JPH04314703A - 変性セルロースエーテル及び分散液塗料における該エーテルの用途 - Google Patents

変性セルロースエーテル及び分散液塗料における該エーテルの用途

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JPH04314703A JP3230467A JP23046791A JPH04314703A JP H04314703 A JPH04314703 A JP H04314703A JP 3230467 A JP3230467 A JP 3230467A JP 23046791 A JP23046791 A JP 23046791A JP H04314703 A JPH04314703 A JP H04314703A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶性セルロースエー
テル、その用途及びこの化合物を含有する分散液分散液
に関する。
【0002】
【従来の技術】長鎖アルキル基により疎水的に変性され
た市販セルロースエーテルを分散液塗料において増粘剤
として使用する場合、貯蔵の際不都合に高い後増粘度が
生ずる。分散液塗料のコンシステンシーは、その製造後
著しく増大し、1日間の貯蔵においてさらに倍加するこ
とができる。この理由で塗料コンシステンシーの調整し
た調整/制御は、塗料製造業者にとって困難になる。長
鎖アルキル基により疎水的に変性されたこれらセルロー
スエーテルの重大な欠点は、これらの生成物により増粘
した分散塗料は、加工の際少なくとも25000〜32
00mPa.s(B型流動計、スピンドル6、10回毎
分)の比較的高い塗料コンシステンシーにおいてのみ、
疎水的に変性されていないセルロースエーテルにより製
造された塗料より明らかに少なくとも噴霧する事実にあ
る。又高い塗料粘度は、塗料のはけ塗り適性及び流展性
における不都合な効果を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分散
液塗料において使用する場合に、疎水的に変性されてい
ないセルロースエーテルと比較できる、わずかな後増粘
しか生ぜしめず、同時に、塗料をローラー塗布した場合
に、長鎖アルキル基により疎水的に変性された市販セル
ロースエーテルを用いてしか達成されない程度に噴霧特
性を高める、疎水的に変性された水溶性セルロース誘導
体を提供することである。さらに本発明は、分散液塗料
において比較的低い粘度でさえセルロース誘導体の噴霧
特性を著しく高め、他方塗料が容易にはけ塗りされねば
ならない有効なセルロース誘導体を製造することを意図
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
り請求項1記載の特徴を有する分散液塗料により達成さ
れる。従属項は好都合な別の態様を示す。
【0005】さらに本発明は、請求項8記載のセルロー
スエーテルの用途に関する。
【0006】セルロース誘導体の分子基本骨格は、アン
ヒドログルコース単位を有する公知の線状重合体からな
る。アンヒドログルコース単位当たりの、非疎水性置換
基によりエーテル化されたOH基の数は、平均置換度に
より現わされ、アンヒドログルコース単位当たり添加さ
れる非疎水性エーテル陽イオンの数は、モル置換度によ
り現わされる。本発明の化合物に関する置換度は、セル
ロースエーテルに関する通常の範囲にある。例えばヒド
ロキシエチル− セルロースにおけるヒドロキシルエチ
ル基に関するモル置換度は、1.5乃至4.0、特に2
.0乃至3.0である。非疎水性置換基の量は、セルロ
ース誘導体の所望な水溶性を保証するために十分である
限り、臨界的でない。
【0007】本発明によるセルロース誘導体は、非疎水
性置換基及び付加的に、3〜24、特に5〜18個の炭
素原子を有するフッ素− 含有枝分れ又は非枝分れアル
キル鎖を含有する疎水性置換を含有する水溶性セルロー
スエーテルである。フッ素− 含有置換基は、好ましく
