JPH04315397A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH04315397A
JPH04315397A JP3108129A JP10812991A JPH04315397A JP H04315397 A JPH04315397 A JP H04315397A JP 3108129 A JP3108129 A JP 3108129A JP 10812991 A JP10812991 A JP 10812991A JP H04315397 A JPH04315397 A JP H04315397A
Authority
JP
Japan
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signal
luminance signal
circuit
level
processing circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3108129A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
広 伊藤
Susumu Kobayashi
進 小林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色相変化を伴わない
でダイナミック・レンジを拡大できるようにした映像信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーカメラの映像信号処理操作
におけるダイナミック・レンジ拡大のための方式として
は、図11の(A),(B)に示すような構成のものが
知られている。図11の(A)は、R.G.B原色信号
から輝度信号,色差信号を同時に生成する方式の映像信
号処理装置であり、(B)は輝度信号と色差信号を別々
に生成する方式の映像信号処理装置である。図11にお
いて、101 はガンマ処理回路、102 はニー処理
回路、103 はホワイト・クリップ回路、104 は
マトリクス回路、105 は変調回路である。図11の
(A)の映像信号処理装置においては、まずカラーカメ
ラからの各原色信号に対しガンマ処理回路101 にお
いて同じガンマ処理を行い緩やかな曲線にしたのち、再
生光量域を延ばすために、すなわちダイナミック・レン
ジを拡大させるためにニー処理回路102 でニー処理
を加え、次にホワイト・クリップ回路103 で規定信
号レベルでの制限を加える。これらの処理を経た原色信
号は、マトリクス回路104 において輝度信号Yと色
差信号(R−Y),(B−Y)を生成し、色差信号(R
−Y),(B−Y)は変調回路105 により変調を受
けて変調色信号Cが生成されるようになっている。なお
図11の(B)の映像信号処理装置も、マトリクス回路
104 において色差信号(R−Y),(B−Y)のみ
を生成している点を除いて、図11の(A)の方式のも
のと同様である。
【0003】上記映像信号処理装置におけるニー処理回
路102 においては、図12に示すように、各原色信
号とも同じ信号レベルにニー・ポイントが設定されてお
り、その結果、従来の映像信号処理装置におけるカラー
カメラの光量に対する原色信号レベル,色相(∝R/G
),彩度[∝(R−G)]の各変化は、それぞれ図12
,図13,図14に示すようになる。但し、ここでは説
明を簡単にするため、RとGの2原色信号のみにより合
成される色を例示しており、以後の説明もこの例示に基
づいて行うこととする。なお上記各図において、YCR
,YCGはそれぞれニー・ポイントにおけるR信号及び
G信号の光量を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の映像
信号処理回路において、ダイナミック・レンジ拡大のた
めに設けられている3原色信号(R.G.B)にニー処
理を加えるニー処理回路は、各原色信号とも同じレベル
にニー・ポイントが設定されている。したがって原色信
号間のレベル差が大きな場合、図12においてYCR,
YCGが一致していないように、ニー処理のかかり始め
る光量が異なり、これが図13に示すように、原色信号
間の比R/Gの変化、すなわち色相変化となって、忠実
な色再現を妨げていた。この色相変化は、特にYCR〜
YCG間で顕著に現れる。
【0005】本発明は、従来の映像信号処理装置におけ
る上記問題点を解消するためになされたもので、ダイナ
ミック・レンジ等の他の特性に支障を与えないで色相変
化を阻止するようにした映像信号処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、映像信号処理装置において、輝
度信号に対して所定レベル以上の光量部において圧縮を
加えるためのニー処理回路と、該輝度信号を制御信号と
