JPH0431518B2 - - Google Patents

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JPH0431518B2
JPH0431518B2 JP6320686A JP6320686A JPH0431518B2 JP H0431518 B2 JPH0431518 B2 JP H0431518B2 JP 6320686 A JP6320686 A JP 6320686A JP 6320686 A JP6320686 A JP 6320686A JP H0431518 B2 JPH0431518 B2 JP H0431518B2
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Publication of JPH0431518B2 publication Critical patent/JPH0431518B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/26Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling
    • B41J29/36Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling for cancelling or correcting errors by overprinting

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は誤消去可能な印字装置に関し、特に文
字の集合からなる語を消去中に消去作動を停止さ
せることが出来るようにした印字装置に関する。
(従来技術) 英文タイプライタ等の印字装置によつて印字用
紙に文章などを印字していく場合に、単語のスペ
ル等を誤つて印字することも多く、この誤印字の
単語などの文字列を消去し、再び印字し直す必要
がある。
そこで、最近の電子タイプライタ等において
は、その制御装置にヘツドの現在位置を記憶する
現在位置メモリと、キーボードから入力され印字
されたデータを記憶する印字データメモリとを設
け、キーボードの消去指令キーの操作に応じて上
記現在位置メモリと印字データメモリからのデー
タを用いて印字された文字の集合からなる単語を
修正リボンにより末尾から順々に消去する消去機
構を備えたものが多い。
この種消去機構を有する印字装置として、例え
ば特開昭60−210482号公報には、消去指令キーの
操作に応じて、1乃至複数の連続する印字文字か
らなり両端がスペースで区切られた各ワードを末
尾文字から自動的に消去するようにしたものが記
載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記公報に記載された消去機構を有する印字装
置の場合、消去指令キーの操作に応じて語消去が
開始されたときには、基本的にはその語の消去が
終了するまで消去作動を継続するようになつてい
るが、消去指令キーを誤操作したときには修正キ
ーを操作して消去作動を中断させるように構成す
ることも十分に考えられる。
そして、前記印字装置のように、語の末尾文字
から印字方向へ反対方向へ順々に消去する消去機
構を備えた装置の場合には、消去を中止した位置
から誤消去した文字を再び印字すればよい。
ところで、サーマルヘツドを備えた印字装置な
ど、語の先頭文字から順々に消去する消去機構を
備えた印字装置においては、誤操作により消去中
に消去中止させた場合、その停止位置から直ちに
消去した文字を再び印字させることは出来ず、バ
ツクスペースキーを操作して語の先頭文字位置へ
印字ヘツドを移動させるという煩しい操作が必要
となる。
また、消去指令キーの誤操作に応動して印字ヘ
ツドが語の先頭文字位置へ移動中に中止させた場
合には、リロケーシヨンキーやスペースキーを操
作して印字ヘツドを元の印字位置へ復帰させる必
要がある。
(発明の目的) 本発明の目的は、印字された文字列の先頭文字
から末尾文字まで順々に消去する消去機構を備
え、文字消去作動を中止させることが可能で、消
去指令中止時に印字ヘツドが自動的に復帰すべき
位置(先頭文字の位置又は原位置)へ復帰するよ
うな文字消去可能な印字装置を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る語消去可能な印字装置は、入力さ
れたデータに対応して文字又は記号等を印字用紙
に印字する印字機構と、この印字されたデータを
印字位置と対応させて記憶する印字データメモリ
と、前記印字機構の印字ヘツドの現在位置を印字
位置と対応させて記憶する現在位置メモリと、語
消去指令信号の入力により作動を開始し、前記印
字機構により印字された文字を順次消去すること
により、その文字の集合から成る文字列を消去す