は、フッ素原子に結合した少なくとも2、特に少なくと
も3個の炭素原子を含有する。
【0008】これらの疎水性置換基の量は、比較的少な
く、セルロース誘導体の乾燥重量に対し0.05〜5、
好ましくは0.1〜1重量%の範囲のフッ素含有率に相
当する。フッ素含有率は、次の様にして測定される:水
性有機抽出剤を使用して、次に有機抽出剤を使用して生
成物から塩及び吸着結合したフッ素− 含有不純物を除
去し、10時間110℃において乾燥する。試料を S
choeniger の方法により燃焼し、得られたフ
ッ化水素酸を水に吸着し、イオン− 選択電極を使用し
て分析する(参考文献:W. Schoeniger,
 Mikrochim. Acta(1955/1,代
123頁以下))。
【0009】フッ素− 含有置換基のほかに、セルロー
ス誘導体は、エーテル結合を介してセルロースに結合し
た、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、メチル、
エチル及びカルボキシメチルよりなる群から選ばれたフ
ッ素− 不含残基を含有する1又は多数の非疎水性置換
基を含有する。これらの非疎水性置換基の量は、適用次
第で、セルロース誘導体の適切な水溶性が保証される様
に調整される。適切な水溶性を有するセルロース誘導体
は、少なくとも0.5重量%の水溶性を有する(20℃
)フッ素− 不含、非疎水性置換基の好ましい残基はヒ
ドロキシエチルである。本発明によるセルロース誘導体
の平均重合度は、約50〜2000、特に400〜12
00である。
【0010】長鎖のフッ素− 不含アルキル基により疎
水的に変性されそして従来分散液塗料において使用され
たセルロースエーテルとは対照的に、本発明によるセル
ロースエーテル誘導体の1〜2%水性溶液は、疎水性フ
ッ素− 含有置換基の低い含有率のために実際上会合的
増粘を示さない。これらは、水性溶液において対応する
非変性セルロースエーテルの様に挙動する。
【0011】変性フッ素− 含有アルキル残基は、エー
テル、エステル又はウレタン結合を介してセルロース基
体に結合していることができる。エーテル結合は好まし
い。何となればこれは通例他の反応、例えばセルロース
基本骨格の加水裂開に対し最も安定しているからである
【0012】混合したフッ素− 不含セルロースエーテ
ル、すなわちセルロース分子において1個より多い変性
性、エーテル化性、フッ素− 不含残基を含有する生成
物の製法は、技術的に公知である。本発明のセルロース
誘導体の製造は、混合したフッ素− 不含セルロースエ
ーテルに関して記載された方法と同様にして又はもっぱ
らフッ素− 含有置換基を含有するセルロース誘導体の
公知製造による非疎水性残基を含有するセルロースエー
テルの対応する製法を組合せて実施される。
【0013】したがって、フッ素− 含有置換基の導入
は、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、メチル、
エチル及び/又はカルボキシメチルエーテル基の導入前
又は導入後又は導入と同時に実施することができる。ヒ
ドロキシエチル− 、ヒドロキシプロピル− 、メチル
− 、エチル− 又はカルボキシメチルセルロースより
なる群から選ばれたフッ素− 不含セルロースエーテル
又はそれらの混合エーテルは、好ましくはまず公知の方
法により製造される。次にこれを中間単離して又は中間
単離せずに塩基、例えば水性アルカリ金属水酸化物、水
性アルカリ土類金属水酸化物、第四アンモニウム水酸化
物又は第三アミン、例えばピリジン、トリエチルアミン
又はトリプロピルアミンの存在下フッ素− 含有反応成
分と反応させる。塩基は、フッ素− 含有反応成分との
反応様触媒として及びセルロース基体用膨潤剤として作
用する。これは、フッ素− 含有反応成分が同時に実際
上全でのセルロースエーテル分子と反応することを保証
する。反応は、好ましくは不活性希釈剤中で実施される
。この様な適当な希釈剤の例は、低級アルコール、例え
