JPH04314496A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH04314496A
JPH04314496A JP3080217A JP8021791A JPH04314496A JP H04314496 A JPH04314496 A JP H04314496A JP 3080217 A JP3080217 A JP 3080217A JP 8021791 A JP8021791 A JP 8021791A JP H04314496 A JPH04314496 A JP H04314496A
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JP
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motor
current
rotation speed
brushless
inverter
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Kazutoshi Tani
和利 谷
Teruya Tanaka
照也 田中
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Toshiba Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機に関し、特に脱
水時における洗濯物の片寄りにより生じるアンバランス
の検出に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来の洗濯機において、脱水時に洗濯物
の片寄りにより生じるアンバランスの検出方法としては
、例えば図9に示すように機械的なスイッチを用いたも
のがある。外箱21に4本のロッド22及びサスペンシ
ョン23で吊下げられている洗濯槽24内の脱水槽25
が、洗濯物負荷により荷重の分布にアンバランスが生じ
ている状態で脱水のために、モータ26によりベルト2
7及びクラッチ28を介して回転されると偏心を生じる
。このため洗濯槽24が大きく揺動する。このとき洗濯
槽24が外箱21に取付けられているスイッチバー29
に触れると、機械的なスイッチ31が入ってアンバラン
スの生じていることが検出されるようになっている。 32はパルセータである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗濯機において
、脱水時に洗濯物の片寄りにより生じるアンバランスの
検出は、アンバランスの時に生じる洗濯槽の揺動を外箱
に取付けた機械的なスイッチの動作により行なっていた
【0005】しかしながら、取付けることのできるスイ
ッチの数は限られており、たまたま洗濯槽がスイッチバ
ーに触れない限りアンバランスを検出することはできな
い。このため、アンバランスを検出するまでに、洗濯槽
が外箱に何度もぶつかるという問題があった。また、ス
イッチバーの取付け位置、形状を一定にすることは困難
であり、取付け位置のばらつきがそのままアンバランス
検出感度のばらつきになってしまう。このため、洗濯機
によってはさほどのアンバランスでないのにアンバラン
スを検出して脱水を中止してしまったり、逆になかなか
アンバランスを検出しないで洗濯槽が外箱に何度も当る
ということがあった。さらに、洗濯槽が揺動し外箱にぶ
つかるような状態にならなければアンバランスを検出す
ることができなかった。
【0006】そこで、本発明は、脱水時における洗濯物
の片寄りにより生じるアンバランスを、迅速且つ的確に
検出し、また洗濯機による検出感度のばらつきを小さく
することのできる洗濯機を提供することを目的とする。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、脱水槽を回転させるブラシレス
DCモータと、直流電圧をスイッチング素子で周期的に
スイッチングして前記ブラシレスDCモータを駆動する
インバータ回路と、該インバータ回路における前記スイ
ッチング素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比
信号を出力するデューティ比信号発生器と、前記インバ
ータ回路を流れるインバータ電流又は前記ブラシレスD
Cモータを流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出
する電流検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転
数を検出する回転数検出回路と、前記スイッチング素子
のオン・オフ比を一定にしたときの前記直流検出回路の
電流検出値又は前記回転数検出回路の回転数検出値の少
