JPH0431451A - ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法 - Google Patents

ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法

Info

Publication number
JPH0431451A
JPH0431451A JP13895290A JP13895290A JPH0431451A JP H0431451 A JPH0431451 A JP H0431451A JP 13895290 A JP13895290 A JP 13895290A JP 13895290 A JP13895290 A JP 13895290A JP H0431451 A JPH0431451 A JP H0431451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polystyrene
modified
maleic anhydride
styrene
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13895290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2832485B2 (ja
Inventor
Takeshi Fujikawa
藤川 健
Tamio Kimura
木村 民夫
Hideaki Kakiuchi
垣内 秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP13895290A priority Critical patent/JP2832485B2/ja
Publication of JPH0431451A publication Critical patent/JPH0431451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2832485B2 publication Critical patent/JP2832485B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチ
レン系樹脂組成物の各製造方法に関し、さらに詳しくは
、主としてポリシロキサンをグラフトすることによって
改質されたスチレン系熱可塑性エラストマーからなるポ
リスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂
組成物の各製造方法に関するものである。
[従来の技術] ポリスチレン樹脂は硬く、高周波電気絶縁性に優れ、酸
やアルカリに強く、90℃くらいから柔らかくなり、1
30℃くらいがら粘い液体となるため、射出成形が容易
である。反面、脆いという欠点を有するほかに、その成
形物表面の潤滑性など摺動性が不十分であるため、成形
時の離型性、耐摩耗性、潤滑性に問題がある。
従来、一般にポリスチレン系樹脂の持つ前述の欠点のう
ち、脆さに関してはハイインパクトポリスチレン、AB
S樹脂、ASA樹脂等の開発等によって改良されており
、摺動性に関しては次のような方法で改良が試みられて
いる。
1)成形時におけるポリジメチルシロキサン等のシリコ
ーンオイルのスプレー式による噴き付け 2〉ポリジメチルシロキサン等のシリコーンオイルのブ
レンド 3)スチレンとポリジメチルシロキサン鎮を持つオレフ
ィン化合物との共重合 4)スチレンとポリジメチルシロキサン鎖を持つオレフ
ィン化合物との共重合物と、他のポリシロキサン鎖を構
成単位中に持たないスチレン系樹脂とのブレンド 5)ポリスチレンユニットとポリシロキサンユニットを
持つブロック共重合体 6)ポリスチレンユニットとポリシロキサンユニットを
持つブロック共重合体と他のポリシロキサン鎖を構成単
位中に持たないスチレン系樹脂とのブレンド 7)ポリシロキサン鎖へのスチレンモノマーのグラフト
共重合 8)ポリシロキサン鎖へスチレンモノマーをグラフトし
た共電体と、他のポリシロキサン鎖を構成単位中に持た
ないスチレン系樹脂とのブレンド [発明が解決しようとする課題] 上述した従来の技術の中で、シリコーンオイルを金型に
噴き付ける方法は、製品の表面に離型剤として噴き付け
たオイルが残留するほか、成形金型に頻繁に離型剤を噴
き付ける必要があり、非能率的である等の欠点があるう
えに、摺動性の改良には役立たない。
シリコーンオイルをブレンドして改質されたポリスチレ
ン系樹脂は、シリコーンが一般に樹脂との相溶性が悪い
ために、シリコーンオイルが成形時もしくは混練時に分
離しやすい、ブリードアウトしやすい、均一に混ざり合
わない、外観を著しく損なう、はこり等が付きやすい、
物性劣化、特に衝撃強度の低下を引き起こす等の障害が
生じる。
スチレンとポリジメチルシロキサン鎖を持つオレフィン
化合物との共重合物は、YuhsukeKawakam
i、 R,A、N、MurthyおよびYuya Ya
mashitaによる論文(Die Makromol
ekulare Chemie。
第185巻、第9頁(1984))に記されているよう
な方法を始めとして、ラジカル、アニオン共重合等によ
って合成することが可能であるが、現在の方法ではその
重合度、収率とも不十分で、さらに、ホモポリスチレン
