JPH04314110A - 力制御装置 - Google Patents

力制御装置

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JPH04314110A
JPH04314110A JP7971591A JP7971591A JPH04314110A JP H04314110 A JPH04314110 A JP H04314110A JP 7971591 A JP7971591 A JP 7971591A JP 7971591 A JP7971591 A JP 7971591A JP H04314110 A JPH04314110 A JP H04314110A
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JP
Japan
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force
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control
robot
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Pending
Application number
JP7971591A
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English (en)
Inventor
Masanori Okamoto
岡本 正規
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Feedback Control In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用ロボットの力制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年力制御装置を用いることにより、工
業用ロボットに人間のように高度で、そして柔軟性を持
った作業をさせることができるようになってきている。
【0003】以下図3,図4を参照しながら、上述した
従来の力制御装置の一例について説明する。
【0004】図3において、1は力指令部で、力指令値
Fcを出力する。6はロボット、11はロボットの先端
に付いた力センサ、5はロボットを駆動するモーター、
7はロボットの位置を検出するためのモーター5に取り
付けられた位置検出器である。8は力センサー11から
検出される力Fの信号を処理する力センサー信号処理部
で、力センサー11で検出された微小信号を増幅し、力
指令値Fcに対応した力帰還値Ffを出力する。2は力
指令値Fcと力帰還値Ffを入力とする力制御演算部で
、減算器10とコンプライアンス定数演算部9とで構成
されている。減算器10は力指令値Fcと力帰還値Ff
を入力とし、両者の減算値である力誤差値ΔFを出力す
る。コンプライアンス定数演算部9は力誤差値ΔFを入
力し、関節角座標系の位置指令値Xc(R)に変換する
。ただし、(R)は関節角座標系での値であることを示
す。3は位置制御部で、位置指令値Xc(R)と位置検
出器7の出力である位置帰還値Xf(R)とを入力とし
演算を行い電流指令値Ic(R)を出力する。4はモー
ター5を駆動するモーター駆動部である。図4に力制御
演算部2の構成を示す。12は力誤差値ΔFにコンプラ
イアンス定数Kfを掛ける乗算器、13は位置誤差指令
値ΔXcを積分する積分器、14は位置指令値Xcを絶
対座標系Wから関節座標系Rでの位置指令値Xc(R)
に変換する座標変換器である。
【0005】以上のように構成された力制御装置につい
て、以下その動作について説明する。力指令部1は、ロ
ボット6の先端に対して特定の座標系の一方向での力指
令値Fcを出力する。力センサー11からはロボット6
の先端にかかる力が検出される。力センサー信号処理部
8は検出された力Fを入力し、力指令部1で指定された
座標系の特定の軸方向の力Ffを出力する。力Ffは減
算器10に入力される。減算器10では力指令値Fcと
力帰還値Ffとの差ΔFをとりコンプライアンス定数演
算部9に送る。コンプライアンス定数演算部9では式(
1)および式(2)の演算を行う。
【0006】             ΔXc=Kf・ΔF    
                      ………
(1)            Xc=ΣΔXc   
                         
