JP4517824B2 - 店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置 - Google Patents

店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置 Download PDF

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本発明は店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置に係り、特にネットワークによって、顧客用の端末、作業者用の端末、配膳者用の端末、会計係の端末、商品選別機、プリペイドカード販売機及び移動式商品陳列棚の情報を情報管理サーバーに集めて、情報管理サーバーで個々の情報を相互に分析し、それぞれの端末に必要な情報を送る店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置に関する。
一般に、ループ状の回転コンベアに寿司を載せた皿を載置して巡回搬送させて、回転コンベアに近接した客席の客の前を通過回覧させて、客に好みの寿司を載せた皿を取らせて食させる回転寿司屋では、客の料金支払い時に店員が皿の色別で単価料金を区別し、色別の皿の枚数とその色の皿の単価料金とを掛け合わせて色別の料金を計算した後、各色の皿の料金を加算し、その合計金額を算定して伝票を作成する。その後、その伝票を料金支払い場所(キャッシャー)に持って行き、そこで、その伝票に記載の料金を客が現金もしくは、クレジットカード等での支払いをしている。
そのため、料金精算の時間が掛かり、顧客を待たせることになる。また、これら作業のための店員も必要である。さらに、店員が直接現金を扱うための衛生面での問題点もある。また、皿に個別の識別の仕組みが無い場合は、調理後の個別の皿の時間管理ができず、鮮度が低下した皿も顧客の前を通り過ぎている。また、各種のサービスをポップ等の手書きで店内に示し、人的に処理している。
そこで、注文者が食したい寿司をタッチパネルで注文すると、調理者がその寿司を握って半導体チップを埋め込んだ皿上に載せて規定の場所に置くと、皿内に埋め込まれた半導体チップに注文者の位置情報及び注文品情報が書き込まれた後、注文品の寿司を載せた皿を半導体チップに書き込まれた位置情報に基づき、回転コンベアで注文者のもとに搬送し、注文品の寿司を乗せた皿が注文者のもとに届けられると、半導体チップに埋め込まれた注文品情報に基づき自動的に課金するようにした回転寿司システムが、従来より提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の回転寿司システムによれば、皿に埋め込まれた半導体チップに書き込まれた注文品情報に基づき、寿司によって異なる料金も自動的に正確に課金ができ、また、注文があってから注文品の寿司を調理者が握るので、鮮度が低下した皿が客の前を通り過ぎることもなく、店員が直接現金を扱うための衛生面の問題も解決可能である。
一方、盛り付けられる料理毎に異なる容器の下部に、その料理の金額データが記憶されているデータ記憶体を設け、レジスタ装置と連動してそのデータ記憶体から料理の金額データを読み出して集計し、かつ、トレイに設けられた利用者が載せ置くプリペイドカードからの引き落とし処理をリーダライタで行い自動精算するシステムが従来より提案されている(例えば、特許文献2参照)。この従来のシステムは、客が好みの料理が盛り付けられた一又は二以上の容器をトレイに載せて精算カウンタへ持って行き、そこで料金精算をするカフェテリア式食堂に適用されるものである。
特許第3066373号公報 特開平9−54802号公報
しかるに、特許文献1記載の回転寿司システムは、調理者が注文された寿司を握って半導体チップを埋め込んだ皿上に載せて規定の場所に置くことにより、皿内に埋め込まれた半導体チップに注文者の位置情報及び注文品情報を書き込み、その後に注文品の寿司を載せた皿を半導体チップに書き込まれた位置情報に基づき、回転コンベアで注文者のもとに搬送するようにしているため、注文者の位置情報及び注文品情報を皿毎に書き込むための書き込み装置及びその位置情報及び注文品情報を処理する装置がそれぞれ必要であり、構成が若干複雑であるという問題がある。
更に、上記の特許文献1記載の従来のシステムでは、客に個別に対応したサービス、例えば得意客に対する割引処理などについては全く対応できない。また、回転寿司の客は、全員が好みの寿司を注文するとは限らず、回転している皿上の寿司を実際に見てから、食したい寿司(皿)を選択することが多く、調理者が注文を待ってから寿司を握って注文者の下へ搬送する上記の従来のシステムでは、着席している客の誰かが寿司(皿)を取るような注文者を特定できないシステムには十分な対応ができない。
また、特許文献2記載のシステムも、得意客に対する割引処理などの、客に個別に対応したサービスについては全く対応できず、また、盛り付けられる料理毎に異なる容器の下部に設けられたデータ記憶体に、その料理の金額データを記憶して、リーダライタで読み出して自動精算するものに過ぎず、調理後の個別の料理の時間管理ができないという問題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、個々の調理商品毎の情報管理を単一のサーバー装置で管理することにより、簡単な構成により、不特定の客が購入した調理商品の料金の計算・支払いの自動化、特別注文の確認(受注)、最適な料理の優先度の確立(売れ筋商品の生産、品出し)、鮮度低下商品の処理、等の個々の作業の省力化を実現し得る店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、顧客に対する個別のサービスを提供し得る店舗システム並びにそれに用いる端末及びサーバー装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明の店舗システムは、店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、商品が回転コンベアにより皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得した後、取得した商品の購入金額を店舗側で自動的に精算するために、顧客が着席可能な各席に対応してそれぞれ設置された顧客端末と、顧客端末との間で情報管理ネットワークを介して通信すると共に、通信回線を介して店舗外の統括情報管理サーバーと接続された情報管理サーバーとから少なくとも構成された店舗システムであって、
上記の顧客端末は、
その顧客端末が設置された席に着席している顧客が購入希望の商品をその商品を乗せている皿と共に取得したときに、その皿に内蔵されている無線ICチップから皿固有の識別番号を読み取る読取手段と、情報管理ネットワークに接続された第1の通信部と、識別情報と預託金額とが少なくとも記憶された読み書き可能なプリペイドカードが着脱自在とされ、プリペイドカードが挿入されたときには挿入されたプリペイドカードから識別情報及び預託金額を読み取るインタフェース部と、インタフェース部に読み取られた預託金額と識別情報とを記憶する記憶部と、読取手段で読み取った皿固有の識別番号を、設置位置に対応した位置情報とインタフェース部に読み取られた識別情報及び預託金額と共に商品取得情報として第1の通信部により情報管理ネットワークへ送信させ、料金精算時には決済通知を位置情報と共に第1の通信部により情報管理ネットワークへ送信させる一方、決済処理情報及び警報情報を情報管理ネットワークを介して第1の通信部により受信させる制御手段と、情報管理ネットワークを介して第1の通信部により受信した情報管理サーバーからの決済処理情報を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶部に記憶した決済処理情報を新たな預託金額としてプリペイドカードに更新記憶する書き込み手段とを少なくとも有し、
上記の情報管理サーバーは、
少なくとも顧客端末から送信された商品取得情報、又は決済通知を位置情報と共に情報管理ネットワークを介して受信する第2の通信部と、少なくとも価格情報を含む商品情報テーブルを格納するサーバー記憶部と、顧客端末に挿入されたプリペイドカードから読み取られて顧客端末から送信された識別情報及び預託金額を、商品取得情報と共に情報管理ネットワークを介して第2の通信部により受信したときには、受信した商品取得情報中の位置情報と識別情報とが示す顧客端末単位に、第2の通信部が受信した皿固有の識別番号と識別番号の数とサーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき支払金額を生成すると共に、第2の通信部が受信した預託金額から支払い金額を差し引いた金額を第2の通信部を介して顧客端末へ送信し、受信した預託金額から生成した支払い金額を差し引いた金額が予め定めた一定額以下になった時に警報情報を第2の通信部を介して顧客端末へ送信し、第2の通信部が決済通知を受信したときには受信した預託金額から生成した支払い金額を差し引いた金額を決済処理情報として第2の通信部を介して顧客端末へ送信するサーバー制御部とを少なくとも有することを特徴とする。
この発明では、顧客端末に預託金額と識別情報とが少なくとも記憶された読み書き可能なプリペイドカードが挿入されたときには、そのプリペイドカードの預託金額と識別情報とが、顧客端末の位置情報と顧客端末で読み取られた皿固有の識別情報と共に商品取得情報として情報管理ネットワークを介して顧客端末から情報管理サーバーへ送信することにより、情報管理サーバーが受信した商品取得情報中の位置情報と識別情報とが示す顧客端末単位に、皿固有の識別番号と識別番号の数とサーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき支払金額を生成すると共に、預託金額から支払い金額を差し引いた金額が予め定めた一定額以下になった時に警報情報を顧客端末へ送信するようにしたため、送信元の顧客端末の顧客にカードでの支払い不能状態が近付いたことを警告することができる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の店舗システムは、皿の上に商品を載せる一又は二以上の職人により個別に操作される一又は二以上の作業端末を更に有し、作業端末は、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーと通信する第3の通信部と、回転コンベア上に皿を載せるときに皿の上に載せる商品の商品情報を入力する入力部と、皿に内蔵された無線ICチップに入力部により入力された商品情報を書き込むと共に、無線ICチップから皿固有の識別番号を読み取る情報読取/書込部と、情報読取/書込部により読み取った皿固有の識別番号と入力部により入力された商品情報とを第3の通信部を介して情報管理サーバーへ送信させる第1の制御部と、情報管理サーバーから送信された情報を表示する第1の表示部とを備え、顧客端末の読取手段は、顧客が取得した皿に内蔵されている無線ICチップから更に固有の識別番号と作業端末により書き込まれた商品情報とを読み取り、顧客端末の第1の通信部は、読取手段で読み取った皿固有の識別番号及び商品情報を、設置位置に対応した位置情報と共に商品取得情報として情報ネットワークへ送信し、情報管理サーバーは、第2の通信部により受信した顧客端末から送信された商品取得情報と、第2の通信部により受信した作業端末から送信された皿固有の識別番号及び商品情報と、サーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき、サーバー制御部が回転コンベア上の商品の過不足情報を予測し、その予測結果に基づき、不足する商品の投入指示を作業端末に対して出力することを特徴とする。