なくとも何れかの変動に基づいて脱水時の洗濯物負荷の
アンバランスを検出するアンバランス検出手段とを有す
ることを要旨とする。
【0009】第2に、脱水槽を回転させるブラシレスD
Cモータと、直流電圧をスイッチング素子で周期的にス
イッチングして前記ブラシレスDCモータを駆動するイ
ンバータ回路と、該インバータ回路における前記スイッ
チング素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比信
号を出力するデューティ比信号発生器と、前記インバー
タ回路を流れるインバータ電流又は前記ブラシレスDC
モータを流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出す
る電流検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転数
を検出する回転数検出回路と、前記電流検出回路の電流
検出値が一定のときの前記デューティ比信号発生器から
出力されるデューティ比信号値又は前記回転数検出回路
の回転数検出値の少なくとも何れかの変動に基づいて脱
水時の洗濯物負荷のアンバランスを検出するアンバラン
ス検出手段とを有することを要旨とする。
【0010】第3に、脱水槽を回転させるブラシレスD
Cモータと、直流電圧をスイッチング素子で周期的にス
イッチングして前記ブラシレスDCモータを駆動するイ
ンバータ回路と、該インバータ回路における前記スイッ
チング素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比信
号を出力するデューティ比信号発生器と、前記インバー
タ回路を流れるインバータ電流又はブラシレスDCモー
タを流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出する電
流検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転数を検
出する回転数検出回路と、前記ブラシレスDCモータの
回転数を一定としたときの前記デューティ比信号発生器
から出力されるデューティ比信号値又は前記電流検出回
路の電流検出値の少なくとも何れかの変動に基づいて脱
水時の洗濯物負荷のアンバランスを検出するアンバラン
ス検出手段とを有することを要旨とする。
【0011】
【作用】脱水時に洗濯物の片寄りによりアンバランスが
生じて洗濯槽が揺動した場合、ブラシレスDCモータに
かかるトルクが変動する。このとき、インバータ回路に
おけるスイッチング素子のオン・オフ比を一定にするよ
うな制御を行おうとすると、インバータ電流或いはモー
タ電流、モータ回転数が変動する。そこで、第1の発明
では、スイッチング素子のオン・オフ比を一定にしたと
きのインバータ電流、モータ電流、又はモータ回転数の
少なくとも何れかの変動に基づいて脱水時の洗濯物負荷
のアンバランスが迅速且つ的確に検出される。
【0012】また、インバータ電流或いはモータ電流を
一定にするような制御を行おうとすると、インバータ回
路におけるスイッチング素子のオン・オフ比、モータ回
転数が変動する。そこで、第2の発明では、インバータ
電流或いはモータ電流を一定にしたときのインバータ回
路におけるスイッチング素子のオン・オフ比、又はモー
タ回転数の少なくとも何れかの変動に基づいて脱水時の
洗濯物負荷のアンバランスが迅速且つ的確に検出される
【0013】さらに、モータ回転数を一定にするような
制御を行おうとすると、インバータ回路におけるスイッ
チング素子のオン・オフ比、インバータ電流或いはモー
タ電流が変動する。そこで、第3の発明では、モータ回
転数を一定にしたときのインバータ回路におけるスイッ
チング素子のオン・オフ比、インバータ電流、又はモー
タ電流の少なくとも何れかの変動に基づいて脱水時の洗
濯物負荷のアンバランスが迅速且つ的確に検出される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図8に基
づいて説明する。
【0015】まず、図1を用いて、洗濯機の回路構成を
説明する。同図において、10はインバータ回路、20
はパルセータ及び脱水槽を回転させるブラシレスDC(
直流)モータ、30はモータ制御回路、40はデューテ
ィ比信号発生器としてのPWM発振器、50はブラシレ
スDCモータ20の回転数を検出する回転数検出回路、
60はアンバランス検出手段としての機能を有するマイ
コン、70はインバータ電流(又はモータ電流)を検出
する電流検出回路である。ブラシレスDCモータ20と
しては、一般的な3相の電機子巻線u,v,wを備えた
ものが用いられ、このブラシレスDCモータ20を駆動
するインバータ回路10には、3相全波ブリッジ型イン
