JPH04314Y2 - - Google Patents

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JPH04314Y2
JPH04314Y2 JP1986046789U JP4678986U JPH04314Y2 JP H04314 Y2 JPH04314 Y2 JP H04314Y2 JP 1986046789 U JP1986046789 U JP 1986046789U JP 4678986 U JP4678986 U JP 4678986U JP H04314 Y2 JPH04314 Y2 JP H04314Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は水晶発振器等の基準信号発生器を用い
た電子時計に関し、尚詳しくは表示時刻における
時、分等の修正を行なう回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、水晶発振器等を利用した基準信号発生器
を用い、該基準信号発生器の出力信号である基準
周波数信号をカウントし、デコーダドライバを具
えた液晶等の表示部を駆動して時刻をデジタル表
示する時計が多くなつている。
この様な電子時計には、発振周波数の極めて安
定した発振器が用いられる故、1ケ月間における
誤差が秒単位の極めて正確な時計とすることがで
き、1度表示時刻を設定すれば時報と表示時刻と
の誤差を修正する必要性がほとんど無いものとす
ることができる。
従つて、上述の様な電子時計における修正回路
としては、秒修正に関しては秒カウンタにリセツ
ト信号を送り、以て秒カウンタ及び秒表示をゼロ
クリアし、分修正及び時修正に関しては分カウン
タ及び時カウンタを夫々単純に進行させる機能の
回路としたものが多い。
又、昨今、分単位の表示時刻の修正に際し、表
示時刻を進めるのみでなく、表示時刻を後進させ
得る様にして時刻修正を容易とするものがある
(例えば特開昭52−45980号)。
[考案が解決しようとする問題点] 前述の様に従来のデジタル表示時計は、その表
示時刻の修正に際し、一般には表示時刻を進ませ
る一方向修正のものが多く、昨今、表示時刻を進
ませたり、又は遅らせたりする二方向修正のもの
も開発されるに至つたが、該二方向修正が可能な
時計では、進行修正用スイツチと後進修正用スイ
ツチとが別個に設けられ、修正用スイツチの個数
が多く、修正操作が面倒な欠点が有つた。
[問題を解決するための手段] 本考案は、計時回路の分カウンタ及び時カウン
タにアツプダウンカウンタを用いて計時回路のカ
ウント方向を可変とし、且つ、時桁又は分桁の
内、修正する桁を決定する修正桁指定回路を有す
るデジタル時計において、前記時計回路における
修正すべき分カウンタ又は時カウンタのカウント
方向を一定時間毎に切り換える修正方向切換回路
と、修正スイツチが操作された場合には修正方向
を一定時間固定する修正方向固定回路とを設け、
且つ修正方向明示コード信号を出力する修正方向
コード信号出力回路を設け、更に修正される桁以
外の桁に前記修正方向明示コード信号を送り、以
て修正方向のキヤラクタを表示部に表示させる表
示切換回路を設けた。
[作用] 本考案は修正桁指定回路と修正方向切換回路と
により修正すべき分カウンタ又は時カウンタのカ
ウント方向を一定時間毎に切り換えることがで
き、且つ、修正方向固定回路により修正スイツチ
を操作した場合には前記カウンタのカウント方向
を一定時間固定することができ、以て、修正スイ
ツチにより修正すべきカウンタのカウント値を容
易に加算修正又は減算修正することができる。
更に修正方向コード信号出力回路と表示切換回
路とにより修正が加えられない桁の表示部に修正
方向のマークとしてのキヤラクタを明確に表示す
ることができる。
[実施例] 本考案の実施例は第1図に示す様に、水晶発振
器等の発振器12と分周回路14とで構成される
