JPH04313186A - 食堂システム - Google Patents

食堂システム

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Publication number
JPH04313186A
JPH04313186A JP8986691A JP8986691A JPH04313186A JP H04313186 A JPH04313186 A JP H04313186A JP 8986691 A JP8986691 A JP 8986691A JP 8986691 A JP8986691 A JP 8986691A JP H04313186 A JPH04313186 A JP H04313186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
prepaid
prepaid card
file
host computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8986691A
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English (en)
Inventor
Masahide Ishida
石田 政英
Norio Aizawa
相沢 宣男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
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Publication of JPH04313186A publication Critical patent/JPH04313186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は客が陳列台に配列された
各飲食物を順番にトレイに取っていくカフェテラス方式
の食堂に適応されるカードを利用した食堂システムに係
わり、特に未使用のカード残高を精算するプリペイドカ
ード自動精算機を備えた食堂システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カフェテラス方式の食堂におい
ては、陳列台に前菜からデザートまでの各種の料理や飲
物が配列されている。また、陳列台の最終位置にレジス
タが配設されている。そして、客は入口に積み上げられ
た1枚のトレイを取上げて、このトレイを持参して陳列
台に沿って移動し、その移動過程で陳列台から好きな飲
食物を自己のトレイに載せて、レジスタ位置まで運ぶ。 そして、キャッシャーは客の購入した各飲食物をレジス
タに順番に販売登録して、各客の合計金額を算出する。 客は算出された合計金額に相当する代金を支払う。
【0003】このような、カフェテラス方式を採用した
社員食堂においては、現金で合計金額に相当する代金を
支払う代りに、各従業員に所持させているIDカード(
社員証)を利用して、このIDカードに磁気記録されて
いるID番号(従業員番号)をカードリーダで読取り、
レジスタで算出された合計金額と共にホストコンピュー
タに登録して、例えば毎月の給料から食事代金として自
動天引している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
事業所においては昼の休憩時間は一斉に始り、多数の客
が一斉に食堂に入るので、レジスタの前に精算待ちの長
い列ができてしまう。したがって、客にとって、実際に
食事を開始するまでに長時間待たされる問題が生じる。
【0005】このような不都合を解消するためには、レ
ジスタの設置数を増加すればよいが、レジスタの設置台
数を増加すれば、キャッシャーの人員も増加する必要が
ある。また、レジスタの前に長い行列が生じるのは、昼
休みのみであり、そのためにキャッシャーの人員を増や
すことは不経済である。
【0006】また、現金を取扱わない食堂システムにお
いては、例えば外部からこの事業所に仕事で滞在してい
る人にとっては、この会社のIDカードを所持していな
いので、この食堂を利用できない。しかし、たとえ正規
社員でなくとも、この事業所で仕事している人に対して
も社員食堂を利用可能にするのが望ましい。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、陳列台に配列された各飲食物毎にIDカー
ドおよびプリペイドカードのカード情報を読取るカード
端末機を備え、各カードによる代金決済を全てホストコ