が多量に副生じ、これを取り除くのが難しく、工業的に
生産するのは難しい。従って、この種の共重合体を他の
樹脂にブレンドすることも難しい。
ポリスチレンユニットとポリシロキサンユニットを持つ
ブロック共重合体は、アニオン重合によって合成される
。一番目の例としては、J、C,5aan、D、J、G
ardonおよびS、L 1ndsayによる論文(M
acromolecules、第3巻、第1頁(197
0))、A、MarsiatおよびV、Ga11 o 
tによる論文(DieMakromolekulare
 Chemie、第176巻、第1641頁(1975
)) 、J、G、 Zillox、J、E、L、Roo
versおよびS、Bywaterによる論文(Mac
romolccules、第8巻、第573頁(197
5) )等に記されたような、ブチルリチウムのような
塩基性の一官能基性開始剤による方法、二番目の例とし
てはり、S、Brown、 KU、Fulcherおよ
びR,E、Wettonによる論文(Journal 
of Polymer 5cience Polyme
r LetterEddition、第8巻、第659
頁(1970)、J、W、Deanによる論文(Jou
rnal of Polymer 5cience P
olymerLetter Eddition、第8巻
、第677頁(1970))、DJ、Legrantに
よる論文(Journal of PolymerSc
ienc e、 B 8巻、第195頁(1970))
 、H,G、Kimによる論文(Macromolec
ules、第5巻、第594頁(1972))    
C,Pr1ce、A、G、Warsonお よ びM、
T、Chovによる論文(Polymer、第13巻、
第333頁(1972)) 、 F、R,Jonesに
よる論文(EuropeanPolymer Jour
nal、第10巻、第249頁(1974))等に記さ
れているような、ナトリウムナフタレンやリチウムナフ
タレンのような二官能基性開始剤による方法、三番目の
例としてはP、Bajaj、 S。
K、Var 5hneyおよびA、 Misraによる
論文(Journalof  Polymer  5c
ience  Polymer  Chemistry
Eddition、第18巻、第295頁(1980)
 )に記されているようなリチウムビフェニルを開始剤
にする方法が挙げられる。
いずれもスチレンをアニオン重合した後に、ヘキサメチ
ルシクロトリシロキサンあるいはオクタメチルシクロテ
トラシロキサン等を重合する方法で得られるが、特殊な
反応装置を必要とするほか、反応時間も長時間要するな
どの欠点を有し、さらに、適正な反応条件を保つことが
難しいため、ポリスチレンユニット、ポリシロキサンユ
ニット各々の分子量調整、最終製品の分子量調整が難し
く、合成可能なポリマ一種が限定され、目的とする組成
の製品を得るのが難しく、従ってこの種の共重合体を他
の樹脂にブレンドすることも難しい。また、この種のブ
ロック共重合体はA、5kouliosによる論文(M
acromolecules、第4巻、第268頁(1
971))に記されているように、両末端がシラノール
で修飾されているポリスチレンと、両末端に塩素化され
た官能基をもつポリシロキサンとの縮合反応によっても
得ることができるが、この方法は異なった数のブロック
部分が生成するほか、ポリスチレンユニット、ポリシロ
キサンユニット各々の分子量調整、最終製品の分子量調
整が難しく、合成可能なポリマ一種が限定され、目的と
する組成の製品を得るのが難しく、従ってこの種の共重
合体を他の樹脂にブレンドすることも難しい。
ポリシロキサン鎖へのスチレンモノマーのグラフト共重
合体は、この共重合体自体が成形時の離型性、耐摩耗性
、潤滑性の良い材料となる可能性をもつが、このグラフ
ト共重合体を合成する従来の方法では、P、Baja 
j、 D、C,Guptaおよびに、Varshung
による論文(Polymer Engineering
and 5cience、第23巻、第825頁(19
g3) )や、J、A、Barrieおよびに、Mun
dayによる論文(Journalof Membra
nce 5cience、第13巻、第175頁(19
83))に記されているように、ポリジメチルシロキサ
ン−ポリメチルビニルシロキサンブロック共重合体ある
いはメチルビニルシロキサン−ジメチルシロキサン共重
合体のビニル基から、スチレンをラジカルあるいは”C
o照射によって重合するグラフト共重合によって得られ
るが、これも、架橋反応を伴うこともあって、適正な反
応条件を保つことが難しいため、ポリスチレンユニット
、ポリシロキサンユニット各々の分子量調整、最終製品
の分子量調整が難しく、目的とする組成の製品を得るの
が困難であること、得られるグラフト共重合体がポリシ
ロキサン鎖にスチレンがグラフト重合した分子構造であ
るために、他のポリシロキサン鎖を構成単位に持たない
スチレン系樹脂にブレンドした場合、相溶性に問題が生
じること、衝撃強度の低下を引き起こすことなどの不都
合な点かあり、最終製品樹脂成形時の離型性、耐摩耗性
、潤滑性、耐衝撃性等について期待する効果が得られて
いない。
本発明の発明者らは、上記のようなポリスチレン系樹脂
の表面特性と衝撃強度との問題に注目して、ポリスチレ