バータが用いられている。インバータ回路10における
2は整流のためのダイオードブリッジ、3は平滑用のコ
ンデンサであり、商用交流電源1からの交流電圧がダイ
オードブリッジ2で整流されたのち、コンデンサ3で平
滑されて直流電圧が得られるようになっている。そして
、この直流電圧が、6個のスイッチング素子としてのト
ランジスタで3相全波ブリッジを構成しているトランジ
スタモジュール4の部分で3相交流に変換されるように
なっている。即ち、トランジスタモジュール4の部分に
は、3相に対応した3対のアームに、6個のトランジス
タu1 ,u2 ,v1 ,v2 ,w1 ,w2 が
接続されている。以下、説明の便宜上トランジスタu1
 ,v1 ,w1 が接続された側の3つのアームを上
アーム、他のトランジスタu2 ,v2 ,w2 が接
続された他の側の3つのアームを下アームという。6個
の各トランジスタu1 〜w2 には、それぞれフリー
ホイルダイオード5が並列に接続され、上アームと下ア
ームの3つの接続点が、ブラシレスDCモータ20にお
ける3相の電機子巻線u,v,wに接続されている。
【0016】ブラシレスDCモータ20には、電機子巻
線u,v,wの他に、永久磁石で形成された図示省略の
ロータと、このロータの回転位置を検出するための3個
のホールIC6a,6b,6cが備えられている。ホー
ルIC6a,6b,6cのロータ位置検出信号は、モー
タ制御回路30及び回転数検出回路50に与えられてい
る。モータ制御回路30の出力は、ANDゲート7a,
7b,7cを介して上アームの各トランジスタu1 ,
v1 ,w1のベースに駆動信号として与えられ、また
、下アームの各トランジスタu2 ,v2 ,w2 に
対してはそのベースに直接駆動信号として与えられてい
る。ホールIC6a,6b,6cのロータ位置検出信号
がモータ制御回路30で論理変換され、そのロータ位置
に対応して、例えば、上アームにおけるトランジスタu
1 と下アームにおけるトランジスタv2 、同様にト
ランジスタv1 とw2 、トランジスタw1 とu2
 の各組合わせのトランジスタを順次ONにする駆動信
号が出力される。このトランジスタのON切替えにより
直流電圧が3相交流に変換され、ブラシレスDCモータ
20の電機子巻線u−v,v−w,w−uに順次電流が
流れてブラシレスDCモータ20が一方向に回転するよ
うになっている。ブラシレスDCモータ20の正転、反
転は、電機子巻線u,v,wに流す電流の順序を逆にす
ることにより行われ、この正、逆転の制御がマイコン6
0からの正転・反転信号の出力によりモータ制御回路3
0を介してなされる。
【0017】また、PWM発振器40は、ブラシレスD
Cモータ20の回転数を可変するため設けられている。 マイコン60からのデューティ比指示信号によりPWM
発振器40からオン・オフデューティの可変されたPW
M信号が出力される。ANDゲート7a,7b,7cで
このPWM信号とモータ制御回路30からの駆動信号と
のANDがとられて上アームの3個のトランジスタu1
 ,v1 ,w1 に与えられ、そのON期間が可変さ
れてブラシレスDCモータ20の回転数が可変されるよ
うになっている。即ち、トランジスタu1 ,v1 ,
w1 のON期間が例えば短かくなる程ブラシレスDC
モータ20の回転数は、低くなる。
【0018】ブラシレスDCモータ20の停止は、マイ
コン60からのストップ信号の出力により、モータ制御
回路30を介して全てのトランジスタu1 〜w2 が
OFFに設定されることによりなされる。
【0019】ブラシレスDCモータ20の回転数は、回
転数検出回路50でホールIC6a,6b,6cのロー
タ位置検出信号を合成することにより行われる。回転数
検出回路50で検出された回転数はマイコン60に読込
まれるようになっている。
【0020】また、インバータ回路10におけるコンデ
ンサ3とトランジスタモジュール4との間には、抵抗R
が接続され、この抵抗Rによりインバータ電流が電圧値
に変換され、増幅器8で増幅されてインバータ電流(モ
ータ電流)が検出されるようになっている。即ち、抵抗
Rと増幅器8により電流検出回路70が構成されている
【0021】次に、上述のように構成された洗濯機にお
ける脱水時のアンバランス検出作用を説明する。
【0022】まず、第1の検出例を、図2及び図3のフ
ローチャートを用いて説明する。この検出例は、マイコ
ン60により、トランジスタモジュール4の3個のトラ
ンジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オフデューテ
ィ比を制御し、回転数検出回路50の回転数検出信号に
よりブラシレスDCモータ20のモータ回転数を一定に
する。 このときのインバータ電流Iの変動により洗濯物負荷の