ンピュータで行うことにより、レジスタを廃止でき、キ
ャッシャーが不要になり、各客が長時間待たされること
もなく、かつ外部の人にとってもプリペイドカードで利
用できる食堂システムを提供することを目的とする。
【0008】さらに、外部の人にとって未使用のカード
残高を簡単に金銭に精算でき、より一層利用者に対する
サービスを向上できる食堂システムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の食堂システムは、金銭投入に応動してカー
ド識別情報が記録されたプリペイドカードを発行すると
共に、カード識別情報および投入金額に対応したカード
販売金額をカード販売情報として出力するプリペイドカ
ード自動販売機と、種類毎に区別して配設された各飲食
物に近接配設され、プリペイドカードおよびIDカード
のカード情報を読取り、読取ったカード情報および自己
の端末機番号を販売情報として出力する複数台のカード
端末機と、プリペイドカードにおける未使用のカード残
高を精算するプリペイドカード自動精算機と、飲食物の
販売集計を行うホストコンピュータとで構成している。
【0010】前記プリペイドカード自動精算機は、入力
されたプリペイドカードのカード識別情報を読取り精算
要求として前記ホストコンピュータへ送信する精算要求
送信手段と、前記ホストコンピュータから受信したカー
ド残高に対応する金銭を排出する金銭支払手段とを有し
、そして、ホストコンピュータに、カード識別情報毎に
カード残高を記憶するプリペイドカードファイルと、I
D番号毎に販売累計金額を記憶するIDカードファイル
と、各カード端末機毎に該当カード端末機に割付けられ
た飲食物の金額を記憶するメニューファイルと、プリペ
イドカード自動販売機から入力したカード販売情報に基
づいてプリペイドカードファイルの該当カード識別情報
のカード残高をカード販売金額に初期設定する初期登録
手段と、各カード端末機から入力された販売情報に基づ
きIDカードファイルの販売累計金額またはプリペイド
カードファイルのカード残高を更新するカードファイル
更新手段と、プリペイドカード自動精算機から入力され
精算要求に含まれるカード識別情報に対応するカード残
高をプリペイドカードファイルから読出してプリペイド
カード自動精算機へ返送するカード残高送信手段とを持
たせている。
【0011】また、別の発明においては、プリペイドカ
ード自動販売機に、キー入力された暗証番号をカード販
売情報に含めてホストコンピュータへ送信する登録暗証
番号送信手段を持たせ、ホストコンピュータに、受信し
た暗証番号をプリペイドカードファイルにカード識別情
報毎に登録する暗証番号登録手段と、プリペイドカード
自動精算機から入力した精算要求に含まれる暗証番号が
プリペイドカードファイルに登録された該当カード識別
情報の暗証番号に一致したときカード残高送信手段を実
行する暗証番号確認手段とを持たせ、さらに、プリペイ
ドカード自動精算機に、キー入力された暗証番号を精算
要求に含めて前記ホストコンピュータへ送信する精算暗
証番号送信手段を持たせている。
【0012】
【作用】このように構成された食堂システムにおいて、
IDカードを所持しない一般客はプリペイドカード自動
販売機でカード識別情報のみが記録されたプリペイドカ
ードを自己の指定する金額でもって購入する。そして、
IDカードを所持する客又はプリペイドカードを所持す
る客は自己の欲する飲食物をトレイにのせて、この飲食
物の配設場所に設けられたカード端末機にカードを挿入
すると、このカードに記録されたID番号又はカード識
別情報が読取られて、端末機番号と共にホストコンピュ
ータへ送信される。
【0013】ホストコンピュータ内は、各プリペイドカ
ードの現在のカード残高を記憶するプリペイドカードフ
ァイルと、各IDカードにおける各ID番号毎の販売累
計金額を記憶するIDカードファイルと、各カード端末
機毎にこのカード端末機に割り付けられた飲食物の金額
(価格)を記憶するメニューファイルが設けられている
。よって、ホストコンピュータとしては、各カード端末
機から受信した端末番号とカード識別情報やID番号か
らなる販売情報に基づいて、プリペイドカードファイル
又はIDカードファイルのカード残高や販売累計金額等
の記憶内容を更新できる。よって、各カード端末機はカ
ード情報を読取るのみでよい。
【0014】さらに、プリペイドカードを利用している
一般客は食事が済んだ時点でカード残高が存在し、かつ
以降この食堂を利用しない場合は、プリペイドカード自
動精算機でもってそのカード残高を金銭へ精算できる。