基準信号発生器16から出力される基準信号をカ
ウントする分カウンタ22が第1アンド回路18
及び第1オア回路20を介して基準信号発生器1
6に接続され、該分カウンタ22からの桁上り信
号であるキヤリー信号をカウントする時カウンタ
28が第2アンド回路24及び第2オア回路26
を介して分カウンタ22に接続されている。
この第1オア回路20は分カウンタ22のカウ
ント値を修正する為の修正パルスを分カウンタ2
2に加え得る様にするもので、該第1オア回路2
0の入力端子は後述の修正桁指定回路80におけ
る第9アンド回路76の出力端子に接続され、
又、第2オア回路26は時カウンタ28のカウン
ト値を修正し得る様にするもので、該第2オア回
路26の入力端子は修正桁指定回路80における
第10アンド回路78の出力端子に接続される。
又、第1アンド回路18の一入力端子は第3オ
ア回路30を介して、後述の修正方向切換回路6
6における第1フリツプフロツプ54の出力端
子と修正桁指定回路80における第8アンド回路
74の出力端子とに接続され、該第1アンド回路
18は分カウンタ22のカウント値が修正される
とき基準信号を遮断する。又、第2アンド回路2
4の一入力端子は第4オア回路32を介して第1
フリツプフロツプ54の出力端子と第7アンド
回路72の出力端子に接続され、該第2アンド回
路24は時カウンタ28のカウント値が修正され
るとき、分カウンタ22からのキヤリー信号を遮
断する。
そして、前記分カウンタ22のカウント値出力
端子は表示切換回路38における第1マルチプレ
クサ34を介してデコーダドライバ40に接続さ
れ、時カウンタ28のカウント値出力端子は表示
切換回路38における第2マルチプレクサ36を
介してデコーダドライバ40に接続される。この
第1マルチプレクサ34及び第2マルチプレクサ
36は分カウンタ22や時カウンタ28から送ら
れる表示時刻データ信号と修正方向コード信号出
力回路50から送られる修正方向明示コード信号
との一方を選択してデコーダドライバ40に送
り、表示部42の表示セグメントに時刻又は修正
方向表示キヤラクタを表示させるものであり、修
正方向コード信号出力回路50は前進修正表示コ
ードROM44と後進修正表示コードROM46、
及びこの前記修正表示コードROM44と後進修
正表示コードROM46とを選択する第3マルチ
プレクサ48で構成されている。
又、修正方向切換回路66は2個のフリツプフ
ロツプと4個のアンド回路で構成され、第1フリ
ツプフロツプ54のD入力端子は修正可能スイツ
チ52を介してHレベルの電源に、又φ入力端子
は分周回路14のφ1信号出力端子に接続され、
Q出力端子は第3アンド回路56及び第4アンド
回路58を介して第2フリツプフロツプ60のφ
入力端子に接続されると共に修正桁指定回路80
の第7アンド回路72及び第8アンド回路74に
接続され、更に、該第1フリツプフロツプ54の
Q出力端子は前述の様に第3オア回路30を介し
て第1アンド回路18に、又、第4オア回路32
を介して第2アンド回路24に接続される外、第
2フリツプフロツプ60のリセツト端子及び修正
方向固定回路94における第6オア回路90を介
したパルスカウンタ92のリセツト端子に接続さ
れる。そして、修正方向切換回路66における前
記第3アンド回路56は第2フリツプフロツプ6
0の出力を一定時間毎にHレベル、Lレベルと
する為のφ2信号を第2フリツプフロツプ60に
加える様に該第3アンド回路56の一入力端子が
分周回路14のφ2信号出力端子に接続され、第
4アンド回路58はこのφ2信号を遮断し得る様
にする為、該第4アンド回路58の一入力端子は
修正方向固定回路94における第5フリツプフロ
ツプ88の出力端子に接続される。又、第2フ
リツプフロツプ60の出力端子は第5アンド回
路62を介した分カウンタ22の/D端子と、
第6アンド回路64を介した時カウンタ28の