アンバランスを検出する。
【0023】マイコン60からPWM発振器40にトラ
ンジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オフデューテ
ィ比を上げるようなデューティ比指示信号が与えられる
とともに、モータ制御回路30にスタート信号が与えら
れる。 これによりブラシレスDCモータ20が回転を始め、し
たがって脱水槽も回転を始める。このとき、脱水槽内に
おける洗濯物のアンバランスがない場合は、図2の破線
のような電流曲線となる。即ち、起動初期からモータ回
転数の上昇とともにインバータ電流Iの値も上昇する。 モータ回転数が設定した一定の回転数に達すると、必要
なトルクは小さくなり、モータ回転数は一定でもインバ
ータ電流Iは単調に減少していく。洗濯物のアンバラン
スがある場合は、図2の実線のような電流曲線になる。 即ち、アンバランスが生じているために起動初期からの
インバータ電流Iは不安定であり、モータ回転数が一定
の回転数に達した後も大きく振動しており、インバータ
電流Iの値は単調に減少しない。このインバータ電流I
の値は、洗濯物負荷の量により絶対値は変化するが、振
動するという性質は同じである。
【0024】マイコン60は、電流検出回路50から出
力されるインバータ電流Iを一定時間ΔT毎にサンプリ
ングしてモニタする(ステップ11〜15)。ΔTは脱
水槽の回転周期より十分に短かい時間である。また、サ
ンプリングする時間をt0 ,t1 ,t2 ,…,t
n とし、このときのインバータ電流Iの値をI0 ,
I1 ,I2 ,…,In とする。
【0025】ここで、 ΔIn =In+1 −In  とおく。また、δをノイズによる電流変動を考慮するた
めの定数とする。
【0026】インバータ電流Iの値が上昇してモータ回
転数が一定の回転数に達したのち、インバータ電流Iが
一定値を超えて下降したらmを加算し(ステップ16)
、mの値が或る設定値を超えたら(即ち、設定回数以上
インバータ電流値が振動したら)アンバランスとみなす
ものである(ステップ18)。このようにして、モータ
回転数が一定回転数に達したのちに、インバータ電流が
単調減少するか、或いは振動するかによって洗濯物のア
ンバランスの発生を迅速且つ的確に検出することが可能
となる。
【0027】図4には、第2の検出例を示す。この検出
例では、マイコン60は回転数検出回路50の回転数検
出信号を読込みながら、トランジスタモジュール4にお
ける3個のトランジスタu1 ,v1 ,w1 のオン
・オフデューティ比を制御することによりモータ回転数
を一定にする。そして、このときのトランジスタu1 
,v1 ,w1 のオン・オフデューティ比、即ちPW
M発振器40からのデューティ比信号(PWM信号)の
変動により洗濯物負荷のアンバランスを検出する。
【0028】まずマイコン60からPWM発振器40に
トランジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オフデュ
ーティ比を上げるように指示が与えられるとともに、モ
ータ制御回路30にスタート信号が与えられる。これに
よりブラシレスDCモータ20が回転を始め、したがっ
て脱水槽も回転を始める。このとき、アンバランスがな
い場合は、図4(a)のようなデューティ比曲線となる
。即ち、起動初期からモータ回転数の上昇とともにイン
バータ電流の値も上昇する。設定した一定回転数に達す
ると、必要なトルクは小さくなり、回転数は一定でも必
要なインバータ電流値は単調に減少し、したがってトラ
ンジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オフデューテ
ィ比も単調に減少させることになる。このことからPW
M発振器40のデューティ比信号も単調に減少させるこ
とになる。アンバランスがある場合は、図4(b)のよ
うなデューティ比曲線になる。即ち、アンバランスによ
るトルク変動のため、一定回転数に達したときもこれを
維持するためにオン・オフデューティ比は変動し、単調
に減少せず振動する。したがって、PWM発振器40か
らのデューティ比信号も振動することになる。このオン
・オフデューティ比は、洗濯物負荷の量により絶対値は
変化するが、振動するという性質は同じである。マイコ
ン60は、一定のモータ回転数を維持するために必要な
PWM発振器40からのデューティ比出力が単調減少す
るか、或いは振動するかによって洗濯物のアンバランス
の発生を迅速且つ的確に検出することが可能となる。
【0029】図5には、第3の検出例を示す。この検出
例では、マイコン60は電流検出回路70の電流値検出
信号を読込みながら、トランジスタモジュール4におけ
