JP2003022484A - 集合型店舗における販売管理システム - Google Patents

集合型店舗における販売管理システム

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JP2003022484A
JP2003022484A JP2001208130A JP2001208130A JP2003022484A JP 2003022484 A JP2003022484 A JP 2003022484A JP 2001208130 A JP2001208130 A JP 2001208130A JP 2001208130 A JP2001208130 A JP 2001208130A JP 2003022484 A JP2003022484 A JP 2003022484A
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Tsutomu Tanno
力 丹野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り銭のやり取りやサインの手間などの負担
を不要にし、サービスの提供側に対し売り上げの向上を
図り、客側に対する利便性を向上させる。 【解決手段】 複数の店舗のうちのいずれかの店舗で確
保したテーブルから、前記複数の店舗で共通して使用可
能な金額情報が書き込まれたプリペイドカードの残高が
注文しようとする商品の価格以上あることを条件に、前
記テーブルを確保した前記店舗を含む複数の店舗に対す
る前記プリペイドカードによる前記注文を受け付け、そ
の注文に係る商品の代金を前記プリペイドカードの残高
から精算し、前記注文された商品をその商品を提供した
店舗から前記注文が行われた前記テーブルへ配達し、前
記注文の受け付け、前記精算、および前記配達に伴って
取得した各種情報をデータベースとして保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば飲食店など
の店舗が複数集まっている集合型店舗において各店舗に
おける商品の販売を効率化し、店舗側にとっては利便性
と売り上げの向上が期待でき、また客側にとっても複数
の店舗を移動するなどの負担が軽減でき、利便性の向上
が期待できる集合型店舗における販売管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の集合型店舗では、複数の店舗を客
が移動することなく一個所の店舗で席を確保した後、そ
の店舗を含む複数の店舗で提供されるサービスを享受で
きるようになっている場合がある。そして、それぞれの
店舗で提供されたサービスに対し客は現金またはカード
による支払いを行なっている。この場合、各店舗から提
供されたサービスに対する代金の支払いは、店舗が飲食
店であるときには席を確保している店舗に対し飲食終了
後に一括して行う形態、または飲食終了後に個々のサー
ビスを提供した店舗へ個別に支払う形態などが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の集合型店舗で提
供されるサービスに対する代金の支払いは以上のように
行われているので、現金やカードにより代金を支払う際
には釣り銭の受け取りやサインを行う必要が伴うことか
ら客にとって面倒であるという課題があった。また、他
の店の席を確保している客から注文を受けた店舗にとっ
ては、提供したサービスに対する代金を確実に回収でき
るかどうか不安が残るという課題があった。
【0004】また、客が席を確保している店舗で、他の
店舗から提供されたサービスを含むその客が利用したサ
ービスに対する代金を一括して受け取る形態において
は、前記他の店舗で受け取る代金の精算管理を前記客が
席を確保している店舗が行うことになり、一括して他の
店舗の代金の精算管理を行う店舗にとっては余分な仕事
が増えることになる課題があった。
【0005】そこで本発明は、客側にとっても、サービ
スの提供側にとっても釣り銭のやり取りやサインの手間
などの負担を不要にし、さらにサービスの提供側にとっ
て代金回収の確実性を確保して売り上げの向上を図り、
また客側にとっても複数の店舗を移動するなどの負担が
軽減でき、利便性の向上が期待できる集合型店舗におけ
る販売管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集合型店舗