U/D端子とに接続される。
そして、修正桁指定回路80は修正桁切換スイ
ツチ68を介してHレベルの電源にD入力端子を
接続された第3フリツプフロツプ70と、4個の
アンド回路とで構成される。この第3フリツプフ
ロツプ70のφ入力端子は分周回路14のφ1
号出力端子に接続され、該第3フリツプフロツプ
70のQ出力端子は第7アンド回路72及び第9
アンド回路76を介して前記第1オア回路20の
入力端子に接続されると共に、第7アンド回路7
2の出力端子は修正方向切換回路66の第5アン
ド回路62及び前記第4オア回路32を介した第
2アンド回路24と第2マルチプレクサ36の切
換制御端子とにも接続され、更に、第9アンド回
路76の出力端子は修正方向固定回路94におけ
る第5オア回路86にも接続されており、又、第
3フリツプフロツプ70の修正端子は第8アン
ド回路74及び第10アンド回路78を介して前記
第2オア回路26の入力端子に接続されると共
に、第8アンド回路74の出力端子は修正方向切
換回路66の第6アンド回路64及び前記第3オ
ア回路30を介した第1アンド回路18と第1マ
ルチプレクサ34の切換制御端子とにも接続さ
れ、更に、第10アンド回路78の出力端子は修正
方向固定回路94における第5オア回路86にも
接続されている。そして第9アンド回路76及び
第10アンド回路78の各一入力端子は修正パルス
を発生させる第4フリツプフロツプ84のQ出力
端子に接続され、該第4フリツプフロツプ84の
D入力端子は修正スイツチ82を介してHレベル
の電源に、又、φ入力端子は分周回路14のφ1
信号修正端子に接続されている。
そして、修正方向固定回路94は1個のフリツ
プフロツプ、パルスカウンタ及び2個のオア回路
で構成され、第5オア回路86の入力端子は前述
の様に修正桁指定回路80の第9アンド回路76
及び第10アンド回路78の出力端子に接続され、
該第5オア回路86の出力端子は第5フリツプフ
ロツプ88のφ入力端子と第6オア回路90を介
したパルスカウンタ92のリセツト端子とに接続
される。この第5フリツプフロツプ88のD入力
端子は電源に接続されて常にHレベルを維持され
ており、出力端子は前述の様に修正方向切換回
路66における第4アンド回路58の入力端子に
接続され、又、パルスカウンタのクロツク入力端
子は分周回路14のφ1信号出力端子に接続され、
キヤリー端子は第5フリツプフロツプ88のリセ
ツト端子に接続されている。
上記回路例の作動を以下タイムチヤートを用い
て説明する。
先ず、修正可能スイツチ52が開かれている場
合は、第1フリツプフロツプ54のQ出力である
A1信号はLレベルを維持され、第3アンド回路
56、第7アンド回路72、第8アンド回路74
等を閉じ、又、第1フリツプフロツプ54の出
力端子のA2信号はHレベルであつて、該A2信号
は第3オア回路30を介して第1アンド回路18
に入力され、第1アンド回路18は基準信号発生
器16の発振する基準信号を通過させ、第1オア
回路20を介して分カウンタ22が該基準信号を
カウントする。又、該A2信号は第4オア回路3
2を介して第2アンド回路24に入力され、第2
アンド回路24を開き、分カウンタ22のキヤリ
ー信号は第2オア回路26を介して時カウンタ2
8にてカウントされる。
尚、このとき、修正方向切換回路66の第5ア
ンド回路62及び第6アンド回路64の出力はL
レベルであつて、分カウンタ22及び時カウンタ
28はアツプカウント状態を維持されている。
そして修正可能スイツチ52を閉じると、第1
フリツプフロツプ54のQ出力であるA1信号は
第2図乃至第5図に示すHレベルとなり、第3ア
ンド回路56を開き、分周回路14からのφ2
号を通してA3信号にφ2信号と一致したHパルス
信号を発生させ、該A3信号が第4アンド回路5
8を介して第2フリツプフロツプ60に入力さ
れ、該第2フリツプフロツプ60はその出力で
あるA14信号をφ2信号に基いて一定周期毎にHレ