【0015】また、別の発明においては、プリペイドカ
ードをプリペイドカード自動販売機で販売する時点で各
プリペイドカード毎に客に暗証番号をキー入力させて、
この暗証番号をホストコンピュータのプリペイドカード
ファイルにカード識別情報毎に登録する。そして、プリ
ペイドカード自動精算機で未使用のカード残高を精算す
る場合に、この暗証番号を再度キー入力させて、登録さ
れている暗証番号と一致することを確認している。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0017】図3は実施例の食堂システムを採用した食
堂を示す模式図である。この食堂の入口近傍にプリペイ
ドカード自動販売機1が配設されており、食堂の片隅に
陳列台2が配設されている。陳列台2は仕切板2aにて
複数の棚3に分割されており、各棚3に、料理や飲料等
のそれぞれ異なる種類の飲食物4が収納されている。各
棚3の前面にはカード端末機のカード挿入口5が設けら
れ、さらに、不足ランプ6および収納ランプ7が取付け
られている。また、食堂の中央部には客が食事するため
の複数のテーブル8が配設されている。さらに、食堂の
出口近傍にプリペイドカード自動精算機9が配設されて
いる。
【0018】図示するように、各客はトレイ10を持参
して、陳列台2に沿って移動していき、好きな飲食物4
を棚3から取出して自己のトレイ10に載せると共に、
図2に示すIDカード11又はプリペイドカード12を
該当棚3に設けられたカード挿入口5へ挿入する。挿入
されたカード11,12は直ぐに排出されるので、自己
のカード11,12を持って次の棚3位置へ移動する。
【0019】さらに、食堂以外の管理室にはホストコン
ピュータ13が設けられている。そして、図1に示すよ
うに、このホストコンピュータ13はプリペイドカード
自動販売機1とプリペイドカード自動精算機9と前記陳
列台2の各棚3の背面に取付けらた各カード端末機14
とに信号線でもって接続されている。
【0020】この食堂システムで使用可能なカードは図
2に示すIDカード11とプリペイドカード12である
。IDカード11は正規の社員が所持するカードであり
、表面に所持者の顔写真とID番号(社員番号)および
「社員証」の文字が表記され、磁気ストライプ11aに
前記ID番号が磁気記録されている。
【0021】一方、プリペイドカード12は原則として
社員以外のこの食堂を利用する外部の人がプリペイドカ
ード自動販売機1で購入するカードである。そして、カ
ードの表面にはプリペイドカードであることを示す「食
事カード」およびカード識別情報としてのカード番号が
表記され、磁気ストライプ12aに前記カード番号が磁
気記録されている。
【0022】なお、ID番号とカード番号においては、
先頭桁の記号が例えば「A」または「C」の異なる記号
が設定されており、いずれの番号であるかが即座に判断
できる。
【0023】前記ホストコンピュータ13は例えば図4
に示すように構成されている。図4において、CPU1
3aに対してバスライン13bを介して、制御プログラ
ム等の固定データを記憶するROM13c,各種ファイ
ル等の可変データを記憶するRAM13d、磁気テープ
装置等の外部記憶装置13e,各種の集計データを印字
出力するプリンタ13f,プリペイドカード自動販売機
1からのカード販売情報が入力される伝送インタフェー
ス13g,各カード端末機14から販売情報が入力され
る伝送インタェース13h,プリペイドカード自動精算
機9からの精算要求が入力される伝送インタフェース1
3i,管理者が各種操作指令を入力するためのキーボー
ド13j等が接続されている。
【0024】前記RAM13d内には、図5に示すよう
に、各ID番号毎に販売累計SIを記憶するIDカード
ファイル15a,各カード番号毎にカード販売金額とカ
ード残高CSおよび4桁の暗証番号を記憶するプリペイ
ドカードファイル15b,各端末機番号毎に該当カード
端末機14が取付けられた棚3に収納された飲食物4の
金額(価格)を記憶するメニューファイル15c,各飲
食物4毎の売上金額を集計するメニュー別売上ファアル
15d,総売上合計器15e,受信バッファ15f,精
算金額合計器15g等が形成されている。
【0025】なお、プリペイドカードファイル15bの
カード販売金額,カード残高および暗証番号はプリペイ
ドカード自動販売機1からのカード販売情報が入力され
る以前は共にクリア状態である。
【0026】前記各カード端末機14は例えば図6に示
すように構成されている。図6において、マイクロコン
