JPH04313477A - レーザ孔加工装置 - Google Patents

レーザ孔加工装置

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JPH04313477A
JPH04313477A JP3068230A JP6823091A JPH04313477A JP H04313477 A JPH04313477 A JP H04313477A JP 3068230 A JP3068230 A JP 3068230A JP 6823091 A JP6823091 A JP 6823091A JP H04313477 A JPH04313477 A JP H04313477A
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JP
Japan
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laser
laser beam
optical axis
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processing
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JP3068230A
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Toru Aisaka
徹 逢坂
Hideho Inagawa
秀穂 稲川
Shigenobu Noujiyou
能條 重信
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザを用いてプリン
ト基板上にスル−ホ−ル等の孔を穿孔加工するためのレ
−ザ孔加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板にスル−ホ−ル等の電子部
品実装用の孔を開ける穿孔加工には、従来、一般的にド
リルを用いた機械的な加工方法が用いられていた。しか
し、近年、プリント基板パタ−ンの高密度化に伴う孔の
小径化、及び非貫通穴加工の必要性に対応するため、レ
−ザ加工法が研究開発されている。この種の技術は、例
えば、すでに特開昭61−95792号及び特開昭62
−216297号において公知である。このような従来
技術において、更に加工時間短縮を求めるべく、特開平
2−187291に開示されている様に、反射率の異な
る複数のビ−ムスプリツト用の半透過ミラ−を用いて、
1本のレ−ザビ−ムを複数の加工用の光軸に振り分ける
方法も提案されている。そして、レーザ光による穿孔技
術をコストの面から見ても実用化を図れる様にするため
には、能率の向上が必要であり、その点で、上記のよう
にレ−ザビ−ムを複数の光軸上に振り分ける方法は有効
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
従来例においては、1本のレ−ザビ−ムを複数の光軸に
分割して使用しているため、レ−ザビ−ムの出力の値(
強度)も分割されることになる。例えば、1本のレ−ザ
ビ−ムを4本のビ−ムに等分に分割した場合、それぞれ
のビ−ムの強度は、元のビ−ムの1/4になる。そのた
め、単位時間あたりのエネルギ−量が大きい程加工速度
が速く、また、加工された孔品質も向上するレ−ザ加工
においては、従来例のような方法では、1つの孔に対す
る加工速度が遅くなり、予想したほどの加工能率の向上
につながらないという問題点が指摘されている。また、
同時に、ビーム強度の低下のために、孔品質の低下を招
くという問題点も指摘されている。
【0004】従って、本発明は上述の課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、孔加工の能
率を確実に向上させることができ、且つ、孔品質の低下
を招くことのない様なレ−ザ孔加工装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のレ−ザ孔加工装置は、レ
−ザビ−ムを発振するレ−ザ発振器と、このレ−ザ発振
器からの照射光軸上に直列した状態で複数配設され、回
転することにより、各々に照射されたレ−ザビ−ムを全
反射させる状態と透過させる状態とが切り換わる反射部
材と、各反射部材を、独立して回転駆動する駆動手段と
、各反射部材で全反射されたレ−ザビ−ムの加工光軸上
に位置した状態で、被加工物を各々支持する支持手段と
を具備することを特徴としている。
【0006】また、この発明に係わるレ−ザ孔加工装置
において、前記レ−ザビ−ムは、パルス状に発振され、
前記加工光軸の切り換えは、このレ−ザビ−ムの非励起