における販売管理システムは、複数の店舗が集まってい
る集合型店舗における販売管理システムであって、前記
複数の店舗のうちのいずれかの店舗で確保したテーブル
から、前記複数の店舗で共通して使用可能な金額情報が
書き込まれたプリペイドカードの残高が注文しようとす
る商品の価格以上あることを条件に、その店舗を含む他
の店舗に対する前記プリペイドカードを使用した前記注
文を受け付け、前記注文についての処理を行う注文受付
け手段と、前記注文受付け手段により注文を受け付ける
際に、その注文に係る商品の代金を前記プリペイドカー
ドの残高から精算する精算処理を行う精算手段と、前記
注文受付け手段により注文された商品を、その商品を提
供した前記店舗から前記注文が行われた前記テーブルへ
配達する配達処理を行う配達手段と、前記注文処理、前
記精算処理、および前記配達処理に伴って取得した各種
情報を保存するデータベース装置とを備えたことを特徴
とする。
【0007】本発明の集合型店舗における販売管理シス
テムは、集合型店舗である複数の店舗のうちのいずれか
の店舗で確保したテーブルから、前記複数の店舗で共通
して使用可能な金額情報が書き込まれたプリペイドカー
ドの残高が注文しようとする商品の価格以上あることを
条件に、前記テーブルを確保した前記店舗を含む複数の
店舗に対する前記プリペイドカードによる前記注文を受
け付け、前記注文を受け付ける際に、その注文に係る商
品の代金を前記プリペイドカードの残高から精算し、前
記注文された商品をその商品を提供した店舗から前記注
文が行われた前記テーブルへ配達し、前記注文の受け付
け、前記精算、および前記配達に伴って取得した各種情
報をデータベースとして保存することで、客側にとって
も、またサービスの提供側にとっても釣り銭のやり取り
やサインの手間などの負担を不要にし、さらにサービス
の提供側にとって代金回収の確実性を確保して売り上げ
の向上を図り、また客側に対し複数の店舗を移動するな
どの負担を軽減し、利便性の向上を実現する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。図1は、この実施の形態の集合型店舗に
おける販売管理システムを示す構成図である。この集合
型店舗における販売管理システムは、プリペイドカード
販売所に設置されたカード販売端末1と、プリペイドカ
ード残高払戻し所に設置された残金を払い戻すための残
高払戻し端末(残高払い戻し処理手段)2と、飲食店
(店舗)3、13…23と、飲食店3、13…23の各
テーブルごとに設置されそのテーブルを確保した客によ
り操作される注文兼カードリードライト装置(注文受付
け手段,精算手段)4、14…24と、飲食店3、13
…23のサービス提供者により操作される管理端末5、
15…25と、配達回収システム(配達手段)30、サ
ーバ31およびデータベース32などを備えている。
【0009】注文兼カードリードライト装置4は飲食店
3の各テーブルごとに設置され、また注文兼カードリー
ドライト装置14は飲食店13の各テーブルごとに、注
文兼カードリードライト装置24は飲食店23の各テー
ブルごとに設置されている。また、管理端末5は飲食店
3のサービス提供者が操作するものであり、飲食店3の
厨房や事務室などに設置されている。管理端末15、2
5についても同様であり、それぞれ飲食店13、23の
厨房や事務室などに設置されている。
【0010】配達回収システム30は、客が希望する商
品の注文をその商品を提供している飲食店へ行うこと
で、その飲食店から提供される商品を例えばトレイに乗
せて、その客が確保している店舗のテーブルまで搬送し
たり、あるいは飲食後の前記トレイを回収し、前記商品
を提供した飲食店まで戻すなどの配達回収を行う搬送装
置を有している。この搬送装置は、前記各飲食店の各テ
ーブル間の床面および前記各飲食店の間の通路上にあら
かじめ設定されている案内経路上を移動する。
【0011】サーバ31は、カード販売端末1、残高払
戻し端末2、データベース32、注文兼カードリードラ
イト装置4、14…24、管理端末5、15…25、配
達回収システム30の制御装置29などと例えばLAN
51により接続している。
【0012】図6は、サーバ31が有している各機能に
よる動作手順を示すフローチャートであり、サーバ31
は、カード販売管理処理(ステップS1)と、残高払い
戻し処理(ステップS2,残高払い戻し処理手段)と、