してあるレベル以上の光量部において色信号を圧縮する
ための色信号ゲイン・コントロール部とを備えるもので
ある。
【0007】このように構成した映像信号処理装置にお
いては、輝度信号のみニー処理回路によりニー圧縮が加
えられ、色信号はニー圧縮処理を行わず輝度信号により
制御されるゲイン・コントロール部において、あるレベ
ル以上の光量部において圧縮され、したがって色相変化
を伴わないで、ダイナミック・レンジの拡大を図ること
ができる。
【0008】
【実施例】次に実施例について説明する。まず本発明の
映像信号処理装置の基本回路構成を図1に基づいて説明
する。図1において、1は輝度信号用ガンマ処理回路、
2はR.G.B原色信号用ガンマ処理回路、3は輝度信
号に基づいてコントロール信号を送出するコントロール
信号発生部、4は該コントロール信号を受けてガンマ処
理された原色信号のゲインを制御するゲイン・コントロ
ール部、5は輝度信号にニー処理を加えるニー処理回路
、6はニー処理を受けた輝度信号にレベル制限を加える
ホワイト・クリップ回路である。
【0009】このような構成の映像信号処理装置におい
ては、3原色信号に対してニー処理及びホワイト・クリ
ップ処理を行わずガンマ処理のみを行い、輝度信号に対
してのみガンマ,ニー,ホワイト・クリップの各処理を
加える。これにより、色相を変えずにダイナミック・レ
ンジの拡大を図ることができる。しかしながら、原色信
号はニー及びホワイト・クリップ処理がなされないため
に、光量に対するレベル変化は図2に示すようになり、
各信号とも同じレベル比を保ったまま増加していく。一
方輝度信号に対してはガンマ,ニー,ホワイト・クリッ
プの各処理を加えているため、光量に対して従来と同様
の特性を示す。したがって、このままでは大光量部で輝
度信号が圧縮されるにも拘らず、彩度に圧縮が加わらず
、輝度に比べて彩度が大きくなることによって視覚的な
自然さを乱してしまう。このため本発明では、あるレベ
ル以上の光量部において色信号に圧縮を加えるため、図
3に示すようなゲイン・コントロール特性を有するゲイ
ン・コントロール部4を設けている。これにより、ある
レベル以上の光量では彩度に圧縮が加えられ、したがっ
て視覚的な自然さを乱さず、且つ色相を変えずにダイナ
ミック・レンジの拡大が可能となる。なお図1において
、コントロール信号発生部3はガンマ処理回路1の前、
あるいはニー処理回路5の後に設けてもよい。
【0010】次に具体的な実施例について説明する。図
4の(A),(B)は第1実施例を示すブロック構成図
で、(A),(B)に示す映像信号処理装置は、図11
の(A),(B)に対応する本発明の実施例である。図
4において、11はガンマ処理回路、11aは輝度信号
用ガンマ処理回路、11bは原色信号用ガンマ処理回路
、12はマトリクス回路、13はコントロール信号発生
部、14a, 14bは色差信号ゲイン・コントロール
部、15は輝度信号用ニー処理回路、16は輝度信号用
ホワイト・クリップ回路、17は変調回路である。
【0011】次に図4の(A)に示した映像信号処理回
路に基づいて動作を説明すると、まずガンマ処理回路1
1でガンマ処理された原色信号をマトリクス回路12に
入力し、輝度信号Yと色差信号(R−Y),(B−Y)
を生成する。そして輝度信号によりコントロール信号発
生部13から発生したコントロール信号に基づいて、ゲ
イン・コントロール部14a, 14bにおいて各色差
信号のレベルを制御する。レベル制御された色差信号は
変調回路17で変調を受け変調色信号Cを生成する。一
方、輝度信号はニー処理回路15及びホワイト・クリッ
プ回路16でそれぞれ処理を受ける。
【0012】上記コントロール信号発生部13からのコ
ントロール信号には、前記図3に示したような特性、す
なわちY=YC の輝度レベルまでは被コントロール信
号をレベル制限しないまま通過させ、それ以上の輝度レ
ベルに対しては、その増加に伴い被コントロール信号の
レベルを落としていくようなゲイン・コントロール特性
を持たせている。これによってYC 以上の輝度に対し
ては、その増加と共に彩度を減少させることが可能とな
っている。なお、YC の値は輝度信号のニー・ポイン
トレベルでの光量YY とするのがよいが、より視覚的
に自然な映像となるように、コントロール部内で適当に
調整可能な構成にしてもよい。
【0013】この実施例においては、図5,6に示すよ
うに、3原色レベル比を常に一定にしたまま各々のレベ
ルを圧縮していくことを可能にしており、簡単な構成で
ダイナミック・レンジを拡大させながら色相変化、すな
わち変色のない自然な色再現を実現することができる。 なお図6において、波線は圧縮を加えない場合の彩度特
性を示している。
【0014】次に第2実施例について説明する。図7の
(A),(B)は、図1の(A),(B)に対応する本