ン系樹脂の改質を鋭意研究し7た結果、本発明に至った
ものである。
すなわち本発明の目的は、上記問題を解決し、成形時の
離型性、耐摩耗性、潤滑性等が改良されたポリスチレン
系樹脂およびそれを提供するためのポリスチレン樹脂用
改質剤組成物を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
エラストマー(以下、変性ポリスチレン系エラストマー
と略す)と、これに反応性の基を有するポリシロキサン
を、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体およびゴ
ム用軟化剤の存在下、熔融混練することによって反応さ
せることによりポリスチレン系樹脂用改質剤組成物を製
造する方法、及びこの改質剤組成物とポリスチレン系樹
脂とを混合することによりポリスチレン系樹脂を製造す
る方法である。
本発明のポリスチレン系樹脂用改質剤組成物の製造方法
く以下、改質剤製法という)における変性ポリスチレン
系エラストマーは、無水マレイン酸で変性されたポリス
チレン系エラストマーである。さらに詳しくは、無水マ
レイン酸で変性されたポリスチレン系エラストマーがス
チレン−ブタジエンブロック共重合体(但し、ポリスチ
レンセグメントおよびポリブタジェンセグメントはそれ
ぞれ1個以上である。)のポリブタジェンセグメントが
選択的に水素添加され、無水マレイン酸でグラフト変性
されたものである。
本発明の改質剤製法における前記スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体は、ポリスチレンセグメントが、約1
5〜約60重量%の範囲で構成されていることが好まし
く、さらに好ましくは約20〜約50重量%の範囲で構
成されているものである。ポリスチレンセグメントの割
合が約15重量%未満であると、変性ポリスチレン系エ
ラストマーおよびこれと反応性の基を有するポリシロキ
サンとの反応生成物と、ポリスチレンもしくはスチレン
系共重合樹脂との相溶性が低下する、反応が円滑に進行
しない等の問題が生じやすく、約60重量%を超えると
変性ポリスチレン系エラストマーおよびこれと反応性の
基を有するポリシロキサンとを反応させる際、熔融温度
が上昇する、あるいは本発明改質剤組成物を添加した際
、分散性が低下する等の成型性や最終製品に好ましくな
い影響を及ぼしやすい。
本発明の改質剤製法における変性ポリスチレン系エラス
トマーは、すでに述べたようにスチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体のポリブタジェンセグメントが選択的に
水素添加され、さらに無水マレイン酸でグラフト変性さ
れたものである。このうちで、ポリブタジェンセグメン
トは、水素添加されずに残留している不飽和結合の割合
が好ましくは約20%以下であり、更に好ましくは約1
0%以下、最も好ましくは約5%以下である。不飽和度
が約20%を超えると、耐熱性、耐熱老化性、耐候性が
低下し、好ましくない、また、ポリスチレンセグメント
は、約10%以上が水素添加されると、本発明改質剤組
成物を添加した組成物の機械的強度、耐衝撃性が低下す
る傾向を生じる。
本発明の改質剤製法の変性ポリスチレン系エラストマー
の無水マレイン酸の含有量は、約o、02〜約20重量
%の範囲であり、好ましい範囲は約0.1〜約10重量
%、特に好ましい範囲は約0.2〜約5重量%である。
無水マレイン酸の含有率が約0.02%未満では、変性
ポリスチレン系エラストマーの無水マレイン酸単位と反
応性ポリシロキサンとの反応が難しくなる。また、約2
0重量%を超えると、未反応の酸無水物基がポリシロキ
サン鎖の持つ改質機能を阻害し、本発明の改質剤組成物
を添加した成型物表面の潤滑性等摺動性を低下させ、成
型時の離型性、耐摩耗性、潤滑性に悪影響を及ぼすおそ
れがある。
本発明の改質剤製法の製造方法に使用する変性ポリスチ
レン系エストラマーの製造に使用するスチレン−ブタジ
エンブロック共重合体の具体的な例は、米国特許明細書
第4219627号、同第3251905号、同第33
90207号および特公昭45−29669号公報等に
記載されている。これらの公報類には、単量体の逐次付
加、単量体の付加増大、またはカップリング反応により
得られるポリスチレンセグメントおよびポリブタジェン
セグメントからなるブロックコポリマーが示されている
また、特公昭58−10413号公報、特公昭53−1
5958号公報、特公昭41−8782号公報、特開昭
53−94584号公報、米国特許明細書第32519
05号、同第3639521号の公報類には、共重合の
反応速度における差を利用して、ブタジェンとスチレン
との混合物を共重合させることにより製造したテーパー
トコポリマーブロックを含むマルチブロックコポリマー
が示されている。
スチレン−ブタジエンブロック共重合体を水素添加する
方法は、米国特許明細書第3113986号および特公
昭59−37294号公報に記載されている。すなわち
不活性水素希釈剤たとえばシクロヘキサンに、上記の方
法によって得られたスチレン−ブタジエンブロックコポ
リマー、マルチブロックコポリマーを溶解し、可溶性水
素添加触媒の存在下に水素添加を行なうのである、 無
水マレイン酸でのグラフト変性の方法は、公知の方法、