ばイソプロパノール及び第三ブタノール、ケトン、例え
ばアセトン、芳香族及び脂肪族炭化水素、例えばトルエ
ン又は過剰で使用されるフッ素− 含有反応成分それ自
体である。反応は、通例20乃至100℃の温度範囲に
おいて実施される。反応の最後に残余の塩基を中和し、
生成物を単離し、所望により水性有機及び/又は有機溶
剤で洗浄し、次に乾燥する。最終生成物形のセルロース
誘導体は、顆粒又は粉末であり、通例10%以下の残余
水分を有する。
【0014】セルロースとフッ素− 含有置換基との間
のエーテル結合の形成用の適当なフッ素− 含有反応成
分の例は、フルオルアルキル残基を含有するアルキレン
オキシド、フルオルオレフィン、フッ素− 含有ハロア
ルカン、フッ素− 含有ハロヒドリン、フルオルアルコ
ールのグリシジルエーテル並びにマイクル系、例えばフ
ッ素−含有アクリルニトリル及びアクリル酸エステル誘
導体である。
【0015】エーテル結合を形成するためのフルオルア
ルキル残基を含有するアルキレンオキシドは、一般式

0016】
【化1】
【0017】(式中Rは3乃至22、特に3乃至16個
の簡素原子を有するアルキル残基であって、少なくとも
3個の炭素原子とフッ素化されている)を有する。
【0018】これらの化合物は、反応して一般式(a)
R− CH(OH)−CH2−O− セルロースエーテ
ルで示されるセルロース誘導体を形成する。
【0019】フッ素− 含有ハロヒドリンは、一般式R
− CH(OH)−CH2 Cl(Br)(式中Rは上
記の意味を有する)を有する。これらは、塩基の存在下
でHCl又はHBrの脱離下反応してアルキレンオキシ
ドを形成し、このオキシドは上記と同様に反応してセル
ロース誘導体を形成する。
【0020】フルオルオレヤィンは、全部で3〜24、
特に5〜18個の炭素原子及び少なくとも1個の二重結
合を含有して、少なくとも二重結合の炭素原子及び第三
炭素原子はフッ素化されているフッ素− 含有炭化水素
R− CF=CF− R1  である、R及びR1 はアルキル残基である。
【0021】次の一般式 (b)セルロースエーテル −O− CFR− CHF
R1又は (c)セルロースエーテル −O− CFR1−CHF
Rで示されるセルロース誘導体が得られる。
【0022】フッ素− 含有ハロアルカンは、アルキル
残基R中に少なくとも3個のフッ素化炭素原子及び塩素
、臭素又はヨウ素原子(=X)を有する炭素原子を含有
する飽和炭化水素RXからなる。炭素原子の全数は3乃
至24、特に5乃至18である。セルロース誘導体は一
般式 (d)セルロースエーテル −O− Rを有する。
【0023】フルオルアルコールのグリシジルエーテル
は、一般式
【0024】
【化2】
【0025】(式中Rは3乃至21、特に3乃至15個
の炭素原子を有するアルキル残基である)を有する。該
化合物は、少なくとも3個のフッ素化炭素原子を含有す
る。得られるセルロース誘導体は、一般式(e)セルロ
ースエーテル −O− CH2−CH(OH)−CH2
−OR を有する。
【0026】フッ素− 含有アクリルニトリル及びアク
リル酸エステルは、一般式 CX2 =CX− Y R2 CX=CX− Y (式中Xは水素及び/又はフッ素である)を有する。R
2 はH又は1乃至22、特に3乃至16個の炭素原子
を有するアルキル残基であり、Yは −CN又は −C
O2 R3 であって、R3 は1乃至22、特に3乃
至16個の炭素原子を有するアルキル基である。
【0027】これらの化合物は、少なくとも3個のフッ
素− 含有炭素原子を含有する。
【0028】これらは、反応して (f)セルロースエーテル −O− CX2−CHX−
 Y又は(g)セルロースエーテル −O− CXR2
−CHX−Yを形成する。
【0029】フッ素化基のエーテル結合を介するセルロ
ース又はセルロースエーテルへのフッ素− 含有残基の
導入は、種々なフッ素− 不含残基を含有するセルロー
スエーテルの公知製造と類似の反応条件下に実施される
。セルロース又は木材パルプは、出発材料として使用さ