る消去機構とを有する語消去可能な印字装置にお
いて、前記語消去指令信号を受けたとき、印字デ
ータメモリと現在位置メモリにより、印字ヘツド
を印字ヘツドに対応する文字列の先頭文字の印字
位置へ移動させる移動制御信号を印字機構へ出力
し、次に先頭文字から末尾文字まで順々に消去さ
せる消去制御信号を消去機構に出力する消去制御
手段を設け、語消去中止指令信号の入力により作
動を開始し、消去制御手段からの出力に基づい
て、印字ヘツドが先頭文字側へ移動中であるとき
には印字ヘツドを語消去指令信号入力前の初期位
置へ、また印字ヘツドが文字消去しながら末尾文
字側へ移動中であるときには印字ヘツドを先頭文
字の印字位置へ、移動させる制御信号を印字機構
へ出力する語消去中止制御手段とを設けたもので
ある。
(作用) 本発明に係る語消去可能な印字装置において
は、入力されたデータに対応して文字又は記号等
が印字機構によつて印字用紙に印字され、この印
字されたデータは印字位置と対応させて印字デー
タメモリに記憶され、前記印字機構の印字ヘツド
の現在位置は印字位置と対応させて現在位置メモ
リに記憶される。
消去制御手段は語消去指令信号を受けると作動
を開始し、印字データメモリのデータと現在位置
メモリのデータに基いて印字機構へ移動制御信号
を出力することにより印字ヘツドを印字ヘツドの
位置に対応する文字列の先頭文字の印字位置へ移
動させてから、消去機構へ消去制御信号を出力す
ることにより文字列の先頭文字から末尾文字まで
順々に消去させる。
語消去中止制御手段においては、語消去中止指
令信号を受けると作動を開始し、消去制御手段か
らの出力に基いて、印字ヘツドが先頭文字側へ移
動中であるときには印字ヘツドを語消去指令信号
入力前の初期位置へ移動させ、また印字ヘツドが
文字消去しながら末尾文字側へ移動中であるとき
には印字ヘツドを既に消去済みの先頭位置へ移動
させる制御信号を印字機構へ出力する。
(発明の効果) 本発明に係る語消去可能な印字装置によれば、
以上説明したように印字された文字列の先頭文字
から末尾文字へ順々に消去する消去機構の作動中
に、語消去作動を中止させることが出来るので、
誤操作により消去作動を開始させたときに誤操作
によるダメージを最小限に抑えることが出来る。
加えて、消去作動を中止させたときに、消去動
作の進展に応じた復帰すべき位置へ印字ヘツドが
自動的に復帰するようになつているので、その後
の操作が簡略化され能率的に印字作動を進めるこ
とが出来る。
(実施例) 以下、本発明を電子タイプライタに適用した場
合の実施例について図面に基いて説明する。
第2図に示すように、タイプライタの本体ケー
ス1の後側部にはプラテン2が支持され、その前
方にはプラテン2と平行に延びるガイドロツド4
が配設されている。このガイドロツド4にはキヤ
リツジ3がプラテン2に沿つて左右に移動可能に
支持されている。前記キヤリツジ3にはサーマル
ヘツド5が装着され、サーマルヘツド5がプラテ
ン2の前面の印字用紙Pに押し付けられる印字位
置と、印字用紙Pから前方へ離間する非印字位置
との間で位置切換えされるようになつている。ま
た、前記本体ケース1の前部にはキーボード10
が設けられ、そのキーボード10には1行より短
い15桁の液晶デイスプレイ(LCD)11が設け
られている。
更に、キーボード10上にはタイプライタを操
作するための各種キー、切換スイツチなど次のよ
うな操作部材が配設されている。即ち、アルフア
ベツトキー12と数字キー13とスペースキー1
4とを含む文字記号キー、バツクスペースキー1
5、キヤリツジリターンキー16、シフトキー1
7、セカンドシフトキー18、左マージンセツト
キー19、右マージンセツトキー20、タブセツ
トキー21、タブクリアキー22、タブキー2
3、印字用紙Pを紙送りするキー24、印字用紙
Pを紙戻しする紙戻しキー25、リピートキー2
6、コードキー27、第1・第2モード選択スイ
ツチ28,29、インサートキー30、デリート
キー31、デイスプレイ11上においてデータ入
力位置を示すカーソル33を移動させるためのカ
ーソル移動キー114,115、語消去指令信号
を出力するワードアウトキー40、語消去指令信
号による消去動作を中止させるためのワードアウ
ト中止キー126などである。
第1モード選択スイツチ28は、タイプライタ
モード及びターミナルモードの2モードのいずれ
かを選択するための二位置スライド式のスイツチ
である。
第2モード選択スイツチ29は、ノンプリント
モード、コレクシヨンプリントモード及びダイレ
クトプリントモードの3モードのいずれかを選択
するための三位置スライド式のスイツチである。
尚、その他のキーについては通常のタイプライ
タに備えられているものであるため説明を省略す
る。
また、サーマルヘツド5を有するキヤリツジ3
を左右に往復移動させるキヤリツジ送り機構とキ
ヤリツジ3に組込まれたリボン送り機構について