ベル、Lレベルに切り換えることとなる。該A14
信号は修正方向コード信号出力回路50における
第3マルチプレクサ48に送られ、該A14信号の
Hレベル又はLレベルにより第3マルチプレクサ
48は前進修正表示コードROM44か、又は後
進修正表示コードROM46の一方を選択し、前
進又は後進の修正方向明示コード信号を表示切換
回路38における第1マルチプレクサ34及び第
2マルチプレクサ36に送る。尚、該A14信号は
修正方向切換回路66における第5アンド回路6
2及び第6アンド回路64にも送られている。
又、修正桁指定回路80における修正桁切換ス
イツチ68が開かれている場合、即ち分カウンタ
22を修正しようとする場合は、第2図又は第3
図に示される様に第3フリツプフロツプ70のQ
出力であるA4信号がHレベルであつて、前述の
第1フリツプフロツプ54のQ出力がHレベルに
なることと相俟つて、第7アンド回路72はその
出力であるA6信号をHレベルとし、該A6信号が
第4オア回路32を介して第2アンド回路24へ
送られる故、修正方向切換回路66における第1
フリツプフロツプ54の出力であるA2信号が
Lレベルになつても、該A6信号がHレベルであ
る故、第2アンド回路24を開き、分カウンタ2
2のキヤリー信号を時カウンタ28へ通過され得
る状態に第2アンド回路24を維持する。又、該
A6信号は修正桁指定回路80における第9アン
ド回路76を開き、修正スイツチ82の断続に基
く第4フリツプフロツプ84のQ出力であるA8
信号の修正パルスを第1オア回路20を介して分
カウンタ22に送り得る状態とし、且つ、修正方
向切換回路66における第5アンド回路62を開
き第2フリツプフロツプ60の出力であるA14
信号をA15信号として分カウンタ22の/D入
力端子に送り、分カウンタ22を周期的にアツプ
カウント状態とダウンカウント状態とに切り換え
る。
尚、A6信号は表示切換回路38における第2
マルチプレクサ36に送られ、該A6信号がHレ
ベルとなることにより第2マルチプレクサ36は
時カウンタ28からのカウント値データに換え修
正方向コード信号出力回路50からの修正方向明
示コード信号をデコーダドライバ40に送る。従
つて、表示部42の時桁表示欄には前進修正表示
キヤラクタ又は後進修正表示キヤラクタが一定時
間毎に表示されることになる。そして、このと
き、修正桁指定回路80における出力のA5
号はLレベルである故、第8アンド回路74の出
力であるA7信号がLレベルとされ、且つ、修正
方向切換回路66における第1フリツプフロツプ
54の出力であるA2信号がLレベルである故、
第1アンド回路18は閉じられ、基準信号発生器
16からの基準信号は分カウンタ22に送られな
い。尚、第8アンド回路74の出力であるA7
号がLレベルである故、A7信号を一入力信号と
する第10アンド回路78は第4フリツプフロツプ
84からの修正パルス遮断し、以て時カウンタ2
8へ修正パルスを送らない様にし、且つ、該A7
信号を一入力信号とする第6アンド回路64の出
力をLレベルに維持し、以て時カウンタ28のカ
ウント方向はアツプカウント状態が維持される。
従つて、修正桁切換スイツチ68を開いた状態
で修正可能スイツチ52を閉じると、分カウンタ
22に送られていた基準信号が遮断され、分カウ
ンタ22には修正スイツチ82の断続に基く修正
パルスが送られ得る状態となると共に、分カウン
タ22は一定周期でアツプカウント状態と、ダウ
ンカウント状態に切り換り、このとき、表示部4
2の時桁表示欄には、時刻表示に換わつて前進修
正のキヤラクタ又は後進修正のキヤラクタが交互
に表示されることになる。
そして又、修正桁切換スイツチ68を閉じた状
態で修正可能スイツチ52を閉じると第4図及び
第5図に示す様に、第3フリツプフロツプ70の
Q出力であるA4信号がLレベルであつてA6信号
もLレベルとされ、且つ、修正方向切換回路66