れ、フッ素− 不含残基及びフッ素− 含有残基は、塩
基性媒体中で連続的に又は同時にセルロースのヒドロキ
シル基と反応させて導入される。
【0030】エステル又はウレタン結合を介するフッ素
− 含有置換基の導入は、フッ素− 含有反応成分によ
るエーテル結合の形成において使用される方法と実際上
同一の方法を使用する。エステル又はウレタン結合を形
成するための適当なフッ素− 含有反応成分の例は、フ
ルオルアルキレンオキシド、フッ素− 含有ケトン、フ
ッ素−含有カルボニルハロゲン化物、特に塩化物及び臭
化物及びフッ素− 含有イソシアネートである。
【0031】エステル結合を形成するためのフルオルア
ルキレンオキシドは、一般式
【0032】
【化3】
【0033】(式中Rは1乃至24、特に5乃至18個
の炭素原子を有するアルキル残基である)を有する。フ
ッ素原子は、この化合物の少なくとも2、好ましくは少
なくとも3個の炭素原子に結合している。これら化合物
は、反応して一般式(h) (h)RCF2−CF2−O(CFR− CF2−O)
n − CFR− CO −O−セルロースエーテル(
式中nは0〜3である) 又は(i)R− CF2−CO −O− セルロースエ
ーテルで示されるセルロース誘導体を形成する。
【0034】フッ素− 含有ケトンは、構造
【0035
【化4】
【0036】(式中R2 は水素原子又はフッ素− 含
有アルキル残基であり、Rはフッ素含有アルキル残基で
あり、R及びR2 は合計して2乃至24個の炭素原子
を有して、少なくとも2、好ましくは少なくとも3個の
炭素原子はフッ素化されている)を有する。これら化合
物は、反応して一般式 (j)HCRR2−CO −O− セルロースエーテル
で示されるセルロース誘導体を形成する。
【0037】フッ素− 含有カルボニルハロゲン化物R
− COX(X=Cl、Br)は、3乃至24、特に5
乃至18個の炭素原子を有して、少なくとも2、好まし
くは少なくとも3個の炭素原子はフッ素化されている1
個のフッ素化アルキル基を含有する。これらは、反応し
て一般式 (k)R− CO −O− セルロースエーテルで示さ
れるセルロース誘導体を形成する。
【0038】フッ素− 含有イソシアネートは、一般式
R− N=C=O (式中Rは3乃至24、特に5乃至18個の炭素原子を
有して、少なくとも2、好ましくは少なくとも3個の炭
素原子はフッ素化されている)を有する。
【0039】これらは、反応して (l)R− NH− CO −O− セルロースエーテ
ルを形成する。
【0040】塩基の存在は、エーテル結合の生成の場合
の様に、エステル又はウレタン結合を形成するためのこ
れらフッ素− 含有反応成分とセルロース又はセルロー
スエーテルとの反応に関して重要である。塩基は、セル
ロース又はセルロースエーテルがフッ素− 含有反応成
分との反応前十分に膨潤することを保証するので、変性
性フッ素− 含有反応成分は全てのセルロース又はセル
ロースエーテル分子と実際上均一に反応することができ
る。反応が実質的に均一に実施されないなら、使用特性
の増大の目的は達成されない。
【0041】本発明によるセルロースエーテル誘導体を
製造するための適当な反応装置の例は、撹拌式反応容器
、ミキサー及びニーダーである。基本的に、非疎水性置
換基を含有するセルロース誘導体を製造する場合通常使
用されそしてセルロース又は水溶性セルロースエーテル
と非疎水性反応成分との適切な混合を可能にする全ての
反応装置を使用することができる。
【0042】
【実施例】本発明を次の例により詳細に説明する。全て
の百分率は、重量百分率である。次のフッ素− 含有反
応成分を使用する:
【0043】
【化5】
【0044】(4)C7 F15CH2 Br(5)C
F3−CF=CF2  (6)C5 F11− CF=CF2 例1 空気乾燥したモミ木材パルプ60gを95%第三ブタノ
ール586.4g及びイソプロパノール60gの混合物
中に懸濁する。懸濁液を2l容オートクレーブに移し、