は、特開昭60−87085号公報に示される構成と同
様のため、その詳細な説明は省略するが、その構
成を簡単に説明する。
印字時にサーマルヘツド5が印字方向に移動す
るときには、巻取りスプールが回転して熱転写リ
ボンが巻取りスプールに巻取られるが、サーマル
ヘツド5を反印字方向に移動させる場合には、サ
ーマルヘツド5を非印字位置に後退させることに
より、巻取りスプールを回転しないようにしてい
る。
更に、熱転写リボンは、本出願人がすでに出願
した特願昭60−249762号に示したものと同様のも
のであり、印字リボンとして使用し得るばかりか
修正リボンとしても使用できるものである。
尚、その構成については説明を省略する。
次に、このように構成された電子タイプライタ
の制御装置について第4図のブロツク図により説
明する。
CPU(中央演算装置)60には、印字機構61
と、表示機構62と、外部インターフエイス63
に接続された外部インターフエイス用ドライバ・
レシーバ121と、キーボード10と、ROM
(リード・オンリ・メモリ)64と、RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)65とが図示のように
接続されている。
上記印字機構61は、紙送りローラを駆動する
紙送りモータ66及び紙送りモータドライバ12
2と、前記キヤリツジ3を移動させるキヤリツジ
送りモータ67及びキヤリツジ送りモータドライ
バ123と、前記サーマルヘツド5を印字位置と
非印字位置との間で選択的に切換える切換ソレノ
イド68及びソレノイドドライバ124と、サー
マルヘツド5及びサーマルヘツドドライバ112
などを備えている。
前記表示機構62は、前記デイスプレイ(液晶
表示器)11及びデイスプレイコントローラ11
3とで構成されている。
また前記ROM64には、各文字や記号などの
パターンデータが記憶されているパターンメモリ
100と、印字機構61及び表示機構62を制御
する制御プログラムと、後述の文字消去のための
制御プログラム及び文字消去を中止させるための
制御プログラム等を記憶しているプログラムメモ
リ102とを備えている。
前記RAM65には、少なくともサーマルヘツ
ド5の現在位置を印字用紙Pに印字する印字位置
と対応させて記憶する現在位置メモリ(印字位置
ポインタ)104と、後述のワード消去制御及び
ワード消去中止の制御においてワードの先頭文字
の印字位置を記憶するワード先頭位置メモリ10
6と、ワードアウトキー40により消去動作が開
始されたときのサーマルヘツド5の位置を記憶す
るスタート位置メモリ125と、ワードアウトキ
ー40を操作してワードアウトモードにしたとき
にセツトされて1が書込まれるワードアウトモー
ドフラグ127と、キーボード10から入力され
たコードデータを印字位置と対応させて記憶する
印字データメモリ108と、印字機構61や表示
機構62を制御するのに必要な各種一時記憶メモ
リなどが設けられている。
前記CPU60は、キーボードの文字記号キー
から入力されるアルフアベツト、数字、スペース
などの各文字や記号に対応するコードデータを
RAM65の印字データメモリ108に順次記憶
させると共に、これらのコードデータに対応する
パターンデータをROM64のパターンメモリ1
00から順々に読出してデイスプレイコントロー
ラ113、サーマルヘツドドライバ112及びキ
ヤリツジ送りモータドライバ123へ出力する。
更に、CPU60は、キーボード10の各種機
能キーから入力されるコードデータをROM64
のプログラムメモリ102から読出した制御プロ
グラムで処理することにより入力コードデータに
対応する制御信号を紙送りモータドライバ12
2、キヤリツジ送りモータドライバ123、ソレ
ノイドトライバ124及びデイスプレイコントロ
ーラ113へ出力する。
ところで、本発明は誤つたスペルで印字したワ
ードを自動的に消去する場合において、誤つてワ
ードアウトキー40を操作したとき、または消去
するワードの指示を間違つたときにワード消去を
中止させて、サーマルヘツド5を印字開始位置へ
移動させるワード消去中止制御に特徴を有するも
のであり、フローチヤートの説明を理解し易くす
るために、先ずワード消去制御及びワード消去中
止制御の概要について説明する。
第5図は、一例として「THE EXANPLE」
と誤つたスペルで印字した文字列と印字データメ
モリ内のデータを模式的に図示したものである。
前記誤印字のワード「EXANPLE」を消去す
る場合には、前記熱転写リボンの消去機構を活用
してサーマルヘツド5を印字方向へ移動させれば
よい。即ち、サーマルヘツド5を第13桁のHoの
位置若しくは第6桁〜第12桁の何れかの印字位置
に位置させた状態において、ワードアウトキー4
0を操作して語消去指令信号をCPU60へ出力
する。
CPU60においては、ROM64のプログラム