この発明では、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーと通信する端末として、顧客端末に加えて回転コンベア上に商品が載置された皿を載せる職人により操作する作業端末を儲け、情報管理サーバーが受信した情報に基づき回転コンベア上の商品の過不足を予測して不足する商品の投入指示を作業端末に対して指示するようにしたため、作業端末を操作する職人が調理し、商品を皿と共に回転コンベアに置く時、どんな商品が出されたかその種類が分かり、情報管理サーバーでは、回転コンベア上の皿の上の商品がいつ調理された何の商品かが分かる(皿ごとの時間管理が可能となる)。更に、顧客端末は無線ICチップから皿固有の識別番号と商品情報とを読み取って情報管理サーバーへ送信するようにしたため、情報管理サーバーは顧客端末毎の支払い金額の計算だけではなく、売れ筋の商品の管理もできる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の店舗システムは、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーと通信する商品選別機を更に有し、商品選別機は、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーと通信する第4の通信部と、回転コンベア上の所定経路を移動する皿に内蔵されている無線ICチップからその皿に固有の識別番号を読み取る読取部と、回転コンベアの所定経路における皿を排除する商品排除装置と、読取部で読み取った皿に固有の識別番号を第4の通信部により情報管理サーバーへ送信させ、第4の通信部により情報管理サーバーからの撤去信号を受信したときには商品排除装置を動作させて撤去信号が示す皿を回転コンベア上から排除する第2の制御部とを備え、
情報管理サーバーは、サーバー記憶部に価格情報に加えて商品賞味情報を含む商品情報テーブルが格納されており、その商品賞味情報と、第2の通信部により受信した商品選別機から送信された皿に固有の識別番号と、作業端末から送信された皿に固有の識別番号及び商品情報とに基づき、サーバー制御部により個々の皿の上の商品毎にその商品の鮮度が設定条件を超えて低下したか否か判定し、個々の皿の上の商品の鮮度が設定条件を超えて低下したと判定したときは、その設定条件を超えて低下した商品を載せている皿を撤去するための撤去信号を生成して第2の通信部により商品選別機へ送信することを特徴とする。
この発明では、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーと通信する商品選別機を更に設け、この商品選別機には回転コンベアと共に移動する皿に内蔵されている無線ICチップからその皿に固有の識別番号を読み取る読取部と、商品排除装置を有しており、商品選別機により読み取られた皿に固有の識別番号を情報管理サーバーへ送信するようにしたため、その皿の商品の調理後の時間を計算し、規定時間を過ぎている場合に、商品選別機は、移動式商品陳列棚から当商品を排除することができ、一定以上の鮮度の商品を回転コンベア上に提供していることを顧客に対するアピールができる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の店舗システムは、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバー及び顧客端末と通信する経路端末を更に有し、経路端末は、情報管理ネットワークを介して情報管理サーバー及び顧客端末と通信する第5の通信部と、回転コンベアの予め定めた経路区間に載っている複数の皿にそれぞれ内蔵されている無線ICチップから識別番号を読み取る第2の情報読取部と、第2の情報読取部で読み取られた複数の皿の各識別番号を、第5の通信部により情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーへ送信させる第3の制御部とを備え、情報管理サーバーは、第2の通信部により受信した経路端末から送信された複数の皿の各識別番号とサーバー記憶部に記憶された商品情報テーブルとに基づき、サーバー制御部により回転コンベア上の予め定めた経路区間に載っている皿の位置情報を生成して第2の通信部により顧客端末へ送信し、顧客端末は、第1の通信部により受信した情報管理サーバーが送信した皿の位置情報を表示する第2の表示部を備えたことを特徴とする。
この発明では、経路端末により回転コンベアの予め定めた経路区間に載っている複数の皿にそれぞれ内蔵されている無線ICチップから識別番号を読み取って情報管理サーバーを経由して顧客端末の表示部に皿の位置情報を表示させるようにしたため、個々の商品のそれぞれの現在の位置を顧客に把握させることができ、顧客からの要望があれば、その商品の現在位置を表示で知らせて、表示がない場合に注文を即座にすることが可能となる。この表示の機能により、回転コンベア(移動式商品陳列棚)にあるか目で探しまわる余計な作業を不要にできる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の店舗システムは、プリペイドカードが、識別情報を保存する領域と、預託金額を保存する領域と、割増金額を保存する領域と、予め定めた複数種類の特典の割引後の金額を保存する領域とを少なくとも有するプリペイドカードであり、情報管理サーバーは、サーバー制御部により支払い金額の総和に基づく精算料金を生成し、かつ、精算料金に応じて予め定めた規則に従って割増金額を算出すると共に、精算料金及び顧客端末から受信した識別情報に基づいて、サーバー制御部により複数種類の特典のうち任意の種類の特典を選択するための選択表示情報を生成して第2の通信部を介して顧客端末へ送信する手段と、顧客端末から選択表示情報の中から選択されて送信された特典選択情報を第2の通信部を介して受信し、その特典選択情報により指定された特典の割引率を求め、精算料金、割増金額及び割引率を決済処理情報として第2の通信部を介して顧客端末へ送信し、顧客端末は、書き込み手段によりプリペイドカードの預託金額を保存する領域に、預託金額から受信した精算料金を差し引き、かつ、受信した割増金額を加算した金額に、受信した割引率に応じた金額を書き込むと共に、割増金額を保存する領域に受信した割増金額を書き込み、かつ、特典の割引後の金額を保存する領域に受信した割引率により割引後の金額を書き込むことを特徴とする。
この発明では、プリペイドカードに単に情報管理サーバーが計算した支払い金額だけでなく、プリペイドカードからの識別情報に基づき、顧客に個別に対応して複数種類の特典のうち任意の種類の特典を選択することができるため、顧客は選択した種類の特典の利益を享有することができる。
また、上記の目的を達成するため、発明の端末は、店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、商品が回転コンベアにより皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得したときに、少なくとも皿固有の識別番号を情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーへ送信し、情報管理サーバーから送信された決済処理情報を情報管理ネットワークを介して受信する顧客が着席可能な各席に対応してそれぞれ設置されている、顧客用の端末であって、
設置された席に着席している顧客が回転コンベア上に載っている複数の皿の中から購入希望の商品をその商品を乗せている皿と共に取得する毎に、その皿に内蔵されている無線ICチップから皿固有の識別番号を読み取る読取手段と、情報管理ネットワークに接続された通信部と、識別情報と預託金額とが少なくとも記憶された読み書き可能なプリペイドカードが着脱自在とされ、プリペイドカードが挿入されたときには挿入されたプリペイドカードから識別情報及び預託金額を読み取るインタフェース部と、インタフェース部に読み取られた預託金額と識別情報とを記憶する記憶部と、読取手段で読み取った皿固有の識別番号を、設置位置に対応した位置情報とインタフェース部に読み取られた識別情報及び預託金額と共に商品取得情報として通信部により情報管理ネットワークへ送信させ、料金精算時には決済通知を位置情報と共に通信部により情報管理ネットワークへ送信させる一方、決済処理情報及び警報情報を情報管理ネットワークを介して通信部により受信させる制御手段と、情報管理サーバーが受信した商品取得情報中の位置情報と識別情報が示す顧客端末単位に支払い金額を生成しており、情報管理サーバーが決済通知を受信したときには支払い金額の総和に基づく精算料金を決済処理情報として情報管理サーバーから送信されたときに、通信部により受信される決済処理情報を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶部に記憶した決済処理情報を新たな預託金額としてプリペイドカードに更新記憶する書き込み手段と、記憶部に記憶された決済処理情報を表示する表示部とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、発明のサーバー装置は、店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、商品が回転コンベアにより皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得したときに、その皿に内蔵されている無線ICチップから皿固有の識別番号を読み取って送信する顧客端末との間で、情報管理ネットワークを介して通信すると共に、通信回線を介して店舗外の統括情報管理サーバーと接続されたサーバー装置であって、