即ち特開昭61−76518号公報、特開昭62−25
0018号公報、特開昭62−79211号公報に記載
されている、たとえばラジカル発生剤の存在下、無水マ
レイン酸と上記水素添加処理を行なったブロックコポリ
マーあるいはマルチブロックポリマーとの熔融混練によ
りグラフトさせることによって得られる。
本発明の改質剤製法におけるアミノ基含有置換基を有す
る反応性ポリシロキサンは、片末端アミノ基含有置換基
を有する場合、重量平均分子量が約500〜約100,
000が好ましく、特に重量平均分子量で約1,000
〜約50,000が好ましい。また、両末端にアミノ基
含有置換基を有する場合は、重量平均分子量が約20,
000〜約100,000が好ましく、重量平均分子量
で約30,000〜約70,000がさらに好ましい8
両末端にアミノ基含有置換基を有するポリシロキサンの
場合、重量平均分子量が約20,000以下では、無水
マレイン酸単位を約0.02〜約20重量%含有するポ
リスチレン系共重合体との反応において、著しい三次元
化を起こし、熔融温度が上昇する、或は分散性が低下す
る等の成型性や最終製品に好ましくない影響を及ぼすお
それがある。また、両末端ないし片末端にアミノ基含有
置換基を有するポリシロキサンの場合、重量平均分子量
が約100,000以上となると、無水マレイン酸で変
性されたスチレン系熱可塑性エラストマーとの反応性が
低下するおそれがある。
上記重量平均分子量はゲルパーミュエーションクロマト
グラフィーで測定することができる。
尚、該反応性ポリシロキサンは片末端あるいは両末端に
アミノ基含有置換基を有するものであれば、特に製造法
を問わないが、重合度および分子量分布コントロールの
容易性の点から、リビング重合ポリシロキサンを骨格と
するものが特に好ましい。このような反応性ポリシロキ
サンは、例えばトリメチルシラノールもしくは両末端シ
ラノールジメチルシロキサンオリゴマーを開始剤として
、リチウム触媒の存在下にヘキサメチルシクロトリシロ
キサンをリビング重合した後、ジメチルクロロシランと
反応させて片末端あるいは両末端に5i−H結合を導入
し、さらにヒドロシリル化反応を利用することによって
片末端あるいは両末端をアミノ基としたものである。
本発明の改質剤製法においては、さらにポリスチレンも
しくはスチレン系共重合体を使用する。
このポリスチレンもしくはスチレン系共重合体とは、ス
チレンを含むモノマーの重合体であって、A S T 
M−D 638に従って測定した引張り破断伸び率が5
0%未満のものをいう。これらの例としては、ホモポリ
スチレン樹脂の他、ゴム状エラストマーの存在下にスチ
レンをグラフト共重合するなどして得られたゴム変性ポ
リスチレン樹脂(耐衝撃性ポリスチレン)を挙げること
ができる。具体的には、アクリロニトリル−スチレン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重
合体(ABS樹脂)等を例示することができ、基本的に
はスチレンを重合単位として含む重合体であってゴム弾
性を示さないもので、重合単位に無水マレイン酸基のよ
うな酸無水物基やカルボキシル基のような、極性が強く
反応性も高い基の含有量が少ないものが好ましい。また
、2種以上のスチレン系ポリマーを混合して使用しても
何等差し支えはない。
また、本発明の改質剤製法におけるゴム用軟化剤は、非
芳香族系の鉱物油またはポリブテンが好ましい、非芳香
族系の鉱物油とは、一般にプロセスオイルあるいはエク
ステンダーオイルの中で、パラフィン鎖の炭素数が全炭
素中の約50%以上を占める、パラフィン系鉱物油ある
いはナフテン環の炭素数が約30〜約45%のナフテン
系の鉱物油である。
本発明改質剤製法は、変性ポリスチレン系エラストマー
に、末端に反応性の基を有するポリシロキサンを熔融混
練で反応させることを特徴とする。
熔融混練は、一般の合成樹脂の分野において使用されて
いる単軸押し出し機、二軸押し出し機、ニーグー、ロー
ルミキサー、インテンシブミキサー等熔融した原材料樹
脂や添加物に対し、強い剪断力を作用させて凝集塊を摺
り潰し、均一に分散させることのできる装置によって行
なうことができる。
この反応の際の該反応性ポリシロキサンのポリスチレン
系樹脂用改質剤組成物に対する添加割合は約5〜約50
重量%、同じく無水マレイン酸で変性されたスチレン系
エラストマーの割合を約5〜約30重量%、ポリスチレ
ンもしくはスチレン系共重合体の割合を約20〜約85
重量%、ゴム用軟化剤を約5〜約30重I%とすること
が好ましい、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に対す
る反応性ポリシロキサンの添加蓋が約5重量%未満では
、該改質剤組成物をポリスチレン系樹脂に添加した場合
、最終製品に十分な表面潤滑性と耐摩耗性を持たせるに
は該改質剤組成物を多量に添加する必要があり好ましく
なく、反応性ポリシロキサンの添加量が約50重量%を
越えると、熔融混練機中での反応が困難となる。また、
ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に対する変性ポリス
チレン系エラストマーの添加割合は約5〜約30重量%
であることが好ましく、約30重量%以上になると該変
性ポリスチレン系エラストマーが架橋反応等を起こすお