時に同期して行われることを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わるレ−ザ孔加工装置
において、前記駆動手段の回転軸は、前記反射部材の反
射面に直角に取りつけられていることを特徴としている
【0008】また、この発明に係わるレ−ザ孔加工装置
において、前記駆動手段の回転軸は、前記反射部材の反
射面に平行に取りつけられていることを特徴としている
【0009】また、この発明に係わるレ−ザ孔加工装置
において、前記各加工光軸上に配設され、対応するレ−
ザビ−ムを集光させる集光レンズを更に具備することを
特徴としている。
【0010】
【作用】以上の様に、この発明に係わるレ−ザ孔加工装
置は構成されているので、レ−ザビ−ムを何本かの加工
光軸上に順次振り分けて、穿孔加工を行うことができる
ため、1つの孔を明ける毎にプリント基板の位置を移動
させる必要がなく、1回の位置決めで、何枚かのプリン
ト基板の加工を行うことができるようになり、加工能率
が向上する。
【0011】また、1本のレ−ザビ−ムを分割している
わけではないので、穿孔加工にかかわるビ−ムの強度低
下を防ぐことができ、加工時間の短縮を図ることができ
ると共に、品質の良い穿孔加工が可能となる。
【0012】また、全反射ミラ−の移動を、レ−ザビ−
ムの1パルスの内の非励起時間に同期して行うことによ
り、良好な穿孔加工を行うために必要であるレ−ザの非
励起時間を有効に使用することができると共に、ミラ−
移動のための時間を別に設ける必要がなくなり、加工能
率がさらに向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、一実施例におけるレーザ孔加工装
置の概要を示したものである。図1において、1はレー
ザビームを発振するレーザ発振器であり、このレーザ発
振器1には、レ−ザビ−ムの発振状態を制御するための
レ−ザパルス発振制御装置2が接続されている。そして
、レ−ザ発振器1の照射光軸上には、夫々照射されたレ
−ザビ−ムを照射光軸に対して直角方向に全反射させる
反射面を有する4つの反射部材8A〜8Dが、直列した
状態で配設されている。この4つの反射部材8A〜8D
のうち、8Dは固定されているが、レ−ザ発振器1に近
い方の3つの反射部材8A〜8Cには、各反射部材8A
〜8Cを、回転駆動するためのパルスモータ7A〜7C
が取りつけられている。そして、この反射部材8A〜8
Cは、パルスモータ7A〜7Cにより所定角度回転駆動
されることにより、反射部材8A〜8Cに設けられた反
射面が照射光軸をさえぎる位置とさえぎらない位置とに
移動し、レーザビームを反射させる状態と透過させる状
態に切り換わる。このパルスモータ7A〜7Cには、反
射部材8A〜8Cを選択的に所定角度回転させて、レー
ザ発振器1からのレーザビームを各加工光軸17A〜1
7Dに順次振り分ける動作の制御を行うパルスモータ制
御装置6が接続されている。
【0015】また、各加工光軸17A〜17D上には、
平行光であるレ−ザビ−ムを一点に集光するための集光
レンズを内部に備える加工ヘッド11A〜11Dが、夫
々配置されている。そして、この加工ヘッド11A〜1
1Dは、それぞれ図示しないヘッド駆動装置に保持され
ており、このヘッド駆動装置により、加工ヘッド11A
〜11Dが、夫々独立に光軸方向に移動されことにより
、レーザビームの集光点の位置(各加工ヘッド11A〜
11D内の集光レンズの焦点位置)が光軸方向に移動し
、後述する被加工物であるプリント基板15A〜15D
上に焦点合わせされる。この焦点合わせの動作は、レン
ズ駆動装置に接続されたオートフォ−カス制御装置4に
より制御される。
【0016】また、集光レンズ11A〜11Dの光軸上
の前方には、上述したように、各加工光軸17A〜17
Dに対応して、被加工物であるプリント基板15A〜1
5Dが、紙面に対して左右(X方向)、前後方向(Y方
向)に移動可能なX−Yテーブル12上に着脱可能に載
置された状態で、配置されている。そして、X−Yテー
ブル12には、NC制御装置5が接続されており、この
NC制御装置5の命令により、X−Yテ−ブル12が駆
動され、プリント基板15A〜15Dが各加工光軸17
A〜17Dに対して、1つの孔の加工が終了する毎に、
X方向およびY方向に移動されることにより、プリント
基板15A〜15D上に複数の孔が加工される。
【0017】そして、レーザパルス発振制御装置2、オ
ートフォーカス制御装置4、NC制御装置5、およびパ
ルスモータ制御装置6は、このレーザ孔加工装置全体を
制御するためのパルス信号集中制御装置3に接続されて
いる。
【0018】次に、このレーザ孔加工装置の動作につい
て説明する。ここでは、レ−ザビ−ムを4本の光軸上に