注文受付け処理(ステップS3,注文受付け手段)、精
算処理(ステップS4,精算手段)および発注処理(ス
テップS5)と、商品管理処理(ステップS6)と、配
達回収処理(ステップS7,配達手段)および配達・回
収システム制御処理(ステップS8,配達手段)を並列
的に処理実行している。
【0013】ステップS1のカード販売管理処理は、カ
ード販売端末1が行なっているプリペイドカードの販売
についての各種情報(販売カード種類、販売枚数、カー
ド販売代金の総額、現在収納されている貨幣の種類など
を含む情報)をLAN51を介して収集し管理する処理
である。図5は、カード販売端末1から収集されデータ
ベース32に保存された販売カード種類、販売枚数、カ
ード販売代金の総額、現在収納されている貨幣の種類な
どを含む情報を示す説明図である。
【0014】ステップS2の残高払い戻し処理は、使用
し終わったプリペイドカードの残高を残高払戻し端末2
により現金に変える際の処理であり、そのプリペイドカ
ードを所持している客が注文した商品の商品名、単価、
個数などの履歴データや合計金額、そのプリペイドカー
ドの残高などのデータをデータベース32から読み出
し、前記読み出した前記データと前記プリペイドカード
に実際に書き込まれている残高を含む各種情報とを照合
するなどの処理を含む。
【0015】ステップS3の注文受付け処理は、確保し
たテーブルの注文兼カードリードライト装置を使用して
客が行なった注文を受け付ける処理である。この注文受
付け処理では、カード販売端末1で購入したプリペイド
カードを客が注文兼カードリードライト装置へ挿入した
状態で入力操作を行うことにより入力された注文する商
品名、値段、個数、注文を行なったテーブル、前記注文
を行なったテーブルが存在する店舗、注文する商品を提
供する店舗を含む各種情報を注文情報として受け付け
る。
【0016】これら注文情報は、次のステップS4の精
算処理において精算されることを条件に受け付けられ、
データベース32へ図2に示すように注文があった順に
注文番号が付されて保存される。すなわち、注文を行う
客が使用する前記プリペイドカードのカード識別コー
ド、注文が行われたテーブルが存在する店舗識別コー
ド、前記注文が行われたテーブルコード、注文された商
品名コード、注文された商品の個数、前記注文された商
品を提供する店舗識別コード、その注文による精算処理
によりその使用されたプリペイドカードが保有すること
になる残高情報、注文が発生した時刻情報などが組みに
されてデータベース32へ保存される。
【0017】ステップS4の精算処理は、前記注文の際
に注文兼カードリードライト装置に挿入されたプリペイ
ドカードの残高から前記注文した商品の金額を減算し、
そのプリペイドカードについて新たな残高を求め、前記
注文兼カードリードライト装置に挿入されている前記プ
リペイドカードへそれまで書き込まれていた残高に代わ
る前記新たな残高を書き込む処理である。なお、この精
算処理において使用するプリペイドカードの残高が不足
している場合、前記注文受付け処理において注文の受け
付けは拒否される。
【0018】ステップS5の発注処理は、注文を受け付
けた商品についての発注を、その商品を提供する店舗の
管理端末へ送る処理である。この発注処理では、前記注
文受付け処理において注文を受け付けた際のカード識別
コード、注文が行われたテーブルが存在する店舗識別コ
ード、前記注文が行われたテーブルコード、注文された
商品名コード、注文された商品の個数、前記注文された
商品を提供する店舗識別コードを含む図3(a)、
(b)に示す発注データが、その注文番号とともに注文
された商品を提供する各店舗の管理端末へそれぞれ送ら
れる。
【0019】ステップS6の商品管理処理は、商品の発
注を受けた店舗でその商品が出来上がり、注文を行なっ
た客が確保しているテーブルへ前記出来上がった商品を
配達するまでの管理を行う処理である。この商品管理処
理では、注文が発生した時刻、発注された商品の出来上
がり時間、前記出来上がった商品をその商品を注文した
客が確保しているテーブルへ出すまでの時間、前記客が
確保しているテーブルへ前記商品を出した時刻などの管
理を行う。
【0020】ステップS7の配達回収処理は、前記出来
上がった商品をその商品を注文した客が確保しているテ
ーブルへ配達回収システム30により配達し、また、前
記商品が例えば飲食物である場合の飲食後のカップやト
レイなどの容器を前記テーブルからその商品を提供した