ピュータからなる制御部14aに対して、棚3に設けら
れたカード挿入口5から挿入された各カード11,12
の磁気ストライプに記録されたカード情報を読取るカー
ドリーダ14b,カード挿入口5に挿入されたカード1
1,12をカードリーダ14b位置へ搬送すると共に読
取終了したカード11,12をカード挿入口5へ搬出し
、さらに必要に応じて読取終了のカード12をカードス
トッカー14dへ搬送するカード搬送機構14c,前記
不足ランプ6,警報ブザー14e,前記収納ランプ7,
ホストコンピュータ13との間のデータおよび指令の送
受信を行うための伝送インタフェース14f等が接続さ
れている。
【0027】前記プリペイドカード自動販売機1の前面
パネル16には、図3に示すように、操作案内,各種デ
ータを表示する表示部16a,紙幣投入口16b,硬貨
投入口16c,売切ランプ16d,取消キー16e,金
額および暗証番号をキー入力するためのキーボード16
f,釣銭の返却口16g,カード発行口16h等が配設
されている。
【0028】図7はプリペイドカード自動販売機1の概
略構成を示すブロック図である。マイクロコンピュータ
で構成された制御部1aに対して、各種可変データを一
時記憶する記憶部1b,前記表示部16a,カードリー
ダ1c,紙幣投入口16bおよび硬貨投入口16cを介
して投入された金銭の金額を調べて収納する金銭処理収
納部1dおよび予めカード番号が磁気記録されたプリペ
イドカード12を収納するカードストッカー1eのI/
Oインタフェース1f,前記キーボード16f,売切ラ
ンプ16d,取消キー16e,ホストコンピュータ13
へカード販売情報を送信するための伝送インタフェース
1g等が接続されている。
【0029】なお、前記カードストッカー1eには、図
2(b)に示したように、表に表記されているカード番
号と同一カード番号が予め磁気記録された多数のプリペ
イドカード12が収納されており、販売指令が入力する
と、最上段の1枚のプリペイドカード12をカードリー
ダ1cへ搬送する機能を有する。
【0030】また、前記記憶部1b内には、図8に示す
ように、カードリーダ1cで読取ったカード番号等のカ
ード情報を一時記憶するカード情報メモリ17a,この
自動販売機で販売したカードの売上金額を累積するカー
ド売上合計器17b,販売したカード枚数を計数するカ
ード発行枚数カウンタ17c,一人の客が投入した金銭
の合計金額を算出するための投入合計器17d等が設け
られている。
【0031】前記プリペイドカード自動精算器9の前面
パネルには、図3に示すように、操作案内,各種データ
を表示する表示部9a,カード挿入口9b,取消キー9
c,暗証番号をキー入力するためのキーボード9d,金
銭排出口9e等が配設されている。
【0032】図9はプリペイドカード自動精算器9の概
略構成を示すブロック図である。マイクロコンピュータ
で構成された制御部18に対して、各種可変データを一
時記憶する記憶部18a,前記表示部9a,カード挿入
口9bに挿入されたプリペイドカード12のカード番号
等のカード情報を読取るカードリーダ18b,カード挿
入口9bから挿入されたプリペイドカード12をカード
リーダ18bへ導くと共にカードリーダ18bでカード
情報を読取った後の精算済みのプリペイドカード12を
カードストッカー18cへ搬送するカード搬送機構18
d,前記キーボード9d,前記取消キー9c,金庫18
eからカード残高に相当する金銭を取出して金銭排出口
9eへ排出する金銭処理機構18f,ホストコンピュー
タ13へ精算要求を送出してホストコンピュータ13か
らカード残高が入力される伝送インタフェース18g等
が接続されている。
【0033】前記記憶部18a内には、図10に示すよ
うに、カードリーダ18bで読取ったカード番号等のカ
ード情報を一時記憶するカード情報メモリ19a,この
自動精算機で客に支払った精算金額を累積する精算金額
合計器19b,受信バッファ19c等が形成されている
【0034】前記プリペイドカード自動販売機1の制御
部1aは図11の流れ図に従ってプリペイドカードの販
売処理を実行する。
【0035】図11の流れ図が開始されると、表示部1
6aに金銭投入の操作案内を表示する。S1にて、客が
紙幣投入口16bおよび硬貨投入口16cを介して金銭
を投入すると、投入金額を記憶部1bの投入合計器17
dに加算する。そして、加算後の合計金額を表示する。 S2にて、追加の金銭投入がなくて、S3にて、キーボ
ード16fの置数キーを用いて客がカードの販売金額を
指定すると、その指定金額が投入合計金額以下であるこ
