
のパイプ、径を処理する場合は不都合が多かった。
【0005】また、バイス減圧弁を付設して圧油を減圧
する方法は、クランプ力そのものを下げるため、変形防
止に対して有力であり、汎用性も高いが、送材定寸作業
時でクランプ力が弱いためにバイスと材料との間でスベ
リが発生し、定寸不良(製品長不良)の課題が発生する
可能性が多かった。
【0006】この発明の目的は、上記課題を改善するた
め、径の異なるパイプをクランプする際に、その都度、
ブロックを交換したりするわずらわしさを解消するとと
もに、バイスと材料との間に生ずるスベリをなくしてパ
イプの変形量を極力防止して確実なクランプを可能にし
た材料クランプ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、固定バイスと可動バイスとの協働によ
り材料をクランプする材料クランプ装置にして、前記可
動バイスを固定バイスに対して接近せしめて材料をクラ
ンプする際の可動バイスの位置を計測する計測手段と、
予め切断すべき材料としてのパイプの径,肉厚,長さお
よびクランプ力などを基にしてパイプの変形量Xoを演
算処理する演算処理手段と、この演算処理手段で演算処
理されたパイプの変形量Xoと予め決められたクランプ
代Xとを基にして、X<Xoとなるべく比較する比較手
段と、を備えて材料位置決め装置を構成した。
【0008】
【作用】この発明の材料クランプ装置を採用することに
より、可動バイスを固定バイスに対して接近させて、材
料をクランプする際の可動バイスの位置を計測し、予め
切断すべき材料のパイプの径,肉厚,長さおよびクラン
プ力などを基にしてパイプの変形量Xoを演算処理手段
で演算処理し、この演算処理されたパイプの変形量Xo
と予め決められたクランプ代Xとを基にして比較手段で
X<Xoとなるべく比較してクランプ代をクランプ前に
決定し、パイプをクランプする際に可動バイスを固定バ
イスに向ってパイプ径よりクランプ代分Xだけ、さらに
移動させてパイプの変形を最小限にするようにしたので
、径の異なるパイプをクランプする際に、その都度ブロ
ックを交換することなく、バイスと材料との間に生ずる
スベリがなくなると共に、パイプの変形を極力防止して
確実なクランプが行なわれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって詳細に
説明する。この発明は切断したパイプをクランプして取
り出し、所定の場所まで搬出する前バイス機能を持った
材料クランプ装置の一例が図3に示されている。
【0010】図3においてコンベア1によって送られて
きたパイプWは、切削抵抗に抗して本体バイス3の固定
バイス3Fと可動バイス3Mによって固定され、鋸歯T
によって切断されたパイプWA の材料クランプ装置と
しての前バイス5の固定バイス5Fと可動バイス5Mに
よりバイスシリンダ7を介してクランプされ、所定の位
置まで搬送される。
【0011】前記前バイス5としては、図4に示されて
いるように、バイスベース9の一側(図4において右側
)に前記固定バイス5Fが微調整可能に設けられている
と共に、バイスベース9の一側と反対側である他側には
可動バイス5Mが設けられている。前記バイスベース9
の図4において下部には左右方向へ延伸したガイドレー
ル11が設けられている。このガイドレール11には図
4において左右方向へ移動可能なスライダ13が設けら
れている。
【0012】このスライダ13の右側には前記可動バイ
ス5Mが設けられていると共に、スライダ13の左側に
は前記バイスベース9に取付けられたバイスシリンダ7
に装着されているピストンロッド7Pの先端が設けられ
ている。前記バイスシリンダ7の先端部には支持ブロッ
ク15が、また、バイスシリンダ7の一部には支持ブロ
ック17が取付けられている。この支持ブロック15と
17とには図4において左右方向へ延伸したラック19
が装着されており、ラック19の先端(図4において右
端)には前記スライダ13の左側が取付けられている。
【0013】上記構成により、切断されたパイプWA 
をバイスシリンダ7を作動させることにより、ピストン
ロッド7Pが図4において右方へ移動すると、スライダ
13がガイドレール11に案内されて右方へ移動するこ
とになる。したがって、可動バイス7Mが右方へ移動し
て切断されたパイプWA は固定バイス5Fと可動バイ
ス5Mとでクランプされることになる。この際、前記ス
ライダ13の左右方向の移動に伴なってラック19も左
右方向へ移動されることになる。
【0014】このラック19には計測手段としてのエン
コーダ装置21の一部を構成するピニオン23が噛合さ
れている。このエンコーダ装置21としては図5に示さ
れているように、前記バイスベース9上にエンコーダボ
ックス25が設けられている。このエンコーダボックス
25における図5において右側には上下方向へ延伸した
エンコーダ軸27が複数のベアリング29を介して回転
自在に支承されている。エンコーダ軸27の図5におい
て下側には前記ピニオン23が嵌着されていると共に、
エンコーダ軸27の図5において上側には磁気エンコー
ダ31が嵌着されている。この磁気エンコーダ31はフ