る3個のトランジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・
オフデューティ比を制御することによりインバータ電流
を一定にする。これは、即ちブラシレスDCモータ20
のトルクを一定にしたということである。このときのモ
ータ回転数の変動により洗濯物負荷のアンバランスを検
出する。
【0030】まず、マイコン60からPWM発振器40
にトランジスタu1,v1 ,w1 のオン・オフデュ
ーティ比を上げるように指示が与えられるとともに、モ
ータ制御回路30にスタート信号が与えられる。これに
よりブラシレスDCモータ20が回転を始め、したがっ
て脱水槽も回転を始める。このとき、アンバランスがな
い場合は、図5(a)のような回転数曲線となり、起動
初期からインバータ電流の上昇とともにモータ回転数も
上昇する。インバータ電流が設定した一定の電流値、即
ち一定のトルクに達するとモータ回転数は一定となる。 アンバランスがある場合は、図5(b)のような回転数
曲線になる。アンバランスによる外部からのトルク変動
のため、一定のインバータ電流を維持してもブラシレス
DCモータ20にかかるトルクは変動し、このためモー
タ回転数が振動する。このモータ回転数は洗濯物負荷の
量により絶対値は変化するが、振動するという性質は同
じである。マイコン60は、一定のインバータ電流を維
持しているとき、回転数検出回路50から出力される回
転数検出信号が一定値であるか、或いは振動するかによ
って洗濯物のアンバランスの発生を迅速且つ的確に検出
することが可能となる。
【0031】図6には、第4の検出例を示す。この検出
例では、マイコン60は電流検出回路70の電流値検出
信号を読込みながら、インバータ電流の値が一定になる
ようにPWM発振器40の発振デューティ比を制御し、
トランジスタモジュール4における3個のトランジスタ
u1 ,v1 ,w1 のオン・オフデューティ比を決
める。 そして、このときのPWM発振器40の出力デューティ
比の変動によりアンバランスを検出する。
【0032】まず、マイコン60からPWM発振器40
にトランジスタu1,v1 ,w1 のオン・オフデュ
ーティ比を上げるように指示が与えられるとともに、モ
ータ制御回路30にスタート信号が与えられる。これに
よりブラシレスDCモータ20が回転を始め、したがっ
て脱水槽も回転を始める。このとき、アンバランスがな
い場合は、図6(a)のようなデューティ比曲線となり
、起動初期からインバータ電流の上昇とともにモータ回
転数も上昇する。インバータ電流が設定した一定の電流
値、即ち一定のトルクに達するとトランジスタu1 ,
v1 ,w1 のオン・オフデューティ比は一定となる
。アンバランスがある場合は、図6(b)のようなデュ
ーティ比曲線となる。アンバランスによる外部からのト
ルク変動のため、一定のインバータ電流を維持してもブ
ラシレスDCモータ20にかかるトルクは変動し、この
ため、トランジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オ
フデューティ比が振動する。このオン・オフデューティ
比は、洗濯物負荷の量により絶対値は変化するが、振動
するという性質は同じである。マイコン60は、一定の
インバータ電流を維持しているとき、PWM発振器40
の出力デューティ比が一定値であるか、或いは振動する
かによって洗濯物のアンバランスの発生を迅速且つ的確
に検出することが可能となる。
【0033】図7には、第5の検出例を示す。この検出
例では、マイコン60はPWM発振器40のデューティ
比信号を一定にすることにより、トランジスタモジュー
ル4の3個のトランジスタu1 ,v1 ,w1 のオ
ン・オフデューティ比を一定に制御する。そして、この
ときのモータ回転数の変動によりアンバランスを検出す
る。まず、マイコン60からPWM発振器40にトラン
ジスタu1 ,v1 ,w1 のオン・オフデューティ
比を上げるように指示が与えられるとともに、モータ制
御回路30にスタート信号が与えられる。これによりブ
ラシレスDCモータ20が回転を始め、したがって脱水
槽も回転を始める。このとき、アンバランスがない場合
は、図7(a)のような回転数曲線となり、起動初期か
ら、オン・オフデューティ比の上昇とともにモータ回転
数も上昇する。設定した一定のオン・オフデューティ比
に達すると、モータ回転数は一定となる。アンバランス
がある場合は、図7(b)のような回転数曲線になる。 アンバランスによる外部からのトルク変動のため、一定
のオン・オフデューティ比を維持してもモータ回転数は
振動する。このモータ回転数は、洗濯物負荷の量により
絶対値は変化するが、振動するという性質は同じである
。マイコン60は、一定のオン・オフデューティ比を維
持しているときの回転数検出回路50から出力される回