における第1フリツプフロツプ54の出力であ
るA2信号がLレベルであることと相俟つて第2
アンド回路24は閉じられ、分カウンタ22のキ
ヤリー信号を時カウンタ28に送らない様にする
と共に、第9アンド回路76も閉じられ、修正ス
イツチ82の断続に基く第4フリツプフロツプ8
4からの修正パルスを分カウンタ22に送らない
様にする。このとき、第3フリツプフロツプ70
の出力であるA5信号がHレベルである故、第
8アンド回路74の出力であるA7信号がHレベ
ルとなり、A2信号に変わつて第1アンド回路1
8を開き、基準信号発生器16からの基準信号を
分カウンタ22に送り続けると共に、第10アンド
回路78を開き、修正パルスを時カウンタ28に
送り得る状態とする。更にA7信号は表示切換回
路38における第1マルチプレクサ34に送ら
れ、該A1信号がHレベルとなることにより第1
マルチプレクサ34は分カウンタ22からのカウ
ント値データに換えて修正方向コード信号出力回
路50からの修正方向明示コード信号をデコーダ
ドライバ40に送ることとなり、表示切換回路3
8における分桁表示欄に前進修正表示キヤラクタ
又は後進修正表示キヤラクタを表示させると共
に、該A7信号は修正方向切換回路66における
第6アンド回路64を開き、修正方向切換回路6
6における第2フリツプフロツプ60の出力で
あるA14信号のパルスをA16信号として時カウン
タ28の/D入力端子に送り、以て時カウンタ
28のカウント方向を一定周期でアツプカウント
状態とダウンカウント状態とに切り換える。
そして、第4図のタイムチヤートに示される様
に、修正方向切換回路66における第2フリツプ
フロツプ60の出力であるA14信号がLレベル
の時点で修正スイツチ82を閉じ、以て第4フリ
ツプフロツプ84のQ出力であるA8信号に修正
パルスを発生させると、該修正パルスは第10アン
ド回路78を通りA10信号となつて、第2オア回
路26を介して時カウンタ28のカウント値に加
算されると共に修正方向固定回路94における第
5オア回路86を介して第5フリツプフロツプ8
8に送られ、該第5フリツプフロツプ88の出
力であるA12信号をLレベルとする。このA12
号は修正方向切換回路66における第4アンド回
路58に送られている故、第4アンド回路58が
閉じ、修正方向切換回路66における第2フリツ
プフロツプ60のクロツク入力である基準信号
φ2が遮断され、第4アンド回路58の出力信号
であるA13信号はLレベルを維持され第2フリツ
プフロツプ60の出力であるA14信号もLレベ
ルを維持されることとなり、時カウンタ28のア
ツプカウント状態が維持されて修正スイツチ82
の断続により修正パルスの加算が維持されること
になる。更に、前記A10信号の修正パルスは修正
方向固定回路94における第5オア回路86を介
した後、第6オア回路90を介してパルスカウン
タ92のリセツト入力とされている故、修正スイ
ツチ82の断続を一定時間内で繰り返す限りパル
スカウンタ92はゼロクリアが繰り返され、該パ
ルスカウンタ92はキヤリー信号を発生させるこ
となく、従つて第5フリツプフロツプ88の出
力であるA12信号がLレベルを維持されるも、一
定時間内に修正スイツチ82の断続が行なわれな
ければパルスカウンタ92がキヤリー信号をA18
信号に発し、第5フリツプフロツプ88をリセツ
ト状態に戻してA12信号をHレベルとし、修正方
向切換回路66における第4アンド回路58を開
き、第2フリツプフロツプ60は再びクロツク入
力に基準信号φ2を受け、出力であるA14信号を
一定周期でHレベルとLレベルとに切り換え、時
カウンタ28をアツプカウント状態、ダウンカウ
ント状態とする。又、第2フリツプフロツプ60
の出力であるA14信号がHレベルのときに修正
スイツチ82が閉じられた場合も同様に、第5図
に示す様に第5フリツプフロツプ88の出力で
あるA12信号がLレベルとなり、修正方向切換回