タ33でカバーされている。
【0015】前記エンコーダボックス25の図5におい
て左側内には、複数のベアリング35を介してヒンジボ
ルト37が回転自在に支承されており、このヒンジボル
ト37は図5において上側でヒンジブラケット39に装
着されている。このヒンジブラケット39は前記バイス
ベース9に固定されている。
【0016】上記構成により、ラック19が左右方向へ
移動することにより、ピニオン23が回転して、エンコ
ーダ軸27を介して磁気エンコーダ31で可動バイス7
Mの移動量を計測することができる。
【0017】前記切断されたパイプWA を固定バイス
7Fと可動バイス7Mでクランプする際の制御装置41
の構成ブロック図が図1に示されている。図1において
CPU43には例えば図6および図7に示されているよ
うな切断すべきパイプWの径φD,肉厚t,長さbなど
を入力するためのキーボードなどからなる入力装置45
が接続されていると共に、種々のデータを表示するCR
Tのごとき表示装置47が接続されている。
【0018】また、前記CPU43には入力装置45か
ら入力された前記パイプWの径φD,肉厚t,厚さb,
ヤング率E,クランプ力Fなど一時的に記憶させておく
メモリ49が接続されている。このメモリ49に記憶さ
れている上述した種々のデータをもとにして、パイプW
が図6に示したC,Dの方向でクランプしたときに変形
する変形量ΔDが次式により演算処理する演算処理手段
51が前記CPU43に接続されている。
【0019】   ΔDAB=−FR3 /EI(2/π−1/2) 
       (1)  ΔDCD=FR3 /EI(
π/4−2/π)          (2)上記(2
)式において、I=bt3 /12である。
【0020】前記演算処理手段51で演算処理された変
形量ΔDCDがバイスクランプ時の変形量Xoとなる。 この変形量XoよりパイプWのクランプ代XがX<Xo
となるように比較する比較手段53が接続されている。
【0021】また、前記CPU43には前記バイスシリ
ンダ7,磁気エンコーダ31がそれぞれインターフェー
スを介して接続されている。
【0022】上記構成により、図2に示したフローチャ
ートを基にして本実施例の切断されたパイプWA を固
定バイス7Fと可動バイス7Mとの協働でクランプする
動作を説明すると、図2において、ステップS1でバイ
スシリンダ7のストロークを計測する磁気エンコーダ3
1により、可動バイス7Mの位置を確実に計測する。
【0023】ステップS2で入力装置45からパイプク
ランプ前に判明しているファクターおよびデイメンショ
ンのデータを入力してメモリ49に記憶させる。なお、
ファクターおよびデイメンションは下記のとおりである
【0024】E:ヤング係数,21000kg/mm2
 予め切断すべき材料としてパイプWは、D:直径mm t:肉厚mm b:製品の長さ(切断後の長さ)mm R:パイプの内半径mm したがって、 I:慣性モーメントbt3 /12mmとなり、このI
は予め記憶させておく。
【0025】そして、ステップS3でクランプ力を予め
決めると共に、ステップS4で予め切断すべき材料に働
くクランプ代(X)を定めておく。
【0026】次に、ステップS5で機械力学的加圧力に
対するパイプの変形量Xoを演算処理手段51で次式に
よって演算処理される。
【0027】   ΔDAB=−FR3 /EI(2/π−1/2) 
       (1)  ΔDCD=FR3 /EI(
π/4−1/2)          (2)上記(2
)式のCD間の変形量Xoがバイスクランプ時の最大変
形量となる。
【0028】なお、上記(1)および(2)式は強度設
計データブックによる。
【0029】したがって、上記(2)式によりクランプ
力を機械特性としてのパイプの変形量Xoをクランプ前
に計算値として知ることができる。
【0030】次に予めクランプ代(X)を決めておいて
、ステップS6で上記パイプWの変形量(Xo)とクラ
ンプ代(X)とを基にして比較手段53でX<Xoとな
るべく比較し、実際のクランプ代(X)を決定する。
【0031】その際、ステップS6でX<Xoとならな
いときは、ステップS1の手前に戻り、あらためて前記
工程を検討し、再度作業を繰返す。次に、ステップS7
で可動バイス5Mを固定バイス5F側へバイシリンダ7
により移動させ、パイプWに当接させる。さらにステッ
プS8で可動バイス5Mをさらに、パイプWの径Dより
クランプ代分(X)だけ移動させてパイプWの変形を最
少限にし、かつ、確実なパイプクランプを行ない、パイ
プを所定の場所まで搬出させる。
【0032】ステップS9で作業が完了したことを確認
したら制御装置41によって次の作業工程を自動的に繰
返すと共に、作業が完了したらパイプWの切断を終了さ
せる。
【0033】したがって、バイスのクランプ代Xを制御
するためにパイプWの変形を弾性変形内に収めることが
可能であり、かつ、変形量をコントロールした中でのク
ランプ力のため確実なクランプとなり、材料の送材不良
が発生せず安定した精度保証が可能となる。
【0034】なお、この発明は前記した実施例に限定さ
れることはなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施しうるものである。例えば、本実施例で
は丸パイプを対象として説明したが、何も丸パイプに限
定されることはなく、角パイプについても同様に計算す
ることができる。計測手段として磁気エンコーダ31を
利用したが、パルスジェネレータなどそれ以外のもので
あっても構わない。
【0035】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、この発明によれば特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、バイスのクランプ代を制
御するためにパイプの変形を弾性変形内に収めることが
可能であり、かつ、変形量をコントロールした中でのク
ランプ力のため確実なクランプとなり、材料の送材不良
が発生せず安定した精度保証が可能となる効果をあげる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す材料クランプ装置の
構成ブロッグ図である。
【図2】前バイスの固定バイスと可動バイスでパイプを
する動作説明のフローチャートである。
【図3】この発明の材料クランプ装置を実施する切断装
置の概略的な平面図である。
【図4】図3に示した前バイスの一例を示す正面図であ
る。
【図5】図4におけるV矢視部の拡大詳細図である。
【図6】丸パイプの縦断面図である。
【図7】図6の横断面図である。
【符号の説明】
5  前バイス(材料クランプ装置) 5F  固定バイス 5M  可動バイス 7  バイスシリンダ 13  スライダ 19  ラック 21  エンコーダ装置(計測手段) 23  ピニオン 31  磁気エンコーダ 41  制御装置 43  CPU 45  入力装置 49  メモリ 51  演算処理手段 53  比較手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定バイスと可動バイスとの協働によ
    り材料をクランプする材料クランプ装置にして、前記可
    動バイスを固定バイスに対して接近せしめて材料をクラ
    ンプする際の可動バイスの位置を計測する計測手段と、
    予め切断すべき材料としてのパイプの径,肉厚,長さお
    よびクランプ力などを基にしてパイプの変形量Xoを演
    算処理する演算処理手段と、この演算処理手段で演算処
    理されたパイプの変形量Xoと予め決められたクランプ
    代Xとを基にして、X<Xoとなるべく比較する比較手
    段と、を備えてなることを特徴とする材料クランプ装置
JP8018091A 1991-04-12 1991-04-12 材料クランプ装置 Pending JPH04315515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8018091A JPH04315515A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 材料クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8018091A JPH04315515A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 材料クランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH04315515A true JPH04315515A (ja) 1992-11-06

Family

ID=13711164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8018091A Pending JPH04315515A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 材料クランプ装置

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JP (1) JPH04315515A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014013A1 (fr) * 1997-09-16 1999-03-25 Amada Company, Limited Procede de serrage d'une piece a l'aide d'un etau, et etau
CN108453304A (zh) * 2018-05-03 2018-08-28 韩银兰 一种基于电磁驱动原理的管道切割设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014013A1 (fr) * 1997-09-16 1999-03-25 Amada Company, Limited Procede de serrage d'une piece a l'aide d'un etau, et etau
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