JPH04314458A - 生体電極用パッド - Google Patents
生体電極用パッドInfo
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- JPH04314458A JPH04314458A JP3108571A JP10857191A JPH04314458A JP H04314458 A JPH04314458 A JP H04314458A JP 3108571 A JP3108571 A JP 3108571A JP 10857191 A JP10857191 A JP 10857191A JP H04314458 A JPH04314458 A JP H04314458A
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体電極用パッドに関し
、詳しくは生体電極に対して確実に固定でき、しかも生
体電極に固定する際の操作性が良好な生体電極用パッド
に関するものである。
、詳しくは生体電極に対して確実に固定でき、しかも生
体電極に固定する際の操作性が良好な生体電極用パッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生体外部から低周波による微弱電
流や、高周波による電磁波などの電気的信号を身体内へ
導入して血流を促し、マッサージ効果などを主体に治療
を行なう装置や、生体からの電気信号を取り出して測定
する心電計、脳波計、筋電計などの装置には生体電極用
パッドが用いられている。このようなパッドは導電性を
必要とし、かつ生体面への密着性や皮膚追従性の点から
近年、含水状のゲル基材を用いたパッドが採用されてい
る。
流や、高周波による電磁波などの電気的信号を身体内へ
導入して血流を促し、マッサージ効果などを主体に治療
を行なう装置や、生体からの電気信号を取り出して測定
する心電計、脳波計、筋電計などの装置には生体電極用
パッドが用いられている。このようなパッドは導電性を
必要とし、かつ生体面への密着性や皮膚追従性の点から
近年、含水状のゲル基材を用いたパッドが採用されてい
る。
【0003】一般にゲル基材を用いた従来からのパッド
は、不織布などの基材の両面にゲル層を比較的厚く形成
したものである。生体面との密着性の点からはゲル層の
厚みを比較的厚くする必要がある。ところが、生体電極
への固定側のゲル層は厚みを厚くするとS/N比が悪く
なり、導電性に悪影響を及ぼす恐れもあり、また、診断
器のような測定装置においては正確な測定ができない場
合もある。
は、不織布などの基材の両面にゲル層を比較的厚く形成
したものである。生体面との密着性の点からはゲル層の
厚みを比較的厚くする必要がある。ところが、生体電極
への固定側のゲル層は厚みを厚くするとS/N比が悪く
なり、導電性に悪影響を及ぼす恐れもあり、また、診断
器のような測定装置においては正確な測定ができない場
合もある。
【0004】また、ゲル層を基材の片側から形成し、基
材中の空隙部を通じてゲル層を他面に滲出させた場合、
上記パッドのような導電性の問題は解決されるが、滲出
するゲル層だけでは生体電極に対して充分に固定できな
いことがある。
材中の空隙部を通じてゲル層を他面に滲出させた場合、
上記パッドのような導電性の問題は解決されるが、滲出
するゲル層だけでは生体電極に対して充分に固定できな
いことがある。
【0005】さらに、露出するゲル層を被覆しているセ
パレータの大きさが、ゲル層や基材層の大きさと同じで
あると、セパレータを剥離する際の操作性に劣るという
問題がある。
パレータの大きさが、ゲル層や基材層の大きさと同じで
あると、セパレータを剥離する際の操作性に劣るという
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の生
体電極用パッドが有する導電性や生体電極への固定性、
固定時の操作性についての課題を解決する生体電極用パ
ッドを提供することを目的とするものである。
体電極用パッドが有する導電性や生体電極への固定性、
固定時の操作性についての課題を解決する生体電極用パ
ッドを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、布基材
の片面に含水状ゲル層を設け、しかもこの含水状ゲル層
を基材中に含浸させて他面側へ滲出させると共に、滲出
するゲル層の周縁部に粘着剤層を形成することによって
、生体電極への固定力を補強することによって、優れた
接続信頼性を有する生体電極用パッドが得られることを
見い出し、本発明を完成させるに至った。また、操作性
に関してはセパレータの大きさを基材層よりも大きくす
ることによって良好となることを見い出した。