転数検出信号が一定値であるか、或いは振動するかによ
って洗濯物のアンバランスの発生を迅速且つ的確に検出
することが可能となる。
【0034】図8には、第6の検出例を示す。この検出
例では、マイコン60はPWM発振器40のデューティ
比信号を一定にすることにより、トランジスタモジュー
ル4の3個のトランジスタu1 ,v1 ,w1 のオ
ン・オフデューティ比を一定に制御する。そして、この
ときのインバータ電流の変動によりアンバランスを検出
する。
【0035】まず、マイコン60からPWM発振器40
にトランジスタu1,v1 ,w1 のオン・オフデュ
ーティ比を上げるように指示が与えられるとともに、モ
ータ制御回路30にスタート信号が与えられる。これに
よりブラシレスDCモータ20が回転を始め、したがっ
て脱水槽も回転を始める。このとき、アンバランスがな
い場合は、図8(a)のような電流値曲線となり、起動
初期から、オン・オフデューティ比の上昇とともにイン
バータ電流の値も上昇する。設定した一定のオン・オフ
デューティ比に達すると、インバータ電流の値は一定と
なる。アンバランスがある場合は、図8(b)のような
電流値曲線になる。アンバランスによる外部からのトル
ク変動のため、一定のオン・オフデューティ比を維持し
てもインバータ電流の値は振動する。このインバータ電
流の値は洗濯物負荷の量により絶対値は変化するが、振
動するという性質は同じである。マイコン60は、一定
のオン・オフデューティ比を維持しているときの電流検
出回路70から出力されるインバータ電流の検出信号が
一定値であるか、或いは振動するかによって洗濯物のア
ンバランスの発生を迅速且つ的確に検出することが可能
となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、インバータ回路におけるスイッチング素子のオン・
オフ比を一定にしたときのインバータ回路を流れるイン
バータ電流、ブラシレスDCモータを流れるモータ電流
、又はブラシレスDCモータのモータ回転数の少なくと
も何れかの変動に基づいて脱水時の洗濯物負荷のアンバ
ランスを検出するようにしたため、脱水時に洗濯物の片
寄りによりアンバランスが生じて脱水槽が揺動すると、
ブラシレスDCモータにかかるトルクが変動し、スイッ
チング素子のオン・オフ比を一定に制御したときのイン
バータ電流或いはモータ電流、モータ回転数に大きな変
動が生じることから、脱水時における洗濯物負荷の片寄
りに生じるアンバランスを迅速且つ的確に検出すること
ができ、また洗濯機による検出感度のばらつきを小さく
することができる。
【0037】第2の発明によれば、インバータ電流或い
はモータ電流が一定のときのスイッチング素子のオン・
オフ比、又はモータ回転数の少なくとも何れかの変動に
基づいて脱水時の洗濯物負荷のアンバランスを検出する
ようにしたため、脱水時に洗濯物の片寄りによりアンバ
ランスが生じて脱水槽が揺動すると、ブラシレスDCモ
ータにかかるトルクが変動し、インバータ電流或いはモ
ータ電流を一定に制御したときのスイッチング素子のオ
ン・オフ比及びモータ回転数に大きな変動が生じること
から、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
【0038】また、第3の発明によれば、モータ回転数
を一定にしたときのスイッチング素子のオン・オフ比、
インバータ電流、又はモータ電流の少なくとも何れかの
変動に基づいて脱水時の洗濯物負荷のアンバランスを検
出するようにしたため、脱水時に洗濯物の片寄りにより
アンバランスが生じて脱水槽が揺動すると、ブラシレス
DCモータにかかるトルクが変動し、モータ回転数を一
定にしたときのスイッチング素子のオン・オフ比、イン
バータ電流、或いはモータ電流に大きな変動が生じるこ
とから、上記第1、第2の発明と同様の効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯機の実施例の回路構成を示す
図である。
【図2】上記実施例において、モータ回転数を一定とし
たときのインバータ電流の変動を示す図である。
【図3】図2のモータ回転数を一定としたときのインバ
ータ電流の変動からアンバランスを検出する方法を説明
するためのフローチャートである。
【図4】上記実施例において、モータ回転数を一定とし
たときのスイッチング素子のオン・オフデューティ比の
変動からアンバランスを検出する方法を説明するための
図である。
【図5】上記実施例において、インバータ電流を一定と
したときのモータ回転数の変動からアンバランスを検出
する方法を説明するための図である。
【図6】上記実施例において、インバータ電流を一定と
したときのスイッチング素子のオン・オフデューティ比