店舗まで配達回収システム30により回収する過程で得
られる各種情報を、前記配達回収システム30の制御装
置29との間で送受信し収集し、前記商品の配達と前記
容器などの回収を管理する処理である。
【0021】ステップS8の配達・回収システム制御処
理は、前記出来上がった商品をその商品を注文した客が
確保しているテーブルへ配達回収システム30により配
達し、また、使用後のカップやトレイなどの容器を前記
テーブルからその商品を提供した店舗まで配達回収シス
テム30により回収する過程を、前記配達回収システム
30の制御装置29と信号の送受信を行い制御する処理
である。
【0022】図4は、プリペイドカードへ記録された各
種情報を示す説明図である。図4は、例えばカード識別
コードがC0005であるプリペイドカードに記録され
た内容であり、そのプリペイドカードのカード識別コー
ド、前記プリペイドカードを使用して注文を行なったテ
ーブルが存在する店舗識別コード、前記注文を行なった
テーブルコード、前記注文した商品名コード、前記注文
した商品の個数、前記注文した商品を提供する店舗識別
コード、その注文を行なった後にそのプリペイドカード
が保有している残高などの各種情報が記録されている。
【0023】次にこの集合型店舗における販売管理シス
テムの動作について説明する。図7は、この集合型店舗
における販売管理システムを利用し、集合型店舗におい
て複数の飲食店へ商品の注文を行い飲食を行う場合の動
作を示すシーケンス図である。このシーケンス図に従っ
て説明すると、先ずこの集合型店舗を利用しようとする
客はカード販売端末1でプリペイドカードを購入する。
このプリペイドカードは例えば1000円の金額情報が
書き込まれた1000円プリペイドカード、5000円
の金額情報が書き込まれた5000円プリペイドカー
ド、10000円の金額情報が書き込まれた10000
円プリペイドカードというように複数種類のプリペイド
カードがあり、客は現金をカード販売端末1へ投入する
ことで希望する金額のプリペイドカードを購入する(ス
テップS101)。このとき、サーバ31は、図5のス
テップS1で示すカード販売管理処理によりカード販売
端末1が販売したプリペイドカードについての各種情報
(販売カード種類、販売枚数、カード販売代金の総額、
現在収納されている貨幣の種類などを含む情報)をLA
N51を介して管理している。
【0024】カード販売端末1によりプリペイドカード
を購入した客は、集合型店舗のうちの所望の店舗内に設
けられたテーブルを確保した後、希望する商品を注文す
る(ステップS102,ステップS104,ステップS
106)。この商品の注文は、例えば客が自ら各店舗へ
出向いて希望する商品をそれぞれの店舗の注文兼カード
リードライト装置で前記プリペイドカードを用いて注文
することも出来るが、前記確保したテーブルに配置され
ている注文兼カードリードライト装置により、その確保
したテーブルのある店舗、さらには他の店舗に対し商品
の注文を次々に行うことも出来る。このため、それぞれ
の店舗、またはその各テーブルには、自店舗を含む他の
全ての店舗で提供される商品メニューが備えられてい
る。この確保したテーブルからの商品の注文は、図6の
ステップS3で示す注文受付け処理、ステップS4で示
す精算処理、ステップS5で示す発注処理により次のよ
うに処理される。
【0025】すなわち、先ず、カード販売端末1により
購入したプリペイドカードを前記確保したテーブルの注
文兼カードリードライト装置へ挿入し、この状態で注文
兼カードリードライト装置の各種キーを操作し、注文す
る商品名、値段、個数、前記確保したテーブル、前記確
保したテーブルが存在する店舗、注文する商品を提供す
る店舗を含む各種情報を入力する。この各種情報は、注
文情報としてその注文兼カードリードライト装置からサ
ーバ31へ送られる。サーバ31は、前記注文兼カード
リードライト装置が読み取った前記挿入されているプリ
ペイドカードの残高が前記注文される商品総額に達して
いるか否かを判定し、この結果、前記残高が前記注文さ
れる商品総額に達していなければ前記商品の注文の受付
けを拒否して、前記注文兼カードリードライト装置に挿
入されているプリペイドカードをその注文兼カードリー
ドライト装置から排出する。一方、前記残高が前記商品
総額に達していれば、前記注文兼カードリードライト装
置を介して前記注文された商品の代金を精算処理により