記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、布基材
の片面に含水状ゲル層を設け、しかもこの含水状ゲル層
を基材中に含浸させて他面側へ滲出させると共に、滲出
するゲル層の周縁部に粘着剤層を形成することによって
、生体電極への固定力を補強することによって、優れた
接続信頼性を有する生体電極用パッドが得られることを
見い出し、本発明を完成させるに至った。また、操作性
に関してはセパレータの大きさを基材層よりも大きくす
ることによって良好となることを見い出した。
【0008】即ち、本発明の生体電極用パッドは、布基
材の片面には他面に導通するように含浸されている含水
状ゲル層が形成されており、かつ布基材の他面側に滲出
する含水状ゲル層の周縁部には、滲出するゲル層の厚み
と略同一の厚みの粘着剤層が形成されていることを特徴
とするものである。また、セパレータの面積を布基材の
面積よりも大きくすることによって操作性が改善された
生体電極用パッドを提供できるものである。
材の片面には他面に導通するように含浸されている含水
状ゲル層が形成されており、かつ布基材の他面側に滲出
する含水状ゲル層の周縁部には、滲出するゲル層の厚み
と略同一の厚みの粘着剤層が形成されていることを特徴
とするものである。また、セパレータの面積を布基材の
面積よりも大きくすることによって操作性が改善された
生体電極用パッドを提供できるものである。
【0009】本発明の生体電極用パッドに用いる布基材
としてはその材質に特に制限はなく、ポリエステル、レ
ーヨン、ポリプロピレン、ナイロン、ビニロン、木綿、
綿などからなる織布、不織布、編布、ネット状(網状)
布などの布基材が用いられる。このような布基材は内部
を通じてゲルが確実に裏面へ滲出して導通するために、
有効空隙部の平均径0.1mm以上、好ましくは0.1
〜5mm程度のものが好ましく、特にネット(網)形状
の布が好ましく用いられる。また、目付け量としては1
0〜100g/m2 、好ましくは30〜70g/m2
程度のものがよい。
としてはその材質に特に制限はなく、ポリエステル、レ
ーヨン、ポリプロピレン、ナイロン、ビニロン、木綿、
綿などからなる織布、不織布、編布、ネット状(網状)
布などの布基材が用いられる。このような布基材は内部
を通じてゲルが確実に裏面へ滲出して導通するために、
有効空隙部の平均径0.1mm以上、好ましくは0.1
〜5mm程度のものが好ましく、特にネット(網)形状
の布が好ましく用いられる。また、目付け量としては1
0〜100g/m2 、好ましくは30〜70g/m2
程度のものがよい。
【0010】本発明において上記布基材の片面に形成さ
れる含水状ゲル層は生体電極と生体面との間に介在して
、電気的に導通を図るためのものであり、好ましくは生
体面への接着性を有するものである。このようなゲル層
を形成するための基材物質としては、例えば、カラヤガ
ムやゼラチン、ポリアクリル酸またはその塩、その他各
種水溶性アクリル系ポリマー、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポ
リウレタンなどの水溶性ポリマーなどが挙げられる。 これらの基材物質には必要に応じてグリセリンなどの多
価アルコール、水、電解質などを配合すると共に、適宜
架橋手段を施こすことが好ましい。特に好ましい基材物
質としては、品質の安定性や皮膚密着性(接着性)、導
電性、保形性などの点からポリアクリル酸またはポリア
クリル酸塩にグリセリン、水などを配合して適当な架橋
手段を施した含水ゲル状の基材が好ましい。
れる含水状ゲル層は生体電極と生体面との間に介在して
、電気的に導通を図るためのものであり、好ましくは生
体面への接着性を有するものである。このようなゲル層
を形成するための基材物質としては、例えば、カラヤガ
ムやゼラチン、ポリアクリル酸またはその塩、その他各
種水溶性アクリル系ポリマー、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポ
リウレタンなどの水溶性ポリマーなどが挙げられる。 これらの基材物質には必要に応じてグリセリンなどの多
価アルコール、水、電解質などを配合すると共に、適宜
架橋手段を施こすことが好ましい。特に好ましい基材物
質としては、品質の安定性や皮膚密着性(接着性)、導
電性、保形性などの点からポリアクリル酸またはポリア
クリル酸塩にグリセリン、水などを配合して適当な架橋
手段を施した含水ゲル状の基材が好ましい。
【0011】このような含水状ゲル層に含有させる水は
通常、5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%程
度含有させる。また、皮膚接着性や保水性を付与するた
めにグリセリンやポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどの多価アルコール類を5〜70重量
%、好ましくは20〜50重量%程度含有させる。さら
に、上記含水状ゲル層の厚みとしては、皮膚追従性(柔
軟性)や均質な導電性を考慮すると、生体面に接触する
側に0.1〜3.0mm、好ましくは0.5〜2.0m
m程度の厚みで形成することが望ましい。
通常、5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%程
度含有させる。また、皮膚接着性や保水性を付与するた
めにグリセリンやポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどの多価アルコール類を5〜70重量
%、好ましくは20〜50重量%程度含有させる。さら
に、上記含水状ゲル層の厚みとしては、皮膚追従性(柔
軟性)や均質な導電性を考慮すると、生体面に接触する
側に0.1〜3.0mm、好ましくは0.5〜2.0m
m程度の厚みで形成することが望ましい。
【0012】上記含水状ゲル層は布基材の片面に設けら
れるが、含水状ゲルは基材中を浸透して他面側に滲出し
て導通しており、滲出したゲルの周縁部の布基材上には
本発明のパッドを生体電極に固定するための粘着剤層が
形成されている。このような粘着剤層としては、例えば
アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ビニルエーテル系
などの公知の粘着剤を20〜200μm程度の厚みで形
成される。
れるが、含水状ゲルは基材中を浸透して他面側に滲出し
て導通しており、滲出したゲルの周縁部の布基材上には
本発明のパッドを生体電極に固定するための粘着剤層が
形成されている。このような粘着剤層としては、例えば
アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ビニルエーテル系
などの公知の粘着剤を20〜200μm程度の厚みで形
成される。
【0013】また、布基材の両面(表裏面)に露出する
含水状ゲル層の表面には汚染を防止するためにセパレー
タを設けることが好ましく、滲出するゲル層は上記粘着
剤層をスペーサ(厚み形成材)として布基材とセパレー
タとの間(隙間)に滲出するので、滲出するゲル層の厚
みは粘着剤層の厚みと略同一となる。
含水状ゲル層の表面には汚染を防止するためにセパレー
タを設けることが好ましく、滲出するゲル層は上記粘着
剤層をスペーサ(厚み形成材)として布基材とセパレー
タとの間(隙間)に滲出するので、滲出するゲル層の厚
みは粘着剤層の厚みと略同一となる。
【0014】本発明の生体電極用パッドにおいて露出す
る含水状ゲル層を被覆するセパレータは、布基材の大き
さ(面積)よりも大きなものを用いる。このようなセパ
レータを用いることによって、生体電極に本発明のパッ
ドを貼着・固定する場合、セパレータを容易に剥離する
ことができるのであって、操作性が向上するものである
。用いるセパレータとしては、片面もしくは両面にシリ
コーン樹脂や含フッ素樹脂を塗布して剥離処理を施した
プラスチックフィルムや紙などを用いることができる。
る含水状ゲル層を被覆するセパレータは、布基材の大き
さ(面積)よりも大きなものを用いる。このようなセパ
レータを用いることによって、生体電極に本発明のパッ
ドを貼着・固定する場合、セパレータを容易に剥離する
ことができるのであって、操作性が向上するものである
。用いるセパレータとしては、片面もしくは両面にシリ
コーン樹脂や含フッ素樹脂を塗布して剥離処理を施した
プラスチックフィルムや紙などを用いることができる。
【0015】なお、本発明のパッドに自己支持性(所謂
、腰)がなく、取扱性が充分でない場合は、含水状ゲル
層や粘着剤層を設けていない布基材表面に枠状にプラス
チックシートを粘着剤を介するか、もしくは熱融着手段
などを用いて設けることが好ましい。このような枠材用
の材料としては、例えばポリ塩化ビニルやポリエステル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコ
ーン樹脂などのプラスチックシート、ポリエステル樹脂
やレーヨン、ポリオレフィン樹脂などからなる不織布、
ポリウレタン樹脂やポリエチレンなどからなる発泡体、
紙類などが挙げられ、適度な柔軟性を有するものが用い
られる。また、厚みは0.05〜1mm程度のものとす
ることが取扱性の面から好ましい。
、腰)がなく、取扱性が充分でない場合は、含水状ゲル
層や粘着剤層を設けていない布基材表面に枠状にプラス
チックシートを粘着剤を介するか、もしくは熱融着手段
などを用いて設けることが好ましい。このような枠材用