順次振り分ける場合を示している。
【0019】まず、被加工物であるプリント基板15A
〜15Dは、X−Yテ−ブル12上に固定されており、
X−Yテ−ブル12は、NC制御装置5の指令により、
このプリント基板15A〜15Dを、第1番目の孔を夫
々穿けるために、各加工光軸17A〜17Dに対して位
置決めする。位置決めが終了すると、位置決め終了の信
号がパルス信号集中制御装置3に送られ、このパルス信
号集中制御装置3は、次に、オ−トフォ−カス制御装置
4に開始信号を送る。
【0020】オ−トフォ−カス制御装置4は、図示しな
いヘッド駆動装置を制御して、集光レンズを内部に備え
る加工ヘッド11A〜11Dを光軸方向に移動させ、レ
−ザビ−ムが基板15A〜15D上に合焦するように、
集光レンズの位置を調節する。この焦点位置調節が終了
すると、オ−トフォ−カス制御装置4からは、焦点位置
調節完了信号が発せられ、パルス信号集中制御装置3に
送られる。
【0021】次に、レ−ザをプリント基板15A〜15
D上の加工点に照射するわけであるが、この際、レ−ザ
発振器1から出射されたビ−ムは、パルスモ−タ7A〜
7Cにより回転駆動される反射部材8A〜8C、及び固
定の全反射ミラ−8Dにより反射されてプリント基板1
5A〜15Dに照射される。ここで、反射部材8A〜8
Cは、図2に示した様に全反射ミラ−から成る十字形の
形状をした部材である。詳しくは後述するが、この反射
部材8A〜8Cをパルスモ−タ7A〜7Cにより所定角
度回転させて、レ−ザビ−ムを反射させる状態と通過さ
せる状態を選択することにより、4枚のプリント基板1
5A〜15Dから1枚を選択して、レ−ザを照射させる
ことができる。
【0022】ここで、レ−ザの穿孔加工の特質として、
1つの孔を穿ける時に、ビ−ムを連続的に照射するより
も、断続的に照射して、その断続的照射時間の後に設定
されたインタ−バル時間に、プリント基板の穿孔部分の
放熱や、反応ガスの放出を行うほうが良好な孔加工が行
えることが知られている。
【0023】そのため、上記した様にレ−ザビ−ムをプ
リント基板15A〜15D上に選択的に照射させるため
には、レ−ザの発振パルスと反射部材8A〜8Cの回転
駆動タイミングとを正確に同期させる必要がある。その
ため、パルス信号集中制御装置3からは、同期を厳密に
とったパルス信号が、レ−ザパルス発振制御装置2と、
パルスモ−タ7A〜7Cの回転制御を行うパルスモ−タ
制御装置6とに送られる。この、パルス信号に従って、
レ−ザ発振器1と、パルスモ−タ7A〜7Cが制御され
ることにより、レ−ザビ−ムパルスのタイミングと、反
射部材8A〜8Cを回転させるタイミングの同期がとら
れ、ビ−ムを各加工光軸17A〜17Dに順次振り分け
ることが可能となる。
【0024】そして、反射部材8A〜8Cの回転移動を
、レ−ザビ−ムの照射時間と次の照射時間との間のイン
タ−バル時間に行うことにより、良好な穿孔加工を行う
ために必要であるインタ−バル時間を有効に使用するこ
とができると共に、反射部材8A〜8Cの回転のための
時間を別に設ける必要がなくなる。
【0025】次に、レ−ザビ−ムが各プリント基板15
A〜15Dにそれぞれ照射されて、各プリント基板15
A〜15Dに第1の孔の穿孔のために十分なレ−ザパル
スが照射され終わると、パルス信号集中制御装置3は、
NC制御装置5に穿孔終了の信号を送る。NC制御装置
5は、X−Yテ−ブル12を駆動して、プリント基板1
5A〜15Dを第2の孔の穿孔位置に位置決めする。そ
の後、第1の孔の穿孔動作と同様に、各プリント基板1
5A〜15Dに順次レ−ザビ−ムが照射されて、第2の
孔の穿孔動作を終了する。このようにX−Yテ−ブル1
2の移動及び位置決めと、レ−ザの照射による穿孔動作
を繰り返すことにより、各プリント基板15A〜15D
の全ての孔の穿孔が行われる。
【0026】図2及び図3は、上述のレ−ザビ−ムの各
加工光軸17A〜17Dへの振り分けについて、より具
体的に説明したものである。レ−ザ発振器1の光軸13
に対して、図2Aの様に反射部材8Aが光軸13をさえ
ぎる位置にある場合は、第1軸17Aへ、図2Bの様に
反射部材8Aが、光軸13をさえぎらず、反射部材8B
が光軸13をさえぎる位置にある場合は第2軸17Bへ
、図2Cの様に反射部材8A、8Bが共に光軸13をさ
えぎらず、反射部材8Cが光軸13をさえぎる場合には
第3軸17Cへ、反射部材8A〜8Cが全て光軸13を
さえぎらない場合には第4軸17Dへと、ビ−ムの光路
が切り換わる事を示している。そして、図3は、その各
々の状態時におけるレ−ザの発振状況、つまり各加工点
に照射されるレ−ザビ−ムパルスを示している。
【0027】以上説明した様に、一実施例によれば、レ