前記プリペイドカードの残高から引き落とし、前記商品
の注文を受け付け、前記注文情報としてその注文兼カー
ドリードライト装置から送られてきた前記各種情報をデ
ータベース32へ保存する。なお、このプリペイドカー
ドの残高から引き落とす精算処理は、注文した商品が前
記確保したテーブルへ配達されたときに行うようにして
もよい。このように構成する場合は、前記注文の受け付
けの際には注文兼カードリードライト装置に挿入されて
いるプリペイドカードの残高が注文する商品の総額に達
していることを確認するだけとなる。
【0026】このデータベース32へ保存される受け付
けられた注文の前記各種情報は、図2に示すように、注
文があった順に注文番号が付され、前記プリペイドカー
ドのカード識別コード、注文が行われたテーブルが存在
する店舗識別コード、前記注文が行われたテーブルコー
ド、注文された商品名コード、注文された商品の個数、
前記注文された商品を提供する店舗識別コード、その注
文による精算処理によりその使用されたプリペイドカー
ドが保有することになる残高情報、注文が発生した時刻
情報などである。
【0027】この注文の受け付けを行うと、サーバ31
は図5のステップS5で示す発注処理において、前記注
文を受け付けた商品についての発注を、その商品を提供
する各店舗ごとにその管理端末へ送る。この場合、図3
(a)、(b)に示すように注文番号、前記プリペイド
カードのカード識別コード、注文が行われたテーブルが
存在する店舗識別コード、前記注文が行われたテーブル
コード、注文された商品名コード、注文された商品の個
数、前記注文された商品を提供する店舗識別コードを含
む発注データを、前記注文された商品を製造する、発注
先である前記各店舗の管理端末へ送る。
【0028】前記発注を受けた店舗の管理端末では、前
記サーバ31から送られてきた前記発注データをディス
プレイへ表示するとともに、前記発注データが読み取り
可能に例えば磁気的、機械的に記録され、さらに前記発
注データの内容が文字によりカード表面に視認可能に印
刷された注文カードを出力する。この注文カードに記録
され、また印刷された前記発注データの内容は容易に消
去できるようになっており、従ってこの注文カードは再
使用可能である。
【0029】この発注データが記録、印刷された注文カ
ードが発注を受けた店舗の管理端末から排出されると、
その店舗の管理者は厨房へ前記注文カードを送り、前記
厨房では前記注文カードに印刷されている商品名、個数
を確認して前記商品を製造する。この注文された商品が
完成すると、その商品が例えば料理されたものである場
合にはそのカップやトレイなどの容器に前記注文カード
を付けて配達回収システム30へ送る。前記発注を受け
た店舗には、サーバ31が図5のステップS8に示す配
達・回収システム制御処理により前記配達回収システム
30の搬送装置を待機させている。
【0030】前記発注を受けた店舗の管理者は、前記容
器に付されている前記注文カードを前記待機している搬
送装置のカード読取装置へ挿入し、その注文カードに記
録されている前記発注データの内容を読み取らせ、また
前記注文カードが付されていた容器(料理された注文商
品が入っている)を前記搬送装置に載置する。この搬送
装置のカード読取装置で読み取られた前記発注データは
配達回収システム30の制御装置29へ送られ、また制
御装置29を介してサーバ31へ送られる。制御装置2
9は前記カード読取装置で読み取った前記発注データを
もとに前記発注した商品が完成したことを知り、前記料
理された注文商品が入っている容器が載置された搬送装
置を制御し、その商品が注文された店舗のテーブルへ前
記搬送装置を移動させ、前記テーブルを確保している前
記注文を行なった客へその注文商品を配達する(図7の
ステップS103,ステップS105,ステップS10
7)。
【0031】また、サーバ31は、前記制御装置29を介
して前記発注データが送られてくると、そのときの時刻
を、同一の注文番号の注文された商品の客へ出された時
刻としてデータベース32へ保存する。この結果、同一
の注文番号でデータベース32に保存されている注文時
刻と前記注文された商品を客へ出した時刻とから、商品
の注文を受けてから客へ出すまでの所用時間が判明する
ため、各店舗が客へ提供するサービスの質について管理
することが可能になる。
【0032】次に、この集合型店舗の利用を終えるとき
の動作について説明する。客は確保しているテーブルか