情報管理ネットワークを介して少なくとも顧客端末と通信し、顧客端末から送信された皿固有の識別番号と顧客端末の位置情報とを含む商品取得情報、又は決済通知を情報管理ネットワークを介して受信する通信部と、少なくとも価格情報を含む商品情報テーブルを格納するサーバー記憶部と、顧客端末に挿入されたプリペイドカードから読み取られて顧客端末から送信された識別情報及び預託金額を、商品取得情報と共に情報管理ネットワークを介して通信部により受信したときには、受信した商品取得情報中の位置情報と識別情報が示す顧客端末単位に、第2の通信部が受信した皿固有の識別番号と識別番号の数とサーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき支払い金額を生成すると共に、通信部が受信した預託金額から支払い金額を差し引いた金額を顧客端末へ送信し、受信した預託金額から生成した支払い金額を差し引いた金額が予め定めた一定額以下になった時に警報情報を顧客端末へ送信する第1の手段と、通信部が決済通知を受信したときには受信した預託金額から生成した支払い金額を差し引いた金額を決済処理情報として送信する第2の手段とを備えるサーバー制御部とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、発明のサーバー装置は、サーバー制御部が、通信部が決済通知を受信したときには、受信した商品取得情報中の位置情報と識別情報が示す顧客端末単位に、通信部が受信した皿固有の識別番号と識別番号の数とサーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき支払い金額の総和に基づく精算料金を生成し、かつ、精算料金に応じて予め定めた規則に従って割増金額を算出すると共に、精算料金及び顧客端末から受信した識別情報に基づいて、複数種類の特典のうち任意の種類の特典を選択するための選択表示情報を生成して通信部を介して顧客端末へ送信する第3の手段と、顧客端末から選択表示情報の中から選択されて送信された特典選択情報を通信部を介して受信し、その特典選択情報により指定された特典の割引率を求め、精算料金、割増金額及び割引率を決済処理情報として通信部を介して顧客端末へ送信する第4の手段を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、発明のサーバー装置は、情報管理ネットワークを介して、皿の上に商品を載せる一又は二以上の職人により個別に操作される一又は二以上の作業端末と通信可能に接続されており、通信部が、作業端末から送信された、回転コンベア上に皿を載せるときに皿に内蔵された無線ICチップから読み取った皿固有の識別番号と、皿の上に載せた商品の商品情報とを、情報管理ネットワークを介して受信したときは、サーバー制御部は、顧客端末から受信した皿固有の識別番号と、作業端末から受信した皿固有の識別番号及び商品情報と、サーバー記憶部に格納された商品情報テーブルとに基づき、回転コンベア上の商品の過不足情報を予測し、その予測結果に基づき、作業端末に対して不足する商品の投入指示を出力することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、発明のサーバー装置は、情報管理ネットワークを介して、撤去信号が示す皿を回転コンベア上から排除する商品排除装置を備えた商品選別機と通信可能に接続されており、通信部が、商品選別機から送信された、回転コンベア上の所定経路を移動する皿に内蔵されている無線ICチップから読み取られたその皿に固有の識別番号を情報管理ネットワークを介して受信したときは、サーバー制御部は、価格情報に加えて商品賞味情報を含む商品情報テーブル中の商品賞味情報と、商品選別機から受信した皿に固有の識別番号と、作業端末から受信した皿に固有の識別番号及び商品情報とに基づき、個々の皿の上の商品毎にその商品の鮮度が設定条件を超えて低下したか否か判定し、個々の皿の上の商品の鮮度が設定条件を超えて低下したと判定したときは、その設定条件を超えて低下した商品を載せている皿を撤去するための上記撤去信号を生成して通信部から商品選別機へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、情報管理サーバーが顧客端末から受信した皿固有の識別番号と位置情報とに基づき、顧客端末単位に支払い金額を生成することにより、顧客端末単位毎の支払い金額の自動計算ができるため、情報管理サーバーに集約した簡単な構成により、不特定の客が購入した調理商品の料金の計算・支払いの自動化ができ、更には顧客端末に挿入したプリペイドカードの識別情報に基づき、決済後の預託金額のカードへの更新記憶やカードでの支払い不能状態が近付いたことの警告などの顧客個々に対応したサービスを提供することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる店舗システムの一実施の形態のシステム構成図を示す。本実施の形態の店舗は、回転寿司店であり、その店舗内には本発明のサーバー装置の一例である情報管理サーバー1と、顧客が利用するn台(nは任意の自然数)の顧客端末2−1、2−2、・・・、2−nと、商品を調理する複数の職人が個別に利用するm台(mは任意の自然数)の作業端末3−1、3−2、・・・、3−mと、配膳者が利用する配膳者端末4と、商品選別機5と、プリペイドカード等を販売するカード自動販売機6と、支払い担当者が利用する料金精算端末7と、移動式商品陳列棚8と、顧客に対して店内を案内するための案内表示盤9とが、互いに情報管理ネットワーク10に接続された構成とされている。
上記の移動式商品陳列棚8は、寿司を載せた皿18aを載置した状態で客の前を巡回するループ状の回転コンベア81を含む。この移動式商品陳列棚8により客の前を移動する皿18aと、商品選別機5で選別される皿18bと、顧客端末2−1〜2−nを操作する顧客により回転コンベアから持ち去られる皿18cと、作業端末3−1〜3−mを操作する職人により握られた寿司が載せられてから回転コンベアに載せられる皿18dのそれぞれには、各皿固有の識別番号が、皿18a〜18dに組み込まれている「非接触IC」(以下、無線ICチップとも称する)に予め書き込まれている。
この各皿固有の識別番号とは、皿がそれに載せられる寿司等の商品の単価に応じた色で区別できるようにされている場合、その色別に分類された識別番号であり、また、同じ色の皿の場合は通し番号である。従って、上記の識別番号により、皿の種類を特定でき、識別番号の数(識別番号自体の値ではない)により皿の枚数を判別でき、識別番号とその数により購入した商品の支払い金額を算出することができ、回転コンベアに載せられる時の皿の識別番号の値から回転コンベア上の特定の皿の時間管理が可能となる。
顧客端末2−1〜2−nはそれぞれ同一構成であり、例えば図2に示すように、商品情報を取得する情報取得部22に、皿18cに内蔵の無線ICチップと交信する為の通信機「RFIDスキャナ」(以下、スキャナ又はRFIDと称する)21が設置されており、これにより皿18cに内蔵の無線ICチップのデータを読み取る。スキャナ21を複数個設けた場合は、上記の皿18cに内蔵の無線ICチップのデータの確実な読み取りを実現することができる(確実に当該顧客が選択したことを確認すると共に、隣の顧客の皿の読み誤りを防止する)。また、スキャナ21を複数個設置したときには、それら複数個のスキャナ21からのデータの論理積をとり、誰〈どの顧客〉が選択したかを認知する。
また、顧客端末2−1〜2−nのそれぞれは、図2に示すように、情報を送受信する通信部23と、挿入された顧客所有のカードのID情報を格納する記憶部24と、情報取得部22が取得した商品情報を上記記憶部24に格納されたID情報と共に商品取得情報として通信部23を介して情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1へ送信するよう制御する制御部25と、表示部26とを備えている。上記の記憶部24は、ICメモリカードを着脱自在とするインタフェース(I/F)部(図3に27で示す)に接続される。図3に示す上記のICメモリカード45は、一般的なクレジットカードの場合は、暗証番号を入れて、インターネット回線を通じて、図1に示すクレジットカード会社のサーバー12に、接続して信用紹介を行う。預託金額などのプリペイド情報を格納するICメモリカード(プリペイドカード)の場合は、残高を表示部26に表示する。
更に、顧客端末2−1〜2−nのそれぞれは、特別注文の商品を選択するための手段として、個々の選択ボタン、または、自由に選択出来るタッチタイプの画面と、一括支払対象の顧客の番号を入力する装置と、現金の追加投入の装置と、顧客の希望する操作をするためのその他の入力装置とを備えている。なお、上記の表示部26には、移動式商品陳列棚8上にある希望する商品の現在場所や、空席等の状況を示す表示も行う。
ここで、上記の特別注文の商品とは、移動式商品陳列棚8に無い商品及び酒類等の飲料、その他のサイドオーダー品(汁物等)をいう。また、表示部26には、その日のお奨め商品の紹介等も行う。上記の現金の追加投入の装置は、プリペイドカードの場合、残金が予め設定された金額になったら警報を出し、預託金の追加をさせるための装置で、これにより、いちいち顧客が席を立ち、カード自動販売機6に行ってプリペイドカードを購入せずに済むので、食事を気持ちよく継続できる。但し、払い戻しはカード自動販売機6に機能を持たせるので、ここでは払い戻しの機能は不要である。
また、上記の一括支払対象の顧客の番号を入力する装置は、タッチタイプの画面が便利であり、同席者の分も支払うため、自分を中心に左右複数名の顧客番号を画面で選択する事で、一括支払いを行うことが容易である。また、上記の表示部26は、希望する商品の現在場所も表示し、移動式商品陳列棚8で移動する皿に載せられた寿司を見るだけでなく、表示部26のタッチパネルで希望する商品名の表示部分を触ると、移動式商品陳列棚8のどこに、位置するかが分かる様に表示する。これにより、待てば希望の寿司を載せた皿が回って来るのか、あるいは、注文するべきかが、分かる仕組みとなっている。
更に、顧客端末2−1〜2−nのそれぞれに設けられた表示部26には、例えば緑色の電球の点灯などにより、空席か在席などの状況も表示する。顧客端末2−1〜2−nに顧客がカードを挿入すると、在席表示が行われる。また、この情報は、顧客端末2−1〜2−nから情報管理ネットワーク10を通じ、情報管理サーバー1に送られ、再び店内の案内表示盤9に送られ、空席状況を来店した顧客に知らせる。これは顧客が店舗に入ってきて、座れる場所を探す時の表示として使用する。また、顧客端末2−1〜2−nのそれぞれに設けられている上記の顧客の希望する操作をするためのその他の入力装置としては、食事の完了時の精算の依頼・同伴顧客の料金の一括精算の命令・特別の注文の為に配膳係りを呼ぶ、一括後払いの宣言等のために用いられる。
次に、作業端末3−1〜3−mについて説明する。作業端末3−1〜3−mのそれぞれは、例えば図4に示すように、寿司が載せられる皿18dに内蔵された無線ICチップに当該商品情報を書き込み、また無線ICチップからスキャナ31により皿18dの固有の識別番号を読み取る情報読取/書込部32と、皿18dに載置される寿司等の商品情報や各職人が調理した特別メニューの商品の品名と価格(時価)を入力するための入力部33と、情報を送受信する通信部35と、情報読取/書込部32が書き込んだ商品情報に基づく商品投入情報を通信部35を介して情報管理ネットワーク10を経由して情報管理サーバー1へ送信するよう制御する制御部34とを有する。
すなわち、作業端末3−1〜3−mのそれぞれは、職人個々に対応して操作され、職人が調理した寿司を皿18dに載せて移動式商品陳列棚8に載せる時に、皿18dに当該寿司の商品情報を入力部33により入力して情報読取/書込部32により内蔵の無線ICチップに書き込むと共に、その寿司の商品情報を、情報管理サーバー1に送り、移動式商品陳列棚8にある寿司の管理を行わせる。情報管理サーバー1は売れ筋の寿司の在庫数等を勘定し、職人に対し、調理すべき寿司の指示を自動的に行う。