とを確認する。投入合計金額が指定金額に満たない場合
は、S2にて追加金銭を投入するか、S3にて指定金額
を少なく設定しなおす必要がある。指定金額が投入合計
金額以下であれば、釣銭を算出して、釣銭が存在すれば
、その釣銭を返却口16gへ排出する。
【0036】次に、S4にて、カードストッカー1eを
駆動して、収納されている1枚のプリペイドカード12
をカードリーダ1cへ搬送する。そして、カードリーダ
1cでもって該当プリペイドカード12のカード番号を
読取り、表示部16aに表示する。
【0037】さらに、表示部16aの表示内容を暗証番
号入力の操作案内に変更する。S5にて、客がキーボー
ド16fを用いて4桁の暗証番号をキー入力すると、S
6にてカード番号を読取った前記プリペイドカード12
をカード発行口16hへ排出する。
【0038】しかして、S7にて、前記指定金額をカー
ド販売金額として、このカード販売金額とカード番号と
暗証番号とをカード販売情報として伝送インタフェース
1gを介してホストコンピュータ13へ送信する。その
後、記憶部1bのカード売上合計器17bおよびカード
発行枚数カウンタ17cの各値を更新する。
【0039】また、食堂の陳列台2の各棚3の背面に取
付けられた各カード端末機14の制御部14aは図12
の流れ図に従ってカード端末処理を実行する。
【0040】流れ図が開始されると、Q1にて、カード
挿入口5にIDカード11又はプリペイドカード12が
挿入されるのを待つ。カード11,12が挿入されると
、カードリーダ14bで磁気ストライプに記憶されたI
D番号又はカード番号を含むカード情報を読取る。そし
て、Q2にて、読取ったカード情報と自己の端末機番号
とを販売情報として伝送インタフェース14fを介して
ホストコンピュータ13へ送信する。
【0041】送信が終了すると、Q4にてホストコンピ
ュータ13からの応答を待つ。Q5にて予め定められた
0.5秒程度の規定時間を経過しても、ホストコンピュ
ータ13から応答がなければ、このカードによる販売登
録は正常に実行されたと判断して、Q6にて、挿入され
ているカード11,12をカード挿入口5から排出する
【0042】Q4にて、ホストコンピュータ13から応
答があり、Q7にて、その応答が不足警報の場合は、Q
8にて、不足ランプ6を一定時間例えば赤色に点灯し、
かつ警報ブザー14eを一定時間鳴動させる。しかるの
ち、Q6にて該当プリペイドカード12をカード挿入口
5から排出する。
【0043】また、Q9にて、ホストコンピュータ13
からの応答がカード収納指令であれば、Q9にて、カー
ド搬送機構14cを作動させて、カード挿入口5に挿入
されているプリペイドカード12をカードストッカー1
4dへ取込む。そして、Q11にて収納ランプ7を一定
時間だけ点灯する。
【0044】また、ホストコンピュータ13のCPU1
3aは図13のメインルーチンを実行するようにプログ
ラム構成されている。
【0045】流れ図が開始されると、プリペイドカード
自動販売機1,プリペイドカード自動精算機9又は各カ
ード端末機14からの情報入力待ちとなる。T2にてプ
リペイドカード自動販売機1からカード販売情報が入力
されると、T4にて、プリペイドカードファイル15b
におけるカード販売情報に含まれるカード番号の販売金
額およびカード残高CSを同じくカード販売情報に含ま
れるカード販売金額に設定する。さらに、T5にて、プ
リペイドカードファイル15bにおける該当カード番号
の暗証番号領域に同一のカード情報に含まれる4桁の暗
証番号を登録する。
【0046】また、T3にて、カード端末機14から販
売情報が入力されると、この販売情報に含まれるカード
情報および端末機番号を一旦受信バッファ15fへ格納
する。次に、T6にて該当端末機番号でメニューファイ
ル15cを検索して、該当カード端末機14が設置され
された棚3に収納されている飲食物の金額(価格)Aを
読出す。
【0047】T7にてカード情報の番号がID番号であ
るかカード番号であるかを先頭の英文字(A,C)で判
断する。IDカード11であれば、T8にて、IDカー
ドファイル15a内の該当ID番号の累計金額SIに前
記メニューファイル15cから読出した金額Aを加算す
る(SI=SI+A)。
【0048】また、T9にてプリペイドカード12であ
れば、T10にて、プリペイドカードファイル15b内
の該当カード番号のカード残高CSから前記メニューフ
ァイル15cから読出した金額Aを減算する(CS=C
S−A)。そして、T11にて減算後のカード残高CS