の材料としては、例えばポリ塩化ビニルやポリエステル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコ
ーン樹脂などのプラスチックシート、ポリエステル樹脂
やレーヨン、ポリオレフィン樹脂などからなる不織布、
ポリウレタン樹脂やポリエチレンなどからなる発泡体、
紙類などが挙げられ、適度な柔軟性を有するものが用い
られる。また、厚みは0.05〜1mm程度のものとす
ることが取扱性の面から好ましい。
【0016】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の生体電極用パッ
ドを簡単に説明する。
ドを簡単に説明する。
【0017】図1は本発明の生体電極用パッドの一実施
例を示す平面図、図2は図1のパッドのA−A線での横
断面図を示す。図1および図2から明らかなように、布
基材2よりも大きなセパレータ4が両面に設けられてお
り、セパレータの剥離操作性を向上させている。
例を示す平面図、図2は図1のパッドのA−A線での横
断面図を示す。図1および図2から明らかなように、布
基材2よりも大きなセパレータ4が両面に設けられてお
り、セパレータの剥離操作性を向上させている。
【0018】さらに、含水状ゲル層1は布基材2の片側
に設けられており、基材2中を通って裏面に滲出、導通
しており、かつ粘着剤層3が滲出したゲル層の周縁部に
形成されている。滲出したゲル層の厚みは、粘着剤層3
の厚みと略同一の厚みとなっている。
に設けられており、基材2中を通って裏面に滲出、導通
しており、かつ粘着剤層3が滲出したゲル層の周縁部に
形成されている。滲出したゲル層の厚みは、粘着剤層3
の厚みと略同一の厚みとなっている。
【0019】
【発明の効果】本発明の生体電極用パッドは上記のよう
な構成からなるので、確実に生体電極に固定されて優れ
た電気的接続信頼性が得られると共に、パッドからセパ
レータを剥離する際の取扱性が向上するものである。
な構成からなるので、確実に生体電極に固定されて優れ
た電気的接続信頼性が得られると共に、パッドからセパ
レータを剥離する際の取扱性が向上するものである。
【図1】本発明の生体電極用パッドの一実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】図1の生体電極用パッドのA−A線での横断面
図である。
図である。
1 含水状ゲル層
2 布基材
3 粘着剤層
4 セパレータ
Claims (3)
- 【請求項1】 布基材の片面には他面に導通するよう
に含浸されている含水状ゲル層が形成されており、かつ
布基材の他面側に滲出する含水状ゲル層の周縁部には、
滲出するゲル層の厚みと略同一の厚みの粘着剤層が形成
されていることを特徴とする生体電極用パッド。 - 【請求項2】 布基材の両面に露出する含水状ゲル層
全面にセパレータが被覆されている請求項1記載の生体
電極用パッド。 - 【請求項3】 セパレータの面積が布基材の面積より
も大きい請求項2記載の生体電極用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3108571A JPH04314458A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 生体電極用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3108571A JPH04314458A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 生体電極用パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314458A true JPH04314458A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=14488195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3108571A Pending JPH04314458A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 生体電極用パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04314458A (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3108571A patent/JPH04314458A/ja active Pending
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