また、作業端末3−1〜3−mのそれぞれは、図4では図示を省略したが、顧客からの特別の注文のうち、職人の作業場で調理する寿司ネタの品名と個数、及び顧客番号を表示するための表示装置も備えている。この作業端末3−1〜3−mの表示装置により、表示されている番号の顧客からの特別の注文に応じて調理し、その顧客に手渡ししたり、移動式商品陳列棚8に売れ筋の寿司を載せた皿が切れ目なく並ぶ様に情報管理サーバー1からの指示に基づいて各職人が調理すべき寿司ネタの品名と個数も表示される。
また、上記の入力部33により、皿18dをスキャナに通してどの皿に対するものかを紐付けし品名と価格を入力すると、これら情報(皿の識別・品名・価格)は情報管理サーバー1に送られる。また、上記の入力部33により、その日の材料または、顧客からの特別要望により、調理した一般的なメニューに無い寿司ネタの場合の価格を入力すると、その情報は情報管理サーバー1に送られる。
次に配膳者端末4について説明する。配膳者端末4は、配膳者の作業場にある端末で、各顧客からの移動式商品陳列棚8に並ばない特別な商品の注文を受け、その商品と数量を表示する端末である。上記の移動式商品陳列棚8に並ばない特別な商品とは、例えば、酒やジュースなどの飲料や汁類等の場合である。
次に、商品選別機5について説明する。商品選別機5は、例えば図5に示すように、移動式商品陳列棚8の回転コンベア81上に載置されて移動する皿18bに内蔵の無線ICチップから識別番号を読み取るスキャナ51及び情報読取部52と、この情報読取部52で読み取った識別番号を記憶する記憶部53と、情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1と通信を行うための通信部54と、回転コンベア81の移動速度に合わせて移動し皿18cを移動式商品陳列棚8から撤去を行う商品排除装置56と、商品排除装置56を制御する制御部55とからなる。商品排除装置56は、皿18bを挟んで回転コンベア81から取り上げるべく支点56bを中心として開閉する把持部56aが、レール56cを回転コンベア81の移動速度に合わせて移動する構成である。
商品選別機5は、上記のスキャナ51で読み取った皿の固有の識別番号を、記憶部53から通信部54を介して情報管理サーバー1に送り、個々の皿の鮮度を確認させ、これにより情報管理サーバー1からは皿に載せられている寿司ネタ毎に決められている設定条件(調理後の経過時間により商品提供の可否を決める)を超えた個々の皿を撤去するための信号が送られて来る。商品選別機5の制御部55は、寿司ネタ毎の設定条件を超えた皿を撤去するための信号が通信部54を介して入力された場合、移動式商品陳列棚8の回転コンベア81から該当の皿を商品排除装置56により撤去する。これにより、移動式商品陳列棚8には、常にある一定以上の鮮度の商品が供給されることになる。
次に、カード自動販売機6について説明する。カード自動販売機6は、以下の機能を具備している。カード自動販売機6は、まず、第1にプリペイドカードの販売機能を有する。この機能実現のため、カード自動販売機6は、現金の投入口、カードの発行口等を備えている。プリペイドカードは、顧客が支払った預託金額を記憶したカードであり、内蔵ICのものが便利であるが、従来のテレフォンカード式のカードでも、使用可能である。
カード自動販売機6は、第2に払い戻しの機能を有する。一見の顧客の場合、予め支払った現金(デポジット)と消費した料金の差額を返金する。この場合、デポジット金額に応じたプレミアも同時に一定の基準に従い精算する機能が含まれている場合もある。この計算は、情報管理サーバーにて行われる。
カード自動販売機6は、第3に払い出したプリペイドカードの枚数(件数)と金額、払い戻しを行ったカードの枚数(件数)と金額等の情報を送信する機能を有する。この情報は、ネットワークを通じて随時、情報管理サーバー1に送られる。またこの情報は、さらに情報管理サーバー1から、インターネットを通じ、本社等に置かれている統括の情報管理サーバー11に送られる。
カード自動販売機6は、第4にプリペイドカードに識別番号を付与する機能を有する。この機能により、プリペイドカードの識別番号を会員番号として、店舗利用の履歴を情報管理サーバー1に残し、特別なサービスとして、ポイント制の導入等が考えられる。
ところで、カードには、いくつかのタイプが考えられる。第1のタイプは、個別の識別番号のみをデータとして保存し、その他のデータ、例えば、会員番号、会員情報、預託金額等は、会員番号を引用する形で、情報管理サーバー1に保存するタイプである。従い、もし会員が紛失したプリペイドカードを他者が取得し、そのカードのデータを読み出そうとしても、単なる数字である「識別番号」のみが分かるだけで、情報管理リスクの回避が高いシステムである。第2のタイプは、カードそのものに、個別の識別番号と預託金額等最低限のデータを保存するタイプである。
第3のタイプは、カードそのものに、個別の識別番号と預託金額及び預託金の積み増しの度に付与される割増金額等最低限のデータを保存するタイプである。第4のタイプは、カードには、単に、消費金額のみのデータを蓄積するタイプである。これは、会員登録せずに、料金精算端末7で現金支払する顧客に対応するためのもので、毎回精算時にカードを回収すると同時に情報内容も消去し、再利用する。再利用カードは、顧客端末に置いておけば、初めての顧客で、会員登録を希望しない場合でも、本特許によるシステムを利用する事が可能となる。
次に、料金精算端末7について説明する。この料金精算端末7は、料金精算場所(キャッシャー)にある端末であり、顧客の要望により、プリペイドカード等を利用しない場合の支払い方法で、従来の様に、顧客番号の告知を受けて、現金または、クレジットカードでの支払いを行うレジとしての機能を有する。カード自動販売機6を設置しない場合、あるいは、故障時に活用する支払い方法としても対応できる機能である。
次に、移動式商品陳列棚8について説明する。移動式商品陳列棚8は、例えば図6に示すように、皿18aを載せて移動させるためのループ状の回転コンベア81と、経路端末82とからなる。経路端末82は、回転コンベア81の所定経路上に配置され、回転コンベア81上の皿18aに内蔵されている無線ICチップから皿18aの識別情報を読み取るための複数個のスキャナ61と、複数個のスキャナ61で読み取られた識別情報を所定の複数単位でまとめて出力する情報読取部62−1、62−2等と、これらの情報読取部62−1等からの情報に基づき、商品位置情報を生成する情報制御部64と、この情報制御部64で生成された商品位置情報を、情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1と顧客端末2−1〜2−nに送信する通信部65とを備えている。
次に、情報管理サーバー1について説明する。情報管理サーバー1は、図1に示したように情報管理ネットワーク10を介して顧客端末2−1〜2−n、作業端末3−1〜3−m、配膳者端末4、商品選別機5、カード自動販売機6、料金精算端末7、移動式商品陳列棚8及び案内表示盤9に接続されており、例えば図2に示すように、情報管理サーバー1は、顧客端末2−1〜2−nから商品取得情報を受信する情報通信部101と、価格情報及び所要数量情報及び商品賞味情報などを含む商品情報テーブル102を格納するサーバー記憶部103と、情報通信部101が受信した商品取得情報とサーバー記憶部103に格納された商品情報テーブル102とに基づき、支払金額情報を生成するサーバー制御部104とを有する。また、サーバー制御部104は、作業端末3−1〜3−mから送信された商品投入情報、顧客端末2−1〜2−nから送信された商品取得情報、及びサーバー記憶部103に格納された商品情報テーブル102に基づき、移動式商品陳列棚8の回転コンベア上の商品の過不足情報を予測し、その予測結果に基づき、作業端末3−1〜3−mに対して不足すると思われる商品の投入指示を出力するよう制御する。
すなわち、情報管理サーバー1は以下の機能を有する。第一の機能は、情報管理サーバー1は、顧客端末2−1〜2−nからの情報として、移動式商品陳列棚8から提供された皿固有の識別番号と特別に配膳者端末4に対する注文を認識し、顧客毎に料金を精算し、顧客端末で精算する機能であり、第二の機能は、作業端末3−1〜3−mの情報を入手する事で調理した商品を把握し、移動式商品陳列棚8上の商品と、時間帯による予想売れ筋商品の在庫数との差異を自動的に計算し、作業端末3−1〜3−mに調理すべき商品とその量を指示する商品投入指示機能であり、第三の機能は、配膳者端末4からの情報としての顧客からの特別注文に応じた事を示す確認を得て、料金の積算に活用する機能である。
更に、情報管理サーバー1は、カード自動販売機6からの情報として、顧客の預託金の積算を行うか、あるいは、顧客により、払い戻しされた金額の情報を得て、現金の収支を認識するか、さらに、払いだされたカードの枚数を積算し、カードの補充の必要性の警告を配膳者端末4に送り出す第四の機能と、料金精算端末7からの情報として、顧客の要望による現金支払いの場合の現金の収支を認識し、クレジットカードによる精算の場合の売掛金の積算を行う第五の機能と、商品選別機5からの情報として、ここを通過する皿18bを直前に検知した当該商品の認識番号を取得し、これを蓄積されている情報と照合し、設定条件による指示を発信する事により条件を超えた商品を撤去させる第六の機能と、移動式商品陳列棚8からの情報として、これのいくつかの領域(ブロック)ごとに陳列中の商品の内容を把握し、顧客端末2−1〜2−nに希望商品の現在の位置を知らせる機能、あるいは、顧客の希望する該当商品が無い場合は、顧客端末2−1〜2−nの移動式商品陳列棚8の位置情報には何も表示せず、発注希望を確認する事を要求する表示(発注するか聞く)を行う第七の機能と、顧客端末2−1〜2−nにおけるクレジットカードによる精算の場合のクレジットカード会社との連絡の仲介を行う第八の機能と、その他、中心局である統括の情報管理サーバー11からの指示を受けて、店舗内の個々の端末に対し指示を出す第九の機能を有する。
この他に情報管理サーバー1は、プリペイドカードのタイプによるが、一つの方式として、カードには、識別番号のみを保存し、会員番号・会員情報・預託金額・各種の特典(プレミア)の情報を蓄積する機能も有する。この場合、プリペイドカードには少ない情報の容量で済むので、安価なカードで顧客に貸与する事が可能となる。また、顧客がプリペイドカードを紛失しても、基本的に全ての情報が情報管理サーバー1にあるので、再発行も容易となる。
図1において、上記の情報管理サーバー1は、インターネット等の通信回線を通じて、センター(中心局)の統括の情報管理サーバー11と接続されている。また、この店舗と同様の構成の他の店舗システム18の情報管理サーバー(図示せず)も統括の情報管理サーバー11にインターネット等の通信回線を通じて接続されている。更に、統括の情報管理サーバー11は、通信回線を通じて、クレジットカード会社のサーバー12に接続されていると共に、在庫確認の端末13、各種の業務上の端末14、経理確認の端末15に接続されている。
統括の情報管理サーバー11は、上記の情報サーバー1及び他の店舗のシステム18の情報管理サーバー(図示せず)からの情報を受け、それぞれの店舗の在庫状況、売り上げ、売掛金、現金の収支等の経理データの蓄積、その他情報の管理を行う機能と、顧客の希望によるクレジットカードでの精算の場合のクレジットカード会社との情報連絡の仲介を行う機能と、会員である顧客の場合の個々の情報の管理を行う機能とを有し、また、会員の情報16に基づいて金融機関17の当該会員の口座からの自動引き落とし機能を有する。