それがあり好ましくなく、約5重量%以下では反応性ポ
リシロキサンと十分に反応しにくくなり好ましくない。
本発明の改質剤製法において使用するポリスチレンもし
くはスチレン系共重合樹脂の、ポリスチレン系樹脂用改
質剤組成物に対する添加割合は約20〜約85重量%で
あり、好ましくは約30〜約80重量%である。添加割
合が約20重量%以下であると、押し出し混練の際押し
出されるストランドの性状が著しく悪くなり、造粒が困
難となる。
本発明の改質剤製法において使用するゴム用軟化剤の添
加量は、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に対して約
5〜約30重量%であることが好ましい。ゴム用軟化剤
は、ストランドおよびベレットの形状を整える働きがあ
る。ストランドが繊維状ないし海綿状となり、容易に縦
に裂けあるいは砕け、造粒が困難となるのを防ぐ。
本発明の改質剤製法は、熔融混練により反応させること
を特徴とする。この際、混練温度は約250℃以下、好
ましくは約150〜約230°Cである。約250℃を
超える温度では、改質ポリスチレン系樹脂の安定性をも
損なわれるおそれがあり、約150℃以下ではポリスチ
レン系樹脂が十分に熔融せず、好ましくない。
なお、配合に際して種々の添加剤、たとえば熱安定剤、
紫外線吸収剤、滑剤、着色剤もしくは帯電防止剤を、ま
たは種々の充填剤、たとえはタルク、ガラス繊維を任意
に加えることができる。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物の製造方法において
使用するポリスチレン系樹脂としては、ホモポリスチレ
ン樹脂のほか、ゴム状エラストマーの存在下にスチレン
をグラフト共重合するなどして得られたゴム変性ポリス
チレン樹脂(耐衝撃性ポリスチレン)、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン
−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ア
クリルゴム共重合体、アクリロニトリル−スチレン−E
PDM(エチレンープロピレンージェンターポリマー)
共重合体、アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−ス
チレン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジェン−
スチレン共重合体、スチレン−ブタジェン−エチレン−
スチレンブロック共重合体等を例示することができるが
、根本的にはスチレンを重合単位として含む重合体であ
れば何でもよく、特別な制約はないが、重合単位に無水
マレイン酸基のような酸無水物基やカルボキシル基のよ
うな極性が強く、反応性も高い基の含有量が少ないもの
が好ましい。また2種以上のスチレン系ポリマーを混合
して用いても何ら差し支えない。
本発明のポリスチレン系樹脂組成物の製造方法は、改質
剤とポリスチレン系樹脂を熔融混練で混合させることを
特徴とする。熔融混練は一般の合成樹脂の分野において
使用されている単軸押し出し機、二軸押し出し機、ニー
ダ−、ロールミキサー、インテンシブミキサーなど熔融
した原材料樹脂、添加物に強い剪断力を作用させて凝集
塊をすり潰し、均一に分散させることのできる装置によ
って行うことができる。
なお、配合に際して種々の添加剤、たとえば、熱安定剤
、紫外線吸収剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、種々の充
填剤、たとえばタルク、ガラス繊維等を任意に加えるこ
とができる、 [実施例〕 以下、実施例にて本発明を説明する。
実施例1 比重0.91g/cc、スチレン含有率28重量%、無
水マレイン酸含有率2重量%、25℃における溶液粘度
が6,0OOcps (トルエン20重量%の溶液)の
スチレンセグメント−ブタジェンセグメント−スチレン
セグメントのごとくブロック共重合されて、ブタジェン
セグメントが選択的に水素添加された変性ポリスチレン
系エラストマー20重量部、ナフテン環を形成している
炭化水素が29.0%、パラフィン鎖を形成している炭
化水素が71.0%、平均分子量539.40℃におけ
る動粘度が95.54cst、100°Cにおける動粘
度が11.25cstのパラフィン系鉱油10重量部、
ASTM−D1238に従い測定したメルトフローイン
デックス(200℃、5、OOOg)が14 g/l 
0分である耐衝撃性ポリスチレン樹脂50重量部、ゲル
バーミュエーションクロマトグラフで測定した重量平均
分子量が5,000の下記式で示される片末端にアミノ
基を有するポリジメチルシロキサン20重量部を混合し
、次いでシリンダー温度を200〜220°Cとした押
し出し機で混練押し出ししてポリスチレン系樹脂用改質
剤組成物を得た。このポリスチレン系樹脂用改質剤組成
物を「改質剤−1」とする。
CH3CH3CH3 H2N−C3H6−3i−0−(SiO)n−3iCH
3夏 CH3CH3CH3 実施例2 実施例1と同じ変性ポリスチレン系エラストマー20重
量部、実施例1と同じゴム用軟化剤10重量部、実施例
1と同じ耐衝撃性ポリスチレン樹脂50重量部、ゲルパ
ーミュエーションクロマトグラフで測定した重量平均分