排気及び窒素のカバーにより不活性にし、水45g中水
酸化ナトリウム15.35gの溶液を撹拌しながら滴加
する。撹拌を室温において30分間続け、その後エチレ
ンオキシド94.6mlをヒドロキシエチルセルロース
を製造するために添加する。次に反応を2時間40℃に
おいて実施し、反応混合物を65%硝酸30.43gに
より部分的に中和し、反応を80℃において2時間にわ
たって完結する。式(1)のアルキレンオキシド0.8
gを添加し、反応をさらに6時間90℃において実施す
る。次に反応混合物を冷却し、酢酸4.6gにより中和
し、塩を含有しなくなるまで80%アセトンにより抽出
し、アセトン1lにより脱水し、2回石油留出物分1l
で洗浄し、生成物を60℃において乾燥する。
【0045】ヒドロキシエチルセルロース誘導体は、4
.0のモル置換度及び0.009%のフッ素含有率を有
する。2%水性溶液におけるその粘度は9300mPa
.sである。
【0046】例2 2.4のモル置換度及び2%水性溶液における5600
mPa.sの粘度を有する空気乾燥したヒドロキシエチ
ルセルロース70gを95%第三ブタノール371g中
に懸濁させる。懸濁液を2l容オートクレーブに移し、
排気及び窒素のカバーにより不活性にし、水26.2g
中水酸化ナトリウム2gの溶液を撹拌しながら添加する
。撹拌を室温において30分間続け、その後式(2)の
アルキレンオキシド5.9gを添加する。反応を6時間
90℃において実施し、次に反応混合物を冷却し、酢酸
3.3gにより中和し、例1の場合の様に後処理する。
【0047】ヒドロキシエチルセルロース誘導体は0.
29%のフッ素含有率及び3800mPa.s.の2%
水性溶液における粘度を有する。
【0048】例3 反応を、例2の場合と同一の方法を適用して、式(2)
のアルキレンオキシドの代りに式(3)のアルキレンオ
キシド8.8gを用いて実施する。得られるヒドロキシ
エチルセルロース誘導体は、0.16%のフッ素含有率
及び2400mPa.s.の2%水性溶液における粘度
を有する。
【0049】例4 反応を、例2の場合と同一の方法を適用して、77%イ
ソプロパノール371g中で式(2)のアルキレンオキ
シド3.1gを用いて実施する。ヒドロキシエチルセル
ロース誘導体は、0.35%のフッ素含有率及び510
0mPa.s.の2%水性溶液における粘度を有する。
【0050】例5 空気乾燥したモミパルプ60gを第三ブタノール500
g、アセトン31g中に懸濁する。懸濁液を2l容オー
トクレーブに移し、排気及び窒素のカバーにより不活性
にし、水46.6g中水酸化ナトリウム23.8gの溶
液を添加し、撹拌を室温において30分間続け、エチレ
ンオキシド34.8mlを添加し、反応を45分間55
℃において実施する。次にエチレンオキシド52.2m
lの別の部分並びに式(4)の臭化物4.1gを添加し
、反応を45分間70℃において及び2.5時間95℃
において実施する。反応混合物を70℃に冷却し、第三
ブタノール34.5g中モノロル酢酸141.1gを添
加し、反応をさらに1時間70℃において実施する。 次に反応混合物を冷却し、65%硝酸29g及び酢酸1
.7gを用いて中和し、例1の場合の様に後処理する。
【0051】ヒドロキシエチルセルロース誘導体は、2
.7のヒドロキシエチルのモル置換度及び0.25のカ
ルボキシメチルの平均置換度を有する。そのフッ素含有
率は0.32%である。2%溶液の粘度は20100m
Pa.s.である。
【0052】例6 メチルの1.4の平均置換度及びヒドロキシエチルの0
.14のモル置換度及び2%水性溶液にける2600m
Pa.s.の粘度を有する空気乾燥したメチルヒドロキ
シエチルセルロース70gを95%第三ブタノール30
0g中に懸濁させる。懸濁液を2l容オートクレーブに
移し、排気及び窒素のカバーにより不活性にし、水38
.8g中水酸化ナトリウム2.4gの溶液を撹拌しなが
ら滴加し、撹拌を室温において30分間続け、第三ブタ
ノール20g中式(5)のパーフルオルオレフィン1.