他の店舗システム18が複数ある場合も、各店舗の情報管理サーバーからインターネット等の通信回線を通じて、各種の情報を統括の情報管理サーバー11へ送ることで、複数店舗を管轄する、例えば本社等の情報管理サーバー11で各店舗の売り上げ計算、在庫の管理、必要な資材の購入量の算定等の業務が容易に行える。
この実施の形態は、情報管理ネットワーク10によって、顧客端末2−1〜2−n、作業端末3−1〜3−m、配膳者端末4、会計係の料金精算端末7、商品選別機5、カード自動販売機6及び移動式商品陳列棚8の情報を情報管理サーバー1に集め個々の情報を相互に分析し、それぞれの端末に必要な情報を送り、それぞれの処理を実行することで、店舗全体で省力化を図るものである。
次に、図1に示した店舗システムの全体の動作について説明する。回転寿司店に入ってきた顧客は、まずカード自動販売機6にて希望の預託金額が記憶されているプリペイドカードを購入する。このプリペイドカードには前述したように、識別番号(ID情報)が記憶されており、これを会員番号として店舗利用の履歴を情報管理サーバー1に残すと共に、特別なサービスとしてポイントが情報管理サーバー1に残すようにされる。なお、プリペイドカードを購入しない選択も可能であり、顧客が現金又はクレジットカードを使用する場合は、現金用カード又はクレジットカード使用識別カードなどをカード自動販売機6のメニュー画面から選択して取得する。
続いて、顧客は案内表示盤9の表示を見て空席を探す。図7はこの案内表示盤9の画面の一例を示す。同図に示すように、案内表示盤9の画面には、移動式商品陳列棚8を示す画像91に沿って配置された客席を示す画像が表示されている。この客席を示す画像は、空席が白丸で、準備席が黒丸で、在席が白三角で、予約席が黒三角で示されている。上記の予約席及び準備席は、店員が予め配膳者端末4又は料金精算端末7を使用して入力することで情報管理サーバー1の制御の下に表示される。なお、図7中、画像92は店舗内の案内表示盤9の位置を示す画像、画像93はカード自動販売機6の位置を示す画像、画像94は料金精算端末7の位置を示す画像である。
顧客は空席のうち任意の空席に着席し、顧客端末2−1〜2−nのうち、着席した客席に対応して設けられている顧客端末に前述したプリペイドカードなどを読み込ませる。この読取情報は、顧客端末固有の在席位置を示す情報と共に情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1に供給され、ここで読み取り情報中の会員番号が在席位置を示す情報と共に記憶されると共に、情報管理サーバー1により案内表示盤9の在席位置に対応した画像部分が空席の白丸から在席であることを示す白三角の画像に切り替わる。なお、団体客が在席した時には、団体客の代表者が自分の席の顧客端末を操作して、代表して団体客の他の客の顧客端末の番号を入力することができる。また、顧客端末2−1〜2−nに顧客の座席の位置を表示することにより、一括に支払いを受け持つ顧客の顧客端末から一括支払い対象の顧客の番号を選択する事ができる。
顧客端末2−1〜2−nの図2に示した表示部26の画面には、例えば図8に示すような画像が表示されている。図8において、白丸、白三角、黒三角は、それぞれ移動式商品陳列棚8の回転コンベア上を移動している、ネタA、B、Cが載っている皿の位置を示す画像であり、95はその顧客端末の位置を示す画像である。なお、図8では皿上のネタを表示しているが、このネタと共に料金を併せて表示することも可能である。また、特別メニューは黒四角で示される。更に、特別な割引セールやキャンペーンなどにより割安なネタを単独で、又は料金と共に画像表示することも可能である。
上記の回転コンベア上の皿の位置情報は、移動式商品陳列棚8の図6に示した経路端末82の情報読取部62−1等からの皿18aの識別番号情報に基づき、情報制御部64で生成された商品位置情報が、通信部65及び情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1へ送信され、更に情報管理サーバー1で処理された後顧客端末2−1〜2−nに受信されることで、顧客端末2−1〜2−nの表示部26にリアルタイムで表示される。
また、回転コンベア上の皿にどの種類の寿司(ネタ)が載っているかは、作業端末3−1〜3−mから送信された皿の識別番号に基づき、情報管理サーバー1により識別処理される。すなわち、寿司職人が個別に操作する作業端末3−1〜3−mのうち、寿司を握って皿に載せるときにその寿司職人が操作する作業端末の図4に示した入力部33により商品番号(寿司ネタに対応した番号)を入力することで、寿司を載せた皿に内蔵されている無線ICチップに、情報読取/書込部32によりその商品番号を書き込んだ後、情報読取/書込部32により無線ICチップに書き込まれている皿固有の識別番号(皿番号)が、上記の商品番号と共にスキャナ(アンテナ)31により読み出されて情報読取部32により読み取られ、その皿番号が商品番号と共に情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1へ送信される。
これにより、情報管理サーバー1は移動式商品陳列棚8上の商品情報と皿番号とを対応付けて記憶すると共に、その情報を顧客端末2−1〜2−nへ送信して表示部26に図8に示した画像をリアルタイムで表示させる。また、情報管理サーバー1は、作業端末3−1〜3−mから入力された商品情報と時間帯による予想売れ筋商品の在庫数との差異を自動的に計算し、作業端末3−1〜3−mに調理すべき商品とその量を指示する。これにより、回転コンベア上には常に最適な種類及び量の商品が配置されることができる。
なお、作業端末3−1〜3−mでは商品番号を入力しなくても差し支えない。その場合は顧客端末2−1〜2−nの表示部26の画面には皿の位置情報とその皿の料金とが表示される。
顧客は、回転コンベアと共に移動する皿の上に載っている寿司のうち、好みの寿司を皿と共に取ると、その皿に内蔵されている無線ICチップに書き込まれている皿固有の識別番号(皿番号)と商品番号とが、顧客の席の近くに配置された顧客端末の図2に示すスキャナ21により読み取られ、情報取得部22により取得されて所定の信号形態に変換された後、記憶部24に記憶されると共に、皿番号と商品番号が商品取得情報として、その顧客の席に対応して設置された顧客端末の位置情報と共に通信部23を介して情報管理ネットワーク10へ送信され、情報管理サーバー1の情報通信部101により受信される。なお、記憶部24には顧客が使用したカードのID情報が記憶されている。
情報管理サーバー1は、情報通信部101が受信した商品取得情報とサーバー記憶部103に格納された商品情報テーブル102とに基づき、サーバー制御部104により支払金額情報を生成し、受信した位置情報が示す顧客端末毎に(顧客毎に)サーバー記憶部103に記憶する。また、サーバー制御部104は、作業端末3−1〜3−mから送信された商品投入情報、顧客端末2−1〜2−nから送信された商品取得情報、及びサーバー記憶部103に格納された商品情報テーブル102に基づき、作業端末3−1〜3−mに対して商品投入指示を出力するよう制御する。
一方、商品選別機5は、スキャナ51で読み取った皿の固有の識別番号を、記憶部53から通信部54を介して情報管理サーバー1に送り、個々の皿の鮮度を確認させ、これにより情報管理サーバー1からは皿に載せられている寿司ネタ毎に決められている設定条件(調理後の経過時間により商品提供の可否を決める)を超えた個々の皿を撤去するための信号が送られて来る。商品選別機5の制御部55は、寿司ネタ毎の設定条件を超えた皿を撤去するための信号が通信部54を介して入力された場合、移動式商品陳列棚8の回転コンベア81から該当の皿を商品排除装置56により撤去する。これにより、移動式商品陳列棚8には、常にある一定以上の鮮度の商品が供給される。
顧客は、移動式商品陳列棚8の回転コンベア81に載っていない寿司を注文するときには、顧客端末を使用してその寿司を注文すると、その注文品情報が情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1へ送信され、それを受けた情報管理サーバー1が情報管理ネットワーク10を介して作業端末3−1〜3−mのうち、任意のあるいは作業中でない作業端末に対して、その注文品情報を作業端末の表示装置に表示させる。寿司職人は作業端末の表示装置に表示されている番号の顧客からの特別の注文に応じて調理し、その顧客に手渡ししたり、移動式商品陳列棚8に売れ筋の寿司を載せた皿が切れ目なく並ぶ様に情報管理サーバー1からの指示に基づいて作業を行う。
また、顧客は、移動式商品陳列棚8に並ばない特別な商品の注文を行うときには、顧客端末を使用して注文品情報を入力する。この注文品情報は、情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1に送信される。情報管理サーバー1は、この注文品情報が特別な注文であることを識別すると、配膳者端末4に対しその注文品情報を送信する。配膳者端末4は送信元の顧客端末の情報と共に注文品情報を受信すると、それらを表示する。配膳者端末4の画面を見た店員が、その注文された特別な商品を注文した顧客に届けた後、配膳者端末4を操作して顧客からの特別注文に応じた事を示す情報を情報管理サーバー1へ送信し、料金の積算を行わせる。
また、特別調理メニューの商品の投入が行われた場合、職人が作業端末3−1〜3−mからその商品のセールスポイント等の特徴及び価格等の情報を入力し、さらに当該商品の移動式商品陳列棚8への投入時、作業端末3−1〜3−mのスキャナにより、個々の皿の無線ICチップの識別番号を読み取り、これら入力情報と読み取りデータを情報管理サーバー1に送ることにより、情報管理サーバー1は、特別メニューの投入を認識し、その商品の特徴と価格及び移動式商品陳列棚8における現在位置等の情報を、顧客端末2−1〜2−nに送り、当該情報を表示させる。これにより、特別メニューの販売促進を活発に行うことができる。
以下、同様の動作が行われ、顧客が食事を終了して料金を精算するときには、顧客端末を操作して決済通知を入力する。この決済通知は、顧客端末の位置情報と共に情報管理ネットワーク10を経由して情報管理サーバー1へ送信される。情報管理サーバー1は決済通知及び顧客端末の位置情報を受信すると、受信した位置情報から送信元の顧客端末を識別し、受信した決済通知に基づき、サーバー記憶部に記憶しているその顧客端末からそれまで送信されてきた皿固有の識別番号の値と識別番号数などに基づき、その顧客の支払い金額を計算し、送信元の顧客端末に挿入されているプリペイドカードからの預託金額から支払い金額を差し引いた金額を精算料金として、決済通知をした顧客端末へ送信して、その顧客端末に挿入されているプリペイドカードの預託金額として精算料金を更新記憶する。
なお、情報管理サーバー1は顧客端末に挿入されているプリペイドカードの預託金額と、顧客の飲食料金とを逐次監視しており、プリペイドカードの残金(=預託金額−飲食料金)が予め設定した金額以下になったら顧客端末を介して警報を出す。顧客端末には現金の追加投入装置を有しているため、顧客は上記の警報があった場合は、料金の精算を直ちに行うか、席を立たずに現金を追加することで飲食をそのまま継続することができる。