子量が60,000の、下記式で示される両末端にアミ
ノ基を有するポリジメチルシロキサン20重量部を混合
し、次いでシリンダー温度を200〜220℃とした押
し出し機で混練押し出ししてポリスチレン系樹脂用改質
剤組成物を得た。このポリスチレン系樹脂用改質剤組成
物を「改質剤−2」とする。
CH3CH3CH3 H2N−C3H6−3i−0−(SiO)n−3i−C
3H6−NH2CH3CH3CH3 比較例1 ASTM−D1238に従い測定したメルトフローイン
デックス(200℃、5.OOOg)が3.5g/10
分である耐衝撃性ポリスチレンを25センチメートlし
角の平板に射出成形したが、成形時の離型性は悪く、ネ
ルで擦って摺動性を確認したところ、明らかに摺動性力
(不十分であった。
実施例3 比較例1と同じ耐衝撃性ポリスチレンを85重量%、「
改質剤−1」を15重重量の組成比で混合し、次いでシ
リンダー温度を200〜220℃とした押し出し機で混
練押し出しして造粒を行な0、改質耐衝撃性ポリスチレ
ン系樹脂組成物を得た。
この組成物を25センチメートル角の平板に射出成形し
た結果、成形時の離型性は大変よく、ネルで擦って摺動
性を確認したところ、比較例1の本発明改質剤組成物を
添加していない耐衝撃性ポリスチレンに比較して、本発
明改質剤組成物を添加したことで、優れた摺動性を持っ
た改質耐衝撃性ポリスチレン系樹脂組成物が得られたこ
とが判明した。
実施例4 比較例1と同じ耐衝撃性ポリスチレンを85重量%、「
改質剤−2」を15重量%の組成比で混合し、次いでシ
リンダー温度を200〜220℃とした押し出し機で混
練押し出しして造粒を行ない、改質耐衝撃性ポリスチレ
ン系樹脂組成物を得た。
この組成物を25センチメートル角の平板に射出成形し
た結果、成形時の離型性は大変よく、ネルで擦って摺動
性を確認したところ、比較例1の本発明改質剤組成物を
添加していない耐衝撃性ポリスチレンに比較して、本発
明改質剤組成物を添加したことで、優れた摺動性を持っ
た改質耐衝撃性ポリスチレン系樹脂組成物が得られたこ
とが判明した。
[発明の効果] 本発明のポリスチレン系樹脂用改質剤組成物を従来のポ
リスチレン系樹脂に含有させることによって耐衝撃性を
強化し、成形時の離型性、耐摩耗性、潤滑性、成形物表
面の潤滑性などの摺動性の改質、改良することが可能と
なった。これは本発明のポリスチレン系樹脂用改質剤組
成物が優れた弾性体であり、さらにポリスチレン系樹脂
に対する相溶性に優れていることによるものである。
本発明のポリスチレン系樹脂用改質剤組成物は従来技術
による改質法と比べ、その構造特にポリシロキサン部分
の構造をコントロールすることが容易であるため、目的
部じてポリシロキサン部分の分子量、ポリスチレン系エ
ラストマ一部分とポリシロキサン部分の割合を最適とす
ることが可能であり、ポリスチレン系樹脂の幅広い用途
からくる要求の多い多様性に柔軟に対応することができ
る。
ポリスチレン樹脂は低価格で、かつ硬く、耐水性、高周
波電気絶縁性に優れ、酸やアルカリに侵されず、さらに
射出成形が容易であるため、その用途は非常に広く、本
発明の改質ポリスチレン系樹脂は従来のポリスチレン樹
脂の改質、改良を行なうに当たっても要求の多様性に柔
軟に対応できる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系エラ
    ストマーと、これに反応性の基を有するポリシロキサン
    を、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体およびゴ
    ム用軟化剤の存在下、熔融混練することによって反応さ
    せることを特徴とするポリスチレン系樹脂用改質剤組成
    物の製造方法。但し、前記無水マレイン酸で変性された
    ポリスチレン系エラストマーは、スチレン−ブタジエン
    ブロック共重合体(ここで、ポリスチレンセグメントお
    よびポリブタジエンセグメントはそれぞれ1個以上であ
    る。)のポリブタジエンセグメントが選択的に水素添加
    され、無水マレイン酸でグラフト変性されたものである
  2. (2)前記無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
    エラストマーは、その無水マレイン酸単位が0.02重
    量%以上20重量%以下のものである請求項(1)に記
    載のポリスチレン系樹脂用改質剤組成物の製造方法。
  3. (3)前記無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
    エラストマーにおけるスチレン−ブタジエンブロック共
    重合体は、ポリスチレンセグメントを15〜60重量%
    含有するスチレン−ブタジエンブロック共重合体である
    請求項(2)に記載のポリスチレン系樹脂用改質剤組成
    物の製造方法。
  4. (4)前記無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
    エラストマーに対し反応性の基を有する前記ポリシロキ
    サンは、片末端にアミノ基を有する重量平均分子量が5
    00〜100,000のポリシロキサンである請求項(
    1)ないし(3)のいずれかに記載のポリスチレン系樹