の変動からアンバランスを検出する方法を説明するため
の図である。
【図7】上記実施例において、スイッチング素子のオン
・オフデューティ比を一定としたときのモータ回転数の
変動からアンバランスを検出する方法を説明するための
図である。
【図8】上記実施例において、スイッチング素子のオン
・オフデューティ比を一定としたときのインバータ電流
の変動からアンバランスを検出する方法を説明するため
の図である。
【図9】従来の洗濯機の構成図である。
【符号の説明】
10  インバータ回路 20  ブラシレスDCモータ 40  PWM発振器(デューティ比信号発生器)50
  回転数検出回路 60  アンバランス検出手段として機能するマイコン
70  電流検出回路 u1 ,u2 ,v1 ,v2 ,w1 ,w2   
トランジスタ(スイッチング素子)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  脱水槽を回転させるブラシレスDCモ
    ータと、直流電圧をスイッチング素子で周期的にスイッ
    チングして前記ブラシレスDCモータを駆動するインバ
    ータ回路と、該インバータ回路における前記スイッチン
    グ素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比信号を
    出力するデューティ比信号発生器と、前記インバータ回
    路を流れるインバータ電流又は前記ブラシレスDCモー
    タを流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出する電
    流検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転数を検
    出する回転数検出回路と、前記スイッチング素子のオン
    ・オフ比を一定にしたときの前記電流検出回路の電流検
    出値又は前記回転数検出回路の回転数検出値の少なくと
    も何れかの変動に基づいて脱水時の洗濯物負荷のアンバ
    ランスを検出するアンバランス検出手段とを有すること
    を特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】  脱水槽を回転させるブラシレスDCモ
    ータと、直流電流をスイッチング素子で周期的にスイッ
    チングして前記ブラシレスDCモータを駆動するインバ
    ータ回路と、該インバータ回路における前記スイッチン
    グ素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比信号を
    出力するデューティ比信号発生器と、前記インバータ回
    路を流れるインバータ電流又は前記ブラシレスDCモー
    タを流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出する電
    流検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転数を検
    出する回転数検出回路と、前記電流検出回路の電流検出
    値が一定のときの前記デューティ比信号発生器から出力
    されるデューティ比信号値又は前記回転数検出回路の回
    転数検出値の少なくとも何れかの変動に基づいて脱水時
    の洗濯物負荷のアンバランスを検出するアンバランス検
    出手段とを有することを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】  脱水槽を回転させるブラシレスDCモ
    ータと、直流電圧をスイッチング素子で周期的にスイッ
    チングして前記ブラシレスDCモータを駆動するインバ
    ータ回路と、該インバータ回路における前記スイッチン
    グ素子のオン・オフ比を変化させるデューティ比信号を
    出力するデューティ比信号発生器と、前記インバータ回
    路を流れるインバータ電流又はブラシレスDCモータを
    流れるモータ電流の少なくとも何れかを検出する電流検
    出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転数を検出す
    る回転数検出回路と、前記ブラシレスDCモータの回転
    数を一定としたときの前記デューティ比信号発生器から
    出力されるデューティ比信号値又は前記電流検出回路の
    電流検出値の少なくとも何れかの変動に基づいて脱水時
    の洗濯物負荷のアンバランスを検出するアンバランス検
    出手段とを有することを特徴とする洗濯機。
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