5gの溶液を添加する。次に反応を6時間90℃におい
て実施する。反応混合物を冷却し、酢酸4gにより中和
し、例1の場合の様に後処理する。
【0053】メチルヒドロキシエチルセルロース誘導体
は0.6%のフッ素含有率及び1870mPa.s.の
2%水性溶液における粘度を有する。
【0054】例7 反応を、例6の場合と同一の方法を適用して、式(6)
のパーフルオルオレフィン2.6gを用いて実施する。 得られるメチルヒドロキシエチルセルロース誘導体は、
0.4%のフッ素含有率及び2100mPa.s.の2
%水性溶液における粘度を有する。
【0055】例2及び3において製造したセルロース誘
導体を、増粘剤として屋内分散液塗料中に混入し、それ
らの効果を技術水準の増粘剤と比較する。
【0056】本発明による分散液塗料は、次の原配合物
を有する: 〔表1〕 重量部    成分 ─────────────────────────
───────────123    水   16    防腐剤   10    ポリリン酸塩(10% Calgon
 (R) N)ドイツ国、ヘキスト社製    5  
  分散剤 (Additol (R) XW330)
ドイツ国、ヘキスト社製    1    消泡剤 (
Agitan(R) 280)ドイツ国、Muenzi
ng−Chemie 社製100    二酸化ケタン
顔料 375    充填剤(CaCO3 ,Durcal(
R) 5)ドイツ国 Omnya有限会社製  50 
   充填剤(CaCO3 ,Socal (R) P
  II)ドイツ国、          Solva
y  有限会社製  25    白土(カオリン) 100    スチレン− アクリレート共重合体分散
液(Mowilith(R) DM  60)    
      ドイツ国、ヘキスト社製    1   
 水酸化ナトリウム(10%)792 ─────────────────────────
──────────〔表2〕 最終的塗料の製造: 重量部    成分 ─────────────────────────
──────────792    原配合物     8    皮膜形成剤(Texanol (R
) ) 米国、Eastman 社製200    増
粘剤(2乃至4%水性溶液としての増粘剤)───── 1000 試料A:例2の増粘剤セルロース誘導体試料B:例3の
増粘剤セルロース誘導体技術水準の次の増粘剤を、本発
明のセルロース誘導体と比較するために使用する。増粘
剤の全ての粘度を Hoeppler 落球粘度計にお
いてDIN第53015号により20℃で2%水性溶液
において測定する。
【0057】試料C:増粘剤ヒドロキシエチルセルロー
ス、 粘度6000mPa.s./2% 試料D:増粘剤メチルエチルセルロース粘度6000m
Pa.s./2% 試料E:増粘剤長鎖アルキル残基を有するヒドロキシエ
チルセルロース 粘度6000mPa.s./2% 試料F:増粘剤エチルヒドロキシエチルセルロース、疎
水的に変性、 粘度6000mPa.s./2% 最終的塗料の製造直後及び1日間20℃及び湿度50%
におけるそのコンディショニング後、塗料粘度を、B型
粘度計(10及び100回毎分、20℃におけるスピン
ドル6)において測定した。
【0058】測定した粘度から、通例使用されるセルロ
ースエーテル及び疎水的に変性したセルロースエーテル
(試料E及びF)と比較して、本発明による生成物(試
料A及びB)の一層低い増粘度が生ずることが判明した
。 〔表3〕     試料  B型粘度(速度6/10回毎分)  
─────────────────────────
──    変化              製造直
後              1日間貯蔵後    
        (%)  ────────────
───────────────    A    2
6500mPa.s    29000mPa.s  
  +    9.4    B    30600 
             36200       
       +  18.3    C    24
500              36000   
           +  46.9    D  
  19000              2500
0              +  31.6   
 E    24000              
40500              +  77.