路66における第4アンド回路58を閉じ、第4
アンド回路58の出力信号であるA13信号をLレ
ベルに維持し、第2フリツプフロツプ60の出
力であるA14信号がLレベルを維持され、時カウ
ンタ28は修正パルスによるカウント値の減算を
維持される。
尚、分修正を行なう為に修正スイツチ82を操
作した場合も同様に、第2図及び第3図に示され
る様に、修正スイツチ82の断続による第4フリ
ツプフロツプ84からの修正パルスが第9アンド
回路76を通り、A9信号として分カウンタ22
に送られると共に修正方向固定回路94における
第5オア回路86に送られ、第5フリツプフロツ
プ88及びパルスカウンタ92を作動させて分カ
ウンタ22のアツプカウント状態又はダウンカウ
ント状態を一定時間継続させる。
[考案の効果] 本考案においては、修正方向切換回路により一
定時間毎に計時回路の分カウンタ及び時カウンタ
をアツプカウント状態とダウンカウント状態とに
切り換え得る故、一個の修正スイツチでカウント
値の修正、即ち表示時刻の前進修正及び後進修正
が可能であつて、修正スイツチを操作した場合に
は修正方向固定回路によりカウント方向が一定時
間持続される故、修正操作が容易である。更に、
修正方向コード信号出力回路と表示切換回路とに
より分単位の修正を行なう場合には時桁表示欄
に、又、時単位の修正を行なう場合は分桁表示欄
に前進又は後進の修正方向表示キヤラクタを明確
に表わし得る故、誤つた修正操作を行なう危険を
効果的に防止し得て、修正操作を一層容易とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における回路図、第2
図は分単位の前進修正を行なう場合のタイムチヤ
ート、第3図は分単位の後進修正を行なう場合の
タイムチヤート、第4図は時単位の前進修正を行
なう場合のタイムチヤート、第5図は時単位の後
進修正を行なう場合のタイムチヤート。 16……基準信号発生器、22……分カウン
タ、28……時カウンタ、38……表示切換回
路、42……表示部、50……修正方向コード信
号出力回路、52……修正可能スイツチ、66…
…修正方向切換回路、80……修正桁指定回路、
82……修正スイツチ、94……修正方向固定回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基準信号発生器と; 該基準信号発生器の発生する基準信号をカウン
    トし、且つ、カウント方向が可変の計時回路と; 該計時回路のカウント値を表示する表示部と; 前記計時回路のカウント値を修正する修正スイ
    ツチと; 前記計時回路でカウントされた時刻表示桁のう
    ち、修正すべき表示桁を指定する修正桁指定回路
    と; 修正スイツチの操作を有効とする修正可能スイ
    ツチと; を少なくとも有するデジタル時計において、 前記修正可能スイツチにより修正可能状態とさ
    れた時、前記計時回路のカウント方向を一定時間
    毎に切り換える修正方向切換回路と; 前記修正方向切換回路によつてカウント方向が
    切り換わつている時に前記修正スイツチが操作さ
    れた場合には一定時間修正方向を固定する修正方
    向固定回路と; 前記修正方向切換回路にて指定される修正方向
    を明示する修正方向明示コード信号を出力する修
    正方向コード信号出力回路と; 前記修正桁指定回路で指定された桁以外の桁に
    修正方向明示コード信号を送り、表示部の時桁欄
    又は分桁欄に修正方向を表示させる表示切換回路
    と; を設けたことを特徴とする時刻修正装置。
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JPS62158389U (ja) 1987-10-07

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