プリペイドカードを使用せず、現金又はクレジットカードで料金精算を行う顧客に対しては、情報管理サーバー1は精算した料金を、情報管理ネットワーク10を介して料金精算端末1に通知する。これにより、現金又はクレジットカードで料金精算を行う顧客は、現金又はクレジットカードにより料金精算端末1での料金支払いを行う。また、現金で料金精算を行う顧客や、現金を追加投入した顧客に対して、必要な払い戻しは料金精算端末7で行う。
また、クレジットカードでの料金支払いの際には、顧客が顧客端末を使用して暗証番号を入力すると、情報管理ネットワーク10、情報管理サーバー1、統括の情報管理サーバー11を介してクレジットカード会社のサーバー12に対して信用照会が行われ、照会がとれた顧客に対して、料金精算端末7にてクレジットカードから飲食料金を差し引いて、即時に支払い(料金精算)を終了することができる。照会がとれなかった顧客には、料金精算端末7にて現金支払いの場合と同様に飲食料金全額の現金支払いを要求する。
また、料金の精算にプリペイドカード(ICメモリカード)を使用する場合、顧客端末2−1〜2−nには、例えば図3に示すように、ICメモリカード45が着脱されるインタフェース(I/F)部27を有しており、ICメモリカード45に記憶されている顧客固有のID情報をI/F部27により読み取り、記憶部24に記憶する。顧客が購入した寿司などの商品の商品情報及びその商品が載っていた皿の皿番号情報は、記憶部24に記憶されているID情報と共に図3の通信部23及び情報管理ネットワーク10を介して情報管理サーバー1へ伝送され、情報管理サーバー1によりID情報で識別される顧客の飲食料金を計算させる。
顧客の飲食終了後、顧客端末からの決済通知に基づき、情報管理サーバー1により計算された精算料金(決済処理情報)は、情報管理サーバー1から情報管理ネットワーク10を介して通信部23で受信された後記憶部24に記憶される。この記憶部24で記憶された決済処理情報は、I/F部27を介してICメモリカード45に書き込まれると共に、料金精算端末7に通知される。料金精算端末7はICメモリカード45から取得したID情報及び決済処理情報に基づき、料金精算処理を行う。このとき、ICメモリカード45にプリペイド料金の情報が格納されている場合は、このプリペイド料金から決済処理情報が示す飲食料金を差し引く料金精算処理を行う。
このように、本実施の形態では、少なくとも皿番号のみで顧客の飲食料金を情報管理サーバー1にて精算すると共に、情報管理サーバー1にて顧客の商品の注文や移動式商品陳列棚8にある商品の時間管理、期限が切れた商品の回収、その他の各種管理を集約して行うようにしているため、簡単な構成により、不特定の顧客が購入した寿司の料金の計算・支払いの自動化や特別注文の確認(受注)、鮮度低下商品の処理ができ、また、顧客端末から商品情報を受信することで最適な商品の優先度の確立(売れ筋商品の生産、品出し)等の個々の作業の省力化を実現することができる。
ところで、上記の説明では、情報管理サーバー1は顧客の飲食料金を単に精算するように説明したが、本実施の形態では、会員となった顧客に対して割引や各種の特典を付与することができるものであり、以下、この割引処理や各種の特典処理について詳細に説明する。
前述したように、プリペイドカードには識別番号のみを保存し、情報管理サーバー1は、会員番号・会員情報・預託金額・各種の特典(プレミア)の情報を蓄積する機能を有する。この情報管理サーバー1に蓄積される情報の例を表1及び表2に示す。表1は会員を特定する個人的な情報である会員の生年月日、住所などの郵便番号を会員番号(暗証番号)及び認識番号と対応させた表である。また、表2は会員毎の預託金額・各種の特典の情報を会員番号(暗証番号)及び認識番号と対応させた表である。
Figure 0004517824
Figure 0004517824
会員である顧客は、自分の会員番号をカード自動販売機6、又は顧客端末2−1〜2−nに入力することにより、会員が情報管理サーバー1にて特定される。同一の会員番号がある場合は、区別するために、会員の属性を順に質問形式で確認していく方法を用いる。表1の例では、属性1、生年月日、郵便番号、会員の属性2、属性3の順で違いが発見されるまで確認する方法を採ることにより、会員番号を4桁等、最小に抑える事が可能である。また、会員の属性は、容易に特定の個人を認識できない様に一般的な質問事項、例えば、個人の氏名でなくイニシャルにしたり、住所は郵便番号、年齢は生年月までにする等、個人情報保護の観点を考慮しても、なお会員の特定が出来る方法を用いる。
表1では、カードの認識番号(以下、認識番号1と称す)「0400123」、「040000124」の会員は、自らの決めた第2の会員認識番号である暗証番号(以下、会員番号2と称す)が偶然に一致した場合を示している。
初めてカードを発行する場合には、暗証番号、会員の属性1、生年月日、郵便番号、会員の属性2、属性3を順次入力していき、希望する会員番号を入力してもらう。この時、全ての会員の属性が一致し、かつ、希望する会員番号(暗証番号)も一致する場合は、「この会員番号はすでに登録されているので、別の会員番号を設定して下さい」の警告を発し、新しい希望する会員番号を入力してもらう。再度一致した場合は、この操作を繰り返す。希望の番号が一致しない会員番号2になるまで行う。その時、新しい認識番号1をカードに付与して発行する。なお、会員番号2、すなわち暗証番号は、カードには保存しない。
カードを使用する際、カードに保存されている認識番号1と顧客が入力する会員番号2の一致を以ってカードの本人確認がされたものとみなし、預託金額に応じた飲食料金の精算を行う。すなわち、カードから読み取られた認識番号1と顧客の入力による会員番号2が情報管理サーバー1に送られ、これら送られてきた情報が、情報管理サーバー1内の顧客データと照合し、一致しているかを判断する。
カードを紛失し再発行する場合は、顧客が会員番号2をカード自動販売機6に入力すると、もし同一の会員番号がなければ、その会員番号2に相当する認識番号1のカードを発行する事ができる。もし、同一の会員番号があれば、その会員番号が複数の会員で使用している旨知らせ、会員の属性を確認していく。確認毎に、同一の会員番号の人数は減っていき、単一の会員になるまで確認を繰り返す。その時点で、その会員番号2に相当する認識番号1のカードを再発行する。
次に、各種の特典の例について説明する。まず、認識番号と最低限のデータを保存するタイプのカードには、実際に顧客が支払った預託金額を保存する領域と、その預託金額に応じた割増金額を保存する領域と、その預託金の支払いの時期と金額に関する情報を保存する領域とが設定されている。表3はこのタイプのカードに保存される情報例を示す。
Figure 0004517824
表3において、「割増金1」は、利用料金1,000円毎に50円加算される割増金額、「割増金2」は、利用料金5,000円毎に100円加算される割増金額であり、有効期限は、3ヶ月とする。利用料金が1,000円または5,000円を超える毎に、それぞれの割増金を充当する。
表3に示す例では、まず、預託金額を5,000円積み立てる。これにより、カード自動販売機6の画面には、表3の項番1に示すように、「預託金額」が5,000円、合計(残金)が5,000円、割増金1が250円、割増金2が50円、割増金小計が300円と表示される。
次に、利用金額が3,500円の場合、上記の預託金額から充当し精算する。割増金は、1,000円毎に充当するので、3,000円に対し、150(=50×3)円を使用する。その結果、350(=3,500−3,150)円の端数が出るので、これは、預託金額から充当するものとすると、1,650(=2,000−350)円が残金となる。また、割増金の残金は、割増金1が100円、割増金2が50円となる。従って、精算後の表示(これは、顧客端末で表示される)は、表3の項番6に示すように、預託金額が3,350円、合計(残金)が1,650円、割増金1が100円、割増金2が50円、割増金小計が150円、利用金額は3,500円となる。
これらは、顧客端末3−1〜3−mで表示されるが、顧客の意思により、常時表示させる事も、食事後の精算時のみの表示を選ぶ事も可能である。また、残金が1,000円もしくは500円を切った時に表示する事も可能である。
預託金を積み増す場合の例は、表3の項番8、16、22に示される。表3の項番22では、<2004/02/28>にあった割増金は、3ヶ月を経過したので、<2004/05/30>には残金0となり、同日に積み増しした1,000円に対する50円のみとなった事を示す。表3の項番8及び16では、積増金が5,000円未満なので、割増金2は積み増しされない。なお、表3の斜めの小さい文字は、情報管理サーバー1内部での計算の値で、顧客端末2−1〜2−nにおいて表示されるものではなく、仕組みを説明するために示したものである。
次に、認識番号と最低限のデータを保存するタイプのカードに、実際に顧客が支払った預託金額を保存する領域と、その預託金額に応じた割増金額を保存する領域と、その預託金の支払いの時期と金額に関する情報を保存する領域と、割引金額を保存する領域とが設定されている例について、表4と共に説明する。
Figure 0004517824
表4において、割引金額を示す領域には、誕生月の割引後の金額が保存される。この例では誕生月は3月であり、誕生月の場合の積み増しについては、割増金2を付ける。誕生月の第1回目の利用時は1,000円毎に割増金2を50円とし、第2回目以降の利用時は1,000円毎に割増金2を20円とする。また、利用金額に対する割引を5%とする。
これにより、表4の項番15に示すように、利用日時の2004/03/10では、利用料金3,000円に対し、利用料金1,000円毎に50円加算される割増金1は150(=3,000/1,000×50)円であり、利用料金5,000円毎に100円加算される割増金額である割増金2は本来は0円であるが、この利用日時は誕生月の第1回目利用時であるので、150(=3,000/1,000×50)円となる。
また、表4の項番21に示すように、利用日時の2004/03/18では、利用料金1,000円に対し、割増金1は50円であり、割増金2は本来は0円であるが、この利用日時は、誕生月の第2回目利用時であるので、20(=1,000/1,000×20)円となる。なお、日付等の前の*印は当月が誕生月である事を示す。また、表4の項番20、26にそれぞれ示すように、利用金額の5%の誕生月割引後の金額が誕生月割引の領域に保存される。なお、表4の斜めの小さい文字は、情報管理サーバー内部での計算の値で、顧客端末において表示されるものではなく、仕組みを説明するために示したものである。
なお、認識番号のみを保存するタイプのカードには、識別番号のみを保存し、会員番号・会員情報・預託金額・各種の特典(プレミア)の情報は、全て情報管理サーバー1に蓄積する。従って、上記の特典のデータも情報管理サーバー1にて保存されて運用される。また、データ保存領域が大きいので、上記の場合以外の特典も構築可能である。