メモリ102に格納されている消去制御プログラ
ムに基づいてRAM65の現在位置メモリ104
と印字データメモリ108からのデータを用いて
誤印字のワード「EXANPLE」の先頭文字の印
字位置(図中、第6桁の印字位置)を検出し、こ
の先頭文字位置へサーマルヘツド5を移動させて
から、誤印字のワード「EXANPLE」上に重ね
て「EXANPLE」と印字することによりこの誤
印字のワードを順々に消去する。これと同時に、
CPU60においては印字「EXANPLE」の各印
字文字を消去する毎に消去された各文字に対応す
る印字データメモリ108内のデータを消去する
ようになつている。
しかし、オペレータが前記ワードアウトキー4
0を操作してワード消去を指令したが、消去する
ワード指示の間違いに気付きワードアウト中止キ
ー126を操作した場合には、ワード消去が中止
される。
この場合、サーマルヘツド5が文字消去のため
に検出したワードの先頭位置へ移動中にワードア
ウト中止キー126が操作されたときには、サー
マルヘツド5は移動開始前の元の印字位置へ移動
し、またサーマルヘツド5がワードの先頭位置か
ら文字消去を実行中にワードアウト中止キー12
6が操作されたときには、サーマルヘツド5はそ
のワードの先頭位置即ち第6桁の位置へ移動する
ようになつている。
このように、文字消去を開始していないときに
はサーマルヘツド5が移動開始前の元の印字位置
へ移動するので、その印字位置から印字の続行が
可能となり、また文字消去を開始したときにはサ
ーマルヘツド5がワードの先頭位置へ移動するの
で再度文字印字することが可能となる。
尚、このワード消去制御及びワード消去中止制
御のプログラムが実行されているときには、ワー
ドアウト中止キー126のキー操作のみ許されて
おり、他の文字記号キー及び機能キーの各キーが
操作されても無視するようになつている。
次に、前記電子タイプライタの制御装置で行な
われるワード消去制御及びワード消去中止制御の
フローチヤートについて、第6図により説明す
る。
電子タイプライタへ電源が投入されるとこの制
御が開始され、ステツプS1(以下、単にS1で表わ
し、他のステツプについても同様に扱う。)の初
期設定が行われ、続いてS2が実行される。
S2においては、キー入力されたか否か(キー
が操作されたか否か)が判定され、キーが操作さ
れたときにはS3へ移行しまたキーが操作されて
いないときにはS13へ移行する。
S13においては、ワードアウトモード即ち消去
モードか否か(RAM65のワードアウトモード
フラグ127に1がセツトされているか否か)が
判定され、ワードアウトモードのときにはS14へ
移行しまたワードアウトモードでないときには
S2へ戻る。
またS3においては、ワードアウトモードフラ
グ127に基いてワードアウトモードであるか否
かが判定され、ワードアウトモードのときには
S23へ移行しまたワードアウトモードでないとき
にはS4へ移行する。
S4においては、S2で操作されたキーがワード
アウトキー40か否かが判定され、Yesのときは
S5へ移行またNoのときにはS11の他の処理例え
ばキーボード10において文字記号キー等が操作
されたときにはそのコードデータをRAM65の
印字データメモリ108に格納すると共に、その
コードデータに対応する文字印字及び文字表示等
の処理が行なわれる。
S5においては、現在位置メモリ104と印字
データメモリ108とに基いて、サーマルヘツド
5の現在位置あるいは1つ上位側(印字方向と反
対方向)の印字位置に消去する文字があるか否か
が判定され、消去する文字があるとき(第5図に
おいてサーマルヘツド5が第6桁〜第13桁の位置
にあるとき)にはS6へ移行し、また消去する文
字がないときにはS12のアラーム処理(ブザー及
びランプ)が実行され、S2に戻る。
上記のように、現在位置あるいはその1つ上位
側の印字位置に文字がないのは、例えば第5図に
おいてサーマルヘツド5が第13桁のスペースの後
の第14桁以降の印字位置にある場合、或いはサー
マルヘツド5が第1桁のスペースに対応しその上
位側が左マージンであるような場合である。
S6においては、RAM65のワードアウトモー
ドフラグ127に1が書込まれ、ワードアウトモ
ードにセツトされ、次のS7で現在位置メモリ1
04に基いて現在のサーマルヘツド5の印字位置
がスタート位置メモリ125に書込まれる。次に
S8においては、印字データメモリ108に基い
て消去するワードの先頭位置(第5図の第6桁の
位置)を検索し、次のS9でS8において検索した
ワードの先頭位置がワード先頭位置メモリ106
に書込まれる。そしてS10においては、ワード先
頭位置メモリ106と現在位置メモリ104とに
基いて、印字機構61に対してサーマルヘツド5
をワード先頭位置へ移動するように指令し、S2
へ戻る。
一方、S13の判定結果がYesの場合は、S14にお
いて、現在位置メモリ104とワード先頭位置メ