が0に一致すれば、このプリペイドカード12の使命は
終了したので、T12にて該当カード端末機14へカー
ド収納指令を送出する。
【0049】また、T13にて減算後のカード残高CS
が正の値であれば、正常にカード処理されたのでなにも
しない。一方、T13にて減算後のカード残高CSが負
の値であれば、不足金額が生じたので、T14へ進み、
該当カード番号のカード残高CSを元の金額に戻す(C
S=CS+A)。その後、T15にて該当カード端末機
14へ不足警報を送信する。
【0050】また、T1にて、プリペイドカード自動精
算機9から精算要求が入力すると、図14のT16へ進
み、受信した精算要求を一旦受信バッファ15fへ格納
する。そして、精算要求に含まれるカード番号でプリペ
イドカードファイル15bに登録されている該当カード
番号の暗証番号を検索する。T17にて検索された暗証
番号と精算要求に含まれる暗証番号が一致するか否かを
調べる。
【0051】T17にて、暗証番号が一致すれば、該当
カード番号のカード残高CSを読出す。T18にて読出
したカード残高CSをプリペイドカード自動精算機9へ
送信する。その後、プリペイドカードファイル15b内
の該当カード番号の販売金額,カード残高,暗証番号を
クリアする。
【0052】なお、T17にて暗証番号が一致しなけれ
ば、T19にて精算不可指令をプリペイドカード自動精
算機9へ送信する。
【0053】さらに、前記プリペイドカード自動精算機
9の制御部18は図15の流れ図に従って未使用のカー
ド残高の精算処理を実行する。
【0054】図15の流れ図が開始されると、表示部9
aにプリペイドカード12の挿入案内を表示する。U1
にて、客が未使用のカード残高が存在するプリペイドカ
ード12をカード挿入口9bへ挿入すると、カードリー
ダ18bでもってカード番号を含むカード情報を読取る
。読取ったカード情報を一旦カード情報メモリ19aへ
格納する。その後、表示部9aに暗証番号入力の操作案
内を表示する。U2にてキーボード9dから4桁の暗証
番号が入力されると、U3にて、先のカード番号と今回
の暗証番号とを精算要求として伝送インタフェース18
gを介してホストコンピュータ13へ送信する。
【0055】U4にてホストコンピュータ13から応答
があり、U5にてその応答がカード残高CSであれば、
そのカード残高CSを表示部9aに表示する。U6にて
、金銭処理機構18fを作動させて、カード残高CSに
相当する金銭を金銭排出口9eへ排出する。そして、こ
の精算済みのプリペイドカード12をカードストッカー
18cへ取込む。その後、精算終了を表示する。
【0056】また、U7にて、ホストコンピュータ13
から応答が精算不可指令であれば、暗証番号不一致,操
作やり直しのメッセージを表示部9aに表示すると共に
、該当プリペイドカード12をカード挿入口9bから排
出する。
【0057】このように構成された食堂システムであれ
ば、IDカード11を所持する正規の社員は、陳列台2
の各棚3に収納されている自己の好みの飲食物4をトレ
イ10に載せて、IDカード11をこの棚3に設けられ
ているカード挿入口5に挿入すればよい。すると、ID
カード11は同一カード挿入口5から直ぐに返却される
。このような手順で、陳列台2に沿って移動していきな
がら自己の好みの飲食物4を購入していけばよい。
【0058】一方、IDカード11を所持していない外
部の人は、プリペイドカード自動販売機1でもって、金
額および暗証番号を指定してプリペイドカード12を購
入する。各飲食物4を購入する手順は前述したIDカー
ド11の場合と同じである。
【0059】なお、カード残高が0になった場合は、収
納ランプ7が点灯すると共に、使用済みのプリペイドカ
ード12はカード端末機14内に取込まれ、返却されな
い。また、不足金額が生じた場合には、不足ランプ6が
点灯し、かつ警報ブザー14eが鳴動するので、一旦ト
レイ10に載せた該当棚3の飲食物4を元に戻せばよい
。この場合も、プリペイドカード12は返却されるので
、この時点で飲食物4の購入を中止するか、価格の安い
飲食物4を同一の手順で購入すればよい。
【0060】このように、プリペイドカード12におけ
るカード残高が0以下にならない限り、IDカード11
とプリペイドカード12とで全く同一手順でカフェテラ
ス方式の各飲食物4を購入できる。したがって、IDカ
ード11を保持する正規の従業員のみならず、外部の人
に対しても、キャシュレスで食事を提供できる。
【0061】さらに、プリペイトカード12における未
使用のカード残高をプリペイドカード自動精算機9でも