このように、本実施の形態によれば、会員の顧客に対して、利用金額に応じたポイント制の割引や、誕生月での割引などの顧客個々に対するサービスもきめ細かに行うことができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、価格の表示機能を個々の皿を載せている移動式商品陳列棚8に持たせることにより、時間が経って鮮度は低下したが、廃棄するまでに到っていない寿司については、情報管理サーバー1によりその寿司が載っている皿の皿番号に対応した料金を、時間の経過に対応させた割引率で割り引くようにしてもよい。この場合は、時間が経過するにつれて、例えば、価格が最初の100%から50%、30%というように順次に低下することになり、これにより廃棄するまでに到っていない寿司を値引きで売却することができる。
また、暗証番号入力により適正な顧客によるカードの使用か否か判定し、適正の場合は、預託金額、及び預託金の積み増し毎の割増金の付与、誕生月に於ける利用に対する、若しくは利用頻度に応じた割増金の付与又は利用料金に対する一定額の値引き、若しくは一定比率の割引、等の各種の特典の情報を情報管理サーバー1から適正な顧客使用の顧客端末へ送って表示させ、顧客がそれら特典の中から所望の特典を選択させるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、例えば移動式商品陳列棚8に並ばない特別な商品と数量を配膳者端末4に表示させ、その特別な商品を注文した顧客に店員が手渡しする例について説明したが、特別な商品については、無線ICチップ内蔵のカバーを上記の特別な商品に被せて移動式商品陳列棚8の回転コンベアに載せて注文した顧客へ配送することも可能である。上記のカバーには、店員が特別な商品に被せる時に、例えば配膳者端末4あるいは作業端末3−1〜3−mのいずれかを用いて、注文先の顧客の位置情報や注文品情報などを書き込むと共に、そのカバーに内蔵の無線ICチップ固有の識別番号を読み取って顧客の位置情報や注文品情報と共に情報管理サーバー1へ通知する。
これにより、カバーが被せられた特別な注文品が、回転コンベアと共に移動して注文先の顧客の近くに来たときに経路端末82がその記憶情報を読み取って、情報管理サーバー1経由で顧客端末に通知する。通知を受けた顧客端末は、注文した特別な商品が近付いたことを画面に表示すると共に、音声で顧客に通知する。これにより、省力化を実現することができる。なお、衛生面を考慮し、移動式商品陳列棚8の回転コンベア上に載せられて顧客の前を通過する皿18a等にもカバーを被せるようにしてもよい。この場合、皿18a等に被せるカバーと特別な注文品に被せられる無線ICチップ内蔵のカバーとを、顧客が外観から明確に識別できるようにするために、互いに異なる色付きとするか、その旨カバーに表示することが望ましい。
更に、以上の実施の形態では、回転寿司の店舗について説明したが、本発明の対象とする店舗はカフェテリア式の食堂など、販売する複数の商品の中から顧客に希望の商品を任意に選択させる形式の店舗すべてに適用可能である。
本発明システムの一実施の形態のシステム構成図である。 図1中の顧客端末と情報管理サーバーの各要部の一実施の形態を示すブロック図である。 図1中の顧客端末の他の要部の一実施の形態のブロック図である。 図1中の作業端末の一実施の形態のブロック図である。 図1中の商品選別機の一実施の形態のブロック図である。 図1中の移動式商品陳列棚の一実施の形態の構成図である。 図1中の案内表示盤の一例の表示画面を示す図である。 図1中の顧客端末の一例の表示画面を示す図である。
符号の説明
1 店舗内の情報管理サーバー
2−1〜2−n 顧客端末
3−1〜3−m 作業端末
4 配膳者端末
5 商品選別機
6 カード自動販売機
7 料金精算端末
8 移動式商品陳列棚
9 案内表示盤
10 情報管理ネットワーク
11 統括の情報管理サーバー
12 クレジットカード会社のサーバー
13 在庫確認の端末
14 各種の業務上の端末
15 経理確認の端末
18a〜18d 無線ICチップ内蔵の皿
21、31、51 スキャナ(アンテナ)
22 情報取得部
23、35、54 通信部
24、53 記憶部
25、34、55 制御部
26 表示部
27 インタフェース(I/F)部
32 情報読取/書込部
33 入力部
52 情報読取部
56 商品排除装置
101 情報通信部
102 商品情報テーブル
103 サーバー記憶部
104 サーバー制御部






Claims (11)

  1. 店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、前記複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、前記商品が前記回転コンベアにより前記皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、該顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得した後、取得した前記商品の購入金額を店舗側で自動的に精算するために、前記顧客が着席可能な各席に対応してそれぞれ設置された顧客端末と、該顧客端末との間で情報管理ネットワークを介して通信すると共に、通信回線を介して前記店舗外の統括情報管理サーバーと接続された情報管理サーバーとから少なくとも構成された店舗システムであって、
    前記顧客端末は、
    その顧客端末が設置された席に着席している前記顧客が購入希望の商品をその商品を乗せている皿と共に取得したときに、その皿に内蔵されている前記無線ICチップから前記皿固有の識別番号を読み取る読取手段と、
    前記情報管理ネットワークに接続された第1の通信部と、
    識別情報と預託金額とが少なくとも記憶された読み書き可能なプリペイドカードが着脱自在とされ、前記プリペイドカードが挿入されたときには挿入された該プリペイドカードから前記識別情報及び預託金額を読み取るインタフェース部と、
    該インタフェース部に読み取られた前記預託金額と識別情報とを記憶する記憶部と、
    前記読取手段で読み取った前記皿固有の識別番号を、設置位置に対応した位置情報と前記インタフェース部に読み取られた前記識別情報及び預託金額と共に商品取得情報として前記第1の通信部により前記情報管理ネットワークへ送信させ、料金精算時には決済通知を前記位置情報と共に前記第1の通信部により前記情報管理ネットワークへ送信させる一方、決済処理情報及び警報情報を該情報管理ネットワークを介して前記第1の通信部により受信させる制御手段と、
    前記情報管理ネットワークを介して前記第1の通信部により受信した前記情報管理サーバーからの前記決済処理情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、
    該記憶部に記憶した前記決済処理情報を新たな預託金額として前記プリペイドカードに更新記憶する書き込み手段とを少なくとも有し、
    前記情報管理サーバーは、
    少なくとも前記顧客端末から送信された前記商品取得情報、又は前記決済通知を前記位置情報と共に前記情報管理ネットワークを介して受信する第2の通信部と、
    少なくとも価格情報を含む商品情報テーブルを格納するサーバー記憶部と、
    前記顧客端末に挿入された前記プリペイドカードから読み取られて該顧客端末から送信された前記識別情報及び預託金額を、前記商品取得情報と共に前記情報管理ネットワークを介して前記第2の通信部により受信したときには、受信した前記商品取得情報中の前記位置情報と前記識別情報とが示す顧客端末単位に、前記第2の通信部が受信した前記皿固有の識別番号と識別番号の数と前記サーバー記憶部に格納された前記商品情報テーブルとに基づき支払金額を生成すると共に、前記第2の通信部が受信した前記預託金額から前記支払い金額を差し引いた金額を前記第2の通信部を介して前記顧客端末へ送信し、受信した前記預託金額から生成した前記支払い金額を差し引いた金額が予め定めた一定額以下になった時に前記警報情報を前記第2の通信部を介して前記顧客端末へ送信し、前記第2の通信部が前記決済通知を受信したときには受信した前記預託金額から生成した前記支払い金額を差し引いた金額を前記決済処理情報として前記第2の通信部を介して前記顧客端末へ送信するサーバー制御部と
    を少なくとも有することを特徴とする店舗システム。
  2. 前記皿の上に商品を載せる一又は二以上の職人により個別に操作される一又は二以上の作業端末を更に有し、該作業端末は、前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバーと通信する第3の通信部と、前記回転コンベア上に皿を載せるときに該皿の上に載せる商品の商品情報を入力する入力部と、前記皿に内蔵された前記無線ICチップに該入力部により入力された該商品情報を書き込むと共に、該無線ICチップから前記皿固有の識別番号を読み取る情報読取/書込部と、該情報読取/書込部により読み取った前記皿固有の識別番号と前記入力部により入力された前記商品情報とを前記第3の通信部を介して前記情報管理サーバーへ送信させる第1の制御部と、前記情報管理サーバーから送信された情報を表示する第1の表示部を備え、
    前記顧客端末の前記読取手段は、顧客が取得した前記皿に内蔵されている前記無線ICチップから該皿に固有の識別番号と前記作業端末で書き込まれた前記商品情報とを読み取り、前記顧客端末の前記第1の通信部は、前記読取手段で読み取った前記皿固有の識別番号及び前記商品情報を、設置位置に対応した位置情報と共に前記商品取得情報として前記情報管理ネットワークへ送信し、
    前記情報管理サーバーは、前記第2の通信部により受信した前記顧客端末から送信された前記商品取得情報と、前記第2の通信部により受信した前記作業端末から送信された前記皿固有の識別番号及び商品情報と、前記サーバー記憶部に格納された前記商品情報テーブルとに基づき、前記サーバー制御部が前記回転コンベア上の商品の過不足情報を予測し、その予測結果に基づき、不足する商品の投入指示を前記作業端末に対して出力することを特徴とする請求項1記載の店舗システム。
  3. 前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバーと通信する商品選別機を更に有し、該商品選別機は、前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバーと通信する第4の通信部と、前記回転コンベア上の所定経路を移動する前記皿に内蔵されている前記無線ICチップからその皿に固有の識別番号を読み取る読取部と、前記回転コンベアの前記所定経路における皿を排除する商品排除装置と、前記読取部で読み取った前記皿に固有の識別番号を前記第4の通信部により前記情報管理サーバーへ送信させ、前記第4の通信部により前記情報管理サーバーからの撤去信号を受信したときには前記商品排除装置を動作させて該撤去信号が示す皿を前記回転コンベア上から排除する第2の制御部とを備え、
    前記情報管理サーバーは、前記サーバー記憶部に価格情報に加えて商品賞味情報を含む商品情報テーブルが格納されており、その商品賞味情報と、前記第2の通信部により受信した前記商品選別機から送信された前記皿に固有の識別番号と、前記作業端末から送信された前記皿に固有の識別番号及び商品情報とに基づき、前記サーバー制御部により個々の皿の上の商品毎にその商品の鮮度が設定条件を超えて低下したか否か判定し、個々の皿の上の商品の鮮度が設定条件を超えて低下したと判定したときは、その設定条件を超えて低下した商品を載せている皿を撤去するための前記撤去信号を生成して前記第2の通信部により前記商品選別機へ送信することを特徴とする請求項記載の店舗システム。