モリ106とに基いて、サーマルヘツド5が現在
ワードの先頭位置へ移動中か否かが判定され、移
動中のときにはS15へ移行し、また移動中でない
ときには、S18へ移行する。
S15においては、サーマルヘツド5がワードの
先頭位置への移動を終了したか否かが判定され、
移動を終了していないときにはS2へ戻り、また
終了したときにS16が実行され、サーマルヘツド
5に対向する位置の印字文字を消去するように
CPU60から印字機構61に指令する。そして
次のS17において、S16で消去した印字文字に対
応する印字データメモリ108のデータが消去さ
れ、S2へ戻る。
このようにして、文字消去が開始されると、
S12、S13及びS14を経てS18へ移行し、S18にお
いては、印字機構61によつて1文字の消去が終
了したか否かが判定され、消去が終了していない
ときにはS2へ戻る。
そして、1文字の消去が終了するまでのS2・
S13・S14・S18を微小時間毎に繰返し、1文字の
消去が終了すると、S18の判定結果がYesとなり、
S19においてCPU60から印字機構61に対して
サーマルヘツド5を1つ下位側(印字方向)の印
字位置へ移動するように指令する。次のS20にお
いては、現在位置メモリ104と印字データメモ
リ108とに基いて現在位置に印字文字があるか
否かが判定され、、印字文字があるときにはS16
に移行する。
また、印字文字がないとき(第5図においてサ
ーマルヘツド5が第12桁のワードの末尾文字の位
置にあるとき)には、S21に移行する。即ち、複
数文字からなるワードの場合にはS2・S13・
S14・S18・S19・S20・S16・S17を繰返し、サー
マルヘツド5がワードの末尾文字まで消去すると
S21へ移行する。
S21においては、ワードの全部の印字文字の消
去を終了したのでRAM65のワードアウトモー
ドフラグ127に0を書込むことによりワードア
ウトモードがリセツトされる。そして、次のS22
において、ワード消去を終了したので現在位置メ
モリ104とワード先頭位置メモリ106とに基
いて、CPU60から印字機構61に対してサー
マルヘツド5をワードの先頭位置へ移動するよう
に指令し、S2に戻る。
一方、S3での判定結果がYesのとき、即ちワー
ドアウトモードであるときには、S23へ移行して
S2で操作されたキーがワードアウト中止キー1
26か否かが判定され、YesのときにはS24へ移
行し、NoのときにはS2へ戻る。
S24においては、ワードアウトモードフラグ1
27に0が書込まれてワードアウトモードがリセ
ツトされ、次のS25において、S24でワードアウ
トモードを解除したときに、サーマルヘツド5が
ワードの先頭位置へ移動中か否かが判定され、移
動中の場合にはS26が実行される。S26ではサー
マルヘツド5がワードの先頭位置へ移動中で文字
消去がまだ実行されていないので、現在位置メモ
リ104とスタート位置メモリ125とに基いて
CPU60から印字機構61に対してサーマルヘ
ツド5をスタート位置へ移動するように指令し、
S2へ戻る。
また、S25の判定結果がNoの場合、即ちサー
マルヘツド5がワードの先頭位置へ移動中でない
場合(文字消去が実行されているとき)にはS27
に移行する。S27においては、文字消去が既に開
始されているため、現在位置メモリ104とワー
ド先頭位置メモリ106とに基いて、CPU60
から印字機構61に対してサーマルヘツド5をワ
ードの先頭位置へ移動させるように指令し、S2
に戻る。尚、このとき文字消去動作中であれば1
文字を消去したのち、サーマルヘツド5をワード
の先頭位置へ移動させる。
以上のように、ワードアウトキー40の操作に
よりワードアウトモードに設定され、またサーマ
ルヘツド5が現在位置(スタート位置)からワー
ドの先頭位置へ移動中にワードアウト中止キー1
26が操作されると、ワード消去を中止してサー
マルヘツド5がスタート位置へ戻るため、スター
ト位置から再び印字を続行することが可能とな
る。
更に、サーマルヘツド5で文字消去を実行中に
ワードアウト中止キー126が操作されるとワー
ド消去を中止し、サーマルヘツド5がワードの先
頭位置へ移動されるのでワードの先頭文字から再
度印字可能となる。
また、ワードの各印字文字全ての消去が終了し
たときにもサーマルヘツド5はワードの先頭位置
へ移動されるので再度印字し直すことが可能とな
る。
以上説明したように、ワードアウト(語消去)
の指令語にもワードアウトを中止することが出来
るうえ、ワードアウト中止時にはサーマルヘツド
5を復帰させるべきスタート位置またはワードの
先頭位置へ移動させるようになつているので、誤
操作によりワードアウトを指令したときのダメー
ジを最小限に抑えることが出来る。
尚、前記実施例においては、消去動作中も通常
の印字動作時と同じように、文字消去後1文字分
サーマルヘツド5を印字方向に移動させていた