って何時でも現金へ精算することが可能である。したが
って、例えば外部の人がこの食堂で1回限り食事をする
ためにプリペイドカード12を購入したとしても、食事
が終了した時点でカード残高が存在すれば現金に戻せる
ので、カード残高が残らないように計算しながら各飲食
物4を選択する必要はない。また、逆に、プリペイドカ
ード12のカード残高が不足すると不足ランプ6と警報
ブザー14eが動作するので、カード残高が不足するこ
とを気にしながら各飲食物4を購入する必要もない。し
たがって、プリペイドカード12を使用する外部の人が
IDカード11を所持する社員に比較して特に不利益を
被ることはない。
【0062】また、精算時に暗証番号を確認しているの
で、第3者が勝手にカード残高を現金に変換できないの
で、プリペイドカード12の安全性を向上できる。
【0063】また、各棚3の背面に取付けられた各カー
ド端末機14は挿入されたプリペイドカード12に対し
て減算後のカード残高を書込む必要がない。その結果、
各カード端末機14はカード情報を読取るのみでよいの
で、1枚のカード11,12に対する処理時間を大幅に
短縮できる。よって、たとえ客が各飲食物4毎にカード
11,12を挿入したとしても全体の販売能率を、従来
のレジスタ位置で並ぶ場合に比較して、向上させること
が可能である。
【0064】このように、この食堂を利用する全ての人
に対してサービスを大幅に向上できる。
【0065】さらに、客が各飲食物4を購入した時点で
その飲食物4の金額AはIDカードファイル15aまた
はプリペイドカードファイル15bに登録されるので、
従来のカフェテラス方式の食堂のように、レジスタを配
設して、キャッシャーが各客が購入した各飲食物4を販
売登録する必要がない。よって、キャッシャーを配置す
る必要がない。
【0066】さらに、この実施例においては、カード残
高CSが0になったプリペイドカード12、およびプリ
ペイドカード自動精算機9でもって精算済みのプリペイ
ドカード12を回収して再利用しているので、たとえ客
がプリペイドカード自動販売機1においてプリペイドカ
ード12に小額の金額を設定したとしても、プリペイド
カード導入による消耗品の経費が大幅に増加することは
ない。
【0067】また、プリペイドカード自動販売機1およ
び各カード端末機14にカードライタを組込む必要がな
いので、システム全体の製造費を低減できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食堂シス
テムにおいては、陳列台に配列された各飲食物毎にID
カードおよびプリペイドカードのカード情報を読取るカ
ード端末機を備え、各カードによる代金決済を全てホス
トコンピュータで行うようにしている。さらに、未使用
のカード残高をプリペイドカード自動精算機で金銭に精
算可能としている。したがって、カフェテラス方式の食
堂に必ず設置されているレジスタを廃止でき、キャッシ
ャーが不要になる。よって、各客が長時間待たされるこ
ともなく、かつ外部の人にとってもプリペイドカードで
利用でき、かつ未使用のカード残高を自由に金銭に精算
できるので、全ての客に対するサービスを向上でき、非
常に便利な食堂とすることができる。
【0069】また、精算時に暗証番号確認を行うことに
より、システム全体の安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例に係わる食堂システム全
体を示すブロック図、
【図2】  実施例システムで使用される各カードの外
観図、
【図3】  実施例システムが採用される食堂を示す模
式図、
【図4】  実施例システムのホストコンピュータを示
すブロック図、
【図5】  同ホストコンピュータの記憶内容を示す図
【図6】  実施例システムの各カード端末機を示す
ブロック図、
【図7】  実施例システムのプリペイドカード自動販
売機を示すブロック図、
【図8】  同プリペイドカード自動販売機の記憶内容
を示す図、
【図9】  実施例システムのプリペイドカード自動精
算機機を示すブロック図、
【図10】  同プリペイドカード自動精算機の記憶内
容を示す図、
【図11】  実施例システムのプリペイドカード自動
販売機の動作を示す流れ図、
【図12】  実施例システムの各カード端末機の動作
を示す流れ図、
【図13】  実施例システムのホストコンピュータの
動作を示す流れ図,
【図14】  同流れ図の後半部分を示す図、
【図15
】  実施例システムのプリペイドカード自動精算機の
動作を示す流れ図。
【符号の説明】