ら立ち上がり、この集合型店舗から出ることになるが、
このときプリペイドカードの金額を全額使い切っていな
い場合を含め、前記客は残高払戻し端末2で前記プリペ
イドカードの残高払戻しを行う。前記プリペイドカード
の残高が0円の場合には、払戻しを受けることなくその
集合型店舗から立ち去ることになるが、前記プリペイド
カードの残高がある場合には、残高払戻し端末2におい
て現金により払戻しを受ける。
【0033】このプリペイドカードの残高がある場合の
払い戻しの際には、サーバ31は残高払戻し端末2へ挿
入されたプリペイドカードから読み取った図4に示す記
録内容と、データベース32に記録されている図2に示
す同一のカード識別コードのデータベース記録内容とを
比較し、前記プリペイドカードの記録内容が改ざんされ
ていないことを確認した後、前記プリペイドカードに記
録されている残高を現金で払い戻す。
【0034】この結果、データベース32には図5に示
すようにプリペイドカードの販売状況に関する情報が保
存されるため、カード販売端末1におけるプリペイドカ
ードの販売状況を的確に把握できる。また、各店舗にお
けるプリペイドカードの利用状況についてのデータが自
動的に蓄積されるため、各店舗ではこれらデータを分析
することで的確な営業方針を決定でき、売り上げの向上
を図ることが可能になる。また、確保したテーブルから
複数の店舗に対し注文を行うことが出来、さらに注文し
た商品もそのテーブルまで搬送されてくることから、注
文する客側にとっても複数の店舗を移動する必要がな
く、容易に注文を出すことが出来、また前記商品を提供
する店舗側にとっても店舗面積を拡大した場合と同じ効
果があり、さらに代金の支払いについてもプリペイドカ
ードで行なえることから、釣り銭の授受やサインなどが
不要であり、売り上げの向上が期待できる。
【0035】
【発明の効果】複数の店舗のうちのいずれかの店舗で確
保したテーブルから、前記複数の店舗で共通して使用可
能な金額情報が書き込まれたプリペイドカードの残高が
注文しようとする商品の価格以上あることを条件に、そ
の店舗を含む他の店舗に対する前記プリペイドカードを
使用した前記注文を受け付け、前記注文を受け付ける際
に、その注文に係る商品の代金を前記プリペイドカード
の残高から精算し、前記注文された商品を、その商品を
提供した前記店舗から前記注文が行われた前記テーブル
へ配達し、前記注文の受け付け、前記精算、および前記
配達に伴って取得した各種情報を保存するように構成し
たので、前記保存したプリペイドカードの販売状況に関
する情報をもとにプリペイドカードの販売状況を的確に
把握でき、また、各店舗におけるプリペイドカードの利
用状況についてのデータが自動的に蓄積されるため、各
店舗がこれらデータを分析することで的確な営業方針を
決定でき、売り上げの向上を図れる効果がある。また、
確保したテーブルから複数の店舗に対し注文を行うこと
が出来、さらに注文した商品もそのテーブルまで搬送さ
れてくることから、注文する客側にとっても複数の店舗
を移動する必要がなく、容易に注文を出すことが出来、
さらに代金の支払いについてもプリペイドカードで行な
えることから、釣り銭の授受やサインなどが不要であり
注文する客側の負担が軽減し、売り上げを向上できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムを示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムのデータベースへ保存される注文情報を
示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムにおいて、注文された商品を製造する各
店舗の管理端末へ送られる発注データを示す説明図であ
る。
【図4】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムにおいてプリペイドカードへ記録された
各種情報を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムにおいて、カード販売端末から収集され
データベースへ保存された各種情報を示す説明図であ
る。
【図6】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムを構成するサーバが有している各機能に