  4. 前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバー及び前記顧客端末と通信する経路端末を更に有し、該経路端末は、前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバー及び前記顧客端末と通信する第5の通信部と、前記回転コンベアの予め定めた経路区間に載っている複数の皿にそれぞれ内蔵されている前記無線ICチップから前記識別番号を読み取る第2の情報読取部と、該第2の情報読取部で読み取られた前記複数の皿の各識別番号を、前記第5の通信部により前記情報管理ネットワークを介して前記情報管理サーバーへ送信させる第3の制御部とを備え、
    前記情報管理サーバーは、前記第2の通信部により受信した前記経路端末から送信された前記複数の皿の各識別番号と前記サーバー記憶部に記憶された前記商品情報テーブルとに基づき、前記サーバー制御部により前記回転コンベア上の予め定めた経路区間に載っている皿の位置情報を生成して前記第2の通信部により前記顧客端末へ送信し、
    該顧客端末は、前記第1の通信部により受信した前記情報管理サーバーが送信した前記皿の位置情報を表示する第2の表示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の店舗システム。
  5. 前記顧客端末は、前記回転コンベア上に載っていない商品を発注するための発注操作部を更に有し、該発注操作部により発注された商品の商品名及び数量からなる注文品情報を前記第1の通信部を介して前記情報管理サーバーへ送信し、前記情報管理サーバーは、該注文品情報を受信したときには、前記情報管理ネットワークを介して受信した該注文品情報を前記作業端末へ前記第2の通信部により送信することを特徴とする請求項記載の店舗システム。
  6. 前記プリペイドカードは、前記識別情報を保存する領域と、前記預託金額を保存する領域と、割増金額を保存する領域と、予め定めた複数種類の特典の割引後の金額を保存する領域とを少なくとも有するプリペイドカードであり、
    前記情報管理サーバーは、前記サーバー制御部により支払い金額の総和に基づく精算料金を生成し、かつ、該精算料金に応じて予め定めた規則に従って割増金額を算出すると共に、前記精算料金及び前記顧客端末から受信した前記識別情報に基づいて、前記サーバー制御部により前記複数種類の特典のうち任意の種類の特典を選択するための選択表示情報を生成して前記第2の通信部を介して前記顧客端末へ送信する手段と、前記顧客端末から前記選択表示情報の中から選択されて送信された特典選択情報を前記第2の通信部を介して受信し、その特典選択情報により指定された特典の割引率を求め、該精算料金、該割増金額及び該割引率を前記決済処理情報として前記第2の通信部を介して前記顧客端末へ送信し、
    前記顧客端末は、前記書き込み手段により前記プリペイドカードの前記預託金額を保存する領域に、前記預託金額から受信した前記精算料金を差し引き、かつ、受信した前記割増金額を加算した金額に、受信した前記割引率に応じた金額を書き込むと共に、前記割増金額を保存する領域に受信した前記割増金額を書き込み、かつ、前記特典の割引後の金額を保存する領域に受信した前記割引率により割引後の金額を書き込むことを特徴とする請求項記載の店舗システム。
  7. 店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、前記複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、前記商品が前記回転コンベアにより前記皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、該顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得したときに、少なくとも前記皿固有の識別番号を情報管理ネットワークを介して情報管理サーバーへ送信し、該情報管理サーバーから送信された決済処理情報を該情報管理ネットワークを介して受信する前記顧客が着席可能な各席に対応してそれぞれ設置されている、顧客用の端末であって、
    設置された席に着席している前記顧客が前記回転コンベア上に載っている複数の皿の中から購入希望の商品をその商品を乗せている皿と共に取得する毎に、その皿に内蔵されている前記無線ICチップから前記皿固有の識別番号を読み取る読取手段と、
    前記情報管理ネットワークに接続された通信部と、
    識別情報と預託金額とが少なくとも記憶された読み書き可能なプリペイドカードが着脱自在とされ、前記プリペイドカードが挿入されたときには挿入された該プリペイドカードから前記識別情報及び預託金額を読み取るインタフェース部と、
    該インタフェース部に読み取られた前記預託金額と識別情報とを記憶する記憶部と、
    前記読取手段で読み取った前記皿固有の識別番号を、設置位置に対応した位置情報と前記インタフェース部に読み取られた前記識別情報及び預託金額と共に商品取得情報として前記通信部により前記情報管理ネットワークへ送信させ、料金精算時には決済通知を前記位置情報と共に前記通信部により前記情報管理ネットワークへ送信させる一方、決済処理情報及び警報情報を該情報管理ネットワークを介して前記通信部により受信させる制御手段と、
    前記情報管理サーバーが受信した前記商品取得情報中の前記位置情報と前記識別情報が示す顧客端末単位に支払い金額を生成しており、該情報管理サーバーが前記決済通知を受信したときには該支払い金額の総和に基づく精算料金を決済処理情報として該情報管理サーバーから送信されたときに、前記通信部により受信される前記決済処理情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、
    該記憶部に記憶した前記決済処理情報を新たな預託金額として前記プリペイドカードに更新記憶する書き込み手段と、
    記憶部に記憶された前記決済処理情報を表示する表示部と
    を有することを特徴とする端末。
  8. 店舗内に設けられた回転コンベア上に複数の皿が順番に配置搭載され、かつ、前記複数の皿には、それぞれ同一又は異なる商品が載せられると共に、その皿に載せられる商品の単価毎に分類される皿固有の識別番号が予め書き込まれた無線ICチップが内蔵されており、前記商品が前記回転コンベアにより前記皿と共に、任意の席に着席している顧客の前を移動し、該顧客が購入希望の商品をその商品を載せている皿と共に取得したときに、その皿に内蔵されている前記無線ICチップから前記皿固有の識別番号を読み取って送信する顧客端末との間で、情報管理ネットワークを介して通信すると共に、通信回線を介して前記店舗外の統括情報管理サーバーと接続されたサーバー装置であって、
    前記情報管理ネットワークを介して少なくとも前記顧客端末と通信し、該顧客端末から送信された前記皿固有の識別番号と該顧客端末の位置情報とを含む商品取得情報、又は決済通知を前記情報管理ネットワークを介して受信する通信部と、
    少なくとも価格情報を含む商品情報テーブルを格納するサーバー記憶部と、
    前記顧客端末に挿入されたプリペイドカードから読み取られて該顧客端末から送信された識別情報及び預託金額を、前記商品取得情報と共に前記情報管理ネットワークを介して前記通信部により受信したときには、受信した前記商品取得情報中の前記位置情報と前記識別情報が示す顧客端末単位に、前記第2の通信部が受信した前記皿固有の識別番号と識別番号の数と前記サーバー記憶部に格納された前記商品情報テーブルとに基づき支払金額を生成すると共に、前記通信部が受信した前記預託金額から前記支払い金額を差し引いた金額を前記顧客端末へ送信し、受信した前記預託金額から生成した前記支払い金額を差し引いた金額が予め定めた一定額以下になった時に警報情報を前記顧客端末へ送信する第1の手段と、前記通信部が前記決済通知を受信したときには受信した前記預託金額から生成した前記支払い金額を差し引いた金額を前記決済処理情報として送信する第2の手段とを備えるサーバー制御部と
    を有することを特徴とするサーバー装置。
  9. 前記サーバー制御部は、前記通信部が前記決済通知を受信したときには、受信した前記商品取得情報中の前記位置情報と前記識別情報が示す顧客端末単位に、前記通信部が受信した前記皿固有の識別番号と識別番号の数と前記サーバー記憶部に格納された前記商品情報テーブルとに基づき支払い金額の総和に基づく精算料金を生成し、かつ、該精算料金に応じて予め定めた規則に従って割増金額を算出すると共に、前記精算料金及び前記顧客端末から受信した前記識別情報に基づいて、複数種類の特典のうち任意の種類の特典を選択するための選択表示情報を生成して前記通信部を介して前記顧客端末へ送信する第3の手段と、前記顧客端末から前記選択表示情報の中から選択されて送信された特典選択情報を前記通信部を介して受信し、その特典選択情報により指定された特典の割引率を求め、該精算料金、該割増金額及び該割引率を前記決済処理情報として前記通信部を介して前記顧客端末へ送信する第4の手段を有することを特徴とする請求項記載のサーバー装置。
  10. 前記情報管理ネットワークを介して、前記皿の上に商品を載せる一又は二以上の職人により個別に操作される一又は二以上の作業端末と通信可能に接続されており、前記通信部が、前記作業端末から送信された、前記回転コンベア上に皿を載せるときに該皿に内蔵された前記無線ICチップから読み取った前記皿固有の識別番号と、該皿の上に載せた商品の商品情報とを、前記情報管理ネットワークを介して受信したときは、前記サーバー制御部は、前記顧客端末から受信した前記皿固有の識別番号と、前記作業端末から受信した前記皿固有の識別番号及び商品情報と、前記サーバー記憶部に格納された前記商品情報テーブルとに基づき、前記回転コンベア上の商品の過不足情報を予測し、その予測結果に基づき、前記作業端末に対して不足する商品の投入指示を出力することを特徴とする請求項記載のサーバー装置。
  11. 前記情報管理ネットワークを介して、撤去信号が示す皿を前記回転コンベア上から排除する商品排除装置を備えた商品選別機と通信可能に接続されており、前記通信部が、前記商品選別機から送信された、前記回転コンベア上の所定経路を移動する前記皿に内蔵されている前記無線ICチップから読み取られたその皿に固有の識別番号を前記情報管理ネットワークを介して受信したときは、前記サーバー制御部は、価格情報に加えて商品賞味情報を含む前記商品情報テーブル中の該商品賞味情報と、前記商品選別機から受信した前記皿に固有の識別番号と、前記作業端末から受信した前記皿に固有の識別番号及び商品情報とに基づき、個々の皿の上の商品毎にその商品の鮮度が設定条件を超えて低下したか否か判定し、個々の皿の上の商品の鮮度が設定条件を超えて低下したと判定したときは、その設定条件を超えて低下した商品を載せている皿を撤去するための前記撤去信号を生成して前記通信部から前記商品選別機へ送信することを特徴とする請求項10記載のサーバー装置。
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