9    F    14000          
    36000              +1
57.1─────────────────────
───────────────増粘剤の収率を評価す
るために、25000mPa.s(B型粘度計、スピン
ドル6,10回毎分、測定時間1分間、20℃)の参考
粘度を有するコンディショニングした分散液塗料を使用
する。
【0059】本発明による生成物は、比較の場合一層高
い収率を示す。したがって参考コンシステンシーに調整
するために、次の量(塗料の全重量に対する重量%)が
必要である: 試料A  0.44〜0.50重量% 試料B  0.44〜0.50重量% 試料C  0.55〜0.60重量% 試料D  0.58〜0.63重量% 試料E  0.50〜0.55重量% 試料F  0.52〜0.57重量% ペイントローラーによる塗料の適用後実施される次の試
験を、分散液塗料の噴霧− 特性を定量的に評価するた
めに実施する:コンデショニングしたペイントローラー
に分散液塗料の定められた量(35ml)を負荷し、工
業的に通常使用されるペイントリムバースクリーンを経
て動力化可動部で数回ロール処理する。ペイントローラ
ーに適用した圧力は一定に保たれる。長方形のスクリー
ン用支持材として使用される深皿の底部において厚紙の
黒色片が存在する。厚紙上に堆積したしぶきの数及びこ
れにより覆われる面積は、光電子像分析器により定量的
に分析される。 〔表4〕       結果(塗料噴霧試験)       試料    塗料しぶきにより覆われた面
積────────────────────────
────────────        A    
        0.4〜0.5        B 
           0.4〜0.5       
 C            1.7〜2.1    
    D            0.7〜0.9 
       E            0.4〜0
.5        F            0.
4〜0.5本発明によるセルロース誘導体を分散液塗料
に混入する場合、本誘導体は、長鎖アルキル鎖により疎
水的に変性されたセルロース誘導体と比較して噴霧傾向
において比較できる低下を示す。しかし本誘導体は、貯
蔵の際塗料の一層低い後増粘度に導き、塗料における増
粘作用に関して高い収率及びそれゆえ増大した効力を有
する。疎水的に変性されていないセルロースエーテルと
比較して、本発明によるセルロース誘導体は、分散液塗
料の著しく低減された噴霧特性を達成する。又、これら
化合物と比較して、所望の塗料コンシステンシーを達成
するために一層少ない量の増粘剤が必要である。
【0060】本セルロース誘導体は、又懸濁/乳化重合
用の保護コロイドとして使用するために適し、又表面活
性化合物として使用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によるセルロ
ース誘導体を分散液塗料に混入する場合、本誘導体は、
長鎖アルキル鎖により疎水的に変性されたセルロース誘
導体と比較して噴霧傾向において比較できる低下を示す
が、しかし本誘導体は、貯蔵の際塗料の一層低い後増粘
度に導き、塗料における増粘作用に介して高い収率及び
それゆえ増大した効力を有し、疎水的に変性されていな
いセルロースエーテルと比較して、本発明によるセルロ
ース誘導体は、分散液塗料の著しく低減された噴霧特性
を達成するという長所を有する。これら化合物と比較し
て、所望の塗料コンシステンシーを達成するために一層
少ない量の増粘剤を必要とする。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エーテル結合を介して結合しそしてヒ
    ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、メチル、エチル
    及びカルボキシメチルよりなる群から選ばれた少なくと
    も1個のフッ素− 不含残基及び疎水性置換基を含有す
    る水溶性セルロースエーテルにおいて、該エーテルは3
    乃至24、特に5乃至18個の炭素原子を含有する、フ
    ッ素含有アルキル残基を含有して、フッ素含有率は、セ
    ルロースエーテルの乾燥重量に対し、0.05〜5、特
    に0.1乃至1重量%であることを特徴とする水溶性セ
    ルロースエーテル。
  2. 【請求項2】  セルロースエーテルの平均重合度が5
    0乃至2000、特に400乃至1200であることを
    特徴とする請求項1記載のセルロースエーテル。
  3. 【請求項3】  セルロースエーテルの水溶性が少なく
    とも0.5重量%(20℃)であることを特徴とする請
    求項1又は2記載のセルロースエーテル。