よる動作手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態の集合型店舗における販
売管理システムを利用し、複数の飲食店へ商品の注文を
行い飲食を行う場合の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1……カード販売端末、2……残高払戻し端末、3、1
3、23……飲食店(店舗)、4、14、24……注文
兼カードリードライト装置(注文受付け手段、精算手
段)、30……配達回収システム(配達手段)、31…
…サーバ(集合型店舗における販売管理システム)、3
2……データベース装置、ステップS2……残高払い戻
し処理(残高払い戻し処理手段)、ステップS3……注
文受付け処理(注文受付け手段)、ステップS4……精
算処理(精算手段)、ステップS7……配達回収処理
(配達手段)、ステップS8……配達回収システム制御
処理(配達手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の店舗が集まっている集合型店舗に
    おける販売管理システムであって、 前記複数の店舗のうちのいずれかの店舗で確保したテー
    ブルから、前記複数の店舗で共通して使用可能な金額情
    報が書き込まれたプリペイドカードの残高が注文しよう
    とする商品の価格以上あることを条件に、その店舗を含
    む複数の店舗に対する前記プリペイドカードを使用した
    前記注文を受け付け、前記注文についての処理を行う注
    文受付け手段と、 前記注文受付け手段により注文を受け付ける際に、その
    注文に係る商品の代金を前記プリペイドカードの残高か
    ら精算する精算処理を行う精算手段と、 前記注文受付け手段により注文された商品を、その商品
    を提供した前記店舗から前記注文が行われた前記テーブ
    ルへ配達する配達処理を行う配達手段と、 前記注文処理、前記精算処理、および前記配達処理に伴
    って取得した各種情報を保存するデータベース装置と、 を備えたことを特徴とする集合型店舗における販売管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記データベース装置へ保存される前記
    各種情報は、前記プリペイドカードのカード識別コー
    ド、前記注文が行われたテーブルが存在する店舗識別コ
    ード、前記注文が行われたテーブルコード、前記注文さ
    れた商品名コード、前記注文された商品の個数、前記注
    文された商品を提供する店舗識別コード、その注文によ
    る精算処理によりその使用されたプリペイドカードが保
    有することになる残高、注文が発生した時刻情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の集合型店舗における販
    売管理システム。
  3. 【請求項3】 前記注文処理および前記精算処理に伴っ
    て取得した前記各種情報の一部を前記プリペイドカード
    へ書き込むことを特徴とする請求項2記載の集合型店舗
    における販売管理システム。
  4. 【請求項4】 前記プリペイドカードへ書き込む前記各
    種情報の一部は、前記プリペイドカードのカード識別コ
    ード、前記プリペイドカードを使用して注文を行なった
    テーブルが存在する店舗識別コード、前記注文した商品
    名コード、前記注文した商品の個数、前記プリペイドカ
    ードが保有している残高を含むことを特徴とする請求項
    3記載の集合型店舗における販売管理システム。
  5. 【請求項5】 前記プリペイドカードに書き込まれてい
    る前記カード識別コード、前記店舗識別コード、前記商
    品名コード、前記商品の個数、前記残高を含む各種情報
    と、前記データベース装置に保存されている前記プリペ
    イドカードのカード識別コード、前記店舗識別コード、
    前記商品名コード、前記商品の個数、前記残高を含む各
    種情報とを照合し、前記照合結果が合致することで前記
    プリペイドカードに書き込まれている前記残高を現金で
    払い戻す残高払い戻し処理手段を備えていることを特徴
    とする請求項4記載の集合型店舗における販売管理シス
    テム。
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