−ザ発振のタイミングと同期をとったタイミングで反射
部材8A〜8Cを回転移動させることにより、レ−ザビ
−ムを複数の光軸上に順次振り分けて、穿孔加工を行う
ことができる。そのため、1つの孔を明けるごとにプリ
ント基板の位置を移動させる必要がなく、1回の位置決
めで、何枚かのプリント基板の加工を行うことができる
ことになり、加工能率が向上する。
【0028】また、1本のレ−ザビ−ムを分割している
わけではないので、穿孔加工にかかわるビ−ムの強度低
下を防ぐことができ、加工時間の短縮を図ることができ
ると共に、品質の良い穿孔加工が可能となる。
【0029】また、ミラ−の移動を照射時間と次の照射
時間との間のインタ−バル時間に行うことにより、良好
な穿孔加工を行うために必要となるインタ−バル時間を
有効に使うことができる。
【0030】なお、この発明は、上述した一実施例の構
成に限定されることなく、この発明の主旨を逸脱しない
範囲で、種々変形可能であることは言うまでもない。
【0031】以下に、この一実施例の種々の変形例につ
いて説明する。なお、以下の説明において、上述した一
実施例の構成と同一部分には、同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0032】図4は、第1の変形例を示したものである
。第1の変形例が一実施例と異なる点は、回転可能な反
射部材とその駆動方法である。
【0033】23はパルスモ−タであり、その回転軸に
取りつけられたプ−リ21Aの回転がベルト22により
、プ−リ21B〜21Eに伝達され、反射部材24A〜
24Dがパルスモ−タ23と同じ回転速度で回転駆動さ
れる。これにより、レ−ザビ−ムが各加工光軸に振り分
けられる。
【0034】図5は、この第1の変形例によるレ−ザビ
−ムの振り分け状態を模式的に示したものである。25
A〜25Dは回転軸であり、13はレ−ザ発振器1から
見たレ−ザの光軸である。反射部材24A〜24Dを同
時に90°づつ回転するたびにレーザ光路上に反射部材
24A〜24Dが1つづつ移動して第1軸から第4軸ま
でのレ−ザの振り分けができる。
【0035】図6は、第2の変形例を示したものである
。31A〜31Cはパルスモ−タであり、32A〜32
Cは反射部材である。他の部分は図1と同一である。
【0036】反射部材32A〜32Cは、パルスモ−タ
31A〜31Cにより回転駆動され、レ−ザビ−ムを反
射あるいは透過させることが可能である。従って、所定
の反射部材を選択し、レ−ザの光路上に移動させること
により、プリント基板15A〜15Dの内の所定のプリ
ント基板に穿孔加工を行うことができる。図7は、この
第2の変形例によるレ−ザの振り分け状態を模式的に示
したものである。
【0037】図8に示した第3の変形例は、第2の変形
例において、反射部材の形状を変えたものである。41
A〜41Cは反射部材であり、42A〜42Cはレ−ザ
反射部分である。動作の方法は第2の変形例と同様であ
る。
【0038】一実施例と第2の変形例の方法を用いて孔
明け加工を行い、従来の加工方法と比較した結果を図9
に示す。試料は、ガラスエポキシ両面基板を用い、レ−
ザは炭酸ガスレ−ザを用いた。評価は、測定値の最も良
いものから3段階で行い、孔形状については、テ−パ−
になっていないものから○、△、×、損傷については孔
内壁の樹脂食われのないものから○、△、×、孔径安定
性については、ばらつきの小さいものから○、△、×と
した。この結果、一実施例と第2の変形例の孔加工装置
により加工した孔は、従来の方法で加工した孔と比べて
孔品質が良くなっていることが分かる。
【0039】なお、本発明は、上記一実施例および変形
例に限定されるものではなく、例えば、モ−タの種類及
び数、プリント基板の材質、反射部材の形状及び構造、
反射部材上の反射部の形状、反射部材の回転方向、回転
の順序、ビ−ム振り分けの軸数、固定反射鏡の有無等の
条件を変化させても良いことは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のレ−ザ孔加
工装置においては、レ−ザビ−ムを何本かの加工光軸上
に順次振り分けて、穿孔加工を行うことができるため、
1つの孔を穿ける毎にプリント基板の位置を移動させる
必要がなく、1回の位置決めで、何枚かのプリント基板
の加工を行うことができるようになり、加工能率が向上
するという効果がある。
【0041】また、1本のレ−ザビ−ムを分割している
わけではないので、穿孔加工にかかわるビ−ムの強度低
下を防ぐことができ、加工時間の短縮を図ることができ
ると共に、品質の良い穿孔加工が可能となるという効果
がある。
【0042】また、全反射ミラ−の移動を、レ−ザビ−
ムの1パルスの内の非励起時間に同期して行うことによ
