JPH0431529Y2 - - Google Patents

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JPH0431529Y2
JPH0431529Y2 JP8551684U JP8551684U JPH0431529Y2 JP H0431529 Y2 JPH0431529 Y2 JP H0431529Y2 JP 8551684 U JP8551684 U JP 8551684U JP 8551684 U JP8551684 U JP 8551684U JP H0431529 Y2 JPH0431529 Y2 JP H0431529Y2
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JP
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gauge
gauge terminal
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JP8551684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は構造材料の歪測定等に用いるゲージ端
子に関する。
(従来の技術) 従来、コンクリート梁試験体のコンクリート、
鉄筋等の歪測定方法は、第12図に示すように鉄
筋Sに取り付けたゲージに接続しているリード線
Lを型枠Pに予め開けてある穴Paから引き出し
て、上記リード線を測定器に接続しているコード
Cに接続して測定を行うものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来例によると、型枠から外方
へリード線を引き出してあるので、脱型時に型枠
に引掛かつて切断するおそれがあり、そして型枠
に予めリード線の引き出し用の穴を開ける必要が
あり、それだけ型枠加工に手間がかかる問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ゲージ端子板1,11,21,31
と、このゲージ端子板を型枠P面に型枠より離脱
可能に保持するための保持手段3,4,4a,3
2aとからなるものである。ゲージ端子板は、試
験体に取付けるゲージに接続する配線Lと、測定
器に接続する配線Cとをそれぞれ接続する導体
2,32を取り付けている。ゲージ端子板とコン
クリートとの一体化をより強化するために、この
ゲージ端子板にアンカー手段1a,11a,21
a,31a,31bを設けておくことが望まし
い。こうすれば、ゲージ端子板と型枠との分離が
円滑に行える。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1,2図において、ゲージ端子板1はプラス
チツクにより四角形状にかつ薄肉に形成され、外
周部は第2図右上がりの傾斜面となつたテーパ面
1aとしてある。ゲージ端子板1は、このゲージ
端子板を貫通するように2つの透孔1b,1bを
並列状態に設けてあり、各透孔内にはこの透孔を
封止するように導体板2,2を取り付けてある。
各導体板2,2は、背面(第3図右側面)で試験
体Tの鉄筋(図示せず)に取付けてあるゲージ
(図示せず)に接続するリード線L,Lが接続し、
前面で計測器(図示せず)に直接的に又は間接的
に接続するコードC(第4図)が接続している。
ゲージ端子板1の中央部には、このゲージ端子板
を貫通する釘穴1cを設けてあり、この釘穴には
画鋲状の釘3が貫通可能である。
次に使用方法について説明する。
第3図に示すように、予めゲージ端子板1の前
面を試験体用型枠Pの内面に当てた状態で、釘穴
1cを通じて釘3でこのゲージ端子板を型枠内面
に固定しておく。まず型枠Pを組立て、ついで型
枠内に鉄筋を配筋し、配筋後にリード線L,Lが
接続しているゲージを鉄筋に取付け、リード線の
他端をゲージ端子板1の導体板2,2の背面に半
田付けする。その後、型枠P内にコンクリートを
打込んで、養生後に第3図鎖線に示すように型枠
を外して試験体Tを形成する。この際、ゲージ端
子板1の外周部がテーパ1aとなつているので、
脱型がよりスムーズに行われる。そして一端側が
計測器に接続しているコードCの他端を、第4図
に示すように導体板2(一方の導体板のみ図示。)
前面に半田付けする。その後試験体Tの歪試験を
行う。
なお、釘3を完全に型枠Pに打込まず、頭部を
ゲージ端子板1の背面より離して位置させれば、
釘がアンカー手段にもなる。
第5図乃至第11図に他の実施例を示す。
第5図示の例では、ゲージ端子板11は上下両
側に背面側にアンカー手段としてのひれ11a,
11aを傾斜状に延伸して、外形形状を溝形に
し、さらにひれの背面に幅方向にリブ11b……
を形成してある。型枠への保持手段としては接着
剤を用いる。その他の構成は、上例と実質的に同
一であつて、対応する部分の符号を一致させてあ
る。
また、第6図示の例では、ゲージ端子板21の
背面に断面T字状のアンカー用突起21aを突設
し、ゲージ端子板とコンクリートとの一体化を図
つている。そして保持手段としては、ゲージ端子
板21の前面に両面接着テープ4を貼着して、こ
の両面接着テープを介して前面を型枠P内面に固
着する。
第7〜9図示の例において、ゲージ端子板31
の上下両側部31a,31aにひれ31b,31
bを水平に突設してあり、各ひれの内側に全幅に
亘つてセルフヒンジ31c,31cを形成し、両
側部をこのセルフヒンジを中心として第8図矢印
方向に折曲可能としてある。そして導体板32は
コ字状に屈成されてあり、導体板の両側先端は鋭
角となつた爪32a,32aとなつている。
使用方法について説明すると、型枠が例えば木
製のものである場合には、第10図に示すように
ひれ31b,31bをヒンジ31cを中心として
垂直にしてから導体板32の爪32a,32aを
型枠Pに突き刺して、ゲージ端子板31を型枠内
面に止め、その後型枠内にコンクリートを打設す
る。この場合、両側部31aがアンカー手段とな
る。こうすれば、ゲージ端子板31の保持手段を
導体板32が兼用し、接着剤や釘等の特別な保持
手段が不要となり、部品点数を少なくできる。ま
た型枠が鋼製のものである場合には、ゲージ端子
板31の背面を型枠Pの内面に接着剤4aで固定
する。この場合はひれ31bがアンカー手段とな
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、試験体に
取り付けるゲージに接続している配線を型枠から
引き出さないので、脱型時にこの配線が切断され
ることがなく、そして型枠に引き出し用の穴を開
ける必要がないので型枠加工の手間を省略でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は型枠にセツトした状態を示す断面図、第4図
は脱型した状態を示す断面図、第5図乃至第11
図はそれぞれ他の実施例を示すもので、第5図は
他の実施例の斜視図、第6図はさらに他の実施例
の縦断面図、第7図はさらに他の実施例の背面
図、第8図は第7図−線断面図、第9図は第
7図−線断面図、第10図及び第11図は第
7図示の例の取付け例をそれぞれ示す断面図、第
12図は従来例の断面図である。 1,11,21,31……ゲージ端子板、2,
32……導体、3,4,4a,32a……保持手
段、C,L……配線、P……型枠、T……試験
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 試験体に取り付けるゲージに接続する配線と
    計測器に接続する配線とをそれぞれ接続する導
    体を取り付けているゲージ端子板と、 このゲージ端子板を型枠面に型枠より離脱可
    能に保持する保持手段と からなるゲージ端子。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、保
    持手段は画鋲状の釘であることを特徴とするゲ
    ージ端子。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、保
    持手段は両面接着テープであることを特徴とす
    るゲージ端子。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項において、保
    持手段は導体に設けた爪であることを特徴とす
    るゲージ端子。
JP8551684U 1984-06-11 1984-06-11 ゲ−ジ端子 Granted JPS611105U (ja)

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JP8551684U JPS611105U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 ゲ−ジ端子

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JP8551684U JPS611105U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 ゲ−ジ端子

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JPS611105U JPS611105U (ja) 1986-01-07
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JPS611105U (ja) 1986-01-07

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