1…プリペイドカード自動販売機、2…陳列台、3…棚
、4…飲食物、5…カード挿入口、6…不足ランプ、7
…収納ランプ、9…プリペイドカード自動精算機、11
…IDカード、12…プリペイドカード、13…ホスト
コンピュータ、14…カード端末機、15a…IDカー
ドファイル、15b…プリペイドカードファイル、15
c…メニューファイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金銭投入に応動してカード識別情報が
    記録されたプリペイドカード(12)を発行すると共に
    、カード識別情報および投入金額に対応したカード販売
    金額をカード販売情報として出力するプリペイドカード
    自動販売機(1) と、種類毎に区別して配設された各
    飲食物に近接配設され、プリペイドカードおよびIDカ
    ード(11)のカード情報を読取り、読取ったカード情
    報および自己の端末機番号を販売情報として出力する複
    数台のカード端末機(14)と、プリペイドカードにお
    ける未使用のカード残高を精算するプリペイドカード自
    動精算機(9) と、前記飲食物の販売集計を行うホス
    トコンピュータ(13)とを備えた食堂システムであっ
    て、前記プリペイドカード自動精算機は、入力されたプ
    リペイドカードのカード識別情報を読取り精算要求とし
    て前記ホストコンピュータへ送信する精算要求送信手段
    (U3)と、前記ホストコンピュータから受信したカー
    ド残高に対応する金銭を排出する金銭支払手段(U6)
    とを有し、前記ホストコンピュータは、前記カード識別
    情報毎にカード残高を記憶するプリペイドカードファイ
    ル(15b) と、ID番号毎に販売累計金額を記憶す
    るIDカードファイル(15a) と、前記各カード端
    末機毎に該当カード端末機に割付けられた飲食物の金額
    を記憶するメニューファイル(15c) と、前記プリ
    ペイドカード自動販売機から入力したカード販売情報に
    基づいて前記プリペイドカードファイルの該当カード識
    別情報のカード残高をカード販売金額に初期設定する初
    期登録手段(T4)と、前記各カード端末機から入力さ
    れた販売情報に基づき前記IDカードファイルの販売累
    計金額またはプリペイドカードファイルのカード残高を
    更新するカードファイル更新手段(T8,T10)と、
    前記プリペイドカード自動精算機から入力され精算要求
    に含まれるカード識別情報に対応するカード残高を前記
    プリペイドカードファイルから読出して前記プリペイド
    カード自動精算機へ返送するカード残高送信手段(T1
    8) とを有したことを特徴とする食堂システム。
  2. 【請求項2】  前記プリペイドカード自動販売機はキ
    ー入力された暗証番号を前記カード販売情報に含めて前
    記ホストコンピュータへ送信する登録暗証番号送信手段
    (S7)を有し、前記ホストコンピュータは、受信した
    暗証番号を前記プリペイドカードファイルにカード識別
    情報毎に登録する暗証番号登録手段(T5)と、前記プ
    リペイドカード自動精算機から入力した精算要求に含ま
    れる暗証番号が前記プリペイドカードファイルに登録さ
    れた該当カード識別情報の暗証番号に一致したとき前記
    カード残高送信手段を実行する暗証番号確認手段(T1
    7) とを有し、前記プリペイドカード自動精算機はキ
    ー入力された暗証番号を前記精算要求に含めて前記ホス
    トコンピュータへ送信する精算暗証番号送信手段(U3
    )を有することを特徴とする請求項1記載の食堂システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022484A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Nec Corp 集合型店舗における販売管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022484A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Nec Corp 集合型店舗における販売管理システム

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