り、良好な穿孔加工を行うために必要であるレ−ザの非
励起時間を有効に使用することができると共に、ミラ−
移動のための時間を別に設ける必要がなくなり、加工能
率がさらに向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のレ−ザ孔加工装置の概要図である。
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】レ−ザビ−ムの各軸への振り分けについて具
体的に説明した図である。
【図3】図2の各ミラ−の状態に対応したレ−ザパルス
の出力状態を示した図である。
【図4】第1の変形例の構成を示した図である。
【図5】第1の変形例によるレ−ザビ−ムの振り分け状
態を模式的に示した図である。
【図6】第2の変形例の構成を示した図である。
【図7】第2の変形例によるレ−ザビ−ムの振り分け状
態を模式的に示した図である。
【図8】第3の変形例の構成を示した図である。
【図9】一実施例と第2の変形例の方法と従来の加工方
法とを比較した結果を示した図である。
【符号の説明】
7A〜7C      パルスモ−タ 8A〜7C      反射部材 9              全反射ミラ−11A〜
11D  加工ヘッド(集光レンズを含む)12   
         X−Yテ−ブル15A〜15D  
プリント基板 17A〜17D  加工光軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レ−ザビ−ムを発振するレ−ザ発振器と、
    このレ−ザ発振器からの照射光軸上に直列した状態で複
    数配設され、回転することにより、各々に照射されたレ
    −ザビ−ムを全反射させる状態と透過させる状態とが切
    り換わる反射部材と、各反射部材を、独立して回転駆動
    する駆動手段と、各反射部材で全反射されたレ−ザビ−
    ムの加工光軸上に位置した状態で、被加工物を各々支持
    する支持手段とを具備することを特徴とするレ−ザ孔加
    工装置。
  2. 【請求項2】前記レ−ザビ−ムは、パルス状に発振され
    、前記加工光軸の切り換えは、このレ−ザビ−ムの非励
    起時に同期して行われることを特徴とする請求項1に記
    載のレ−ザ孔加工装置。
  3. 【請求項3】前記駆動手段の回転軸は、前記反射部材の
    反射面に直角に取りつけられていることを特徴とする請
    求項1に記載のレ−ザ孔加工装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段の回転軸は、前記反射部材の
    反射面に平行に取りつけられていることを特徴とする請
    求項1に記載のレ−ザ孔加工装置。
  5. 【請求項5】前記各加工光軸上に配設され、対応するレ
    −ザビ−ムを集光させる集光レンズを更に具備すること
    を特徴とする請求項1に記載のレ−ザ孔加工装置。
JP3068230A 1991-04-01 1991-04-01 レーザ孔加工装置 Withdrawn JPH04313477A (ja)

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US07/860,687 US5302798A (en) 1991-04-01 1992-03-30 Method of forming a hole with a laser and an apparatus for forming a hole with a laser

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972392B2 (en) 1995-08-07 2005-12-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Laser beam machining method for wiring board, laser beam machining apparatus for wiring board, and carbonic acid gas laser oscillator for machining wiring board
JP2007330995A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Ricoh Co Ltd レーザ加工装置とレーザ加工方法とそれにより加工された液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

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