  ………(2)コンプライアンス定数演算部9で変換
された位置指令値Xc(R)は位置制御部3に送られる
。位置指令部3では位置指令値Xc(R)と位置検出器
7からの位置帰還値Xf(R)を用いて位置誤差値ΔX
(R)を計算し、速度指令値Vc(R)を作る。次に速
度指令値Vc(R)と位置帰還値Xf(R)から演算さ
れた速度帰還値Vf(R)を用いて電流指令値Ic(R
)を作りモーター駆動部4に送る。モーター駆動部4で
は電流指令値Ic(R)にモーター5に流れる電流値I
fが一致するようにモーター5の電流を制御する。モー
ター5は力誤差値ΔFが零になるようにロボット6を駆
動する。以上のように力制御を行っていくと、ロボット
6の先端の特定の座標系の一方向の力指令値Fcに力の
帰還値Ffが一致するように角関節角が制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、力制御で動作中コンプライアンス定数K
fは固定値であるので、力を加える対象物の剛性が大き
くなった場合は、コンプライアンス定数が大きすぎ力制
御径が発振を起こし、また対象物の剛性が小さくなった
場合は、コンプライアンス定数が小さすぎ指令どおりの
力に収束するのに必要以上に時間がかかるという問題点
を有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、力を加える対
象物の剛性の変化に対応してコンプライアンス定数を変
更することで力制御系の発振を抑え、また指令した力へ
の収束時間を短縮することができる力制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の力制御装置は、N自由度を持ち動作端に力セン
サーを有するロボットと、前記ロボットを駆動し、位置
検出器が取り付けられたモーターと、前記力センサーか
らの信号を増幅処理し帰還値を出力する力センサー信号
処理部と、前記ロボットの動作端に発生させる力の大き
さを指令する力指令値を出力する力指令部と、前記力指
令値と前記力帰還値を入力とし、入力信号に制御定数に
よる乗算を含む演算を行って位置指令値を出力する力制
御演算部と、前記位置検出器の出力と前記位置指令値と
を入力とし電流指令値を出力する位置制御部と、前記電
流指令値に基づきモーターを駆動するモーター駆動部と
を備え、一定時間間隔で開閉するゲートにより前記力帰
還値と前記位置指令値をサンプリングしてメモリー部に
入力し、前記メモリー部に記憶された力帰還値と位置指
令値から一定時間間隔を経過した力帰還値の変化量と位
置指令値の変化量を求め、前記力帰還値の変化量と位置
指令値の変化量との比に基づいて前記制御定数を変化さ
せるようにしたものである。
【0010】
【作用】上記構成の力制御装置において、力帰還値の変
化量と前記位置指令値の変化量の比によって力制御演算
部の制御定数を変更するので、力を加える対象物の剛性
が変化した場合でも力制御系の発振を抑え、また指令し
た力への収束時間を短縮することとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例の力制御装置について、
図面を参照しながら説明する。本発明の全体構成は図3
に説明した従来例と同じである。したがって同じ構成部
には同一の番号を用い、その説明は省略する。
【0012】本実施例が従来例と異なる点は、力制御演
算部2の乗算器12において力誤差値ΔFに掛けるコン
プライアンス定数Kfが固定値ではなく、力を加える対
象物の剛性Keの変化に対応して動的に変更されるとこ
ろである。この目的のために本発明の実施例では、図1
に示すように力制御演算部2の構成は従来例の図4と同
じであるが、周辺装置群が附加されている。クロック信
号発生器15は一定時間間隔でクロック信号を発生しゲ
ートA16およびゲートB17に送る。ゲートA16は
力センサー処理部8の出力信号である力帰還値Ffを一
定時間間隔でサンプリングをしてメモリー部A18に送
り、メモリー部A18で記憶させる。同様に、ゲートB
17コンプライアンス定数演算部9の出力信号である位
置指令値Xc(R)を一定時間間隔でサンプリングをし
てメモリー部B19に送り、メモリー部B19で記憶さ
せる。そしてクロック信号n番目のそれぞれの値をFf
n,Xcnと表示することにする。つぎにKe演算部2
0では(数1)の演算を行って剛性Keを求め次段のK
f演算部に送る。
【0013】
【数1】
【0014】(数1)中Fn,Fn−1はそれぞれ今回
と前回の力帰還値の値をあらわし、Xcn−1,Xcn
−2はそれぞれ前回と前々回の位置指令値をあらわす。
【0015】Kf演算部では、次に示す(表1)を備え
ており、前記Keの値に相当するKfの値を算出する。
【0016】
【表1】
【0017】(表1)はコンプライアンス定数Kfを変
更するときに参照される予め作成されたテーブルであり
、力を加える対象物の剛性Keとそのときの最適なコン
プライアンス定数Kfの対が設定されている。テーブル
中のKeとKfは次の条件を満たしている。
【0018】Ke1<Ke2<……<Kei<……Kf
1>Kf2>……>Kfi>…… (数1)によって算出された剛性KeがKeiとKei
+1の間にある場合は、コンプライアンス定数Kfは線
形補間によってKfiとKfi+1の間の値となる。図
2は(表1)のテーブルに基づき剛性Keとコンプライ
アンス定数Kfの関係を表したグラフである。以上のよ
うにして、本発明によれば力制御演算部2の乗算器12
において力誤差値ΔFに掛けるコンプライアンス定数K
fが固定値でなく、力を加える対象物の剛性Keの変化
に対応して動的に変更することができる。
【0019】本実施例によれば、力帰還値の変化量と位
置指令値の変化量の比によって力を加える対象物の剛性
Keを算出し、この剛性Keに適したコンプライアンス
定数Kfを予め作成されたテーブルに基づき算出し使用
することにより、力を加える対象物の剛性が変化した場
合でも力制御系の発振を抑え、また指令した力への収束
時間を短縮することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、力制御演算部2の乗算
器12において力誤差値ΔFに掛けるコンプライアンス
定数Kfが固定値でなく、力を加える対象物の剛性Ke
の変化に対応して動的に変更することができるので、力
制御中に力を加える対象物の剛性が変化した場合でも力
制御系の発振を抑え、また指令した力への収束時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコンプライアンス定数(制
御定数)を求めるブロック図
【図2】本発明の一実施例のコンプライアンス定数と剛
性との関係を示すグラフ
【図3】ロボットの力制御を行う全体構成図
【図4】従
来例の力制御演算部のブロック図
【符号の説明】
1    力指令部 2    力制御演算部 3    位置制御部 4    モーター駆動部 5    モーター 6    ロボット 7    位置検出器 8    力センサー信号処理部 11  力センサー 16  ゲートA 17  ゲートB 18  メモリー部A 19  メモリー部B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  N自由度を持ち動作端に力センサーを
    有するロボットと、前記ロボットを駆動し、位置検出器
    が取り付けられたモーターと、前記力センサーからの信
    号を増幅処理し帰還値を出力する力センサー信号処理部
    と、前記ロボットの動作端に発生させる力の大きさを指
    令する力指令値を出力する力指令部と、前記力指令値と
    前記力帰還値を入力とし、入力信号に制御定数による乗
    算を含む演算を行って位置指令値を出力する力制御演算
    部と、前記位置検出器の出力と前記位置指令値とを入力
    とし電流指令値を出力する位置制御部と、前記電流指令
    値に基づきモーターを駆動するモーター駆動部とを備え
    、一定時間間隔で開閉するゲートにより前記力帰還値と
    前記位置指令値をサンプリングしてメモリー部に入力し
    、前記メモリー部に記憶された力帰還値と位置指令値か
    ら一定時間間隔を経過した力帰還値の変化量と位置指令
    値の変化量を求め、前記力帰還値の変化量と位置指令値
    の変化量との比に基づいて前記制御定数を変化させるよ
    うに構成してなる力制御装置。
JP7971591A 1991-04-12 1991-04-12 力制御装置 Pending JPH04314110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203286A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 位置検出器の信号伝送装置
JP2014024133A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Seiko Epson Corp 制御装置、制御方法、制御プログラム、ロボット及びロボットシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203286A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 位置検出器の信号伝送装置
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