  4. 【請求項4】  疎水性置換基がエーテル、エステル又
    はウレタン結合を介してセルロース分子に結合している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載
    のセルロースエーテル。
  5. 【請求項5】  セルロースエーテルに結合した疎水性
    置換基が、式 (a)R− CH(OH)−O− セルロースエーテル
    (b)R1−CHF− CFR −O− セルロースエ
    ーテル(c)R− CHF− CFR1−O− セルロ
    ースエーテル(d)R −O− セルロースエーテル(
    e)R −O− CH2−CH(OH)−CH2−O−
     セルロースエーテル (f)Y− CHX− CX2−O− セルロースエー
    テル(g)Y− CHX− CXR2−O− セルロー
    スエーテル(h)R  CF2−CF2−O(CFR−
     CF2)n − セルロースエーテル (i)R− CF2−CO −O− セルロースエーテ
    ル(j)HCRR2−CO− O− セルロースエーテ
    ル(k)R− CO −O− セルロースエーテル(l
    )R− NH− CO −O− セルロースエーテル(
    式中R及びR1 はそれぞれ(C1 〜C22)アルキ
    ル残基であり、R2 はH又は(C1 〜C22)アル
    キル残基であって、式(b)、(c)及び(j)のアル
    キル基の炭素原子の全数は3乃至24であり、Xはフッ
    素及び/又は水素であり、Yは −CN又は −CO2
     R3 であって、R3 は(C1 〜C22)アルキ
    ル残基でなり、式(a)乃至(g)において、置換基の
    少なくとも3個の炭素原子が、式(h)乃至(l)にお
    いて、置換基の少なくとも2個の炭素原子がフッ素原子
    と結合している)の1個を有することを特徴とする請求
    項4記載のセルロースエーテル。
  6. 【請求項6】  塗料のスプレー性を高めるために添加
    した、疎水的に変性したセルロースエーテルを含有する
    分散液塗料において、セルロースエーテルが請求項1乃
    至5のいずれか一つに記載の1又は多数のセルロース誘
    導体を含有することを含有することを特徴とする分散液
    塗料。
  7. 【請求項7】  セルロース誘導体が、分散液塗料の重
    量に対し0.5重量%より少ない量で存在していること
    を特徴とする請求項6記載の分散液塗料。
  8. 【請求項8】  請求項1乃至5のいずれか一つに記載
    の水溶性セルロースエーテルを製造する方法において、
    ヒドロキシエチル− 、ヒドロキシプロピル− 、メチ
    ル− 、エチル− 又はカルボキシメチルセルロースよ
    りなる群から選ばれたフッ素− 不含セルロースエーテ
    ル又はそれらの混合エーテルの一種を塩基の存在下、場
    合により不活性希釈剤中で、フッ素− 含有反応成分と
    反応させることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】  アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類
    金属水酸化物、第四アンモニウム水酸化物又は第三アミ
    ンの水性溶液を塩基として使用することを特徴とする請
    求項8記載の水溶性セルロースエーテルの製法。
  10. 【請求項10】  フルオルアルキル残基を含有するア
    ルキレンオキシド、フルオルオレフィン、フッ素− 含
    有ハロアルカン、フッ素− 含有ハロヒドリン、フルオ
    ルアルコールのグリコールエーテル及びフッ素− 含有
    アクリルニトリル及びアクリル酸エステル誘導体をフッ
    素− 含有反応成分として使用することを特徴とする請
    求項8又は9記載の水溶性セルロースエーテルの製法。
  11. 【請求項11】  低級アルコール、ケトン、芳香族炭
    化水素、脂肪族炭化水素又はフッ素− 含有反応成分そ
    れ自体を不活性希釈剤として使用することを特徴とする
    請求項8乃至10のいずれか一つに記載の水溶性セルロ
    ースエーテルの製法。
  12. 【請求項12】  反応を20乃至100℃の反応温度
    において実施することを特徴とする請求項8乃至11の
    いずれか一つに記載の水溶性セルロースエーテルの製法
  13. 【請求項13】  請求項1乃至5のいずれか一つに記
    載のセルロース誘導体の分散液塗料における増粘剤とし
    ての用途。
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