が、文字消去後、サーマルヘツド5の1つの下位
側の印字位置に印字文字がある場合だけサーマル
ヘツド5がその印字位置に移動して文字消去を行
うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図、
第2図〜第6図は本発明の実施例を示すもので、
第2図は電子タイプライタの斜視図、第3図はキ
ーボードの平面図、第4図はタイプライタの制御
系のブロツク図、第5図は印字されたワードと印
字位置と印字データメモリ内のデータとの関係を
例示した説明図、第6図はワード消去制御及びワ
ード消去中止制御のルーチンのフローチヤートで
ある。 2……プラテン、3……キヤリツジ、5……サ
ーマルヘツド、10……キーボード、40……ワ
ードアウトキー、60……CPU(中央演算装置)、
64……ROM(リードオンリメモリ)、65……
RAM(ランダムアクセスメモリ)、104……現
在位置メモリ、108……印字データメモリ、1
26……ワードアウト中止キー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力されたデータに対応して文字又は記号等
    を印字用紙に印字する印字機構と、 この印字されたデータを印字位置と対応させて
    記憶する印字データメモリと、 前記印字機構の印字ヘツドの現在位置を印字位
    置と対応させて記憶する現在位置メモリと、 語消去指令信号の入力により作動を開始し、前
    記印字機構により印字された文字を順次消去する
    ことにより、その文字の集合から成る文字列を消
    去する消去機構とを有する語消去可能な印字装置
    において、 前記語消去指令信号を受けたとき、印字データ
    メモリと現在位置メモリにより、印字ヘツドを印
    字ヘツドに対応する文字列の先頭文字の印字位置
    へ移動させる移動制御信号を印字機構へ出力し、
    次に先頭文字から末尾文字まで順々に消去させる
    消去制御信号を消去機構に出力する消去制御手段
    と、 語消去中止指令信号の入力により作動を開始
    し、消去制御手段からの出力に基づいて、印字ヘ
    ツドが先頭文字側へ移動中であるときには印字ヘ
    ツドを語消去指令信号入力前の初期位置へ、また
    印字ヘツドが文字消去しながら末尾文字側へ移動
    中であるときには印字ヘツドを先頭文字の印字位
    置へ、移動させる制御信号を印字機構へ出力する
    語消去中止制御手段とを設けたことを特徴とする
    語消去可能な印字装置。
JP6320686A 1985-12-28 1986-03-19 語消去可能な印字装置 Granted JPS62218166A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6320686A JPS62218166A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 語消去可能な印字装置
EP86310148A EP0228292B1 (en) 1985-12-28 1986-12-24 A character-erasable printing apparatus
DE8686310148T DE3678548D1 (de) 1985-12-28 1986-12-24 Ein schriftzeichen-loeschdruckgeraet.
US06/947,406 US4834567A (en) 1985-12-28 1986-12-29 Character-erasable printing apparatus

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JP6320686A JPS62218166A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 語消去可能な印字装置

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JPS62218166A JPS62218166A (ja) 1987-09-25
JPH0431518B2 true JPH0431518B2 (ja) 1992-05-26

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JPH01310983A (ja) * 1988-06-10 1989-12-15 Canon Inc 文書処理装置

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JPS62218166A (ja) 1987-09-25

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