JPH043146Y2 - - Google Patents

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JPH043146Y2
JPH043146Y2 JP3652487U JP3652487U JPH043146Y2 JP H043146 Y2 JPH043146 Y2 JP H043146Y2 JP 3652487 U JP3652487 U JP 3652487U JP 3652487 U JP3652487 U JP 3652487U JP H043146 Y2 JPH043146 Y2 JP H043146Y2
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JP
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conical wheel
sleeve
spring
fixed
movable
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JP3652487U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はベルト式無段変速プーリに関する。
〔従来の技術〕
此種のベルト式無段変速プーリは、固定円錐車
と、該固定円錐車に固設されたスリーブと、該ス
リーブに軸方向に移動自在に且つ回転方向に連動
するように嵌合する移動円錐車と、該移動円錐車
を固定円錐車方向に押圧するばねとから成り、上
記固定円錐車と移動円錐車によつて形成されるV
溝にベルトが掛けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記ベルトの回転によつて固定円錐車及び移動
円錐車が回転すると、上記ばねも円錐車と連動し
て回転する。このとき、ばねにバランスがとれて
いないと、その回転が不安定となる。そのため、
上記ばねのバランスをとる作業が必要となり、該
作業が容易でなかつた。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、コイルば
ね20を支えるばねホルダー14,18を軸受を
介して、移動円錐車10の管部とスリーブ6の端
部に回転自在に装着し、前記ばねホルダー14,
18を回転止め部材22を介して、固定側に係合
し、ばねホルダー14,18に支持されたコイル
20が円錐車2,10及びスリーブ6の回転と連
動して回転しないようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成したのでばねホルダー14,
18は、移動円錐車10の管部と、スリーブ6が
回転しても、静止状態を保持し、該静止状態のば
ねホルダー14,18に保持されたコイルばね2
0は回転することなく、静止状態で移動円錐車1
0に対して押圧力を付与する。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2は固定円錐車であり、該固定円錐車2のボス
部ではスリーブ6と固定ねじ4によつて固定され
ている。固定ねじ8は図示していない回転軸を固
定するためのものである。10は移動円錐車であ
り、これの管部10aの内周面は前記スリーブ6
の外周部にスライド自在に嵌挿されている。前記
移動円錐車10の管部10aには軸方向にキー溝
10bが形成され、該キー溝10bは前記スリー
ブ6にその軸方向に固設されたキー12にスライ
ド自在に嵌合している。14は環状のばねホルダ
ーであり、該ホルダー14の内周面は、内輪が移
動円錐車10に係止されたラジアルボールベアリ
ング16を介して移動円錐車10の管部10aの
外周面に回転自在に嵌着している。18は環状の
ばねホルダーであり、これの内周面は、内輪がス
リーブ6の一端に嵌着するストツプリング19に
係止されたラジアルボールベアリング21を介し
てスリーブ6の外周面の一端に、回転自在に嵌着
している。前記ばねホルダー14,18間にはコ
イルばね20が圧縮配置されている。22は回転
止め部材であり、前記ばねホルダー18に固定さ
れている。
24はベルトである。上記スリーブ6の内径部
にはキー結合構造と固定ねじ8とによつて機械の
回転軸が結合され、前記ベルト24の他方は駆動
側無段変速プーリ(図示省略)に掛けられてい
る。前記回転止め部材22の長孔は、機械側に突
設されたストツパー軸(図示省略)に嵌入し、該
ストツパー軸によつてばねホルダー18の回転が
阻止されている。前記円錐車2,10は従動プー
リを構成している。
次に本実施例の作用について説明する。
駆動側無段変速プーリの変速ハンドルを回して
該プーリのV溝の間隔を変化させ、ベルトのピツ
チ径を強制的に変えるとベルト24にかかるテン
シヨンが変化し、このテンシヨンによつて、従動
プーリ側の移動円錐車10が、スリーブ6の軸方
向に沿つて移動し、従動プーリ側のベルト24の
ピツチ径が変わる。これによつて従動プーリを無
段階に変速することができる。ベルト24の回動
によつて円錐車2,10が回転し、これと連動し
てスリーブ6が回転してもばねホルダー14,1
8及びコイルばね20は回転しない。
〔効果〕
本考案は上述の如く、移動円錐車を押圧するコ
イルばねが、円錐車と連動して回転しないように
したので、コイルばねのバランスを調整する作業
を行わなくても良いという効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は側面図である。 2……固定円錐車、6……スリーブ、10……
移動円錐車、12……キー、14,18……ばね
ホルダー、16,21……ラジアルボールベアリ
ング、22……回転止め部材、24……ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定円錐車2と、該固定円錐車2に固設された
    スリーブ6と、該スリーブ6に軸方向に移動自在
    に且つ回転方向に連動するように嵌合する移動円
    錐車10と、前記スリーブ6の端部に軸受を介し
    て回転自在に装着されたばねホルダー18と、前
    記移動円錐車10の管部に軸受を介して回転自在
    に装着されたばねホルダー14と、上記両ばねホ
    ルダー18,14間に圧縮配置されたコイルばね
    20と、前記ばねホルダー18,14の回転を阻
    止する回転止め部材22とから成ることを特徴と
    するベルト式無段変速プーリ。
JP3652487U 1987-03-12 1987-03-12 Expired JPH043146Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3652487U JPH043146Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3652487U JPH043146Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63142463U JPS63142463U (ja) 1988-09-20
JPH043146Y2 true JPH043146Y2 (ja) 1992-01-31

Family

ID=30847006

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3652487U Expired JPH043146Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5842238B2 (ja) * 2011-12-09 2016-01-13 株式会社 神崎高級工機製作所 プーリー式無段変速機構

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Publication number Publication date
JPS63142463U (ja) 1988-09-20

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