発明の第2実施例を示すブロック構成図である。この実
施例は、ゲイン・コントロール部14を変調回路17の
後段に配置し、変調後の変調色信号Cのゲインを制御す
るようにしたものである。
【0015】図4の(A),(B)に示した第1実施例
では、同じコントロール信号で変調前の2つの色差信号
(R−Y),(B−Y)に対して、それぞれ異なった圧
縮操作を行うようになっているが、この実施例では、変
調後の変調色信号Cを圧縮するようにしているので、ゲ
イン・コントロール部を一つにすることができ、回路規
模を縮小することを可能にしている。
【0016】次に第3実施例のブロック構成図を図8に
示す。この実施例は、輝度信号が色信号と異なるマトリ
クス内で生成される方式のものにおいて、色差信号用マ
トリクス回路12の前段にゲイン・コントロール部14
a, 14b, 14cを配置するものである。この場
合も第1実施例と同様な作用効果が得られる。
【0017】なお上記各実施例において、マトリクス回
路等の後段回路における入力ダイナミック・レンジに、
図10において許容信号レベルLP で示すように、制
限がある場合、上記色相不変域の拡大効果が損なわれな
い範囲で、図9に示すようにマトリクス回路等の前段に
、ニー処理回路18及びホワイト・クリップ回路19を
加えてもよい。例えば、従来のニー処理では信号レベル
の80〜100 %をニー・ポイントとしていたことに
よって色相変化が生じていたが、マトリクス回路等の入
力ダイナミック・レンジ拡大のため、図10に示すよう
に仮に200 %をニー・ポイントとした場合、200
 %までは色相変化が抑えられ、従来のものと比べて色
相不変域の拡大という効果があるといえる。
【0018】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明は、輝度信号はニー処理回路によりニー圧縮が加
えられ、色信号は輝度信号により制御されるゲイン・コ
ントロール部において圧縮されるので、色相変化を伴わ
ないでダイナミック・レンジの拡大を図ることができ、
特に肌色等人間の目に最も敏感に判断される色に対して
も変色を大幅に抑えた自然な色再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理装置の基本回路構成
を示す図である。
【図2】図1に示した映像信号処理装置における光量に
対する原色信号及び輝度信号のレベルの変化を示す図で
ある。
【図3】ゲイン・コントロール部の特性を示す図である
【図4】本発明の第1実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図5】第1実施例における光量と色相との関係を示す
図である。
【図6】第1実施例における光量と彩度との関係を示す
図である。
【図7】第2実施例を示すブロック構成図である。
【図8】第3実施例を示すブロック構成図である。
【図9】第4実施例を示すブロック構成図である。
【図10】第4実施例における光量に対する信号レベル
の変化を示す図である。
【図11】従来の映像信号処理装置の構成例を示すブロ
ック構成図である。
【図12】従来の映像信号処理装置における光量に対す
る原色信号のレベルの変化を示す図である。
【図13】従来の映像信号処理装置における光量と色相
との関係を示す図である。
【図14】従来の映像信号処理装置における光量と彩度
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1  輝度信号用ガンマ処理回路 2  原色信号用ガンマ処理回路 3  コントロール信号発生部 4  ゲイン・コントロール部 5  ニー処理回路 6  ホワイト・クリップ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  輝度信号に対して所定レベル以上の光
    量部において圧縮を加えるためのニー処理回路と、該輝
    度信号を制御信号としてあるレベル以上の光量部におい
    て色信号を圧縮するための色信号ゲイン・コントロール
    部を備えていることを特徴とする映像信号処理装置。
JP3108129A 1991-04-15 1991-04-15 映像信号処理装置 Pending JPH04315397A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117818A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Nikon Corporation 画像処理装置、画像処理方法、画像処理用コンピュータプログラム製品、およびカメラ

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