    脂用改質剤組成物の製造方法。
  5. (5)前記無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
    エラストマーに対し反応性の基を有する前記ポリシロキ
    サンは、両末端にアミノ基を有する重量平均分子量が2
    0,000〜100,000のポリシロキサンである請
    求項(1)ないし(3)のいずれかに記載のポリスチレ
    ン系樹脂用改質剤組成物の製造方法。
  6. (6)ゴム用軟化剤は、非芳香族系の鉱物油またはポリ
    ブテンである請求項(1)ないし(5)のいずれかに記
    載のポリスチレン系樹脂用改質剤組成物の製造方法。
  7. (7)無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系エラ
    ストマーと、これに反応性の基を有するポリシロキサン
    を、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体樹脂およ
    びゴム用軟化剤の存在下、熔融混練することによつて反
    応させるに際し、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に
    おける前記無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系
    エラストマーの割合が5〜30重量%である請求項(1
    )ないし(6)のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂
    用改質剤組成物の製造方法。
  8. (8)無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系エラ
    ストマーと、これに反応性の基を有するポリシロキサン
    を、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体樹脂およ
    びゴム用軟化剤の存在下、熔融混練することによって反
    応させるに際し、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に
    おける前記反応性ポリシロキサンの割合が5〜50重量
    %である請求項(1)ないし(7)のいずれかに記載の
    ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物の製造方法。
  9. (9)無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系エラ
    ストマーと、これに反応性の基を有するポリシロキサン
    を、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体樹脂およ
    びゴム用軟化剤の存在下、熔融混練することによって反
    応させるに際し、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物に
    おける前記ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体樹
    脂の割合が20〜85重量%である請求項(1)ないし
    (8)のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂用改質剤
    組成物の製造方法。
  10. (10)無水マレイン酸で変性されたポリスチレン系エ
    ラストマーと、これに反応性の基を有するポリシロキサ
    ンを、ポリスチレンもしくはスチレン系共重合体樹脂お
    よびゴム用軟化剤の存在下、熔融混練することによって
    反応させるに際し、ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物
    における前記ゴム用軟化剤の割合が5〜30重量%であ
    る請求項(1)ないし(9)のいずれかに記載のポリス
    チレン系樹脂用改質剤組成物の製造方法。
  11. (11)請求項(1)ないし(10)のいずれかに記載
    の方法により得られたポリスチレン系樹脂用改質剤組成
    物と、ポリスチレン系樹脂とを混合することを特徴とす
    るポリスチレン樹脂組成物の製造方法。
JP13895290A 1990-05-28 1990-05-28 ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法 Expired - Lifetime JP2832485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13895290A JP2832485B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13895290A JP2832485B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0431451A true JPH0431451A (ja) 1992-02-03
JP2832485B2 JP2832485B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=15233998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13895290A Expired - Lifetime JP2832485B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2832485B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265612A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Idemitsu Petrochem Co Ltd スチレン系ブロック共重合体及びそれを含有する組成物
KR100413355B1 (ko) * 1998-07-21 2004-03-30 제일모직주식회사 대전방지성과표면광택성이우수한스티렌계열가소성수지조성물
CN114479334A (zh) * 2022-02-11 2022-05-13 苏州梅克兰循环科技有限公司 一种可循环利用的耐老化ps改性材料及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413355B1 (ko) * 1998-07-21 2004-03-30 제일모직주식회사 대전방지성과표면광택성이우수한스티렌계열가소성수지조성물
JP2002265612A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Idemitsu Petrochem Co Ltd スチレン系ブロック共重合体及びそれを含有する組成物
CN114479334A (zh) * 2022-02-11 2022-05-13 苏州梅克兰循环科技有限公司 一种可循环利用的耐老化ps改性材料及其制备方法
CN114479334B (zh) * 2022-02-11 2023-08-04 苏州梅克兰循环科技有限公司 一种可循环利用的耐老化ps改性材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2832485B2 (ja) 1998-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4304881A (en) Alkenyl aromatic resin composition having an excellent impact strength
EP1437384B1 (en) Block copolymer compositions
CN101258177B (zh) 接枝共聚物及其制备方法
EP0261748A2 (en) Impact resistant polymeric compositions and process for the preparation thereof
JP5116644B2 (ja) 熱可塑性重合体組成物
JPH02158643A (ja) 水添ジエン系共重合体樹脂組成物、およびその製造方法
JPS6317297B2 (ja)
JP2787467B2 (ja) 改質ポリスチレン系樹脂および耐衝撃性ポリスチレン系樹脂組成物の製造法
EP2010586B1 (en) Thermoplastic elastomer composition
CN105315601A (zh) 用作等向性薄膜、挤压及模塑制品的聚合物组成及其混合物
JPS6366862B2 (ja)
JPH0431451A (ja) ポリスチレン系樹脂用改質剤組成物とポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法
JP2896526B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂用改質剤組成物とポリオレフィン系樹脂組成物の各製造方法
JP4115870B2 (ja) 発泡体用組成物および発泡体
JP2779001B2 (ja) 樹脂組成物
JP2832468B2 (ja) ポリスチレン系樹脂用改質剤及び耐衝撃性ポリスチレン樹脂組成物の製造方法
JP2665603B2 (ja) 改質ポリスチレン系樹脂及び改質ポリスチレン系樹脂組成物の各製造方法
WO2001046316A1 (fr) Composition de resine thermoplastique
JPS62181307A (ja) 変性ブロツク共重合体樹脂組成物の製造方法
JP2896525B2 (ja) 熱可塑性樹脂用改質剤組成物と耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物の各製造方法
JP3688069B2 (ja) 樹脂シート
JPS60158224A (ja) エラストマー状組成物のストランドカッティング法
JPWO2008001907A1 (ja) ブロック共重合体、樹脂改質用組成物および改質樹脂組成物
JPH0270735A (ja) 重合体組成物
JPH02651A (ja) 変性ブロック共重合体の組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12